JP2007199438A - 画像形成装置のドラムユニットの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラム支持軸の軸心とドラム駆動ギヤの軸心とを、より簡単な構成でしかもより確実に、高い精度で一致させること。
【解決手段】ドラムユニットの支持構造は、本体側壁2及び4、ドラムユニット6、ドラム駆動ギヤ8を備えている。ドラムユニット6は、ドラム支持軸16と、感光体ドラム18とを備えている。本体側壁2には支持部材22が固定され、ドラム駆動ギヤ8は、支持部材22の支持外周面22bに回転自在に支持され、ドラム支持軸18は、回転できないよう配設されかつ一端部が支持部材22の軸受穴22aに嵌合支持される。感光体ドラム18はドラム支持軸16に回転自在に支持され、感光体ドラム18とドラム駆動ギヤ8とはカップリング手段50により駆動連結される。
【選択図】図8

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの静電写真式画像形成装置のドラムユニットの支持構造、更に詳しくは、装置本体に相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁と、本体側壁間に支持されるドラムユニットと、片方の本体側壁に支持されるドラム駆動ギヤとを備えている画像形成装置のドラムユニットの支持構造に関する。
画像形成装置のドラムユニットの支持構造の一例は、装置本体に相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁と、本体側壁間に支持されるドラムユニットと、片方の本体側壁に支持されるドラム駆動ギヤとを備えている。ドラムユニットは、相互に間隔をおいて配設された一対のユニット側壁を含むドラムフレームと、ユニット側壁間に回転自在に支持されたドラム支持軸(ドラム駆動軸)と、ドラム支持軸に一体回転できるよう支持された感光体ドラムとを備えている。ドラム駆動ギヤは、片方の本体側壁に固定された支持軸に回転自在に支持されている。片方の本体側壁には支持手段が配設され、片方のユニット側壁には被支持手段が配設され、ドラムユニットは、片方のユニット側壁の被支持手段が片方の本体側壁の支持手段に支持されかつ、他方のユニット側壁が他方の本体側壁に連結されることにより、本体側壁間に支持される。ドラム支持軸とドラム駆動ギヤとは、カップリング手段により共通の軸線上を一体回転しうるよう連結される(特許文献1参照)。
上記画像形成装置のドラムユニットの支持構造においては、ドラム駆動ギヤが片方の本体側壁に固定された支持軸に回転自在に支持され、ドラムユニットの片方のユニット側壁の被支持手段が片方の本体側壁の支持手段に支持され、ドラム支持軸がドラムユニットのユニット側壁間に回転自在に支持されているので、各構成部材の加工精度及び組付精度を高くしないと、加工誤差及び組付誤差の累積により、ドラム支持軸の軸心とドラム駆動ギヤの軸心とを高い精度で一致させることができなくなるおそれがある。
特開2004−294631号公報
本発明の目的は、ドラム支持軸の軸心とドラム駆動ギヤの軸心とを、より簡単な構成でしかもより確実に、高い精度で一致させることを可能にする、新規な画像形成装置のドラムユニットの支持構造を提供することである。
本発明によれば、
装置本体に相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁と、本体側壁間に支持されるドラムユニットと、片方の本体側壁に支持されるドラム駆動ギヤとを備え、ドラムユニットは、相互に間隔をおいて配設された一対のユニット側壁を含むドラムフレームと、ユニット側壁間を延在するよう配設されたドラム支持軸と、ドラム支持軸に支持された感光体ドラムとを備え、片方の本体側壁には支持手段が配設され、片方のユニット側壁には被支持手段が配設され、ドラムユニットは、片方のユニット側壁の被支持手段が片方の本体側壁の支持手段に支持されかつ他方のユニット側壁が他方の本体側壁に連結されることにより、本体側壁間に支持される、画像形成装置のドラムユニットの支持構造において、
片方の本体側壁には、軸受穴及び軸受穴と同心の支持外周面を有する支持部材が固定され、ドラム駆動ギヤは、支持部材の支持外周面に回転自在に支持され、ドラム支持軸は、ドラムフレームに対し回転できないよう配設されかつ一端部が支持部材の軸受穴に嵌合支持され、感光体ドラムはドラム支持軸に回転自在に支持され、感光体ドラムとドラム駆動ギヤとはカップリング手段により駆動連結される、
