JP2007216861A - 駆動手段の固定構造及び車両用情報提供装置 - Google Patents

駆動手段の固定構造及び車両用情報提供装置 Download PDF

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Shigeaki Tamura
繁明 田村
Hikari Hiraiwa
光 平岩
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貴史 三上
Yoshiki Machida
芳己 町田
Satoshi Oyama
聡 尾山
Hideki Igarashi
秀樹 五十嵐
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Abstract

【課題】 利用者に対する聴覚情報提供手段の音響特性を良好にすることが可能な車両用情報提供装置を提供する。
【解決手段】 利用者に所定情報を報知する車両用情報提供装置100であって、前記利用者に前記所定情報を表示するための表示手段D1(D2)と、この表示手段D1(D2)の前方に配設され前記所定情報を前記利用者に透視可能とする透視パネル307と、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段220とを備え、聴覚情報提供手段220は透視パネル307と当接するように所定の取付手段400によって固定され、前記聴覚情報に応じて透視パネル307を振動させるエキサイタ223を備え、取付手段400がエキサイタ223を弾性的に支持する支持部材F1と、支持部材F1を透視パネル307に対し弾性的に固定する固定部材F2とを備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、所定の取付手段によって駆動手段を被取付部材に固定してなる駆動手段の固定構造、並びに聴覚情報提供手段に備えられる前記駆動手段を用いて利用者に各種情報を提供する車両用情報提供装置に関する。
従来、この種の聴覚情報提供手段を備えた車両用情報提供装置にあっては、例えば車両用計器内に搭載された指針式表示部からなる表示手段の背後に位置する回路基板の裏面に聴覚情報提供手段である警報用のブザーを取り付け、ドライバー(利用者)がシートベルトを装着していない場合には前記ブザーを鳴らし、前記ブザーの警報(吹鳴)音は前記回路基板の背後を覆うカバーに設けた複数のスリット(孔)を通って前記車両用計器の背後へ伝えられ、その後、前記車両用計器を収納するインパネ内部で反射を繰り返して前記利用者側に伝わるようになっていた。具体的には、前記警報音は前記車両用計器と前記インパネとの隙間から漏れた音あるいは前記インパネ内部に設けられた別の隙間を通り前記利用者の足下等から漏れた音として前記利用者に伝わる構成であった(例えば下記特許文献1参照)。一方、下記文献2には、車両用計器において、聴覚情報提供手段であるエキサイタからなる駆動手段をフロントパネルにネジや接着剤等によって固定し、前記駆動手段の撓み振動によって前記フロントパネルを振動させる技術が開示されている。
実用新案登録第3094073号公報 特開2005−306167号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用情報提供装置の場合、車両用計器の背後へ伝えられるブザー音(警報音)は、前記車両用計器と前記インパネの隙間で反射を繰り返すため、前記車両用計器と前記インパネの形状に応じて前記ブザー音の伝わり方が変わっていた。この結果、前記車両用計器から同じブザー音を発しても、前記利用者には車種により異なる音圧、音質として聞こえていた。また、前記利用者には、元来、前記ブザーが持っている音に対して劣化(変質)した音(前記警報音)が必然的に伝わることから、前記警報音の音圧が不足してしまう、もしくは前記警報音の音質が悪化してしまう。さらに前記車種によって音圧、音質等の音響特性が異なるという問題があり、車両用情報提供装置における聴覚情報提供手段の更なる改良の余地が残されていた。さらに特許文献2に記載の車両用計器では、駆動手段がフロントパネルにネジや接着剤によって固定されていることで、前記駆動手段の撓み振動量に限界があるため、音響特性を向上させることが困難であるという問題があり、この点においても聴覚情報提供手段の更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、利用者に対する聴覚情報提供手段の音響特性を良好にすることが可能な駆動手段の固定構造及び車両用情報提供装置の提供を目的とするものである。
本発明は、所定の取付手段によって駆動手段を被取付部材に固定してなる駆動手段の固定構造であって、前記取付手段は前記駆動手段を弾性的に支持する支持部材と、前記支持部材を前記被取付部材に対し弾性的に固定する固定部材とからなることを特徴とする。
また本発明は、前記固定部材は、前記支持部材を保持するための保持体と、前記保持体に設けられた複数の第1の貫通孔部並びに前記複数の第1の貫通孔部に対応するように前記被取付部材にそれぞれ設けられた複数の第2の貫通孔部を貫通する複数のネジと、前記複数のネジとそれぞれ螺合される複数のナットと、前記保持体と前記ネジと前記ナットのうち少なくとも1つと前記被取付部材との間に介在する弾性部材とを備えてなることを特徴とする。
