JP2007205937A - 画像寸法測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイに表示された建物画像から、側面の突出部分の寸法も測れるようにする。
【解決手段】突出部分50の形成された側面20から内側に向けて、正面10と並行な投影面30を設け、前記側面20の突出部分50の形成点と側面30の矩形ABC´D´の上下の辺AD´とBC´との交点EとFを正面10の矩形ABCDの上下の辺ADとBCと並行な方向へ延長して、その交点を第1の視点V31として投影面30へ突出部分50を投影する。そして、その投影面30に投影された突出部分50を側面20の消失点V21を第2の視点V21として正面10へ投影することにより、突出部分50の寸法を画像正面10の座標に基づいて測定できるようにする。
【選択図】図4(c)

Description

この発明は、ディスプレイに表示された建物画像から建物の実際の寸法を算出する画像寸法の測定方法に関するものである。
ディスプレイに表示された一枚の建物の画像から、建物各部の実際の寸法を算出する方法として、例えば(特許文献1)に示すものがある。
この方法では、ディスプレイに表示された建物画像の一つの面の四隅を指定して、その指定した面内に、実際の高さと幅寸法とが既知の矩形状のものを設定する。すると、その設定された矩形の対角線の交点を基準点として、前記基準点と矩形の高さと幅寸法を基に基準点(原点)からの実際の座標を求め、その求めた座標値から距離や面積を算定するというものである。
すなわち、図5に示すように、符号a、b、c、dで囲まれる基準矩形Sの対向する辺を延長して交点を求め、それを消失点V1、V2とする。次に、基準矩形Sの頂点a、b、c、dを結ぶ2本の対角線を求め、その対角線の交点(重心)を基準点C0に設定する。次に、その基準点C0と消失点V2とを通る直線を考えて、その直線と基準矩形Sの辺との交点をP1、P2とする。
同様に、基準点C0と消失点V1とを通る直線を考えて、その直線と基準矩形Sの辺との交点をC1とする。
また、前記交点P2とC1を通る直線と、消失点V1と交点P1を通る直線との交点をP4とする。
さらに、頂点dと交点C2を通る直線と、消失点V1と頂点aとを通る直線との交点をP5とし、頂点aと交点C2を通る直線と、消失点V1と頂点dを通る直線との交点をP6とする。また、消失点V1と基準点C0を通る直線と消失点V2と交点P6を通る直線との交点C3を求める。以後、この処理を繰り返す。
このようにして、X軸方向の座標C0〜Cnが決まると、同じようにY軸方向の座標も決めることができる。
また、こうして設けた座標C0〜Cnは、寸法が既知の基準矩形Sに基づいて、矩形の対向する辺を消失点V1、V2に延した延長線を分割したものなので、この求め方では、目盛(C0〜Cn)の単位は基準矩形の幅W/2となる。また、生成した目盛(C0〜Cn)の間隔は距離に比例して消失点へ近づく程狭くなるので、実際の値に則した目盛(C0〜Cn)を得ることができる。
特開2004−212142号公報
しかしながら、上記の方法は、座標を指定した同一面上で計測することを主眼とするものである。そのため、例えば図3のような側面20の突出部分(例えばカンバンなど)50の測定は、正面10に対して前後(Z軸)方向、あるいは、側面20に対しては左右(X軸)方向の誤差がでるため測定できないという問題があった。
そこで、この発明の課題は、建物の側面の突出部分の寸法も測れるようにすることである。
上記の課題を解決するため、この発明では、突出部分の形成された側面から内側に向けて、正面と並行な投影面を設け、前記側面の突出部分の形成点と側面の矩形の上下の辺との交点を正面の矩形の上下の辺と並行な方向へ延長して、その交点を第1の視点として投影面へ突出部分を投影する。そして、その投影面に投影された突出部分を側面の消失点を第2の視点として正面へ投影することにより、突出部分の寸法を正面画像の座標に基づいて測定できるようにする構成を採用したのである。