ことを特徴とする画像形成装置のドラムユニットの支持構造、が提供される。
感光体ドラムの一端部は、感光体ドラムに一体に配設された一端フランジ部材を介してドラム支持軸に回転自在に支持され、カップリング手段は、ドラム駆動ギヤの軸方向の一端に形成された係止部と、ドラム支持軸に回転自在にかつ軸方向に移動可能に支持されると共に軸方向の一端にドラム駆動ギヤの係止部に対向して被係止部が形成されたカップリング部材であって、他端部が一端フランジ部材に一体回転しうるようにかつ軸方向に移動可能に連結されたカップリング部材と、カップリング部材の被係止部がドラム駆動ギヤの係止部に係止されて駆動連結されるように、カップリング部材をドラム駆動ギヤに向かう軸方向に付勢するばね手段とを備えている、ことが好ましい。
感光体ドラムの一端フランジ部材は、ドラム駆動ギヤに向かう軸方向に延び出す円筒部を備え、円筒部には、円筒部の円形内周面から半径方向内側に延び出す複数の係合突起が周方向に等間隔をおいて配設され、カップリング部材の他端部には、円形外周面と、円形外周面から半径方向内側に後退した複数の被係合溝が周方向に等間隔をおいて配設され、カップリング部材の円形外周面は、一端フランジ部材の円筒部の円形内周面に嵌合され、カップリング部材の被係合溝の各々は、一端フランジ部材の、対応する係合突起に係合される、ことが好ましい。
ドラム駆動ギヤの係止部は、カップリング部材に向かう軸方向に延び出した係止円筒部と、係止円筒部に周方向に等間隔をおいて形成された複数の周方向係止面であって、係止円筒部の先端からドラム駆動ギヤに向かって軸方向にそれぞれ同じ長さだけ後退する複数の周方向係止面と、周方向係止面の各々の後退端からそれぞれ周方向の一方に存在する他の周方向係止面の先端まで延在する螺旋状面とにより構成され、カップリング部材の被係止部は、カップリング部材の一端部にドラム駆動ギヤに向かう方向に延び出すよう形成された被係止円筒部と、被係止円筒部に周方向に等間隔をおいて形成された複数の周方向被係止面であって、被係止円筒部の先端からドラム駆動ギヤに対し反対方向である軸方向にそれぞれ同じ長さだけ後退する複数の周方向被係止面と、周方向被係止面の各々の後退端からそれぞれ周方向の他方であって、ドラム駆動ギヤの係止部の螺旋状面が延在する該周方向の一方に対し反対方向である周方向の他方に存在する他の周方向被係止面の先端まで延在する螺旋状面とにより構成され、カップリング部材の被係止部の周方向被係止面の各々は、ドラム駆動ギヤの係止部の、対応する周方向係止面に周方向に対向して位置付けられ、カップリング部材の被係止部の螺旋状面は、ドラム駆動ギヤの係止部の、対応する螺旋状面に対向して位置付けられる、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成された画像形成装置のドラムユニットの支持構造の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2を参照して、画像形成装置のドラムユニットの支持構造は、図示しない画像形成装置に配設された装置本体に相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁2及び4と、本体側壁2及び4間に支持されるドラムユニット6と、片方の本体側壁4に支持されるドラム駆動ギヤ8とを備えている。図3及び図4に示されているように、ドラムユニット6は、相互に間隔をおいて配設された一対のユニット側壁10及び12を含むドラムフレーム14と、ユニット側壁10及び12間を延在するよう配設されたドラム支持軸16と、ドラム支持軸16に支持された感光体ドラム18とを備えている。
図2〜図4及び図8を参照して、鋼板からなる片方の本体側壁2の外側には、鋼板からなる支持板20が一体に取り付けられている。鉛直に延在する支持板20には、円筒状の支持部材22の一端(図8において右端)がかしめにより固定されている。更に具体的に説明すると、金属製の支持部材22は、軸受穴22a及び軸受穴22aと同心の支持外周面22bを有しており、一端部には、支持外周面22bよりも小径の被支持外周面22cが形成されている。支持板20には、支持部材22の被支持外周面22cよりもわずかに小径の支持穴20aが形成されている。軸受穴22aの他端部(図8において左端部)は、他端に向かって徐々に内形が拡大するよう形成されている。この構成は、後述するドラム支持軸16の挿入を容易にする。支持部材22の被支持外周面22cが、支持板20の内側から支持板20の支持穴20aに圧入され、支持部材22の、図8において右端部が、被支持外周面22cに沿って支持板20に対してかしめられる。支持部材22は支持板20に対ししっかりと固着され、支持板20の内側から他方の本体側壁4に向かって水平に延び出す。支持部材22の支持外周面22bには、ドラム駆動ギヤ8が回転自在に支持される。