また本発明は、前記保持体が、複数の保持部を有するように分割形成されており、前記複数の保持部毎に、前記ネジが貫通する前記第1の貫通孔部と、前記支持部材を収納する収納部とを形成してなることを特徴とする。
また本発明は、利用者に所定情報を報知する車両用情報提供装置であって、前記利用者に前記所定情報を表示するための表示手段と、この表示手段の前方に配設され前記所定情報を前記利用者に透視可能とする透視パネルと、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段とを少なくとも備え、前記聴覚情報提供手段は前記透視パネルと当接するように所定の取付手段によって固定され、前記聴覚情報に応じて前記透視パネルを振動させる駆動手段を備え、前記取付手段が前記駆動手段を弾性的に支持する支持部材と、前記支持部材を前記透視パネルに対し弾性的に固定する固定部材とを備えてなることを特徴とする。
また本発明は、前記固定部材は、前記支持部材を保持するための保持体と、前記保持体に設けられた複数の第1の貫通孔部並びに前記複数の第1の貫通孔部に対応するように前記透視パネルにそれぞれ設けられた複数の第2の貫通孔部を貫通する複数のネジと、前記複数のネジとそれぞれ螺合される複数のナットと、前記保持体と前記ネジと前記ナットのうち少なくとも1つと前記透視パネルとの間に介在する弾性部材とを備えてなることを特徴とする。
また本発明は、前記保持体が、複数の保持部を有するように分割形成されており、前記複数の保持部毎に、前記ネジが貫通する前記第1の貫通孔部と、前記支持部材を収納する収納部とを形成してなることを特徴とする。
また本発明は、前記駆動手段は、前記表示手段の背後に位置する回路基板に対し接続部材で接続されてなることを特徴とする。
また本発明は、前記表示手段を少なくとも収納するカバー部材を備えてなり、前記カバー部材と前記透視パネルとが、前記駆動手段の固定されている位置から所定距離隔てた位置で所定の固定手段により固定されてなることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、利用者に対する聴覚情報提供手段の音響特性を良好にすることが可能な駆動手段の固定構造及び車両用情報提供装置を提供できる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における車両用情報提供装置の一例の概観図を示すもので、車両用情報提供装置100は、第1,第2の表示手段(表示部)D1,D2を備えた車両用メータからなる。第1の表示手段D1は、TFT等の液晶表示パネルや有機ELパネル等のマルチディスプレイからなり、図1中、車両用情報提供装置100の略中央部に配設され、各種情報の表示を行うものである。
また第2の表示手段D2は、後述する指針と指標板とを備えた指針式表示部からなり、第1の表示手段D1の左方に配設された速度計からなる第1の指針式表示部101と、第1の表示手段D1の右方に配設された回転計からなる第2の指針式表示部102とから構成される。また本実施形態の場合、各第2の表示手段D2における前記指標板の表面は、第1の表示手段D1の表示面と略同一面となるように設定されている。
図2は、図1の車両用情報提供装置100のブロック図である。その構成としては、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211と、車両インターフェース(車両I/F)手段201と、車両用情報提供装置100の制御を行う制御手段202と、処理プログラムを格納するROM等からなる記憶手段203と、第1の表示部D1の表示制御及び各指針式表示部101,102の駆動制御を行う駆動部204と、前記各種情報を聴覚的に報知するための聴覚情報提供手段220とを有している。
また、聴覚情報提供手段220の構成としては、音/音声を再生する音/音声合成手段221と、この音/音声合成手段221からの出力信号(音/音声出力信号)を増幅するアンプ222と、このアンプ222からの増幅信号を出力するエキサイタ(駆動手段)223とを有している。この場合、エキサイタ223は、2個用いられ、第1のエキサイタ(第1の駆動手段)223aと第2のエキサイタ(第2の駆動手段)223bとを備え、第1のエキサイタ223aは、第1の指針式表示部101の略中央部に配設され、第2のエキサイタ223bは、第2の指針式表示部102の略中央部に配設されている(図1参照)。
なお、アンプ222と各エキサイタ223a,223bとは接続部材224を通じて接続されており、接続部材224はアンプ222側となる雌型コネクタ224aと、各エキサイタ223a,223bの末端部に設けた雄型コネクタ224bとで構成され、雄型コネクタ224bを雌型コネクタ224aに装着することで各エキサイタ223a,223bが接続部材224を介してアンプ222とそれぞれ接続される。
