JP2007214211A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマを用いた処理容器内において不要な付着膜が堆積するのを防止することが可能なプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】天井部が開口されて内部が真空引き可能になされた処理容器34と、被処理体Wを載置するために前記処理容器内に設けた載置台36と、天井部の開口に気密に装着されてマイクロ波を透過する誘電体よりなる天板54と、天板の上面に設けられてマイクロ波を処理容器内へ導入するための平面アンテナ部材58と、平面アンテナ部材にマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段60と、処理容器内へ必要な処理ガスを導入するガス導入手段44と、を有するプラズマ処理装置において、処理容器内で不要な付着膜が堆積し易い部分に対応させて天板から延びる誘電体よりなる膜付着防止手段78を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等に対してマイクロ波により生じたプラズマを作用させて処理を施す際に使用されるプラズマ処理装置に関する。
近年、半導体製品の高密度化及び高微細化に伴い半導体製品の製造工程において、成膜、エッチング、アッシング等の各種処理のためにプラズマ処理装置が使用される場合があり、特に、0.1mTorr(13.3mPa)〜数Torr(数百Pa)程度の比較的圧力が低い高真空状態でも安定してプラズマを立てることができることからマイクロ波を用いて、高密度プラズマを発生させるマイクロ波プラズマ装置が使用される傾向にある。
このようなプラズマ処理装置は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等に開示されている。ここで、マイクロ波を用いた一般的なプラズマ処理装置を図12を参照して概略的に説明する。図12は従来の一般的なプラズマ処理装置を示す概略構成図である。
図12において、このプラズマ処理装置2は、真空引き可能になされた処理容器4内に半導体ウエハWを載置する載置台6を設けており、この載置台6に対向する天井部にマイクロ波を透過する円板状の窒化アルミや石英等よりなる天板8を気密に設けている。そして処理容器4の側壁には、容器内へ所定のガスを導入するためのガスノズル10が設けられていると共に、ウエハWの搬出入用の開口部12が設けられ、この開口部12には、これを気密に開閉するゲートバルブGが設けられる。また処理容器4の底部には、排気口14が設けられており、この排気口14には図示しない真空排気系が接続されて、上述のように処理容器4内を真空引きできるようになっている。
そして、上記天板8の上面に厚さ数mm程度の例えば銅板よりなる円板状の平面アンテナ部材16と、この平面アンテナ部材16の半径方向におけるマイクロ波の波長を短縮するための例えば誘電体よりなる遅波材18を設置している。そして、平面アンテナ部材16には多数の、例えば長溝状の貫通孔よりなるマイクロ波放射孔20が形成されている。このマイクロ波放射孔20は一般的には、同心円状に配置されたり、或いは渦巻状に配置されている。そして、平面アンテナ部材16の中心部に同軸導波管22の中心導体24を接続してマイクロ波発生器26より発生した、例えば2.45GHzのマイクロ波をモード変換器28にて所定の振動モードへ変換した後に導くようになっている。そして、マイクロ波をアンテナ部材16の半径方向へ放射状に伝搬させつつ平面アンテナ部材16に設けたマイクロ波放射孔20からマイクロ波を放出させてこれを天板8に透過させて、下方の処理容器4内へマイクロ波を導入し、このマイクロ波により処理容器4内の処理空間SにプラズマPを立てて半導体ウエハWにエッチングや成膜などの所定のプラズマ処理を施すようになっている。
具体的には、上述したように上記平面アンテナ部材16から放射されるマイクロ波は天板8を透過して処理容器S内へ導入されるために、必然的にウエハWの上方の処理空間Sにおいて密度の高いプラズマPが形成されることになる。そして、例えば成膜処理の場合には、このプラズマPによって形成された活性種や解離したガスが反応してウエハW上に成膜が行われ、例えばエッチング処理の場合にはプラズマにより発生した活性種のエネルギーによりウエハ表面がエッチングされることになる。
特開平3−191073号公報 特開平5−343334号公報 特開平9−181052号公報 特開2003−332326号公報