片方の本体側壁2の外側には、感光体ドラム18の駆動源である電動モータM(図5をも参照)が装着される。電動モータMの図示しない駆動軸の先端にはピニオン23(図3)が配設されている。ピニオン23は、片方の本体側壁2の内側に突出するよう配設されて、ドラム駆動ギヤ8に噛み合わされている。
片方の本体側壁2には、支持手段である支持円筒部材24が適宜の個着手により固着されている。適宜の合成樹脂から形成される支持円筒部材24の支持円筒部24aは、片方の本体側壁2の内側から他方の側壁4に向かって水平に延び出している。ドラムユニット6の片方のユニット側壁10には被支持手段である被支持円筒部26が一体に配設されている(図7をも参照)。被支持円筒部26は、片方のユニット側壁10から外側に水平に延び出している。片方のユニット側壁10は適宜の合成樹脂から形成される。
図7及び図8に示されているように、ドラム支持軸16の一端部は、片方のユニット側壁10から側外方に延び出している。図3、図4及び図9に示されているように、ドラム支持軸16の他端部は、他方のユニット側壁12から側外方に延び出しかつ、横断面がD形状に形成されている(いわゆるDカット形状)。適宜の合成樹脂から形成されている他方のユニット側壁12の外側には、適宜の合成樹脂から形成されているカバー30が取り付けられる(図5〜図7をも参照)。カバー30は、いわゆるスナップフィットと呼ばれる図示しない固着手段によって、他方のユニット側壁12に離脱自在に取り付けられる。カバー30には貫通穴32(図9)が形成され、貫通穴32はドラム支持軸16の他端部に嵌合させられる。貫通穴32の開口端には、ドラム支持軸16の他端部におけるD形状の一部を構成する平坦面16aに沿ってドラム支持軸16に直交する係止面32aを有する突部33(図6をも参照)が配設されている。この構成により、ドラム支持軸16は、カバー30、したがってドラムフレーム14に対し回転できないよう配設される。
図8及び図9を参照して、感光体ドラム18はドラム支持軸16に回転自在に支持されている。すなわち、感光体ドラム18は、表面に感光層が配設されたドラム本体40と、ドラム本体40の一端部内周面に圧入された一端フランジ部材42と、ドラム本体40の他端部内周面に圧入された他端フランジ部材44とを備えている。それぞれ適宜の合成樹脂から形成されている一端フランジ部材42及び他端フランジ部材44が、ドラム支持軸16に回転自在に支持される。他端フランジ部材44は、他方のユニット側壁12の内側に配置されている。
図8及び図11を参照して、一端フランジ部材42は、環状の本体部43からドラム駆動ギヤ8に向かう軸方向の一方に延び出す円筒部46を備えている。円筒部46には、円筒部46の円形内周面47から半径方向内側に延び出す複数の(実施形態においては3個の)係合突起48が周方向に等間隔をおいて配設されている。係合突起48の各々は、横断面が実質的に同じチャンネル形状で相互に平行に軸方向に延在する。本体部43には軸方向の他方に延び出す、ドラム本体40への圧入部42Aが配設され、圧入部42Aの中心部には、ドラム支持軸16に嵌合される貫通穴42Bが形成されている。貫通穴42Bの内径は、係合突起48の先端を通る仮想円の内径よりも小さい。圧入部42Aと円筒部46の内周面との境界には、軸方向に直交する環状の一つの端面42Cが形成されている。一端フランジ部材42の円筒部46は、片方のユニット側壁10に形成された貫通穴11に、適宜の隙間をおいて回転自在に嵌合されている。
図8及び図9を参照して、ドラムユニット6は、片方のユニット側壁10の被支持円筒部26の内周面が、片方の本体側壁2の支持円筒部材24の支持円筒部24aの外周面に嵌合支持されかつ他方のユニット側壁12が他方の本体側壁4に外側から連結されることにより、本体側壁2及び4間に支持される。他方の本体側壁4には、ドラムユニット6のドラムフレーム14を挿入しうる貫通穴4a(図9)が形成されている(図1をも参照)。支持円筒部24a、被支持円筒部26、片方のユニット側壁10に形成された貫通穴11及び貫通穴11に対し隙間をおいて位置付けられる一端フランジ部材42の円筒部46の外周面は、ドラム支持軸16の軸線とほぼ共通の軸線上に存在する。
