JP2007206356A - 映像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示用スクリーンの中央部分に、複数のプロジェクタによる投影像の“つなぎ目”を配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供すること。
【解決手段】映像表示システムに、映像表示用のスクリーン103と、異なる画像表示サイズフォーマットを有する複数のプロジェクタ、例えばQXGA型プロジェクタ101及びXGA型プロジェクタ102−1〜102−12と、上記複数のプロジェクタにおける上記画像表示サイズフォーマット及び設置に基づいて、上記スクリーン103に表示する表示画像情報を分割及び制御して上記複数のプロジェクタに出力するコントローラ104と、を具備させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像表示システムに関し、特に高精細化技術を導入した映像表示システムに関する。
現在、投影型ディスプレイを高精細化する技術としては、投影表示面であるスクリーン上にて、複数の投影像をタイル状に合成するマルチディスプレイが提案されている。このマルチディスプレイを実現する装置として、例えばマルチビジョン表示装置がある。そして、このマルチビジョン表示装置において、投影画面全体に渡る輝度を均一化する技術が、特許文献1に開示されている。
上記特許文献1に開示されている技術によれば、同一仕様のプロジェクタを複数用いて、それらプロジェクタによる投影像を表示用のスクリーン上にタイル状に投影する。このような構成により、上記プロジェクタにおける画像表示サイズフォーマットと相似形である高精細な映像を投影し、投影画面全体に渡る輝度を均一化できる。
特開2003−280092号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、各プロジェクタが同一の仕様であるため、各プロジェクタの配置に変化を設け難い。また、上記特許文献1に開示されている技術では、縦あるいは横方向に偶数個のプロジェクタを並べて用いることで、個々の投影像のつなぎ目が表示用のスクリーンの中心部に発生してしまう。そして、スクリーンの中心部は視覚的に最も注目される頻度の高い部分であることを鑑みると、鑑賞者にとって上記つなぎ目が非常に目立って見えてしまうという問題が生じる。このことは、クオリティの高い映像投影が要求されるほど、大きな問題となる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、複数の表示装置で表示する画像を組み合わせて一つの合成画像を表示する場合に、各プロジェクタの配置に変化を与えることのできる映像表示システムを提供することを目的とする。
また、表示用スクリーンの中心部に、複数のプロジェクタによる投影像の“つなぎ目”を配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による映像表示システムは、複数の表示装置で表示する画像を組み合わせて1つの合成映像を構成する映像表示システムであって、表示画素数を規定する画像表示サイズフォーマットが異なる複数の表示装置と、上記複数の表示装置における上記画像表示サイズフォーマット、及び上記複数の表示装置の配置に応じて、上記表示装置に表示する表示画像情報を分割して上記複数の表示装置に出力するコントローラと、を具備することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による映像表示システムは、上記第1の態様に係る映像表示システムであって、上記複数の表示装置は、上記合成画像の中央部分に対応する画像を表示するための中央領域表示装置と、上記中央領域表示装置と異なる画像表示サイズフォーマットを有する複数の周辺領域表示装置と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、表示画素数を規定する画像表示サイズフォーマットが異なる複数の表示装置を用いているため、複数の表示装置で表示する画像を組み合わせて一つの合成画像を表示する場合でも、画像の領域に応じて画像表示サイズフォーマットの異なる表示装置を配置することができる。このため、例えば、合成画像のうち重要な領域に対して用いる表示装置と、重要でない領域に対して用いる表示装置を異ならせることができる。
また、表示用スクリーンの中心部に、複数のプロジェクタによる投影像の“つなぎ目”を配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供することができる。
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明の理解を助けるために、まず、本実施形態に係る映像表示システムで用いられるプロジェクタの種類について説明する。
まず、用いられるプロジェクタとしては、解像度による分類にて、XGA(eXtennded Graphics Array)型プロジェクタ、QXGA(Quad XGA)型プロジェクタ、SXGA(Super XGA)型プロジェクタ、及び高精細テレヴィジョンに対応したHDTV(High Definition TeleVision)型プロジェクタ、の4種類である。
ここで、上記の各プロジェクタにおける画像表示サイズフォーマットは、以下の通りである。すなわち、上記XGA型プロジェクタは、1,024×768画素の投影像サイズであるプロジェクタであり、上記QXGA型プロジェクタは、2,048×1,536画素の投影像サイズであるプロジェクタであり、上記SXGA型プロジェクタは、1,280×1,024画素の投影像サイズであるプロジェクタであり、上記HDTV型プロジェクタは、例えば1,280×720画素の投影像サイズであるプロジェクタであるとする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る映像表示システムの構成を示した図である。本発明の第1実施形態に係る映像表示システムでは、1台の上記QXGA型プロジェクタ、12台の上記XGA型プロジェクタを用いる。
以下、同図を参照して第1実施形態に係る映像表示システムの構成を説明する。
まず、表示用のスクリーン103に対して映像投影を行うプロジェクタとして、図1に示すように、1台のQXGA型プロジェクタ101を中心にして、その周囲を囲むように12台のXGA型プロジェクタ102−1〜102−12が配置される。なお、同図において、スクリーン103上にて投影像表示101aとして示されている領域は、上記QXGA型プロジェクタ101による投影像の表示が為される領域である。同様に、スクリーン103上にて投影像表示102a−1〜102a−12として示されている領域は、それぞれ上記XGA型プロジェクタ102−1〜102−12による投影像の表示が為される領域である。
ここで、上記の各プロジェクタ101,102−1〜102−12は、コントローラ104により制御される。なお、上記コントローラ104と上記の各プロジェクタとが結線されていることは勿論であるが、結線自体に本発明の要旨が有るわけではなく、また図1の煩雑化を避ける為に結線の図示は省略する。
以下、本実施形態に係る映像表示システムの動作制御について説明する。
ここで、上記の各プロジェクタは、何れも現在最も広く普及している4:3型映像投影を行うプロジェクタである。そして、上記スクリーン103に投影表示させる映像の表示画像情報の分割、及び分割された表示画像情報を上記の各プロジェクタに投影表示させる制御は、上記コントローラ104によって行われる。
上述した制御により、上記の各プロジェクタによる投影像を、図1に示される投影分布のように、上記スクリーン103上で、解像度の等しい投影像として合成することができる。これにより、本実施形態では、同図に示すように、4,096×3,072画素サイズ相当の4:3型映像投影となる。
以上説明したように、本第1実施形態によれば、スクリーン103の中央部分に、上記の各プロジェクタによる投影像の“つなぎ目”を設置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供することができる。
