JP2007189889A - ポンプ用ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents

ポンプ用ブラシレスモータの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】誘起電圧の中性点検出のためにマスクをかけずに位相を適正に検出すること。
【解決手段】燃料ポンプに設けられるブラシレスモータ11のコントローラ10は、ブラシレスモータ11において各相コイル14A〜14Cに生じる誘起電圧に基づいてロータ15の位相を検出し、その検出された位相に基づいて各相コイル14A〜14Cへの通電を制御するようになっている。ここで、コントローラ10の制御回路12は、3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3を判定値として誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して論理信号の所定変化によりロータ15の位相を検出するようになっている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ポンプに設けられるブラシレスモータに係り、詳しくは、ブラシレスモータを制御するためのポンプ用ブラシレスモータの制御装置に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載のブラシレスモータの制御装置が知られている。ここで使用されるブラシレスモータは、各相コイルに生じる誘起電圧の中性点により位相を検出するようになっている。ところで、誘起電圧の変化において逆起電圧としてパルス状電圧が生じ、そのパルス状電圧により位相が誤検出されるおそれがある。そこで、特許文献1に記載の制御装置では、パルス状電圧による位相の誤検出を防止するために、中性点の検出に一定時間だけマスクをかけるようになっている。
また、近年では、ポンプの小型化を図るために、ポンプにブラシレスモータが用いられることが、例えば、下記の特許文献2に記載されている。
特許第2642357号公報 特開2003−88080号公報
ところが、特許文献1に記載の制御は、全てのブラシレスモータで同様に成立するとは限らなかった。すなわち、インダクタンスの大きいブラシレスモータや電流値の大きいブラシレスモータ、あるいは低回転域で使用されるブラシレスモータでは、パルス状電圧の発生時間が比較的長くなることから、ブラシレスモータによっては、中性点の検出においてマスクをかける時間を変更しなければならない。このため、各種ブラシレスモータの制御について同じ制御回路を使用することができず、制御回路を共通化することができなかった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、誘起電圧の中性点の検出のためにマスクをかけることなく位相を適正に検出することを可能としたポンプ用ブラシレスモータの制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ポンプに設けられるブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて各相コイルへの通電を制御するようにしたポンプ用ブラシレスモータの制御装置であって、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して論理信号の所定変化により位相を検出することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧が判定され、その判定結果が論理信号に変換されて論理信号の所定変化により位相が検出されることから、中性点の検出にマスクをかけることなくパルス状電圧を他と区別して判定することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、ポンプに設けられるブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて各相コイルへの通電を制御するようにしたポンプ用ブラシレスモータの制御
装置であって、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して論理信号の変化サイクルにより異常を検出することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧が判定され、その判定結果が論理信号に変換されて論理信号の変化サイクルにより異常が検出されることから、中性点の検出にマスクをかけることなくパルス状電圧を他と区別して判定することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、複数の基準電圧のうちの一つは各相コイルの中性点の電圧、若しくは直流電源電圧の半分の電圧であることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、論理信号の所定変化により、又は、論理信号の変化サイクルにより、各相コイルの中性点を他と区別して判定することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、複数の基準電圧は3つ乃至5つであることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の作用に加え、3つ乃至5つの基準電圧を3つ乃至5つの判定値として誘起電圧が判定されるので、例えば、3つの基準電圧の場合は、判定結果から4つのモードを区別することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、論理信号への変換は、各判定値による判定結果を、所定時間を置いた複数回の読み込みにより行うことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の作用に加え、判定結果が複数回読み込まれることから、ノイズの識別が可能となる。