ところで、上述した各種の処理が行われている間、当然のこととして、処理容器8内の雰囲気は真空引きにより排気口14から継続的に排気されている。そして、この排気される雰囲気中には活性種や解離したガス成分が残留してある程度含まれており、これらの残留した活性種や解離した残留ガス成分、或いはエッチングの場合にはウエハ表面から叩き出されたガス成分が排気口14の部分に集中してくることになり、しかも排気口14はプラズマPの領域から遠く離れているのでエネルギーの供給も断たれており、上記残留した活性種や解離した残留ガス成分が失活して反応が元に戻ってしまい、この結果、この排気口14の近傍に、パーティクルの原因や排気口閉塞の原因となる不要な付着膜Xが堆積してしまう、といった問題があった。
このような不要な付着膜Xが堆積し易い部分は上記した排気口14の近傍に限らず、プラズマ処理の種類によってさまざまな箇所に発生し、例えばプラズマPの領域から離れた部分であって温度が低い部分、例えば処理容器4の内壁面全体や、特にウエハ搬出入時に用いることから他の部分と比較して温度が低くなる傾向にあるウエハ搬出入用の開口部12の近傍に不要な付着膜が堆積する場合もあった。そして、上記したような問題は、プラズマ成膜処理やプラズマエッチング処理に限らず、プラズマ窒化処理やプラズマ酸化処理等のプラズマを用いた各種の処理において多かれ少なかれ発生していた。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、プラズマを用いた処理容器内において不要な付着膜が堆積するのを防止することが可能なプラズマ処理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、天井部が開口されて内部が真空引き可能になされた処理容器と、被処理体を載置するために前記処理容器内に設けた載置台と、前記天井部の開口に気密に装着されてマイクロ波を透過する誘電体よりなる天板と、前記天板の上面に設けられてマイクロ波を前記処理容器内へ導入するための平面アンテナ部材と、前記平面アンテナ部材にマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段と、前記処理容器内へ必要な処理ガスを導入するガス導入手段と、を有するプラズマ処理装置において、前記処理容器内で不要な付着膜が堆積し易い部分に対応させて前記天板から延びる誘電体よりなる膜付着防止手段を設けるように構成したことを特徴とするプラズマ処理装置である。
このように、処理容器内で不要な付着膜が堆積し易い部分に対応させて天板より延びる誘電体よりなる膜付着防止手段を設けるようにしたので、天板を透過するマイクロ波が上記膜付着防止手段にも伝搬することになり、この結果、この膜付着防止手段の周辺部にもプラズマが生成されるので、雰囲気中に含まれる残留活性種や解離した残留ガス成分が上記膜付着防止手段の周辺部で生成されたプラズマからエネルギーを受け、不要な付着膜が堆積することを防止することができる。
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記不要な付着膜が堆積し易い部分は、前記処理容器の底部、或いは側壁に設けた排気口の近傍であり、前記膜付着防止手段は棒状に形成された棒状部材よりなる。
この場合には、処理容器、或いは容器側壁に設けた排気口の近傍に不要な付着膜が堆積することを防止することができる。
また例えば請求項3に規定するように、前記棒状部材の先端と前記排気口との間の距離は100mm以下である。
また例えば請求項4に規定するように、前記棒状部材は円柱状に成形されており、該円柱状の棒状部材の半径rは”r≧λ/3.41”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)である。
また例えば請求項5に規定するように、前記棒状部材は断面が方形状に成形されており、該方形状の断面の長辺の長さaは”a≧λ/2”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)である。
また例えば請求項6に規定するように、前記不要な付着膜が堆積し易い部分は、前記処理容器の側壁であり、前記膜付着防止手段は前記側壁の形状に沿った状態で設けられている。
また例えば請求項7に規定するように、前記不要な付着膜が堆積し易い部分は、前記処理容器の側壁に設けた被処理体搬出入用の開口部である。
この場合には、被処理体搬出入用の開口部の近傍に不要な付着膜が堆積することを防止することができる。
また例えば請求項8に規定するように、前記膜付着防止手段は、前記側壁に沿って所定の間隔を隔てて配列された複数の棒状部材よりなる。
