JP2007203766A - 車両用シート装置 - Google Patents

車両用シート装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007203766A
JP2007203766A JP2006021664A JP2006021664A JP2007203766A JP 2007203766 A JP2007203766 A JP 2007203766A JP 2006021664 A JP2006021664 A JP 2006021664A JP 2006021664 A JP2006021664 A JP 2006021664A JP 2007203766 A JP2007203766 A JP 2007203766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat back
pair
auxiliary
seats
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006021664A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Fujita
智史 藤田
Mitsunari Nakano
光成 中野
Susumu Tomiya
進 富家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2006021664A priority Critical patent/JP2007203766A/ja
Publication of JP2007203766A publication Critical patent/JP2007203766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】補助シートバック部材をコンパクトに成し、かつ、各補助シートバック部材を対応するシートバックの車室内側方にそれぞれ設けることで、その支持剛性を左右で分担して、支持構造の簡略化を図り、背もたれ感、乗り心地を確保する車両用シート装置を提供する。
【解決手段】シートクッション3c,4cとシートバック3b,4bとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のシート3,4が配設された車両用シート装置であって、一対のシート3,4のそれぞれのシートバック3b,4bの車室内側方には、一対の補助シートバック部材14,14が車幅方向に移動可能に設けられ、2つの補助シートバック部材14,14が協同してシートバック3b,4bと連続した背もたれ面14b,14bを形成して補助シートバック15を形成するように構成されたものである。
【選択図】図4

Description

この発明は、シートクッションとシートバックとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のシートを配設したような車両用シート装置に関する。
従来、上述例の車両用シート装置としては特許文献1に開示されたものがある。
すなわち、図14に示すように、シートクッション90c、シートバック90bを有する運転席シート90と、シートクッション91c、シートバック91bを有する助手席シート91とを車幅方向に離間配設して第1列目シート(フロントシート)を構成し、この第1列目シートの後方において、シートクッション92c、シートバック92bを有する右側のリヤシート92と、シートクッション93c、シートバック93bを有する左側のリヤシート93とを車幅方向に離間配設して第2列目シートを構成し、この第2列目シートのさらに後方において、シートクッション94c、シートバック94bを有する右側のリヤシート94と、シートクッション95c、シートバック95bを有する左側のリヤシート95とを車幅方向に並設して第3列目シートを構成している。
また、第2列目の左側のリヤシート93のシートバック93bにおける車室内側方には補助シートバック部材96を片持ち支持させると共に、該リヤシート93のシートクッション93c内部には出し入れ可能な補助シートクッション部材97を格納している。
そして、図14に実線で示す6人乗り態様のシートを、7人乗り態様となす場合には、上述の補助シートバック部材96を同図に仮想線で示すように、左右のシートバック92b,93b間に位置させると共に、シートクッション93c内部から取出した補助シートクッション部材97を図14に仮想線で示す如く、左右のシートクッション92c,93c間に位置させるように構成したものである。なお、図中、98はステアリングホイールである。
この図14に示す従来構造の車両用シート装置においては、ニーズに対応して6人乗り態様と7人乗り態様とを選択することができる利点がある反面、次のような問題点があった。
つまり、補助シートバック部材96はある程度の剛性が必要であることは勿論、この補助シートバック部材96の長さ(図14に示す格納状態ではその前後方向の長さ)は、左右に離間した第2列目のシート92,93の各シートバック92b,93b間に相当するだけの長さを要し、このため、該補助シートバック部材96を図13に実線で示す如くシートバック93b側面に折畳んで格納した場合に、その見栄えが悪いうえ、第3列目シートに着座する乗員の邪魔になり、しかも、ウオークスルーが困難となる問題点があった。
