JP2007221593A - 着信制御装置、着信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リソースが無駄に消費されることを回避する。
【解決手段】着信拒否条件及び着信許容条件の少なくとも一方を定めたテーブルを記憶しておき、このテーブルの内容に基づいて発側端末1からの着信を拒否する場合に、テーブルに定められている着信拒否時間帯を示す情報を発側端末1に通知する。また、発側端末1からの着信を拒否する場合に、発側端末1からの着信があった旨を着側端末2に通知する。着側端末がローミングアウトしている場合には、テーブルに定められている時間帯情報を、ローミング先の現地時間に変換し、時間帯が変換されたテーブルの内容に基づいて、着信を制御する。
【効果】呼出や接続制御のためのリソースが無駄に消費されることを回避できる。海外にローミングアウトしているユーザに対しては、無駄な接続制御を回避することにより、着側ユーザへの負担となる転送部分にかかる通信料金を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は着信制御装置、着信制御方法に関し、特に発側端末から着側端末への着信について、拒否又は許可を制御する着信制御装置、着信制御方法に関する。
携帯電話に代表される移動通信サービスは、ユーザが移動端末を携行すれば、電話やTV電話の発着信、電子メール、SMS(Short Message Service)、MMS(Multimedia Messaging Service)等によるメール(以下、メールと呼ぶ)の発着信が、基本的にどこにいても可能で便利である。しかし、その反面、移動通信サービスは、ユーザが着信をしたくない場合においても否応無く呼出されるという問題を抱えている。例えば、就寝中に電話やメールを着信もしくは受信することにより睡眠を妨げられて不快な思いをすることがある。
また、海外にローミングアウトしている場合に転送電話サービスを利用していれば、国内から海外への転送分については着信者側に課金されることになる。このため、あまり頻繁に電話をするとローミングアウト中の通信料金が高額になってしまう。
上記の問題を解決するための技術としては以下のようなものがある。
例えば、特許文献1には、着信の受付可否を、特定の通信相手から、かつ、特定の時間帯に限定するように指定する通信端末装置が開示されている。また、特許文献2には、呼出の緊急度あるいは用件の重要度に応じて、着信の報知を伴う通常の通話接続と、着信の報知を禁止した所定の制御(留守番電話接続)とを切替える電話機が開示されている。
また、特許文献3には、接続拒否情報を接続拒否データベースに保持しておき、その接続拒否情報に従って着信の接続可否判定を行う技術が開示されている。
特開平10−173772号公報 特開2004−120362号公報 特開2005−244548号公報
しかし、上記の特許文献1、特許文献2はいずれも端末での対応策を想定しており、着側端末に対してネットワーク(以下、NWと略称する)からの呼出、接続制御は実施されることになる。つまり、特許文献1、特許文献2に記載の技術では、着側端末のユーザが電話にでなければ(つまりオフフックしなければ)、呼出、接続制御のためのリソースは無駄に消費されることになる。さらに、着側端末のユーザが海外にローミングアウトし、かつ転送電話サービスを利用している場合には、着側端末のユーザが電話にでると国内から海外への転送分は着信ユーザに課金されることになってしまう。
一方、特許文献3では、着信の拒否を、通信サービス別(VoIP、電子メール等)、接続相手別、日時別に設定できるようになっている。しかしながら、着信拒否された発側端末のユーザは、いつ再接続を試みればよいのかわからない。このため、発側端末のユーザが何度も接続を試みると、呼出、接続制御のためのリソースは無駄に消費されることになる。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的はリソースが無駄に消費されることを回避できる着信制御装置、着信制御方法を提供することである。また、本発明の他の目的は、発信者が次にいつ接続を試みればよいかわかるようにして利便性を向上させた着信制御装置、着信制御方法を提供することである。
