JP2007215045A - 無線通信方法および無線通信装置 - Google Patents
無線通信方法および無線通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007215045A JP2007215045A JP2006034451A JP2006034451A JP2007215045A JP 2007215045 A JP2007215045 A JP 2007215045A JP 2006034451 A JP2006034451 A JP 2006034451A JP 2006034451 A JP2006034451 A JP 2006034451A JP 2007215045 A JP2007215045 A JP 2007215045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- channel response
- interference space
- transmission
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
【解決手段】通信相手および送信すべきデータが決定されると、チャネル情報取得回路108は通信相手のチャネル応答行列を直交空間演算回路106と干渉空間演算回路107に送る。干渉空間演算回路107は、干渉空間基底ベクトル群をチャネル応答行列から演算し、直交空間演算回路106に出力する。直交空間演算回路106は、チャネル応答行列および干渉空間基底ベクトル群から、直交空間チャネル応答行列を演算し、送信ウエイト演算回路105出力する。送信ウエイト演算回路105で、各通信相手に対する各信号系列のそれぞれのアンテナにおける送信ウエイトを算出する。これにより、所望通信相手以外への干渉信号を低減させる。
【選択図】図1
Description
[H(1) T , H(2) T , ・・・ ,H(Mu) T ,]T
と定義する。
Wall = [ W(1), W(2), ・・・ ,W(Mu),] (MT×L行列)、
送信信号全体をXall
Xall =[ X(1) T , X(2) T , ・・・ ,X(Mu) T ,]T (L×1ベクトル)、受信信号全体をYall
Yall =[ Y(1) T , Y(2) T , ・・・ ,Y(Mu) T ,]T (MR×1ベクトル)とする。すると受信信号Yallは、以下のように表せる。
(Miyashita, K. ;Nishimura, T. ;Ohgane, T. ;Ogawa, Y. ;Takatori, Y. ;Keizo Cho;’’High data−rate transmission with eigenbeam−space division multiplexing (E−SDM) in a MIMO channel, ‘’Vehicular Technology Conference, 2002. Proseedings. VTC 2002−Fall. 2002 IEEE 56th, Volume:3, 24−28 Sept. 2002 Pages:13 02_1306 vol. 3).
(第1実施形態)
図1に本発明第1の実施形態における送信部の構成例を示す。図1において、100はデータ分割回路、101−1〜101−Lは変調回路、102は送信信号変換回路、103−1〜103−MTは無線部、104−1〜104−MTはアンテナ、105は送信ウエイト演算回路、106は直交空間演算回路、108は干渉空間演算回路、107はチャネル応答行列取得回路、110は送信ウエイト決定ブロックを示す。
Hall=[H(1) T , H(2) T , ・・・ ,H(Mu) T]T
の推定を行う。ここで得られた全空間チャネル行列を、干渉空間演算回路107および、直交空間演算回路106に出力する。
H(k) =[hk,1 T, hk,2 T, ・・・ ,hk,MR(k) T ]T
と干渉空間基底ベクトル群E(k)
E(k) =[ek,1 T, ek,2 T, ・・・ ek,MR’(k) T]T
とにより、以下のように表せる。
H’(k) H=Q’(k)R’(k)
とし、得られるQ’(k)を送信ウエイトとしても同様である。
Wall=[W(1),W(2), ・・・ ,W(k)]
と表せ、このようにして得られた送信ウエイトを用いて通信を行うと、各通信相手において受信される受信信号Yallは、以下のように表せる。
H’(k)=U’(k)D’(k)V’(k) H
における送信側固有ベクトルV’(k)
V’(k)=(v’k,1, …, v’k,MR(k))
を選ぶことで、固有値D’(k)に対応する高い伝送容量を得ることができる。
G(k)=[(F(1) HH(1))T, ・・・ , (F(k−1) HH(k−1))T, (F(k+1) HH(k+1))T, ・・・ , (F(Mu) HH(Mu))T]T
L’k(j)=MR(j)
とすることで、本発明第1の実施形態となる。
H(k)=Q(k)R(k)
とし、得られるQ(k)を初期ウエイトとしても同様である。または、H(b)H(h) Hの固有ベクトルを用いることもでき、対応する固有値が大きいものから選択することもできる。
図3は、本発明の第2実施形態を示すものである。図3において、205は送信ウエイト演算回路、206は直交空間演算回路、207は通信空間選択回路、208はチャネル情報取得回路、209は干渉空間候補演算回路を示す。通信空間選択回路207は下り回線を行う通信相手数および空間多重数を選択する。
Ω(k)=[ωk,1 T,ωk,2 T, ・・・ωk,MR(k) T]T
を演算する。
H(k)=U(k)D(k)V(k) H
における送信側固有ベクトルV(k)
V(k)=(vk,1, ..., vk,MR(k))
をωk,jとして選ぶこともできる。
Pkl,ab=(ωk,a,ωl,b)である。
MR(A)=4、
MR(B)=3、
MR(C)=3
と仮定し、干渉空間基底ベクトル候補の内積値の絶対値を示したものである。ここで、他の通信相手に対し、内積値の絶対値が高くなる干渉空間基底ベクトル候補は使わないものとして通信系列数、および干渉空間として選択するベクトル数を減らすことができる。
log2(1+SNR)
を用いることができる。
Γv,l=(1−Σζρ2)・SNRv,l
として、マルチユーザ送信時の推定信号対雑音比を用いることもできる。
G(k)=[Ω’ 1) T, ・・・ ,Ω’(k−1) T , Ω’ (k+1) T, ・・・ ,Ω ’(Mu) T]T
を決定する。
Ω’(l)=F(l) HH(l)
である(L’(l)×MT行列)。L’(l)はl番目の通信相手に対して選択された干渉空間基底ベクトルの数であり、l番目の通信系列の数L(l)以上の値となる。
L’(l)=0
であり、干渉基底ベクトル候補Ω’(l)は用いられない。
E(k) =[ek,1 T,ek,2 T,・・・,ek,L2(k) T]T
を求め、直交チャネル応答行列から送信ウエイトを決定できる。
G’(l)=[G(l) T , G+ (l) T]T ((L’’(k)+ L+’(k))×MT行列)
を定義することができる。
G+ (l)=[Ω’’(1), ・・・,Ω’’(k−1), Ω’’(k+1), ・・・ ,Ω’’(Mu)](L+’(k)×MT行列)
と表せる。この拡張干渉空間チャネル応答行列G’(l)を用いて、数式(8)のように、干渉基底ベクトル群E(k)
E(k)=[ek,1 T, ek,2 T, ・・・ ek, L+(k)+ L2(k) T]T
を決定する。
図9は、本発明第3の実施形態における送信ウエイト決定ブロック110の構成例を示す。図9において、305は送信ウエイト演算回路、306は直交空間演算回路、307は通信空間選択回路、308はチャネル応答行列取得回路、309は干渉空間候補演算回路、310は付加干渉空間選択回路を示す。