また、エキサイタ223a,223bは、本実施形態の場合、後述するマグネット及び内部ヨークを収納する収納空間部を有する略円筒カップ型の外部ヨークと前記収納空間部内における底部側内壁面に順次載置される円板状のマグネット及び内部ヨークとを備え前記内部,外部ヨーク間に磁気ギャップを形成する磁気回路と、この磁気回路の前記磁気ギャップ内を振動するボイスコイルと、前記磁気回路上に配設され前記ボイスコイルに生じる駆動力によって上下に振動する振動体と、これら各部を収納する枠体とから主に構成されている。そして、かかるエキサイタ223a,223bは、前記ボイスコイルに印加される聴覚情報である電気信号の振幅と位相に応じて前記振動体が上下に振動し、この振動により後述する透視パネルを撓み振動させる駆動部としての機能を有している。
図3は、外部機器が接続された場合の車両用情報提供装置100のブロック図を示している。その構成としては、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211と、車両インターフェース(車両I/F)手段201と、車両用情報提供装置100の制御を行う制御手段202と、処理プログラムを格納するROM等からなる記憶手段203と、第1の表示部D1の表示制御及び各指針式表示部101,102の駆動制御を行う駆動部204と、前記外部機器である携帯オーディオ240と接続するための外部機器接続用の接続端子(オーディオ端子)241と、このオーディオ端子241を通じて携帯オーディオ240から出力される音信号を入力し、この音入力信号を増幅して出力する聴覚情報提供手段250とを有している。
そして、この場合、車両情報端子210は、図示しない操作手段(例えば、操作スイッチ)に備えられた音量UPスイッチ、音量DOWNスイッチまたはミュートスイッチの操作に伴う操作入力信号(音量調整信号)も入力することができるようになっている。
また、聴覚情報提供手段250の構成としては、前記音入力信号を増幅するアンプ(オーディオアンプ)251と、このオーディオアンプ251からの増幅信号を出力する前述したエキサイタ223a,223bとを有しており、オーディオアンプ251と各エキサイタ223a,223bとは、図2の場合と同様に雌型コネクタ224aと雄型コネクタ224bとからなる接続部材224を通じて接続されている。
また、図3の場合、制御手段202は、前記操作入力信号が車両情報端子210(前記操作手段)を介して入力されると、前記操作入力信号(前記音量UPスイッチ、前記音量DOWNスイッチ等の操作量)に応じてオーディオアンプ251のゲインを制御する。なお、前記操作入力信号は、利用者(運転者)の手動操作等によって制御手段202に入力される。
図4は、図1中、A−A線に沿った車両用情報提供装置100(第1の指針式表示部101)の断面図を示しており、かかる第1の指針式表示部101は、回路基板301と、この回路基板301に導通装着され回転軸302が前方に延びる駆動装置303と、回転軸302にて回転駆動される指針304と、この指針304の背後に位置して回路基板301上に配設される指標板305と、指針304と指標板305を露出させるための見返し部材(被覆部材)306と、この見返し部材306の前方側に配置される透視パネル307と、この透視パネル307の外縁部を隠蔽するバイザー308と、指標板305の背後に位置する回路基板301や駆動装置303等を収納するカバー部材309とから構成される。
回路基板301は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、聴覚情報提供手段220(250)を制御する制御手段202と、駆動装置303を駆動・制御する駆動部204と、音/音声合成手段221と、アンプ222(またはオーディオアンプ251)と、エキサイタ223と接続されることでエキサイタ223に駆動用信号を供給するための雌型コネクタ224aと、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。なお、雌型コネクタ224aは、回路基板301の背面に搭載されている。
駆動装置303は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸302が回路基板301を貫通するように、その主要部が回路基板301の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(駆動部204)に電気接続される。
指針304は、合成樹脂からなり、指標板305の後述する指標部を指示するように線状に延びる指示部304aと、この指示部304aの回転中心領域Rを覆うカバー(指針キャップ)304bとを備えている。
指標板305は、PC等の合成樹脂からなり、略薄板状に形成され、その表面には指示部304aの指示する目盛,数字等からなる指標部305aが形成されている。この場合、指標部305aは指針304の回転軌道に沿って円弧状に配列されている。
見返し部材306は、例えば黒色の合成樹脂からなり、指標板305の前方に配設され、指針304、指標板305の指標部305aを前記利用者にそれぞれ露出する開口窓部306aと、この開口窓部306aを取り巻くように透視パネル307側に延び、透視パネル307を支持する略枠状からなる支持部306bとを備えている。
透視パネル307は、透光性合成樹脂からなり、断面略凹部形状に形成され、見返し部材306の開口窓部306aを覆うように見返し部材306の支持部306bによって支持(保持)されるとともに指針304や指標板305を前記利用者に対して視認させるための略平板状の透視部307aと、この透視部307aの外周より見返し部材306の支持部306bの周囲に沿って延在する周壁部307bとを備え、周壁部307bの周囲には、透視部307aの板面方向と同一方向に延びる略枠形状のフランジ307cが形成されている。なお、307dは、固定手段である複数個のネジSを貫通させるためにフランジ307cに設けられた複数のネジ孔である。
