JP2007221401A - 再生装置、プログラム、及びネットワーク型コンテンツ再生方法 - Google Patents

再生装置、プログラム、及びネットワーク型コンテンツ再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】選定されたコンテンツの再生を行うことができないという事態が発生するのを極力防止する。
【解決手段】ネットワーク型のコンテンツ再生システムにおいて、コンテンツクライアント装置が、供給されるコンテンツの再生を行うことができなかった場合、使用したコーデックのバージョンをコンテンツサーバ装置に通知し(ステップ38)、コンテンツサーバ装置が、コーデックのバージョンアップ用データをコンテンツクライアント装置に送信し(ステップ41、42)、これを用いてコンテンツクライアント装置がコーデックをバージョンアップする(ステップ43)ようにする。あるいは、コンテンツサーバ装置が、再生できなかったコンテンツをバージョンダウンしてから再供給し、これを、コンテンツクライアント装置が再生するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置からコンテンツの供給を受ける再生装置、コンピュータを前記再生装置として機能させるプログラム、及び前記サーバ装置及び再生装置を用いたネットワーク型のコンテンツ再生方法に関する。
従来、映像、音楽、写真等のコンテンツをサーバから供給し、クライアントにおいて再生するようにしたネットワーク型のコンテンツ再生システムが知られている(たとえば特許文献1参照)。
図7はこのようなシステムの一例を示す。このシステムは、クライアント71及びコンテンツサーバ72を、ルータ73を介して接続することにより構成される。クライアント71はコンテンツサーバ72からコンテンツリストを取得して表示し、ユーザにより選択されたコンテンツリスト中のコンテンツの配信をコンテンツサーバ72に要求することによって、コンテンツの配信を受けることができるようになっている。クライアント71は表示したコンテンツリスト上でカーソルを移動させてコンテンツの選択を行うための上下キー、及びコンテンツの選択を確定するためのエンターキー又はプレイキーを備える。選択が確定されると、そのときに選択されているコンテンツが、再生対象として選定されたことになる。
図8はクライアント71の動作の一部を示すフローチャートである。処理を開始するとクライアント71はまず、ステップ91において、コンテンツサーバ72から取得したコンテンツリストの表示を行う。次に、ステップ92及び94において、上下キー又はエンターキー若しくはプレイキーが操作されるのを待機する。上下キーが操作されるとステップ92から93へ進み、新たに選択されたコンテンツをカーソルが指し示すように表示を更新する。したがって、ユーザは上下キーを連続的に押下したり、間欠的に押下を繰り返したりすることにより、カーソルをコンテンツリストの上又は下方向に移動させ、所望のコンテンツに位置付けることができる。
一方、エンターキー若しくはプレイキーが操作されると、ステップ94から95へ進み、再生エラータイマをセットする。そして、ステップ96及び97において、再生エラータイマが所定時間を計時する前に再生が開始されるか否かを判定する。所定時間の計時前に再生が開始されると、コンテンツリストの表示に代えて、再生映像が表示される。この場合、ステップ96から98へ進み、再生が終了するのを待機する。再生が終了すると、ステップ91に戻る。所定時間の計時前に再生が開始されなかった場合には、ステップ97から直ちにステップ91に戻る。
なお、この例ではコンテンツが映像コンテンツの場合を示しているが、コンテンツが音楽や写真等のコンテンツであれば、再生不能のとき、コンテンツリストの表示に戻ることなく、再生を中断して次のコンテンツの再生に移行する場合もある。
特開2005−157800号公報
しかしながら、上述の従来技術によれば、提供を受けたコンテンツを一定時間再生できなかった場合には、再生動作を停止又は中断するのみであるため、再生できなかったコンテンツがその後に何度も繰り返し選定されるおそれがある。そのような選定が繰り返されると、無駄な再生動作が行われ、再生動作の停止又は中断が繰り返されることになる。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、ネットワーク型再生システムにおいて、選定されたコンテンツの再生を行うことができないという事態が発生するのを極力防止することにある。
