JP2007192208A - 圧縮機 - Google Patents

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Hideyuki Nakajima
英行 中島
Masateru Yamamoto
昌輝 山本
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Abstract

【課題】本発明の課題は、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる圧縮機を提供することにある。
【解決手段】圧縮機1,101,201は、ターミナルピン21、電動機50、ピン接続部81,181,281、リード線接続部84,184,284、および溶断部82,182,282を備える。ピン接続部には、ターミナルピンが接続される。リード線接続部には、電動機50から延びるリード線54が接続される。溶断部は、ピン接続部とリード線接続部とを接続する。
【選択図】図5

Description

本発明は、圧縮機、特にコネクタクリップに溶断部を有する圧縮機に関する。
過去に「ターミナルピンの圧縮機内側の部分に、短絡時に溶断する溶断部を設ける」という技術が公に開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平03−061310号公報
しかし、溶断部がターミナルピンに設けられていると、溶断時に発生するスパークにより、近接するガラスあるいはセラミックス性の絶縁シール部が損傷しやすいという問題がある。絶縁シール部が損傷すると、内部に充填されている冷媒や潤滑油が外部に放出され、様々な危険が生じるおそれがある。このため、このような圧縮機には、二重三重の安全対策が必要となりコスト高となる。
本発明の課題は、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる圧縮機を提供することにある。
第1発明に係る圧縮機は、ターミナルピン、電動機、ピン接続部、リード線接続部、および溶断部を備える。ピン接続部には、ターミナルピンが接続される。リード線接続部には、電動機から延びるリード線が接続される。溶断部は、ピン接続部とリード線接続部とを接続する。
この圧縮機では、溶断部が、ターミナルピンの圧縮機内部側部分ではなく、ピン接続部とリード線接続部との間に配置されている。このため、この圧縮機では、溶断部から絶縁シール部までの距離が、従来よりも長くなっている。したがって、この圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる。また、この圧縮機では、溶断部をターミナルピンに設けるための絞り加工などが不要となる。このため、この圧縮機は、より低い製造コストで作製されることができる。
第2発明に係る圧縮機は、第1発明に係る圧縮機であって、ピン接続部、リード線接続部、および溶断部は、1つのターミナルクリップを形成している。
この圧縮機では、ピン接続部、リード線接続部、および溶断部が、1つのターミナルクリップを形成している。このため、この圧縮機は、組み立て作業を用意にすることができる。
第3発明に係る圧縮機は、第1発明または第2発明に係る圧縮機であって、溶断部は、開口が設けられることにより形成される。
この圧縮機では、溶断部が、開口が設けられることにより形成される。このため、この圧縮機では、開口の大きさを調節することによって溶断速度を適宜調節することができる。
第4発明に係る圧縮機は、第1発明または第2発明に係る圧縮機であって、溶断部は、くびれ形状を呈している。
この圧縮機では、溶断部が、くびれ形状を呈している。このため、この圧縮機では、くびれ度合いを調節することによって溶断速度を調節することができる。
第5発明に係る圧縮機は、第1発明から第4発明のいずれかに係る圧縮機であって、溶断部は、燐青銅により形成されている。
この圧縮機では、溶断部が、燐青銅により形成されている。このため、この圧縮機では、黄銅製の溶断部よりも溶断速度を遅めることができる。
第6発明に係る圧縮機は、第5発明に係る圧縮機であって、溶断部は、電流流れ方向と直交する面で切ったときの断面積が0.4〜2.0mmである。
この圧縮機では、電流流れ方向と直交する面で切ったときの溶断部の断面積が0.4〜2.0mmである。このため、この圧縮機では、ターミナルピンの発熱膨張による絶縁シール部の破損が起こる前に溶断部が溶断し、電動機への通電を断つことができる。
第7発明に係る圧縮機は、第1発明から第4発明のいずれかに係る圧縮機であって、溶断部は、黄銅により形成されている。
この圧縮機では、溶断部が、黄銅により形成されている。このため、この圧縮機では、燐青銅製の溶断部よりも溶断速度を早めることができる。
第8発明に係る圧縮機は、第1発明から第7発明のいずれかに係る圧縮機であって、ピン支持部および絶縁シール部をさらに備える。なお、ここにいう「絶縁シール部」とは、例えば、ガラスやセラミックス等から形成されている。ピン支持部は、ターミナルピンを挿通するためのピン挿通孔を有する。絶縁シール部は、少なくともピン挿通孔内に設けられ、ターミナルピンとピン支持部とを絶縁するとともにターミナルピンとピン支持部との隙間をシールする。そして、溶断部は、絶縁シール部から3mm以上離れている。なお、溶断部は、絶縁シール部から5mm以上離れているのがより好ましく、6mm以上離れているのがさらに好ましい。
この圧縮機では、溶断部が絶縁シール部から3mm以上離れている。このため、この圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる。ちなみに、従来では、溶断部から絶縁シール部までの距離が1mm程度であった。