本発明の請求項1による着信制御装置は、着信拒否条件及び着信許容条件の少なくとも一方を定めたテーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御する着信制御装置であって、前記テーブルを記憶する記憶手段(例えば、図6中の着信制御テーブル保持部134に対応)と、前記テーブルの内容に基づいて発側端末からの着信を拒否する場合に、該テーブルに定められている着信拒否時間帯及び着信許容時間帯の少なくとも一方を示す情報と着信拒否理由を示す情報とを該発側端末に通知する通知手段(例えば、図6中の送受信部131に対応)を含むことを特徴とする。このような構成によれば、着信が許容されている時間帯に、発側端末から再度電話をかけるなどの行為を促すことができる。
本発明の請求項2による着信制御装置は、着信拒否条件及び着信許容条件の少なくとも一方を定めたテーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御する着信制御装置であって、前記テーブルを記憶する記憶手段(例えば、図6中の着信制御テーブル保持部134に対応)と、前記テーブルの内容に基づいて発側端末からの着信を拒否する場合に、前記発側端末からの着信があった旨を前記着側端末に通知するための着信通知処理を行う着信通知手段(例えば、図6中の送受信部131に対応)とを含むことを特徴とする。このような構成によれば、着信を拒否するだけでなく、着信があった事実を通知することができるので、着側端末から電話をかけるなどの行為を促すことができる。
本発明の請求項3による着信制御装置は、請求項2において、前記テーブルの内容に基づいて発側端末からの着信を拒否する場合に、着信が許容されている着信許容時刻までの計時を開始する計時手段(例えば、図6中の時計部135に対応)を更に含み、前記計時手段により現在時刻が前記着信許容時刻に達した場合、前記着信通知手段は、前記着信通知処理を行うことを特徴とする。このような構成によれば、現在時刻が着信許容時刻になった時に、着信非許容時間帯に着信があった旨を通知することができる。
本発明の請求項4による着信制御装置は、請求項1から請求項3までのいずれか1項において、前記着側端末がローミングアウトしている場合に、前記テーブルに定められている時間帯情報を、該ローミング先の現地時間に変換する変換手段(例えば、図6中の変換部136に対応)を更に含み、前記変換手段によって時間帯が変換された前記テーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御することを特徴とする。このような構成によれば、現地時間との時差を考慮した着信制御を行うことができる。
本発明の請求項5による着信制御方法は、着側端末のユーザから送信された、着信拒否時間帯及び着信許容時間帯の少なくとも一方を示す情報と着信拒否理由を示す情報とを請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の着信制御装置に対して登録する登録ステップ(例えば、図3中のS100に対応)と、前記登録ステップにおいて登録された内容に基づいて発側端末から前記着側端末への着信を制御する着信制御ステップ(例えば、図3中のS103に対応)とを含むことを特徴とする。このような方法を採用すれば、着信側ユーザが予め登録した条件に基づき、NW内において着信制御を行うことができる。
要するに本発明では、着信ユーザが予め、着信に応じる条件をNW内の着信制御装置に登録することで、無駄な呼出、接続制御の回避を実現できる。
本発明では、ユーザが呼出をされたくない場合にはユーザへの着信制御を制限すると共に、着信拒否の時間帯を発側端末に通知することにより、呼出や接続制御のためのリソースが無駄に消費されることを回避することができるという効果がある。
また、海外にローミングアウトしているユーザに対しては、無駄な接続制御を回避することにより、着側ユーザへの負担となる転送部分にかかる通信料金を抑制することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(着信制御システムの構成例)