また例えば請求項9に規定するように、前記膜付着防止手段は、前記側壁に沿って板状に成形された板状部材よりなる。
また例えば請求項10に規定するように、前記板状部材は円弧状に成形されている。
また例えば請求項11に規定するように、前記膜付着防止手段は、前記側壁に沿って円環状に成形されたリング状部材よりなる。
また例えば請求項12に規定するように、前記膜付着防止手段と前記処理容器の側壁との間の距離は100mm以下である。
また例えば請求項13に規定するように、前記棒状部材は円柱状に成形されており、該円柱状の棒状部材の半径rは”r≧λ/3.41”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)である。
また例えば請求項14に規定するように、前記棒状部材は断面が方形状に形成されており、該方形状の断面の長辺の長さaは”a≧λ/2”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)である。
本発明に係るプラズマ処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
プラズマを用いる処理容器内で不要な付着膜が堆積し易い部分に対応させて天板より延びる誘電体よりなる膜付着防止手段を設けるようにしたので、天板を透過するマイクロ波が上記膜付着防止手段にも伝搬することになり、この結果、この膜付着防止手段の周辺部にもプラズマが生成されるので、雰囲気中に含まれる残留活性種や解離した残留ガス成分が上記膜付着防止手段の周辺部で生成されたプラズマからエネルギーを受け、不要な付着膜が堆積することを防止することができる。
特に、請求項2に係る発明によれば、処理容器、或いは容器側壁に設けた排気口の近傍に不要な付着膜が堆積することを防止することができる。
特に、請求項7に係る発明によれば、被処理体搬出入用の開口部の近傍に不要な付着膜が堆積することを防止することができる。
以下に、本発明に係るプラズマ処理装置の一実施例の形態について添付図面を参照して説明する。
<実施例1>
図1は本発明に係るプラズマ処理装置の第1実施例を示す構成図、図2は天板と膜付着防止手段を示す斜視図、図3は処理容器内のプラズマの発生状況を示す模式図である。
図示するように、プラズマ処理装置32は、例えば側壁や底部がアルミニウム等の導体により構成されて、全体が筒体状に成形された処理容器34を有しており、内部は密閉された例えば円形の処理空間Sとして構成されて、この処理空間Sにプラズマが形成される。この処理容器34自体は接地されている。
この処理容器34内には、上面に被処理体としての例えば半導体ウエハWを載置する載置台36が収容される。この載置台36は、例えばアルマイト処理したアルミニウム等により平坦になされた略円板状に形成されており、例えばアルミニウム等よりなる支柱38を介して容器底部より起立されている。
この処理容器34の側壁には、この内部に対してウエハを搬入・搬出する時に用いる被処理体搬出入用の開口部40が設けられ、この開口部40には密閉状態で開閉するゲートバルブ42が設けられている。
またこの処理容器34には、この中へ必要な処理ガスを導入するためのガス導入手段44が設けられている。このガス導入手段44は、ここでは例えば処理容器34の側壁を貫通してなるガスノズル44Aを有しており、このガスノズル44Aより必要な処理ガスを流量制御しつつ必要に応じて供給できるようになっている。尚、このガスノズル44Aは複数本設けて異なるガス種を導入できるようにしてもよいし、シャワーヘッド状に処理容器34の天井部に設けるようにしてもよい。
また、容器底部には、直径が例えば2〜15cm程度の排気口46が設けられると共に、この排気口46には、圧力制御弁48及び真空ポンプ50が順次介接された排気路52が接続されており、必要に応じて処理容器34内を所定の圧力まで真空引きできるようになっている。
そして、処理容器34の天井部は開口されて、ここに例えば石英やAl 等の誘電体よりなるマイクロ波に対しては透過性を有する天板54がOリング等のシール部材56を介して気密に設けられる。この天板54の厚さは耐圧性を考慮して例えば20mm程度に設定される。