ドラムユニット6の片方のユニット側壁10には、側外方に延び出す被係止ピン10A(図7参照)が形成されており、片方の本体側壁2の、被係止ピン10Aに対応する位置には、図示しない係止穴が形成され、被係止ピン10Aが係止穴に嵌合係止されることにより、ドラムユニット6の回動が規制される。また、ドラムユニット6の他方のユニット側壁12は、複数のねじ部材12A(図7には1個のねじ部材12Aのみが図示されている)により、他方の本体側壁4の、対応する位置に形成された図示しない雌ねじ部に締結される。
ドラム支持軸16の一端部は、本体側壁2の支持板20に固定された支持部材22の軸受穴22aに嵌合支持される。支持部材22の支持外周面22bには、ドラム駆動ギヤ8が回転自在に支持されているので、ドラム駆動ギヤ8の軸心とドラム支持軸16の軸心とを一致させるに際し、加工誤差や組立誤差の累積箇所を、従来に較べて著しく少なくすることができる。その結果、ドラム支持軸16の軸心、したがって感光体ドラム18の軸心とドラム駆動ギヤ8の軸心とは、きわめて簡単な構成で、しかも確実に、高い精度で一致させることが可能になる。感光体ドラム18とドラム駆動ギヤ8とはカップリング手段50により駆動連結される。
図8を参照して、カップリング手段50は、ドラム駆動ギヤ8の軸方向の一端(感光体ドラム18側の一端)に形成された係止部52(図10参照)と、カップリング部材60と、ばね手段である圧縮コイルばね70とを備えている。カップリング部材60は、ドラム支持軸16に回転自在にかつ軸方向に移動可能に支持されると共に軸方向の一端にドラム駆動ギヤ8の係止部52(図10参照)に対向して被係止部62(図12参照)が形成され、他端部が一端フランジ部材42に一体回転しうるようにかつ軸方向に移動可能に連結される。圧縮コイルばね70は、カップリング部材60の被係止部62(図12参照)がドラム駆動ギヤ8の係止部52(図10参照)に係止されて駆動連結されるように、カップリング部材60をドラム駆動ギヤ8に向かう軸方向に付勢する。
図8及び図10を参照して、ドラム駆動ギヤ8の係止部52は、カップリング部材60に向かう軸方向に延び出した係止円筒部54と、係止円筒部54に周方向に等間隔をおいて形成された複数の(実施形態においては3個の)周方向係止面56であって、係止円筒部54の先端からドラム駆動ギヤ8に向かって軸方向にそれぞれ同じ長さだけ後退する複数の周方向係止面56と、周方向係止面56の各々の後退端からそれぞれ周方向の一方に存在する他の周方向係止面56の先端まで延在する螺旋状面58とにより構成されている。ドラム駆動ギヤ8は適宜の合成樹脂から形成されている。
図8、図12及び図13を参照して、カップリング部材60の他端部には、円形外周面63と、円形外周面63から半径方向内側に後退した複数の(実施形態においては3個の)被係合溝64が周方向に等間隔をおいて配設されている。被係合溝64の各々は、横断面が実質的に同じチャンネル形状で相互に平行に軸方向に延在する。カップリング部材60には、ドラム支持軸16に嵌合される貫通穴60aが、円形外周面63と同心に形成されている。貫通穴60aの内径は、被係合溝64の円弧状の底面64aを通る仮想円の直径よりも小さい。被係合溝64の円弧状の底面64aの軸方向他端と、貫通穴60aの軸方向他端との間には、軸方向に直交する環状の他端面60bが形成されている。被係合溝64の各々間に形成される円弧状部63Aは、他端面60bから軸方向にそれぞれ同じ長さだけ延び出している。カップリング部材60の円形外周面63は、一端フランジ部材42(図11)の円筒部46の円形内周面47に嵌合され、カップリング部材60の被係合溝64の各々は、一端フランジ部材42の、対応する係合突起48に軸方向移動可能に係合される。
カップリング部材60の被係止部62は、カップリング部材60の一端部にドラム駆動ギヤ8に向かう方向に延び出すよう形成された被係止円筒部65と、被係止円筒部65に周方向に等間隔をおいて形成された複数の(実施形態においては3個の)周方向被係止面66であって、被係止円筒部65の先端からドラム駆動ギヤ8に対し反対方向である軸方向にそれぞれ同じ長さだけ後退する複数の周方向被係止面66と、周方向被係止面66の各々の後退端からそれぞれ周方向の他方であって、ドラム駆動ギヤ8の係止部52(図10参照)の螺旋状面58が延在する該周方向の一方に対し反対方向である周方向の他方に存在する他の周方向被係止面66の先端まで延在する螺旋状面67とにより構成される。カップリング部材60は適宜の合成樹脂から形成されている。
