JP2007223609A - 商品陳列ケース - Google Patents

商品陳列ケース Download PDF

Info

Publication number
JP2007223609A
JP2007223609A JP2006043365A JP2006043365A JP2007223609A JP 2007223609 A JP2007223609 A JP 2007223609A JP 2006043365 A JP2006043365 A JP 2006043365A JP 2006043365 A JP2006043365 A JP 2006043365A JP 2007223609 A JP2007223609 A JP 2007223609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
display case
case according
product display
lower inner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006043365A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Sakamoto
智紀 坂本
Makoto Miyamoto
誠 宮本
Jiro Muratsu
地郎 村津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006043365A priority Critical patent/JP2007223609A/ja
Publication of JP2007223609A publication Critical patent/JP2007223609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】比較的小さな商品を入れて展示する商品陳列ケースは、コストがかからず、透明で内容が見えやすい、広告や説明が読みやすいといった点以外に、加工がしやすく、丈夫で、リサイクルのために、樹脂と紙は容易に分離でき、商品の取り出し、収納が容易であることが必要とされるが、ブリスターパックでは全ての条件を満たすのは困難である。
【解決手段】樹脂で筒状本体を作成し、内側に台紙を配する。台紙には一対の底面が一体に作成されていて、樹脂本体に底部に設けた内フラップを底面に折込み、台紙の底面を舌部で固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品を中に入れて、展示するための、商品展示ケースに関する。
従来の商品展示ケースには、ブリスターパックと呼ばれるケースがある。これは、商品が入る凹部形状を透明樹脂で成型し、商品を入れた後、台紙で凹部を覆うというものである。ブリスターパックは古くから用いられ、改良も多くされている。たとえば、迅速に取り出せ、再利用が可能なもの、台紙をスライドさせて取り出しやすくしたものがある。また、吊り下げることができるようにし、展示しやすくしたもののある。
これらの展示ケースは樹脂板を金型でしぼりだして成型するため、どちらかというと厚みが薄く、軽量の商品に用いられる場合が多い。もう少し厚みがあり、かつ重さもあるものは、ブリスターパックではなく、樹脂で作った箱に近いものを用いる。
また、重量に対する対策としては、樹脂の入れ物の底に台紙を使ったトレー状の緩衝材を用いものもある(特許文献1参照)。
特開2000−85844号公報
商品陳列ケースは、いわば包装の一種であり、比較的廉価な小物に対して使用される局面が多い。従って、透明で内容が見えやすい、広告や説明が読みやすいといった点以外に、次のような観点から要求がある。
第一に加工がしやすいという点である。対象とする商品が比較的廉価な商品が多いため、ケースが割高になるのは避けたい。この意味ではブリスターパックは、樹脂板を熱プレス成型するのに金型が必要となるため、コスト高になりがちである。
第二に丈夫であること。小物といえども金属製の製品は多く、体積の割りに重い物もある。また、商品陳列ケースは商品棚にぶら下げて陳列される場合も多く、箱の底が抜けて商品が落ちない程度の強度が必要となる。
第三にリサイクルのために、樹脂と紙は容易に分離できることが必要である。ブリスターケースの一部はブリスターと台紙をステイプラーで固定するものもあり、このようなタイプでは樹脂であるブリスター部分と台紙を分離するのは容易ではない。