具体的には、上記スクリーン103上において最も視覚的に注目される部分である中央部分が、QXGA型プロジェクタ101による投影像である投影像表示101aで構成されるため、当該中央部分における投影像の“つなぎ目”の問題は解決し、且つその他の部分についても上述したような構成を採ることで、スクリーン103上における合成後の投影像も、4:3という規定の画像表示サイズフォーマットに対応した高精細映像の表示が実現した。
なお、本実施形態の映像表示システムでは、スクリーン103を備え、表示装置としてのプロジェクタ101,102−1〜102−12を用いていたが、これらの代わりに、表示装置として、表示画素数を規定する画像表示サイズフォーマットが異なるブラウン管型の表示装置、液晶型の表示装置、プラズマ型の表示装置等を用いることもできる。また、スクリーン103は、1枚で構成されてもいいし、小型のスクリーンを複数毎組み合わせて構成されたものでもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る映像表示システムについて説明する。
図2は、本発明の第2実施形態に係る映像表示システムの構成を示した図である。本第2実施形態に係る映像表示システムでは、表示装置として3台の上記QXGA型プロジェクタ、8台のXGA型プロジェクタを用いる。
以下、同図を参照して第1実施形態に係る映像表示システムの構成を説明する。
まず、スクリーン203において映像投影を行う領域のうちの中央領域を含む領域に対して映像投影を行うプロジェクタとして、図2に示すように、水平方向に3台のQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3が縦型(QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3による投影像の長手方向が、スクリーン203における投影面の長手方向に対して垂直となるよう)に設置される。
そして、QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3の上方には、4台のXGA型プロジェクタ202−1〜202−4が通常通り(正置)に設置される。同様に、QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3の下方には、4台のXGA型プロジェクタ202−5〜202−8が通常通り(正置)に設置される。
なお、同図において、スクリーン203上にて投影像表示201a−1〜201a―3として示されている領域は、上記QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3による投影像の表示が為される領域である。同様に、スクリーン203上にて投影像表示202a−1〜202a−8として示されている領域は、それぞれ上記XGA型プロジェクタ202−1〜202−8による投影像の表示が為される領域である。
そして、同図において、スクリーン203上にて右上がり斜線のハッチングで示されているオーバーラップ表示領域200aは、上記QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3の何れかによる投影像と、上記XGA型プロジェクタ202−1〜202−8の何れかによる投影像とが重ね合わされている表示領域である。また、スクリーン203上にて右上がり斜線と左上がり斜線とによる格子状のハッチングで示されているオーバーラップ表示領域200bは、上記QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3の何れか同士による投影像が重ね合わされている表示領域である。さらに、スクリーン203上にて右上がりの太い斜線のハッチングで示されているオーバーラップ表示領域200cは、上記QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3の何れか同士による投影像の重複部分と、上記XGA型プロジェクタ202−1〜202−8の何れかによる投影像とが重ね合わされている表示領域である。
ここで、上記の各プロジェクタは、上述のように投影像の一部が互いに重なるように設置され、上記の各プロジェクタは、コントローラ204により制御される。なお、上記コントローラ204と上記の各プロジェクタとが結線されていることは勿論であるが、結線自体に本発明の要旨が有るわけではなく、また図2の煩雑化を避ける為に結線の図示は省略した。
以下、本実施形態に係る映像表示システムの動作制御について説明する。
上記の各プロジェクタは何れも、現在最も広く普及している4:3型投影像の映像投影を行うプロジェクタである。そして、上記スクリーン203に投影表示させる映像の表示画像情報の分割、及び分割された表示画像情報を上記の各プロジェクタに投影表示させる制御は、上記コントローラ204によって行われる。そして、上記の各プロジェクタ201−1〜201−3,202−1〜202−8による投影像は、図2に示される投影分布のように、スクリーン203上で合成される。このように投影像を合成することで、上記スクリーン203上には、4,096×3,072画素サイズ相当の4:3型映像投影となる。
ここでは更に、スクリーン203の投影像における上記オーバーラップ領域200a〜200cと、上記オーバーラップ領域200a〜200cに対する隣接領域とが、それぞれ視覚的に滑らかに繋げて表示されるよう、上記オーバーラップ領域200a〜200cにおける投影像の投影を担っている各プロジェクタによる投影像が合成された映像(合成映像)の合成輝度が、それぞれ対応する隣接領域における単一のプロジェクタによる映像と同等な輝度となるよう、上記コントローラ204により、上述のように分割された映像の表示画像情報である分割映像信号が制御される。
なお、上述のように縦型に配置されたQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3については、スクリーン203に画像投影を行う際には当然、その走査方向が変換制御されなければ画像投影上不都合が生じる。そこで本実施形態においては、スクリーン203に表示される表示画像情報のうち、縦型に配置されたQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3が担当する表示領域の表示画像情報については、コントローラ204により、その読み出し方向が90度回転させられる制御が為されることで、スクリーン203に対しては当該プロジェクタの正置時における走査方向と同様の走査方向となり、画像投影上の不都合は生じない。
以上説明したように、本第2実施形態によれば、スクリーン203の中央部分に、上記の複数のプロジェクタによる投影像の“つなぎ目”を配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供することができる。
具体的には、上記スクリーン203上において最も視覚的に注目される部分である中央部分が、QXGA型プロジェクタ201−1〜201−3による投影像である投影像表示201a−2で構成されるため、当該中央部分における投影像の“つなぎ目”の問題は解決し、さらにその他の部分についても上述したような構成を採ることで、スクリーン203上における合成映像も4:3という規定の画像表示サイズフォーマットに対応した高精細映像の表示を実現した。
加えて、本実施形態においては、上記オーバーラップ領域を形成することで、投影像間の“つなぎ目”が、鑑賞者にとってより違和感のない表示となった。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る映像表示システムについて説明する。
図3は、本発明の第3実施形態に係る映像表示システムによる投影像の構成を示した図である。本第3実施形態に係る映像表示システムでは、表示装置として1台の上記HDTV型プロジェクタ(不図示)、10台のXGA型プロジェクタ(不図示)を用いる。ここで、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)は、16:9型投影像の映像投影を行うプロジェクタであり、上記XGA型プロジェクタ(不図示)は、4:3型投影像の映像投影を行うプロジェクタである。なお、各々のプロジェクタ及びコントローラの配置構成は、図3に示す投影像及び図1,2から容易に推測可能であるので、ここではそれらの配置構成は図示を省略する。
