JP2007206889A - 電力スタンド電力供給管理システム、方法およびプログラム - Google Patents

電力スタンド電力供給管理システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電気自動車に給電を行う電力スタンドに、適切な電力量を電力市場から効率的に購入することで電力スタンドを管理する。
【解決手段】電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存するデータベースより電力スタンドの位置情報を取得し、予め定めた地域の気象を予測した情報を保存するデータベースより前記位置における気象予測を取得し、予め定めた高速道路の区間または一般道路区間の交通量を予測した情報を保存するデータベースより前記位置における交通量予測を取得し、取得した気象予測と交通量予測を用いて電力需要の予測内容を保存するデータベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する手段と、算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気自動車に給電を行う電力スタンドへの電力供給に関し、特に電力スタンドで必要とされる電力量を算出し、その算出した電力を市場から安く購入することができる電力スタンド電力供給管理システム、方法およびプログラムに関する。
従来の電気自動車に関しては、図1に示すように充電そのものを会社などの事業所で行い(1)、その検針データを電力会社が取得し(2)、次に電力会社は顧客が契約している金融会社に電気料金引き落としの指示(3)を行い、金融機関は顧客の口座から指定の金額を引落しし、引き落とした電気料金を電力会社に引渡し(4)、電力会社は電気料金の引渡しを確認して顧客に領収書を発行する(5)という一連の処理が行われる。
上記において、例えば事業所を電力スタンドとした時に、電力スタンドが電気自動車に充電した場合の電気料金は契約する電力会社の単価により決定されていた。
また、電力スタンドは複数の電力スタンドが必要とする電力を単価の安い電力市場より一括して購入することは無かった。
また、従来の電気自動車と電力スタンドに関する技術として、特許文献1には、短時間でモータ走行に必要な電力を地上から電気自動車に供給することが可能な電気自動車の電力供給システムを提供する技術が提案されている。
特開2005−073313号公報
しかし従来行っている給電の方法では、天候および土日祭日や連休などの繁忙期や平日などの時期に依存する電力需要を考えていないために、電力会社と契約した電力が不足したり、多過ぎたりすることがあった。
また、安い電力市場から電力を購入するということを行っていなかったので高価な電力を購入することとなり、電力スタンドの電気料金はそんなに安くなることは無かった。
また、電力スタンドごとに電力の購入を行っているために電力スタンドごとに工数を要してしまい、結局電気料金を安くすることは難しかった。
また、上記特許文献1で提案されている技術では、電力供給システムへの天候や繁忙期・閑散期などの時期に顧客の需要に合った効率的な給電または電力の購入を行うということについては記載が無い。
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、様々な箇所に設置される電力スタンドにおいて、例えば翌日の気象予測と交通量予測および繁忙期・閑散期などの時期(当日の属性)による影響度合いを算出して電力スタンドに必要となる電力量を算出し、全ての電力スタンドの合計量をもって一括して電力市場から安い電力を購入し各電力スタンドに給電することができる電力スタンド電力供給管理システム、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係わる電力スタンド電力供給管理システムは、電気自動車に電力を供給する電力スタンドの電力供給に関する支援を行うシステムであって、予め定めた地域の気象を予測した情報を保存する気象予測データベースと、予め定めた高速道路または一般道路の区間の交通量を予測した情報を保存する交通量予測データベースと、電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存する電力スタンド情報データベースと、電力需要の予測値を気象状況、交通量、および当日の属性により分類して保存する電力需要予測データベースと、前記電力スタンド情報データベースより電力スタンドの位置を取得し、前記気象予測データベースより前記位置における気象予測を取得し、前記交通量予測データベースより前記位置における交通量予測を取得し、前記取得した気象予測と交通量予測を用いて前記電力需要予測データベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する電力量算出手段と、前記算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する電力調達手段と、を備えたことを特徴とする