また、補助シートバック部材96を同図に仮想線で示すように左右のシートバック92b,93b間に位置させて使用する場合には、該補助シートバック部材96は左右のシートバック92b,93bのうちの一方(シートバック93b)にのみ片持ち支持されている関係上、充分な支持剛性を確保する必要があるので、その支持部材が大型化し、また、使用状態下の補助シートバック部材96に乗員が背もたれすると、その遊端側が後方に傾くので、乗り心地が悪化する問題点があった。
さらに、図13に示すシート装置においては、本来、第3列目シートの各シートクッション94c,95cを跳ね上げて、リヤシート94,95を前後方向に折畳むと共に、第2列目シートの各リヤシート92,93を車幅方向内方に移動して当接させ、この当接させた左右一対のリヤシート92,93を、折畳まれた第3列目シートに当接する位置まで後退させてリムジンモードを確保することが要請されるが、格納状態の補助シートバック部材96が車幅方向内方に大きく出っ張ると共に、車両後方側にも大きく出っ張っている関係上、左右のリヤシート92,93の当接が困難となり、リムジンモードを確保することができない問題点があった。
ところで、特許文献2および特許文献3には使用位置と格納位置とを選択し得る補助シートバック部材と補助シートクッション部材とを備えた車両用シート装置が開示されているが、これらの各特許文献に開示された構造は、その何れもが、補助シートバック部材と補助シートクッション部材とを重ね合わせて、シートクッションの下部の格納スペースに格納する構造であるから、その格納スペースを備えたシートは、高さ方向に過大なスペースを必要とする欠点があり、また、これら何れの特許文献においても、補助シートバック部材を左右に2分割するという技術思想は全く開示されていない。
特開2004−249782号公報 特開平9−2113号公報 特開2001−130304号公報
そこで、この発明は、一対のシートのそれぞれのシートバックの車室内側方に、一対の補助シートバック部材を車幅方向に移動可能に設け、これら2つの補助シートバック部材が協同して、シートバックと連続した背もたれ面を形成して、補助シートバックを形成すべく構成することにより、補助シートバック部材をコンパクトに成すことができ、しかも、各補助シートバック部材は対応するシートバックの車室内側方にそれぞれ設けられているので、その支持剛性を左右で分担して、支持構造の簡略化を図ることができるうえ、背もたれ感および乗り心地を確保することができる車両用シート装置の提供を目的とする。
この発明による車両用シート装置は、シートクッションとシートバックとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のシートが配設された車両用シート装置であって、上記一対のシートのそれぞれのシートバックの車室内側方には、一対の補助シートバック部材が車幅方向に移動可能に設けられ、該2つの補助シートバック部材が協同して上記シートバックと連続した背もたれ面を形成して補助シートバックを形成するように構成されたものである。
上述の一対のシートは、第2列目のシートに設定してもよい。
上記構成によれば、一対のシートのそれぞれのシートバックに左右2分割構造の補助シートバック部材を設けたので、該補助シートバック部材のコンパクト化を図ることができる。
しかも、各補助シートバック部材は対応するシートバックの車室内側方にそれぞれ設けられているので、その支持剛性を左右のシートバックで分担することができ、この結果、支持構造の簡略化を図ることができるうえ、背もたれ感および乗り心地を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記一対の補助シートバック部材はそれぞれ上記シートバックの一部を形成し、該シートバックの車幅方向の寸法が可変するように移動可能に構成されたものである。
上記構成によれば、シートバックと補助シートバック部材との一体感が得られ、見栄えの向上と、背もたれ感確保との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記一対のシートは、該一対のシートのそれぞれのシートクッションの間に連続した座面を形成して配置される格納可能な補助シートクッション部材を備えたものである。
上記構成によれば、シートアレンジに影響がない状態で、補助シートクッション部材を格納することができる。
この発明の一実施態様においては、上記一対のシートは、上記補助シートバック部材と上記補助シートクッション部材とが格納されて、該一対のシートの間にウオークスルー通路を形成可能に構成したものである。
上記構成によれば、一対のシート間にウオークスルー通路が形成されるので、ウオークスルーができ、利便性を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記一対のシートは車幅方向に移動可能に形成され、上記補助シートバック部材と上記補助シートクッション部材とが格納されて、それぞれのシートのシートクッションとシートバックとが連続した座面と、連続した背もたれ面とを形成可能に構成されたものである。
上記構成によれば、左右一対のシートのシートクッション同士およびシートバック同士が連続し、広い座面と、広い背もたれ面とを有するモードが確保できる。