γ1,・・・,γ1’’add(k)、
もしくは付加準干渉空間基底ベクトル
γ’1, ・・・ ,γ’L+add(k)
を、通信空間選択回路307に出力する。付加干渉空間ベクトル数はL’’add(k)、付加準干渉空間ベクトル数はL+ add(k)である。
(L’’(k)+L’’add(k)+L+ (k)+L+ add(k))×MT
行列となり、以下のように表すことができる。
G’(k)=[G(l) T , γ1 T, ・・・ ,γL’’add(k) T ,G+ (l) T ,γ’1 T,・・・ ,γ’L+add(k) T]T
E(k)=[ek,1 T, ek,2 T, ・・・ ek, L2(k)+L2add(k)+L+(k)+L+add(k) T]T
を決定する。
この干渉空間チャネル応答行列を用いると、直交空間チャネル応答行列は、以下のように表すことができる。
図11に本発明第4の実施形態における送信ウエイト決定ブロック110の構成例を示す。図11において、405−1、405−2は送信ウエイト演算回路、406は直交空間演算回路、407は通信空間選択回路、409は干渉空間候補演算回路、410は付加干渉空間選択回路、411は送信ランク設定回路を示す。
図13は、本発明第5の実施形態における送信ウエイト決定ブロック110の構成例を示す。図において、505−1は第1の送信ウエイト演算回路、505−2は第2の送信ウエイト演算回路、506−1は第1の直交空間演算回路、506−2は第2の直交空間演算回路、507−1は第1の通信空間選択回路、507−2は第2の通信空間選択回路、509−1は第1の干渉空間候補演算回路、509−2は第2の干渉空間候補演算回路、510は付加干渉空間選択回路、511は送信ランク設定回路を示す。
Ωf (η)=[ωf η,1 T, ωf η,2 T, ・・・ ωf η,MR(η) T]T、
Ωf (μ)=[ωf μ,1 T, ωf μ,2 T, ・・・ ωf μ,MR(μ) T]T
演算する。
における送信側固有ベクトルV(k)
V(k)=(vk,1, …, vk,MR(k))
をωk,jとして選ぶこともできる。
Gf (η)=[Ωf’ (μ) T]T
を決定する。
Ωf’(μ)=Ff(μ) HH(μ)
として得ることができる行列であり、Lf’(μ)×MT行列である。Lf’(μ)はμ番目の通信相手に対して選択された干渉空間基底ベクトルの数である。
Ef (η)=[ef η,1 T, ef η,2 T, ・・・ ef η,L2(η) T]T
を決定できる。
Hf’(η)=Uf’(η)Df’(η)Vf’(η) H
における送信側固有ベクトルV f’(η)
V f’(η)=(vf’η,1,…,vf’η,MR(η))
を第1の送信ウエイトとすることができる。同様にして、μ番目の通信相手に対する第1の送信ウエイトを求めることができる。
Gf’(η)=[Gf’(η),Gf+ (η)]
第2の実施形態で述べたように完全に直交させないが内積値を低減することもできる。
G+ (η)=[Ωf’’(μ)](Lf+’(k)×MT行列)
と表すことができる。
図15は、本発明第6の実施形態における送信ウエイト決定ブロック110の構成例を示す。図15において、605−1は第1の送信ウエイト演算回路、605−2は第2の送信ウエイト演算回路、606−1は第1の直交空間演算回路、606−2は第2の直交空間演算回路、607−1は第1の通信空間選択回路、607−2は第2の通信空間選択回路、609−1は第1の干渉空間候補演算回路、609−2は第2の干渉空間候補演算回路、610−1は第1の付加干渉空間選択回路、610−2は第2の付加干渉空間選択回路、611は送信ランク設定回路を示す。
Ωf (η)=[ωf η,1 T, ωf η,2 T, ・・・ ωf η,MR(η) T]T、
Ωf (μ)=[ωf μ,1 T, ωf μ,2 T, ・・・ ωf μ,MR(μ) T]T
を演算する。
H(k)=U(k)D(k)V(k) H
における送信側固有ベクトルV(k)
V(k)=(vk,1, ..., vk,MR(k))
をωk,jとして選ぶこともできる。
ωn,1, ωn,2, ・・・ ωn,MR(n)、
もしくは、そのいずれかを送信ウエイトとした際のn番目の通信相手が形成する受信ウエイトを初期ウエイトFf(n)として用い、Ωf’(n)=Ff(n) HH(n)、第1の付加干渉空間基底ベクトルもしくは第1の付加準干渉基底ベクトルに加え、第1の通信空間選択回路606−1に出力する。第1の付加干渉空間ベクトル数はLf’’add(k)、付加準干渉空間ベクトル数はLf+ add(k)である。
Gf’(k)= [Gf (l) T , gf 1 T, ・・・ ,gf L2add(k) T , Gf+ (l) T , gf’1 T, ・・・ ,g f’L+add(k) T]T
と表すことができる。この第1の拡張干渉空間チャネル応答行Gf’(l)を用いて、数式8のように、干渉基底ベクトル群Ef (k)
Ef (k)=ef k,1 T, ef k,2 T, ・・・ ef k, Lf2(k)+Lf2add(k)+Lf+(k)+Lf+add(k) T]T
を決定する。
101−1〜101−L ・・・変調回路
102・・・送信信号変換回路
103−1〜103−3 ・・・無線部
104−1〜104−MT・・・アンテナ
105・・・送信ウエイト演算回路
106・・・直交空間演算回路
107・・・干渉空間演算回路
205・・・送信ウエイト演算回路
206・・・直交空間演算回路
207・・・干渉空間演算回路
208・・・チャネル情報取得回路
305・・・送信ウエイト演算回路
306・・・直交空間演算回路
307・・・干渉空間演算回路
308・・・チャネル情報取得回路
309・・・干渉空間候補演算回路
310・・・付加干渉空間選択回路
405−1・・・第1の送信ウエイト演算回路
405−2・・・第2の送信ウエイト演算回路
406・・・直交空間演算回路
407・・・通信空間選択回路
408・・・チャネル情報取得回路
409・・・干渉空間候補演算回路
410・・・付加干渉空間選択回路
411・・・送信ランク設定回路
505−1・・・第1の送信ウエイト演算回路
505−2・・・第2の送信ウエイト演算回路
506−1・・・第1の直交空間演算回路
506−2・・・第2の直交空間演算回路
507−1・・・第1の通信空間選択回路
507−2・・・第2の通信空間選択回路
508・・・チャネル情報取得回路
509−1・・・第1の干渉空間候補演算回路
509−2・・・第2の干渉空間候補演算回路
510・・・付加干渉空間選択回路
511・・・送信ランク設定回路
605−1・・・第1の送信ウエイト演算回路
605−2・・・第2の送信ウエイト演算回路
606−1・・・第1の直交空間演算回路
606−2・・・第2の直交空間演算回路
607−1・・・第1の通信空間選択回路
607−2・・・第2の通信空間選択回路
608・・・チャネル情報取得回路
609−1・・・第1の干渉空間候補演算回路
609−2・・・第2の干渉空間候補演算回路
610−1・・・第1の付加干渉空間選択回路
610−2・・・第2の付加干渉空間選択回路
612・・・送信ランク設定回路
Claims (19)
- 複数の送信アンテナ素子を備え、通信相手の具備する受信アンテナと送信アンテナ素子との間、もしくは、受信アンテナを用いて形成される受信ビームと送信アンテナとの間の伝搬環境を表すチャネル応答行列を推定し、伝搬環境に適した送信ウエイトを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで複数の通信相手に送信信号を送信する無線通信方法であって、
