JP2007194889A - 送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信対象となる信号のピークのレベルを抑圧する送信機で、当該抑圧を効果的に行う。
【解決手段】アップサンプル手段1、2が送信対象となる信号にゼロ信号を挿入し、推定手段3、4がゼロ信号が挿入された信号について波形整形後の信号を推定し、検出手段15が推定された信号のレベルを検出し、付加手段16、17、7、8、11、12が所定の閾値を用いた条件に基づいて検出されたレベルが大きくなるサンプル点を検出し、当該サンプル点におけるレベルを低減するようにゼロ信号が非挿入である1個以上のサンプル点に対するインパルス信号をゼロ信号が挿入された信号に付加し、波形整形手段13、14がインパルス信号が付加された信号を波形整形する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送信対象となる信号(送信対象信号)のピークのレベルを抑圧するピークリミッタの機能を有する送信機に関し、特に、当該抑圧を効果的に行う送信機に関する。
例えば、移動体通信システムなどでは、基地局装置や移動局装置などのそれぞれに送信機及び受信機を設け、送信機により送信対象となる信号を無線により送信し、受信機により無線信号を受信することが行われている。
CDMA(Code Division Multiple Access)方式を採用した信号送信などでは、平均送信電力に対して非常に大きなピーク電力が発生する。このようなピーク電力を有する信号を無線送信する場合には、通常、送信機において、ピーク電力を強制的に低減して電力増幅器のバックオフを小さくし、電力効率を高めることが行われる。
図5には、送信機に設けられるピークリミッタの構成例を示してある。なお、後述する本発明の一実施例に係る図1に示されるのと概略的に同様な処理部1〜15については同一の符号を用いて説明するが、ここでは本発明を限定する意図は無い。
図5に示されるピークリミッタは、I相の成分(I成分)及びQ相の成分(Q成分)のそれぞれに対応して、2個のアップサンプラ1、2と、2個の波形整形後推定フィルタ3、4と、2個の遅延部5、6と、2個の乗算器7、8と、2個の遅延部9、10と、2個の加算器11、12と、2個の波形整形フィルタ13、14を備えており、また、振幅計算部15と、ゲイン計算部31を備えている。
本例のピークリミッタにより行われる動作の一例を示す。なお、tは時刻を表す。
符号多重信号である送信対象信号は、まず、アップサンプラ1、2でオーバーサンプル点にゼロ信号が挿入されてオーバーサンプリング信号iovs(t)、qovs(t)へ変換された後に、波形整形後推定フィルタ3、4と遅延部9、10に入力される。波形整形後推定フィルタ3、4は、ピークのレベルを抑圧しない時における波形整形フィルタ13、14からの出力iesti(t)、qesti(t)を推定し、当該推定結果を振幅計算部15と遅延部5、6へ出力する。振幅計算部15は、波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)、qesti(t)から振幅A(t)を計算し、ゲイン計算部31へ出力する。
ゲイン計算部31は、振幅A(t)が極大で且つ閾値振幅Athreshを超えているサンプル点を検出した場合には、当該サンプル点に付加するインパルス信号のゲインg(t)を乗算器7、8へ出力し、それ以外のサンプル点ではインパルス信号を付加しないようにゲインg(t)をゼロにして乗算器7、8へ出力する。乗算器7、8は、ゲイン計算の処理時間分だけ遅延部5、6で遅延された波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)、qesti(t)とゲインg(t)とを乗算し、インパルス信号iimp(t)、qimp(t)を生成する。
加算器11、12は、インパルス信号生成の処理時間分だけ遅延部9、10で遅延されたオーバーサンプリング信号iovs(t)、qovs(t)にインパルス信号iimp(t)、qimp(t)を逆相で付加して、この結果を波形整形フィルタ13、14へ出力する。
このような処理により、オーバーサンプリング信号iovs(t)、qovs(t)に付加されたインパルス信号が波形整形フィルタ13、14でピークを打ち消すように働き、波形整形フィルタ13、14からピークのレベルが低減された出力が得られる。
ここで、図6(a)〜(f)には、本例のピークリミッタにより処理される信号の例を示してある。