このような構成を採用することにより、例えば、ディスプレイに表示された正面画像の左右方向をX軸とし、上下方向をY軸、前後方向をZ軸とすると、まず、視点をX軸上に置いてZ軸に垂直な投影面に突出部分を投影する変換を行なう。次に、視点をZ軸上に置いてZ軸に垂直な画像を正面へ投影する変換を行うのである。こうした変換を行なうことにより、突出部分の正面画像への変換ができるので、変換された投影の寸法を正面の座標で計測すれば、実寸が測定できる。
この発明は、以上のように構成したことにより,建物の側面の突出部分の寸法を算出することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この形態は、本願発明をプログラム化したものをインストールしたパーソナルコンピュータ(パソコン)1と、測定対象の建物を撮影するためのデジタルカメラ2とで構成することができる。
パソコン1は、先のデジタルカメラ2とのインターフェースを備えたもので、処理自体は、高度な処理ではないので、ハイスペックのものを必要としない。
デジタルカメラ2は、測定対象の被写体と被写体内の矩形Sを識別できればよく、それ以上の高解像度は必要ではない。また、出力する画像ファイルは、パソコン1にインストールした本願の処理プログラムが読み取れる例えば「JPEG」などの画像ファイル形式を出力できるものであれば良く、市販の標準的なもので構わない。そのため、解像度が十分であれば、デジタルカメラに代えてカメラ付き携帯電話でも構わない。
この形態は、上記のように構成されており、デジタルカメラ2で撮影した建物画像をパソコン1に取り込んで、本願の処理プログラムを起動すると、起動したビューワ(Viewer)には、図2(a)のように、取り込んだ建物画像が表示される(実際は、建物の写真画像が表示されるが、ここでは、簡単のため、建物を単純な立方体で模式的に示している)。この表示された建物画像には、側面20に突出部分50が形成されている。この突出部分50は、看板などの建物の付帯物である。
まず、側面20と辺が直交する正面10の寸法の測定方法から述べる。例えば、図2(a)に示すように、建物画像の正面10でA点を指定する。実際には、マウスでクリックして指定する。すると、図2(a)のように四角形が表示されるので、四角形の残りの頂点をB、C、Dへドラッグする(図2(b))。こうすることで、四隅を指定して矩形を設定する。矩形が設定されると、図2(c)のように、各々対向する辺を延長して消失点V11、V12を求める。また、設定された矩形の対角線の交点から基準点C0を求める。
次に、図2(d)のように、前記矩形内に、矩形の各辺と対応する各々の辺がほぼ並行で、かつ、高さと幅寸法とが既知の矩形状の物Sを設定する(例えば、矩形状の物Sとしては、窓などでも良いし、あるいは基準となる矩形状のスケールを写しこんでおくようにしても良い)。設定された矩形状の物Sの対角線の交点を基準点C0´とし、矩形の物Sの高さと幅寸法とに基づいて座標を設定する。この算出方法は、従来例で述べた通りである。
すなわち、図5に示すように、矩形状の物Sの対角線の交点C0(ここでは、以後C0´)を求めて、前記交点C0´と消失点V11、V12(先に求めたもの)を結んだ直線と、基準矩形Sの辺との交点をP1、P2とする。また、消失点V11と交点C0´とを結んだ直線と基準矩形Sの辺との交点C1を求める。この交点C1とP1を通る直線と消失点V11と交点P2を通る直線との交点P3を求め、消失点V11と交点C0´を通る直線と消失点V12と交点P3を通る直線とから交点C2を求める。さらに、頂点Aと交点C2を通る直線と消失点V11と頂点Dを通る直線との交点をP6とし、交点P6と消失点V12を通る直線と消失点V11と交点C0´を通る直線とから交点C3を求める。
以後、この処理を繰り返すことにより、X軸方向の座標C0´〜Cnを算出する。同じようにしてY軸方向の座標も算出する。この座標は、基準矩形Sを分割して得たものなので実際の寸法を算出できる。
このように前記の算出方法で算出される寸法は、建物の四隅を指定して大きな矩形による消失点V11、V12を設けて、建物各部の消失点との差を小さくし、作図画面の歪みを小さくして算出したものなので、測定精度を向上させることができる。