以下、本実施形態に係る映像表示システムによる合成映像の構成を説明する。
図3において、スクリーン303上にて投影像表示304aとして示されている領域は、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)による投影像の表示が為される領域である。同様に、スクリーン303上にて投影像表示302a−1〜302a−10として示されている領域は、10台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)によるそれぞれの投影像の表示が為される領域である。
そして、同図においてスクリーン303上にて右下がり斜線と右下がり破線状斜線とを組み合わせたハッチングで示されているオーバーラップ表示領域300aは、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)による投影像と、10台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)の何れかによる投影像とが重ね合わせられた表示が為されている領域である。
ここで、上記の各プロジェクタの内の一部、すなわち、4台のXGA型プロジェクタと1台のHDTV型のプロジェクタは、上述のように投影像の一部が互いに重なるように設置され、上記の各プロジェクタ(不図示)は、コントローラ(不図示)により制御され、映像投影を行う。映像投影面であるスクリーン303では、HDTV型プロジェクタ(不図示)による投影像と、その周囲に配置された10台のXGA型プロジェクタ(不図示)による投影像とが、上記の各プロジェクタ(不図示)の配置位置に対応して合成される。
以下、本実施形態に係る映像表示システムの動作制御について説明する。
上記スクリーン303に投影表示させる映像の表示画像情報は、上記コントローラ(不図示)により分割され、さらに分割された表示画像情報である分割映像信号は、上記の各プロジェクタに出力されて投影表示される。そして、上記の各プロジェクタ(不図示)による投影像は、図3に示されている投影分布のように、上記スクリーン303上で合成される。
この合成の際には、上記コントローラ(不図示)により、上記第2実施形態と同様に、上記オーバーラップ領域300aとその隣接領域とが、鑑賞者からみて不自然さがなく視覚的に滑らかに繋がるように表示されるよう、分割映像信号が制御される。
言い換えれば、上記オーバーラップ領域300aにおける合成輝度が、上記オーバーラップ領域の隣接領域における単一のプロジェクタによる投影像における輝度と同等な輝度となるよう、上記コントローラ(不図示)により分割映像信号が制御される。このようにして投影像を合成することで、上記スクリーン303上には、4,096×2,304画素サイズ相当の16:9型投影像の映像投影である規定の画像表示サイズフォーマットによる高精細映像の表示を実現した。
なお、本実施形態では上述したように、スクリーン303における表示領域のうち中央部分を含む中央表示領域は、入力信号としてHDTV対応(ハイビジョン映像を投影可能)であり、1280×720画素サイズすなわち縦横比が16:9のプロジェクタである
HDTV型プロジェクタ(不図示)が担当する。
ここで、上記中央表示領域の大きさは、その周辺領域の映像投影を担当するプロジェクタであるXGA型プロジェクタ(不図示)を横に二台正置した時における投影像の表示領域の大きさに相当する。すなわち、HDTV型プロジェクタ(不図示)は2048×768画素に相当する表示領域に対して、図3に示すように一部上記のXGA型プロジェクタ(不図示)による投影像と重複させながら映像投影することになる。
したがって、水平方向においては2048画素分の画像情報を、1280画素にて表示する為に、当該中央表示領域における表示画像情報のサンプリングレートを1280/2048に変更しなくてはならない。そして、垂直方向のサンプリングレートも同様にして適当に変更される必要がある。
例えば、1280×720画素サイズのHDTV型プロジェクタ(不図示)が、1280/Xのサンプリングレート変更機能を備えている場合(Xは、例えば1920)には、上記コントローラ(不図示)がX/2048のサンプリングレート変更を行う。そして、上記コントローラでX/2048にサンプリングレート変更した画像情報が上記HDTV型プロジェクタに入力され、当該HDTV型プロジェクタ内にて1280/Xのサンプリングレート変更を行う。このように、上記コントローラとHDTV型プロジェクタの両方でサンプリングレート変更を行い、中央表示領域における表示画像情報の1280/2048のサンプリングレート変更を行う。
また、1280×720画素サイズのHDTV型プロジェクタ(不図示)が、適当なサンプリングレート変更機能を備えていない場合には、コントローラが1280/2048のサンプリングレート変更を行う。そして、上記コントローラで1280/2048にサンプリングレート変更した画像情報が上記HDTV型プロジェクタに入力されることで、中央表示領域における表示画像情報の1280/2048のサンプリングレート変更を行う。
また、上記HDTV型プロジェクタのスクリーン303への投影像の表示領域が、水平方向において上述した上記XGA型プロジェクタ二台分の表示領域と一致するように、上記HDTV型プロジェクタの投影倍率は、上記コントローラにより制御される。
なお、ここではHDTV型プロジェクタとして、例えば1280×1080画素サイズ、あるいは1920×1080画素サイズであるHDTV対応(ハイビジョン映像を投影可能)のプロジェクタを用いても勿論良い。
そのような場合、例えば1920×1080画素サイズのHDTVフル対応のプロジェクタを用いる場合、表示画像情報の該当表示領域のサンプリングレートの変更は1920/2048のみ行えばよく、中央表示領域における解像度の劣化がほとんど無い高精細な画像を表示させることができる。
以下、本実施形態において、上述したような合成後の投影像表示が、上記の各々のプロジェクタ(不図示)の解像度の相違等に起因する視覚上の不都合を克服した投影像表示となる為の制御について説明する。
まず、例えばHDTV型プロジェクタによる投影像とXGA型プロジェクタによる投影像とが重なり合うオーバーラップ表示領域300aにおいては、その解像度が、例えば周辺側から徐々に解像度を変化させて中央部分の解像度へ滑らかにつながるように上記コントローラ(不図示)により制御される。
また、例えば単純に上記の各々のオーバーラップ領域の明るさを、各々のプロジェクタによる投影像の周辺側に向かって徐々に減光させるよう、各々のプロジェクタに映像投影をさせることで、合成後の投影像における解像度の変化を目立たなくさせる方法が挙げられる。
さらに、例えば上記の各々のオーバーラップ領域について、中央表示領域から離れるに従い解像度を変化させていき、最終的にはHDTV型プロジェクタの解像度に一致する解像度で表示されるような制御をコントローラに行わせても勿論良い。
以上説明したように、本第3実施形態によれば、スクリーン303の中央部付近に、上記の複数のプロジェクタによる投影像の“つなぎ目”を配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供することができる。
具体的には、上記スクリーン303上において最も視覚的に注目される部分である中央部分が、HDTV型プロジェクタによる投影像のみで構成されるため、当該中心部分における投影像の“つなぎ目”の問題は解決し、さらにその他の部分についても上述したような構成を採ることで、スクリーン303上における合成後の投影像には、ワイド映像として普及しつつある16:9型投影像の映像投影である規定の画像表示サイズフォーマットの表示形態を採らせることを実現した。
加えて、上述のようなオーバーラップ領域を形成することで、投影像間の“つなぎ目”が、鑑賞者にとってより違和感のない表示となった。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る映像表示システムについて説明する。