この発明の一実施態様においては、上記シートバックと別体に形成された補助シートバック部材が、シートバックの車室内側の側部に設けられたガイド部に対して、ポールにて横スライド可能に支持されたものである。
上記構成によれば、補助シートバック部材をシンプルな構造により、移動可能と成すことができる。
この発明の一実施態様においては、上記補助シートバック部材は、補助シートバックを形成する補助シートバック使用状態と、シートバックの側部に当接される格納状態とを選択可能に構成され、少なくとも上記補助シートバック部材を使用状態と格納状態とで固定するロック部材が設けられたものである。
上記構成によれば、補助シートバック部材を、その使用状態と格納状態とにおいて確実にロックすることができる。
この発明の一実施態様においては、上記一対のシートの後方には後列シートが設けられ、該後列シートは前後方向に折畳み可能に形成され、上記一対のシートを車幅方向内方に移動して当接させ、当接させた一対のシートが、折畳まれた後列シートに当接する位置まで後退可能に構成されたものである。
上述の一対のシートを第2列目のシートに、また後列シートを第3列目のシートにそれぞれ設定してもよい。
上記構成によれば、当接させた一対のシートを、折畳んだ後列シートに当接する位置まで後退させると、前後方向のスペースが大きいリムジンモードを確保することができる。
この発明によれば、一対のシートのそれぞれのシートバックの車室内側方に、一対の補助シートバック部材を車幅方向に移動可能に設け、これら2つの補助シートバック部材が協同して、シートバックと連続した背もたれ面を形成して、補助シートバックを形成すべく構成したので、補助シートバック部材をコンパクトに成すことができ、しかも、各補助シートバック部材は対応するシートバックの車室内側方にそれぞれ設けられているので、その支持剛性を左右で分担して、支持構造の簡略化を図ることができるうえ、背もたれ感および乗り心地を確保することができる効果がある。
補助シートバックを形成する補助シートバック部材のコンパクト化と、その支持構造の簡略化との両立を図って、背もたれ感および乗り心地を確保するという目的を、シートクッションとシートバックとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のシートが配設された車両用シート装置において、一対のシートのそれぞれのシートバックの車室内側方には、一対の補助シートバック部材が車幅方向に移動可能に設けられ、2つの補助シートバック部材が協同してシートバックと連続した背もたれ面を形成して補助シートバックを形成すべく構成するという構造にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用シート装置を示し、図1、図2において、この車両用シート装置は、シートクッション1c、シートバック1b、ヘッドレスト1hおよびアームレスト1aを有する運転席シート1(所謂ドライバーズシート)と、同様に、シートクッション2c、シートバック2b、ヘッドレスト2hおよびアームレスト2aを有する助手席シート2(所謂パッセンジャーズシート)とを車幅方向に離間配設(並設)して第1列目シート(フロントシート)を構成している。
この第1列目シートの後方には、シートクッション3c、シートバック3b、ヘッドレスト3hおよびアームレスト3aを有する右側のリヤシート3と、同様に、シートクッション4c、シートバック4b、ヘッドレスト4hおよびアームレスト4aを有する左側のリヤシート4とを車幅方向に離間配設(並設)して第2列目シートを構成している。
ここで、上述の各アームレスト3a,4aは一対のリヤシート3,4のシートバック3b,4bの車室外側において格納可能に設けられた車室外側アームレストである。
また、上述の第2列目シートのさらに後方には、ベンチシートタイプのシートクッション5cと、右側対左側で6:4となるように分割されたシートバック5bと、複数のヘッドレスト5hとを備えたリヤシート5を配設して、第3列目シートを構成している。
上述の各シート1,2,3,4,5は、フラット構造のフロアパネル6上に配設されており、第2列目シートの右側のリヤシート3はシートスライドレールとしての前後スライドレール7,8に沿って、前後方向に移動可能に構成されると共に、該前後スライドレール7,8とシートクッション3cとの間に設けられた前後一対の横スライドレール9,9(シートスライドレール)に沿って、車幅方向に移動可能に構成されている。
同様に、第2列目シートの左側のリヤシート4はシートスライドレールとしての前後スライドレール10,11に沿って、前後方向に移動可能に構成されると共に、該前後スライドレール10,11とシートクッション4cとの間に設けられた前後一対の横スライドレール12,12(シートスライドレール)に沿って、車幅方向に移動可能に構成されている。
上述の各前後スライドレール7,8,10,11はフロアパネル6上に互に平行に設けられたロングスライドレールであり、中間の2本の前後スライドレール8,10に対して、両サイドの2本の前後スライドレール7,11は、さらに長尺に形成されており、これら両サイドのスライドレール7,11はホイールハウス13,13の後方部まで延出されており、第3列目のリヤシート5は両サイドの2本の前後スライドレール7,11に沿って、前後方向に移動可能に構成されている。