本発明では、電力スタンドに必要な電力量をその電力スタンドの位置により気象状況、自動車の交通量、および繁忙期・閑散期などの日の属性より過去の電力需要の統計から作成された電力需要予測のデータを用いて電力量を算出することができ、算出した電力量を一括して電力市場より購入し各電力スタンドに分配することができるので、各電力スタンドに適した量の電力量を競争原理が働いている電力市場から安い価格で仕入れ、顧客に提供することができる。
好ましくは、電力スタンドごとに近辺の競合電力スタンドの電力単価を参考にして前記電力スタンドの電力単価を決定する電力単価算出手段と、を備えるように構成する。
本発明では、電力スタンドごとに近辺の競合電力スタンドの電力単価を調査し、予め定めた計算式を用いて電力単価を決定することができるので、顧客に魅力のある価格設定を行うことができる。
さらに、通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた気象予測会社から気象予測データを取得し、気象予測データベースに保存する気象情報取得手段と、を備えるように構成するのも好ましい。
本発明では、気象予測データをオンラインで直接やり取りすることができるので、一旦ファイルで入手したものをシステムに投入するなどといった工数の削減ができ、作業自体も効率的に行うことができる。
好ましくは、通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた車の交通量予測会社から前記高速道路または一般道路の交通量情報を取得し、前記交通量予測データベースに保存する交通量情報取得手段と、を備えるように構成する。
本発明では、交通量予測データをオンラインで直接やり取りすることができるので、一旦ファイルで入手したものをシステムに投入するなどといった工数の削減ができ、作業自体も効率的に行うことができる。
さらに好ましくは、前記電力スタンドより通知される電力量に応じて電気料金の算出を行い、決済処理を行う料金算出・決済手段と、を備えるように構成する。
本発明では、電力スタンドよりオンラインで顧客が使用した電力量を取得することができ、取得した電力量に従って電気料金の引落し明細および領収書の発行ができるので、作業の効率化を図ることができる。
上記目的を達成するため、本発明に係わる電力供給支援方法は、電気自動車に電力を供給する電力スタンドの電力供給に関する支援を行う方法であって、電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存する電力スタンド情報データベースより電力スタンドの位置を取得し、予め定めた地域の気象を予測した情報を保存する気象予測データベースより前記位置における気象予測を取得し、予め定めた高速道路の区間または一般道路区間の交通量を予測した情報を保存する交通量予測データベースより前記位置における交通量予測を取得し、前記取得した気象予測と交通量予測を用いて電力需要の予測値を気象状況、交通量、および当日の属性により分類して保存する電力需要予測データベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する電力量算出ステップと、前記算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する電力調達ステップと、を含むことを特徴とする
好ましくは、通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた気象予測会社から気象予測データを取得し、前記気象予測データベースに保存する気象情報取得ステップと、通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた車の交通量予測会社から前記高速道路または一般道路の交通量情報を取得し、前記交通量予測データベースに保存する交通量情報取得ステップと、の少なくとも1つを含むように構成する。
上記目的を達成するため、本発明に係わる電力供給支援プログラムは、電気自動車に電力を供給する電力スタンドの電力供給に関する支援を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存する電力スタンド情報データベースより電力スタンドの位置を取得し、予め定めた地域の気象を予測した情報を保存する気象予測データベースより前記位置における気象予測を取得し、予め定めた高速道路の区間または一般道路区間の交通量を予測した情報を保存する交通量予測データベースより前記位置における交通量予測を取得し、前記取得した気象予測と交通量予測を用いて電力需要の予測値を気象状況、交通量、および当日の属性により分類して保存する電力需要予測データベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する電力量算出処理と、前記算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する電力調達処理と、をコンピュータ上で動作させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の電力スタンドに必要とされる電力量を、気象予測データ、交通量予測データおよび繁忙期・閑散期などの日の属性などを用いて算出し、算出した合計量を電力市場より安く調達することができるので、安い価格で適切な量の給電を各電力スタンドに行うことができ、顧客には電気料金を安く提供することができ、電力の販売側は無駄を省いて効率的にサービスを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図2は本発明による第1の実施の形態に係わる電力スタンド電力供給管理システムの全体的な概念を示す図である。