上記目的を達成するための第1の発明は、再生対象とするコンテンツの供給を所定のサーバ装置に対して要求するコンテンツ要求手段と、このコンテンツ要求手段により要求したコンテンツをサーバ装置より受信して再生する再生手段と備えた再生装置に関する。そして、この再生装置は、再生手段が、要求したコンテンツの再生を行うことができなかった場合、再生手段が再生に使用した再生用プログラムのバージョンをサーバ装置又は所定のWebサーバに通知し、再生用プログラムのバージョンアップ用データを要求するデータ要求手段と、データ要求手段による要求により転送されてくる再生用プログラムのバージョンアップ用データを受信する受信手段と、受信手段により受信したバージョンアップ用データを用いて再生用プログラムをバージョンアップするバージョンアップ手段とを具備することを特徴とする。
ここで、コンテンツとしては、たとえば、映像コンテンツや、音楽コンテンツ、静止画像のコンテンツが該当する。再生用プログラムとしては、たとえば、コーデック、データを伸張するプログラム(デコンプレッサ)、復号を行うプログラム(デコーダ)等や、これらにより構成されているプログラムが該当する。バージョンアップ用データとしては、たとえば、上位バージョンのプログラムや、そのインストーラ、アップデータ、パッチが該当する。
この構成において、再生装置が、再生対象とするコンテンツの供給をサーバ装置に対して要求すると、その要求に応じ、サーバ装置がそのコンテンツの供給を行うので、再生装置はその再生動作を開始する。再生動作は、コンテンツのデータを受け取りながら行うストリーム再生によるものであってもよい。このとき、再生装置は、供給されるコンテンツの再生を行うことができなかった場合、再生に使用した再生用プログラムのバージョンをサーバ装置又は所定のWebサーバに通知する。すると、この通知を受け取ったコンテンツサーバ装置又はWebサーバは、バージョンアップ用のデータを再生装置に送信するので、再生装置はこれを受信し、これを用いて再生用プログラムのバージョンアップを行うことができる。この後、再生装置は再生できなかったコンテンツを再度供給してもらい、その再生を行うことができる。また、そのコンテンツと同様の形式で、同様のバージョンのファイルのコンテンツについても、再生を行うことができるようになる。
第2の発明に係る再生装置は、第1発明において、データ要求手段により要求する再生用プログラムのバージョンアップ用データが、サーバ装置又は所定のWebサーバに無かった場合、コンテンツ要求手段は、再生手段が再生に使用した再生用プログラムの下位バージョンの再生用プログラムに対応する再生対象とするコンテンツの供給を所定のサーバ装置に対して要求することを特徴とする。
第3の発明に係る再生装置は、第1発明において、バージョンアップ手段によりバージョンアップした再生用プログラムを用いてもコンテンツ要求手段により要求したコンテンツを再生できなかった場合、コンテンツ要求手段は、前記再生手段が再生に使用したバージョンアップ後の再生用プログラムの下位バージョンの再生用プログラムに対応する前記再生対象とするコンテンツの供給を所定のサーバ装置に対して要求することを特徴とする。
第4の発明に係るプログラムは、第1〜第3のいずれかの再生装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第5の発明に係るネットワーク型のコンテンツ再生方法は、再生装置が、サーバ装置から供給されるコンテンツの再生を行うことができなかった場合、再生に使用した再生用プログラムのバージョンをサーバ装置又は所定のWebサーバに通知する手順と、前記通知によって、サーバ装置又は前記Webサーバから送信される、前記再生用プログラムについてのバージョンアップ用データを再生装置で受信する手順と、再生装置が、受信したバージョンアップ用データを用いて、再生用プログラムをバージョンアップする手順とを具備することを特徴とする。
第6の発明に係るネットワーク型のコンテンツ再生方法は、再生装置が、サーバ装置から供給される再生対象コンテンツの再生を行うことができなかった場合、その旨、及び再生に使用した再生用プログラムのバージョンをサーバ装置に通知する手順と、サーバ装置が、前記通知に係る再生用プログラムの下位バージョンの再生用プログラムに対応する前記再生対象コンテンツを供給する手順とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、再生装置が、サーバ装置から供給される再生対象コンテンツの再生を行うことができなかった場合、再生用プログラムについてのバージョンアップ用データをサーバ装置又は所定のWebサーバから供給してもらい、再生用プログラムをバージョンアップするようにしたため、再生対象コンテンツの再生を可能にすることができる。また、再生用プログラムのバージョンアップにより、他のコンテンツについても、再生できる可能性を向上させることができる。