図3は第2列目シートを示す斜視図、図4はその平面図であって、図1〜図4に示すように、左右一対のリヤシート3,4のそれぞれのシートバック3b,4bの車室内側方には、左右に2分割された一対の補助シートバック部材としてのサイドサポート14,14が車幅方向に移動可能に設けられ、これら左右一対のサイドサポート14,14は協同して、シートバック3b,4bと連続した背もたれ面14b,14bを形成して、車室中央側に補助シートバック15を形成するように構成している(補助シートバック使用状態)。
これらの各サイドサポート14,14は上述の背もたれ面14b,14bと、側片14a,14aとを図4に示す如くL字状に連結すると共に、これら両者14a,14bの上部には上片14c,14c(図3参照)を一体または一体的に形成した補助シートバック部材である。
図3に示すように、上述の一対のサイドサポート14,14は、それぞれ上述のシートバック3b,4bの一部を形成し、該シートバック3b,4bの車幅方向の寸法が大小に可変するように車幅方向に移動し得るように構成している。
そして、図3、図4に示す状態から、図5、図6に示すように、一対のサイドサポート14,14の側片14a,14aがそれぞれシートバック3b,4bの車室内側面に近接するように、これら一対のサイドサポート14,14を車幅方向外方に移動させると、シートバック3b,4bの車幅方向の寸法が小さくなって、これら一対のサイドサポート14,14を最大限車幅方向外方に移動させると、該サイドサポート14,14を左右独立して格納することができるように構成している(格納状態)。
一方、図3に示すように、左右一対のリヤシート3,4の何れか一方(この実施例では左側のリヤシート4)には、これら一対のリヤシート3,4のそれぞれのシートクッション3c,4cの間に連続した座面17cを形成して配置される格納可能な補助シートクッション部材17を備えている。
図9はこの補助シートクッション部材17の出し入れ構造を示す斜視図であって、第2列目シートにおける左側のリヤシート4のシートクッション4cは、下側のクッション本体18と、上側のシートクッション座部19とに分割されている。
上述のクッション本体18には、補助シートクッション部材17を格納可能な収納凹部20が形成されている。また、上述のクッション本体18の車幅方向内側の側壁部18aにはヒンジ部材21を介して補助シートクッション部材17が取出し、および、格納可能にヒンジ連結されている。
また、クッション本体18の前部には一対のヒンジ部材22,22を介してクッション座部19が開閉可能に連結されている。
そして、シートクッション4cの格納凹部20に格納された補助シートクッション部材17を取出すには、まず、ヒンジ部材22を介してクッション座部19を図9に示す如く開放し、次に、ヒンジ部材21を介して補助シートクッション部材17を、左右のリヤシート3,4の各シートクッション3c,4c間に位置するように取出して、これらシートクッション3c,4c間に連続した座面17cを形成した後に、一旦、開放したクッション座部19を元の状態に閉成すると、図3に示すような補助シートクッション使用状態となる。
また、取出された使用状態下の補助シートクッション部材17を、収納凹部20に格納する場合には、まず、ヒンジ部材22を介してクッション座部19を開放し、次に、ヒンジ部材21を介して補助シートクッション部材17を、収納凹部20内に収納した後に、一旦、開放したクッション座部19を元の状態に閉成すると、補助シートクッション部材17は、シートアレンジに影響がない状態で、シートクッション4c内部に格納される。
このように、前述のサイドサポート14,14および上述の補助シートクッション部材17を格納可能に構成したので、第2列目シートの左右一対のリヤシート3,4は、図5、図6に示すように、サイドサポート14,14と補助シートクッション部材17とを、それぞれ格納することができ、これらの格納状態下において、左右一対のリヤシート3,4の間にウオークスルー通路23が形成されるように構成したものである。
また、左右一対のリヤシート3,4は対応する横スライドレール9,12(図2参照)に沿って車幅方向に移動可能に構成されているので、上述のサイドサポート14,14と補助シートクッション部材17とを、それぞれ格納すると共に、これら一対のリヤシート3,4を横スライドレール9,12に沿って車幅方向内方に移動させると、図7、図8に示すように、そのシートクッション3c,4cと、シートバック3b,4bとが連続した座面と、連続した背もたれ面とを形成し、左右に連続する広い座面と、左右に連続する広い背もたれ面とを有するモードが確保できるように構成したものである。
さらに、図1、図2に示すように、第2列目シートの左右一対のリヤシート3,4のさらに後方には、第3列目シートとしてのリヤシート5が配設されており、この第3列目のリヤシート5は図10に示すように、そのシートクッション5cを上方に跳ね上げて、該リヤシート5が前後方向に折畳み可能に形成されており、図1、図2に示す状態から、まず、図5、図6に示すように、サイドサポート14,14および補助シートクッション部材17を格納した後に、図7、図8に示すように、第2列目の左右一対のリヤシート3,4を横スライドレール9,12に沿って、車幅方向内方に移動して当接させ、次に、当接させた左右一対のリヤシート3,4を前後スライドレール7,8、10,11に沿って、折畳まれた第3列目のリヤシート5におけるシートクッション5cに当接する位置まで後退移動させると、図10に示す如く、前後方向のスペースが広いリムジンモードを確保することができるように構成している。