通信を行う各通信相手に、当該通信相手以外の通信相手の受信アンテナもしくは受信ビームと送信装置の送信アンテナ間のチャネル応答ベクトル群から、当該通信相手の干渉空間基底ベクトル群を決定するステップと、
当該通信相手に対するチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルと直交する成分を取り出した直交空間チャネル応答行列を演算するステップと、
直交空間チャネル応答行列から、線形の演算で得られる送信ウエイトを決定するステップと
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 複数の送信アンテナ素子を備え、通信相手の具備する受信アンテナと送信アンテナ素子との間、もしくは、受信アンテナを用いて形成される受信ビームと送信アンテナとの間の伝搬環境を表すチャネル応答行列を推定し、伝搬環境に適した送信ウエイトを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで複数の通信相手に送信信号を送信する無線通信方法であって、
同時に通信を行う中から、第1の通信相手を決定するステップと、
第1の通信相手の第1の通信系列に用いる送信ウエイトを、第1の通信相手に対するチャネル応答行列から線形の演算により、第1の送信ウエイトとして決定するステップと、
第1の通信相手の第1の通信系列以外の通信系列と、第2の通信相手の通信系列に用いる送信ウエイトを決定するために、各通信相手に、当該通信相手以外の通信相手の受信アンテナもしくは受信ビームと送信装置の送信アンテナ間のチャネル応答ベクトル群と、第1の送信ウエイトに対し、第1の通信相手に形成される受信ビームと送信アンテナとの間のチャネル応答ベクトルから、当該通信相手の干渉空間基底ベクトル群を決定するステップと、
当該通信相手に対するチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルと直交する成分を取り出した直交空間チャネル応答行列を演算するステップと、
直交空間チャネル応答行列から、線形の演算で得られる第2の送信ウエイトを決定するステップと
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 複数の送信アンテナ素子を備え、通信相手の具備する受信アンテナと送信アンテナ素子との間、もしくは、受信アンテナを用いて形成される受信ビームと送信アンテナとの間の伝搬環境を表すチャネル応答行列を推定し、伝搬環境に適した送信ウエイトを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで複数の通信相手に送信信号を送信する無線通信方法であって、
同時に通信を行う中から、第1の通信相手を決定するステップと、
第1の通信相手の第1の通信系列の送信を行うと、この通信系列による干渉が大きく除去できない、もしくは、除去するのに十分な復号装置を有しない通信相手を判定し、これらの通信相手を干渉不可通信相手として決定するステップと、
干渉不可通信相手に対するチャネル応答行列から、第1の干渉空間基底ベクトルを決定するステップと、
第1の通信相手に対するチャネル応答行列から、第1の干渉空間基底ベクトルと直交する成分を取り出した第1の直交空間チャネル応答行列を演算するステップと、
第1の直交空間チャネル応答行列から、線形の演算で得られる第1の通信相手の第1の送信ウエイトを決定するステップと、
第1の通信相手の第1の通信系列以外の通信系列と、第2の通信相手の通信系列に用いる送信ウエイトを決定するために、各通信相手に、当該通信相手以外の通信相手の受信アンテナもしくは受信ビームと送信装置の送信アンテナ間のチャネル応答ベクトル群と、第1の送信ウエイトに対し、第1の通信相手に形成される受信ビームと送信アンテナとの間のチャネル応答ベクトルから、当該通信相手の干渉空間基底ベクトル群を決定するステップと、
当該通信相手に対するチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルと直交する成分を取り出した直交空間チャネル応答行列を演算するステップと、
直交空間チャネル応答行列から、線形の演算で得られる第2の送信ウエイトを決定するステップと
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 複数の送信アンテナ素子を備え、通信相手の具備する受信アンテナと送信アンテナ素子との間、もしくは、受信アンテナを用いて形成される受信ビームと送信アンテナとの間の伝搬環境を表すチャネル応答行列を推定し、伝搬環境に適した送信ウエイトを決定して送信信号に送信重み付けを行ったうえで複数の通信相手に送信信号を送信する無線通信方法であって、
同時に通信を行う中から、複数の第1の通信相手を決定するステップと、
第1の通信相手の第1の通信系列の送信を行うと、この通信系列による干渉が大きく除去できない、もしくは、除去するのに十分な復号装置を有しない通信相手を判定し、これらの通信相手を干渉不可通信相手として決定するステップと、
当該第1の通信相手以外の第1の通信相手のチャネル応答行列と、干渉不可通信相手に対するチャネル応答行列から、第1の干渉空間基底ベクトルを決定するステップと、
第1の通信相手に対するチャネル応答行列から、第1の干渉空間基底ベクトルと直交する成分を取り出した第1の直交空間チャネル応答行列を演算するステップと、
第1の直交空間チャネル応答行列から、線形の演算で得られる第1の通信相手の第1の送信ウエイトを決定するステップと、
第1の通信相手の第1の通信系列以外の通信系列と、第2の通信相手の通信系列に用いる送信ウエイトを決定するために、各通信相手に、当該通信相手以外の通信相手の受信アンテナもしくは受信ビームと送信装置の送信アンテナ間のチャネル応答ベクトル群と、第1の送信ウエイトに対し、第1の通信相手に形成される受信ビームと送信アンテナとの間のチャネル応答ベクトルから、当該通信相手の干渉空間基底ベクトル群を決定するステップと、
当該通信相手に対するチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルと直交する成分を取り出した直交空間チャネル応答行列を演算するステップと、
直交空間チャネル応答行列から、線形の演算で得られる第2の送信ウエイトを決定するステップと
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1〜4に記載の無線通信方法において、
干渉空間基底ベクトルとして、通信相手のチャネル応答行列の複素共役行列の行ベクトル群に直交化法を用いることで得られる単位ベクトルや、選択されたチャネル応答行列を特異値分解した際に得られる送信側固有ベクトル、もしくはこの固有ベクトルと近似できる線形演算で得られたベクトルを演算するステップと、
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1〜4に記載の無線通信方法において、
干渉空間基底ベクトル候補として、通信相手のチャネル応答行列の複素共役行列の行ベクトル群に直交化法を用いることで得られる単位ベクトルや、選択されたチャネル応答行列を特異値分解した際に得られる送信側固有ベクトル、もしくはこの固有ベクトルと近似できる線形演算で得られたベクトルを演算するステップと、
異なる通信相手に関連する前記ベクトルの内積値を演算し、この内積値が低くなるようにベクトルを選択し、干渉空間基底ベクトルを決定するステップと、
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1〜4に記載の無線通信方法において、
干渉空間基底ベクトル候補として、通信相手のチャネル応答行列の複素共役行列の行ベクトル群に直交化法を用いることで得られる単位ベクトルや、通信相手のチャネル応答行列を特異値分解した際に得られる送信側固有ベクトル、もしくはこの固有ベクトルと近似できる線形演算で得られたベクトルを演算するステップと、