具体的には、図6において、(a)にはオーバーサンプリング信号iovs(t)、qovs(t)の一例を示してあり、(b)には波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)、qesti(t)の一例を示してあり、(c)には振幅A(t)の一例を示してあり、(d)にはインパルス信号iimp(t’)、qimp(t’)が逆相で付加されたオーバーサンプリング信号iovs(t)、qovs(t)の一例を示してあり、(e)には波形整形フィルタ13、14から出力されるI成分信号及びQ成分信号を示してあり、(f)には波形整形フィルタ13、14から出力される振幅信号の一例を示してある。
特開2004−179813号公報
しかしながら、上記のようなピークリミッタでは、振幅が極大となるサンプル点にインパルス信号を付加する構成であるため、アップサンプラ1、2でゼロ挿入したサンプル点に対してもインパルス信号を付加する場合があることから、波形整形フィルタ13、14の処理でゼロ挿入点の演算を省略することができず、波形整形フィルタ13、14の処理量がオーバーサンプリング数に比例して増大してしまい、ハードウエア規模の大幅な増大を招いてしまうといった問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、送信対象となる信号のピークのレベルを効果的に抑圧することができる送信機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る送信機では、次のようにして、送信対象となる信号のピークのレベルを抑圧する。
すなわち、アップサンプル手段が、前記送信対象となる信号にゼロ信号を挿入する。推定手段が、前記アップサンプル手段により前記ゼロ信号が挿入された信号について、波形整形後の信号を推定する。検出手段が、前記推定手段により推定された信号のレベルを検出する。付加手段が、所定の閾値を用いた条件に基づいて前記検出手段により検出されたレベルが大きくなるサンプル点を検出し、当該サンプル点におけるレベルを低減するように前記ゼロ信号が非挿入である(つまり、挿入されていない)1個以上のサンプル点に対するインパルス信号を前記アップサンプル手段により前記ゼロ信号が挿入された信号に付加する。波形整形手段が、前記付加手段により前記インパルス信号が付加された信号を波形整形する。
従って、ゼロ信号が挿入されていないサンプル点に対するインパルス信号を付加することで、送信対象となる信号のピークのレベルが抑圧されるため、例えば、ゼロ信号が挿入されたサンプル点に対するインパルス信号を付加する構成と比べて、波形整形においてゼロ信号が挿入されたサンプル点の演算を省略することができ、送信対象となる信号のピークのレベルを効果的に抑圧することができる。
ここで、送信対象となる信号としては、種々な信号が用いられてもよく、例えば、I相の成分(I成分)とQ相の成分(Q成分)から構成される複素信号を用いることができる。
また、レベルとしては、例えば振幅のレベルや電力のレベルなど、種々なレベルが用いられてもよい。
また、ピークのレベルを抑圧する程度としては、実用上で有効な種々な程度が用いられてもよく、例えば、所定の閾値以下(又は、所定の閾値未満)のレベルへ抑圧するような態様を用いることができる。
また、所定の閾値を用いた条件としては、種々な条件が用いられてもよく、例えば、検出されたレベルが所定の閾値を超えて(又は、所定の閾値以上となって)且つ極大点となる場合に条件を満たすと判定するものを用いることができ、或いは、検出されたレベルが所定の閾値を超えた(又は、所定の閾値以上となった)場合に条件を満たすと判定するものなどを用いることも可能である。
また、ゼロ信号が非挿入である1個以上のサンプル点に対するインパルス信号としては、種々な数及び種々な位置のサンプル点に対するインパルス信号が用いられてもよく、例えば、所定の閾値を用いた条件を満たす大きいレベルのサンプル点が非ゼロ信号のサンプル点である場合には、その1個のサンプル点に対する1個のインパルス信号を用いることができ、また、所定の閾値を用いた条件を満たす大きいレベルのサンプル点がゼロ信号のサンプル点である場合には、そのサンプル点の前方及び後方に位置する2個のサンプル点に対する2個のインパルス信号を用いることができ、又は3個以上のサンプル点に対する3個以上のインパルス信号を用いることができる。このような1個以上のインパルス信号により、総じて、所定の閾値を用いた条件を満たす大きいレベルのサンプル点におけるレベルを低減する。
また、それぞれのインパルス信号としては、種々な信号が用いられてもよく、例えば、推定手段により推定された信号に所定の値(ゲイン)を乗じて生成される信号を用いることができる。
また、インパルス信号を付加する態様としては、例えば、逆相で付加する(つまり、減じる)態様が用いられてもよい。
本発明に係る送信機では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記送信対象となる信号は、複数のキャリアの信号から構成される。