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、ポンプに設けられるブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて各相コイルへの通電を制御するようにしたポンプ用ブラシレスモータの制御装置であって、誘起電圧を3つ以上の基準電圧と比較することで得られる波形を演算処理してポンプの可動部材の位置を検出することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、誘起電圧を3つ以上の基準電圧と比較することで得られる波形を演算処理してポンプの可動部材の位置を検出するので、誘起電圧から得られる波形の演算処理にマスクをかける必要がなく、ポンプの可動部材の位置をノイズと区別して検出することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、基準電圧は5つであることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項6に記載の発明の作用に加え、誘起電圧が5つの基準電圧と比較されるので、例えば、誘起電圧に、急峻に立ち上がるインパルスノイズが含まれていても、そのノイズを他の信号と区別することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項8に記載の発明は、ブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて各相コイルへの通電を制御するようにしたブラシレスモータの制御装置であって、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して論理信号の所定変化により位相を検出することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧が判定され、その判定結果が論理信号に変換されて論理信号の所定変化により位相が検出されることから、中性点の検出にマスクをかけることなくパルス状電圧を他と区別して判定することが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項9に記載の発明は、ブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて各相コイルへの通電を制御するようにしたブラシレスモータの制御装置であって、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して論理信号の変化サイクルにより異常を検出することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、複数の基準電圧を判定値として誘起電圧が判定され、その判定結果が論理信号に変換されて論理信号の変化サイクルにより異常が検出されることから、中性点の検出にマスクをかけることなくパルス状電圧を他と区別して判定することが可
能となる。
請求項1に記載の発明によれば、誘起電圧の中性点の検出のためにマスクをかけることなく位相を適正に検出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、誘起電圧の中性点の検出にマスクをかけることなく適正に異常を検出することができ、これによって位相を適正に検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、誘起電圧の中性点の位相を直接判別することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、位相の検出精度を高めることができ、ブラシレスモータの制御につき確実な動作を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え、ノイズを除去できることでブラシレスモータの制御につき確実な動作を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、誘起電圧と基準電圧との比較のためにマスクをかけることなく可動部材の位置を適正に検出することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明の効果に加え、ポンプの可動部材の位置検出精度を高めることができ、ブラシレスモータの制御につき確実な動作を得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、誘起電圧の中性点の検出のためにマスクをかけることなく位相を適正に検出することができる。
