JP2007205405A - 一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プーリ径を大きくすることなく、トルク容量を増加させることができる一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を提供する。
【解決手段】一方向クラッチ13は、内輪21に案内され、ころ22を保持する保持器23と、保持器23に対して円周方向に相対移動可能なスライド部材24と、保持器23とスライド部材24との間に配置されて、スライド部材24をころ22のロック方向に付勢するコイルばね25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に関するものであり、特に、エンジンのクランク軸の動力によって駆動されるオルタネータ等の補機類の入力軸や、逆に、エンジンのクランク軸に動力を与えるスタータモータの出力軸に使用される一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に関するものである。
一般に、オルタネータ等、自動車補機の回転軸の端部には従動プーリが固定されており、エンジンのクランク軸の端部に固定されたクランクプーリとの間に無端ベルトが掛け渡され、補機を駆動するために利用されている。また、従動プーリとしては、無端ベルトの走行速度が一定もしくは上昇傾向にある場合に、無端ベルトから回転軸への動力の伝達を自在とし、無端ベルトの走行速度が低下傾向にある場合に、従動プーリと回転軸との相対回転を自在とするよう、一方向クラッチを内蔵したプーリ装置が知られている。このようなプーリ装置に組み込まれる一方向クラッチとしては、種々のものが考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、図8に示すような従来の一方向クラッチ100は、内周面に円筒面101aを有する外輪101と、外周面に円周方向に所定の間隔で凹状のランプ面102aを有する内輪102と、円筒面101aと各ランプ面102aとの間に配置される複数のころ103と、複数のころ103を保持する保持器104と、保持器104に固定されてころ103をロック方向に付勢するばね105と、を備える。保持器104は、一対の円環部106の内周側に形成された凸部106aを内輪102のランプ面102aに支持させることで内輪102に案内固定されている。また、ばね105は、保持器104の柱部107に形成された複数のばね支持部107a,107bで挟まれて、保持器104に固定されている。
また、図9に示すような特許文献1に記載の一方向クラッチ200は、内周面にランプ面201aと空間201bとを交互に形成した外輪201と、内輪202と、ポケット203aと外輪201の空間201bに位置する凸部203bを有する保持器203と、ポケット203aに配置されるころ204と、保持器203の凸部203bに形成された凹部203cに配置されるばね205とを備える。これにより、外輪201の空間201bに配置されたばね205は、保持器203を介してころ204をロック方向に付勢している。
実開平5−58975
ところで、近年の自動車のエンジンは、フリクションロスを低減し高効率化を達成している反面、回転変動が増大している。また、自動車への電装部品の搭載量が増加しており、オルタネータの容量は増加傾向にある。このため、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置では、一方向クラッチの伝達トルク容量を増加させることが求められている。
さらに、燃費向上のためエンジンの低アイドリング化が進んでおり、エンジンが低速のときオルタネータを高効率で発電させるためにはクランクプーリと一方向クラッチ内蔵型プーリ装置のプーリ比を大きくする必要がある。このため、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、小型化が要求される。
図8に記載の一方向クラッチ100では、複数のばね105が複数のころ103に対して一つずつ配置されており、円周方向にばね105及び保持器104の柱部107を配置するスペースがころ103の数だけ必要となる。また、図9に記載の一方向クラッチ200でも、複数のばね205が複数のころ204に対して一つずつ配置されており、隣接するランプ面201a間に形成されるばね205を保持する空間201bがころ203の数だけ必要となる。このため、これらの一方向クラッチでは、トルク容量を増加させるために、プーリ径を大きくすることなく外輪及び内輪間に配置されるころを増加することがさらに求められる。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、プーリ径を大きくすることなく、トルク容量を増加させることができる一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 外周面に第1の軌道面を有する内輪部材と、
内周面に第2の軌道面を有する外輪部材と、
第1及び第2の軌道面間に配置される複数の係合子と、
外輪部材と内輪部材のいずれかに案内され、係合子を保持する保持器と、