図8、図10及び図12を参照して、カップリング部材60の被係止部62の周方向被係止面66の各々は、ドラム駆動ギヤ8の係止部52の、対応する周方向係止面56に周方向に対向して位置付けられる。カップリング部材60の被係止部62の螺旋状面67は、ドラム駆動ギヤ8の係止部52の、対応する螺旋状面58に対向して位置付けられる。
図8及び図11〜図13を参照して、ドラム支持軸16において、相互に軸方向に間隔をおいて対向する、感光体ドラム18の一端フランジ部材42の一つの端面42C(図8及び図11)と、カップリング部材60の一つの端面60b(図8及び図13)との間には、止め輪80(図8)が係合されている。そして、止め輪70と、カップリング部材60の一つの端面60b(図13)との間には、圧縮コイルばね70が配設されている。図8に示されているように、カップリング部材60は、圧縮コイルばね70のばね力により、ドラム駆動ギヤ8に向かう軸方向に付勢される。その結果、カップリング部材60の被係止部62(図12)がドラム駆動ギヤ8の係止部52(図10)に係止されて駆動連結される。ドラム支持軸16には、ドラムユニット6がドラム支持軸16と共に片方の本体側壁2から取り外されたときに、カップリング部材60が圧縮コイルばね70のばね力によりドラム支持軸16から外れないように、他の止め輪82(図8)が、カップリング部材60に対し、ドラム駆動ギヤ8側の位置に係合されている。
図3、図8及び図9を参照して、電動モータMが回転駆動されると、ピニオン23を介してドラム駆動ギヤ8が回転駆動される。ドラム駆動ギヤ8の係止部52(図10)の周方向係止面56の各々が、カップリング部材60(図12)の被係止部62の、対応する周方向被係止面66に当接して、カップリング部材60を回転駆動させる。カップリング部材60の被係合溝64の各々が、感光体ドラム18の一端フランジ部材42(図11)の、対応する係合突起48を介して一端フランジ部材42、したがって感光体ドラム18を回転駆動させる。感光体ドラム18は、実質的に固定軸であるドラム支持軸16回りに回転駆動させられる。ドラム支持軸16の軸心とドラム駆動ギヤ8の軸心とが高い精度で一致させられているので、感光体ドラム18の駆動ムラや振動の発生が抑制され、円滑な回転が保証される。
上記説明から明らかなように、本発明による画像形成装置のドラムユニットの支持構造によれば、ドラムユニット6を、本体側壁2及び4間に装着することにより、ドラム支持軸16の軸心とドラム駆動ギヤ8の軸心とを、より簡単な構成でしかもより確実に、高い精度で一致させることを可能にしながら、ドラム駆動ギヤ8と感光体ドラム18とを、カップリング手段50を介して自動的に駆動連結することができる。
本発明に従って構成された画像形成装置のドラムユニットの支持構造の実施形態を示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置のドラムユニットの支持構造の断面図である。 図1に示す画像形成装置のドラムユニットの支持構造に含まれるドラムユニットと、片方の本体側壁の一部を示す斜視図であって、他方のユニット側壁のカバーを省略した斜視図である。 図3に示すドラムユニットの断面図であって、片方の本体側壁の一部を更に省略して示す断面図である。 図1に示す画像形成装置のドラムユニットの支持構造に含まれるドラムユニットと、片方の本体側壁の一部を示す斜視図であって、図3に示されているのとは別の角度から見た斜視図である。 図1に示す画像形成装置のドラムユニットの支持構造に含まれるドラムユニットの斜視図である。 図6に示すドラムユニットを図6に示されているのとは別の角度から見た斜視図である。 図2の右端部における一部を拡大して示す断面図である。 図2の左端部における一部を拡大して示す断面図である。 図3に示すドラム駆動ギヤの拡大斜視図である。 図8に示されている一端フランジ部材の拡大斜視図である。 図8に示されているカップリング部材の拡大斜視図である。 図12に示されているカップリング部材を、図12に示されているのとは別の角度から見た斜視図である。
符号の説明
2、4:本体側壁
6:ドラムユニット
8:ドラム駆動ギヤ
10、12:ユニット側壁
14:ドラムフレーム