そして、この天板40の上面に容器内へマイクロ波を導入するための平面アンテナ部材58が設けられると共に、この平面アンテナ部材58にはこれにマイクロ波を供給するためのマイクロ波供給手段60が接続されている。具体的には、上記平面アンテナ部材58は、大きさが300mmサイズのウエハ対応の場合には、例えば直径が400〜500mm、厚みが1〜数mmの導電性材料よりなる、例えば表面が銀メッキされた銅板或いはアルミ板よりなり、この円板には、例えば長溝状の貫通孔よりなる多数のマイクロ波放射孔62が形成されている。このマイクロ波放射孔62の配置形態は、特に限定されず、例えば同心円状、渦巻状、或いは放射状に配置させてもよいし、アンテナ部材全面に均一になるように分布させてもよい。この平面アンテナ部材56は、いわゆるRLSA(Radial Line Slot Antenna)方式のアンテナ構造となっており、これにより、高密度プラズマ及び低電子エネルギーの特徴が得られる。
また、この平面アンテナ部材58上に、例えば窒化アルミ等よりなる遅波材64が設けられ、この遅波材64は、マイクロ波の波長を短縮するために高誘電率特性を有している。上記平面アンテナ部材58は、上記遅波材64の上方全面を覆う導電性の中空円筒状容器よりなる導波箱66の底板として構成され、上記処理容器34内の上記載置台36に対向させて設けられる。この導波箱66の上部には、これを冷却するために冷媒を流す冷却ジャケット68が設けられる。
この導波箱66及び平面アンテナ部材58の周辺部は共に処理容器34に導通される。そして上記マイクロ波供給手段60は、上記平面アンテナ部材58に接続される同軸導波管70を有している。具体的には、上記導波箱66の上部の中心には、上記同軸導波管70の断面円形状の外側導体70Aが接続され、内側の内部導体70Bは、上記遅波材64の中心の貫通孔を通って上記平面アンテナ部材58の中心部に接続される。そして、この同軸導波管70は、モード変換器72及び矩形導波管74を介してマッチング(図示せず)を有する例えば2.45GHzのマイクロ波発生器76に接続されており、上記平面アンテナ部材58へマイクロ波を伝搬するようになっている。
この周波数は2.45GHzに限定されず、他の周波数、例えば8.35GHzを用いてもよい。そして、上記平面アンテナ部材58の下面側の天板54に、上記処理容器34内で不要な付着膜が堆積し易い部分に対応させて、この天板54より延びる誘電体製の本発明の特徴とする膜付着防止手段78が設けられるが、この詳細については後述する。
また、上記載置台36の下方には、ウエハWの搬出入時にこれを昇降させる複数、例えば3本の昇降ピン80(図1においては2本のみ記す)が設けられており、この昇降ピン80は、伸縮可能なベローズ82を介して容器底部を貫通して設けた昇降ロッド84により昇降される。また上記載置台36には、上記昇降ピン80を挿通させるためのピン挿通孔86が形成されている。上記載置台36の全体は耐熱材料、例えばアルミナ等のセラミックにより構成されており、このセラミック中に加熱手段88が設けられる。この加熱手段88は、載置台36の略全域に亘って埋め込まれた例えば薄板状の抵抗加熱ヒータよりなり、この加熱手段88は、支柱38内を通る配線90を介してヒータ電源92に接続されている。
また、この載置台36の上面側には、内部に例えば網目状に配設された導体線94を有する薄い静電チャック96が設けられており、この載置台36上、詳しくはこの静電チャック96上に載置されるウエハWを静電吸着力により吸着できるようになっている。そして、この静電チャック96の上記導体線94は、上記静電吸着力を発揮するために配線98を介して直流電源100に接続されている。またこの配線98には、必要時に例えば13.56MHzのバイアス用の高周波電力を上記静電チャック96の導体線94へ印加するためにバイアス用高周波電源102が接続されている。尚、処理の態様によっては、このバイアス用高周波電源102は設けられない。
ここで上記天板54に設けた前記膜付着防止手段78について説明する。ここでは上記膜付着防止手段78は、容器底部に設けた排気口46の近傍に不要な付着膜が堆積するのを防止することを目的としており、具体的には、図2にも示すように上記膜付着防止手段78は誘電体により棒状に形成された棒状部材104により構成されている。この棒状部材104は例えば円柱状に成形され、その上端部を上記天板54の下面に溶接等により接合している。そして、この棒状部材104は上記排気口46の略中心に向けて下方に延びるように垂下されており、これによって上記天板54側よりこの棒状部材104に対してもマイクロ波を伝搬させて、この棒状部材104の周辺部にもプラズマを生ぜしめるようになっている。
この場合、棒状部材104を構成する誘電体としては、石英やアルミナ(Al )、窒化アルミ(AlN)等のセラミック材を用いることができるが、天板54との接合強度やマイクロ波の伝搬効率等を考慮すると、上記天板54と同じ材料を用いるのが好ましい。この棒状部材104の長さL1(図1参照)は、処理容器34の高さにもよるが、例えば5〜30cm程度に設定する。
