JP2007212014A - 潜熱蓄熱装置及びエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】冷間時のエンジン始動に際し、より早期にエンジンを昇温させ、暖機を完了することができる潜熱蓄熱装置を提供することを課題とする。
【解決手段】潜熱蓄熱装置(1)は、シリンダボア壁(5)とシリンダブロック外壁(6)との間に形成されたウォータージャケット(7)内に容器(8)を収容する。容器(8)内には潜熱蓄熱剤(9)が封入されている。また、容器(8)の内部はパンチングメタル(13)によってシリンダボア壁(5)に近い室(8a)とシリンダボア壁(5)に遠い室(8b)とに分離されている。室(8a)には、スチールウール(14)が容器(8)のシリンダボア壁側内壁面(8a1)に接触するように収容されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、加温対象物を効果的に温める、例えば、エンジンを効果的に暖機することができる潜熱蓄熱装置に関する。
エンジンは、暖機が完了していない状態ではフリクションが大きい等の問題があることから早期の暖機完了が求められる。特に、シリンダボアやピストン、クランクシャフト等の摺動部を有する構成要素は効率のよい運転を実現するために早期暖機完了が望まれる。通常のエンジンは筒内爆発が開始されるとシリンダブロックやシリンダヘッド等のエンジン構成要素、さらに、これらのエンジン構成要素に形成された油路中を循環するエンジンオイルが温められ、徐々に暖機が進行する。従来、このようなエンジンの早期暖機完了を達成すべく、シリンダを囲むように形成した蓄熱剤収納室に、潜熱型蓄熱材(蓄熱剤)を収納したエンジンの急速暖機装置が提案されている(特許文献1)。このような急速暖機装置は、エンジンの冷間始動時に、過冷却状態となっている蓄熱剤に対して電圧印加し、これにより相変化を開始させて潜熱を発生させるように構成されている。
特開平11−182393号公報
以上説明したような特許文献1記載のエンジンの急速暖機装置は、電圧印加された電極の位置等、蓄熱剤の発核が促される位置(発核開始位置)で相変化が起こり、この相変化が発核開始位置から放射状に広がっていく。相変化が起きた箇所では発熱がある。このため、急速暖機装置は、エンジンの冷間始動直後に直接シリンダ周辺を局部的に昇温することができる。
ところで、エンジンの暖機の際、フリクションの低減等の要請から早期昇温が要求されるのはシリンダボア壁である。その一方で、シリンダブロックの外部方向に位置するシリンダブロック外壁は積極的に昇温するメリットは特には認められない。
しかし、特許文献1の急速暖機装置では、蓄熱材収納室のシリンダボア側だけでなくシリンダブロック外壁側にも均等に熱を伝達してしまう。すなわち、本来、昇温の必要のないシリンダブロック外壁にも熱を奪われてしまっており、シリンダボア壁の効率的な昇温の妨げになっていると考えられる。
そこで、本発明は、潜熱蓄熱材(蓄熱剤)による熱をできるだけ効率的にシリンダブロック壁(加温対象物)に伝達し、迅速にシリンダ周辺を温め、エンジンの早期暖機を達成するための潜熱蓄熱装置の提供を課題とする。
かかる課題を解決するための、本発明の潜熱蓄熱装置は、加温対象物の近傍に配置される潜熱蓄熱装置であって、発核装置により発核する潜熱蓄熱剤が封入された容器と、当該容器に封入された伝熱体と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。本発明の潜熱蓄熱装置により加温する対象、すなわち加温対象物は、どのようなものであってもよい。容器をシリンダブロックのシリンダ周辺に形成されたウォータージャケット内に収容し、加温対象物を、前記ウォータージャケットを形成するシリンダボア壁とすることもできる(請求項8)。
本発明は、潜熱蓄熱剤による熱を加温対象物に効率よく伝達すべく、容器内に伝熱体を備えている。この伝熱体は、潜熱蓄熱剤よりも熱伝導率が高い材質を選定する。これにより、潜熱蓄熱剤の熱の多くは伝熱体を通じて加温対象物へ伝達することができる。ここで、伝熱体は、加温対象物へ伝える熱量を多くすべく、容器の加温対象物内壁側に寄せて容器内に収容され、好ましくは加温対象物側内壁面に接触した状態で容器内に収容される(請求項2)。