また、再生用プログラムのバージョンアップ用データがサーバ装置又は所定のWebサーバに無かった場合や、バージョンアップした再生用プログラムを用いても、再生対象コンテンツを再生できなかった場合には、再生対象コンテンツについての、下位バージョンのものをサーバ装置に対して要求するようにしたため、その下位バージョンの供給を受けて、再生対象コンテンツの再生を行うことができる。
図1は本発明の一実施形態に係るネットワーク型コンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。同図において、1はコンテンツファイルを蓄積し、配信するコンテンツサーバ、100はサーバ1からコンテンツの配信を受け、配信されたコンテンツを再生するクライアント、2はクライアント100に接続され、再生されるコンテンツの映像を出力するモニタ、3はサーバ1及びクライアント100間に介在するルータ、4はクライアント100からの音声信号を音波に変換し、コンテンツの音声を出力するスピーカである。
クライアント100は、サーバ1から配信されるコンテンツのデータをデコードし、得られる音声信号や映像信号を出力するクライアント制御IC101、クライアント制御IC101及びLAN間のインタフェースとして機能するLANコントローラ102、LANコントローラ102をルータ3に接続するためのLANコネクタ103、クライアント制御IC101からのデジタル音声信号を受信し、デジタルインタフェースとして機能するデジタル・インタフェース・レシーバ104、デジタル・インタフェース・レシーバ104からのデジタル音声信号を処理し、所定形式のアナログ音声信号を出力するオーディオDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)105、オーディオDSP105からの音声信号を増幅してスピーカ4に出力するアンプ106、クライアント制御IC101からの映像データに基づいてモニタ2に映像を表示するビデオ制御部107、クライアント100の各部を制御するシステムマイコン108、システムマイコン108に対して指令を与えるための操作部109、システムマイコン108からの画像データに基づいて画像表示を行う表示部110、そして、システムマイコン108からの指示に基づき表示部110の表示制御を行う表示制御マイコン111を備える。
操作部109はコンテンツを選択するための上下キー、及び選択を確定するためのエンターキー又はプレイキーを備える。コンテンツサーバ1はクライアント100に配信することができるコンテンツのファイルを記憶しており、クライアントの要求に応じ、ファイルを記憶しているコンテンツのリスト及び指定されたコンテンツファイルをクライアント100に対して、供給することができる。コンテンツサーバ1は、また、図2に示すように、インターネット21を介して、Webサーバ22と通信を行い、所定のサービスの提供を受けたり、所定の情報の提供を行ったりすることができるようになっている。
図3及び図4は図1のシステムにおけるシステムマイコン108によるコンテンツ再生処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。すなわち、システムマイコン108はまず、ステップ31において、コンテンツリストの表示を行う。使用するコンテンツリストのデータは、電源投入時にコンテンツサーバ1から取得したものである。
次に、ステップ32において、コンテンツリスト中のいずれかのコンテンツについて選定がなされることにより、そのコンテンツ(以下、「選定コンテンツ」という。)の再生開始が指示されるのを待機する。再生開始が指示されると、ステップ33において、選定コンテンツについてのエラー記録が存在するか否かを判定する。エラー記録とは、後述する図6のステップ83において記録されるものであり、エラー記録には、クライアントにおいて選定されても再生することができなかったコンテンツが記録されている。
ステップ33においてエラー記録が存在すると判定した場合にはステップ59へ進み、選定コンテンツは再生することができない旨を示すエラーメッセージを表示し、コンテンツ再生処理を終了する。エラー記録が存在しないと判定した場合には、ステップ34へ進み、再生エラータイマをセットし、ステップ35及び37において、再生エラータイマが所定時間を計時する前に、選定コンテンツの再生が開始されるのを待機する。
所定時間が計時される前に再生が開始されると、ステップ35から36へ進み、再生が終了するのを待機する。再生が終了すると、ステップ31に戻る。再生が開始されることなく所定時間が計時されると、ステップ37から38へ進み、ステップ38及び39において、選定コンテンツ及び再生処理に使用したコーデックに関する情報をコンテンツサーバに転送する。転送が完了すると、ステップ40において、使用したコーデックについてのバージョンアップ用のデータが存在する旨の通知をコンテンツサーバから受信したかどうかを判定する。この通知は後述する図5のステップ71においてなされるものである。通知を受信していないと判定した場合にはステップ50へ進む。