請求項9に記載の発明によれば、誘起電圧の中性点の検出にマスクをかけることなく適正に異常を検出することができ、これによって位相を適正に検出することができる。
以下、本発明におけるポンプ用ブラシレスモータの制御装置を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、本発明をエンジンの燃料ポンプに使用されるブラシレスモータの制御装置に具体化して説明する。図1に、エンジンに付随して車両に搭載される燃料タンク1を断面図により示す。燃料タンク1の中には、タンク本体2とは別に高圧フィルタカバー3が設けられる。この高圧フィルタカバー3には、燃料ポンプ4、燃料通路5a,5b、プレッシャレギュレータ6及び高圧燃料フィルタ7が設けられる。燃料ポンプ4の吸入口には燃料フィルタ8が設けられる。燃料ポンプ4が作動することにより、タンク本体2に貯留された燃料は、燃料フィルタ8を介して燃料ポンプ4に吸入され、燃料通路5aを経由して高圧燃料フィルタ7を通り、更に燃料通路5bを経由してプレッシャレギュレータ6により調圧されて出口9から吐出される。高圧フィルタカバー3の最上部には、燃料ポンプ4を制御するためのコントローラ10が設けられる。このコントローラ10には燃料ポンプ4が電気的に接続される。この実施形態では、コントローラ10により本発明の制御装置が構成される。この実施形態で、燃料ポンプ4には、長寿命化を図るために、ブラシレスモータが駆動源として使用されている。
図2に、燃料ポンプ4で使用されるブラシレスモータ11とコントローラ10の構成を電気回路図により示す。コントローラ10は、制御回路12と駆動回路13とを含む。この実施形態で、ブラシレスモータ11は3相モータであり、駆動回路13は3相全波駆動回路である。この実施形態のブラシレスモータ11は、ロータ15の位置(ロータ位置)を検出するためにホール素子を用いずに、ブラシレスモータ11を構成するステータの各相(U相、V相、W相)のコイル14A,14B,14Cで生じる誘起電圧(発電電圧)を利用するようになっている。すなわち、燃料ポンプ4の可動部材でもあるロータ15が回転することで発生する誘起電圧からロータ位置を検出し、通電対象となるコイル14A〜14Cを決定するようになっている。但し、起動時は、誘起電圧が発生しないことから、強制駆動によりロータ15を回転させるようになっている。誘起電圧が発生した後は、誘起電圧を検出して行われる駆動に切り替えるようになっている。
図2に示すように、駆動回路13は、スイッチング素子としてのPNP形の第1、第3及び第5のトランジスタTr1,Tr3,Tr5、並びに、NPN形の第2、第4及び第6のトランジスタTr2,Tr4,Tr6を3相ブリッジ接続して構成される。第1、第3及び第5のトランジスタTr1,Tr3,Tr5のエミッタはそれぞれ電源(+B)接続され、第2、第4及び第6のトランジスタTr2,Tr4,Tr6のエミッタはそれぞれ接地される。3相のブラシレスモータ11は、U相、V相及びW相の各コイル14A,14B,14Cを有するステータ14と、永久磁石型ロータ15とを備える。各相のコイル14A〜14Cの一端子は共通に接続され、各他端子は第1及び第2のトランジスタTr1,Tr2の共通接続点、第3及び第4のトランジスタTr3,Tr4の共通接続点、並びに第5及び第6のトランジスタTr5,Tr6の共通接続点にそれぞれ接続される。各トランジスタTr1〜Tr6のベースは制御回路12に接続される。制御回路12の両端子は、それぞれ電源(+B)に接続され、接地される。この実施形態で、制御回路12はカスタムICにより構成される。
図3に、制御回路12によるブラシレスモータ11の各相通電タイミングと各相誘起電圧変化をタイムチャートにより示す。制御回路12は、駆動回路13の各トランジスタTr1〜Tr6のベース(ゲート)に対する通電を制御することにより、ブラシレスモータ11のU相、V相及びW相の各コイル14A〜14Cに対する通電を制御する。図3において、「UH,VH,WH」はそれぞれU相、V相、W相をハイレベルとするHi側ゲートを示し、「UL,VL,WL」はそれぞれU相、V相、W相をロウレベルとするLow側ゲートを示す。図3に示すように、Hi側ゲート及びLow側ゲートの通電を制御することにより、U相、V相及びW相の各コイル14A〜14Cが通電され誘起電圧が生じることが分かる。
図4に、U相、V相及びW相の各コイル14A〜14Cの端子電圧の変化をタイムチャートにより示す。このチャートから分かるように、各コイル14A〜14Cは、「120°通電」と「60°非通電」を交互に受ける。時刻t1で、非通電に切り替えられると、最初にパルス状電圧として正の逆起電力が生じ、その後に誘起電圧が増加する。次に、時刻t2で、通電に切り替えられてから、時刻t3で非通電に切り替えられるまでの間で、正の定電圧により推移する。そして、時刻t3で、非通電に切り替えられると、パルス状電圧として負の逆起電力が生じ、その後に誘起電圧が減少する。そして、時刻t4で、通電に切り替えられると、負の定電圧により推移する。制御回路12は、逆起電圧の後に生じる誘起電圧を利用してロータ位置を検出するようになっている。