従来と異なり、本発明の実施の形態における電力スタンド電力供給管理システムは、電力スタンド3、気象の予測を行い第三者に予測した気象情報の提供を行う気象予測会社5、高速道路および一般道路の交通量の予測を行い第三者に予測した交通量情報を提供する道路交通量予測会社6、電力市場7、複数の電力スタンドを一括してまとめている新規事業F21が新たに追加されている。
電力およびお金の流れてとして、まず電気自動車F13が電力スタンド3にて充電を行い(1)、電力スタンド3はその検針データを新規事業F21に通知する(2)。新規事業F21は、検針データに相当する料金の引落しを金融機関に指示する(3)。ここで電気料金は、次に説明する電力単価を用いる。金融機関F14は、指示が有った電気料金を利用者の口座より引落して電気料金を新規事業F21に引き渡す(4)。次に新規事業F21は電気料金を確認した上で領収書を発行し電力スタンド3を使用した電気自動車の所有者である事業所に発送する(5)。
次に、新規事業F21が電力を購入する手順について説明する。まず、気象予測会社5より気象予測データを取得し(a)、道路交通量予測会社6より交通量予測データを取得する(b)。上記気象予測データおよび交通量予測データは、翌日のデータであるとする。翌々日以降のデータであってもその正確さは異なるが同様に行うことが可能である。取得した翌日に気象データおよび交通量データと繁忙期・閑散期などの時期的なデータを基にして新規事業F21は電力市場より購入する電力量を算出する。
算出した電力量分の電力を新規事業F21は電力市場7より購入し(c)、各電力スタンドに算出した電力量分を供給する(d)。という流れにて電力の購入が行われる。
図3は、電力スタンド電力供給管理システムのシステム構成の概略図を示す。電力スタンド3、気象予測会社の気象予測システム5、交通量予測会社の交通量予測システム6、電力市場の電力市場取引システム7および電力スタンド電力供給管理システム1は通信ネットワーク4を介して通信可能に接続されている。さらに電力スタンド電力供給管理システム1は、電力スタンド情報データベース(DB)142を有する電力スタンド管理サーバ101、電力需要予測データベース(DB)145を有する電力調達サーバ102、顧客情報データベース(DB)141を有する料金計算・決済サーバ103、および引落伝票や領収書を印刷するプリンタF31から構成されている。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係わる電力スタンド電力供給管理システム1、電力スタンドに設置される電力スタンド端末3、気象予測会社に設置される気象予測システム5、交通量予測会社に設置される交通量予測システム6のブロック構成図を示す。ここで、電力スタンド電力供給管理システム1は、電力スタンドの電力供給などを管理する電力販売会社、またはサービス事業者などになどに設置され、管理・運営される。上記電力スタンド電力供給管理システム1、電力スタンド端末3、気象予測システム5、交通量予測システム6、および電力市場取引システム7は通信ネットワーク4を介して通信可能に接続されて構成されている。また、図3にて電力スタンド管理サーバ101、電力調達サーバ102、料金計算・決済サーバ103は電力スタンド電力供給管理システム1に統合されている。
電力スタンド電力供給管理システム1は、通信ネットワーク4を介してデータの送受信を行うための送受信部12、送受信部12から受け取ったデータの処理、およびその他のさまざまな処理を行う中央演算処理部13、データを記憶するための記憶部14、および、中央演算処理部13との間でデータの入出力を行う入力部15と表示部16から構成されている。入力部15と表示部16はマンマシンインタフェースの機能を有する部分である。送受信部12は通信プロトコルの機能を有する部分である。
本実施の形態における電力スタンド電力供給管理システム1は、入力部15および表示部16を備えているが、本システムへの入出力は図示していないシリアル回線もしくは通信ネットワーク4を経由して外部から行われることも可能である。
さらに、中央演算処理部13は、送受信部12との間でデータの受け渡しを行う送受信処理手段(機能)131、入力部15あるいは表示部16とデータの受け渡しを行う入出力処理手段(機能)132、入出力処理手段(機能)132または送受信処理手段131を介して受信した利用者情報などの情報を登録する情報登録手段(機能)133、各電力スタンドの必要となる電力量を気象予測データ、交通量予測データ、電力需要予測データなどを用いて算出する電力量算出手段(機能)134、算出した電力量を電力市場から電力市場取引システム7を用いて調達を行う電力調達手段(機能)135、各電力スタンドについて近辺の競合電力スタンドの電力単価を調査してその電力スタンドで適切な単位電気料金を決定する電力単価決定手段(機能)136、気象予測システム5がオンラインで通信可能に接続されている場合に気象予測システム5より所望の気象予測データを入手する気象情報取得手段(機能)137、交通量予測システム6がオンラインで互いに通信可能に接続されている場合に交通量予測システム6より所望の交通量情報を取得する交通量情報取得手段(機能)138、各電力スタンドの検針データにより検針データごとに料金の算出と決済を行い領収書や引落し伝票などを発行する料金算出・決済手段(機能)139により構成される。