ステップ40においてバージョンアップ用データが存在する旨の通知を受信したと判定した場合には、ステップ41及び42においてバージョンアップ用のデータをコンテンツサーバから受信する。次にステップ43において、受信したバージョンアップ用データにより当該コーデックのバージョンアップを行い、再度、選定コンテンツの供給を受けて、その再生処理をバージョンアップしたコーデックを用いて開始する。その後、ステップ44で再生エラータイマをセットし、ステップ45及び47において、再生が開始されるのを待機する。
再生エラータイマが所定時間を計時する前に再生が開始されると、ステップ45からステップ46へ進み、再生終了を待って、ステップ31へ戻る。再生が開始されることなくエラータイマが所定時間を計時した場合には、ステップ47から48へ進み、ステップ48及び49において、選定コンテンツに関する情報をコンテンツサーバに転送し、ステップ50へ進む。この場合の転送される情報には、ステップ38の場合とは異なり、コーデックに関する情報は含まれない。
ステップ50では、コンテンツサーバからコンテンツ変換を行う旨の通知があったかどうかを判定する。コンテンツ変換とは、ステップ48においてその情報が転送された選定コンテンツのファイルを、コンテンツサーバにおいてバージョンダウンすることを意味する。コンテンツ変換が行われる場合、バージョンダウンされたコンテンツが再度クライアントに供給されることになる。コンテンツ変換の通知は後述の図6のステップ78において行われる。コンテンツ変換の通知がなかったと判定した場合にはステップ59へ進み、選定コンテンツは再生することができない旨を示すエラーメッセージを表示し、コンテンツ再生処理を終了する。
ステップ50において、コンテンツ変換の通知があったと判定した場合には、ステップステップ51においてコンテンツ変換が完了するのを待ってからステップ52へ進み、再度、バージョンダウン後の選定コンテンツの供給を受け、その再生処理を開始する。その後、ステップ53において再生エラータイマをセットしてから、ステップ54及び56において、再生が開始されるのを待機する。
再生エラータイマが所定時間を計時する前に再生が開始されると、ステップ54から55へ進み、再生が終了するのを待ってから、ステップ31に戻る。再生が開始されることなく所定時間が計時された場合にはステップ56から57へ進み、ステップ57及び58において、再生ができなかったコンテンツに関する情報をコンテンツサーバに転送する。この転送情報には、ステップ38の場合とは異なり、コーデックに関する情報は含まれない。転送が完了すると、ステップ59へ進み、選定コンテンツは再生することができない旨を示すエラーメッセージを表示し、コンテンツ再生処理を終了する。
図5及び図6はコンテンツサーバ1におけるコンテンツ供給処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。処理を開始するとコンテンツサーバはまず、ステップ61において、クライアントから再生要求が送信されてくるのを待機する。再生要求とは、クライアントにおいて選定された選定コンテンツの供給を要求するものであり、上述図3のステップ32、43、又は52においてなされる場合がある。
再生要求を受信すると、ステップ62へ進み、選定コンテンツについて、上述のエラー記録が存在するか否かを判定する。存在すると判定した場合には、選定コンテンツについてはクライアントにおける再生を可能とする手立てがないので、ステップ83及び84へ進み、選定コンテンツが再生不能である旨をクライアントに通知する。
ステップ62においてエラー記録が存在しないと判定した場合には、ステップ63〜65において、選定コンテンツのファイルをクライアントに転送することにより、選定コンテンツの供給を行う。この間、ステップ64において、クライアントから、転送中のコンテンツが再生できなかった旨を示すエラーメッセージを受信した場合には、転送を中止してステップ66へ進み、選定コンテンツに関する情報の受信を行う。この情報は、図3のステップ38、48、又は57においてクライアントから送信されるものである。さらにステップ67において、受信したコンテンツに関する情報について、コーデックに関する情報が含まれているかどうか等に関する解析を行う。