図5に、制御回路12が実行する制御ロジックを概念図により示す。最初に、ステップ100で電源ONにより起動されると、ステップ110で、制御回路12はロータ15を強制駆動する。次に、ステップ120で、制御回路12は誘起電圧の検出を行う。誘起電圧が検出できなければ、制御回路12はステップ110で再びロータ15の強制駆動を行う。誘起電圧が検出できれば、制御回路12はステップ130で、ロータ位置推定駆動を実行する。この詳しい処理内容は後述する。その後、ステップ140で、制御回路12は異常検出を行う。ここで、異常とは、例えば、「脱調」等の現象を意味する。異常が検出できなければ、制御回路12はステップ120で、再び誘起電圧の検出を行う。異常が検出できれば、制御回路12は、ステップ150で再起動ロジックを実行した後、ステップ120で再び誘起電圧の検出を行う。
図6に、制御回路12が実行する「ロータ位置推定駆動」に係る制御ロジックにつき、U相の誘起電圧を利用した内容についてフローチャートにより示す。V相及びW相については、U相と同様であることから、ここでは説明を省略する。また、図7に、各種パラメータの挙動をタイムチャートにより示す。
ステップ200でブラシレスモータ11が起動すると、制御回路12は、ステップ201で初期化を行い、ステップ202でロータ15を強制駆動する。
その後、制御回路12は、ステップ203でU相の誘起電圧を読み込み、ステップ204で、読み込まれたU相の誘起電圧に基づき逆起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、3つの基準電圧VTH1(+B/4),VTH2(+B/2),VTH3(+3B/4)を判定値として、読み込まれたU相の誘起電圧と3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3とを比較してU相誘起H(A1)、U相誘起M(B1)及びU相誘起L(C1)の波形を得る。第1の基準電圧VTH1は、電源電圧(+B)の四分の一の値(+B/4)を有し、第2の基準電圧VTH2は、誘起電圧の中性点を示し電源電圧(+B)の二分の一の値(+B/2)を有し、第3の基準電圧VTH3は、電源電圧(+B)の四分の三の値(+3B/4)を有する。ここで、U相の誘起電圧が第1の基準電圧VTH1より小さい場合はU相誘起H(A1)がハイレベルとなり、誘起電圧が第2の基準電圧VTH2に等しい場合はU相誘起M(B1)がハイレベルとなり、誘起電圧が第3の基準電圧VTH3より大きい場合はU相誘起L(C1)がハイレベルとなる。制御回路12は、これら各U相誘起H,M,Lの波形A1〜C1の組み合わせから論理モードを演算する。理論モードは、波形A1〜C1を3BITの2進法に割り当てて10進法に変換した値を「0,1,3,7」として表す。「0」は3つの波形A1〜C1の全てがロウレベル(000)となる判定結果を意味し、「1」は波形C1のみがハイレベル(001)となる判定結果を意味し、「3」はB1,C1がハイレベル(011)となる判定結果を意味し、「7」は3つの波形A1〜C1の全てがハイレベル(111)となる判定結果を意味する。このように制御回路12は、上記判定結果を論理信号に変換することにより、「0,1,3,7」の値をU相誘起の波形D1として得る。従って、ステップ204で、制御回路12は、誘起電圧が逆起電圧か否か、すなわちU相誘起の波形D1が「7」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常(例えば、電源電圧の異常低下による誘起電圧の異常低下等)を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。異常処理として、例えば、図5にステップ150で示す再起動ロジックを実行する。ここで、再起動ロジックとは、誘起電圧を検出してのブラシレスモータ11の駆動を一旦停止させて再度誘起電圧の読み込みを開始させることを意味する。このとき誘起電圧を検出できなければ強制駆動を実行する。
一方、ステップ204の判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ205で誘起電圧を読み込み、ステップ206で、読み込まれた誘起電圧に基づき誘起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「0」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
ステップ206の判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ207で誘起電圧を読み込み、ステップ208で、読み込まれた誘起電圧に基づき誘起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「1」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
ステップ208の判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ209で誘起電圧を読み込み、ステップ210で、読み込まれた誘起電圧に基づき誘起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「3」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。この判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ211へ移行する。
上記したステップ203〜210の処理は、図4に示す誘起電圧の上昇過程について判定するものであり、制御回路12は、V相及びW相についても並行してこの処理を行う。