図1は、本発明の着信制御装置を利用した着信制御システムの構成例を示す図である。同図を参照すると、本例の着信制御システムは、発信者が保持する移動端末(以下、発側端末と呼ぶ)1と着信者が保持する移動端末(以下、着側端末と呼ぶ)2との間の着信制御をNW10内で行うものであり、交換装置11a及び11bと、発側端末からのメッセージを蓄積するメッセージ蓄積装置12と、着側端末2に通信要求が生じた際に着信制御方法を決定する着信制御装置13とから構成されている。
着側端末2のユーザは、予め、着信制御装置13内に保持される着信制御テーブルを設定しておくこととする。設定された着信制御テーブルは、着信制御装置13内に記憶され、その内容が参照されて着信制御が行われる。
(着信制御テーブルの設定例)
図2は、着信制御テーブルの設定例を示す図である。本例の着信テーブルは着側端末番号「A」について、時間帯「8:30−17:00」においては、「電話」すべて(All)の呼出を許容し、「メール」すべて(All)の呼出が許容されている。
また、時間帯「17:00−23:00」においては、端末番号「B」、「C」からの「電話」について呼出を許容し、それ以外の呼出は許容されていない。呼出が許容されない場合、留守番電話(以下、留守電と呼ぶ)機能によって処理され、メッセージが蓄積可能となる。着信拒否理由は、「取込中」であり、この理由が通知されることになる。「メール」については、すべて(All)呼出が許容されている。
さらに、時間帯「23:00−8:30」においては、端末番号「B」、からの「電話」及び「メール」について呼出を許容し、それ以外の呼出は許容されていない。「電話」の呼出が許容されない場合、留守番電話機能によって処理され、メッセージが蓄積可能となる。「メール」の呼出が許容されない場合、メール蓄積機能によって処理され、メールの蓄積可能となる。なお、着信拒否理由は、「睡眠中」であり、この理由が通知されることになる。
以上のように、着信制御テーブルには、時間帯により呼出が許容される通信手段や発側端末のリスト、さらに呼出が許容されない場合はその代替手段が、それぞれ記憶される。
なお、図2中には示されていないが、曜日や月日のレベルで期間を指定して本テーブルを設定することも可能である。また、図2中では通信手段として電話、メールが記述されているが、本発明はこれらに限定されず、TV電話、プッシュトークなどの通信手段についても同様にテーブルに設定することができる。
また、着側端末(のユーザ)が海外にローミングアウトしている場合には、テーブルに定められている時間帯情報を、ローミング先の現地時間に変換し、時間帯が変換されたテーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御する。こうすれば、現地時間との時差を考慮した着信制御を行うことができる。
(着信制御シーケンス)
図3は、発側端末1から着側端末2に電話をかける際の着信制御の例を示すシーケンス図である。同図には、発側端末1、交換装置11a、着信制御装置13、メッセージ蓄積装置12、交換装置11b、着側端末2について、相互に授受される信号やメッセージなどが示されている。
同図において、着側端末2から着信制御装置13に、着信拒否時間帯及び着信許容時間帯の少なくとも一方を示す情報と着信拒否理由を示す情報とを送信し、着信制御装置13内のテーブルに予め登録しておく(S100)。
発側端末1から着側端末2に電話をかける場合、まず、発側端末1から発信信号が発側交換装置11aに向けて送信される(S101)。この発信信号を受信した発側交換装置11aは、着信制御方法問合せ要求を着信制御装置13に向けて送信する(S102)。着信制御装置13では、図2を参照して説明した着信制御テーブルを参照し、着信制御方法を決定する(S103)。この着信制御方法を決定する場合、現在時刻に基づき着信制御テーブルの内容を参照し、着側端末への呼出が許容されているか(つまり呼出許容)、呼出が許容されていないか(つまり呼出非許容)、さらに呼出非許容の場合に代替手段として留守電サービスによるメッセージの蓄積が指定されているか接続拒否されているか判断される。この判断の結果が着信制御方法問合せ応答として、交換装置11aに返信される(S104)。
着信制御方法問合せ応答を受信した交換装置11aでは、呼出が許容されているか否か判断される(S105)。呼出が許容されている場合、交換装置11aから着側交換装置11bを介して着側端末2へ、呼の接続が行われる(S105→S106→S107)。