第四に商品の取り出し、収納が容易であることである。近年は、売り場で商品を取り出して、手触りなどを確認させたりする場合もある。その場合はケースから商品を一度取り出し、そして再び収納する必要がある。多くの場合、ブリスターパックでは一度開封してしまうと、商品価値がなくなってしまい、再収納できない場合が多い。これはブリスターパックの開封にはパックの破壊が伴うからである。
本発明は上記のような観点を勘案して想到されたものである。
上記課題を解決するために、本発明の商品陳列ケースは、商品を収納可能で略直方体状又は略立方体状の収納部を有する商品陳列ケースであって、前記収納部は、板状の第1の材料を折り曲げ加工して成型した側面および上面と、前記第1の材料とは異なる板状の第2の材料を少なくとも含む底面とを備え、前記側面は、底面端から延設された支持体を備え、前記支持体は、前記底面と係合することにより、前記底面を前記側面に保持する。
本発明の商品陳列ケースは、比較的厚みのある商品の収納が可能で、内容が見やすい。また、樹脂本体と台紙の分離が容易であって、底抜けなどに対する強度も有する。さらに、本発明の商品陳列ケースは作成が容易であって、樹脂板を熱プレス成型するプレス用の金型なども必要としないためコストも安く作成することができる。
図1に本発明の商品陳列ケースを示す。筒状本体(10)は、透明若しくは半透明の樹脂で作成される。そのため、中に入れられた商品は、細部まで見ることができる。材質は特に限定されるものではないが、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)など、加工がし易くリサイクルもし易い材料が好適である。
筒状本体(10)は前面(12)、背面(14)と右横面(16)と左横面(18)の2つの横面からなる側面と、上蓋(30)および底部(40)からなる。なお、上蓋(30)の方向を上方向、底部(40)の方向を下方向と呼ぶ。筒状本体(10)は商品の収納部となる。
背面側には、上方向に延びた延設部(20)を有しており、延接部(20)には、吊り下げ用孔(22)が施されている。また、延設部(20)は折り返し延設部(21)を有し、後述する台紙延設部を挟み込む。折り返し延設部(21)にも吊り下げよう孔(23)が開けられている。
商品は本発明の商品陳列ケースに入れられて、陳列棚などに、この吊り下げ用孔(22)を使って吊り下げ状態で展示することができる。
図2には、上蓋(30)をあけた状態を示す。上蓋(30)は、上側外フラップ(31)と2枚の上側内フラップ(32、33)からなる。上側外フラップ(31)は差込片(34)を有しており、筒状本体(10)の前面(12)から背面(14)に向かって折り込まれる。上側内フラップ(32、33)は、左右横面側それぞれに1片ずつ設けられ、上側外フラップ(31)が折り込まれる前に折り込まれることにより、上側外フラップ(31)が筒状本体(10)の内側に落ち込むことを防止している。このようにすることで、上側外フラップ(31)は引き出し易くなっており、上蓋(30)を開けるのは容易である。
一方上側内フラップ(32、33)の背面側には切り落とし部(35)があり、また外フラップ(31)の差込片(34)には切れ目(36)が設けられている。差込片(34)を筒状本体(10)の背面(14)と上側内フラップの切り落とし部(35)に差し込むことにより、切り落とし部(35)と差込片(34)の切れ目が引っかかり、上蓋(30)が安易に開くことを防止している。
すなわち、この上蓋(30)は、何度でも開けたり閉めたりすることができ、一度開封してしまうと商品価値のなくなってしまう、ブリスターパックとは大きく異なる。
このような上蓋は、店員が商品陳列ケースから商品を取り出し、お客に示して説明をしてから、またケースに戻す場合に便利である。
図3には、筒状本体の底部(40)を示す。底部(40)には1対の下側内フラップ(41、42)と前舌部(43)と後舌部(44)が設けられている。下側内フラップ(41、42)は背面側の角(45)が斜めに切り落とされている。前面側の角(46)は、略直角に保たれている。
図3で見るように、筒状本体の底部(40)には外フラップがなく、この部分だけでは蓋にならない。本発明の商品陳列ケースは、中に入れる台紙(後述)と筒状本体(10)の底部(40)の舌部(43、44)と下側内フラップ(41、43)を組み合わせることによって、後述する下蓋(90)を形成する。
なお、筒状本体には材料を筒状にして固定する折込部(50)がある。折込部(50)と横面を溶着することで筒状本体は筒状となる。