次に、ステップ68において、Webサーバ22に対する接続が可能であるか否かを判定する。接続可能であり、かつ前記受信情報中にコーデックの情報が含まれている場合には、ステップ69及び70において、Webサーバ22に対し、そのコーデックについてのバージョンアップ用のデータが存在するか否かについて問合せを行う。バージョンアップ用のデータが存在する場合には、ステップ71においてその旨をクライアントに通知し、ステップ72及び73においてWebサーバ22からバージョンアップデータをダウンロードする。さらに、ダウンロードしたバージョンアップデータを、ステップ74及び75においてクライアントに転送し、転送が完了すると、ステップ76においてその旨をクライアントに通知し、ステップ61に戻る。
ステップ68においてWebサーバ22への接続が不能と判定した場合、及び前記ステップ66で受信したコンテンツ情報中にコーデックの情報が含まれていない場合には、ステップ77へ進み、選定コンテンツについてバージョンダウンが可能であるか否かを判定する。バージョンダウンが可能であると判定した場合には、ステップ78において、上述のコンテンツ変換通知をクライアントに対して行う。さらに、ステップ79及び80において、そのコンテンツに関連付けられているファイルに基づき、これを下位バージョンのものに変換したファイルを作成し、ステップ81において、選定コンテンツに対するファイルの関連付を、作成した新たなファイルに変更する。これにより、選定コンテンツについてのバージョンダウンが完了するので、その旨を、ステップ82においてクライアントに通知する。その後、ステップ61に戻る。
ステップ77において当該コンテンツのバージョンダウンが可能ではないと判定した場合には、ステップ83へ進み、選定コンテンツをエラー記録に追加する。その後、ステップ84において、選定コンテンツが再生不能である旨をクライアントに通知し、ステップ61に戻る。
本実施形態によれば、クライアントにおいて選定コンテンツが再生できなかった場合には、コンテンツサーバにおいて、クライアントが再生に使用したコーデックについてのバージョンアップ用データの有無をチェックし、可能であればバージョンアップ用データをクライアントに提供するようにしたため、クライアントにおいて、当該コーデックのバージョンアップを行うことができる。これにより、当該コーデックのバージョンが古いことに起因してコンテンツの再生ができないという事態の発生を、防止することができる。また、クライアントは、バージョンアップの完了後、選定コンテンツの供給を再度要求し、再生動作を行うようにしたため、コーデックのバージョンが古いことに起因して再生を行うことができないという不具合を直ちに解消し、選定コンテンツの再生を行うことができる。
また、コンテンツサーバが、選定コンテンツの再生にクライアントが使用したコーデックのバージョンアップ用データを取得することができない場合や、当該コーデックのバージョンアップ完了後においてもクライアントが選定コンテンツの再生を行うことができない場合には、コンテンツサーバが、選定コンテンツのファイルをバージョンダウンしてから再度選定コンテンツの供給を行うようにしたため、選定コンテンツの再生に使用したコーデックのバージョンよりも選定コンテンツのバージョンのほうが新しいことに起因して再生を行うことができないという不具合を直ちに解消し、選定コンテンツの再生を行うことができる。
また、上述のコーデックのバージョンアップ又はコンテンツのバージョンダウンを行った後においても選定コンテンツの再生を行うことができない場合には、再生することができない旨のエラーメッセージを表示するようにしたため、ユーザは、選定したコンテンツについてはクライアントが対応していない旨を知ることができる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して時視することができる。たとえば、上述においては、クライアントは、再生に使用したコーデックのバージョンをコンテンツサーバ1に通知することによって、コンテンツサーバ1からバージョンアップ用データの提供を受けるようにしているが、この代わりに、再生に使用したコーデックのバージョンを所定のコーデック配信サーバに通知し、このサーバからバージョンアップ用データの提供を受けるようにしてもよい。
また、上述においては、コーデックのバージョンアップがなされた場合、バージョンの古いコーデックをどうするかについては言及しなかったが、古いコーデックはそのまま残しておき、必要に応じて使用できるようにしておいてもよい。