保持器に対して円周方向に相対移動可能なスライド部材と、
保持器とスライド部材との間に配置されて、スライド部材を係合子のロック方向に付勢する、係合子の数より少ない少なくとも一つの弾性部と、
を備えることを特徴とする一方向クラッチ。
(2) スライド部材は、係合子を弾性的に押圧可能な押圧部を有することを特徴とする(1)に記載の一方向クラッチ。
(3) 自動車補機の軸に取り付け可能で、前記自動車補機とクランクプーリとの間で動力を伝達し、且つ、(1)又は(2)に記載の一方向クラッチを備えることを特徴とする一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
本発明の一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置によれば、保持器に対して円周方向に相対移動可能なスライド部材と、保持器とスライド部材との間に配置されて、スライド部材を係合子のロック方向に付勢する、係合子の数より少ない少なくとも一つの弾性部とを備えるので、外輪部材及び内輪部材間に配置される係合子の数を増加することができ、プーリ径を大きくすることなく、トルク容量を増加させることができる。また、従来に比べて、弾性部の数を減らすことができ、組み立てコストを低減することができる。
以下、本発明の各実施形態に係る一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の自動車補機用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を説明するための縦断面図である。本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10は、オルタネータ等の自動車補機とエンジンのクランク軸の端部に固定されたクランクプーリとの間で動力を伝達する。図1に示されるように、プーリ装置10は、不図示の自動車補機の軸が内嵌されるスリーブ11を有する。スリーブ11の周囲には、外周面にベルト溝12aが形成されたプーリ12がスリーブ11と同心に配置されている。また、スリーブ11の外周面とプーリ12の内周面との間で、この間に形成される環状空間の軸方向中間部には、一方向クラッチ13が配置されており、上記環状空間の軸方向両端部、即ち、一方向クラッチ13の軸方向両側には、例えば、深溝玉軸受等の玉軸受である一対のサポート軸受14が配設されている。なお、ベルト溝12aの形状は、V溝、ポリV溝、歯型溝等の任意の形状に設計可能である。
一方向クラッチ13は、プーリ12がスリーブ11に対して所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみプーリ12からスリーブ11への回転力を伝達する。また、一対のサポート軸受14は、プーリ12に加わるラジアル荷重を支承しつつ、スリーブ11とプーリ12との相対回転を可能とする。
各サポート軸受14は、スリーブ11の外周面に外嵌される軸受内輪15と、プーリ12の内周面に内嵌される軸受外輪16と、軸受内輪15と軸受外輪16の両軌道面間に配置された転動体である複数の玉17と、玉17を転動自在に保持する軸受保持器18と、外部からの異物の浸入や内部からのグリース等の潤滑剤の漏洩を防止するシール部材19を有している。
図2は、図1のII−II線に沿った一方向クラッチの断面図であり、図3(a)は、図2のIII−III線に沿った断面図、(b)はIII´−III´線に沿った断面図である。一方向クラッチ13は、プーリ12の内周面に圧入固定される外輪(外輪部材)20と、スリーブ11の大径部の外周面に圧入固定される内輪(内輪部材)21と、外輪20と内輪21との間に回動自在に配設された係合子である複数のころ22とを備えている。
さらに、一方向クラッチ13は、内輪21に案内され、各ころ22を保持する金属製或いは樹脂製の保持器23と、保持器23に対して円周方向に相対移動可能な金属製のスライド部材24と、保持器23とスライド部材24との間で一箇所に配置されており、スライド部材24をころ22のロック方向に付勢する弾性部である一対のコイルばね25と、を有する。
図4に拡大して示すように、内輪21の外周面は、ころ22が転接する複数の凹状のランプ面(第2の軌道面)21aが円周方向に所定の間隔で設けられたカム面と、円周方向においてコイルばね25が配置される部分に形成される円弧状のばね案内面21bとを形成する。ランプ面21aの肩部は隣接するランプ面21aの最も浅い位置を構成しており、隣接するランプ面21aは円周方向に連続して形成されている。
ころ22は、各ランプ面21aと外輪20の内周面に形成された円筒面(第1の軌道面)20aとから構成される楔空間に回転自在に保持されている。
図3〜図5に示すように、保持器23は、軸方向両端部に形成される一対の円環部23aと、一対の円環部23aの内周面から径方向内方に延び、円周方向に所定の間隔で形成される複数の突部23bと、一対の円環部23aの対向する突部23b同士を連結する円柱状の複数のタブ23cと、内輪21のばね案内面21bと対応する位置で一対の円環部23aを連結する断面略矩形状のばね保持部23dとを備える。保持器23は、複数のタブ23cが内輪21のランプ面21aの溝部と嵌合することで、ばね保持部23dがばね案内面21b上に配置されて、内輪21に固定される。ばね保持部23dの円周方向側面には、コイルばね25が嵌挿される一対の突起23eが形成されている。