この得られたベクトルを送信ウエイトとすることで得られる通信系列の信号対雑音比を推定するステップと、
異なる通信相手に関連する前記ベクトルの内積値を演算するステップと、
ベクトル間の相関から、それらのベクトルを用いた場合の信号対雑音比の劣化を推定し、通信を行う際の伝送容量の期待値が最も高くなる組み合わせを選択するステップと
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1〜4に記載の無線通信方法において、
干渉空間基底ベクトル候補として、通信相手のチャネル応答行列の複素共役行列の行ベクトル群に直交化法を用いることで得られる単位ベクトルや、通信相手のチャネル応答行列を特異値分解した際に得られる送信側固有ベクトル、もしくはこの固有ベクトルと近似できる線形演算で得られたベクトルを演算するステップと、
この得られたべクトルを送信ウエイトとすることで本来得られる通信系列の信号対雑音比を推定するステップと、
異なる通信相手に関連する前記ベクトルの内積値を演算するステップと、
ベクトル間の相関から、それらのベクトルを用いた場合の信号対雑音比の劣化を推定し、選択可能な変調方式を鑑み、許容する品質で、最大の伝送速度を達成できる組み合わせを選択するステップと
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1〜4に記載の無線通信方法において、
送信ウエイト、もしくは第1、第2の送信ウエイトを決定した後、再び干渉空間基底ベクトル、もしくは第1、第2の干渉基底ベクトルとして、当該通信相手の決定された送信ウエイトに対応する通信相手の受信ビームと送信アンテナ素子との間のチャネル応答ベクトルを演算するステップと、
直交空間チャネル応答行列、もしくは第1、第2の直交空間チャネル応答行列を新たに定義された干渉空間基底ベクトル、もしくは第1、第2の干渉空間基底ベクトルを用いることに基づき演算するステップと、
得られた直交空間チャネル応答行列、もしくは第2の直交空間チャネル応答行列から、新たに送信ウエイト、もしくは第2の送信ウエイトを決定するステップと
を備え、これらのステップを任意の回数繰り返すことを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1〜4に記載の無線通信方法において、
干渉基底空間装置の誤差および時変動により生じるチャネル応答行列の誤差を予想し、これらから想定されるベクトルを付加干渉空間基底ベクトルとして直交条件に加えるステップと、
付加干渉空間基底ベクトルとして、過去に推定したチャネル応答行列と現在のチャネル応答行列から、送信タイミングにおける送信時チャネル応答行列を推定し、推定された送信時チャネル応答行列から得られるベクトルを、直交条件に加えるステップを備えることを特徴とする無線通信方法。 - 請求項10に記載の無線通信方法において、
付加干渉空間基底ベクトルとして、周波数方向に情報を多重する通信を行う際に得られる、異なる周波数帯のチャネル応答行列を、直交条件に加えるステップを備えることを特徴とする無線通信方法。 - 複数本のアンテナ素子を備えた送信局と、
1つもしくは複数のアンテナ素子を備えた複数の通信相手局とにより構成され、送信局と複数の通信相手局のアンテナ素子、もしくはそれらアンテナ素子に形成されるビームにより構成されるMIMO(Multiple Input Multiple Output)チャネルを介して、複数の通信相手局に対し、ひとつまたは複数の信号系列を同一周波数チャネルおよび同一時刻に空間多重してMIMO通信を行うことが可能な無線通信システムにおける、Mu個の通信相手について、L(1)〜L(Mu)個の空間多重により信号を送信する無線通信装置において、
送信空間多重数Mu×(L(1)+L(2)+・・・+L(Mu))以上となる、MT(MT>1:整数)本のアンテナ素子を具備し、
前記各アンテナ素子に接続され、受信時には受信信号からをベースバンド信号に変換し、チャネル情報取得回路へ出力し、送信時には送信信号を無線信号としてアンテナ素子から送信を行う無線部と、
無線部から入力された信号から、通信相手に対するチャネル応答行列の推定し、通信相手と送信信号が決定すると、送信を行う通信相手のチャネル応答行列を干渉空間演算回路へ出力するチャネル情報取得回路と、
チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列を元に、各通信相手に対する干渉空間ベクトルの算出を行う干渉空間演算回路と、
干渉空間演算回路から入力される干渉空間ベクトルおよび、チャネル応答行列取得回路から入力されるチャネル応答行列をもとに、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する直交空間演算回路と、
直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する変調方式や符号化率からなる伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する送信ウエイト演算回路と、
上記チャネル応答行列取得回路、干渉空間演算回路、直交空間演算回路、送信ウエイト演算回路から構成される送信ウエイト決定ブロックと、
送信データを通信系列数に伝送モードに応じて分割するデータ分割回路と、各信号系列に変調を行う変調回路と、
変調された各通信系列に送信ウエイト演算回路で決定された送信ウエイトを乗算し、対応するのアンテナ素子に接続された無線部に出力を行う送信信号変換回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、通信相手と送信信号が決定すると、通信相手のチャネル応答行列を干渉空間候補演算回路に出力するチャネル情報取得回路と、
入力されたチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する干渉空間候補演算回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択する通信空間選択回路と、
通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する直交空間演算回路と、
直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、通信相手と送信信号が決定すると、通信相手のチャネル応答行列を干渉空間候補演算回路に出力するチャネル情報取得回路と、
入力されたチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する干渉空間候補演算回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない準干渉空間基底ベクトルを選択し、直交空間演算回路に出力する通信空間選択回路と、
通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトル、準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する直交空間演算回路と、
直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、通信相手と送信信号が決定すると、通信相手のチャネル応答行列を干渉空間候補演算回路に出力するチャネル情報取得回路と、
入力されたチャネル応答行列から、干渉空間基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する干渉空間候補演算回路と、