第9発明に係る圧縮機は、第8発明に係る圧縮機であって、壁部材をさらに備える。壁部材は、溶断部と絶縁シール部との間に配置される。なお、ここにいう「壁部材」とは、溶断時に起きるスパークが絶縁シール部に到達しないようにするためのものであって、例えば、クラスタボディや円盤部材などである。
この圧縮機では、溶断部と絶縁シール部との間に壁部材が配置される。このため、この圧縮機では、溶断時に起きるスパークが絶縁シール部に到達しにくくなる。したがって、この圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる。
第10発明に係る圧縮機は、第9発明に係る圧縮機であって、壁部材は、セラミック素材から成っている。
溶断部が樹脂製の壁部材(例えば、クラスタボディ)の近傍に存在する場合、溶断部が瞬断されない程度であって溶断部が発熱してしまう程度の電流が溶断部に流れると、樹脂製の壁部材が融解して溶断部に密着し、溶断部がいつまでたっても溶断せずターミナルや電動機に多大な損傷を及ぼすおそれがある。しかし、この圧縮機では、壁部材がセラミック素材から成っている。このため、この圧縮機では、溶断部が瞬断されない程度であって溶断部が発熱してしまう程度の電流が溶断部に流れる場合であっても、壁部材が溶融して溶断部に密着することがない。このため、この圧縮機では、溶断部が正常に溶断することができ、ターミナルや電動機に多大な損傷を及ぼすのを有効に防止することができる。また、樹脂製の壁部材と同様に絶縁性も確保することができる。
第1発明に係る圧縮機では、溶断部から絶縁シール部までの距離が、従来よりも長くなっている。したがって、この圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる。また、この圧縮機では、溶断部をターミナルピンに設けるための絞り加工などが不要となる。このため、この圧縮機は、より低い製造コストで作製されることができる。
第2発明に係る圧縮機は、組み立て作業を用意にすることができる。
第3発明に係る圧縮機では、開口の大きさを調節することによって溶断速度を適宜調節することができる。
第4発明に係る圧縮機では、くびれ度合いを調節することによって溶断速度を調節することができる。
第5発明に係る圧縮機では、黄銅製の溶断部よりも溶断速度を遅めることができる。
第6発明に係る圧縮機では、ターミナルピンの発熱膨張による絶縁シール部の破損が起こる前に溶断部が溶断し、電動機への通電を断つことができる。
第7発明に係る圧縮機では、燐青銅製の溶断部よりも溶断速度を早めることができる。
第8発明に係る圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる。
第9発明に係る圧縮機では、溶断時に起きるスパークが絶縁シール部に到達しにくくなる。したがって、この圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができる。
第10発明に係る圧縮機では、溶断部が瞬断されない程度であって溶断部が発熱してしまう程度の電流が溶断部に流れる場合であっても、壁部材が溶融して溶断部に密着することがない。このため、この圧縮機では、溶断部が正常に溶断することができ、ターミナルや電動機に多大な損傷を及ぼすのを有効に防止することができる。
<第1実施形態>
ここでは、図1〜図8を用いて本発明の第1実施形態に係る圧縮機1について説明する。
〔圧縮機の構造〕
本発明の第1実施形態に係る圧縮機1は、図1および図2に示されるように、主に、本体ケーシング10、一部が本体ケーシング10の外側に突出した状態で本体ケーシング10に固定されるターミナル20、本体ケーシング10に収容される圧縮ポンプユニット40、および本体ケーシング10に収容されターミナル20に接続される電動機50から構成されている。
以下、本体ケーシング10、ターミナル20、圧縮ポンプユニット40、および電動機50についてそれぞれ詳述する。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング10は、図1に示されるように、主に、略円筒形状の胴体ケーシング部12、胴体ケーシング部12の上部を覆う上蓋部11、および胴体ケーシング部12の下部を覆う底蓋部13から構成されている。なお、ここで、上蓋部11、胴体ケーシング部12、および底蓋部13は、順に溶接され、一体化されている。
胴体ケーシング部12には、図2〜4に示されるように、ターミナル20を固定するための平面部14が形成されている。なお、この平面部14は、円筒形状の鋼板材をプレス加工などして得られる。つまり、結果として、胴体ケーシング部12には、長手方向Dlの一部に、平面部14と、部分円筒部15と、平面部14と部分円筒部15とを繋ぐ繋ぎ部16とから成る異形部分17が形成されることになる(図2〜4参照)。
(2)圧縮ポンプユニット
圧縮ポンプユニット40は、主に、固定スクロール41、可動スクロール42、ハウジング43、オルダムリング44、およびクランク軸45等の構成部品から構成されるスクロール型の圧縮ポンプユニットである。
(3)電動機
電動機は、図1に示されるように、主に、胴体ケーシング部12の円筒部分に固定されるリング形状の固定子51と、固定子51の中央に収容される略円柱状の回転子55とから構成されている。
固定子51は、主に、固定子鉄心52と、固定子鉄心52の複数の歯部に巻回されるコイル53とから構成される。そして、固定子鉄心52の圧縮ポンプユニット40側およびその反対側には、コイルエンド53aが形成されている。そして、この圧縮ポンプユニット40側のコイルエンド53aの特定の位置(以下、この位置をリード線引き出し位置という)Pdから3本のリード線54が延びている(なお、説明の都合上、図4では1本しか図示していない)。