このような伝熱体は、金属繊維からなる構成とすることができる(請求項3)。例えば、金属繊維からなるスチールウールを採用することができる。このように伝熱体を金属繊維からなる構成とする場合は、前記容器内を前記加温対象物に近い室と遠い室とに分離する分離手段を備え、前記加温対象物に近い室に前記金属繊維からなる伝熱体を収容した構成とすることができる(請求項4)。このような構成とすることにより、金属繊維が容器内で散乱することを防止し、伝熱体を容器の加温対象物側へ寄せた状態とすることができる。また、伝熱体が容器の加温対象物側内壁に接触した状態を維持することができる。
他の伝熱体としては、内部フィンを採用することができる(請求項5)。この内部フィンとは、容器内に設置されるもので、フィンの基端部を容器の加温対象物側内壁に接触させた状態で取り付けられる。このような構成とすることにより、潜熱蓄熱剤の熱を効率よく加温対象物側へ伝えることができる。
以上のような潜熱蓄熱装置では、前記容器の前記加温対象物と対向する外壁面に外部フィンを設けた構成とすることができる(請求項6)。本発明の潜熱蓄熱装置は、容器を加温対象物の近傍に配置して使用するものである。ここで、容器は、加温対象物に接触していてもよいし、加温対象物との間に僅かに隙間を設けて配置してもよい。例えば、容器をシリンダブロックに設けたウォータージャケット内に収容してシリンダボア壁を温めようとする場合、冷却水の通路を確保するためにシリンダボア壁と容器とを僅かに離して配置することがある。このような場合であっても、外部フィンを設けた構成とすれば外部フィンを介して潜熱蓄熱剤の熱を加温対象物であるシリンダボア壁に伝達することができる。
なお、本発明における潜熱蓄熱剤としては、過冷却状態となることができ、所定の発核条件、すなわち、過冷却状態からの相変化を開始する条件が整うことにより発熱を伴った相変化を起こすことができるものであれば採用することができる。例えば、酢酸ナトリウム3水和物を採用することができる。また、本発明における発核装置は、容器内で過冷却状態となっている潜熱蓄熱剤の相変化を促すことができる装置であれば、どのような装置であってもよい。例えば、電圧を印加する仕組みのものでもよいし、板体の弾性を利用する仕組みのものであってもよい。
以上説明したような潜熱蓄熱装置を従来あるエンジンに組み込めば、本発明のエンジンとすることができる(請求項9)。
本発明によれば、潜熱蓄熱剤による熱を容器内に配置した伝熱体により、容器の加温対象物側内壁へ伝えるようにしたので、加温対象物を早期に加温することができる。本発明の潜熱蓄熱装置をエンジンのウォータージャケット内に装着するようにすれば、エンジンの早期暖機完了、ひいてはフリクションの低減、燃費の向上を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明の潜熱蓄熱装置1を装着したエンジン2のシリンダブロック3部分を拡大した断面図である。シリンダブロック3にはシリンダ4の周辺にシリンダボア壁5とシリンダブロック外壁6との間にウォータージャケット7が形成されている。このウォータージャケット7内には容器8が収容されている。この容器8には潜熱蓄熱剤9が封入されている。すなわち、本実施例における加温対象物はシリンダボア壁5である。
シリンダブロック外壁6には発核装置10が取り付けられている。発核装置10は、先端が容器8内に露出し、容器8内に装着された図示しない発核トリガーを作動させて潜熱蓄熱剤9を発核させ、発熱させる。発核装置10は、ECU11と接続されており、ECU11からの発核指令により発核動作をする。潜熱蓄熱剤9は、酢酸ナトリウム3水和物である。酢酸ナトリウム3水和物は、融点がおよそ58℃であり、−20℃〜−30℃程度まで過冷却状態を維持することができる。この潜熱をエンジン2の加温、暖機に利用することができる。このような潜熱蓄熱剤9は、エンジン始動前(冷間時)は過冷却状態となっている。図示しないイグニッションのON信号に基づきECU11が発核装置10に発核指令を送ると、発核装置10が作動して潜熱蓄熱剤9が発核する。発核により相変化を起こす潜熱蓄熱剤9は潜熱を放出する。