時変動の影響や、装置の誤差により、実際に送信を行う際に干渉空間となることが予想されるベクトルを、付加干渉空間ベクトルとして出力を行う付加干渉空間選択回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない準干渉空間基底ベクトルを選択し、付加干渉空間選択回路から入力された付加干渉空間ベクトルを、干渉空間基底ベクトルと直交するベクトルに変換し、干渉空間基底ベクトルか、準干渉空間基底ベクトルに加え、直交空間演算回路に出力する通信空間選択回路と、
通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトル、準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する直交空間演算回路と、
直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する第2の送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
通信相手と送信信号が決定すると、通信相手の中から優先して送信を行う第1の通信相手と第1の通信系列の数を決定し、第1の通信相手とその他の通信相手の情報をチャネル情報取得回路に出力する送信ランク設定回路と、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、送信ランク設定回路から通信相手と送信信号が入力されると、第1の通信相手のチャネル応答行列と第1の通信系列の数を第1の送信ウエイト演算回路へ、全通信相手のチャネル応答行列を第2の干渉空間候補演算回路へ出力するチャネル情報取得回路と、
入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、線形演算により、第1の送信ウエイトを規定数決定し、干渉空間候補演算回路に出力する第1の送信ウエイト演算回路と、
チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列と、第1の送信ウエイト演算回路から入力された第1の送信ウエイトから、基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する第2の干渉空間候補演算回路と、
時変動の影響や、装置の誤差により、実際に送信を行う際に干渉空間となることが予想されるベクトルを、付加干渉空間ベクトルとして出力を行う付加干渉空間選択回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない準干渉空間基底ベクトルを選択し、付加干渉空間選択回路から入力された付加干渉空間ベクトルを、干渉空間基底ベクトルと直交するベクトルに変換し、干渉空間基底ベクトルか、準干渉空間基底ベクトルに加え、第2の直交空間演算回路に出力する第2の通信空間選択回路と、
第2の通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトル、準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する第2の直交空間演算回路と、
第2の直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、第2の送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する第2の送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
通信相手と送信信号が決定すると、通信相手の中から優先して送信を行う複数の第1の通信相手と第1の通信系列の数を決定し、第1の通信相手とその他の通信相手の情報をチャネル情報取得回路に出力する送信ランク設定回路と、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、送信ランク設定回路から通信相手と送信信号が入力されると、第1の通信相手のチャネル応答行列と第1の通信系列の数を第1の直交空間演算回路と第1の干渉空間演算回路へ出力し、全通信相手のチャネル応答行列を第2の干渉空間候補演算回路へ出力するチャネル情報取得回路と、
入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、各第1の通信相手の第1の干渉空間基底ベクトルを決定し、第1の直交空間演算回路へ出力する第1の干渉空間演算回路と、
第1の干渉空間演算回路から入力された第1の干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、線形演算により、第1の送信ウエイトを規定数決定し、干渉空間候補演算回路に出力する第1の送信ウエイト演算回路と、
チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列と、第1の送信ウエイト演算回路から入力された第1の送信ウエイトから、第2の干渉空間基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する第2の干渉空間候補演算回路と、
時変動の影響や、装置の誤差により、実際に送信を行う際に干渉空間となることが予想されるベクトルを、付加干渉空間ベクトルとして出力を行う付加干渉空間選択回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない準干渉空間基底ベクトルを選択し、付加干渉空間選択回路から入力された付加干渉空間ベクトルを、干渉空間基底ベクトルと直交するベクトルに変換し、干渉空間基底ベクトルか、準干渉空間基底ベクトルに加え、 第2の直交空間演算回路に出力する第2の通信空間選択回路と、
第2の通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトル、準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する第2の直交空間演算回路と、
第2の直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する第2の送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
通信相手と送信信号が決定すると、通信相手の中から優先して送信を行う複数の第1の通信相手と第1の通信系列の数を決定し、第1の通信相手とその他の通信相手の情報をチャネル情報取得回路に出力する送信ランク設定回路と、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、送信ランク設定回路から通信相手と送信信号が入力されると、第1の通信相手のチャネル応答行列と第1の通信系列の数を第1の直交空間演算回路と第1の干渉空間候補演算回路へ出力し、全通信相手のチャネル応答行列を第2の干渉空間候補演算回路へ出力するチャネル情報取得回路と、
入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、各第1の通信相手の第1の干渉空間基底ベクトル候補を演算し、第1の通信空間演算回路へ出力する第1の干渉空間候補演算回路と、
入力された第1の干渉空間基底ベクトル候補から、第1の干渉空間として用いる第1の干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった第1の干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない第1の準干渉空間基底ベクトルを選択し、第1の直交空間演算回路に出力する第1の通信空間選択回路と、