そして、このリード線54は、図5に示されるような燐青銅製のコネクタクリップ80のリード線接続部84に接続される。なお、このリード線接続部84は、図5および6に示されるように、第1圧着部84aおよび第2圧着部84bを有しており、2点でリード線54を接続する。ここで、第1圧着部84aはリード線54の先端に露出している金属線を圧着し、第2圧着部84bはリード線54の金属線を被覆している絶縁被覆層の上からリード線54を圧着する。また、このコネクタクリップ80には、リード線接続部84の反対側にターミナルピン21を差し込むためのターミナルピン差込孔81が形成されている。そして、このターミナルピン差込孔81にターミナルピン21が差し込まれ、本体ケーシング10外側に存在する外部電源から電気が供給されると、ターミナルピン21、コネクタクリップ80、およびリード線54を通じてコイル53に電気が供給されるようになっている。そして、リード線接続部84とターミナルピン差込孔81との間には、溶断部82が形成されている。溶断部82は、開口83の開き具合によりその溶断速度が決定されている。なお、本実施の形態では、溶断部82は、電流流れ方向Deと直交する面で切ったときの断面積が0.4〜2.0mmとされるように開口83の大きさが決定されている。なお、コネクタクリップ80は、コネクタクリップ80がターミナルピン21に完全に差し込まれた状態において溶断部82が絶縁シール部23(後述)から3mm以上離れるように形成されている。また、コネクタクリップ80は絶縁樹脂フィルムで被覆されている。
(4)ターミナル
ターミナル20は、図7に示されるように、主に、ターミナルピン21、ターミナルボディ22、および絶縁シール部23から構成されている。ターミナルボディ22は、主に、円筒部22aと、円筒部22aの片側の開口を塞ぐ円形蓋部22bとから構成されている。そして、この円形蓋部22bには、3つターミナルピン挿通孔が設けられている。なお、このターミナルピン挿通孔は、正面視において、それらの中心を結ぶと正三角形となるように配されている。ターミナルピン21は、ターミナルピン挿通孔に挿通され、絶縁シール部23によりターミナルボディ22に固定される。このような構造を取ることにより、3つのターミナルピン21は相互に絶縁されることになる。
〔圧縮機の特徴〕
(1)
本発明の第1実施形態に係る圧縮機1では、ターミナルピン21の本体ケーシング10内側の部分ではなくコネクタクリップ80に溶断部82が設けられ、溶断部82は、絶縁シール部23から3mm以上離されている。このため、この圧縮機1では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。また、この圧縮機1では、溶断部82をターミナルピン21に設けるための絞り加工などが不要となる。このため、この圧縮機1は、より低い製造コストで作製されることができる。
(2)
本発明の第1実施形態に係るコネクタクリップ80では、開口83が設けられることにより溶断部82が形成されている。このため、この圧縮機1では、開口83の大きさを調節することによって溶断速度を適宜調節することができる。
(3)
本発明の第1実施形態に係るコネクタクリップ80では、溶断部82が燐青銅により形成されている。このため、この圧縮機1では、黄銅製の溶断部よりも溶断速度を遅めることができる。
(4)
本発明の第1実施形態に係るコネクタクリップ80では、電流流れ方向Deと直交する面で切ったときの溶断部82の断面積が0.4〜2.0mmとなるように開口83が形成されている。このため、この圧縮機1では、ターミナルピン21の発熱膨張による絶縁シール部23の破損が起こる前に溶断部82が溶断し、電動機50への通電を断つことができる(図8参照)。
〔変形例〕
(A)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、スクロール型の圧縮ポンプユニット40が採用されたが、これに代えて、ロータリー型やスイング型など他の型式の圧縮ポンプユニットが採用さされてもかまわない。
(B)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、開口83の開き具合により溶断部82の溶断速度が決定されていたが、これに代えて、溶断部をくびれ形状とし、そのくびれ具合により溶断部の溶断速度を決定してもよい。
(C)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、コネクタクリップ80が燐青銅から製造されていたが、コネクタクリップ80は、黄銅から製造されていてもよい。このようにすれば、溶断部82の溶断速度を早めることができる。
(D)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、特に言及しなかったが、図9に示されるように、絶縁シール部23とコネクタクリップ80との間に円盤部材30を設けてもよい。このようにすれば、溶断部82の溶断時に起きるスパークが絶縁シール部23に到達しにくくなる。したがって、このような圧縮機1では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。
また、図10に示されるように、円盤部材30aの縁がターミナルボディ22の円筒部22aに密着するようにしてもよい。