容器8の内部は板状のパンチングメタル13によってシリンダボア壁5に近い室8aとシリンダボア壁5に遠い室8bとに分離されている。パンチングメタル13は、本発明における分離手段に相当するものである。室8aには、スチールウール14が収容されている。このスチールウール14は、金属繊維であり、本発明における伝熱体に相当するものである。スチールウール14は、容器8のシリンダボア壁側内壁面8a1に接触するように収容されている。このシリンダボア壁側内壁8a1は本発明における加温対象物側内壁に相当する。
容器8は、シリンダボア壁5側に位置決めステー15を備え、シリンダブロック外壁6側に位置決めステー16を備えている。これにより、容器8は、ウォータージャケット7内に安定した状態で収容されている。また、位置決めステー15が存在することにより、ボア側隙間が形成されている。さらに、位置決めステー16が存在することにより外側隙間が形成されている。ボア側隙間と、外側隙間には冷却水が流通できるので、エンジン2の高回転、高負荷時であってもシリンダブロック2を冷却することができる。
以上のような潜熱蓄熱装置1の動作を、容器8内に伝熱体であるスチールウール14を収容していない図2に示した潜熱蓄熱装置20と比較しつつ説明する。
冷間始動時に、イグニションのON信号を受信したECU11は、発核装置10に対し発核指令を発する。発核装置10が作動すると潜熱蓄熱剤9が発核し、相変化を起こすことによって発熱する。このとき、潜熱蓄熱剤9の容量が同量であれば、潜熱蓄熱装置1と潜熱蓄熱装置20の熱容量はほぼ同一となる。
しかし、潜熱蓄熱剤9の熱伝導率はそれ程高くない。このため、潜熱蓄熱剤9は、図2中参照番号9aを付して示した潜熱蓄熱剤9の中央部で発生した潜熱を容器8まで短時間で伝熱することができないと考えられる。また、図2に示した潜熱蓄熱装置20では、図2中、矢示21で示したようにシリンダボア壁5側と、シリンダブロック外壁6側へほぼ同等の熱伝達を行ってしまう。特に、潜熱蓄熱剤9の中央部9aよりもシリンダブロック外壁6側の領域で発生した潜熱はシリンダブロック外壁6側へ伝わってしまう。以上の理由から、図2に示した潜熱蓄熱装置20は、シリンダボア壁5を効率よく加温する構成とはなっていない。
これに対し、本実施例の潜熱蓄熱装置1では、熱伝導率の高いスチールウール14が潜熱蓄熱剤9の中央部9aで発生した潜熱を容器8まで伝熱する。しかも、スチールウール14は容器8のシリンダボア壁側内壁面8a1に接触していることから、スチールウール14は潜熱蓄熱剤9が発生する潜熱の大部分をシリンダボア壁内壁面8a1へ伝熱することができる。すなわち、図1中、伝熱量の相違を示すべく大きさの異なる矢示17、矢示18で示したように潜熱蓄熱剤9による潜熱の多くをシリンダボア壁内壁面8a1へ伝熱することができる。これにより、暖機時に加温することが求められるシリンダボア側壁5を効率よく加温することができる。
なお、潜熱蓄熱剤9は、発核することにより固相に相変化するが、エンジン2の燃焼熱等を受けることにより再び液相へ相変化する。液相に相変化した潜熱蓄熱剤9はエンジン2が停止し、冷却されることによって再び過冷却状態となって次回の発核に備えることとなる。
次に、本発明の実施例2について、図3を参照しつつ説明する。実施例1の潜熱蓄熱装置1が容器8内をパンチングメタル13で分離し、シリンダボア壁5に近い室8aにスチールウール14を収容した構成となっているのに対し、実施例2の潜熱蓄熱装置30では、容器8内に内部フィン31を備えた構成となっている。内部フィン31は、基端部31aをシリンダボア壁側内壁面8a1に接触させた状態で取り付けられている。また、先端部31bは、シリンダブロック外壁側内壁面8b1と離間した状態となっている。これにより熱伝達率の低い潜熱蓄熱剤9がシリンダブロック外壁側内壁面8b1と内部フィン31の先端部31bとの間に介在することになる。従って、シリンダブロック外壁側内壁面8b1への伝熱が抑制される。