16:ドラム支持軸
18:感光体ドラム
22:支持部材
22a:軸受穴
22b:支持外周面
24:支持円筒部材(支持手段)
26:被支持円筒部材(被支持手段)
50:カップリング手段

Claims (4)

  1. 装置本体に相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁と、本体側壁間に支持されるドラムユニットと、片方の本体側壁に支持されるドラム駆動ギヤとを備え、ドラムユニットは、相互に間隔をおいて配設された一対のユニット側壁を含むドラムフレームと、ユニット側壁間を延在するよう配設されたドラム支持軸と、ドラム支持軸に支持された感光体ドラムとを備え、片方の本体側壁には支持手段が配設され、片方のユニット側壁には被支持手段が配設され、ドラムユニットは、片方のユニット側壁の被支持手段が片方の本体側壁の支持手段に支持されかつ他方のユニット側壁が他方の本体側壁に連結されることにより、本体側壁間に支持される、画像形成装置のドラムユニットの支持構造において、
    片方の本体側壁には、軸受穴及び軸受穴と同心の支持外周面を有する支持部材が固定され、ドラム駆動ギヤは、支持部材の支持外周面に回転自在に支持され、ドラム支持軸は、ドラムフレームに対し回転できないよう配設されかつ一端部が支持部材の軸受穴に嵌合支持され、感光体ドラムはドラム支持軸に回転自在に支持され、感光体ドラムとドラム駆動ギヤとはカップリング手段により駆動連結される、
    ことを特徴とする画像形成装置のドラムユニットの支持構造。
  2. 感光体ドラムの一端部は、感光体ドラムに一体に配設された一端フランジ部材を介してドラム支持軸に回転自在に支持され、
    カップリング手段は、ドラム駆動ギヤの軸方向の一端に形成された係止部と、ドラム支持軸に回転自在にかつ軸方向に移動可能に支持されると共に軸方向の一端にドラム駆動ギヤの係止部に対向して被係止部が形成されたカップリング部材であって、他端部が一端フランジ部材に一体回転しうるようにかつ軸方向に移動可能に連結されたカップリング部材と、カップリング部材の被係止部がドラム駆動ギヤの係止部に係止されて駆動連結されるように、カップリング部材をドラム駆動ギヤに向かう軸方向に付勢するばね手段とを備えている、請求項1記載の画像形成装置のドラムユニットの支持構造。
  3. 感光体ドラムの一端フランジ部材は、ドラム駆動ギヤに向かう軸方向に延び出す円筒部を備え、円筒部には、円筒部の円形内周面から半径方向内側に延び出す複数の係合突起が周方向に等間隔をおいて配設され、カップリング部材の他端部には、円形外周面と、円形外周面から半径方向内側に後退した複数の被係合溝が周方向に等間隔をおいて配設され、カップリング部材の円形外周面は、一端フランジ部材の円筒部の円形内周面に嵌合され、カップリング部材の被係合溝の各々は、一端フランジ部材の、対応する係合突起に係合される、請求項2記載の画像形成装置のドラムユニットの支持構造。
  4. ドラム駆動ギヤの係止部は、カップリング部材に向かう軸方向に延び出した係止円筒部と、係止円筒部に周方向に等間隔をおいて形成された複数の周方向係止面であって、係止円筒部の先端からドラム駆動ギヤに向かって軸方向にそれぞれ同じ長さだけ後退する複数の周方向係止面と、周方向係止面の各々の後退端からそれぞれ周方向の一方に存在する他の周方向係止面の先端まで延在する螺旋状面とにより構成され、
    カップリング部材の被係止部は、カップリング部材の一端部にドラム駆動ギヤに向かう方向に延び出すよう形成された被係止円筒部と、被係止円筒部に周方向に等間隔をおいて形成された複数の周方向被係止面であって、被係止円筒部の先端からドラム駆動ギヤに対し反対方向である軸方向にそれぞれ同じ長さだけ後退する複数の周方向被係止面と、周方向被係止面の各々の後退端からそれぞれ周方向の他方であって、ドラム駆動ギヤの係止部の螺旋状面が延在する該周方向の一方に対し反対方向である周方向の他方に存在する他の周方向被係止面の先端まで延在する螺旋状面とにより構成され、
    カップリング部材の被係止部の周方向被係止面の各々は、ドラム駆動ギヤの係止部の、対応する周方向係止面に周方向に対向して位置付けられ、カップリング部材の被係止部の螺旋状面は、ドラム駆動ギヤの係止部の、対応する螺旋状面に対向して位置付けられる、請求項3記載の画像形成装置のドラムユニットの支持構造。
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