この場合、上記棒状部材104の先端と上記排気口46との間の距離H1(図1参照)は、十分な膜付着防止効果を発揮させるためには、投入するマイクロ波の電力やプロセス圧力等にも依存するが、好ましくは100mm以下に設定する。この距離H1が100mmよりも大きくなると、上記排気口46の近傍にプラズマを十分に生起させることができず、排気口46に対して膜付着防止効果を十分に発揮することができない。尚、排気口46が容器底部ではなく、容器側壁に設けられている場合も、同様に棒状部材104の先端と排気口との間の距離を好ましくは100mm以下に設定する。
また上記棒状部材104の半径r(図1参照)は、好ましくは”r≧λ/3.41”の条件式を、満たすように設定して、TMモードのマイクロ波を効率的に伝搬できるようにする。ここでλは棒状部材104を構成する誘電体中のマイクロ波の波長である。上記条件式を満たすことにより、所定の伝搬モード、例えばTMモードのマイクロ波を効率的に伝搬させることができる。
また棒状部材104は、長く延ばしたとしても、その先端部を排気口46内へは挿入しないようにする。その理由は、先端部が排気口46内へ挿入されると、排気時のガス流を乱すからである。また棒状部材104と載置台36との干渉を避けるために、棒状部材104を排気口46の中心上より偏心した位置に取り付ける場合には、棒状部材104の先端部を排気口46側に向けて屈曲変形させて排気口46の中心上に位置させるようにしてもよい。
そして、このように形成されたプラズマ処理装置32の全体の動作は、例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御手段106により制御されるようになっており、この動作を行うコンピュータのプログラムはフロッピやCD(Compact Disc)やフラッシュメモリ等の記憶媒体108に記憶されている。具体的には、この制御手段106からの指令により、各ガスの供給や流量制御、マイクロ波や高周波の供給や電力制御、プロセス温度やプロセス圧力の制御等が行われる。
次に、以上のように構成されたプラズマ処理装置32を用いて行なわれる処理方法について、図3も参照して説明する。
まず、ゲートバルブ42を開いて被処理体用の搬出入口40を介して半導体ウエハWを搬送アーム(図示せず)により処理容器34内に収容し、昇降ピン80を上下動させることによりウエハWを載置台36の上面の載置面に載置し、そして、このウエハWを静電チャック96により静電吸着する。このウエハWは、必要な場合は加熱手段88により所定のプロセス温度に維持され、図示しないガス源より供給した所定のガスを流量制御しつつガス導入手段44のガスノズル44Aより処理容器34内へ供給し、圧力制御弁48を制御して処理容器34内を所定のプロセス圧力に維持する。
これと同時に、マイクロ波供給手段60のマイクロ波発生器76を駆動することにより、このマイクロ波発生器76にて発生したマイクロ波を、矩形導波管74及び同軸導波管70を介して平面アンテナ部材58に供給して遅波材64によって波長が短くなされたマイクロ波を、天板54に透過させて処理空間Sに導入し、これにより処理空間Sにプラズマを発生させてプラズマを用いた所定の処理を行う。
この場合、上記天板54を透過乃至伝搬するマイクロ波により、この天板54と載置台36との間に挟まれた処理空間Sに主としてプラズマPが発生するが、本発明においては膜付着防止手段78として誘電体よりなる棒状部材104を天板54より排気口46に向けて垂下させてその先端部を排気口46の近傍に位置させているので、天板54を伝搬するマイクロ波は上記誘電体製の棒状部材104にも伝搬することになる。この結果、図3に示すように、プラズマPは上記処理空間Sのみならず、上記棒状部材104を取り囲む周辺部の空間にも発生することになる。
従って、従来のプラズマ処理装置にあっては、例えば排気口に排気ガスと共に集中してくる残留した活性種や解離した残留ガス成分が排気口の近傍で失活してここで不要な付着膜となって堆積していたが、本発明の場合には、上述のようにこの排気口46の近傍においてプラズマが生成されているので、このプラズマによりエネルギーが供給されて排気口46の近傍に不要な付着膜が堆積することを防止することができる。この結果、不要な付着膜に起因するパーティクルの発生を防止できるのみならず、排気口46が不要な付着膜により閉塞されて排気路面積が狭められることも防止することができる。尚、図3においては本発明の説明に必要な部品を主として記載しており、他の部品の記載は省略している。