一方、呼出が許容されていない場合には、留守電サービスによるメッセージの蓄積が指定されているか否か判断される(S108)。代替手段として留守電サービスによるメッセージの蓄積が指定されている場合、メッセージ蓄積装置12へ、呼の接続が行われる(S109→S110)。これにより、発側端末1から入力されるメッセージが、メッセージ蓄積装置12に保存され蓄積される(S110)。
これに対し、代替手段として留守電サービスによるメッセージの蓄積が指定されていない場合、接続が拒否され(S111)、メッセージの蓄積は行われない。この場合、接続できない旨をガイダンス等で発側端末1に通知して呼の切断処理が行われる。
(着信通知シーケンス)
図4は、着信があったことを着側端末に通知する例を示すシーケンス図である。これは、例えば深夜や早朝のように呼出を許容していない時間帯に着信があった場合、呼出を許容する時間帯になったことを着信制御装置が検出すると、それを契機に着側端末に対して着信があったことを通知することを想定している。同図には、図3の場合と同様に、発側端末1、交換装置11a、着信制御装置13、メッセージ蓄積装置12、交換装置11b、着側端末2について、相互に授受される信号やメッセージなどが示されている。
同図において、着信制御装置13において、タイマ満了などにより、呼出許容時間になったことを検出する(S201)。着信制御装置13では、メッセージを蓄積していることを示すメッセージ蓄積情報を保持する(例えば、フラグを設定するなど)と、着信を許容する時間帯までの満了時間をタイマ値として設定し、このタイマが満了したことを契機に交換装置に対して、着側端末への着信通知を要求する。
このため、着信制御装置13から発側交換装置11aに向けて着信通知が送信される(S202)。この通知を受信した交換装置11aは、着信制御方法問合せ要求を着信制御装置13に向けて送信する(S203)。着信制御装置13では、図2を参照して説明した着信制御テーブルを参照し、着信制御方法を決定する(S204)。この場合、現在時刻に基づき着信制御テーブルの内容を参照すると、呼出が許容されていると判断される。この判断の結果が着信制御方法問合せ応答として、交換装置11aに返信される(S205)。
着信制御方法問合せ応答を受信した発側交換装置11aは、着側交換装置11b(つまり着側端末の在圏する交換装置)を介して着側端末2へ、着信があった旨を通知する(S206、S207)。この通知により、着側端末を保有するユーザは着信非許容時にあった着信の情報(誰から、何時に、どんな通信手段で)を知ることができる。
なお、発側交換装置11aからの通知に着側端末2が応答すると、着信通知応答が着側交換装置11bを介して発側交換装置11aへ送信される(S208、S209)。この着信通知応答に対し交換装置11aは着信制御装置13に向けて着信応答を返信する(S210)。
この着信応答を受信した着信制御装置13は、着信情報すなわち発側端末1から着側端末2への着信があったという記録を消去する(S211)。
なお、メッセージ蓄積装置12にメッセージが蓄積されている場合は、着側端末2からメッセージ蓄積装置12への接続が行われ(S212)、メッセージがダウンロードされる(S213)。
以上のように、着信を拒否するだけでなく、着信があった事実を着信通知することにより、着側端末から電話をかけるなどの行為を促すことができる。
(他の着信制御シーケンス)
図5は、発側端末1から着側端末2に電話をかける際の着信制御の他の例を示すシーケンス図である。同図には、発側端末1から着側端末2に電話をかけた際に、着信非許容であった場合に、着信非許容の理由、時間帯のメッセージを発側端末に通知する場合のシーケンス例が示されている。同図には、発側端末1、交換装置11a、着信制御装置13、メッセージ蓄積装置12、交換装置11b、着側端末2について、相互に授受される信号やメッセージなどが示されている。
図5の動作は、基本的に図3のシーケンスと同様である。このため、ここでは、図3の動作と異なる部分について説明する。図3の場合と異なる点は、代替手段として留守電サービスによるメッセージの蓄積が指定されている場合に、メッセージ蓄積装置12へ、呼の接続が行われる(S109→S110)と共に、着信非許容の理由、時間帯などを示すメッセージが発側端末に送信される点である(S109’)。例えば、同図に示されているように、「睡眠中のため23:00−8:30は着信拒否をしています」というメッセージが発側端末に送信され、そのメッセージが発側端末の表示画面に表示されることになる。なお、このメッセージは、画面表示される文字情報に限定されるものではなく、音声ガイダンスによるものでもよい。