第1の通信空間演算回路から入力された第1の干渉空間基底ベクトルと第1の準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、線形演算により、第1の送信ウエイトを規定数決定し、第2の干渉空間候補演算回路に出力する第1の送信ウエイト演算回路と、
チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列と、第1の送信ウエイト演算回路から入力された第1の送信ウエイトから、第2の干渉空間基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する第2の干渉空間候補演算回路と、
時変動の影響や、装置の誤差により、実際に送信を行う際に干渉空間となることが予想されるベクトルを、付加干渉空間ベクトルとして出力を行う付加干渉空間選択回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない準干渉空間基底ベクトルを選択し、付加干渉空間選択回路から入力された付加干渉空間ベクトルを、干渉空間基底ベクトルと直交するベクトルに変換し、干渉空間基底ベクトルか、準干渉空間基底ベクトルに加え、直交空間演算回路に出力する第2の通信空間選択回路と、
通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトル、準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する直交空間演算回路と、
直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項12記載の無線通信装置であって、
前記送信ウエイト決定ブロックは、
通信相手と送信信号が決定すると、通信相手の中から優先して送信を行う複数の第1の通信相手と第1の通信系列の数を決定し、第1の通信相手とその他の通信相手の情報をチャネル情報取得回路に出力する送信ランク設定回路と、
無線部から入力された信号からチャネル応答行列の推定を行い、送信ランク設定回路から通信相手と送信信号が入力されると、第1の通信相手のチャネル応答行列と第1の通信系列の数を第1の直交空間演算回路と第1の干渉空間候補演算回路へ出力し、全通信相手のチャネル応答行列を第2の干渉空間候補演算回路へ出力し、第1の通信系列による干渉を完全に除去することが難しい干渉不可通信相手のチャネル応答行列の少なくとも一部を第1の付加干渉空間選択回路に出力するチャネル情報取得回路と、
入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、各第1の通信相手の第1の干渉空間基底ベクトル候補を演算し、第1の通信空間演算回路へ出力する第1の干渉空間候補演算回路と、
時変動の影響や、装置の誤差により、実際に送信を行う際に干渉空間となることが予想されるベクトルや、入力された干渉不可通信相手のチャネル応答行列行列から得られる干渉空間基底ベクトルを、付加干渉空間ベクトルとして出力を行う第1の付加干渉空間選択回路と、
入力された第1の干渉空間基底ベクトル候補から、第1の干渉空間として用いる第1の干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった第1の干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない第1の準干渉空間基底ベクトルを選択し、第1の付加干渉空間選択回路から入力された第1の付加干渉空間ベクトルを、第1の干渉空間基底ベクトルと直交するベクトルに変換し、第1の干渉空間基底ベクトルか、第1の準干渉空間基底ベクトルに加え、第1の直交空間演算回路に出力する第1の通信空間選択回路と、
第1の通信空間演算回路から入力された第1の干渉空間基底ベクトルと第1の準干渉基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力された第1の通信相手のチャネル応答行列から、線形演算により、第1の送信ウエイトを規定数決定し、第2の干渉空間候補演算回路に出力する第1の送信ウエイト演算回路と、
チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列と、第1の送信ウエイト演算回路から入力された第1の送信ウエイトから、第2の干渉空間基底ベクトルの候補となる干渉空間基底ベクトル候補を、通信空間選択回路に出力する第2の干渉空間候補演算回路と、
時変動の影響や、装置の誤差により、実際に送信を行う際に干渉空間となることが予想されるベクトルを、付加干渉空間ベクトルとして出力を行う付加干渉空間選択回路と、
実際に送信を行う通信相手、通信系列数、および干渉空間として用いる干渉空間基底ベクトルを選択し、さらに選ばれなかった干渉空間基底ベクトル候補の中から、完全には直交させない準干渉空間基底ベクトルを選択し、付加干渉空間選択回路から入力された付加干渉空間ベクトルを、干渉空間基底ベクトルと直交するベクトルに変換し、干渉空間基底ベクトルか、準干渉空間基底ベクトルに加え、直交空間演算回路に出力する通信空間選択回路と、
通信空間選択回路から入力された干渉空間基底ベクトル、準干渉空間基底ベクトルと、チャネル情報取得回路から入力されたチャネル応答行列とから、各通信相手に対する当該通信相手以外の通信相手への干渉を軽減する直交空間チャネル応答行列を算出する直交空間演算回路と、
直交空間演算回路において算出された直交空間チャネル応答行列を入力信号とし、直交空間チャネル応答行列に線形演算を行うことで得られる送信ウエイトを決定し、送信信号変換回路に出力し、各通信系列に適用する伝送モードを変調回路とデータ分割回路に出力する送信ウエイト演算回路と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006034451A JP4584155B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 無線通信方法および無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006034451A JP4584155B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 無線通信方法および無線通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007215045A true JP2007215045A (ja) | 2007-08-23 |
JP4584155B2 JP4584155B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=38493063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006034451A Expired - Fee Related JP4584155B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 無線通信方法および無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4584155B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008098940A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 空間多重伝送用送信方法および送信装置 |
JP2009111926A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 空間多重伝送用送信方法及び通信装置 |