さらに、実施例2の潜熱蓄熱装置30では、容器8のシリンダボア壁5と対向する外壁面8a2に外部フィン32を設けた構成となっている。この外部フィン32は、実施例1における位置決めステー15と同等の役割も果たすものである。
なお、他の構成要素については実施例1と同様であるので共通する構成要素については図面中、同一の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
以上のように構成される潜熱蓄熱装置30は、実施例1の潜熱蓄熱装置1とほぼ同様の動作、熱伝達を実現することができる。ただし、外部フィン32を備えていることから、冷却水の流路を確保しつつ潜熱蓄熱剤9の潜熱をより積極的にシリンダボア壁5へ伝熱することができる。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
実施例1の潜熱蓄熱装置を装着したエンジンのシリンダブロック部分を拡大した断面図である。 比較例の潜熱蓄熱装置を装着したエンジンのシリンダブロック部分を拡大した断面図である。 実施例2の潜熱蓄熱装置を装着したエンジンのシリンダブロック部分を拡大した断面図である。
符号の説明
1、20、30 潜熱蓄熱装置
2 エンジン
3 シリンダブロック
4 シリンダ
5 シリンダボア壁
6 シリンダブロック外壁
7 ウォータージャケット
8 容器
8a1 シリンダボア壁側内壁面
8a2 シリンダボア壁側外壁面
9 潜熱蓄熱剤
10 発核装置
11 ECU
13 パンチングメタル
14 スチールウール
15、16 位置決めステー
31 内部フィン
32 外部フィン

Claims (9)

  1. 加温対象物の近傍に配置される潜熱蓄熱装置であって、
    発核装置により発核する潜熱蓄熱剤が封入された容器と、
    当該容器に封入された伝熱体と、
    を備えたことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  2. 請求項1記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記伝熱体は、前記加温対象物側内壁面に接触していることを特徴とした潜熱蓄熱装置。
  3. 請求項1記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記伝熱体は、金属繊維からなることを特徴とした潜熱蓄熱装置。
  4. 請求項3記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記容器内を前記加温対象物に近い室と遠い室とに分離する分離手段を備え、前記加温対象物に近い室に前記金属繊維からなる伝熱体を収容したことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  5. 請求項1記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記伝熱体は、内部フィンとしたことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記容器の前記加温対象物と対向する外壁面に外部フィンを設けたことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  7. 請求項6記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記外部フィンを前記加温対象物に対する前記容器の位置決めステーとしたことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項記載の潜熱蓄熱装置において、
    前記容器は、シリンダブロックのシリンダ周辺に形成されたウォータージャケット内に収容され、
    前記加温対象物を、前記ウォータージャケットを形成するシリンダボア壁としたことを特徴とする潜熱蓄熱装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項記載の潜熱蓄熱装置を組み込んだことを特徴とするエンジン。
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