(E)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、特に言及していなかったが、図11や図12に示されるようにコネクタクリップ80をクラスタボディ60に収容するようにしてもよい。このようにすれば、溶断部82の溶断時に起きるスパークが絶縁シール部23に到達しにくくなる。したがって、このような圧縮機1では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。
なお、ここで、クラスタボディ60は、一体樹脂成形品であるが、図13〜16に示されるように、主に、1つの第1四角筒部61a、2つの第2四角筒部61b、3つの蓋部61c、および2つの直角三角板部61dから形成されていると言える。ここで、第1四角筒部61aには、第1四角筒部61aを形成する4つの板部のうち1つの板部63aの長手方向Dlcの片端部に円形のターミナルピン挿入口64aと方形の係止穴65aとが形成されている。第2四角筒部61bは、第1四角筒部61aを第1四角筒部61aの長手方向Dlcと直交する面で切ったときの断面とほぼ同一の断面を有しており、長手方向Dlcの長さが第1四角筒部61aの長手方向Dlcの長さよりも短い。また、この第2四角筒部61bにも、第1四角筒部61aと同様の位置に同様のターミナルピン挿入口64bと係止穴65bとが形成されている。そして、この第2四角筒部61bは、長手方向Dlcが第1四角筒部61aの長手方向Dlcと平行となり、且つ、ターミナルピン挿入口64bが形成されていない側の開口端面Se2が第1四角筒部61aのターミナルピン挿入口64aが形成されていない側の開口端面Se1と揃い、且つ、ターミナルピン挿入口64bを有する板部63bが第1四角筒部61aのターミナルピン挿入口64aを有する板部63aと隣り合うように、第1四角筒部61aの両脇に配されている。なお、この状態において、3つのターミナルピン挿入口64a,64bは、ターミナルピン挿入口64a,64bが形成される板部63a,63bの板厚方向Dtに沿って見て、それらの中心を結ぶと正三角形となるように配されている。蓋部61cは、第1四角筒部61aおよび第2四角筒部61bの開口端面不揃い側の口を塞いでいる。直角三角板部61dは、第2四角筒部61bの幅と同一の長さの底辺および第1四角筒部61aの長手方向Dlcの長さと第2四角筒部61bの長手方向Dlcの長さとの差と同一の長さの高さを有する直角三角形状の板部であって、表裏の直角三角形の底辺を含む端面が第2四角筒部61bの蓋部61cに接し、表裏の直角三角形の垂辺を含む端面が第1四角筒部61aに接し、さらに、板面がターミナルピン挿入口64a,64bが形成されている板部63a,63bの板面に一致するように配される。そして、第1四角筒部61aおよび第2四角筒部61bには、コネクタクリップ80が挿入される。なお、コネクタクリップ80は、ターミナルピン差込孔81がターミナルピン挿入口64a,64bと一致して連続孔を形成し且つリード線接続部84が第1四角筒部61aおよび第2四角筒部61bの開口端面側に配されるように挿入されている。
また、このクラスタボディ60をセラミック素材により形成してもよい。このようにすれば、溶断部82が瞬断されない程度であって溶断部82が発熱してしまう程度の電流が溶断部82に流れる場合であっても、クラスタボディ60が溶融して溶断部82に密着することがない。このため、この圧縮機1では、上述のような状況下であっても、溶断部82が正常に溶断することができ、ターミナル20や電動機50に多大な損傷を及ぼすのを有効に防止することができる。また、樹脂製のクラスタボディ60と同様に絶縁性も確保することができる。
(F)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、固定子51が胴体ケーシング部12の円筒部分に固定されていたが、固定子51は、下部に別途設けられる下部ハウジング(図示せず)に固定されていてもよい。
(G)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、コネクタクリップ80は、コネクタクリップ80がターミナルピン21に完全に嵌め込まれた状態において溶断部82が絶縁シール部23(後述)から3mm以上離れるように形成されていた。しかし、コネクタクリップ80は、コネクタクリップ80がターミナルピン21に完全に嵌め込まれた状態において溶断部82が絶縁シール部23(後述)から5mm以上離れるように形成されていてもよいし、6mm以上離れるように形成されていてもよい。
(H)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、ターミナルピン21が3本あるターミナル20が採用されたが、ターミナルピン21の数は特に限定されることなく、ターミナルピン21が4本以上あるターミナルが採用されてもかまわない。
(I)
先の実施の形態に係る圧縮機1では、胴体ケーシング部12に平面部14が形成され、そこにターミナル20が固定されていたが、上蓋部11に平面部が形成され、そこにターミナル20が固定されるようにしてもかまわない。
<第2実施形態>
ここでは、図17〜図22を用いて本発明の第2実施形態に係る圧縮機101について説明する。なお、この圧縮機101はコネクタクリップの形状およびコネクタクリップがクラスタボディに収容されること以外は第1実施形態に係る圧縮機1と同一であるので、ここでは、コネクタクリップ及びクラスタボディ以外の説明については同様の符号を付して省略する。
本実施の形態において、コネクタクリップ180は、図17に示されるように、一部がクラスタボディ160に収容されている。以下、コネクタクリップ180およびクラスタボディ160について詳述する。