そして、本実施形態では、指針304の回転中心領域R上であって、指針キャップ304bと対向する透視パネル(被取付部材)307の背面箇所(透視部307aの略中央部背面箇所)に後述する取付手段を用いて第1のエキサイタ223aが取り付けられる。この場合、取付手段400は、図5,図6に示すように第1のエキサイタ223aの主要部である本体部223cの周囲に延在する略円環板状のフランジ部223dを弾性的に支持するための支持部材F1と、この支持部材F1を透視パネル307に対して弾性的に固定するための固定部材F2とで構成される。
支持部材F1は、フランジ部223dの背後に重ねて配置される弾性体401及び板状部材402を有している。弾性体401は、クッション材やスペーサ等をはじめとする柔軟性を有する材料からなり、略円環状に形成され、第1のエキサイタ223aの本体部223cに対応して略円形状に開口形成された第1の開口部401aを備えている。
また、かかる弾性体401を支持する板状部材(抑え部材)402は、弾性体401の第1の開口部401aに対応する第2の開口部402aを有する略円環板状の合成樹脂材料または金属材料等からなり、その外形形状は弾性体401の外形形状と略同一形状に設定されている。なお、必要に応じて板状部材402を廃止して、支持部材F1を弾性体401のみで構成することも可能である。
一方、固定部材F2は、保持部403と、ネジ404と、ナット405と、第1の弾性部材(弾性部材)406と、第2の弾性部材(弾性部材)407とからなる。保持部403は、合成樹脂材料または金属材料等からなり、断面略「コ」字形状に形成され、弾性体401や板状部材402の主要部を外側から包囲するように配設され、透視パネル307における透視部307aの背面に沿うように配設される略平板状の前面壁部403aと、板状部材402の背面に沿うように配設され前面壁部403aと対をなす底壁部403bと、前面壁部403aと底壁部403bとを繋ぐ立壁部403cとを有し、前面壁部403aと底壁部403bと立壁部403cとで支持部材F1を収納する収納部S1を形成しつつ、底壁部403bによって板状部材402を保持している。また、前面壁部403aの略中央部にはネジ404が貫通する略円形の第1の貫通孔部403dが形成されており、この第1の貫通孔部403dに対応する透視部307a箇所には、第1の貫通孔部403dに連通する略円形の第2の貫通孔部307eが形成されている。
なお、本実施形態の場合、保持部403は、図6に示すように3つ用いられ、3つの保持部403によって支持部材F1を保持する保持体Hを構成している。かかる保持体Hである3つの保持部403は、環状溝部411cにおける所定位置に等間隔にそれぞれ配設され、これに伴い保持部403を固定するためのネジ404やナット405も、保持部403の個数と同数の3個用いられる。
第1の弾性部材406は、クッション材やスペーサ等をはじめとする柔軟性を有する材料からなり、略四角形状に形成され、透視部307aと保持部403の前面壁部403aとの間に配設される。また、第1の弾性部材406は、その外形形状が前面壁部403aの形状と略同一形状に設定されており、さらに第1の弾性部材406の略中央部には、第1,第2の貫通孔部403d,307eに対応する位置に略円形状の孔406aが開口形成されている。
第2の弾性部材407は、第1の弾性部材406と同一形状、同一材料であり、ネジ404の頂部404aと透視部307aとの間に配設され、その略中央部には、第1,第2の貫通孔部403d,307e、並びに第1の弾性部材406の孔406aに対応する位置に略円形状の孔407aが開口形成されている。なお、必要に応じて、各弾性部材406,407のうちどちらか一方を廃止することも可能である。
そして、かかる取付手段400を用いて第1のエキサイタ223aを透視パネル307(透視部307a)に組み付ける場合には、まず図示しない所定の固定治具に透視部307aの前面が上側に位置するように透視パネル307をセットし、第1のエキサイタ223aにおける前記振動体と透視部307aとが当接するように所定の固定治具で第1のエキサイタ223aを支持する。
次に、弾性体401の第1の開口部401a並びに板状部材402の第2の開口部402aと、第1のエキサイタ223aにおける本体部223cとが対向(対応)するように支持部材F1と第1のエキサイタ223aとを位置合わせし、この状態から、支持部材F1をそのまま第1のエキサイタ223aにおけるフランジ部223d側に平行移動させることで、本体部223cが第1の開口部401aに嵌め合わされる。なお、この状態で、3つの保持部403が配設されない支持部材F1の板状部材402背面部分を所定の固定治具を用いてさらに支持しておく必要がある。
次に、保持部403における前面壁部403aの第1の貫通孔部403dと第1の弾性部材406の孔406aとが対応(連通)するように前面壁部403a上に第1の弾性部材406を載置する。