図4は、本発明の第4実施形態に係る映像表示システムによる投影像の構成を示した図である。本第4実施形態に係る映像表示システムでは、表示装置として1台の上記SXGA型プロジェクタ、4台の上記XGA型プロジェクタ、及び4台の上記HDTV型プロジェクタを用いられる。なお、上記の各プロジェクタ及びコントローラの配置構成は、図4に示す投影像及び図1〜3から容易に推測可能であるので、ここではそれら配置構成の図示は省略する。
以下、同図を参照して第4実施形態に係る映像表示システムによる投影像の構成を説明する。
まず、映像投影面であるスクリーン403に対して映像投影を行うプロジェクタとして、図4に示す合成映像となるように、SXGA型プロジェクタ(不図示)を中心として、その水平方向における両脇には2台づつ計4台のXGA型プロジェクタ(不図示)が縦置きに設置される。さらに、上記の5台の各プロジェクタの上下には、2台づつ計4台のHDTV型プロジェクタ(不図示)が配置される。そして、上記の各プロジェクタは、投影像の一部が互いに重なるように設置され、コントローラ(不図示)により制御される。
なお、同図において、スクリーン403上にて投影像表示404a−1〜404a−4として示されている領域は、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)による投影像の表示領域である。同様に、スクリーン403上にて投影像表示402a−1〜402a−4として示されている領域は、4台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)によるそれぞれの投影像の表示領域である。さらに、スクリーン403上にて投影像表示405aとして示されている領域は、上記SXGA型プロジェクタ(不図示)による投影像の表示領域である。
ここで、本実施形態においてスクリーン403上に表示されるオーバーラップ表示領域は以下の6種類ある。
第1に、スクリーン403上にて右下がり斜線と右下がり破線状斜線との組み合わせのハッチングで示されているオーバーラップ表示領域400aは、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)による投影像と、4台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)の何れかによる投影像とが重ね合わされている表示領域である。
第2に、スクリーン403上にて右下がり斜線と右下がりの太い斜線との組み合わせのハッチングで示されているオーバーラップ表示領域400bは、4台の上記HDTV型プロジェクタ(不図示)のいずれかによる投影像と、上記SXGA型プロジェクタ(不図示)による投影像とが重ね合わされている表示領域である。
第3に、スクリーン403上にて右下がりの太い斜線のハッチングで示されているオーバーラップ表示領域400cは、4台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)のいずれかによる投影像と、上記SXGA型プロジェクタ(不図示)による投影像とが重ね合わされている表示領域である。
第4に、スクリーン403上にて右下がり斜線のハッチングで示されているオーバーラップ表示領域400dは、4台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)のいずれかによる投影像同士が重ね合わされている表示領域である。
第5に、スクリーン403上にて複数のドットのハッチングで示されているオーバーラップ表示領域400eは、4台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)のいずれかによる投影像同士の重複領域と、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)の何れかによる投影像とが重ね合わされている表示領域である。
第6に、スクリーン403上にて右上がり斜線のハッチングで示されているオーバーラップ表示領域400fは、4台の上記XGA型プロジェクタ(不図示)のいずれかによる投影像と、上記HDTV型プロジェクタ(不図示)の何れかによる投影像と、上記SXGA型プロジェクタ(不図示)による投影像とが重ね合わされているオーバーラップ表示領域である。
以下、本実施形態に係る映像表示システムの動作制御について説明する。
上記スクリーン403に投影表示させる映像の表示画像情報の分割、及び分割された表示画像情報を上記の各プロジェクタに投影表示させる制御は、上記コントローラ(不図示)によって行われる。
そして、上記の各プロジェクタによる投影像は、図4に示される投影分布のように、上記スクリーン403上で、上記の各プロジェクタによる投影像が、スクリーン403上で合成される。以下、スクリーン403に表示される上記投影像について説明する。
上記SXGA型プロジェクタによる投影像と、上記XGA型プロジェクタ及び上記XGA型プロジェクタによる投影像と、上記HDTV型プロジェクタによる投影像とは、上述したように、互いの一部において重なり合うオーバーラップ領域を形成する。本第4実施形態では、上述のように投影像を合成することで、上記スクリーン403上には、合成後の投影像の中央部付近の解像度が高く且つ4:3型投影像を表示させることができる。
また、スクリーン403の投影像における上記オーバーラップ領域の映像と、上記オーバーラップ領域の隣接領域との映像とが、視覚的に滑らかにつながって表示されるよう、上記オーバーラップ領域における各プロジェクタの合成輝度が、上記隣接領域における単一のプロジェクタによる投影像の輝度と同等な輝度となるよう、上記コントローラ(不図示)により分割映像信号が制御される。
なお、合成映像の中心を含んで水平方向に並ぶSXGA型プロジェクタ,XGA型プロジェクタ、及びそれらの上下に配置されたHDTV型プロジェクタによる投影像は、それぞれ上記コントローラ(不図示)によりスクリーン403上での画素サイズ等を制御され、前者(SXGA型プロジェクタ及びXGA型プロジェクタによる投影像)がより高解像となるよう設定及び制御される。すなわち、上記コントローラ(不図示)により、上記スクリーン403上の投影像の解像度、及び上記オーバーラップ領域の輝度等の制御が加えられた分割映像信号が、上記の各プロジェクタに送られる。
以上説明したように、本第4実施形態によれば、スクリーン403の中央部付近に、上記の複数のプロジェクタによる複数の投影像における“つなぎ目”を配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した画像投影を行うことができる映像表示システムを提供することができる。
具体的には、上記スクリーン403上に表示される投影映像は、上述した映像表示システムによる投影により、最も視覚的に注目される部分である投影映像の中央部分の解像度が相対的に高められ、その周辺領域の解像度が相対的に低くなるような表示となる。このような表示により、重要な要素が表示され得る可能性が高い投影映像の中央部分がより鮮明に表示される為、鑑賞者にとって好ましい映像投影となる。
さらに、上記オーバーラップ領域を形成することで、投影像間の“つなぎ目”が、鑑賞者にとってより違和感のない表示となった。
なお、以上説明した第1実施形態乃至第4実施形態に共通の事項としては、複数用意されたプロジェクタのそれぞれの設置角度状態(縦置きまたは横置き等の設置角度状態)は、表示用スクリーン上において担当する表示領域等に応じてユーザー等により設置された設置角度状態であり、該設置角度状態に基づいて、コントローラにより、上記の複数のプロジェクタがそれぞれ上記表示用スクリーン上において担当する表示領域毎に、上記表示画像情報の読み出し方向が制御されることは勿論である。
以上、第1実施形態乃至第4実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記の各実施形態に係る映像表示システムにおいて、複数用意されたプロジェクタの各々の画像表示サイズフォーマットに基づいて、各々のプロジェクタがスクリーンにおいてそれぞれ担当する表示領域の決定、及び該表示領域のサンプリングレートの決定、をコントローラに行わせる構成としても勿論良い。なお、コントローラに行わせずに、ユーザーがそれらを決定してコントローラに指示を与える構成としても勿論よい。