つまり、図1、図2に示すフル乗車モードでは最大8人乗車が可能であり、第2列目シートのサイドサポート14,14および補助シートクッション部材17を図5〜図8に示すように変位させると、最大7人乗車が可能と成り、図10に示すリムジンモードにシートアレンジすると、前後方向のスペースが広い4人乗車が可能となる。
要するに、着座人数の選択が可能なシートを、簡単な構成により形成することができると共に、着座人数の選択が可能なシートと、ウオークスルー(図5参照)との両立を図ることができ、さらに、多人数乗車モードと、広い座面および広い背もたれ面を有する少人数乗車モード(リムジンモード)とを両立することができるものである。
なお、図中24はステアリングホイール、25はインストルメントパネル、26はフロントドア、27はスライド構造のリヤドア(いわゆるスライドドア)であり、また図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車両内方を示し、矢印OUTは車両外方を示す。
図11は図3のA−A線矢視断面図であって、次に図1、図11を参照してサイドサポート14を車幅方向に移動可能に支持する構造について説明する。なお、図11では右側のリヤシート3のシートバック3bに対するサイドサポート14の支持構造を示すが、左側のリヤシート4のシートバック4bに対するサイドサポート14の支持構造は、右側のそれと左右対称に構成されている。
上述のシートバック3bは、パッド部材28と、その表面を覆う表皮部材29とを備え、該シートバック3bの内部には金属パイプ製のシートバックフレーム30が設けられている。
また、背もたれ面14b、側片14a,上辺14c(図3参照)を有するサイドサポート14は、樹脂フレーム31と、この樹脂フレーム31の外表面に配置されたパッド部材32と、このパッド部材32の外表面を覆う表皮部材33とを備えている。
ここで、上述の樹脂フレーム31は図12に示すように、背もたれ面14bと側片14aとに対応して平面視L字状に形成され、かつ上下方向に延びるフレーム本体34と、このフレーム本体34の背面側に一体成形され、かつ上下方向に離間する多数のリブ35,35…とを備えた樹脂成形品であって、可及的重量増加を招かないように構成されている。なお、この樹脂フレーム31は図12の構造に代えて、ハニカム構造体または格子状構造体により軽量化を図るように構成してもよい。
さらに、シートバック3bに対して別部材により別体形成された上述のサイドサポート14は、図11に示すようにシートバック3bの車室内側の側部に設けられたガイド部36に対して、図1にも示すように上下一対のポール37,37にて横スライド可能に支持されている。なお、上述の上下一対のポール37,37の車幅方向内方の端部はサイドサポート14における側片14aに連結固定される一方、上述のガイド部36は次に述べるポールガイド39の孔部43と中空部44とで構成されるものである。
上述のシートバック3bには、このシートバック3bの車室内側の側部から該シートバック3b内に、ホルダ38とポールガイド39とを予め一体ユニット化したガイドユニット40が埋込まれている。
ポールガイド39は、筒部41と内部中空のフランジ部42とを備え、該フランジ部42にはポール37貫通用の孔部43を形成し、この孔部43が筒部41内の中空部44と一直線上に連通すべく構成し、この中空部44、孔部43、およびシートバック3b内のパッド部材28の中空部28aに上述のポール37を配設している。
また、上述のホルダ38はポールガイド39の筒部41外周に装着されたもので、このホルダ38のフランジ部38aは、ボルト等の締結部材45でポールガイド39のフランジ部42に取付けられている。
図1で示した2本のポール37,37のうち上側のポール37に対応して、ポールガイド39の内部中空のフランジ部42の内部には、ロック部材としてのロックレバー46が設けられている。
このロックレバー46は、ポール37を貫通させる貫通孔46aと、ポール37に形成された複数の係止溝47…に択一的に係合する係止部46bとを備え、図示しないスプリングのバネ力により常時、図11の矢印a方向に付勢されていて、係止部46bが何れかの係止溝47と係合するように構成されている。
また、このロックレバー46は上述のフランジ部42のリヤ側の開口部42aから所定量後方に向けて延出形成されている。このロックレバー46はシートバック3bの背面近傍まで後方に延出することが望ましい。
図11はロックレバー46の係止部46bによりポール37をロックした状態を示しており、このロックを解除するには、該ロックレバー46をスプリング(図示せず)の付勢力に抗して図11の矢印b方向に操作する。
ロックレバー46を矢印b方向(ロック解除方向)に操作すると、係止部46bが係止溝47から外れ、ポール37外周部にはロックレバー46の貫通孔46aが位置して、アンロック状態となるので、ポール37を介してサイドサポート14を車幅方向内方または外方に移動させることができる。