本実施の形態では、気象予測システム5と交通量予測システム6は電力スタンド電力供給管理システム1と互いに通信可能に構成されているが、気象予測情報および交通量情報をファイルなどで入手する場合には、情報登録手段133を用いて気象予測および交通量予測の情報を入力することも可能である。
また、記憶部14は、本電力スタンド電力供給管理システム1が提供する電力スタンドを利用する顧客の必要な情報を保存する顧客情報データベース(DB)141、電力スタンドの設置場所、位置、近隣の道路などの情報を保存する電力スタンド情報データベース(DB)142、緯度および経度によりメッシュ上に分割された枠における日々の天候や気温などの情報を保存する気象予測データベース(DB)143、高速道路や一般道路の予め定めた区間ごとにその位置や交通量の予測内容を保存する交通量予測データベース(DB)144、電力の需要に関係する天候における降雨の確率などの確率ごとに交通量の予測台数を保存し、さらにその日の繁忙期・閑散期などの時期的なパターン(日の属性)ごとに電力の必要な調達量を保存する電力需要予測データベース(DB)145から構成されている。
本実施の形態において電力スタンド端末3は、電力単価情報の受信および検針を行った結果を通知するなどの機能を有する端末である。気象予測システム5は、要求に応じて指定された日および場所の気象予測データを提供するシステムである。交通量予測システム6は、要求により指定された位置の交通量予測情報を提供するシステムである。
上記電力スタンド端末3、気象予測システム5、交通量予測システム6は、電力スタンド電力供給管理システム1と同様にそれぞれ、送受信部32、52、62、中央演算処理部33、53、63、および入力部35、55、65と表示部36、56、66から構成されている。入力部55と表示部56はマンマシンインタフェースの機能を有する部分である。送受信部52は通信プロトコルの機能を有する部分である。さらに、中央演算処理部53は、図示していないが送受信処理手段や入出力処理手段などより構成されている。
電力市場取引システム7はブロック図には記載していないが、気象予測システム5などのように送受信部、中央演算処理部、入力部、表示部などを有し、通信ネットワーク4を介して情報の送受信が行えるようになっている。
通信ネットワーク4は、利用者が独自に敷設した専用の通信網または、通信事業者から借り受けた様々な回線を予め定めた例えば、通信プロトコルとしてIPプロトコルを利用して各装置を接続する通信網である。また、通信ネットワーク4は、無線LANのネットワークおよび無線LANの基地局などを含んでいるものとする。通信回線としてはADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)、広域LAN(Local Area Network)などが使用可能である。
図5は、本電力スタンド電力供給管理システム1が提供する電力スタンドの給電サービスの加入者である顧客の情報を保存する顧客情報DB141のデータ構成である。顧客情報としては、「顧客名」、「顧客ID」、「住所」、「取引実績」、「取引総額」、「今月取引量」、「決済状況」などが登録できるようになっている。
図6は、各電力スタンドの情報を保存する電力スタンド情報DB142のデータ構成例である。電力スタンド情報としては、「名称」、電力スタンドを識別する「ID」、「設置場所」、「位置」、電力スタンドが接する「近隣道路」、「給電単価」、「稼動状況」などが保存されている。
図7は、気象予測DB143のデータ構成例である。本実施の形態では、電力スタンドの位置は、緯度・経度に沿ってメッシュ上に区切った枠の番号によって管理されるものとしその番号が「緯度」、「経度」の欄に記載されている。緯度・経度を示す番号にて指定される枠に対して年月日ごとに予測している気象の内容を保存している。例えば、緯度・経度が(0001、0001)である場所の2005年12月23日の00:00〜01:00までの時間帯は、「雨の確率が60%、風5m/s、雪の確率が20%、温度が8℃」であることを示している。
図8は、予め定めた道路の区間において年月日ごとに交通量の予測台数を保存する交通量予測DB144のデータ構成例である。交通量予測DB144内の位置は気象予測DB143と同様に緯度・経度を番号で表したものである。道路の区間が長く、緯度および経度によりメッシュ上に分割された枠内に収まらない区間は、道路の中心が存在する枠の 位置を保存するものとしている。