また、前記アップサンプル手段と前記推定手段と前記検出手段と前記波形整形手段を、それぞれ、各キャリア毎に備える。
また、各キャリア毎の前記検出手段により検出されたレベルを総和する総和手段を備える。
そして、前記付加手段は、所定の閾値を用いた条件に基づいて前記総和手段による総和結果が大きくなるサンプル点を検出し、当該サンプル点における総和結果を低減するように前記ゼロ信号が非挿入である1個以上のサンプル点に対するインパルス信号を各キャリア毎の前記アップサンプル手段により前記ゼロ信号が挿入された各キャリア毎の信号に付加する。
従って、複数のキャリアの信号から構成される送信対象となる信号について、例えば、これら複数のキャリアの信号が同相で多重されたと仮定した場合におけるピークが所定の閾値以下(又は、所定の閾値未満)となるように、ピークのレベルを効果的に抑圧することができる。
ここで、複数のキャリアの数としては、種々な数が用いられてもよい。
以上説明したように、本発明に係る送信機によると、送信対象となる信号について、ゼロ信号が挿入されていないサンプル点(非ゼロ信号のサンプル点)に対するインパルス信号を付加することで、ピークのレベルを抑圧するようにしたため、例えば、ゼロ信号が挿入されたサンプル点に対するインパルス信号を付加する構成と比べて、送信対象となる信号のピークのレベルを効果的に抑圧することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
本実施例では、CDMA方式を採用する無線通信システムの基地局装置などに設けられる送信機(送信装置)に本発明を適用した場合を示す。
なお、ピークレベルの抑圧量が制限される場合もあり得るが、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などの変調方式に本発明を適用することも可能である。
本発明の第1実施例を説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る送信機が有するピークリミッタの構成例を示してある。
本例のピークリミッタは、I相の成分(I成分)及びQ相の成分(Q成分)のそれぞれに対応して、2個のアップサンプラ1、2と、2個の波形整形後推定フィルタ3、4と、2個の遅延部5、6と、2個の乗算器7、8と、2個の遅延部9、10と、2個の加算器11、12と、2個の波形整形フィルタ13、14を備えており、また、振幅計算部15と、カウンタ16と、ゲイン計算・ゲイン分離部17を備えている。
本例のピークリミッタにより行なわれる動作の一例を示す。なお、tは時刻を表す。
まず、符号多重信号である送信対象信号のI成分をアップサンプラ1に入力し、アップサンプラ1により、サンプル毎に(k−1)個のゼロ信号を挿入してI成分のk倍オーバーサンプリング信号iovs(t)を生成する。同様に、符号多重信号である送信対象信号のQ成分をアップサンプラ2に入力し、アップサンプラ2により、サンプル毎に(k−1)個のゼロ信号を挿入してQ成分のk倍オーバーサンプリング信号qovs(t)を生成する。ここで、kは2以上の整数である。
次に、I成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)を波形整形後推定フィルタ3と遅延部9に入力し、同様に、Q成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)を波形整形後推定フィルタ4と遅延部10に入力する。
波形整形後推定フィルタ3は、I成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)にピークリミッタ処理を一切行わないで波形整形した時に得られる波形整形出力を推定し、当該推定結果であるI成分の波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)を遅延部5と振幅計算部15に入力する。同様に、波形整形後推定フィルタ4は、Q成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)にピークリミッタ処理を一切行わないで波形整形した時に得られる波形整形出力を推定し、当該推定結果であるQ成分の波形整形フィルタ出力推定値qesti(t)を遅延部6と振幅計算部15に入力する。ここで、2個の波形整形後推定フィルタ3、4としては、それぞれ、2個の波形整形フィルタ13、14と同一の構成を有するものが用いられてもよく、或いは、2個の波形整形フィルタ13、14とインパルス応答が近似した構成を有するものが用いられてもよい。