図11に示すように、ロックレバー46の係止部46bが、同図の車幅方向最外方の係止溝47に係合した図示の状態にあっては、サイドサポート14を使用状態下に固定することができ、ロックレバー46の係止部46bが図11の車幅方向最内方の係止溝47に係合した状態にあっては、サイドサポート14を格納状態下にて固定することができ、ロックレバー46の係止部46bが中間の係止溝47に係合した状態下にあっては、サイドサポート14を使用状態と格納状態との中間位置において固定することができるので、このサイドサポート14は使用状態と格納状態との2つの状態のみならず、これらの中間状態においても位置決め固定される。この結果、乗員の体格に応じてサイドサポート14の横スライド位置を任意に調整することができる。
なお、上述のロックレバー46は2本のポール37,37のうち操作性が良好な上側のポール37にのみ対応して設ければよく、下側のポール37は単にガイドするのみでよい。
図11で示した構造に代えて、図13の構造を採用してもよい。この図13に示すサイドサポート14は、背もたれ面14b、側片14a,上片14c(図3参照)に加えて上記側片14aと同等の上下方向の寸法を有する後片14dを設けたもので、この後片14dにおいてロックレバー46と対向する部分には、該ロックレバー46操作用の車幅方向に細長い開口部48を設け、この開口部48をリッド部材49により開閉可能に覆ったものである。
このように構成すると、上下一対のポール37に沿ってサイドサポート14を車幅方向内方に横スライドさせた時、車室内の後方側(第3列目のシート側)からのポール37の目視が不可となるので、見栄えの向上を図ることができる。
この図13で示した実施例においても、その他の構成、作用、効果については図11の実施例と同様であるから、図13において図11と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
このように、上記実施例の車両用シート装置は、シートクッション3c,4cとシートバック3b,4bとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のリヤシート3,4(第2列目のシート)が配設された車両用シート装置であって、上記一対のリヤシート3,4のそれぞれのシートバック3b,4bの車室内側方には、一対の補助シートバック部材としてのサイドサポート14,14が車幅方向に移動可能に設けられ、該2つのサイドサポート14,14が協同して上記シートバック3b,4bと連続した背もたれ面14b,14b(図3参照)を形成して補助シートバック15を形成するように構成されたものである。
この構成によれば、一対のリヤシート3,4のそれぞれのシートバック3b,4bに左右2分割構造のサイドサポート14,14を設けたので、該サイドサポート14,14のコンパクト化を図ることができる。
しかも、各サイドサポート14,14は対応するシートバック3b,4bの車室内側方にそれぞれ設けられているので、その支持剛性を左右のシートバック3b,4bで分担することができ、この結果、支持構造の簡略化を図ることができるうえ、背もたれ感および乗り心地を確保することができる。
また、上記一対のサイドサポート14,14はそれぞれ上記シートバック3b,4bの一部を形成し、該シートバック3b,4bの車幅方向の寸法が可変するように移動可能に構成されたものである。
この構成によれば、シートバック3b,4bとサイドサポート14,14との一体感が得られ、見栄えの向上と、背もたれ感確保との両立を図ることができる。
さらに、上記一対のリヤシート3,4は、該一対のリヤシート3,4のそれぞれのシートクッション3c,4cの間に連続した座面17cを形成して配置される格納可能な補助シートクッション部材17を備えたものである。
この構成によれば、シートアレンジに影響がない状態で、補助シートクッション部材17を格納することができる。
加えて、上記一対のリヤシート3,4は、上記サイドサポート14,14と上記補助シートクッション部材17とが格納されて、該一対のリヤシート3,4の間にウオークスルー通路23(図5参照)を形成可能に構成したものである。
この構成によれば、一対のリヤシート3,4間にウオークスルー通路23が形成されるので、ウオークスルーができ、利便性を確保することができる。
さらには、上記一対のリヤシート3,4は車幅方向に移動可能に形成され、上記サイドサポート14,14と上記補助シートクッション部材17とが格納されて、それぞれのリヤシート3,4のシートクッション3c,4cとシートバック3b,4bとが連続した座面と、連続した背もたれ面とを形成可能に構成されたものである(図7参照)。
この構成によれば、左右一対のリヤシート3,4のシートクッション3c,4c同士およびシートバック3b,4b同士が連続し、図7に示すように、広い座面と、広い背もたれ面とを有するモードが確保できる。
また、上記シートバック3b,4bと別体に形成されたサイドサポート14,14が、シートバック3b,4bの車室内側の側部に設けられたガイド部36に対して、ポール37にて横スライド可能に支持されたものである。
この構成によれば、サイドサポート14,14をシンプルな構造により、移動可能と成すことができる。
さらに、上記サイドサポート14は、補助シートバック15(図3参照)を形成する補助シートバック使用状態と、シートバック3b,4bの側部に当接される格納状態(図5参照)とを選択可能に構成され、少なくとも上記サイドサポート14を図3に示す使用状態と図5に示す格納状態とで固定するロック部材(ロックレバー46参照)が設けられたものである。
この構成によれば、サイドサポート14を、その使用状態(図3参照)と格納状態(図5参照)とにおいて確実にロックすることができる。