図9は、予想される様々な気象、その時の交通量、およびその日の繁忙期・閑散期などのパターンにより必要とされる電力の調達量を保存する電力予測DB145のデータ構成例である。本実施の形態では、気象情報として、「雨の確率」、「雪の確率」、「雷雨の確率」などが登録され、それぞれに対してその確率の値の範囲において交通量の予測台数が保存され、前述の交通量予測台数それぞれについて「土曜」、「日祭日」、「平日」、「連休」などの繁忙期・閑散期における必要とされる電力の調達量が保存されている。本調達量は過去の実績などにより決定され予め登録されている。
第1の実施の形態における電力スタンド電力供給管理システム1は以上のように構成され、以下にその動作をフローチャートなどを用いて説明する。
[1. 情報の登録]
電力スタンド電力供給管理システム1にて使用する情報の登録のフローチャートについては図示していないが以下のように動作する。サービス加入者である顧客情報、電力スタンド情報、オンライン化されていない場合の気象予測情報と交通量予測情報などの登録は、電力スタンド電力供給管理システム1の入力部15および表示部16に接続されているキーボードや画面を用いて直接登録を行う。もしくは図示していないシリアル回線を用いてパソコンを端末として使用して接続するか、社内のLAN(Local Area Network)や通信ネットワーク4を介して外部からネットワーク越しに接続しログインして設定を行ったりすることも可能である。
ネットワークを経由して情報の設定を行う場合は、セキュリティを強化してIDおよびパスワードの送信およびデータの送受信情報の暗号化を行うことが望ましい。以下、電力スタンド電力供給管理システム1に直接つながっているキーボードを用いて登録を行う場合の処理手順について説明する。まず、キーボードを操作して本電力スタンド電力供給管理システム1に対してログイン名およびスワードを指定してログイン要求を行う。
ログイン情報が正しかった場合、電力スタンド電力供給管理システム1の画面には、作業の選択画面などが表示され、利用者は、顧客情報、電力スタンド情報、オンライン化されていない場合の気象予測情報と交通量予測情報などの登録を選択することができる。次に選択を行った顧客情報、電力スタンド情報、オンライン化されていない場合の気象予測情報と交通量予測情報、および関連情報などの入力画面が表示され、利用者はキーボードで入力する。
気象予測情報および交通量予測情報などはファイルを指定してそのまま登録できるようになっていても良い。入力された情報は情報登録手段133に通知され、情報登録手段133は、内容をチェックし、問題が無ければ入力された情報を、顧客情報DB141、電力スタンド情報DB142、オンライン化されていない場合の気象予測DB143と交通量予測情報DB144などに登録する。
上記処理を顧客情報などの登録する情報を必要な分入力することで顧客情報、電力スタンド情報、オンライン化されていない場合の気象予測情報と交通量予測情報などの登録を行うことができる。
[2. 電力量の算出]
図10は、各電力スタンドにおいて必要となる電力量を、気象予測データ、交通量予測データ、電力需要予測データを用いて算出する電力量算出ルーチンの動作手順を示すフローチャートである。本動作は電力量算出手段134が行う動作である。また、電力スタンドにて電力スタンド端末3が検針データに対して課金を行うに際して必要な電力の単位電気料金を取得して行う動作についてもその処理手順をフローチャートで示している。以下図10を用いて処理を説明する。
まず、対象の電力スタンドの位置情報を電力スタンド情報DB142より取得し(S101a)、次に取得した位置における翌日の気象予測データを気象予測DB143より取得する(S102a)。さらに取得した位置における翌日の交通量予測データを交通量予測DB144より取得する(S103a)。次に、取得した気象予測データと交通量予測データを用いて電力需要予測DB145を参照することで対象の電力スタンドに必要となる電力量が算出される(S104a)。
次に、全ての対象の電力スタンドの処理を終了したかを判定し(S105a)、終了していない場合は次の電力スタンドを指定して(S106a)ステップS101aに戻り全ての電力スタンドの処理が終了するまで上記処理を繰り返す。
全ての電力スタンドの処理が終了した場合は(S105aのyesのルート)、ステップS107aへ進み、「電力調達ルーチン」を起動し入札により電力調達価格が決定された後、翌日電力単価を算出するために「電力単価決定ルーチン」を起動する(S108a)。算出した翌日電力単価を対象の全電力スタンドに通知(S109a)して処理を終了する。
電力スタンドの方は、ステップS109aで受信した電力単価を取り込み(S101b)、取り込んだ電力単価を給電を行う給電端末に送信する(S102b)。次に検針データを取り込み(S103b)、顧客ごとに電力供給量と電気料金(検針データ)を通知して(S104b)、処理を終了する。
[3. 電力の調達]
図11は、全ての電力スタンドの必要な電力量を合計して合計の電力量を電力市場から調達する「電力調達ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は電力調達手段135が行う動作であり、以下図11を用いて処理を説明する。