以上のように、着信拒否時間帯を示す情報を発側端末に通知することにより、着信が許容されている時間帯に、発側端末から再度電話をかけるなどの行為を促すことができる。なお、着信拒否時間帯ではなく、着信許容時間帯を示す情報を通知してもよい。つまり、着信拒否時間帯と着信許容時間帯とのうち、少なくとも一方を示す情報を発側端末に通知すればよい。
(着信制御装置の構成例)
図6は、図3から図5までの処理を実現するための着信制御装置13の構成例を示すブロック図である。同図において、着信制御装置13は、NW内の他の装置や端末との通信処理を行う送受信部131と、装置各部を制御する制御部132と、着信情報やメッセージ蓄積情報などを記憶する記憶部133と、図2を参照して説明した着信制御テーブルを記憶している着信制御テーブル保持部134と、現在の時刻情報を出力する時計部135と、着側端末がローミングアウトしている場合に、着信制御テーブルに定められている時間帯情報を、そのローミング先の現地時間に変換する変換部136とから構成されている。この着信制御装置13は、CPU、メモリ、固定ディスクなどを具備した周知のサーバ装置を用いて実現することができる。
制御部132では、送受信部131から取得する発側端末情報、通信手段と、着信制御テーブル保持部134から取得する着信制御テーブルの内容、さらに時間情報(つまり現在時刻)から着信制御方法を決定する。
また、図7に示されているように、記憶部133には、端末から着信があったことを示す着信情報133aやメッセージを蓄積していることを示すメッセージ蓄積情報133bの他、着信があった時刻から着信を許容する時刻までの時間差を満了時間とするタイマ値133cが記憶される。そして、現在時刻が着信許容時刻に達した場合、図4を参照して説明したように、着信通知処理を行う。こうすれば、現在時刻が着信許容時刻になった時に、着信非許容時間帯に着信があった旨を通知することができる。
さらに、着信端末がローミングアウトしている場合には、変換部136によって、着信制御テーブルに定められている時間帯情報を、そのローミング先の現地時間に変換し、この変換された時間帯情報を参照して着信制御を行う。こうすることにより、現地時間との時差を考慮した着信制御を行うことができる。
なお、以上は、交換装置11a、11b、着信制御装置、メッセージ蓄積装置をそれぞれ別々の装置として構成する場合について説明したが、このような構成に限定されず、これら装置のうちのいくつかを1つの装置としてまとめた構成を採用してもよい。例えば、着信制御装置とメッセージ蓄積装置とをまとめて1つの装置としてもよい。
(着信制御方法)
以上説明した着信制御装置を用いて構成した着信制御システムにおいては、以下のような着信制御方法が実現されている。すなわち、着側端末のユーザから送信された、着信拒否時間帯及び着信許容時間帯の少なくとも一方を示す情報と着信拒否理由を示す情報とを上記着信制御装置に対して登録する登録ステップと、上記登録ステップにおいて登録された内容に基づいて発側端末から上記着側端末への着信を制御する着信制御ステップとを含む着信制御方法が実現されている。このような方法を採用すれば、着信側ユーザが予め登録した条件に基づき、NW内において着信制御を行うことができる。
(まとめ)
以上のように、ユーザが呼出をされたくない場合にはユーザへの着信制御を制限すると共に、着信拒否の時間帯を発側端末に通知することにより、呼出や接続制御のためのリソースが無駄に消費されることを回避できる。
また、海外にローミングアウトしているユーザに対する無駄な接続制御を回避できるので、着側ユーザへの負担となる転送部分にかかる通信料金を抑制できる。
(請求項に関する追記)
本発明により以下の請求項を導き出すことができる。
(1)端末に対して着信があった場合、発側端末番号と着信時間と通信手段情報と、着側端末ユーザが予め指定する着信制御方法が記録された着信制御テーブルとを参照して、着側端末に対する着信制御方法を決定することを特徴とする着信制御システム。