図4には、筒状本体の展開図を示す。材料となる樹脂シートを図4のような形状に切り出し、点線の部分を折り曲げ処理する。点線の折り曲げ処理はすべて山折でよい。延設部(20)は二重構造にするために、折り返し延設部(21)を設けている。吊り下げ用孔(22)に対応する孔(23)も設けている。従って、点線(24)で折り返し、後述する台紙(70)を延設部(20)と折り返し延設部(21)ではさみこみ、台紙を位置決め固定する。
また、上述したように、筒状本体は、折込片(50)を溶着することで筒状にする。従って、図では、背面(14)に折込片(50)を設けているが、展開図にした時に端にあればよく、展開図の作り方次第で、背面に限定する必要はない。
図5には、台紙(70)の展開図を示す。台紙の材質は特に限定されるものではない。しかし、加工がし易くリサイクルしやすい材料が好ましい。例えば、パルプを主材料とする紙は好適な材料の1つである。
台紙(70)は1枚の長尺の材料を切り出し、折り曲げて二重構造にする。点線(61)は山折に、一点鎖線(62)は谷折にする。筒状本体の吊り下げ用孔(22)に対応する部分には同じサイズの孔(60)が設けられている。また、底面には筒状本体の底部の舌部(43、44)を差し込む前スリット(63)と後スリット(64)が設けられている。
図6には、図5の台紙を折りたたんだ状態を示す。台紙(70)は台紙延設部(72)と、台紙背面部(76)、台紙底面(80)および折り返し部(85)によって構成される。そして、少なくとも、台紙底面(80)と折り返し部(85)は、筒状本体(10)の内寸に合わせて作成される。台紙底面(80)は、筒状本体(10)の底部(40)にある舌部(43、44)と下側内フラップ(41、42)と共に下蓋(90)となるからである。
台紙(70)は二重構造になっているので、台紙背面部(76)は台紙表背面部(77)と台紙裏背面部(78)を有し、台紙底面(80)は台紙上底面(81)と台紙下底面(82)を有する。折り返し部(85)は少なくとも、台紙下底面(82)と一体になっている。台紙(70)を二重構造とすることによって本体から台紙を分離する際に、台紙を一度に引き出せる。なお、本体から台紙を分離する点は後述する。また、台紙(70)を二重構造にする意味は、台紙表背面部(77)と台紙裏背面部(78)を一体とすることであり、台紙背面部を複数枚で構成する際には、少なくとも一部で連結し一体とすればよい。
また、台紙下底面(82)には筒状本体(10)の舌部(43、44)を差し込むスリット(63、64)が設けられている。
図7乃至図9には、筒状本体(10)に台紙(70)を差込み、下蓋(90)を構成する場合を示す。
図7を参照して、台紙下底面(82)は筒状本体(10)から引き出され、台紙上底面(81)は筒状本体(10)内に残されている。つまり、下側内フラップ(41、42)と前舌部(43)は台紙上底面(81)より筒状本体の外側にある。
図8に示すように前舌部(43)を残したまま、台紙下底面(82)の折り返し部(85)を筒状本体(10)の前面(12)の内側に差し込む。そして、前舌部(43)と後舌部(44)をそれぞれ、台紙下底面(82)の前スリット(63)と後スリット(64)に差し込む。
図9に舌部(43、44)を台紙下底面(82)のスリット(63、64)に差し込んだ状態を示す。筒状本体(10)の下蓋(90)は筒状本体(10)および台紙(70)の台紙底面(80)によって形成される。すなわち、下蓋(90)は筒状本体の底部(40)の一対の下側内フラップ(41、42)と前後の舌部(43、44)および台紙上底面(81)、台紙下底面(82)とによって構成されている。
この構造の下蓋(90)では、筒状本体(10)の底部(40)の下側内フラップ(41、42)は、台紙上底面(81)と台紙下底面(82)ではさまれる。このようにすることで、下蓋(90)の下向きの力に対する強度は高くなる。結果、筒状本体へ商品を入れても底抜けになることがない。
また、台紙下底面(80)を筒状本体の一部である前後の舌部(43、44)で固定することにより、台紙底面(80)は固定され、下蓋(90)の位置決めにもなる。
なお、前面(12)とほぼ同じ幅を有する折り返し部(85)は、筒状本体(10)の横面(16、18)の内面で左右の動きが規制される。従って折り返し部(85)と一体となった台紙底面(80)も左右のずれが少なくなり、より固定され位置決めされることとなる。