そして、制御回路12は、ステップ211でタイマT1をクリアし、ステップ212でタイマT1をスタートする。その後、ステップ213で、制御回路12は、タイマT1がオーバーフローしたか否かを判定する。この判定結果が肯定である場合は、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
一方、ステップ213の判定結果が否定である場合、ステップ214で、制御回路12は、W相について行うステップ230の判定結果が肯定であるとき、すなわちW相誘起の波形D3が「1」となるときにタイマT1をストップする。
その後、ステップ215で、制御回路12は、タイマT1の1/2の値(タイマ値T1/2)を読み込み、タイマT1Aをクリアする。そして、制御回路12は、ステップ216でタイマT1Aをスタートし、ステップ217で、タイマT1Aが「T1/2」となるのを待って、ステップ218で、通電相を「U→V」から「U→W」へ切り替える。そのために、制御回路12は、トランジスタTr1,Tr6を「ON」とし、それ以外を「OFF」とする状態から、トランジスタTr1,Tr4を「ON」とし、それ以外を「OFF」とする状態へ切り替える。
その後、制御回路12は、ステップ223〜230の処理を実行する。これらの処理は、図4に示す誘起電圧の降下過程について判定するものであり、制御回路12は、V相及びW相についても並行してこの処理を行う。
すなわち、制御回路12は、ステップ223で誘起電圧を読み込み、ステップ224で読み込まれた誘起電圧に基づき逆起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「0」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
一方、ステップ224の判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ225で誘起電圧を読み込み、ステップ226で、読み込まれた誘起電圧に基づき誘起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「7」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
ステップ226の判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ227で誘起電圧を読み込み、ステップ228で、読み込まれた誘起電圧に基づき誘起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「3」か否かを判定する。この判定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
ステップ228の判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ229で誘起電圧を読み込み、ステップ230で、読み込まれた誘起電圧に基づき誘起電圧判定を行う。ここで、制御回路12は、U相誘起の波形D1が「1」か否かを判定する。この判
定結果が否定である場合、異常を検出したものとして、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。この判定結果が肯定である場合、制御回路12はステップ231へ移行する。
そして、制御回路12は、ステップ231でタイマT4をクリアし、ステップ232でタイマT4をスタートする。その後、ステップ233で、制御回路12は、タイマT4がオーバーフローしたか否かを判定する。この判定結果が肯定である場合は、制御回路12は、ステップ240で異常処理を実行する。
一方、ステップ233の判定結果が否定である場合、ステップ234で、制御回路12は、W相について行うステップ210の判定結果が肯定であるとき、すなわちW相誘起の波形D3が「3」となるときにタイマT4をストップする。
その後、ステップ235で、制御回路12は、タイマT4の1/2の値(タイマ値T4/2)を読み込み、タイマT4Aをクリアする。そして、制御回路12は、ステップ236でタイマT4Aをスタートし、ステップ237で、タイマT4Aが「T4/2」となるのを待って、ステップ238で、通電相を「V→U」から「W→U」へ切り替える。そのために、制御回路12は、トランジスタTr5,Tr2を「ON」とし、それ以外を「OFF」とする状態から、トランジスタTr3,Tr2を「ON」とし、それ以外を「OFF」とする状態へ切り替える。そして、制御回路12は、ステップ203からの処理を繰り返す。
図7に示すタイムチャートから明らかなように、上記したタイマT1,T4を含むタイマT1〜T4の挙動から位置信号Eが形成されることが分かる。この位置信号Eがハイレベルとなる時間又はロウレベルとなる時間の半分(T1/2,T2/2,T3/2,T4/2)の時間をカウントすることにより、次の通電相の切替時刻を決定するようになっている。