(2)着側端末ユーザが設定した期間内に呼出を許容しない端末からの着信があった場合、前記期間内には呼出を実施せず、前記期間が満了したことを検出すると、着側端末に対して呼出非許容期間中にあった着信情報を通知することを特徴とする、(1)記載の着信制御システム。
(3)着側端末ユーザが設定した期間内に呼出を許容しない端末からの着信があった場合、前記期間内には呼出を実施せず、接続制御を行えない理由や時間帯を示すメッセージ(文字または音声ガイダンス)を発側端末に対して送信することを特徴とする(1)記載の着信制御システム。
(4)ユーザが指定する着信制御方法を記録した着信制御テーブルを保持し、着側端末に対して着信があった場合、発側端末番号と時間情報と通信手段情報と、前記着信制御テーブルを参照して着信制御方法を決定することを特徴とする着信制御装置。
本発明は、発側端末から着側端末への着信について、拒否又は許可を制御する場合に利用できる。
本発明の着信制御装置を利用した着信制御システムの構成例を示す図である。 着信制御テーブルの設定例を示す図である。 発側端末から着側端末に電話をかける際の着信制御の例を示すシーケンス図である。 着信があったことを着側端末に通知する例を示すシーケンス図である。 発側端末から着側端末に電話をかける際の着信制御の他の例を示すシーケンス図である。 図1中の着信制御装置の構成例を示すブロック図である。 図6中の記憶部の記憶内容の例を示す図である。
符号の説明
1 発側端末
2 着側端末
11a 発側交換装置
11b 着側交換装置
12 メッセージ蓄積装置
13 着信制御装置
131 送受信部
132 制御部
133 記憶部
133a 着信情報
133b メッセージ蓄積情報
133c タイマ値
134 着信制御テーブル保持部
135 時計部
136 変換部

Claims (5)

  1. 着信拒否条件及び着信許容条件の少なくとも一方を定めたテーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御する着信制御装置であって、前記テーブルを記憶する記憶手段と、前記テーブルの内容に基づいて発側端末からの着信を拒否する場合に、該テーブルに定められている着信拒否時間帯及び着信許容時間帯の少なくとも一方を示す情報と着信拒否理由を示す情報とを該発側端末に通知する通知手段を含むことを特徴とする着信制御装置。
  2. 着信拒否条件及び着信許容条件の少なくとも一方を定めたテーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御する着信制御装置であって、前記テーブルを記憶する記憶手段と、前記テーブルの内容に基づいて発側端末からの着信を拒否する場合に、前記発側端末からの着信があった旨を前記着側端末に通知するための着信通知処理を行う着信通知手段とを含むことを特徴とする着信制御装置。
  3. 前記テーブルの内容に基づいて発側端末からの着信を拒否する場合に、着信が許容されている着信許容時刻までの計時を開始する計時手段を更に含み、前記計時手段により現在時刻が前記着信許容時刻に達した場合、前記着信通知手段は、前記着信通知処理を行うことを特徴とする請求項2記載の着信制御装置。
  4. 前記着側端末がローミングアウトしている場合に、前記テーブルに定められている時間帯情報を、該ローミング先の現地時間に変換する変換手段を更に含み、前記変換手段によって時間帯が変換された前記テーブルの内容に基づいて、発側端末から着側端末への着信を制御することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の着信制御装置。
  5. 着側端末のユーザから送信された、着信拒否時間帯及び着信許容時間帯の少なくとも一方を示す情報と着信拒否理由を示す情報とを請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の着信制御装置に対して登録する登録ステップと、前記登録ステップにおいて登録された内容に基づいて発側端末から前記着側端末への着信を制御する着信制御ステップとを含むことを特徴とする着信制御方法。
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