本発明の商品陳列ケースを使用する際は、上述のように下蓋(90)を組み上げた後、商品を筒状本体(10)内に収納し、上蓋(30)を以下のように閉じる。
まず、筒状本体(10)の上側は、折畳んだ台紙(70)を背面(14)に沿って配置し、延設部(20)と折り返し延設部(21)で台紙延設部(72)をはさみこむ。その後、上側内フラップ(32、33)を筒状本体内に折り込み、上側外フラップ(31)の差込部(34)を上側内フラップ(32、33)と台紙表背面(77)の間に差し込む。
なお、折り返し延設部(21)が下方向に長い場合は、差込部(34)は、上側内フラップ(32、33)と折り返し延設部(21)の間に差し込むこととなる。折り返し延設部(21)は、台紙表背面(77)より前面方向に位置するからである。以上のように商品を収納し、本発明の商品展示ケースは完成する。
次に台紙と筒状本体の分離について説明する。本発明の商品展示ケースの第一の目的は商品を展示することである。しかし、商品が購入された後は、台紙(70)に書かれた説明などを読むために、若しくは筒状本体(10)と分けて廃棄するために、台紙(70)は筒状本体(10)から取り出し分離される。
台紙(70)の取り出しは以下のようにする。まず、上蓋(30)を開き、筒状本体の折り返し延設部(21)を開く。すると台紙延設部(72)が露出する。そこで、台紙延設部(72)をつまんで引き出す。
台紙(70)と一体になっている台紙底面(80)は、下蓋(90)の一部を構成しており、筒状本体(10)の一部と折り合い、勘合されることで固定されている。しかし、以下に述べるように、筒状本体の下側内フラップ(43、44)と、折り返し部(85)の働きによって、台紙(70)は容易に引き抜くことができる。
図10に、台紙(70)と筒状本体(10)を分離する際の下蓋(90)の変形の状態を示す。
台紙延設部(72)を引っ張ると、台紙下底面(82)の背面側が徐々に上方向に変位する(100)。それに従って後舌部(44)が台紙下底面(82)の後スリット(64)から抜けてゆく。前舌部(43)はまだ前スリット(63)から抜けない。
下側内フラップ(41、42)は、台紙上底面(81)と台紙下底面(82)で挟まれていたので、台紙下底面(82)は、下側内フラップ(41、42)を横方向へ変形させながら上方向に抜ける。言い換えると、台紙下底面(82)が抜けてゆくと、横面(16、18)が横方向へ変形する。
この際、斜めに切り落とされた下側内フラップ(41、42)の背面側の傾斜に沿って、台紙下底面(82)の背面側は抜ける。下側内フラップの背面側(45)がこのように斜めに切り落とされていないと、台紙(70)は下側内フラップに沿って抜けない。
また、台紙下底面(82)は、下側内フラップ(41、42)を上記のように変形させながら抜けて行くので、左右の下側内フラップから規制を受けながら抜けることになる。すなわち、後スリット(64)は、後舌部(44)が差し込まれたのと逆向きの方向に、方向を変えることなく抜けてゆく。結果、後舌部(44)はスムースに後スリット(64)から抜けることになる。
図11に、台紙(70)が抜けてゆく際を横から見た状態を示す。筒状本体(10)の前面(12)から見て、右側の横面すなわち右横面(16)の下側を切り取った状態を示している。下側内フラップ(42)は台紙上底面(81)と台紙下底面(82)によって挟まれていたが、台紙が序所に引き抜かれると、台紙下底面(82)が、下側内フラップ(42)の背面側切落としに沿って抜けていく。
変形した下側内フラップ(42)は、台紙上底面(81)を上方向に押し上げる。すでに説明したように上方向は、上蓋(30)方向である。言い換えると、台紙下底面(82)と台紙上底面(81)は、下側内フラップを介して重なっていた状態から、隙間があき、そして離れてゆく。このように、下側内フラップ(42)を挟み込んでいた上下の台紙(81と82)を離すことによって、下側内フラップはより抜けやすくなる。
図12に、さらに台紙(70)が抜けた状態を示す。後舌部(44)は台紙下底面(82)の後スリット(64)から抜けている。また、下側内フラップ(41、43)は横面の内側に逃げている。
この状態では、台紙(70)と筒状本体(10)は、前スリット(63)と前舌部(43)だけでつながっている。筒状本体(10)は樹脂などの変形しやすい材質であるため、前舌部(43)付近で大きく変形し、前スリット(63)から抜けなくなる場合もある。