JP2009177616A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 複数チャネル空間多重送信方法及び通信装置 |
JP2009239814A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線送信方法、基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム |
WO2010095429A1 (ja) * | 2009-02-18 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | 基地局装置、端末装置及びランク数設定方法 |
EP2557722A1 (en) * | 2010-05-07 | 2013-02-13 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and device for acquiring precoding matrix |
JP2013236127A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-21 | Ntt Docomo Inc | 無線基地局 |
JP2016136706A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、ウエイト生成方法、及び無線通信システム |
JP2016136708A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、無線通信方法及び無線通信システム |
JP2016136707A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、ウエイト生成方法、及び無線通信システム |
JP2016136709A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、無線通信方法及び無線通信システム |
JP2017152926A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 富士通株式会社 | 基地局、端末、無線通信システム及び基地局制御方法 |
US9831959B2 (en) | 2016-03-15 | 2017-11-28 | Fujitsu Limited | Arithmetic apparatus to calculate interference suppression parameter for radio device, base station apparatus, and radio terminal device |
JP2021069042A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 日本電気株式会社 | 制御装置、無線通信方法及び無線通信プログラム |
JP7468114B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-04-16 | 日本電気株式会社 | 制御装置、無線通信方法及び無線通信プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003058871A1 (en) * | 2002-01-08 | 2003-07-17 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for a mimo-ofdm communication system |
JP2004201296A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信システム、無線通信方法、及び無線通信装置 |
WO2005048485A1 (en) * | 2003-11-14 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Space division multiplex wireless communication system, device and method for the same |
-
2006
- 2006-02-10 JP JP2006034451A patent/JP4584155B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003058871A1 (en) * | 2002-01-08 | 2003-07-17 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for a mimo-ofdm communication system |
JP2004201296A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信システム、無線通信方法、及び無線通信装置 |
WO2005048485A1 (en) * | 2003-11-14 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Space division multiplex wireless communication system, device and method for the same |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008098940A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 空間多重伝送用送信方法および送信装置 |
JP2009111926A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 空間多重伝送用送信方法及び通信装置 |
JP4619392B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2011-01-26 | 日本電信電話株式会社 | 空間多重伝送用送信方法及び通信装置 |
JP2009177616A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 複数チャネル空間多重送信方法及び通信装置 |
JP4551933B2 (ja) * | 2008-01-25 | 2010-09-29 | 日本電信電話株式会社 | 複数チャネル空間多重送信方法及び通信装置 |
JP2009239814A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線送信方法、基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム |
JP4607982B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-01-05 | 日本電信電話株式会社 | 無線送信方法、基地局装置、無線通信方法、及び無線通信システム |
WO2010095429A1 (ja) * | 2009-02-18 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | 基地局装置、端末装置及びランク数設定方法 |
US8660225B2 (en) | 2010-05-07 | 2014-02-25 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and device for acquiring precoding matrix |