次に、第1の弾性部材406の孔406aと、透視部307aの第2の貫通孔部307eとが対応(対向)するように第1の弾性部材406の載置された保持部403と透視部307aとを位置合わせする。そして、この状態から、第1の弾性部材406の載置された保持部403をそのまま透視部307a側に平行移動させることで、孔406cと第2の貫通孔部307eとが連通するように第1の弾性部材406が透視部307a背面と当接する。この際、保持部403の平行移動に応じて、底壁部403bが支持部材F1をフランジ部223d側に若干、押圧するように板状部材402の背面に接触している。なお、この状態においても保持部403が脱落しないように、底壁部403b背面部分を所定の固定治具を用いてさらに支持しておく必要がある。
最後に、第2の弾性部材407の孔407aと、透視部307aの第2の貫通孔部307eとが対応(連通)するように透視部307a上に第2の弾性部材407を載置し、ネジ404のネジ部404bを、孔407a、第2の貫通孔部307e、第1の弾性部材406の孔406a並びに前面壁部403aの第1の貫通孔部403dの順に貫通させて、前面壁部403aの背面側に突出するネジ部404bの突出端部をナット405で締め付け固定する。なお、残る2つの保持部403も、前述した組み付け作業により、ネジ404とナット405、並びに各弾性部材406,407を用いて透視パネル307に組み付けられることで、第1のエキサイタ223aの透視パネル307への組み付け作業が完了する。かかる第1のエキサイタ223aの装着された透視パネル307は、所定の固定治具から取り外され、後述するようにカバー部材309に組み付けられる。
従って、本実施形態によれば、第1のエキサイタ223aを弾性的に支持するための支持部材F1と、この支持部材F1を透視パネル307に対し弾性的に固定してなる固定部材F2とからなる取付手段400を採用したことで、第1のエキサイタ223aにおける前記振動体の表面と透視パネル307背面とが当接するように第1のエキサイタ223aが透視パネル307に固定されるため、前記電気信号と振幅と位相に応じた前記振動体の上下振動が、透視パネル307に対し撓み振動として直接、伝達される。
ここで、透視パネル307と保持部403の前面壁部403aとの間に第1の弾性部材406を介在させ、透視パネル307とネジ404の頂部404aとの間に第2の弾性部材407を介在させたことにより、前記振動体の上下振動に伴う透視パネル307の撓み振動量が制約されるのを防止できるようになっている。つまり、透視パネル307と保持部403とが、弾性変形可能な第1の弾性部材406を介して間接的に接合され、且つ透視パネル307とネジ404とが、弾性変形可能な第2の弾性部材407を介して間接的に接合されていることで、透視パネル307の撓み振動に連動して各弾性部材406,407が変形(弾性変形)するので、透視パネル307の前記撓み振動量が保持部403やネジ404によって制約されない構成となり、これにより透視パネル307の前記撓み振動量に遊び(余裕)を持たせることができる。さらに、本実施形態では、各弾性部材406,407に加えて第1のエキサイタ223aを弾性的に支持する弾性体401を採用していることで、車両の走行時に第1のエキサイタ223aに加わる外部からの振動を緩和させることができる。
さらに、本実施形態では、取付手段400によって固定された第1のエキサイタ223a並びに取付手段400が、透視部307aの前面に当接するように配設される後述する隠蔽部材によって覆い隠され(隠蔽され)、前記利用者側からは視認されない構成となっている。具体的には、隠蔽部材410は、透視部307aを挟んで取付手段400の前方に配設され、取付手段400を構成する各部よりも外形形状が大きい基部411と、この基部411と透視部307aとの間に介在する緩衝部材412とからなる。
基部411は、アクリル樹脂からなり、略半球形状に形成され、底面部411aと曲面部411bとを備え、底面部411aには、ネジ404の頂部404aを収納するための収納空間となる環状溝部411cが形成されている。一方、曲面部411bの表面には、シルバー等の金属色調(メタリック調)からなる遮光性を有する表面処理部411dが塗装または蒸着等の手段により形成されている。これにより、前記利用者側からは、隠蔽部材410が、表面処理部411d自体の色調である金属色調を有するように視認され、第1のエキサイタ223a及び取付手段400は視認されないようになっている。
緩衝部材412は、クッション材等をはじめとする弾性変形可能な材料からなり、その外形形状が基部411の底面部411aと略同一形状である略円環形状に形成されている。また、412aは、基部411における環状溝部411cを構成する外側壁部411eに対応するように開口形成された略円形状の貫通孔からなる貫通部であり、この貫通部412a及び環状溝部411cによってネジ404の頂部404aが収納される構成となる。かかる緩衝部材412を採用することによって、透視パネル307と隠蔽部材410とが、弾性変形可能な緩衝部材412を介して間接的に接合されているため、透視パネル307の前記撓み振動量により遊び(余裕)を持たせることができる。なお、この場合、透視パネル307と緩衝部材412、並びに基部411と緩衝部材412は、接着剤等によって固定される。また、図示省略するが、図4において第1のエキサイタ223aにおける前記ボイスコイル両端部と、雄型コネクタ224bとは、一対の電気コード(信号線)によって電気的に接続されている。