また、棒状部材104の半径rを条件式”r≧λ/3.41”(λ:棒状部材104中のマイクロ波の波長)となるように設定することにより、TMモードのマイクロ波を効率的に伝搬させることができる。尚、上記条件式はマイクロ波伝送線路にマクスウェルの方程式を適用することにより容易に導き出すことができる。
この場合、上記棒状部材104は断面円形の円筒体状の棒状部材に限定されず、断面が三角形、或いはそれ以上の多角形の棒状部材でもよい。
特に断面が方形状に形成された棒状部材104の場合には、方形状(矩形状)の断面の長辺の長さa(正方形の場合は一辺の長さ)を条件式”a≧λ/2”(λ:棒状部材104中のマイクロ波の波長)を満たすように設定することにより、TEモードのマイクロ波を効率的に伝搬させることができる。
<第1実施例の評価>
ここで膜付着防止手段78を設けた本発明の第1実施例についてシミュレーションを行ってマイクロ波の伝搬に関して評価を行ったので、その評価結果について説明する。図4は断面円形の棒状(円柱状)の膜付着防止手段を用いた本発明の第1実施例のシミュレーション結果を示す写真である。尚、この写真には、理解を容易にするために模式図を併記している。ここでは天板54及び棒状部材104は共に石英で形成され、天板54の直径は400mm、棒状部材104の直径(2×r)は20mmに設定されている。また棒状部材104の長さL1は、図4(A)の場合は50mm、図4(B)の場合は200mmである。図中の模様はマイクロ波の電界分布を示している。図4から明らかなように、棒状部材104の長さに関係なく天板54のみならず、両棒状部材104にもマイクロ波の電界分布が現れて両棒状部材104にもマイクロ波が十分に伝搬しており、この棒状部材104の周辺部にもプラズマを生成できることが確認できた。
<第2実施例>
次に、本発明のプラズマ処理装置の第2実施例について説明する。図5は本発明のプラズマ処理装置の第2実施例に用いた天板と膜付着防止手段の状態を示す斜視図である。
先の第1実施例では膜付着防止手段78として1本の棒状部材104を用いたが、この第2実施例では複数本、図示例では3本の棒状部材104を用いている。この場合には、棒状部材104の本数が多い分だけより多くのプラズマをその周辺部に生成することができる。
<第3実施例>
次に、本発明のプラズマ処理装置の第3実施例について説明する。図6は本発明のプラズマ処理装置の第3実施例を示す概略構成図、図7は図6中のA−A線矢視断面図であり、ここでは本発明の説明に必要な部品を主として記載しており、他の部品の記載は省略している。尚、図6及び図7において図1に示す構成部品と同一構成部品については同一符号を付している。
先に説明した第1及び第2実施例では、不要な付着膜が堆積し易い部分の例として排気口46の近傍を例にとって説明したが、これに限定されず、プラズマ処理の態様によっては不要な付着膜が堆積し易い部分の一例としては被処理体搬出入用の開口部40が対応する。
この開口部40の部分は、この開口部40やゲートバルブ42を設けてある分だけ他の側壁とは熱的条件が異なるので上記不要な付着膜が堆積し易くなる傾向にある。そこで、この第3実施例では図6及び図7に示すように、膜付着防止手段78として先の第1及び第2実施例の誘電体製の棒状部材104と同様な構造の誘電体製の複数の棒状部材110を天板54側から延ばして垂下させている。ここでは5本の棒状部材110が上記開口部40の長手方向に沿って所定の間隔で配列されている。
この場合、上記開口部40を通って搬出入されるウエハWと上記各棒状部材110とが衝突して干渉しないようにするために、各棒状部材110の長さを短く設定している。また各棒状部材110の下端部と開口部40との間の距離は、この部分に対する膜付着防止効果を発揮させるために好ましくは100mm以下に設定する。この点は上記第1及び第2実施例と同様である。また同様に、各棒状部材110間の距離H2を好ましくは100mm以下に設定するようにすれば、これらの棒状部材110間にもプラズマが発生するので十分な膜付着防止効果を発揮することができる。
この第3実施例によれば、各棒状部材110の周囲にプラズマが発生するので、被処理体搬出入用の開口部40の近傍に不要な付着膜が堆積するのを防止することができる。
尚、この第3実施例と先に説明した第1及び第2実施例とを組み合わせた構造として、排気口46の近傍や開口部40の近傍に不要な付着膜が堆積するのを防止するようにしてもよい。
<第4実施例>
次に、本発明のプラズマ処理装置の第4実施例について説明する。図8は本発明のプラズマ処理装置の第4実施例に用いた天板と膜付着防止手段の状態を示す斜視図である。