まず、各電力スタンドにおいて必要である算出された電力量を加算する(S111)。次に全ての電力スタンドの処理が終了したか判定し(S112)、終了してない場合は次の電力スタンドを指定し(S113)ステップS111に戻り、全ての電力スタンドの処理が終了するまで上記処理を繰り返す。全ての電力スタンドの処理が終了した場合は(S112のyesのルート)、次に合計された電力量を電力市場の電力市場取引システム7を利用して電力の調達処理を行う(S114)。例えば、図示していないが、予め必要量の「A」パーセントを電力市場から調達するというようにしておき、値「A」は変更可能に構成しておいても良い。電力スタンドで不足が生じた場合、もしくはピークに達した場合は、電力市場によらない通常単価の電力を電力会社から受電することも可能である。
[4. 電力単価の決定]
図12は、電力スタンドの電力を提供する電力単価を近辺の競合電力スタンドの電力単価を調査した上で決定する電力単価決定ルーチンの動作手順を示すフローチャートである。本動作は電力単価決定手段136が行う動作であり、以下図12を用いて処理を説明する。
まず、対象の電力スタンドの近辺の競合電力スタンドの電力単価を収集する(S121)。この収集は図示していない近辺の競合電力スタンドの電力単価情報を予め定めた条件で抽出する。予め定めた条件に基づく電力単価の収集が終了したか判定し(S122)、終了していない場合はステップS121に戻り、予め定めた条件に合致する電力スタンド処理が終了するまで上記処理を繰り返す。
次に、平均の電力単価、最高価格、最低価格を求め(S123)、平均価格、最高価格、最低価格を用いて、図には記載していない予め定めた価格設定ルールに従って価格を設定する(S124)。予め定めた価格設定ルールは電力スタンドごともしくは一律に定めても良い。例えば一律の場合は、平均価格の95%の値段にするか、もしくは最低価格と同じ価格を設定するなどである。
次に全ての電力スタンドの処理が終了したか判定し(S125)、終了していない場合は(S125のnoのルート)、ステップS121に戻り、全ての電力スタンドの処理が終了するまで上記処理を繰り返す。全ての電力スタンドの処理が終了した場合は、処理を終了する。上記のような動作にて各電力スタンドの電力単価が決定される。
[5. 気象情報の取得]
図13は、気象予測システム5がオンラインで通信ネットワーク4を介して電力スタンド電力供給管理システム1と互いに通信可能に接続されている場合に、「気象予測取得ルーチン」が気象予測データを取得する動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は気象情報取得手段137が行う動作であり以下図13を用いて処理を説明する。
まず「気象情報取得ルーチン」は、予め気象予測システム5と電力スタンド電力供給管理システム1との間で取り決められている手順に従って気象予測システム5にアクセスする(S131b)。アクセスを受信した(S131a)気象予測システム5はIDとパスワードの要求を行い(S132a)、「気象情報取得ルーチン」は情報を受信(S132b)すると予め用意していたログインIDとパスワードを送信する(S133b)。
気象予測システム5はログインIDとパスワードをチェックし(S133a)、合致するか判定し(S134a)、合致しなければステップS132bに戻り、合致するまで上記処理を繰り返す。ログインIDとパスワードが合致した場合は、成功通知を「気象情報取得ルーチン」に送信し(S135a)、成功通知を受信(S134b)した「気象情報取得ルーチン」は、日時・場所などを指定して気象の予測情報の送信を要求する(S135b)。
気象の予測情報の送信要求を受信(S136a)した気象予測システム5は、指定された日時・場所の気象予測データを取り決めに従って「気象情報取得ルーチン」に送信する(S137a)。上記において、日時・場所をパラメータとして渡しているが、パラメータは無く全ての気象予測データを受信するということも可能である。もしくはいくつかの気象予測データを分割して送信するなども可能である。
気象予測情報を受信した「気象情報取得ルーチン」は、内容のチェックを行い(S137b)、問題を発見した場合は、受信不成功を通知し(S139b)、処理を終了する。チェックOKの場合は、取得した気象予測データを気象予測DB143に取り込み(S138b)、気象予測システム5に受信成功を通知し(S13Ab)処理を終了する。気象予測システム5は受信成功通知を受信(S139a)して処理を終了する。以上の動作にて気象予測データを気象予測システム5から取得し気象予測DB143に取り込む。
[6. 交通量情報の取得]
交通量予測システム6と電力スタンド電力供給管理システム1が通信ネットワーク4を介して通信可能である時は、交通量情報取得手段138は交通量予測情報の取得を行う。交通量情報取得手段138が行う動作は上記気象予測データを取得し、気象予測DB143に保存するという動作手順と同様である。交通量情報取得手段138は、交通量予測システム6に予め取り決められた手順にてアクセスし、日時・場所もしくは場所のみなどのパラメータを用いて必要な交通量予測データを取得する。この交通量予測データの取得は、一度に全ての情報を取得しても良いし、分割して取得しても良い。取得した交通量予測データは交通量予測DB144に取り込まれるものである。
[7. 料金算出および決済]