さらに、複数用意されたプロジェクタが各々スクリーン上において担当する表示領域毎の表示画像情報の読み出し方向、及び上記の複数のプロジェクタによる投影像が重なる割合である重複率の調整も、コントローラに行わせても良いし、またはユーザーが決定してコントローラに指示を与える構成としても勿論よい。
なお、上述した各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
(付記)
上記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 複数のプロジェクタによる投影像を表示用スクリーン上で組み合わせて、1つの合成映像を表示する投影型マルチディスプレイ装置において、
上記複数のプロジェクタは、上記合成映像の中心と投影像の中心とが略一致するように映像投影を行う第1のプロジェクタを含むことを特徴とする投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第1実施形態乃至上記第4実施形態が対応する。それらの実施形態において、上記第1のプロジェクタは例えば、上記第1実施形態においてはQXGA型プロジェクタ101、上記第2実施形態においてはQXGA型プロジェクタ201−2、上記第3実施形態においてはHDTV型プロジェクタ(不図示)、上記第4実施形態においてはSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、第1のプロジェクタによる投影像の中心は、上記合成映像における中心と略一致するよう構成されているので、複数のプロジェクタによる投影像のつなぎ目が、表示用スクリーンの中心及び中央部に配置されない。したがって、上記つなぎ目が、視覚的に目立たなくなる投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(2) 上記複数のプロジェクタが投影する投影像は、規定の画像表示サイズフォーマットに基づく投影像であり、
上記合成映像は、規定の画像表示サイズフォーマットに対応した映像であることを特徴とする(1)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第1実施形態乃至上記第4実施形態が対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、当該投影型マルチディスプレイ装置を、現在広く普及している汎用のプロジェクタにより構成することができるので、比較的簡便なシステム構成が可能で、且つ合成映像も汎用の画像表示サイズフォーマットに準拠させることができるので、広範囲な映像ソースに対応可能な投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(3) 上記複数のプロジェクタが投影する投影像における規定の画像表示サイズフォーマットは4:3であり、
上記合成映像における規定の画像表示サイズフォーマットも4:3であることを特徴とする(1)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第1実施形態及び上記第2実施形態が対応する。それらの実施形態において、上記複数のプロジェクタはQXGA型プロジェクタ及びXGA型プロジェクタが対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、現在最も広く普及している、画像表示サイズフォーマットが4:3のプロジェクタにて当該投影型マルチディスプレイ装置を構成することができるので、比較的簡便なシステム構成が可能であり、且つ合成映像も4:3の画像表示サイズフォーマットに準拠している為、広範囲な映像ソースに対応可能な投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(4) 上記複数のプロジェクタは13台のプロジェクタであり、
上記第1のプロジェクタの画素サイズは、上記表示用スクリーン上で任意の正の数をnとすると(2×4n)×(2×3n)と表され、
上記複数のプロジェクタのうち上記第1のプロジェクタを除く12台のプロジェクタの画素サイズは、4n×3nであることを特徴とする(3)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の投影型マルチディスプレイ装置は、上記第1実施形態が対応する。その実施形態において、上記第1のプロジェクタは、QXGA型プロジェクタ101が対応し、上記複数のプロジェクタのうち上記第1のプロジェクタ以外の12台のプロジェクタは、XGA型プロジェクタ102−1〜102−12が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、単純な構成により、複数のプロジェクタによる投影像のつなぎ目を表示用スクリーン中心に配置させることなく、且つ規定の画像表示サイズフォーマットに対応した投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(5) 上記合成映像は、上記複数のプロジェクタによる投影像が、表示用スクリーン上にて、互いにオーバーラップする投影領域を含む映像であることを特徴とする(2)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第2実施形態乃至上記第4実施形態が対応する。それらの実施形態において、上記オーバーラップする領域は、オーバーラップ領域が対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、規定の画像表示サイズフォーマットに準拠した複数のプロジェクタによる投影像間にオーバーラップ領域を設けることで、上記合成映像も規定の画像表示サイズフォーマットに準拠させるための装置構成の自由度を高めることができ、且つ上記オーバーラップ領域の輝度等を制御することで、投影像間のつなぎ目の表示制御を行うことができ、より上記つなぎ目を目立たなくする投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(6) 上記複数のプロジェクタは、その投影像の長手方向と、上記表示用スクリーン上の長手方向とが、所定角度を為すように設置されるプロジェクタを含むことを特徴とする(5)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第2実施形態及び上記第4実施形態が対応する。第2実施形態において、“その投影像の長手方向と、上記表示用スクリーン上の長手方向とが、所定角度を為すように設置されるプロジェクタ”は例えばQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3が対応し、また上記第4実施形態においては例えばXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、上記複数のプロジェクタのうちの一部のプロジェクタを、通常の設置状態に対して90°回転させた状態で、すなわち縦型に設置することで、合成映像を規定の画像表示サイズフォーマットに準拠させる為の装置構成の自由度を高めた投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(7) 上記所定角度は90°であることを特徴とする(6)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第2実施形態及び上記第4実施形態が対応する。第2実施形態において、“その投影像の長手方向と、上記表示用スクリーン上の長手方向とが、所定角度(90°)を為すように設置されるプロジェクタ”は例えばQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3が対応し、また上記第4実施形態においては例えばXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、上記複数のプロジェクタのうちの一部のプロジェクタを、通常の設置状態に対して90°回転させた状態で、すなわち縦型に設置することで、合成映像を規定の画像表示サイズフォーマットに準拠させる為の装置構成の自由度を高めた投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(8)上記複数のプロジェクタは11台のプロジェクタであり、