一方、スライド部材24は、保持器23の一対の円環部23aの外周面及び軸方向外側面を覆う断面L字状の一対の円環部24aと、保持器23のばね保持部23dの近傍を除いて円周方向に所定の間隔で形成され、一対の円環部24aを連結する連結部24eと、各連結部24eの円周方向一端側から半径方向に延びる複数の折り返し部24bと、内輪21のばね案内面21bと対応する位置に設けられた連結部24eの円周方向他端側から半径方向に延びるばね接触部24cとを備える。折り返し部24bは、軸方向に亘って形成された円周方向一側面をころ22を押圧可能な当接面24dを有し、また、ばね接触部24cは、保持器23のばね保持部23dで保持されたコイルばね25の他端と接触する。
スライド部材24は、所定の形状に打ち抜かれたリング状素材を保持器23の一対の円環部23aにラジアル方向の外側から覆い被せた後、折り返し部24bと一対の円環部24aの軸方向外端部分をプレス加工により形成して、保持器23に取り付けられる。このように保持器23に取り付けられたスライド部材24は、円環部24aによって保持器23の円環部23aをガイドとして円周方向にスライドする。また、ばね接触部24cは、保持器23に取り付けられたコイルばね25のばね力を伝達し、このばね力は、ばね接触部24cから円環部24aを介して折り返し部24bに伝達され、ころ22を押圧している。
上記のように構成される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10では、プーリ12の回転角速度が、例えば自動車補機の回転軸の回転角速度より速い場合には、一方向クラッチ13のころ22がくさび作用によって内輪21のランプ面21aと外輪20の円筒面20aとの間に噛み込まれて、プーリ12とスリーブ11とが相対回転不能(ロック状態)となり、エンジンの回転力が自動車補機の回転軸に伝達される。一方、プーリ12の回転角速度が自動車補機の回転角速度より遅い場合には、ころ22の噛み込みが解除されて、プーリ12とスリーブ11との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。
従って、本実施形態の一方向クラッチ13及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10によれば、保持器23に対して円周方向に相対移動可能なスライド部材24と、保持器23とスライド部材24との間で一箇所に配置されており、スライド部材24をころ22のロック方向に付勢する、一対のコイルばね25とを備えるので、従来のころ22の数に対応した数のばねを円周方向に配置するスペースが不要となり、外輪20及び内輪21間に配置されるころ22の数を増加することができる。これにより、プーリ径を大きくすることなく、トルク容量を増加させることができる。また、従来に比べて、コイルばね25の数を減らすことができ、組み立てコストも低減することができる。
また、保持器23の複数のタブ23cは、保持器23を内輪21に固定する役割と、一対の円環部23aを連結する柱部の役割を果たしており、このタブ23cが内輪21のランプ面21a内に配置されることで、従来のころ22の数に対応した数の柱部を円周方向に配置するスペースが不要となり、さらに、外輪20及び内輪21間に配置されるころ22の数を増加することができる。
さらに、ころ22は、接触面積の広いスライド部材24の折り返し部24bによって軸方向全域に亘って押圧されるので、従来のころをばねの先端で押圧するものに比べて、ころ22を安定して支持することができる。
なお、本実施形態では、円周方向の一箇所に設けられた一対のコイルばね25によってスライド部材24を介してすべてのころ22を押圧する構成としたが、円周方向の所定の位置に複数の弾性部を設けてころ22を押圧してもよく、本発明はころ22の数より少ない少なくとも一つの弾性部で一方向クラッチ13を構成することで達成される。
また、本実施形態では、弾性部として一対のコイルばね25を用いたが、弾性部は図6に示すような板ばね26によって構成されてもよい。この場合、保持器23のばね保持部23dは、板ばね26の基部26aを挟持するように構成され、板ばね26の先端部26bがスライド部材24のばね接触部24cと接触する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置について図7を参照して説明する。なお、本実施形態は、ころ及びスライド部材の構成において第1実施形態と異なるのみであるため、その他の構成について同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の一方向クラッチ13´では、複数のころ22より小径のころ22´が複数形成される楔空間の任意の位置に配置されている。また、スライド部材24は、折り返し部24b´のころ22を押圧する部分が弾性を有するように構成されている。
これにより、スライド部材24は、折り返し部24b´によって複数のころ22を押圧すると共に、楔空間の楔の浅い側に移動した小径のころ22´に対しても、折り返し部24´のころ22´を押圧する部分が矢印Aのように変形してころ22´に追従して押圧することができる。