図14は、電力スタンドにて電気自動車が給電を行った後に行われる引落し伝票および領収書の作成を行う「料金算出・決済ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は料金算出・決済手段139が行う動作であり、以下図14を用いて処理を説明する。
まず、電力スタンドより通信ネットワーク4を介して顧客ごとに電力の供給量と電気料金(検針データ)が通知され(S141b)、料金算出・決済ルーチンが受信する(S141a)。受信した顧客ごとに電力供給量から電力単価を乗算するなどして電気料金を算出する(S142a)。次に算出した電気料金により金融機関に送付する「引落伝票」を作成し発行する(S143a)。電気料金引落し確認後、顧客情報DB141へ決済状況を登録し(S144a)、前月分の領収書を作成し(S145a)顧客に発送する。
本発明による第1の実施の形態は以上のように構成され動作する。
本発明によれば、電力スタンドが設置された場所に応じて、また気象予測、交通量予測および電力需要予測により電力調達量を算出することができ、電力市場より調達した電力を購入して各電力スタンドに給電することができるので、安い価格で、適切な電力量を購入することができ、顧客は安く電力を購入することができ、電力販売会社は適切な量を購入できるので手間や工数がかからない。
次に第2の実施の形態について以下に説明する。第2の実施の形態では、交通量予測DB144と、電力需要予測DB145のデータ構成が異なるものである。
図15は、図8に示す交通量予測DB144と異なり、単なる自動車の台数のみではなく大型車または小型車などと種類の異なる自動車別に交通量予測台数を保存している。また、電力需要予測DB145は、上記交通量予測DB144の構成に合うように、自動車の種類によって必要となる電力量が分かるように構成されている。
[7. 車種別の交通量予測と必要とされる電力量の算出]
第2の実施の形態における「電力算出ルーチン」は図示していないが、図10に示すフローチャートに加えて、ステップS104aにおいて必要となる電力量の算出を自動車の種別ごとに行うことのみが異なるものである。以上の動作にて交通量予測データが自動車の車種別に保存されていた場合に対応する。
本発明による第2の実施の形態は以上のように構成され動作する。
本発明によれば、交通量の予測が自動車の車種別に出るのでより詳細な電力量の算出を行うことができる。
従来の電気自動車の電力の購入の動作を示す図である。 本発明による電力スタンドの電力供給の概念図である。 本発明による電力スタンド電力供給システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる電力スタンド電力供給管理システムを構成する機器の機能ブロック図である。 図4の顧客情報DBのデータ構成例である。 図4の電力スタンド情報DBのデータ構成例である。 図4の気象予測DBのデータ構成例である。 図4の交通量予測DBのデータ構成例である。 図4の電力需要予測DBのデータ構成例である。 図4の電力量算出手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4の電力調達手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4の電力単価決定手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4の気象情報取得手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4の料金算出・決済手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係わる交通量予測DBの構成例である。 本発明の第2の実施の形態に係わる電力需要予測DBの構成例である。
符号の説明
1 電力スタンド電力供給管理システム
3 電力スタンド端末
4 通信ネットワーク
5 気象予測システム
6 交通量予測システム
7 電力市場取引システム
12、32、52、62 送受信部
13、33、53、63 中央演算処理部
14 記憶部
15、35、55、65 入力部
16、36、56、66 表示部
131 送受信処理手段
132 入出力処理手段
133 情報登録手段
134 電力量算出手段
135 電力調達手段
136 電力単価決定手段
137 気象情報取得手段
138 交通量情報取得手段
139 料金算出・決済手段
141 顧客情報(データベース)DB
142 電力スタンド情報(データベース)DB
143 気象予測(データベース)DB
144 交通量予測(データベース)DB
145 電力需要予測(データベース)DB

Claims (8)

  1. 電気自動車に電力を供給する電力スタンドの電力供給に関する支援を行うシステムであって、
    予め定めた地域の気象を予測した情報を保存する気象予測データベースと、
    予め定めた高速道路または一般道路の区間の交通量を予測した情報を保存する交通量予測データベースと、
    電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存する電力スタンド情報データベースと、