バイザー308は、例えば黒色の合成樹脂からなり、略筒状に形成され、透視パネル307の一部である透視パネル307外縁部のみを隠蔽するように透視パネル307の前方に配設されている。かかる略筒状のバイザー308は、前記利用者が透視パネル307を通じて視認可能な指針式表示部D2の領域(見返し部材306の開口窓部306a領域)に対応した内部空間である空洞部308aを備えている。言い換えると、バイザー308は、指針式表示部D2を取り巻くように透視パネル307の前記外縁部上に配設され、また空洞部308aは透視パネル307の前記撓み振動により生じる音を放射音として前記利用者に伝達する音伝達部としての機能を有している。
カバー部材309は、例えば白色の合成樹脂からなり、指標板305側が開口する断面略凹部形状に形成され、回路基板301や駆動装置303、指標板305等を収納する収納部材としての機能、図示しない放熱孔を通じて指針照明用光源や指標板照明用光源等から発せられる熱等を車両用情報提供装置100外部に逃がすための放熱部材としての機能等を有し、略平板状の底壁部309aと、この底壁部309aの外周から指標板305側に向けて延びる側壁部309bとを備えている。また、側壁部309bの周囲には、透視パネル307のフランジ307cの背面に沿うように延びる鍔部309cが形成されている。
鍔部309cは、フランジ307cに形成した各ネジ孔307dに対応する位置に表裏を貫通する複数の貫通孔309dを備え、さらに鍔部309cには、各貫通孔309dにおける背面側の孔を塞ぐように背後に突出形成され、鍔部309cよりも肉厚の複数の突出部309eが設けられている。なお、309fは、各ネジ孔307d及び各貫通孔309dに対応する位置に形成され、ネジSを固定するためのネジ固定部である。
かかるカバー部材309と透視パネル307との組み付けは、カバー部材309の各貫通孔309dが透視パネル307の各ネジ孔307dに対応するようにカバー部材309と透視パネル307とを位置合わせし、ネジSを各ネジ孔307d及び各貫通孔309dに貫通させて、さらにネジSの貫通端部をネジ固定部309fに螺着させることで、透視パネル307がカバー部材309に組み付けられる。このように、透視パネル307とカバー部材309との固定が、第1のエキサイタ223aが固定される透視パネル307の略中央部から、所定距離隔てた位置、つまり透視パネル307の外縁部に位置するフランジ307cと、これに対応する鍔部309cとで行われていることで、第1のエキサイタ223aにおける前記振動体の上下振動に伴う透視パネル307の撓み振動量が制約されるのをより防止できるようになっている。
以上の各部により、車両用情報提供装置100(第1の指針式表示部101)が構成される。なお、第2のエキサイタ223bが配設される第2の指針式表示部102の構成は、前述した第1の指針式表示部101の構成と略同一であり、かかる第2の指針式表示部102においても図示は省略するが第2のエキサイタ223bは、透視パネル307の背面に取付手段400により固定され、さらに取付手段400を含む第2のエキサイタ223bが、透視パネル307の前面に配設される隠蔽部材410によって前記利用者側から視認されない構成となっている。さらに、第1の表示部材D1は、第1の指針式表示部101と同様に、見返し部材306、透視パネル307並びにバイザー308を通じて前記利用者に視認可能に構成されている。また、かかる車両用情報提供装置100は、図2に示すように多重通信ライン230を介して走行制御装置231と操作手段232とに接続されている。
次に、車両用情報提供装置100の動作について説明する。制御手段202は、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211から、走行制御(オートクルーズ、レーンキープ)に関する車両状態、アラーム情報、及びオートクルーズ、レーンキープの操作に関する情報を入手し、この情報に基づいてオートクルーズ、レーンキープに関する車両状態報知、アラーム出力、及びオートクルーズ、レーンキープの操作に関するガイダンス、アンサーバックを、聴覚情報提供手段220のエキサイタ223を介して効果音と音声(と表示部D1の画像)で行う。
ここで、前記アラーム情報を例に挙げて制御手段202の入力時の動作について説明する。制御手段202は、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211から車両に関する情報を入手し、この情報に基づいて警告の発生条件があるか否か判定する。ここで警告の発生条件を検出すると警告情報を聴覚情報提供手段220で効果音と音声とで報知するとともに、前記警告情報に関係する表示形態を表示部D1によって表示する。
図7は、その具体例を示すものであり、制御手段202は、シートベルトが未着用(未装着)であることを示す検出信号が車両情報端子210または多重通信入出力端子211を介して入力されると、効果音「ポーン」の後、音声にて「シートベルトを着用してください」を出力するように聴覚情報提供手段220を制御する。従って、聴覚情報提供手段220のエキサイタ223における前記振動体の上下振動が透視パネル307に伝わり、この振動により透視パネル307からは前記効果音及び前記音声が空洞部308aに向けて発せられることで、前記利用者は、前記効果音及び前記音声を容易に認識することができる。なお、ここでは表示部D1を介して視覚情報も併用している。