また、上述においては、コンテンツサーバが選定コンテンツのバージョンダウンを行う場合におけるバージョンダウン後の選定コンテンツのバージョンについては特に言及しなかったが、クライアントが、再生動作に使用したコーデック(ステップ43においてコーデックのバージョンアップがなされた場合には、バージョンアップ後のコーデック)の下位バージョンのコーデックに対応するバージョンの選定コンテンツの供給を要求し、これに応じてコンテンツサーバが、そのバージョンとなるように、選定コンテンツのバージョンダウンを行い、これをクライアントに供給するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るネットワーク型コンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 図1のシステムにおけるコンテンツサーバが、インターネットを介して所定のWebサーバと接続する様子を示す図である。 図3は図1のシステムにおけるクライアントによるコンテンツ再生処理を示すフローチャートである。 図3の処理に引き続く処理を示すフローチャートである。 図1のシステムにおけるコンテンツサーバによるコンテンツ供給処理を示すフローチャートである。 図5の処理に引き続く処理を示すフローチャートである。 従来例に係るネットワーク型コンテンツ再生システムを示す図である。 図7のシステムにおけるクライアントによる処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,72:コンテンツサーバ、2:モニタ、3,73:ルータ、4:スピーカ、21:インターネット、22:Webサーバ、71,100:クライアント、101:クライアント制御IC、102:LANコントローラ、103:LANコネクタ、104:デジタル・インタフェース・レシーバ、105:オーディオDSP、106:アンプ、107:ビデオ制御部、108:システムマイコン、109:操作部、110:表示部、111:表示制御マイコン。

Claims (6)

  1. 再生対象とするコンテンツの供給を所定のサーバ装置に対して要求するコンテンツ要求手段と、
    前記コンテンツ要求手段により要求したコンテンツを前記サーバ装置より受信して再生する再生手段と、
    前記再生手段が、前記要求したコンテンツの再生を行うことができなかった場合、前記再生手段が再生に使用した再生用プログラムのバージョンを前記サーバ装置又は所定のWebサーバに通知し、前記再生用プログラムのバージョンアップ用データを要求するデータ要求手段と、
    前記データ要求手段による要求により転送されてくる前記再生用プログラムのバージョンアップ用データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したバージョンアップ用データを用いて前記再生用プログラムをバージョンアップするバージョンアップ手段とを具備することを特徴とする再生装置。
  2. 前記データ要求手段により要求する前記再生用プログラムのバージョンアップ用データが、前記サーバ装置又は所定のWebサーバに無かった場合、前記コンテンツ要求手段は、前記再生手段が再生に使用した再生用プログラムの下位バージョンの再生用プログラムに対応する前記再生対象とするコンテンツの供給を所定のサーバ装置に対して要求することを特徴とする、請求項1記載の再生装置。
  3. 前記バージョンアップ手段によりバージョンアップした前記再生用プログラムを用いても前記コンテンツ要求手段により要求したコンテンツを再生できなかった場合、前記コンテンツ要求手段は、前記再生手段が再生に使用したバージョンアップ後の再生用プログラムの下位バージョンの再生用プログラムに対応する前記再生対象とするコンテンツの供給を所定のサーバ装置に対して要求することを特徴とする、請求項1記載の再生装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの再生装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  5. 再生装置が、サーバ装置から供給されるコンテンツの再生を行うことができなかった場合、再生に使用した再生用プログラムのバージョンをサーバ装置又は所定のWebサーバに通知する手順と、
    前記通知によって、サーバ装置又は前記Webサーバから送信される、前記再生用プログラムについてのバージョンアップ用データを再生装置で受信する手順と、
    再生装置が、受信したバージョンアップ用データを用いて、前記再生用プログラムをバージョンアップする手順とを具備することを特徴とするネットワーク型のコンテンツ再生方法。
  6. 再生装置が、サーバ装置から供給される再生対象コンテンツの再生を行うことができなかった場合、その旨、及び再生に使用した再生用プログラムのバージョンをサーバ装置に通知する手順と、
    サーバ装置が、前記通知に係る再生用プログラムの下位バージョンの再生用プログラムに対応する前記再生対象コンテンツを供給する手順とを具備することを特徴とするネットワーク型のコンテンツ再生方法。

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