コネクタクリップ180は、図17に示されるように、主に、リード線接続部184、溶断部182、ターミナルピン差込部181、及び係止爪185から構成されており、略「く」の字の形状を呈している。リード線接続部184は、図17に示されるように、第1圧着部184aおよび第2圧着部184bを有しており、2点でリード線54を接続する。ここで、第1圧着部184aはリード線54の先端に露出している金属線を圧着し、第2圧着部184bはリード線54の金属線を被覆している絶縁被覆層の上からリード線54を圧着する。ターミナルピン差込部181は、ターミナルピン21を差し込む孔(以下、ターミナルピン差込孔という)を有しており、リード線接続部184の反対側に設けられている。そして、このターミナルピン差込部181にターミナルピン21が差し込まれ、本体ケーシング10外側に存在する外部電源から電気が供給されると、ターミナルピン21、コネクタクリップ180、およびリード線54を通じてコイル53に電気が供給されるようになっている。溶断部182は、リード線接続部184とターミナルピン差込部181との間に形成されており、開口183の開き具合によりその溶断速度が決定されている。なお、本実施の形態では、溶断部182は、断面積が0.4〜2.0mmとされるように開口183の大きさが決定されている。係止爪185は、クラスタボディ160に設けられている係止穴165a,165b(後述)に嵌め込まれる爪であって、コネクタクリップ180をクラスタボディ160に固定する役割を担う。なお、本実施の形態において、コネクタクリップ180は、リード線接続部184が胴体ケーシング部12から離反するようにクラスタボディ160に差し込まれる。言い換えると、クラスタブロック170がターミナルピン21に接続された状態において、胴体ケーシング部12の軸に沿って見た場合、リード線接続部184が、ターミナルピン21の長手方向と直交する方向に交差する方向に沿ってターミナル20の配置側からターミナル20の非配置側に向かって延びるようになっている(図17参照)。また、このとき、溶断部182は、絶縁シール部23から3mm以上離されている。
クラスタボディ160は、樹脂一体成形品であるが、図18〜22に示されるように、主に、1つの第1四角筒部161a、2つの第2四角筒部161b、3つの蓋部161c、および2つの直角三角板部161dから形成されていると言える。ここで、第1四角筒部161aを形成する4つの板部のうち1つの板部163aには、円形のターミナルピン挿入口164aと方形の係止穴165aとが長手方向Dlcに沿って並ぶように形成されている。第2四角筒部161bは、第1四角筒部161aを第1四角筒部161aの長手方向Dlcと直交する面で切ったときの断面とほぼ同一の断面を有しており、長手方向Dlcの長さが第1四角筒部161aの長手方向Dlcの長さと等しい。また、この第2四角筒部161bにも、第1四角筒部161aと同様の位置に同様のターミナルピン挿入口164bと係止穴165bとが形成されている。そして、この第2四角筒部161bは、長手方向Dlcが第1四角筒部161aの長手方向Dlcと平行となり、且つ、ターミナルピン挿入口164bを有する板部163bが第1四角筒部161aのターミナルピン挿入口164aを有する板部163aと隣り合い、且つ、ターミナルピン挿入口164a,164bが形成される板部163a,163bの板厚方向Dtに沿って見たとき3つのターミナルピン挿入口164a,164bの中心を結ぶと正三角形が形成され、且つ、第1四角筒部161aのターミナルピン挿入口164a側の端面が第2四角筒部161bのターミナルピン挿入口164b側の端面よりも突出するように第1四角筒部161aの両脇に配されている。蓋部161cは、第1四角筒部161aおよび第2四角筒部161bのターミナルピン挿入口164a,164b側の開口を塞いでいる。直角三角板部161dは、第2四角筒部161bの幅と同一の長さの底辺および第1四角筒部161aのターミナルピン挿入口164a側の端面から第2四角筒部161bのターミナルピン挿入口164b側の端面までの距離と同一の長さの高さを有する直角三角形状の板部であって、表裏の直角三角形の底辺を含む端面が第2四角筒部161bの蓋部161cに接し、表裏の直角三角形の垂辺を含む端面が第1四角筒部161aに接し、さらに、板面がターミナルピン挿入口164a,164bが形成されている板部163a,163bの板面に一致するように配される。そして、第1四角筒部161aおよび第2四角筒部161bには、ターミナルピン差込孔がターミナルピン挿入口164a,164bと一致して連続孔を形成するようにターミナルピン差込部181が差し込まれる。なお、第1四角筒部161aおよび第2四角筒部161bの長手方向Dlcの長さは、コネクタクリップ180のうちターミナルピン差込部181のみが収容される長さとなっている。つまり、コネクタクリップ180のうち溶断部182およびリード線接続部184は、クラスタボディ160の外部に配されることになる。
〔圧縮機の特徴〕
(1)
本発明の第2実施形態に係る圧縮機101では、ターミナルピン21の本体ケーシング10内側の部分ではなくコネクタクリップ180に溶断部182が設けられ、溶断部182は、絶縁シール部23から3mm以上離されている。このため、この圧縮機101では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。また、この圧縮機101では、溶断部182をターミナルピン21に設けるための絞り加工などが不要となる。このため、この圧縮機101は、より低い製造コストで作製されることができる。
(2)
本発明の第2実施形態に係るコネクタクリップ180では、開口183が設けられることにより溶断部182が形成されている。このため、この圧縮機101では、開口183の大きさを調節することによって溶断速度を適宜調節することができる。