上記複数のプロジェクタのうち上記第1のプロジェクタを含む3台のプロジェクタは、その画素サイズが、任意の正の数をnとすると、上記表示用スクリーン上において3n:4nである3n×4n画素サイズプロジェクタであり、
上記複数のプロジェクタのうち上記3n×4n画素サイズプロジェクタを除く8台のプロジェクタにおける画素サイズは、4n×3nであることを特徴とする(7)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第2実施形態が対応する。それら実施形態において、上記3n×4n画素サイズプロジェクタは例えばQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3が対応し、上記複数のプロジェクタのうち上記3n×4n画素サイズプロジェクタを除く8台のプロジェクタは例えばXGA型プロジェクタ202−1〜202−8が対応する。そして、この実施形態においては、上記n=256である。
(作用効果)
この(8)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、画像表示サイズフォーマットの異なるプロジェクタを組み合わせることにより、規定の画像表示サイズフォーマットに準拠したプロジェクタを用いて、合成映像も規定の画像表示サイズフォーマットに準拠させる為の装置構成の自由度を高めた投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(9) 上記複数のプロジェクタは、画像表示サイズフォーマットが互いに異なるプロジェクタを含むことを特徴とする(5)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の投影型マルチディスプレイ装置は、上記第3実施形態及び第4実施形態が対応する。上記第3実施形態においては、画像表示サイズフォーマットが16:9のプロジェクタはHDTV型プロジェクタ(不図示)が対応し、画像表示サイズフォーマットが4:3のプロジェクタはXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。第4実施形態においては、画像表示サイズフォーマットが16:9のプロジェクタはHDTV型プロジェクタ(不図示)が対応し、画像表示サイズフォーマットが4:3のプロジェクタはXGA型プロジェクタ(不図示)及びSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。
((9)及び(10)による作用効果)
この(9)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、画像表示サイズフォーマットの異なるプロジェクタを組み合わせることにより、規定の画像表示サイズフォーマットに準拠したプロジェクタを用いて、合成映像も規定の画像表示サイズフォーマットに準拠させる為の装置構成の自由度を高めた投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(10) 上記画像表示サイズフォーマットは、4:3及び16:9であることを特徴とする(9)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の投影型マルチディスプレイ装置は、上記第3実施形態及び第4実施形態が対応する。上記第3実施形態においては、画像表示サイズフォーマットが16:9のプロジェクタはHDTV型プロジェクタ(不図示)が対応し、画像表示サイズフォーマットが4:3のプロジェクタはXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。第4実施形態においては、画像表示サイズフォーマットが16:9のプロジェクタはHDTV型プロジェクタ(不図示)が対応し、画像表示サイズフォーマットが4:3のプロジェクタはXGA型プロジェクタ(不図示)及びSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、画像表示サイズフォーマットの異なるプロジェクタを組み合わせることにより、規定の画像表示サイズフォーマットに準拠したプロジェクタを用いて、合成映像も規定の画像表示サイズフォーマットに準拠させる為の装置構成の自由度を高めた投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(11) 上記複数のプロジェクタは11台であり、
上記第1のプロジェクタの画素サイズは、任意の正の数をnとすると、上記表示用スクリーン上にて16n×9nであり、
上記第1のプロジェクタを除く10台のプロジェクタの画素サイズは、4n×3nであることを特徴とする(10)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の投影型マルチディスプレイ装置は、上記第3実施形態が対応する。この実施形態において、上記第1のプロジェクタは例えばHDTV型プロジェクタ(不図示)が対応し、上記複数のプロジェクタのうち上記第1のプロジェクタを除く10台のプロジェクタはXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。そして、この実施形態では、上記n=256である。
(作用効果)
この(11)に記載の投影型マルチディスプレイ装置によれば、1台のHDTV型プロジェクタと10台の広く普及しているXGA型プロジェクタとを組み合わせることにより、合成映像を現在ワイド映像として普及しつつある画像表示サイズフォーマットが16:9の高精細映像として表示でき、且つ複数のプロジェクタによる投影像のつなぎ目を表示用スクリーンの中心に配置させないことにより、上記つなぎ目を視覚的に目立たなくする投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。
(12) 上記複数のプロジェクタは、上記表示用スクリーン上における投影する領域によって、当該プロジェクタの投影像の解像度が互いに異なるプロジェクタを含むことを特徴とする(1)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(12)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第4実施形態が対応する。その実施形態において、上記第1のプロジェクタは例えばSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、3n×4n画素サイズプロジェクタは例えばXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、0≦α≦1である係数をαとすると、画素サイズが(α×16n)×(α×9n)であるプロジェクタは例えばHDTV型プロジェクタが対応する。なお、この実施形態では、上記n=256である。
(作用効果)
この(12)に記載の投影像マルチディスプレイ装置によれば、合成映像において視覚的に最も注目される頻度が高い中心部付近に比べて、該中心部付近の周辺の領域の解像度を相対的に低くすることで上記中心部付近の解像度を相対的に高め、且つ複数のプロジェクタによる投影像のつなぎ目を上記表示用スクリーンの中心部に配置させないことで、上記つなぎ目を視覚的に目立たなくした投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。なお、HDTV型プロジェクタによる投影像は拡大表示投影されることで、上記表示用スクリーン上では相対的に解像度が低くなる。
(13) 上記合成映像における中心領域以外の領域に対する映像投影を担当するプロジェクタの上記表示用スクリーン上での解像度は、上記第1のプロジェクタの上記表示用スクリーン上での解像度より低く設定されることを特徴とする(12)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(13)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第4実施形態が対応する。その実施形態において、上記第1のプロジェクタは例えばSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、3n×4n画素サイズプロジェクタは例えばXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、画素サイズが(α×16n)×(α×9n)であるプロジェクタは例えばHDTV型プロジェクタが対応する。なお、この実施形態では、上記n=256である。