しかも、上記一対のリヤシート3,4の後方には後列シート5(第3列目のシート)が設けられ、該後列シート5は前後方向に折畳み可能に形成され、上記一対のリヤシート3,4を車幅方向内方に移動して当接させ、当接させた一対のリヤシート3,4が、折畳まれた後列シート5に当接する位置まで後退可能に構成されたものである(図10参照)。
この構成によれば、当接させた一対のリヤシート3,4を、折畳んだ後列シート5に当接する位置まで後退させると、図10に示す如き、前後方向のスペースが大きいリムジンモードを確保することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の一対のシートは、実施例の第2列目のリヤシート3,4に対応し、
以下同様に、
後列シートは、第3列目のリヤシート5に対応し、
ロック部材は、ロックレバー46に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、第3列目のリヤシート5はベンチシートタイプであってもよく、バケットシートタイプであってもよい。
また、前後スライドレール7,8,10,11をフロアパネル6に埋め込み、これらの各シートストライドレールとフロアパネル6上面との段差をなくしてもよい。
本発明の車両用シート装置を示すフル乗車モード状態下の斜視図 図1の要部平面図 第2列目シートを示す斜視図 図3の平面図 ウオークスルー通路形成時の斜視図 図5の平面図 一対のシートを当接させたモードで示す斜視図 図7の平面図 補助シートクッション部材の出し入れ構造を示す斜視図 リムジンモードを示す斜視図 図3のA−A線矢視断面図 樹脂フレームの斜視図 補助シートバック部材のほかの実施例を示す平面図 従来の車両用シート装置を示す平面図
符号の説明
3,4…リヤシート(一対のシート)
3b,4b…シートバック
3c,4c…シートクッション
5…リヤシート(後列シート)
14…サイドサポート(補助シートバック部材)
14b…背もたれ面
15…補助シートバック
17…補助シートクッション部材
17c…座面
23…ウオークスルー通路
36…ガイド部
37…ポール
46…ロックレバー(ロック部材)

Claims (8)

  1. シートクッションとシートバックとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のシートが配設された車両用シート装置であって、
    上記一対のシートのそれぞれのシートバックの車室内側方には、一対の補助シートバック部材が車幅方向に移動可能に設けられ、
    該2つの補助シートバック部材が協同して上記シートバックと連続した背もたれ面を形成して補助シートバックを形成するように構成された
    車両用シート装置。
  2. 上記一対の補助シートバック部材はそれぞれ上記シートバックの一部を形成し、該シートバックの車幅方向の寸法が可変するように移動可能に構成された
    請求項1記載の車両用シート装置。
  3. 上記一対のシートは、該一対のシートのそれぞれのシートクッションの間に連続した座面を形成して配置される格納可能な補助シートクッション部材を備えた
    請求項1または2記載の車両用シート装置。
  4. 上記一対のシートは、上記補助シートバック部材と上記補助シートクッション部材とが格納されて、
    該一対のシートの間にウオークスルー通路を形成可能に構成した
    請求項3記載の車両用シート装置。
  5. 上記一対のシートは車幅方向に移動可能に形成され、
    上記補助シートバック部材と上記補助シートクッション部材とが格納されて、それぞれのシートのシートクッションとシートバックとが連続した座面と、連続した背もたれ面とを形成可能に構成された
    請求項3記載の車両用シート装置。
  6. 上記シートバックと別体に形成された補助シートバック部材が、シートバックの車室内側の側部に設けられたガイド部に対して、ポールにて横スライド可能に支持された
    請求項1または2記載の車両用シート装置。
  7. 上記補助シートバック部材は、補助シートバックを形成する補助シートバック使用状態と、
    シートバックの側部に当接される格納状態とを選択可能に構成され、
    少なくとも上記補助シートバック部材を使用状態と格納状態とで固定するロック部材が設けられた
    請求項1,2,6の何れか1に記載の車両用シート装置。
  8. 上記一対のシートの後方には後列シートが設けられ、
    該後列シートは前後方向に折畳み可能に形成され、
    上記一対のシートを車幅方向内方に移動して当接させ、当接させた一対のシートが、折畳まれた後列シートに当接する位置まで後退可能に構成された
    請求項5記載の車両用シート装置。
JP2006021664A 2006-01-31 2006-01-31 車両用シート装置 Pending JP2007203766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006021664A JP2007203766A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 車両用シート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006021664A JP2007203766A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 車両用シート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007203766A true JP2007203766A (ja) 2007-08-16