以上のように本実施形態では、前記利用者に前記所定情報を報知する車両用情報提供装置100であって、前記利用者に前記所定情報を表示するための表示手段D1(D2)と、この表示手段D1(D2)の前方に配設され前記所定情報を前記利用者に透視可能とする透視パネル307と、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段220とを備え、聴覚情報提供手段220は透視パネル307と当接するように所定の取付手段400によって固定され、前記聴覚情報に応じて透視パネル307を振動させるエキサイタ223を備え、取付手段400がエキサイタ223を弾性的に支持する支持部材F1と、支持部材F1を透視パネル307に対し弾性的に固定する固定部材F2とを備えてなるものである。
従って、前記利用者は、透視パネル307の前記撓み振動により生じる音を、あたかも透視パネル307全体から発せられる音(聴覚情報)のように感じ取ることができる。つまり、エキサイタ223における前記振動体の上下振動がダイレクトに透視パネル307に伝達するので、透視パネル307の発する音が劣化することなく前記利用者に聴覚情報(例えば警告情報)として与えられ、これにより音響特性の良好な車両用情報提供装置を提供することができる。また、取付手段400を通じてエキサイタ223が透視パネル307に対し弾性的に取り付けられていることで、エキサイタ223における前記振動体の上下振動に伴う透視パネル307の撓み振動量が制約されるのを防止することができる。
また本実施形態では、保持体Hが、3つの保持部403を有するように分割形成されており、3つの保持部403毎に、ネジ404が貫通する第1の貫通孔部403dと、支持部材F1を収納する収納部S1とを形成してなることにより、透視パネル307の板面方向における保持部403(前面壁部403aや底壁部403b)の外形形状が大型化するのを抑制することができるため、エキサイタ223を固定するのに必要な領域を最小限に設定することが可能となる。
また本実施形態では、エキサイタ223を隠蔽部材410によって覆い隠す構成としてことで、エキサイタ223を透視パネル307のあらゆる位置に設置することが可能となり、設計自由度を向上させることができる。特に本実施形態では、各エキサイタ223並びに隠蔽部材410が、指針式表示部D2の中心部(つまり、指針304の回転中心領域Rの真上)に位置していることで、前記利用者は、透視パネル307を通じてより音質の高められた音を聞き取ることが可能であり、これにより更なる音響特性の良好な車両用情報提供装置を提供することができる。なお、取付手段400を用いて固定されたエキサイタ223及び取付手段400をバイザー308によって覆い隠される位置となる透視パネル307箇所に配設した場合には、エキサイタ223を隠蔽するための専用の隠蔽部材410が不要となるので、コスト上昇を抑制することができる。
また本実施形態では、透視パネル307の前記外縁部を覆い隠すように透視パネル307の前方に配設されるバイザー308を備え、このバイザー308は各表示手段D1,D2に対応する空洞部308aを有することにより、エキサイタ223における前記振動体の上下振動によって透視パネル307から発せられる音が、空洞部308aに放射音として放射される構成となり、この際、透視パネル307とバイザー308とで形成される凹部空間が音の共鳴体として作用することから、前記放射音は、あたかも透視パネル307(バイザー308内部)から発せられる臨場感の演出された音(音量感の高められた音)のように前記利用者に対して情報伝達され、これにより音響特性の良好な車両用情報提供装置を提供することができる。
また本実施形態では、保持体Hが、3つの保持部403を有するように分割形成され、3つの保持部403毎にネジ404が貫通する第1の貫通孔部403dを設けた場合について説明したが、例えば保持体Hを互いに対向する一対の第1,第2の円環板部と、前記第1の円環板部の外周部と前記第2の円環板部の外周部とを連結する立壁からなる環状壁部とで構成し、前記第1の円環板部にネジが貫通する貫通孔部を3箇所設けることも可能である。
また本実施形態では、固定部材F2の構成部品である保持部403、ネジ404、ナット405、各弾性部材406,407をそれぞれ3個用いて、支持部材F1により弾性的に支持されたエキサイタ223を透視パネル307に対し固定した例について説明したが、保持部403、ネジ404、ナット405、各弾性部材406,407の個数は、このように各々3個ではなく、各々2個でもよいし、各々4個以上であってもよい。