(作用効果)
この(13)に記載の投影像マルチディスプレイ装置によれば、合成映像において視覚的に最も注目される頻度が高い中心部付近に比べて、該中心部付近の周辺の領域の解像度を相対的に低くすることで上記中心部付近の解像度を相対的に高め、且つ複数のプロジェクタによる投影像のつなぎ目を上記表示用スクリーンの中心部に配置させないことで、上記つなぎ目を視覚的に目立たなくした投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。なお、HDTV型プロジェクタによる投影像は拡大表示投影されることで、上記表示用スクリーン上では相対的に解像度が低くなる。
(14) 上記複数のプロジェクタは9台であり、
上記第1のプロジェクタの画素サイズは、上記表示用スクリーン上にて、任意の正の数をnとすると、4n×3nであり、
上記複数のプロジェクタのうち上記第1のプロジェクタを除く4台のプロジェクタは、その画素サイズが3n×4nである3n×4n画素サイズプロジェクタであり、且つ上記3n×4n画素サイズプロジェクタによる投影像は、上記第1のプロジェクタによる投影像の水平方向隣接部位に投影され、
上記複数のプロジェクタのうち上記第1のプロジェクタ及び上記3n×4n画素サイズプロジェクタを除く4台のプロジェクタの画素サイズは、0≦α≦1である係数をαとすると、(α×16n)×(α×9n)であることを特徴とする(13)に記載の投影型マルチディスプレイ装置。
(対応する実施形態)
この(14)に記載の投影型マルチディスプレイ装置に関する実施形態は、上記第4実施形態が対応する。その実施形態において、上記第1のプロジェクタは例えばSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、3n×4n画素サイズプロジェクタは例えばXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、画素サイズが(α×16n)×(α×9n)であるプロジェクタは例えばHDTV型プロジェクタが対応する。なお、この実施形態では、上記n=256である。
(作用効果)
この(14)に記載の投影像マルチディスプレイ装置によれば、合成映像において視覚的に最も注目される頻度が高い中心部付近に比べて、該中心部付近の周辺の領域の解像度を相対的に低くすることで上記中心部付近の解像度を相対的に高め、且つ複数のプロジェクタによる投影像のつなぎ目を上記表示用スクリーンの中心部に配置させないことで、上記つなぎ目を視覚的に目立たなくした投影型マルチディスプレイ装置を提供することができる。なお、HDTV型プロジェクタによる投影像は拡大表示投影されることで、上記表示用スクリーン上では相対的に解像度が低くなる。
(15) 複数の表示装置で表示する画像を組み合わせて1つの合成映像を構成する映像表示システムであって、
表示画素数を規定する画像表示サイズフォーマットが異なる複数の表示装置と、
上記複数の表示装置における上記画像表示サイズフォーマット、及び上記複数の表示装置の配置に応じて、上記表示装置に表示する表示画像情報を分割して上記複数の表示装置に出力するコントローラと、
を具備することを特徴とする映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(15)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第1実施形態乃至第4実施形態が対応する。上記第1実施形態においては、上記表示装置は例えばQXGA型プロジェクタ101,XGA型プロジェクタ102−1〜102−12が対応し、上記コントローラは例えばコントローラ104が対応する。上記第2実施形態においては、上記表示装置は例えばQXGA型プロジェクタ201−1〜201−3,XGA型プロジェクタ202−1〜202−8が対応し、上記コントローラは例えばコントローラ204が対応する。上記第3実施形態においては、上記表示装置は例えばXGA型プロジェクタ(不図示),HDTV型プロジェクタ(不図示)が対応し、上記コントローラは例えばコントローラ(不図示)が対応する。上記第4実施形態においては、上記表示装置は例えばXGA型プロジェクタ(不図示),HDTV型プロジェクタ(不図示),SXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、上記コントローラは例えばコントローラ(不図示)が対応する。
(作用効果)
この(15)に記載の映像表示システムによれば、表示画素数を規定する画像表示サイズフォーマットが異なる複数の表示装置を用いているため、複数の表示装置で表示する画像を組み合わせて一つの合成画像を表示する場合でも、画像の領域に応じて画像表示サイズフォーマットの異なる表示装置を配置することができる。
(16) 上記複数の表示装置は、
上記合成画像の中央部分に対応する画像を表示するための中央領域表示装置と、
上記中央領域表示装置と異なる画像表示サイズフォーマットを有する複数の周辺領域表示装置と、
を含むことを特徴とする(15)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(16)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、上記第1実施形態乃至上記第4実施形態が対応する。上記第1実施形態においては、上記中央領域表示装置は例えばQXGA型プロジェクタ101、上記第2実施形態においてはQXGA型プロジェクタ201−2、上記第3実施形態においてはHDTV型プロジェクタ(不図示)、上記第4実施形態においてはSXGA型プロジェクタ(不図示)が対応し、上記周辺領域表示装置は例えば、上記第1実施形態においてはXGA型プロジェクタ102−1〜102−12、上記第2実施形態においてはXGA型プロジェクタ202−1〜202−8、上記第3実施形態においてはXGA型プロジェクタ(不図示)、上記第4実施形態においてはHDTV型プロジェクタ(不図示)、及びXGA型プロジェクタ(不図示)が対応する。
(作用効果)
この(16)に記載の映像表示システムによれば、上記合成画像の中央部分に対応する中央領域表示装置を配置することで、複数の表示装置による合成映像のつなぎ目部分を視野の中央部から外すことができ、視覚的に目立たなくなる映像表示システムを提供することができる。
(17) 上記表示画像情報は、上記複数の表示装置のうちの何れかの表示装置の画像表示サイズフォーマットよりも画素数の多い画像表示サイズフォーマットによる映像の表示画像情報であることを特徴とする(15)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(17)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第1実施形態乃至第4実施形態が対応する。
(作用効果)
この(17)に記載の映像表示システムによれば、表示画像情報を高精細ではあるが既定の画像表示サイズフォーマットとすることで、コントローラの処理を軽減できるとともに、複数の表示装置の組み合わせ、セッティングを容易にすることが可能な映像表示システムを提供することができる。
(18) 上記中央領域表示装置で表示する画像の画像表示サイズフォーマットは、上記周辺領域表示装置で表示する画像の画像表示サイズフォーマットよりも画素数の多い画像表示サイズフォーマットであることを特徴とする(16)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(18)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第1実施形態乃至第4実施形態が対応する。
(作用効果)