以上説明したこの実施形態におけるブラシレスモータの制御装置によれば、制御回路12は、燃料ポンプ4に設けられるブラシレスモータ11において、U相、V相及びW相の各コイル14A〜14Cに生じる誘起電圧に基づいてロータ15の位相(ロータ位置)を検出し、その検出された位相に基づいて各コイル14A〜14Cへの通電を制御するようになっている。ここで、制御回路12は、3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3を判定値として誘起電圧の大きさを判定し、その判定結果を論理モード、すなわち論理信号に変換して、その論理信号の所定変化、すなわち変換値が「1→3」又は「3→1」に変化するとき、つまり誘起電圧が中性点となるときをロータ15の位相(ロータ位置)として検出するようになっている。そして、図7に示すように、変換値が「1→3」に変化するときは、位置信号Eをロウレベルからハイレベルにセットし、変換値が「3→1」に変化するときは、位置信号Eをハイレベルからロウレベルへセットする。制御回路12は、このようにして位置信号Eの生成を完了して、位置信号Eがハイレベル又はロウレベルにセットされてからハイレベル又はロウレベルの継続時間の半分の時間が経過したときに通電相の切り替えを行うようになっている。
従って、この制御装置によれば、誘起電圧の中性点の検出に際して特にマスクをかけることなくパルス状電圧である逆起電圧を他と区別して判定することが可能となる。このため、誘起電圧の中性点の検出にマスクをかけることなくロータ15の位相(ロータ位置)を適正に検出することができる。また、中性点の検出にマスクをかける必要がないことから、インダクタンスの大きいブラシレスモータや電流値の大きいブラシレスモータ、あるいは低回転域で使用されるブラシレスモータについて、誘起電圧におけるパルス状電圧の発生時間が比較的長くなるものであっても、マスクをかける時間(マスク時間)を問題にする必要がなく、各種ブラシレスモータに対応して制御回路12の特性を変更する必要がなく、各種ブラシレスモータの間で制御回路12を共通化して使用することができる。このため、制御装置の低コスト化を図ることができる。また、マスク時間を各種ブラシレスモータ毎にマッチングする開発工数を省略することができ、開発期間の短縮化と低コスト化を図ることができる。
また、この実施形態の制御装置は、3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3を判定値として誘起電圧を判定し、その判定結果を論理モード、すなわち論理信号に変換して、その論理信号の変化サイクルが、正規の「7→0→1→3→7→0→7→3→1→0」というサイクルから逸脱したときに脱調等の異常を検出するようになっている。従って、誘起電圧の中性点の検出に際して特にマスクをかけることなくパルス状電圧である逆起電圧を他と区別して判定することが可能となる。このため、誘起電圧の中性点の検出にマスクをかけることなく適正に異常を検出することができ、これによってロータ15の位相(ロータ位置)を適正に検出することができる。
また、この実施形態では、3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3のうちの一つである第2の基準電圧VTH2は、U相、V相及びW相の各コイル14A〜14Cの中性点の電圧(+B/2)、すなわち電源電圧(+B)の半分の電圧であることから、上記した論理信号の所定変化により、又は、論理信号の変化サイクルにより、U相、V相及びW相の各コイル14A〜14Cの中性点を他と区別して判定することが可能となる。このため、誘起電圧の中性点の位相を直接判別することができる。
更に、この実施形態では、複数の基準電圧が3つ、すなわち基準電圧VTH1,VTH2,VTH3であることから、3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3を3つの判定値として誘起電圧が判定されるので、その判定結果から4つのモード、つまり論理信号の変換値「0,1,3,7」をより正確に区別することが可能となる。このため、ロータ15の位相(ロータ位置)の検出精度を高めることができ、ブラシレスモータ11の制御につき確実な動作を得ることができる。
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することで以下のように実施することもできる。
(1)前記実施形態では、誘起電圧の判定値として3つの基準電圧VTH1,VTH2,VTH3を使用したが、この基準電圧の数を4つ以上としてもよい。特に、基準電圧の数を5つとすることが好適である。このように基準電圧の数を4つ以上とすることで、誘起電圧から中性点(+B/2)となるときを更に精度良く検出することができる。これは、基準電圧の数を4つ以上、特に5つとすることで、本来の誘起電圧とインパルスノイズとが分別し易くなるからである。誘起電圧は、徐々に増加(又は減少)し、低い基準電圧から順番に高い基準電圧を越えるのに対し、急峻に立ち上がるインパルスノイズは、低い基準電圧から一気に(順番を飛び越して)高い基準電圧を越えてしまう。この違いは、誘起電圧と比較される基準電圧の数を4つ以上に、特に5つにすることで、インパルスノイズを他の信号と区別して検出できるのでより明確となる。このため、ロータ15の位相(ロータ位置)の位置検出精度を高めることができ、ブラシレスモータ11の制御につき確実な動作を得ることができる。