先の図6及び図7に示す第3実施例では膜付着防止手段78として開口部40に沿って複数の棒状部材110を配列した場合を例にとって説明したが、これに代えて、図8に示すように上記開口部40に沿って誘電体製の板状部材112を設けるようにしてもよい。この場合、この板状部材112には開口部40の形状に沿って円弧状に成形するのが好ましい。この場合にも、上記第3実施例と同様な作用効果を発揮することができる。
<第5実施例>
次に、本発明のプラズマ処理装置の第5実施例について説明する。図9は本発明のプラズマ処理装置の第5実施例を示す概略構成図、図10は本発明のプラズマ処理装置の第5実施例に用いた天板と膜付着防止手段の状態を示す斜視図である。
先に説明した第1〜第4実施例では、排気口46や開口部40の近傍に不要な付着膜が堆積することを防止するようにしているが、プラズマ処理の態様によっては処理容器の内側面の全体が不要な付着膜が堆積し易い部分となる場合がある。この場合には、図9及び図10に示すように、膜付着防止手段78として処理容器34の内側に、その側壁に沿って円環状(円筒体状)に形成された誘電体製のリング状部材114を設けるようにする。このリング状部材114はその上端が天板54に溶着されており、上記載置台36の周囲を囲むようにして設けられることになる。
そして、このリング状部材114の上記開口部40に対応する部分にはウエハWを通過させる横長の開口116が形成されている。この場合も上記処理容器34の内壁と上記リング状部材114との間の距離H3を好ましくは100mm以下に設定して、容器内壁面に対する膜付着防止効果を発揮させるようにする。
この第5実施例によれば、上記リング状部材114の周囲にプラズマが発生するので、上記開口部40の近傍を含む容器側壁に不要な付着膜が堆積するのを防止することができる。また、このリング状部材114の長さを長くしてその下端部が排気口46に対して好ましくは100mm以内に接近するように設定すれば、この排気口46の近傍にも不要な付着膜が堆積するのを防止することができる。
<第6実施例>
上記第5実施例では、膜付着防止手段78として誘電体製のリング状部材114を設けたが、これに代えて、先の各実施例で説明したような誘電体製の棒状部材を設けるようにしてもよい。図11はこのような本発明のプラズマ処理装置の第6実施例に用いる天板と膜付着防止手段を示す下面図である。図11に示すように、ここでは膜付着防止手段78として、天板54から垂下された複数の誘電体製の棒状部材120を処理容器34の内壁面に沿って所定の間隔ずつ隔ててリング状に配設している。ここでも上記各棒状部材120間の距離及び各棒状部材120と容器内壁との間の距離は、好ましくは100mm以内に設定する。また、被処理体搬出入用の開口部40に対応する棒状部材120Aの長さは短くして、これが搬出入されるウエハWと干渉しないようにする。
この第6実施例の場合も、先に図9及び図10を参照して説明した第5実施例と同様な作用効果を発揮することができる。
尚、本発明は、プラズマを用いた成膜処理、プラズマエッチング処理、プラズマアッシング処理等の全てのプラズマ処理に適用することができる。
また、本発明は、被処理体としては半導体ウエハに限定されず、ガラス基板、セラミック基板、更には方形状のLCD基板等をプラズマ処理する際にも適用することができる。
本発明に係るプラズマ処理装置の第1実施例を示す構成図である。 天板と膜付着防止手段を示す斜視図である。 処理容器内のプラズマの発生状況を示す模式図である。 断面円形の棒状(円柱状)の膜付着防止手段を用いた本発明の第1実施例のシミュレーション結果を示す写真である。 本発明のプラズマ処理装置の第2実施例に用いた天板と膜付着防止手段の状態を示す斜視図である。 本発明のプラズマ処理装置の第3実施例を示す概略構成図である。 図6中のA−A線矢視断面図である。 本発明のプラズマ処理装置の第4実施例に用いた天板と膜付着防止手段の状態を示す斜視図である。 本発明のプラズマ処理装置の第5実施例を示す概略構成図である。 本発明のプラズマ処理装置の第5実施例に用いた天板と膜付着防止手段の状態を示す斜視図である。 本発明のプラズマ処理装置の第6実施例に用いる天板と膜付着防止手段を示す下面図である。 従来の一般的なプラズマ処理装置を示す概略構成図である。
符号の説明
32 プラズマ処理装置
34 処理容器
36 載置台
40 開口部
44 ガス導入手段
46 排気口
50 真空ポンプ
54 天板
58 平面アンテナ部材
60 マイクロ波供給手段
62 マイクロ波放射孔
78 膜付着防止手段
104,110,112,120 棒状部材
114 リング状部材