振幅計算部15は、I成分の波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)とQ成分の波形整形フィルタ出力推定値qesti(t)に基づいて振幅A(t)を計算して、当該振幅A(t)をゲイン計算・ゲイン分離部17に入力する。ここで、振幅A(t)は式1のように表される。
Figure 2007194889
また、カウンタ16は、2個のアップサンプラ1、2に同期して動作しており、オーバーサンプル周期でカウントアップしてk進のカウンタ値Cをゲイン計算・ゲイン分離部17に入力する。
ゲイン計算・ゲイン分離部17は、振幅A(t)が所定の閾値振幅Athreshより大きく、且つ前後のオーバーサンプル点より振幅が大きい点であるつまり極大点である場合には、カウンタ値Cに応じたインパルス信号のゲインg(t)を2個の乗算器7、8に入力する。一方、他の場合には、ゼロの値を有するゲインg(t)を2個の乗算器7、8に入力する。
ここで、図2(a)〜(d)を参照して、4倍オーバーサンプリングが行われる場合(つまり、k=4である場合)を例として、ゲイン計算・ゲイン分離部17の動作を説明する。
なお、振幅A(t)が閾値振幅Athreshを超えて且つ振幅A(t)が極大となるオーバーサンプル点の時刻をt’とし、t’がゼロ挿入点の時刻ではない時にカウンタ値C=0となるようにカウンタ16が動作している。具体的には、本例では、カウンタ値Cは0、1、2、3の値を順にとり、C=1、2、3の時はゼロ挿入点の時であり、C=0の時はゼロ挿入点ではない点(もともとの符号多重信号があった点であり、非ゼロ挿入点と言う)の時となる。
図2(a)に示されるように、カウンタ値C=0である場合には、ゲインg(t)は式2のように表される。
Figure 2007194889
図2(b)に示されるように、カウンタ値C=1である場合には、ゲインg(t)は式3のように表される。
Figure 2007194889
図2(c)に示されるように、カウンタ値C=2である場合には、ゲインg(t)は式4のように表される。
Figure 2007194889
図2(d)に示されるように、カウンタ値C=3である場合には、ゲインg(t)は式5のように表される。
Figure 2007194889
上記のようにカウンタ値Cに応じてゲインg(t)を制御すると、ゼロ挿入点以外のオーバーサンプル点(非ゼロ挿入点)だけにインパルス信号を付加するようにゲインg(t)を与えることができ、図2(a)〜(d)に示されるように、インパルス応答の極大点が常にt’の位置と一致する(或いは、ほぼ一致するでもよい)ようになる。
上記のようにゲイン計算・ゲイン分離部17によりゲインg(t)を決定する処理と並行して、遅延部5は、I成分の波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)を振幅計算部15及びゲイン計算・ゲイン分離部17による処理時間だけ遅延させて、ゲイン計算・ゲイン分離部17からのゲインg(t)の出力タイミングに合わせて乗算器7へ出力する。同様に、遅延部6は、Q成分の波形整形フィルタ出力推定値qesti(t)を振幅計算部15及びゲイン計算・分離部17による処理時間だけ遅延させて、ゲイン計算・ゲイン分離部17からのゲインg(t)の出力タイミングに合わせて乗算器8へ出力する。
乗算器7は、遅延されたI成分の波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)とゲインg(t)とを掛け合わせて(つまり、乗算して)I成分のインパルス信号iimp(t)を生成して加算器11へ出力する。同様に、乗算器8は、遅延されたQ成分の波形整形フィルタ出力推定値qesti(t)とゲインg(t)とを掛け合わせて(つまり、乗算して)Q成分のインパルス信号qimp(t)を生成して加算器12へ出力する。
遅延部9は、I成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)をインパルス信号の生成処理時間だけ遅延させて、乗算器7からのI成分のインパルス信号iimp(t)の出力タイミングに合わせて加算器11へ出力する。同様に、遅延部10は、Q成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)をインパルス信号の生成処理時間だけ遅延させて、乗算器8からのQ成分のインパルス信号qimp(t)の出力タイミングに合わせて加算器12へ出力する。
加算器11は、遅延されたI成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)にI成分のインパルス信号iimp(t)を逆相で加算し(つまり、実質的には減算し)、当該加算結果を波形整形フィルタ13に入力する。同様に、加算器12は、遅延されたQ成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)にQ成分のインパルス信号qimp(t)を逆相で加算し(つまり、実質的には減算し)、当該加算結果を波形整形フィルタ14に入力する。