(2)例えば、誘起電圧の判定結果を論理信号へ変換するのに、各判定値による判定結果を、所定時間を置いた複数回の読み込みにより行うようにしてもよい。一例として、制御回路12が、図8及び図9に示すように、U相誘起H(A1)の波形の立ち上がり及び立ち下がりを読み込むのに、所定時間を置いて2度読むことにより、U相誘起H(A1)が正常に変化している場合は、タイミングは若干遅れるもののU相誘起H(A1’)を適正に読み込むことができる(図8参照)。一方、U相誘起H(A1)にノイズがのった場合は、2度読むことにより、ノイズの読み込みを排除することができ、U相誘起H(A1’)からノイズの影響を除去することができる(図9参照)。この2度読みにより、一定時間内にU相誘起H(A1)が変化しないことを確認した後にその変化を認知することができる。このため、ノイズを除去できることで、ブラシレスモータ11の制御につき確実な動作を得ることができる。ここで、判定結果の読み込みは、2回に限るものではなく、3回以上の回数であってもよい。
(3)前記実施形態では、本発明の制御装置をエンジンの燃料ポンプ4に使用されるブラシレスモータ11に具体化したが、これに限られるものではなく、エンジンの冷却装置を構成するウォータポンプに使用されるブラシレスモータに具体化してもよい。
(4)前記実施形態では、第2の基準電圧VTH2の値を、誘起電圧の中性点の電圧と
したが、複数の基準電圧のうちの一つを直流電源電圧の半分の電圧としてもよい。
燃料タンクを示す断面図。 ブラシレスモータとコントローラの構成を示す電気回路図。 各相通電タイミングと各相誘起電圧変化を示すタイムチャート。 各相コイルの端子電圧変化を示すタイムチャート。 制御回路が実行する制御ロジックを示す概念図。 制御回路が実行する制御ロジックの内容を示すフローチャート。 各種パラメータの挙動を示すタイムチャート。 A1波形とその2度読みタイミング等を示すタイムチャート。 A1波形とその2度読みタイミング等を示すタイムチャート。
符号の説明
4 燃料ポンプ
10 コントローラ
11 ブラシレスモータ
12 制御回路
14A コイル
14B コイル
14C コイル
15 ロータ(可動部材)
VTH1 第1の基準電圧
VTH2 第2の基準電圧
VTH3 第3の基準電圧

Claims (9)

  1. ポンプに設けられるブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて前記各相コイルへの通電を制御するようにしたポンプ用ブラシレスモータの制御装置であって、
    複数の基準電圧を判定値として前記誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して前記論理信号の所定変化により前記位相を検出することを特徴とするポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  2. ポンプに設けられるブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて前記各相コイルへの通電を制御するようにしたポンプ用ブラシレスモータの制御装置であって、
    複数の基準電圧を判定値として前記誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して前記論理信号の変化サイクルにより異常を検出することを特徴とするポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  3. 前記複数の基準電圧のうちの一つは前記各相コイルの中性点の電圧、若しくは直流電源電圧の半分の電圧であることを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  4. 前記複数の基準電圧は3つ乃至5つであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  5. 前記論理信号への変換は、前記各判定値による判定結果を、所定時間を置いた複数回の読み込みにより行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  6. ポンプに設けられるブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて前記各相コイルへの通電を制御するようにしたポンプ用ブラシレスモータの制御装置であって、
    前記誘起電圧を3つ以上の基準電圧と比較することで得られる波形を演算処理して前記ポンプの可動部材の位置を検出することを特徴とするポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  7. 前記基準電圧は5つであることを特徴とする請求項6に記載のポンプ用ブラシレスモータの制御装置。
  8. ブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて前記各相コイルへの通電を制御するようにしたブラシレスモータの制御装置であって、
    複数の基準電圧を判定値として前記誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して前記論理信号の所定変化により前記位相を検出することを特徴とするブラシレスモータの制御装置。
  9. ブラシレスモータにおいて各相コイルに生じる誘起電圧に基づいて位相を検出し、その検出された位相に基づいて前記各相コイルへの通電を制御するようにしたブラシレスモータの制御装置であって、
    複数の基準電圧を判定値として前記誘起電圧を判定し、その判定結果を論理信号に変換して前記論理信号の変化サイクルにより異常を検出することを特徴とするブラシレスモータの制御装置。
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