この(18)に記載の映像表示システムによれば、周辺部に比べて注視する頻度の高い中央部の投影像の画像表示サイズフォーマットを、周辺部の投影像よりも画素数の多い画像表示サイズフォーマットとすることで、高品位な大画面表示と合成映像の境界部を視覚的に目立たなくすることが可能な映像表示システムを提供することができる。
(19) 上記中央領域投影表示装置は、上記周辺領域表示装置よりも、解像度の高い画像を表示する表示装置であることを特徴とする(16)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(19)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第4実施形態が対応する。
(作用効果)
この(19)に記載の映像表示システムによれば、周辺部に比べて注視する頻度の高い中央部の投影画像を高精細とすることで、高品位な大画面表示が可能となる映像表示システムを提供することができる。
(20) 映像を表示する表示用スクリーンを備え、
上記表示装置は、上記表示用スクリーンに画像を投影するプロジェクタであることを特徴とする(15)乃至(19)のうちいずれか一つに記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(20)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、例えば第1実施形態乃至第4実施形態が対応する。
(作用効果)
この(20)に記載の映像表示システムによれば、(15)乃至(19)に記載の映像表示システムと同様の効果が得られる映像表示システムを提供することができる。
(21) 上記複数のプロジェクタは、それぞれ担当する表示領域に応じて、正置状態または該正置状態から90度だけ傾けられた状態に設置され、
上記コントローラは、上記設置の状態に基づいて、上記複数のプロジェクタがそれぞれ担当する表示領域毎に、上記表示画像情報の読み出し方向を制御することを特徴とする(20)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(21)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(21)に記載の映像表示システムによれば、用意されたプロジェクタの数や画像表示サイズフォーマットが限られていても、各々のプロジェクタの設置角度を調整することで単純に並列に組み合わせた場合に比べてより多様な画像表示サイズフォーマットの表示画像情報に対応できる映像表示システムを提供することができる。
(22) 上記コントローラは、上記表示装置で表示する画像の上記画像表示サイズフォーマットに応じて、上記表示装置が担当する表示領域における上記表示画像情報のサンプリングレートを調整することを特徴とする(15)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(22)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(22)に記載の映像表示システムによれば、用意されたプロジェクタの数や画像表示サイズフォーマットが限られていても、各々のプロジェクタが担当する表示領域のサンプリングレートを調整することで単純に組み合わせた場合に比べてより多様な画像表示サイズフォーマットの表示画像情報に対応できる映像表示システムを提供することができる。
(23) 上記複数のプロジェクタは、それぞれ上記表示用スクリーン上において担当する表示領域に合わせて、上記複数のプロジェクタの内の少なくとも一部が上記表示用スクリーン上にて投影像の一部が互いに重なるように設置され、
上記コントローラは、上記投影像の一部が互いに重なる表示領域に対応する表示画像情報の輝度を制御することを特徴とする(20)に記載の映像表示システム。
(対応する実施形態)
この(23)に記載の映像表示システムに関する実施形態は、第2実施形態乃至第4実施形態が対応する。
(作用効果)
この(23)に記載の映像表示システムによれば、各表示装置により表示される画像のつなぎ目を目立たせなくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る映像表示システムの構成を示した図。 本発明の第2実施形態に係る映像表示システムの構成を示した図。 本発明の第3実施形態に係る映像表示システムによる投影像の構成を示した図。 本発明の第4実施形態に係る映像表示システムによる投影像の構成を示した図。
符号の説明
101,201−1〜201−8…QXGA型プロジェクタ、 102−1〜102−12,202−1〜202−8…XGA型プロジェクタ、103,203,303,403…スクリーン、 104,204…コントローラ, 101a,102a,201a,202a,302a,304a,402a,404a,405a…投影像表示、 200a,200b,200c,300a,400a,400b,400c,400d,400e,400f…オーバーラップ表示領域。

Claims (9)

  1. 複数の表示装置で表示する画像を組み合わせて1つの合成映像を構成する映像表示システムであって、
    表示画素数を規定する画像表示サイズフォーマットが異なる複数の表示装置と、
    上記複数の表示装置における上記画像表示サイズフォーマット、及び上記複数の表示装置の配置に応じて、上記表示装置に表示する表示画像情報を分割して上記複数の表示装置に出力するコントローラと、
    を具備することを特徴とする映像表示システム。
  2. 上記複数の表示装置は、
    上記合成画像の中央部分に対応する画像を表示するための中央領域表示装置と、
    上記中央領域表示装置と異なる画像表示サイズフォーマットを有する複数の周辺領域表示装置と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 上記表示画像情報は、上記複数の表示装置のうちの何れかの表示装置の画像表示サイズフォーマットよりも画素数の多い画像表示サイズフォーマットによる映像の表示画像情報であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  4. 上記中央領域表示装置で表示する画像の画像表示サイズフォーマットは、上記周辺領域表示装置で表示する画像の画像表示サイズフォーマットよりも画素数の多い画像表示サイズフォーマットであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  5. 上記中央領域投影表示装置は、上記周辺領域表示装置よりも、解像度の高い画像を表示する表示装置であることを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  6. 映像を表示する表示用スクリーンを備え、
    上記表示装置は、上記表示用スクリーンに画像を投影するプロジェクタであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一つに記載の映像表示システム。
  7. 上記複数のプロジェクタは、それぞれ担当する表示領域に応じて、正置状態または該正置状態から90度だけ傾けられた状態に設置され、
    上記コントローラは、上記設置の状態に基づいて、上記複数のプロジェクタがそれぞれ担当する表示領域毎に、上記表示画像情報の読み出し方向を制御することを特徴とする請求項6に記載の映像表示システム。
  8. 上記コントローラは、上記表示装置で表示する画像の上記画像表示サイズフォーマットに応じて、上記表示装置が担当する表示領域における上記表示画像情報のサンプリングレートを調整することを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  9. 上記複数のプロジェクタは、それぞれ上記表示用スクリーン上において担当する表示領域に合わせて、上記複数のプロジェクタの内の少なくとも一部が上記表示用スクリーン上にて投影像の一部が互いに重なるように設置され、
    上記コントローラは、上記投影像の一部が互いに重なる表示領域に対応する表示画像情報の輝度を制御することを特徴とする請求項6に記載の映像表示システム。
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