    電力需要の予測値を気象状況、交通量、および当日の属性により分類して保存する電力需要予測データベースと、
    前記電力スタンド情報データベースより電力スタンドの位置を取得し、前記気象予測データベースより前記位置における気象予測を取得し、前記交通量予測データベースより前記位置における交通量予測を取得し、前記取得した気象予測と交通量予測を用いて前記電力需要予測データベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する電力量算出手段と、
    前記算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する電力調達手段と、
    を備えたことを特徴とする電力スタンド電力供給管理システム。
  2. 電力スタンドごとに近辺の競合電力スタンドの電力単価を参考にして前記電力スタンドの電力単価を決定する電力単価算出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電力スタンド電力供給管理システム。
  3. 通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた気象予測会社から気象予測データを取得し、前記気象予測データベースに保存する気象情報取得手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電力スタンド電力供給管理システム。
  4. 通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた車の交通量予測会社から前記高速道路または一般道路の交通量情報を取得し、前記交通量予測データベースに保存する交通量情報取得手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電力スタンド電力供給管理システム。
  5. 前記電力スタンドより通知される電力量に応じて電気料金の算出を行い、決済処理を行う料金算出・決済手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の電力スタンド電力供給管理システム。
  6. 電気自動車に電力を供給する電力スタンドの電力供給に関する支援を行う方法であって、
    電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存する電力スタンド情報データベースより電力スタンドの位置を取得し、
    予め定めた地域の気象を予測した情報を保存する気象予測データベースより前記位置における気象予測を取得し、
    予め定めた高速道路の区間または一般道路区間の交通量を予測した情報を保存する交通量予測データベースより前記位置における交通量予測を取得し、
    前記取得した気象予測と交通量予測を用いて電力需要の予測値を気象状況、交通量、および当日の属性により分類して保存する電力需要予測データベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する電力量算出ステップと、
    前記算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する電力調達ステップと、
    を含むことを特徴とする電力供給支援方法。
  7. 通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた気象予測会社から気象予測データを取得し、前記気象予測データベースに保存する気象情報取得ステップと、
    通信ネットワークを介してオンラインで結ばれた車の交通量予測会社から前記高速道路または一般道路の交通量情報を取得し、前記交通量予測データベースに保存する交通量情報取得ステップと、
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の電力供給支援方法。
  8. 電気自動車に電力を供給する電力スタンドの電力供給に関する支援を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、
    電気自動車の充電を行う設備である電力スタンドの少なくとも位置情報を保存する電力スタンド情報データベースより電力スタンドの位置を取得し、
    予め定めた地域の気象を予測した情報を保存する気象予測データベースより前記位置における気象予測を取得し、
    予め定めた高速道路の区間または一般道路区間の交通量を予測した情報を保存する交通量予測データベースより前記位置における交通量予測を取得し、
    前記取得した気象予測と交通量予測を用いて電力需要の予測値を気象状況、交通量、および当日の属性により分類して保存する電力需要予測データベースを参照することで前記位置に設置された電力スタンドの必要電力量を算出する電力量算出処理と、
    前記算出した電力量に応じて電力市場より購入する電力量を決定する電力調達処理と、
    をコンピュータ上で動作させることを特徴とする電力供給支援プログラム。
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