Family

ID=38483621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006021664A Pending JP2007203766A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 車両用シート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007203766A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145629A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
JPH0234324A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Showa Denko Kk 高密度ポリエチレンのインフレーションフィルム成形法
JPH033246A (ja) * 1989-05-30 1991-01-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法
JP2000062502A (ja) * 1998-08-18 2000-02-29 Aichi Mach Ind Co Ltd 車両のシート配置構造
JP2004249782A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Mazda Motor Corp 車両のシート装置
JP2005289207A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Honda Motor Co Ltd 車両用シート

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145629A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
JPH0234324A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Showa Denko Kk 高密度ポリエチレンのインフレーションフィルム成形法
JPH033246A (ja) * 1989-05-30 1991-01-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法
JP2000062502A (ja) * 1998-08-18 2000-02-29 Aichi Mach Ind Co Ltd 車両のシート配置構造
JP2004249782A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Mazda Motor Corp 車両のシート装置
JP2005289207A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Honda Motor Co Ltd 車両用シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1449710B1 (en) Seat device including a stowable auxiliary seat
JP2003237530A (ja) 車両用シート装置
JP4915507B2 (ja) 車両の座席構造
JP2005343322A (ja) 車両用シート装置
JP5119731B2 (ja) 車両用シート装置
JP2007245744A (ja) 車両用シート装置
JP2007203766A (ja) 車両用シート装置
JP4972941B2 (ja) 車両用シート装置
JP2007253669A (ja) 車両用シート装置
JP4442389B2 (ja) 車両用シート装置
JP2008284901A (ja) 自動車の車室内構造
JP4984109B2 (ja) 車両の室内構造
JP4380417B2 (ja) 車両用シート装置
JP2007191040A (ja) 車両用シート装置
JPH11240365A (ja) 車両のシート装置
JPS63145145A (ja) 自動車のシ−ト装置
JP2007168609A (ja) 車両用シート構造
JP4412032B2 (ja) 車両用シート装置
JP2007168608A (ja) 車室内構造
JP2007245743A (ja) 車両用シート装置
JP4023425B2 (ja) 自動車
JP6162000B2 (ja) 4人乗り自動車
JP5445911B2 (ja) 車両用シートの構造
JP2005289137A (ja) 車両用シート装置
JP2007191039A (ja) 車両用シート装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111206