(3)
本発明の第2実施形態に係るコネクタクリップ180では、溶断部182が燐青銅により形成されている。このため、この圧縮機101では、黄銅製の溶断部よりも溶断速度を遅めることができる。
(4)
本発明の第2実施形態に係るコネクタクリップ180では、溶断部182の断面積が0.4〜2.0mmとなるように開口183が形成されている。このため、この圧縮機101では、ターミナルピン21の発熱膨張による絶縁シール部23の破損が起こる前に溶断部182が溶断し、電動機50への通電を断つことができる。
(5)
本発明の第2実施形態に係る圧縮機101では、溶断部182と絶縁シール部23との間にクラスタボディ160が配置される。このため、この圧縮機101では、溶断部182の溶断時に起きるスパークが絶縁シール部23に到達しにくくなる。したがって、この圧縮機101では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。
(6)
本発明の第2実施形態に係る圧縮機101では、溶断部182が樹脂製のクラスタボディ160の外部に配置されている。このため、この圧縮機101では、溶断部182が瞬断されない程度であって溶断部182が発熱してしまう程度の電流が溶断部182に流れる場合であっても、溶断部182が正常に溶断することができ、ターミナル20や電動機50に多大な損傷を及ぼすのを有効に防止することができる(溶断部182が樹脂製のクラスタボディ160の内部に配置されていると、溶断部182が瞬断されない程度であって溶断部182が発熱してしまう程度の電流が溶断部182に流れる場合、樹脂製のクラスタボディ160が融解して溶断部182に密着し、溶断部182がいつまでたっても溶断せずターミナル20や電動機50に多大な損傷を及ぼすおそれがある)。
〔変形例〕
第2実施形態に係る圧縮機101では、コネクタクリップ180がクラスタボディ160に収容されたが、コネクタクリップ180がクラスタボディ160に収容されずに単独でターミナルピン21に接続されるようにしてもよい。なお、かかる場合、コネクタクリップ180は絶縁樹脂フィルム等で被覆されるのが好ましい。
また、第2実施形態に係る圧縮機101については、第1実施形態の変形例を応用することも可能である。
<第3実施形態>
ここでは、図23〜図27を用いて本発明の第3実施形態に係る圧縮機201について説明する。なお、この圧縮機201はコネクタクリップの形状およびコネクタクリップがクラスタボディに収容されること以外は第1実施形態に係る圧縮機1と同一であるので、ここでは、コネクタクリップ及びクラスタボディ以外の説明については同様の符号を付して省略する。
本実施の形態において、コネクタクリップ280は、図23に示されるように、一部がクラスタボディ260に収容されている。以下、コネクタクリップ280およびクラスタボディ260について詳述する。
コネクタクリップ280は、図23に示されるように、主に、リード線接続部284、溶断部282、ターミナルピン差込部281、及び係止爪285から構成されている。リード線接続部284は、図23に示されるように、第1圧着部284aおよび第2圧着部284bを有しており、2点でリード線54を接続する。ここで、第1圧着部284aはリード線54の先端に露出している金属線を圧着し、第2圧着部284bはリード線54の金属線を被覆している絶縁被覆層の上からリード線54を圧着する。なお、ここで、リード線接続部284は、リード線54の先端部がターミナルピン21の長手方向と平行な方向に沿ってリード線引き出し位置Pd側からターミナル20側に向かって伸びるようにリード線54を接続する。言い換えると、クラスタブロック270がターミナルピン21に接続された状態において、胴体ケーシング部12の軸に沿って見た場合、リード線接続部284は、リード線接続部側の先端部がターミナルピン21の長手方向に沿ってターミナル20の非配置側からターミナル20の配置側に向かって延びるようにリード線54を接続する(図4参照)。ターミナルピン差込部281は、ターミナルピン21を差し込む孔(以下、ターミナルピン差込孔という)を有しており、リード線接続部284の反対側に設けられている。そして、このターミナルピン差込部281にターミナルピン21が差し込まれ、本体ケーシング10外側に存在する外部電源から電気が供給されると、ターミナルピン21、コネクタクリップ280、およびリード線54を通じてコイル53に電気が供給されるようになっている。溶断部282は、リード線接続部284とターミナルピン差込部281との間に形成されており、開口283の開き具合によりその溶断速度が決定されている。なお、本実施の形態では、溶断部282は、断面積が0.4〜2.0mmとされるように開口283の大きさが決定されている。係止爪285は、クラスタボディ260に設けられている係止穴264(後述)に嵌め込まれる爪であって、コネクタクリップ280をクラスタボディ260に固定する役割を担う。また、本実施の形態において、溶断部282は、絶縁シール部23から3mm以上離されている。