波形整形フィルタ13は、I成分のインパルス信号iimp(t)が逆相で付加されたI成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)を波形整形し、波形整形の過程でI成分のピークのレベルを低減する。同様に、波形整形フィルタ14は、Q成分のインパルス信号iimp(t)が逆相で付加されたQ成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)を波形整形し、波形整形の過程でQ成分のピークのレベルを低減する。
そして、このようにしてピークのレベルが低減させられた送信対象信号がアンテナ(図示せず)から無線送信される。
上記のように、本例では、送信対象信号について閾値振幅Athreshを超えるピークが検出された場合には、ゼロ挿入点以外の点(非ゼロ挿入点)に付加したインパルス信号によってピークが閾値振幅Athreshにまで低減される。
ここで、図3(a)〜(f)には、本例のピークリミッタにより処理される信号の例を示してある。
具体的には、図3において、(a)にはI成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)及びQ成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)の一例を示してあり、(b)にはI成分の波形整形フィルタ出力推定値iesti(t)及びQ成分の波形整形フィルタ出力推定値qesti(t)の一例を示してあり、(c)には振幅A(t)の一例を示してある。
本例では、カウンタ値C=2である場合の例を示してある。
図3において、(d)にはI成分のインパルス信号iimp(t’−2)、iimp(t’+2)が逆相で付加されたI成分のオーバーサンプリング信号iovs(t)及びQ成分のインパルス信号qimp(t’−2)、qimp(t’+2)が逆相で付加されたQ成分のオーバーサンプリング信号qovs(t)の一例を示してあり、(e)には波形整形フィルタ13から出力されるI成分信号及び波形整形フィルタ14から出力されるQ成分信号を示してあり、(f)にはこれらの波形整形フィルタ13、14から出力されるI成分信号及びQ成分信号から得られる振幅信号の一例を示してある。この振幅信号では、時刻t’における振幅が閾値振幅Athresh以下に抑圧されている。
以上のように、本例の送信機に設けられたピークリミッタでは、送信対象となる信号にゼロ信号を挿入するアップサンプル機能1、2と、送信対象となる信号の波形整形後の波形を推定する波形整形後推定機能3、4と、推定した波形整形後の波形のレベルを検出するレベル検出機能15と、推定した波形整形後の波形のレベルが所定のレベルを超えている場合にはゼロ信号を挿入していないサンプル点に対して波形整形後の波形のレベルを低減するように作用する単一又は複数のインパルス信号を付加するインパルス信号付加機能16、17、7、8、11、12と、ゼロ信号が挿入された送信対象となる信号にインパルス信号を付加した信号を波形整形する波形整形機能13、14と、処理の時間調整を行う遅延機能5、6、9、10を備えた。
このような構成により、本例のピークリミッタでは、送信対象信号を送信するに際して、ゼロ挿入点ではないサンプル点だけに単一又は複数のインパルス信号を付加することとし、当該付加した単一又は複数のインパルス信号のインパルス応答の形状が、極大点にインパルス信号を付加した場合におけるインパルス応答の形状に近づくように設定或いは可変に制御する。
従って、本例の送信機に設けられたピークリミッタでは、ゼロ挿入点にインパルス信号を付加しないでピークのレベルを抑圧するため、波形整形フィルタ13、14で常にゼロ挿入点についての演算を省略することができ、これにより、フィルタの演算量乃至ハードウエア規模を増大させることなく、送信対象となる信号のピークのレベルを効果的に抑圧することができる。
ここで、本例では、カウンタ値Cに応じて単一のインパルス信号又は2つのインパルス信号を生成して付加する構成例を示したが、他の構成例として、3つ以上のインパルス信号を組み合わせて用いてピークを低減するような構成を用いることも可能である。
なお、本例の送信機に設けられたピークリミッタでは、アップサンプラ1、2の機能によりアップサンプル手段が構成されており、波形整形後推定フィルタ3、4の機能により推定手段が構成されており、振幅計算部15の機能により検出手段が構成されており、カウンタ16やゲイン計算・ゲイン分離部17や乗算器7、8や加算器11、12の機能により付加手段が構成されており、波形整形フィルタ13、14の機能により波形整形手段が構成されている。