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (14)

  1. 天井部が開口されて内部が真空引き可能になされた処理容器と、
    被処理体を載置するために前記処理容器内に設けた載置台と、
    前記天井部の開口に気密に装着されてマイクロ波を透過する誘電体よりなる天板と、
    前記天板の上面に設けられてマイクロ波を前記処理容器内へ導入するための平面アンテナ部材と、
    前記平面アンテナ部材にマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段と、
    前記処理容器内へ必要な処理ガスを導入するガス導入手段と、
    を有するプラズマ処理装置において、
    前記処理容器内で不要な付着膜が堆積し易い部分に対応させて前記天板から延びる誘電体よりなる膜付着防止手段を設けるように構成したことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記不要な付着膜が堆積し易い部分は、前記処理容器の底部、或いは側壁に設けた排気口の近傍であり、前記膜付着防止手段は棒状に形成された棒状部材よりなることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記棒状部材の先端と前記排気口との間の距離は100mm以下であることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記棒状部材は円柱状に成形されており、該円柱状の棒状部材の半径rは”r≧λ/3.41”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)であることを特徴とする請求項2または3記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記棒状部材は断面が方形状に成形されており、該方形状の断面の長辺の長さaは”a≧λ/2”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)であることを特徴とする請求項2または3記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記不要な付着膜が堆積し易い部分は、前記処理容器の側壁であり、前記膜付着防止手段は前記側壁の形状に沿った状態で設けられていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記不要な付着膜が堆積し易い部分は、前記処理容器の側壁に設けた被処理体搬出入用の開口部であることを特徴とする請求項6記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記膜付着防止手段は、前記側壁に沿って所定の間隔を隔てて配列された複数の棒状部材よりなることを特徴とする請求項6または7記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記膜付着防止手段は、前記側壁に沿って板状に成形された板状部材よりなることを特徴とする請求項6または7記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記板状部材は円弧状に成形されていることを特徴とする請求項9記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記膜付着防止手段は、前記側壁に沿って円環状に成形されたリング状部材よりなることを特徴とする請求項6記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記膜付着防止手段と前記処理容器の側壁との間の距離は100mm以下であることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記棒状部材は円柱状に成形されており、該円柱状の棒状部材の半径rは”r≧λ/3.41”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)であることを特徴とする請求項8記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記棒状部材は断面が方形状に形成されており、該方形状の断面の長辺の長さaは”a≧λ/2”(λ:棒状部材を構成する誘電体中のマイクロ波の波長)であることを特徴とする請求項8記載のプラズマ処理装置。

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