クラスタボディ260は、樹脂一体成形品であるが、図24〜27に示されるように、主に、1枚の略正三角形を呈する基板261と、基板261上に立設される3つのコネクタクリップ収容部262とから形成されていると言える。コネクタクリップ収容部262には、コネクタクリップ収容空間265が形成されている(図26および図27参照)。また、コネクタクリップ収容部262は、基板261の重心Gを中心として点対称に配置されている。また、基板261のうちコネクタクリップ収容部262が立設される位置には、板厚方向Dt2に貫通する円形のターミナルピン挿入口263と方形の係止穴264とがコネクタクリップ収容部262の長手方向に沿って並ぶように形成されている。そして、コネクタクリップ収容部262には、ターミナルピン差込孔がターミナルピン挿入口263と一致して連続孔を形成するようにターミナルピン差込部281が差し込まれる。なお、コネクタクリップ収容部262の長手方向の長さは、コネクタクリップ280のうちターミナルピン差込部281と溶断部282の一部分のみが収容される長さとなっている。つまり、コネクタクリップ280のうち溶断部282の一部分およびリード線接続部284は、コネクタクリップ収容部262の外部、つまりクラスタボディ260の外部に配されることになる。
〔圧縮機の特徴〕
(1)
本発明の第3実施形態に係る圧縮機201では、ターミナルピン21の本体ケーシング10内側の部分ではなくコネクタクリップ280に溶断部282が設けられ、溶断部282は、絶縁シール部23から3mm以上離されている。このため、この圧縮機201では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。また、この圧縮機201では、溶断部282をターミナルピン21に設けるための絞り加工などが不要となる。このため、この圧縮機201は、より低い製造コストで作製されることができる。
(2)
本発明の第3実施形態に係るコネクタクリップ280では、開口283が設けられることにより溶断部282が形成されている。このため、この圧縮機201では、開口283の大きさを調節することによって溶断速度を適宜調節することができる。
(3)
本発明の第3実施形態に係るコネクタクリップ280では、溶断部282が燐青銅により形成されている。このため、この圧縮機201では、黄銅製の溶断部よりも溶断速度を遅めることができる。
(4)
本発明の第3実施形態に係るコネクタクリップ280では、電溶断部182の断面積が0.4〜2.0mmとなるように開口283が形成されている。このため、この圧縮機201では、ターミナルピン21の発熱膨張による絶縁シール部23の破損が起こる前に溶断部282が溶断し、電動機50への通電を断つことができる。
(5)
本発明の第3実施形態に係る圧縮機201では、溶断部282と絶縁シール部23との間にクラスタボディ260の基板261が配置される。このため、この圧縮機201では、溶断部282の溶断時に起きるスパークが絶縁シール部23に到達しにくくなる。したがって、この圧縮機201では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部23の破損を抑制することができる。
(6)
本発明の第3実施形態に係る圧縮機201では、溶断部282の一部分が樹脂製のクラスタボディ260の外部に配置されている。このため、この圧縮機201では、溶断部282が瞬断されない程度であって溶断部282が発熱してしまう程度の電流が溶断部282に流れる場合であっても、溶断部282が正常に溶断することができ、ターミナル20や電動機50に多大な損傷を及ぼすのを有効に防止することができる。(溶断部282が樹脂製のクラスタボディ260の内部に配置されていると、溶断部282が瞬断されない程度であって溶断部282が発熱してしまう程度の電流が溶断部282に流れる場合、樹脂製のクラスタボディ260が融解して溶断部282に密着し、溶断部282がいつまでたっても溶断せずターミナル20や電動機50に多大な損傷を及ぼすおそれがある)。
〔変形例〕
(A)
第3実施形態に係る圧縮機201では、コネクタクリップ280がクラスタボディ260に収容されたが、コネクタクリップ280がクラスタボディ260に収容されずに単独でターミナルピン21に接続されるようにしてもよい。なお、かかる場合、コネクタクリップ280は絶縁樹脂フィルム等で被覆されるのが好ましい。
また、第3実施形態に係る圧縮機201については、第1実施形態の変形例を応用することも可能である。
(B)
第3実施形態に係る圧縮機201では、基板261の形状が略正三角形のクラスタボディ260が採用されたが、図28に示されるような円盤状の基板361を有するクラスタボディ360が採用されてもよい。かかる場合、コネクタクリップ収容部262は、基板361の中心Oを中心として点対称に配置される。
また、第3実施形態に係る圧縮機201については、第1実施形態の変形例を応用することも可能である。
本発明に係る圧縮機では、従来の圧縮機よりも絶縁シール部の破損を抑制することができるという特徴を有し、特に大型の圧縮機などに有用である。
本発明の第1実施形態に係る圧縮機の縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機のターミナル付近の部分斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機のターミナル付近を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機の本体ケーシングの異形部分の部分横断面図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機に採用されるコネクタクリップの外観斜視図である。なお、ここで、(a)は上方斜視図であり、(b)は下方斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機に採用されるコネクタクリップにリード線が接続されたときの状態図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機に採用されるターミナルの外観斜視図である。