しかし、台紙下底面(82)に折り返し部(85)が一体となっていると、台紙下底面(82)は左右の規制を受け、上方向にしか動けなくなる。結果、前スリット(63)と前舌部(43)は、前舌部(43)の差込時と全く反対の方向へ離れ、スムースに分離することとなる。
また、下側内フラップ(42)の前面側(46)は略直角、すなわち斜めに切り落とされていないため、台紙(70)が、前舌部(43)から抜ける直前まで台紙上底面(81)を上方向へ押し上げる。
そのため、台紙上底面(81)は、台紙の折り返し部(85)が筒状本体(10)の前面内側から背面側に傾くことを規制する。従って、台紙(70)が筒状本体(10)から引き抜かれる間中、折り返し部(85)は、筒状本体(10)の前面内側に配された状態となる。
結果、上述したように、前舌部(43)は台紙下底面(82)の前スリット(63)に差し込んだ時と逆方向に、方向を変えることなく引き抜くことができる。すなわち、台紙上底面(81)は、台紙(70)が引き抜かれる間、折り返し部(85)を前面内側に位置させ、前舌部(43)は前スリット(63)からスムースに抜けることに役立つ。
以上のように、本発明の商品展示ケースは、台紙延設部(72)をつまんで引き出すことで、容易に筒状本体と分離することができる。
本発明は、側面・上面を構成する材料と底面を構成する材料とが異なるものを利用する商品陳列ケースに適用可能である。例えば、プラスチック製ケース等に適用可能である。
本発明の商品陳列ケースの概観を示す図 上蓋をあけた状態を示す図 筒状本体の底部を示す図 筒状本体の展開図を示す図 台紙の展開図を示す図 台紙を折り曲げた状態を示す図 下蓋を折り込む状態を示す図 下蓋を舌部で固定する様子を示す図 下蓋を固定した状態を示す図 台紙を筒状本体から引き抜く際の底部の様子を示す図 台紙を引き抜く様子を横からみた様子を示す図 台紙が引き抜かれる状態を示す図
符号の説明
10 筒状本体
12 前面
14 背面
16 横面
18 横面
20 延設部
21 折り返し延設部
22 吊り下げ用孔
30 上蓋
31 上側外フラップ
32 上側内フラップ
33 上側内フラップ
34 差込片
35 切り落とし部
36 切れ目
40 底部
41 下側内フラップ
42 下側内フラップ
43 前舌部
44 後舌部
45 下側内フラップの背面側角
46 下側内フラップの前面側角
50 折込部
60 台紙の吊り下げ用孔
61 山折する部分
62 谷折する部分
63 前スリット
64 後スリット
70 台紙
72 台紙延設部
76 台紙背面部
77 台紙表背面部
78 台紙裏背面部
80 台紙底面
81 台紙上底面
82 台紙下底面
85 折り返し部
90 下蓋
100 背面側の上方変位
102 前面の下部(膨れ上がった部分)

Claims (14)

  1. 商品を収納可能で略直方体状又は略立方体状の収納部を有する商品陳列ケースであって、
    前記収納部は、
    板状の第1の材料を折り曲げ加工して成型した側面および上面と、
    前記第1の材料とは異なる板状の第2の材料を少なくとも含む底面とを備え、
    前記側面は、底面端から延設された支持体を備え、
    前記支持体は、前記底面と係合することにより、前記底面を前記側面に保持する、
    請求項1に記載の商品陳列ケース。
  2. 前記第1の材料は、透明若しくは半透明の材料である、請求項1に記載の商品陳列ケース。
  3. 前記第1の材料は、プラスチックである、請求項1に記載の商品陳列ケース。
  4. 前記第2の材料は、紙である請求項1に記載の商品陳列ケース。
  5. 前記側面のうち横面は、底面端から延設する下側内フラップを前記支持体として備える、請求項1に記載の商品陳列ケース。
  6. 前記底面は、板状の前記第2の材料を複数枚重ねて形成し、
    前記下側内フラップは、前記底面を構成する第2の材料で挟み込まれるようにして、前記底面と係合する、
    請求項5に記載の商品陳列ケース。
  7. 前記下側内フラップは、前記収納部の背面側を斜めに切り欠いた切り欠き部を備える、
    請求項5に記載の商品陳列ケース。
  8. 前記下側内フラップは、前記収納部の前面側を略直角に形成した、請求項5に記載の商品陳列ケース。
  9. 前記側面のうち前面又は/及び背面は、それぞれ底面端に延設する前舌部又は/及び後舌部を前記支持体として備え、
    前記底面はスリットを有し、
    前記前舌部又は/及び前記後舌部は、前記底面に設けられたスリットに差込嵌合された、
    請求項1に記載の商品陳列ケース。
  10. 前記底面は前記収納部の背面側に沿った台紙背面部を有する請求項1記載の商品陳列ケース。