本発明の第2実施例を説明する。
図4には、本発明の一実施例に係る送信機が有するピークリミッタの構成例を示してある。
本例のピークリミッタは、複数であるn個のキャリアの符号多重信号(送信対象信号)を合成した後の信号についてピークを低減するための構成を有している。
本例のピークリミッタは、各キャリア毎に一つずつ設けられる処理部として、I成分に対応したn個のアップサンプラZ1〜Zn及びQ成分に対応したn個のアップサンプラB1〜Bnと、I成分に対応したn個の波形整形後推定フィルタC1〜Cn及びQ成分に対応したn個の波形整形後推定フィルタD1〜Dnと、I成分に対応したn個の遅延部E1〜En及びQ成分に対応したn個の遅延部F1〜Fnと、I成分に対応したn個の乗算器G1〜Gn及びQ成分に対応したn個の乗算器H1〜Hnと、I成分に対応したn個の遅延部I1〜In及びQ成分に対応したn個の遅延部J1〜Jnと、I成分に対応したn個の加算器K1〜Kn及びQ成分に対応したn個の加算器L1〜Lnと、I成分に対応したn個の波形整形フィルタM1〜Mn及びQ成分に対応したn個の波形整形フィルタN1〜Nnと、n個の振幅計算部O1〜Onを備えている。
更に、本例のピークリミッタは、キャリア合成部として機能する加算器21と、カウンタ16と、ゲイン計算・ゲイン分離部17を備えている。
ここで、本例のピークリミッタに各キャリア毎に備えられた処理部は、それぞれ、図1に示される同一の名称を有する処理部と同様な機能を有している。
また、本例のピークリミッタに備えられたカウンタ16及びゲイン計算・ゲイン分離部17は、それぞれ、図1に示される同一の名称を有する処理部と同様な機能を有している。
以下では、図1に示されるピークリミッタとは異なる点を主に説明して、本例のピークリミッタにより行われる動作の一例を示す。なお、図1に示されるピークリミッタの説明と同様な点については説明を省略或いは簡略化する。
図4に示される本例のピークリミッタでは、各キャリア毎に、符号多重信号である送信対象信号について、アップサンプラZ1〜Zn、B1〜Bnの処理、波形整形後推定フィルタC1〜Cn、D1〜Dnの処理、遅延部E1〜En、F1〜Fnの処理、乗算器G1〜Gn、H1〜Hnの処理、遅延部I1〜In、J1〜Jnの処理、加算器K1〜Kn、L1〜Lnの処理、波形整形フィルタM1〜Mn、N1〜Nnの処理、振幅計算部O1〜Onの処理が行われる。
各キャリアに対応した振幅計算部O1〜Onは、各キャリアについて計算した振幅A1(t)〜An(t)を加算器21へ出力する。ここで、Am(t)はm番目のキャリアについて計算された振幅を表す。
加算器21は、キャリア毎に推定して計算されたn個の振幅A1(t)〜An(t)を全て加算し、当該加算結果であるキャリア合成振幅Acomb(t)をゲイン計算・ゲイン分離部17へ出力する。このキャリア合成振幅Acomb(t)は、n個のキャリアについての合成振幅が最も大きくなる場合(ワーストケース)について推定したものとなる。
このキャリア合成振幅Acomb(t)は、式6のように表される。
Figure 2007194889
ゲイン計算・ゲイン分離部17は、加算器21から入力されるキャリア合成振幅Acomb(t)と、所定の閾値振幅Athreshと、カウンタ16から入力されるカウンタ値Cに基づいてゲインg(t)を生成し、当該ゲインg(t)を各キャリアに対応したI成分の乗算器G1〜Gn及びQ成分の乗算器H1〜Hnへ出力する。
本例では、ワーストケースのキャリア合成振幅Acomb(t)について閾値振幅Athreshを超えるピークが検出された場合に、カウンタ値Cに応じた制御によって、キャリア毎に、ゼロ挿入点以外にインパルス信号が付加され、これにより、キャリア合成後のピークを閾値振幅Athreshまで低減させることが行われる。
なお、本例では、例えば、各キャリアに対応した波形整形フィルタM1〜Mn、N1〜Nnから出力される信号が多重部(図示せず)により多重化されて、アンテナ(図示せず)から無線送信される。
以上のように、本例の送信機に設けられたピークリミッタでは、キャリア毎に送信対象となる信号にゼロ信号を挿入するアップサンプル機能Z1〜Zn、B1〜Bnと、キャリア毎に送信対象となる信号の波形整形後の波形を推定する波形整形後推定機能C1〜Cn、D1〜Dnと、キャリア毎に推定した波形整形後の波形をキャリア合成したレベルを検出するキャリア合成後レベル検出機能O1〜On、21と、推定したキャリア合成後レベルが所定のレベルを超えている場合にはゼロ信号を挿入していないサンプル点に対してキャリア毎に波形整形後の波形のレベルを低減するように作用する単一又は複数のインパルス信号を付加するインパルス信号付加機能16、17、G1〜Gn、H1〜Hn、K1〜Kn、L1〜Lnと、キャリア毎にインパルス信号を付加した送信対象となる信号を波形整形する波形整形機能M1〜Mn、N1〜Nnと、キャリア毎に処理の時間調整を行う遅延機能E1〜En、F1〜Fn、I1〜In、J1〜Jnを備えた。