このように画像の正面10の設定が済むと、面の切り替えを行って側面20にも同様の設定を行なって、図3(a)、(b)に示すように、消失点V21、V22を設ける。こうすることで、正面10と側面20上の測定はできるようになるが、図2(a)の側面20の突出部分(例えばカンバンなど)50の測定は、正面10の座標を使用するとZ軸方向の誤差がでるため測定できない。そのため、次に、前記突出部分50の測定を可能にする方法を述べる。
この方法では、図4(a)に示すように、前記突出部分50の形成された側面20から内側に向けて前記正面10と並行な投影面30を設ける。
すなわち、前記投影面30は、正面10と並行で、かつ、側面20の突出部分50の形成された点から設けたもので、図4(a)のように、側面20の矩形ABC´D´の上下の辺AD´とBC´との交点をEとFとする。また、前記交点EとFには、それぞれ、正面10の辺ADと辺BCの単位ベクトルv、wを算出し、そのベクトルに基づいて、それぞれ、正面10の辺ADと辺BCに並行な線分を設ける。そして、図4(b)に示すように、前記線分を延長して消失点V31を設け、その消失点V31を第1の視点V31として投影面30へ突出部分50´を投影する。つまり、図4(b)の座標軸100で示せば、視点をX軸上に置いてZ軸に垂直な投影面30に突出部分50を投影する変換を行なう。
さらに、前記投影面30へ投影された突出部分50´を図4(c)のように、消失点V21を第2の視点として画像正面10へ投影する。すなわち、視点V21をZ軸上に置いてZ軸に垂直な正面10に投影する。この投影された突出部分50によって突出部分50の画像正面10への変換ができる。
こうして正面10への変換ができると、正面10の座標は、前述のようにして求めているので、その座標を使って投影画像の寸法を測定すれば、実寸が測定できる。各部の実寸が測定できれば、その実寸から面積も算出できる。
このような演算は、変換行列を定義して、これを使って突出部分50の要素を全てパソコン1に代数的な演算処理を実行させることにより投影させることができるので、建物画像の側面の突出部分50の寸法と面積が測定できる。
実施形態のブロック図 実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 (a)、(b)実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 実施形態の作用説明図 従来例の作用説明図
符号の説明
10 正面
20 側面
50 突出部分
V11 消失点
V12 消失点
V21 消失点、第2の視点
V22 消失点
V31 消失点、第1の視点

Claims (1)

  1. ディスプレイに表示された建物画像の寸法を画像内に高さと幅寸法とが既知の矩形を設定あるいは写し込んで、その設定あるいは写し込んだ矩形に基づいて画像の正面及び側面の寸法を測定するようにした画像寸法の測定方法において、
    ディスプレイに表示された建物画像の正面と突出部分の形成された側面のそれぞれの四隅を指定して指定した四隅を頂点とする矩形を設定し、その設定した各々の矩形の辺を延長して消失点を設けるとともに、
    前記突出部分の形成された側面から内側に向けて前記正面と並行な投影面を設け、
    一方、前記側面の突出部分を形成した点と、側面の矩形の上下の辺との交点をそれぞれ求め、その求めた交点を、それぞれ正面の矩形の上下の辺と並行な方向へ延長して交点を求め、その求めた交点を第1の視点として投影面へ突出部分を投影し、その投影面に投影された突出部分を側面の消失点を第2の視点として正面へ投影することにより、突出部分の寸法を正面画像の座標に基づいて測定できるようにする画像寸法の測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009229182A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Acreeg Corp 画像上地物計測方法および表示法並びに計測装置
JP2016161445A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 大阪瓦斯株式会社 屋根勾配推定システム及び屋根勾配推定方法

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