  11. 前記第2の材料を複数枚重ねた前記底面は、それぞれ前記収納部の背面側に沿った台紙背面部を有する請求項6記載の商品陳列ケース。
  12. 前記台紙背面部は少なくとも1部分で結合されている請求項11記載の商品陳列ケース。
  13. 前記第2の材料を複数枚重ねた前記底面の最も外側の底面は、前記収納部の前面側に折り返し部を有する請求項11記載の商品陳列ケース。
  14. 前記折り返し部は収納部前面と略同一寸法の幅を有する請求項13記載の商品陳列ケース。
JP2006043365A 2006-02-21 2006-02-21 商品陳列ケース Pending JP2007223609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043365A JP2007223609A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 商品陳列ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043365A JP2007223609A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 商品陳列ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007223609A true JP2007223609A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38545788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006043365A Pending JP2007223609A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 商品陳列ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007223609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012006644A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Fuji Seal International Inc 包装容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012006644A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Fuji Seal International Inc 包装容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6165484B2 (ja) 折り畳み包装体
JP6218488B2 (ja) 表示機能付き包装用箱
JP2007223609A (ja) 商品陳列ケース
JP2012229045A (ja) 物品保持体用カバー
JP2011016571A (ja) 包装用箱
JP2008179371A (ja) 包装用箱
JP3222936U (ja) 包装用箱
JP2012166798A (ja) 包装展示兼用箱
JP4866224B2 (ja) 緩衝機能付包装用箱
US20210078760A1 (en) Display ready case and blank for forming the same
JP2011116387A (ja) 展示機能つきカートン
JP4439346B2 (ja) 化粧箱
JP2009126578A (ja) 展示用包装箱
JP2006315751A (ja) 包装容器
JP3170785U (ja) 段ボール箱
JP6924870B2 (ja) 宙吊り包装箱
JP5477535B2 (ja) 展示機能付き紙箱
JP3172649U (ja) 包装用箱
JP5147565B2 (ja) 販売促進用陳列広告媒体
JP2011116402A (ja) 包装用ケース
JP5262767B2 (ja) 開封機能付き紙箱
JP2023125121A (ja) 組立式の商品陳列装置及びその組立方法
JP2002059918A (ja) 商品の収納用箱
JPH0577023U (ja) 段ボール箱の開梱機構
JP2017124842A (ja) 吊り下げ包装箱