EP2557722A1 (en) * | 2010-05-07 | 2013-02-13 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and device for acquiring precoding matrix |
EP2557722A4 (en) * | 2010-05-07 | 2013-09-18 | Huawei Tech Co Ltd | METHOD AND DEVICE FOR DETECTING A PRECODING MATRIX |
JP2013236127A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-21 | Ntt Docomo Inc | 無線基地局 |
JP2016136706A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、ウエイト生成方法、及び無線通信システム |
JP2016136708A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、無線通信方法及び無線通信システム |
JP2016136707A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、ウエイト生成方法、及び無線通信システム |
JP2016136709A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 基地局装置、無線通信方法及び無線通信システム |
JP2017152926A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 富士通株式会社 | 基地局、端末、無線通信システム及び基地局制御方法 |
US9831959B2 (en) | 2016-03-15 | 2017-11-28 | Fujitsu Limited | Arithmetic apparatus to calculate interference suppression parameter for radio device, base station apparatus, and radio terminal device |
JP2021069042A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 日本電気株式会社 | 制御装置、無線通信方法及び無線通信プログラム |
JP7338399B2 (ja) | 2019-10-25 | 2023-09-05 | 日本電気株式会社 | 制御装置、無線通信方法及び無線通信プログラム |
JP7468114B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-04-16 | 日本電気株式会社 | 制御装置、無線通信方法及び無線通信プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4584155B2 (ja) | 2010-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4584155B2 (ja) | 無線通信方法および無線通信装置 | |
EP1366579B1 (en) | Method for controlling the weighting of a data signal in the at least two antenna elements of a radio connection unit, module and communications system | |
JP4559477B2 (ja) | 多重アンテナシステムにおけるビームフォーミング装置及び方法 | |
JP5400104B2 (ja) | マルチアンテナを用いる移動通信システムにおけるデータ送/受信装置及び方法 | |
EP2002560B1 (en) | Method for transmitting channel state information in multiple antenna system | |
EP1775857B1 (en) | Apparatus and method for transmitting/receiving data in multi-user multi-antenna communication system | |
KR101507088B1 (ko) | 다중 입출력 무선통신 시스템에서 상향링크 빔 성형 및 공간분할 다중 접속 장치 및 방법 | |
US9979508B2 (en) | Communication device and communication method | |
EP2380300B1 (en) | Methods and arrangements for feeding back channel state information | |
EP1768275A2 (en) | Method and system for greedy user group selection with range reduction for FDD multiuser MIMO downlink transmission with finite-rate channel state information feedback | |
JP5809130B2 (ja) | Mimoネットワークにおいて通信するための方法 | |
JP2009141957A (ja) | Mimoシステムのプレコーディング伝送方法 | |
US9008008B2 (en) | Method for communicating in a MIMO context | |
JP2007214856A (ja) | 無線通信システム及び方法 | |
JP4503540B2 (ja) | 無線通信システムの基地局装置およびその無線通信方法 | |
JP2008236066A (ja) | 空間多重伝送用送信方法および装置 | |
EP1780907B1 (en) | Method for controlling the transmission of signals | |
JP4593489B2 (ja) | 無線通信方法及び無線通信装置 | |
JP5340344B2 (ja) | 通信装置及び通信方法 | |
JP5590130B2 (ja) | 無線通信方法、無線通信システム、基地局及び移動局 | |
JP5139331B2 (ja) | チャネル相関の利用が改善されたマルチアンテナ通信の方法 | |
JP2018061152A (ja) | 送信制御装置及び送信制御方法 | |
JP4358241B2 (ja) | 空間多重伝送用送信方法及び送信装置 | |
JP4776292B2 (ja) | 通信装置及び通信方法 | |
Mehlfuhrer et al. | MIMO HSDPA throughput measurement results in an urban scenario |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090714 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100824 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100901 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4584155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |