JP2007202667A - ミシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ミシン100は、布送り方向に沿って正逆方向に布を送る布送り機構と、布送り機構による布の送り量を調節する送り量調節機構とを備えている。そして、送り量変換体8を回動するための伝達機構として、送り調節ピン2に係合する第2のカム部材18を個別に上下移動調節する土台調節板26及び偏心コロ27を設けた。これにより、第1のカム部材1又は第2のカム部材18の何れの送り量をも、それぞれ独立に設定調節することが可能となった。
【選択図】図2
Description
かかる従来のミシンにおける布送り機構は、図10に示すように、主軸モータ(図示略)に連動して回動される水平送り軸113と、この水平送り軸113の回動量に応じた水平移動量すなわち送りピッチで布を送る送り歯116とを備えている。
ところで、第1送りダイヤル107又は第2送りダイヤル120を回動すると、第1のカム部材101又は第2のカム部材118が前後に移動され、送り調節ピン102とカム部との絶対的な距離が変更される。つまり、第1送りダイヤル107及び第2送りダイヤル120を調節することで、正送り方向及び逆送り方向に対する絶対的な布送り量が変更される。
一方、偏心ピン106を調節すると、送り調節ピン102が上下方向に移動される。ここで、略コ字状のカム部のうち、例えば、正送りの場合は上側の傾斜(カム部)、逆送りの場合は下側の傾斜(カム部)に送り調節ピン102が当接される。この当接位置を予めカム部(送り調節体)で規制することで、正送りと逆送りとを切り替えた際に、調節作業を要することなく所定の送り量で布を送ることができるものである。つまり、偏心ピン106を調節することで、上下のカム部に対する送り調節ピン102の相対的な上下位置が変更され、正方向に対する送り量と逆方向に対する布送り量との比率が変更されるようになっている。
このように、従来のミシンは、偏心ピン106を回動することで、送り量変換体108の傾きに対する送り調節ピン102、第1のカム部材101及び第2のカム部材118の位置関係を調節する構成が採られていた。
つまり、布送り方向を正方向又は逆方向に切り替えた際の布送り量を、第1及び第2のカム部ごとに個別に調節することが可能となる。従って、一方のカム部によって調節される正方向又は逆方向に対する布送り量を、他方のカム部によって調節される正方向又は逆方向に対する布送り量の設定に関わらず個別に調節することができる。これにより、布送り量を規制するカム部を第1のカム部又は第2のカム部に切り替える前と後の布送り量を何れも所望の適切な布送り量とすることができる。また、各カム部によって規制される布送り量を縫製前に予め所望の適切な布送り量に設定することで、縫製中に第1のカム部と第2のカム部とを切り替えた際及び布送り方向を切り替えた際に当該布送り量の微調整を行う必要がない。従って、縫製中における布送り量及び布送り方向の切り替え動作を容易に且つ円滑に行うことができ、作業効率の向上が図られる。
つまり、布送り方向を正方向又は逆方向に切り替えた際の布送り量を、第1及び第2のカム部ごとに個別に調節することが可能となる。従って、一方のカム部によって調節される正方向又は逆方向に対する布送り量を、他方のカム部によって調節される正方向又は逆方向に対する布送り量の設定に関わらず個別に調節することができる。これにより、布送り量を規制するカム部を第1のカム部又は第2のカム部に切り替える前と後の布送り量を何れも所望の適切な布送り量とすることができる。また、各カム部によって規制される布送り量を縫製前に予め所望の適切な布送り量に設定することで、縫製中に第1のカム部と第2のカム部とを切り替えた際及び布送り方向を切り替えた際に当該布送り量の微調整を行う必要がない。従って、縫製中における布送り量及び布送り方向の切り替え動作を容易に且つ円滑に行うことができ、作業効率の向上が図られる。
ここで、以下の説明において、布送り方向(図2、図8、図9における矢印F)に沿う方向をX軸方向(前後方向)、X軸方向と直交する図示しないミシンアーム部の長手方向をY軸方向(左右方向)、X軸方向とY軸方向の両方に直交する方向をZ軸方向(上下方向)と定義する。
まず、本発明が適用される第1実施形態の構成について説明する。本実施形態に係るミシン100は、布送り方向に沿って正逆方向に布を送る布送り機構と、前記布送り機構による布の送り量を調節する送り量調節機構とを備えている。
なお、ミシン100は、上記各構成の他、例えば、針を上下に駆動する図示しない針上下動機構や縫製後に縫い糸を切断する糸切り機構等、針送り縫いを行うための種々の機構を備えているが、これらは従来周知の機構と同様であるため、本実施形態では詳述しない。
布送り機構は、図2に示すように、図示しない主軸モータに連動して回動される水平送り軸13と、この水平送り軸13の一端に固定された送り台腕14と、一端が送り台腕14に回動自在に支持され他端がリンク部材を介して図示しない上下送り軸から側方に延出された水平延出アームに回動自在に連結された送り台15と、送り台15の上部に固定された送り歯16とを備えている。
この布送り機構は、主軸モータと連動する図示しない上下送り軸の回動により、水平延出アーム、リンク部材を介して送り台15の他端に上下方向の揺動が付与されるようになっている。また、水平送り軸13の揺動により、送り台腕14を介して送り台15の一端には水平方向の揺動が付与される。そして、これら上下及び水平方向の揺動動作が連動することで、後述する送り量調節機構によって調節される水平送り軸13の回動量に応じた水平移動量すなわち送りピッチで送り歯16が正方向又は逆方向に布を送る構成となっている。
送り量調節機構は、図1及び図2に示すように、回動可能に支持され、軸方向と交差する溝部8aを有する送り量調節体としての送り量変換体8と、送り量変換体8を保持する送り量変換軸8bと、溝部8aに嵌合され、送り量変換体8の回動による溝部8aの形成方向の変化に応じて水平方向の移動量が変化する移動部材としての角駒10と、送り量変換体8の軸回り方向に対する傾き(回動位置)を調節し、後述する切り替え機構によって送り方向が切り替えられた際の正方向及び逆方向の送り量を所定の送り量に規制する第1と第2のカム部を有する第1のカム部材1及び第2のカム部材18と、これら第1及び第2のカム部材1,18をそれぞれ個別に支持する第1と第2の支持部材としての第1送り調節体土台21及び第2送り調節体土台22と、各カム部を個別に操作するための第1と第2の操作部としての第1送りダイヤル7及び第2送りダイヤル20と、各ダイヤル7,20によるそれぞれのカム部の移動に応じて送り量変換体8を回動させる伝達機構(第1伝達機構)とを備えている。
送り量変換軸8bは、ミシンベッド内に配置されており、上記水平送り軸13や図示しない下軸と並行に延設されている。そして、この送り量変換軸8bが軸回り方向に回動されると、溝部8aに沿う角駒10の移動方向が変更され、水平送り軸13の回動量が増減されると共に正逆の送り方向までも切り替わる構成となっている。かかる構成により、上記送り歯16による布送り量すなわち送りピッチ及び正逆送り方向を変更することができる。
送り変換調節腕5は、その一端が送り量変換軸8bの一端に抱き締め固定されており、その他端は送り量変換軸8bの一端からほぼ水平方向に延設されている。この送り変換調節腕5の他端には、偏心ピン6を介して送り連結桿4の下端部が回動自在に連結されている。
送り連結桿4は、ほぼZ軸方向に沿って配設されており、その上端には送り調節腕3の一端が回動自在に連結されている。
送り調節腕3の他端は、後述する切り替え機構の逆送りレバー軸17に抱き締め固定されている。また、上述した送り調節腕3の一端であって、送り連結桿4と逆側の側面には送り調節ピン2が設けられている。
送り調節ピン2は、送り調節腕3の一側からY軸方向に沿って延設されている。
また、送り連結桿4と送り変換調節腕5の下端とは、偏心ピン6を回動することでその取付け位置、特に、その上下位置が調節できるようになっている。つまり、偏心ピン6を回動することで送り調節ピン2の上下位置と送り量変換体8の回動位置との対応関係を微調節することができるようになっている。つまり、送り調節偏心ピン6は、第1及び第2カム部材1,18の各カム部に対して送り調節ピン2の相対的な位置関係を調節して正方向と逆方向の送り量の比率を調節する第1の調節手段として機能するようになっている。
第1のカム部材1は、その下部が、Y軸方向に沿って設けられた第1送り調節体ピン23を介して後述する第1送り調節体土台21に回動自在に支持されている。また、この第1のカム部材1は、上記送り調節ピン2と近接する側面が開口されて略コ字状に形成されている。すなわち、略コ字形状に形成された当該第1のカム部材1の対向する上下の端縁は、それぞれ先端側程互いの距離が離隔するように形成された略V字状の傾斜部となっており、対向する上側又は下側のそれぞれの傾斜部(端縁)が送り調節ピン2と当接された際に当該送り調節ピン2の上下位置を所定の高さに規制する本発明における第1のカム部となっている(図3、図5及び図6参照)。
そして、逆送りレバー軸17に設けられた図示しない逆送り切り替えレバーの操作により、送り調節ピン2がカム部の上側傾斜部と下側傾斜部とに当接状態が切り替えられる。
本実施形態では、略コ字状のカム部のうち、上側の傾斜部によって正送り方向すなわち布送り方向Fに向かって布を送る際の布送り量(送りピッチ)が規制されるようになっており、下側の傾斜部によって逆送り方向の布送り量が規制されるようになっている。
第1のカム部材1の上端側には引っ張りばね28の一端が連結されており、この引っ張りばね28により常時第1送り調節体土台21側(図3、図5及び図6における右側)に付勢されている。また、第1のカム部材1における上記カム部と逆側の一側には、後述する第1送りダイヤル7の先端部Aが当接され、引っ張りばね28の付勢力に抗してY軸方向に沿う第1のカム部材1の位置決めが行われる。そして、この第1送りダイヤル7の回転操作により第1のカム部材1のカム部が前後に移動し、これにより正方向及び逆方向の送り量が調節される。つまり、第1送りダイヤル7は、本発明における第1の操作部となっている。
そして、逆送りレバー軸17に設けられた図示しない逆送り切り替えレバーの操作により、送り調節ピン2がカム部の上側傾斜部と下側傾斜部とに当接状態が切り替えられる。
つまり、本実施形態たるミシン100は、後述する切り替え機構によって布送り方向が切り替えられた際の正方向及び逆方向の送り量をそれぞれ異なる布送り量に規制する二つのカム部を備えているものである。
この第2のカム部材18の上下方向におけるほぼ中央部(第2送り調節体ピン24よりも下方、且つ、カム部よりも上方)には、X軸方向に沿って設けられた第2送り調節体ロッド19の一端が回動自在に連結されている(図5及び図6参照)。また、第2のカム部材18における上記第2送り調節体ピン24よりも上部側には、後述する第2送りダイヤル20の先端部Bが当接され、Y軸方向に沿う当該第2のカム部材18(特に、そのカム部)の位置決めが行われる。そして、この第2送りダイヤル7の回転操作により第2のカム部材18のカム部が前後に移動し、これにより正方向及び逆方向の送り量が調節される。つまり、第2送りダイヤル20は、本発明における第2の操作部となっている。
すなわち、エアシリンダの出力部が突出した状態においては第1のカム部材1のカム部と送り調節ピン2とが係合される。エアシリンダの出力部が収縮した状態においては第2のカム部材18と送り調節ピン2とが係合されるようになっている。つまり、このエアシリンダは、第1のカム部と第2のカム部とを切り替えるカム部の切り替え手段として機能する。
つまり、本実施形態における第1のカム部材1及び第2のカム部材18は、各送り調節体1,18のカム部がそれぞれ送り調節ピン2と係合することで、個別に正方向及び逆方向の送り量を所定の量に規制するようになっている。
なお、第1のカム部材1又は第2のカム部材18の各カム部と送り調節ピン2との係合位置と、当該係合位置に対応する送り歯16による布送り量との対応関係は、布送り量を調節する後述する第1送りダイヤル7及び第2送りダイヤル20が軸回り方向に一回転する範囲において、所定の送り量の範囲で調節することができるように予め設定されている。また、前述したように、各カム部はV字の互いに対向する傾斜部のそれぞれ2箇所で送り調節ピン2が当接する構造であり、送り調節偏心ピン6により送り調節ピン2は上下動するため、当該送り調節偏心ピン6により各カム部に対して正送り量と逆送り量の比率を調節することが可能となっている。
先端部A,Bは、それぞれ後述する第1送り調節体土台21及び第2送り調節体土台22に形成されたねじ穴に螺入されており、これら第1送り調節体土台21及び第2送り調節体土台22をX軸方向に貫通した状態で設けられている。つまり、先端部A,Bは、作業者の手動操作により第1送りダイヤル7及び第2送りダイヤル20が軸回り方向に回動されると、X軸方向に沿って移動され、そのX軸方向における位置を調節することができるようになっている。
先端部Aには、上記第1のカム部材1の上部が当接され、第1送り調節体ピン23を中心に回動する第1のカム部材1の位置決めを行う。また、先端部Bには、第2のカム部材18の上部が当接され、第2送り調節体ピン24を中心に回動する第2のカム部材18の位置決めを行う。
すなわち、第1送りダイヤル7及び第2送りダイヤル20は、前記各カム部と送り調節ピン2との係合位置をそれぞれ手動調節するための、本発明における第1及び第2の操作部として設けられている。
そして、第1送りダイヤル7又は第2送りダイヤル20を回動すると、第1のカム部材1又は第2調節体18のうち、何れか一方のカム部と係脱される送り調節ピン2が上下に移動され、送り調節腕3、送り連結桿4、送り変換調節腕5を介して送り量変換体8が回動される。これにより、送り量変換体8の溝内に嵌合された角駒10の移動方向が変更され、ベルクランク9の水平方向の移動量が変更されることにより、水平送り軸13を介して送り歯16の水平方向(布送り方向)に対する移動量が調節される。
第1送り調節体土台21は、縦胴部(ミシンフレーム)の内壁に移動しない固定板を介してねじ止め固定されている。一方、第2送り調節体土台22は、図2及び図3に示すように、土台調節板26を介してミシンフレームに取り付けられている。
ここで、本実施形態では、第2送り調節体土台22を支持する土台調節板26が上下に移動可能となっており、その上下位置を調節することができるようになっている。
具体的に、土台調節板26は、止ネジを介してミシンフレームに取り付けられている。かかる止ネジが挿通される穴は、当該止ネジの径よりも若干大きな穴、若しくは長穴となっている。また、土台調節板26の下方には、偏心コロ27が設けられている。
偏心コロ27は、段ネジでミシンフレームに固定されており、その周面が土台調節板26の下面に当接されている。そして、土台調節板26を固定する段ネジを緩めた状態で偏心コロ27を軸回り方向に回動することで、土台調節板26の取り付け高さを調節することができるようになっている(図7(A),(B)参照)。
つまり、ミシンフレームに対する土台調節板26の上下位置を調節することで、当該土台調節板26に固定されている第2送り調節体土台22の高さが変更される。これに伴い、第2送り調節体土台22に支持された第2のカム部材18の高さが変更される。従って、第2のカム部材18のカム部(傾斜部)と送り調節ピン2とが当接される高さが変更されるものである。
すなわち、土台調節板(調節板)26及び偏心コロ27は、送り調節ピン2と第2のカム部材18のカム部との相対的な位置関係を調節して正方向の布送り量と逆方向の布送り量の比率を調節する第2の調節手段として機能する。
この切り替え機構は、一端が送り調節ピン腕3を介して送り調節ピン2と連結された逆送りレバー軸17と、該逆送りレバー軸の他端側に連結された図示しない逆送りレバーと、電気信号や手動操作により駆動するアクチュエータを用いた逆送り装置又はその何れかを備えている。
そして、オペレータにより、逆送り操作されると、逆送りレバー軸17が軸回り方向に回動される。これに伴い、逆送りレバー軸17を中心に送り調節ピン3が回動され、送り調節ピン2が円弧の軌道上をほぼ上下に移動される。
本実施形態では、逆送り操作により、送り調節ピン2が上述した各送り調節体1,18の各カム部の上側の傾斜部に当接された際に、正方向に対する布送り量が規制されるようになっている。その布送り量は、当該当接によって定まる(規制される)送り量変換体8の傾きに対応する送り歯16の布送り量となる。
また、逆送り操作により、送り調節ピン2が上述した各送り調節体1,18の各カム部の下側の傾斜部に当接された際に、逆方向に対する布送り量が規制されるようになっている。その布送り量は、当該当接によって定まる(規制される)送り量変換体8の傾きに対応する送り歯16の布送り量となる。
次に、図5及び図6に基づき、ミシン100の動作について詳しく説明する。
まず、第2のカム部材18を使用しない場合の送り量調節動作について説明する。第2のカム部材18は、図示しない操作スイッチを入力しない限りエアシリンダの出力軸が突出した状態で、第2送り調節体ロッド19を図5における右方向に維持する。これにより、第2のカム部材18は、第2送り調節体ピン24を中心に反時計回り方向に回動される。このとき、第2のカム部材18の上部と第2送りダイヤル20の先端部Bとが離隔した状態となり、第2のカム部材18の下部に設けられたカム部は、送り調節ピン2と係合しない(図5参照)。
布を正方向に送る際には、図示しない逆送りレバーを上位置に固定する。これに伴い逆送りレバー軸17が図5に示すC方向に回動され、送り調節ピン2が、逆送りレバー軸17を中心に図5における反時計回り方向に回動される。つまり、送り調節ピン2は、第1のカム部材1における上側のカム部に当接されることとなる(図5参照)。この当接される高さは、第1送りダイヤル7を回動することで引っ張りばね28の付勢力に抗して第1のカム部材1が揺動され、所望する位置に調節される。
また、布を逆送り方向に送る際には、図示しない逆送りレバーを下位置に固定する。これにより、逆送りレバー軸17が図5に示すD方向に回動され、送り調節ピン2が逆送りレバー軸17を中心に図5における時計回り方向に回動される。そして、送り調節ピン2は、第1のカム部材1における下側のカム部に当接されることとなる。本実施形態では、第1のカム部材1を使用して送り量を規制した場合には、正逆方向ともに大きめの送りピッチに設定される。
図示しないエアシリンダを駆動し、その出力部を収縮させて第2送り調節体ロッド19を図6における左方向に維持する。これにより、第2のカム部材18は、第2送り調節体ピン24を中心に時計回り方向に回動される。このとき、第2のカム部材18の上部と第2送りダイヤル20の先端部Bとが当接した状態となり、第2のカム部材18の下部に設けられたカム部は送り調節ピン2と係合される(図6参照)。かかるカム部と送り調節ピン2との係合位置、すなわち、当該カム部によって規制される送り調節ピン2の高さは、第2送りダイヤル20を回動することで調節される先端部Bの位置により定まる。
本実施形態では、第2のカム部材18を使用して送り量を規制した場合には、第1のカム部材1により規制した場合よりも正逆方向とも小さな送りピッチに設定される。
第1のカム部材1によって規制される正方向及び逆方向に対する送り量を所望する値に調節する場合、第1送りダイヤル7や偏心ピン6を操作することで、正逆方向ともに所定の送り量に設定される。
そして、第1のカム部材1を使用した状態で、正方向と逆方向の送り量の不一致を生じるなどの理由により正方向と逆方向の送り量比率を調節する場合には、偏心ピン6を操作する。これにより、正逆の送り量の比率が調節される。なお、送り調節ピン2の高さが変更されるため、第1のカム部材1のみならず第2のカム部材18のカム部との係合位置も変更され、第2のカム部材18の使用時にも正逆送り比率が変動を生じることとなるが、本実施形態たるミシン100によれば、偏心コロ27を回動操作することで土台調節板26が上下に移動調節される。従って、第1のカム部材1の正逆送り比率を調節した後、偏心コロ27により第2のカム部材18についても正逆送り比率を調節することで、双方のカム部材について正逆送り比率を調節することが可能である。
以上のように、本実施形態たるミシン100によれば、二つのカム部の何れを用いて正送り量及び逆送り量を規制する場合であっても、正送り量及び逆送り量の比率をともに所望の比率に調節することができる。
また、例えば、各工程ごとに二つのカム部を使い分けた場合には、工程ごとに正方向又は逆方向への布の送り量を調節する必要がなく、作業効率を大幅に向上することができる。
なお、本実施形態では、土台調節板26を介して第2送り調節体土台22のみがミシンフレームに対して上下に移動調節可能な構成としたが、第1送り調節体土台21及び第2送り調節体土台22の何れも上下に移動調節可能な構成としてもよい。
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態において、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を用いると共に、重複する記載は省略する。本実施形態では、第2のカム部材18を上下に移動調節するための第2の調節手段として、偏心ピン26a及び偏心調節板27aを備えている点で第1実施形態と異なっている。すなわち、本実施形態では、第2のカム部材18は、偏心ピン26aを介して第2送り調節体土台22に支持されている。
偏心ピン26aは、両端が第2送り調節体土台22に回動自在に支持されており、その一方の端部が第2送り調節体土台22を貫通し、その突出した部分が略T字状の偏心調節板27aの基端部と固定されている(図8参照)。
偏心調節板27aには、円弧状の長穴が形成されており、当該長穴を介して第2送り調節体土台22の側面にねじ30で固定されるようになっている。すなわち、偏心調節板27aは、本発明の位置決め部材として機能する。
そして、ねじ30を緩めた状態で偏心調節板27aを上下に操作することで、偏心ピン26aが軸回り方向に回動される。これにより、第1のカム部材1とは別個独立に、送り調節ピン2に対する第2のカム部材18の高さを変更、調節することができる。つまり、位置決め部材である偏心調節板27aの移動による偏心ピン26aの回動により、第1伝達機構を介しての送り量変換体8に対する各カム部の位置をそれぞれ個別に調節可能に構成されている。これにより、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第2のカム部材18及び第2送り調節体土台22は、ミシンフレームに対して上下位置調節は行われることなく固定される。
また、本実施形態においても、第2のカム部材18の高さのみを個別に調節可能としたが、例えば、同様の構成により、第1のカム部材1の高さのみを調節可能としてもよく、また、第1のカム部材1及び第2のカム部材18の何れも上下に移動調節可能な構成としてもよい。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、前述した送り調節腕3、送り連結桿4、送り調節変換腕5を第1伝達機構とし、送り量変換体8に回動力を伝達するための新たな第2伝達機構を具備する点において第1及び第2実施形態と異なっている。
第2伝達機構は、図9に示すように、送り量変換体8から延長された同軸上に連結(固定)された第2送り変換調節腕5aと、下端部が偏心ピン6aを介して送り変換調節腕5aと連結された送り連結桿4aと、一端が送り連結桿4aの上端部と回動自在に連結され他端部が後述する逆送りレバー軸17に固定された送り調節腕3aと、送り調節腕3aに支持された送り調節ピン2aとを備えている。
そして、第2のカム部材18のカム部によって送り調節ピン2aが上下に移動されると、逆送りレバー軸17を中心に送り調節腕3aの一端がほぼ上下方向に円弧運動を行う。これにより、送り連結桿4aを介して送り変換調節腕5aの他端が上下に移動され、送り量変換体8に回動力が付与される。
また、送り連結桿4aと送り変換調節腕5aの下端とは、偏心ピン6aを回動することでその取り付け位置、特に、その上下位置が調節できるようになっている。つまり、偏心ピン6aを回動することで送り調節ピン2aの上下位置と送り量変換体8の回動位置との対応関係を微調節することができる。つまり、偏心ピン6aは、送り調節ピン2と第2のカム部材18のカム部との相対的な位置関係を調節して正逆送り量比率を調節する第2の調節手段として機能する。
つまり、この第3実施形態によれば、各カム部が、それぞれ第1伝達機構又は第2伝達機構を介して個別に送り量変換体8を回動可能に構成されており、第1及び第2実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、第2のカム部材18及び第2送り調節体土台22は、ミシンフレームに対して上下位置調節は行われることなく固定される。
2 送り調節ピン(当接部材)
3 送り調節腕
4 送り連結桿
5 送り調節変換腕
6 偏心ピン(第1の調節手段)
6a 偏心ピン(第2の調節手段)
7 第1送りダイヤル
8 送り量変換体(送り調節体)
8a 溝部
8b 送り量変換軸
9 ベルクランク
10 角駒(移動部材)
11 水平送りロッド
12 送り腕
13 水平送り軸
14 送り台腕
15 送り台
16 送り歯
17 逆送りレバー軸
18 第2のカム部材(第2のカム部)
19 第2送り調節体ロッド
20 第2送りダイヤル
21 第1送り調節体土台
22 第2送り調節台土台
23 第1送り調節体ピン
24 第2送り調節体ピン
25 正面窓板
26 土台調節板(第2の調節手段)
26a 偏心ピン(第2の調節手段)
27 偏心コロ(第2の調節手段)
27a 偏心調節板(第2の調節手段)
28 引っ張りばね
100 ミシン
Claims (4)
- 送り歯を備え、布送り方向に沿って正逆方向のそれぞれに布を送る布送り機構と、
前記布送り機構による布の送り量を調節する送り量調節機構とを備えるミシンにおいて、
前記送り量調節機構は、
回動可能に支持され、当該回動により向きが変化する溝部を有する送り調節体と、
布送り方向を正方向又は逆方向に切り替える操作により前記送り調節体を正逆それぞれの方向に回動させる第1伝達機構と、
前記溝部に嵌合され、前記送り調節体の回動による前記溝部の向きに応じて布送り量及び布送りの正逆方向を変化させて前記送り歯に伝える移動部材と、
前記布送り方向を正方向と逆方向とに切り替える操作により、前記第1伝達機構に設けられた当接部材に対して二箇所で当接して前記送り調節体の軸回り方向に対する回動範囲を規制することで前記布送り機構による正方向及び逆方向の布送り量を個別に設定する第1及び第2のカム部と、
前記各カム部を個別に操作して正方向と逆方向の布送り量を調節するための第1及び第2の操作部と、
前記当接部材と前記第1のカム部の相対的な位置関係を調節して正方向の布送り量と逆方向の布送り量のバランスを調節する第1の調節手段と、
前記当接部材と前記第2のカム部の相対的な位置関係を調節して正方向の布送り量と逆方向の布送り量のバランスを調節する第2の調節手段とを備えることを特徴とするミシン。 - 少なくとも一方の前記調節手段は、前記カム部を支持する支持部材と、当該支持部材を支持すると共にミシンフレームに対して移動可能な調節板とを備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
- 前記第1の調節手段は、前記当接部材を前記各カム部に対して移動調節する偏心ピンを備え、
前記第2の調節手段は、前記偏心ピンに対して前記第2のカム部を移動調節させることを特徴とする請求項1又は2記載のミシン。 - 送り歯を備え、布送り方向に沿って正逆方向のそれぞれに布を送る布送り機構と、
前記布送り機構による布の送り量を調節する送り量調節機構とを備えるミシンにおいて、
前記送り量調節機構は、
回動可能に支持され、当該回動により向きが変化する溝部を有する送り調節体と、
布送り方向を正方向又は逆方向に切り替える操作により前記送り調節体を正逆それぞれの方向に回動させる第1及び第2の伝達機構と、
前記溝部に嵌合され、前記送り調節体の回動による前記溝部の向きに応じて布送り量及び布送りの正逆方向を変化させて前記送り歯に伝える移動部材と、
前記布送り方向を正方向と逆方向とに切り替える操作により、前記第1伝達機構に設けられ第1の当接部材に対して二箇所で当接して前記送り調節体の軸回り方向に対する回動範囲を規制することで前記布送り機構による正方向及び逆方向の送り量を個別に設定する第1のカム部と、
前記布送り方向を正方向と逆方向とに切り替える操作により、前記第2伝達機構に設けられた第2の当接部材に対して二箇所で当接して前記送り調節体の軸回り方向に対する回動範囲を規制することで前記布送り機構による正方向及び逆方向の送り量を個別に設定する第2のカム部と、
前記各カム部を個別に操作して正方向と逆方向の布送り量を調節するための第1及び第2の操作部と、
前記第1の当接部材と前記第1のカム部の相対的な位置関係を調節して正方向の布送り量と逆方向の布送り量のバランスを調節する第1の調節手段と、
前記第2の当接部材と前記第2のカム部の相対的な位置関係を調節して正方向の布送り量と逆方向の布送り量のバランスを調節する第2の調節手段とを備えることを特徴とするミシン。
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