なお、ここで、(a)は前方斜視図であり、(b)は後方斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮機に採用されるコネクタクリップの溶断特性を表す図である。 第1実施形態の変形例(D)に係る圧縮機のターミナル付近の縦断面図である。 第1実施形態の変形例(D)に係る圧縮機のターミナル付近の縦断面図である。 第1実施形態の変形例(E)に係る圧縮機の本体ケーシングの異形部分の部分横断面図である。 第1実施形態の変形例(E)に係る圧縮機のターミナル付近の縦断面図である。 第1実施形態の変形例(E)に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの外観斜視図である。なお、ここで、(a)は上方斜視図であり、(b)は下方斜視図である。 第1実施形態の変形例(E)に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの上面透視図である。 第1実施形態の変形例(E)に係る圧縮機に採用されるクラスタボディのA−A断面図である。 第1実施形態の変形例(E)に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの背面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮機のターミナル付近の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの上方斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの下方斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの上面透視図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディのB−B断面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの背面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮機のターミナル付近の拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの上面透視図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディの下面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディのC−C断面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮機に採用されるクラスタボディのD−D断面図である。 本発明の第3実施形態の変形例(B)に係るクラスタボディの上面透視図である。
符号の説明
1,101,201 圧縮機
21 ターミナルピン
22 ターミナルボディ(ピン支持部)
23 絶縁シール部
30,30a 円盤部材(壁部材)
50 電動機
54 リード線
60,160,260,360 クラスタブロック
80,180,280 ターミナルクリップ
81,181,281 ピン接続部
82,182,282 溶断部
83,183,283 開口
84,184,284 リード線接続部

Claims (10)

  1. ターミナルピン(21)と、
    電動機(50)と、
    前記ターミナルピンを接続するピン接続部(81,181,281)と、
    前記電動機から延びるリード線(54)を接続するリード線接続部(84,184,284)と、
    前記ピン接続部と前記リード線接続部とを接続する溶断部(82,182,282)と、
    を備える、圧縮機(1,101,201)。
  2. 前記ピン接続部、前記リード線接続部、および前記溶断部は、1つのターミナルクリップ(80,180,280)を形成している、
    請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記溶断部は、開口(83,183,283)が設けられることにより形成される、
    請求項1または2に記載の圧縮機。
  4. 前記溶断部は、くびれ形状を呈している、
    請求項1または2に記載の圧縮機。
  5. 前記溶断部は、燐青銅により形成されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の圧縮機。
  6. 前記溶断部は、電流流れ方向と直交する面で切ったときの断面積が0.4〜2.0mmである、
    請求項5に記載の圧縮機。
  7. 前記溶断部は、黄銅により形成されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の圧縮機。
  8. 前記ターミナルピンを挿通するためのピン挿通孔を有するピン支持部(22)と、
    少なくとも前記ピン挿通孔内に設けられ、前記ターミナルピンと前記ピン支持部とを絶縁するとともに前記ターミナルピンと前記ピン支持部との隙間をシールする絶縁シール部(23)と、
    をさらに備え、
    前記溶断部は、前記絶縁シール部から3mm以上離れている、
    請求項1から7のいずれかに記載の圧縮機。
  9. 前記溶断部と絶縁シール部との間に配置される壁部材(30,30a,60,160,260,360)をさらに備える、
    請求項8に記載の圧縮機。
  10. 前記壁部材は、セラミック素材から成っている、
    請求項9に記載の圧縮機。
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