従って、本例の送信機に設けられたピークリミッタでは、ゼロ挿入点にインパルス信号を付加しないでピークのレベルを抑圧するため、各キャリアの波形整形フィルタM1〜Mn、N1〜Nnで常にゼロ挿入点についての演算を省略することができ、これにより、フィルタの演算量乃至ハードウエア規模を増大させることなく、送信対象となる信号のピークのレベルを効果的に抑圧することができる。
なお、本例の送信機に設けられたピークリミッタでは、各キャリア毎のアップサンプラZ1〜Zn、B1〜Bnの機能により各キャリア毎のアップサンプル手段が構成されており、各キャリア毎の波形整形後推定フィルタC1〜Cn、D1〜Dnの機能により各キャリア毎の推定手段が構成されており、各キャリア毎の振幅計算部O1〜Onの機能により各キャリア毎の検出手段が構成されており、キャリア合成部となる加算器21の機能により総和手段が構成されており、カウンタ16やゲイン計算・ゲイン分離部17や各キャリア毎の乗算器G1〜Gn、H1〜Hnや各キャリア毎の加算器K1〜Kn、L1〜Lnの機能により付加手段が構成されており、各キャリア毎の波形整形フィルタM1〜Mn、N1〜Nnの機能により各キャリア毎の波形整形手段が構成されている。
ここで、本発明に係る送信機やピークリミッタなどの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る送信機やピークリミッタなどにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の第1実施例に係る送信機に設けられたピークリミッタの構成例を示す図である。 (a)〜(d)はゼロ挿入点以外のサンプル点におけるインパルス信号の生成例を示す図である。 ピークリミッタにより処理される信号の例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る送信機に設けられたピークリミッタの構成例を示す図である。 ピークリミッタの構成例を示す図である。 ピークリミッタにより処理される信号の例を示す図である。
符号の説明
1、2、Z1〜Zn、B1〜Bn・・アップサンプラ、 3、4、C1〜Cn、D1〜Dn・・波形整形後推定フィルタ、 5、6、9、10、E1〜En、F1〜Fn、I1〜In、J1〜Jn・・遅延部、 7、8、G1〜Gn、H1〜Hn・・乗算器、 11、12、21、K1〜Kn、L1〜Ln・・加算器、 13、14、M1〜Mn、N1〜Nn・・波形整形フィルタ、 15、O1〜On・・振幅計算部、 16・・カウンタ、 17・・ゲイン計算・ゲイン分離部、 31・・ゲイン計算部、

Claims (2)

  1. 送信対象となる信号のピークのレベルを抑圧する送信機において、
    前記送信対象となる信号にゼロ信号を挿入するアップサンプル手段と、
    前記アップサンプル手段により前記ゼロ信号が挿入された信号について波形整形後の信号を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された信号のレベルを検出する検出手段と、
    所定の閾値を用いた条件に基づいて前記検出手段により検出されたレベルが大きくなるサンプル点を検出し、当該サンプル点におけるレベルを低減するように前記ゼロ信号が非挿入である1個以上のサンプル点に対するインパルス信号を前記アップサンプル手段により前記ゼロ信号が挿入された信号に付加する付加手段と、
    前記付加手段により前記インパルス信号が付加された信号を波形整形する波形整形手段と、
    を備えたことを特徴とする送信機。
  2. 請求項1に記載の送信機において、
    前記送信対象となる信号は複数のキャリアの信号から構成され、
    前記アップサンプル手段と前記推定手段と前記検出手段と前記波形整形手段を、それぞれ、各キャリア毎に備え、
    各キャリア毎の前記検出手段により検出されたレベルを総和する総和手段を備え、
    前記付加手段は、所定の閾値を用いた条件に基づいて前記総和手段による総和結果が大きくなるサンプル点を検出し、当該サンプル点における総和結果を低減するように前記ゼロ信号が非挿入である1個以上のサンプル点に対するインパルス信号を各キャリア毎の前記アップサンプル手段により前記ゼロ信号が挿入された各キャリア毎の信号に付加する、
    ことを特徴とする送信機。
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