従って、本実施形態の一方向クラッチ13´及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10によれば、スライド部材24は、折り返し部24b´のころ22を押圧する部分が弾性を有するので、楔空間内でころ22,22´の位置が異なる場合でも、ころ22,22´に追従して常に押圧することができ、ころ22,22´を安定して押圧することができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
本実施形態は、楔空間内のころの位置に相互差がある場合に有効であり、ころ径以外の他の要因によってころの位置が異なる場合にも適用できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本発明のスライド部材の一対の円環部は、スライド部材が保持器に対して円周方向に相対移動可能なように案内可能な構成であればよく、本実施形態の形状に限定されるものでない。
また、本発明の弾性部は、保持器のばね保持部によって保持され、スライド部材のばね接触部に接触しているが、スライド部材にばね保持部を設け、保持器にばね接触部を設ける構成であってもよい。
本発明の一方向クラッチは、スリーブとプーリとの間で回転力を伝達するものであればよく、本実施形態のように、プーリがスリーブに対して所定の方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、回転力を伝達する一方向クラッチでもよいし、クラッチ内輪の外周面を円筒面と、クラッチ外輪の内周面を複数のランプ面を有するカム面とし、スリーブがプーリに対して所定の方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、回転力を伝達する一方向クラッチでもよい。
また、本発明の一方向クラッチは、本実施形態のようなローラクラッチであってもよく、カムクラッチやスプラグクラッチであってもよい。この場合、第1の軌道面及び第2の軌道面は、いずれも円筒面で構成される。また、一方向クラッチの外輪或いは内輪は、本実施形態のようにプーリ或いはスリーブと別体であってもよく、プーリ或いはスリーブと一体、即ち、プーリの内周面或いはスリーブの外周面によって構成されてもよい。
さらに、本発明の一対のサポート軸受は、深溝玉軸受以外の形式であってもよく、ころ軸受や、玉軸受ところ軸受の組合せであってもよい。また、サポート軸受の内輪或いは外輪も、プーリ或いはスリーブと一体、即ち、プーリの内周面或いはスリーブの外周面によって構成されてもよい。
本発明の第1実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図である。 図1の一方向クラッチの断面図である。 (a)は図2のIII−III線に沿った断面図であり、(b)は図2のIII´−III´線に沿った断面図である。 図1の一方向クラッチの拡大部分断面図である。 図4の一方向クラッチを外輪を取り外した状態でV方向からみた上面図である。 第1実施形態の変形例に係る一方向クラッチの上面図である。 本発明の第2実施形態に係る一方向クラッチの部分断面図である。 従来の一方向クラッチの部分断面図である。 従来の他の一方向クラッチの断面図である。
符号の説明
10 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
11 スリーブ
12 プーリ
13 一方向クラッチ
14 サポート軸受
20 外輪
21 内輪
22 ころ(係合子)
23 保持器
24 スライド部材
25 コイルばね(弾性部)

Claims (3)

  1. 外周面に第1の軌道面を有する内輪部材と、
    内周面に第2の軌道面を有する外輪部材と、
    前記第1及び第2の軌道面間に配置される複数の係合子と、
    前記外輪部材と前記内輪部材のいずれかに案内され、該係合子を保持する保持器と、
    該保持器に対して円周方向に相対移動可能なスライド部材と、
    前記保持器と前記スライド部材との間に配置されて、前記スライド部材を前記係合子のロック方向に付勢する、前記係合子の数より少ない少なくとも一つの弾性部と、
    を備えることを特徴とする一方向クラッチ。
  2. 前記スライド部材は、前記係合子を弾性的に押圧可能な押圧部を有することを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ。
  3. 自動車補機の軸に取り付け可能で、前記自動車補機とクランクプーリとの間で動力を伝達し、且つ、請求項1又は2に記載の一方向クラッチを備えることを特徴とする一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009052685A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Denso Corp 一方向クラッチ

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