なお本実施形態では、保持部403と透視パネル307との間に第1の弾性部材406を介在させるとともにネジ404の頂部404aと透視パネル307との間に第2の弾性部材407を介在させた場合について説明したが、例えば保持部403の前面壁部403a及び立壁部403cを廃止し保持部403を底壁部403のみを有する円環板状部とし、ネジのネジ部が本実施形態にて採用したネジ部404bよりも長いネジ部を用い、前記ネジ部を前記円環板状部(底壁部403b)に設けた孔に貫通させ、前記円環板状部の背後に突出する前記ネジ部の突出端部に所定の弾性部材を介してナットを締め付け固定するようにしてもよい。また、この場合、弾性体401及び板状部材402は、エキサイタ223aのフランジ部223dのみを支持するような形状に設定するか、あるいは前記ネジ部を貫通させるための孔を個々に設ける必要がある。さらに、この場合、前記ネジを前記円環板状部(底壁部403b)の背後側から組み込み、透視パネル307上に載置された第2の弾性部材407の前方側に突出する前記ネジ部の突出端部にナットを締め付け固定することも可能である。
本発明は、聴覚情報提供手段を利用した車両用情報提供装置に関し、車両情報を提供する車両用計器のみならず、車両に搭載されるマルチディスプレイ装置等の車両用情報提供装置にも適用可能である。
本発明の実施形態による車両用情報提供装置の概観図である。 同実施形態による車両用情報提供装置のブロック図である。 同実施形態による車両用情報提供装置の他のブロック図である。 図1中、A−A断面図である。 図4中、B部を拡大して示す要部断面図である。 同実施形態による隠蔽部材を取り外した状態の透視パネルの要部正面図である。 同実施形態による警告情報の一例を示す図である。
符号の説明
100 車両用情報提供装置
220 聴覚情報提供手段
223 エキサイタ(駆動手段)
307 透視パネル(被取付部材)
400 取付手段
401 弾性体
402 板状部材(抑え部材)
403 保持部
404 ネジ
405 ナット
406 第1の弾性部材(弾性部材)
407 第2の弾性部材(弾性部材)
410 隠蔽部材
D1,D2 表示手段
F1 支持部材
F2 固定部材
H 保持体

Claims (8)

  1. 所定の取付手段によって駆動手段を被取付部材に固定してなる駆動手段の固定構造であって、
    前記取付手段は前記駆動手段を弾性的に支持する支持部材と、前記支持部材を前記被取付部材に対し弾性的に固定する固定部材とからなることを特徴とする駆動手段の固定構造。
  2. 前記固定部材は、前記支持部材を保持するための保持体と、前記保持体に設けられた複数の第1の貫通孔部並びに前記複数の第1の貫通孔部に対応するように前記被取付部材にそれぞれ設けられた複数の第2の貫通孔部を貫通する複数のネジと、前記複数のネジとそれぞれ螺合される複数のナットと、前記保持体と前記ネジと前記ナットのうち少なくとも1つと前記被取付部材との間に介在する弾性部材とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の駆動手段の固定構造。
  3. 前記保持体が、複数の保持部を有するように分割形成されており、前記複数の保持部毎に、前記ネジが貫通する前記第1の貫通孔部と、前記支持部材を収納する収納部とを形成してなることを特徴とする請求項2記載の駆動手段の固定構造。
  4. 利用者に所定情報を報知する車両用情報提供装置であって、
    前記利用者に前記所定情報を表示するための表示手段と、この表示手段の前方に配設され前記所定情報を前記利用者に透視可能とする透視パネルと、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段とを少なくとも備え、
    前記聴覚情報提供手段は前記透視パネルと当接するように所定の取付手段によって固定され、前記聴覚情報に応じて前記透視パネルを振動させる駆動手段を備え、
    前記取付手段が前記駆動手段を弾性的に支持する支持部材と、前記支持部材を前記透視パネルに対し弾性的に固定する固定部材とを備えてなることを特徴とする車両用情報提供装置。
  5. 前記固定部材は、前記支持部材を保持するための保持体と、前記保持体に設けられた複数の第1の貫通孔部並びに前記複数の第1の貫通孔部に対応するように前記透視パネルにそれぞれ設けられた複数の第2の貫通孔部を貫通する複数のネジと、前記複数のネジとそれぞれ螺合される複数のナットと、前記保持体と前記ネジと前記ナットのうち少なくとも1つと前記透視パネルとの間に介在する弾性部材とを備えてなることを特徴とする請求項4記載の車両用情報提供装置。
  6. 前記保持体が、複数の保持部を有するように分割形成されており、前記複数の保持部毎に、前記ネジが貫通する前記第1の貫通孔部と、前記支持部材を収納する収納部とを形成してなることを特徴とする請求項5記載の車両用情報提供装置。
  7. 前記駆動手段は、前記表示手段の背後に位置する回路基板に対し接続部材で接続されてなることを特徴とする請求項4記載の車両用情報提供装置。
  8. 前記表示手段を少なくとも収納するカバー部材を備えてなり、前記カバー部材と前記透視パネルとが、前記駆動手段の固定されている位置から所定距離隔てた位置で所定の固定手段により固定されてなることを特徴とする請求項4記載の車両用情報提供装置。
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CN112776724A (zh) * 2021-02-04 2021-05-11 苏州桐劼汽车电子有限公司 弹性缓冲装置

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