JP2007186328A - エレベータ用ガイドレール固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドレールの長手方向に作用する摩擦力を抑制するとともに、構造が簡単でその据付作業を容易化することができるエレベータ用ガイドレール固定装置を得る。
【解決手段】エレベータの昇降路固定体に設けられ、上下に長手方向を有する長孔が形成された建築側ブラケット3と、昇降路内に立設されたガイドレール1に設けられ、ガイドレールの横方向の移動を拘束するとともに、その一部が長孔内に配置されて長孔に案内されることにより、ガイドレールをその長手方向に移動可能に支持するガイドレール支持部とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータ昇降路内に立設されたガイドレールを固定する固定装置に関するものである。
建物の上層部と下層部との間に免震装置が備えられた免震建物では、地震時に建物上層部と下層部とが互いに異なる動きをするため、免震層付近のガイドレールは、弾性変形して緩やかに湾曲する必要がある。このため、免震層付近では、ガイドレールを固定する固定装置の間隔をある程度長く設定して、ガイドレールに発生する応力を緩和させている。
また、地震発生時にエレベータの非常止め装置が動作して、かごが固定装置の設置間隔の長い部分で停止した場合、かごから受ける荷重と、建物上層部及び下層部の相対位置がずれることによって生じる建物からの反力とによって、免震層付近のガイドレールには極めて大きな負荷が作用する。即ち、非常止め装置の作用点より上方のガイドレールには引張力が作用し、非常止め装置の作用点より下方のガイドレールには圧縮力が作用する。このため、従来の板バネ式クリップ等を固定装置として使用することにより、ガイドレールを強固に固定してしまうと、非常止め装置の作用点より下方のガイドレールが、上記圧縮力に耐えられず、座屈するという問題が生じていた。
そこで、建物上層部における固定装置によってガイドレールを吊り下げ支持するとともに、建物下層部における固定装置に、ガイドレールに接触することによってガイドレールの横断面方向の動きを拘束し、且つ、ガイドレールの長手方向への滑動を可能にする支持部を備えることにより、ガイドレールの座屈を防止したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−53638号公報
特許文献1記載のエレベータ用ガイドレール固定装置では、複数の強固な部材を複数のボルトによって締結固定するため、据付作業や調整作業に時間を要し、作業性が悪いという問題があった。また、ガイドレールの支持部に作用する反力は、免震層付近では大きくなるが、免震層から離れるに従って減少する。したがって、免震層から離れた場所に使用される固定装置には、特許文献1記載のエレベータ用ガイドレール固定装置のような強固なものは不要であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ガイドレールの長手方向に作用する摩擦力を抑制するとともに、構造が簡単でその据付作業を容易化することができるエレベータ用ガイドレール固定装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ用ガイドレール固定装置は、エレベータの昇降路固定体に設けられ、上下に長手方向を有する長孔が形成された建築側ブラケットと、昇降路内に立設されたガイドレールに設けられ、ガイドレールの横方向の移動を拘束するとともに、その一部が長孔内に配置されて長孔に案内されることにより、ガイドレールをその長手方向に移動可能に支持するガイドレール支持部とを備えたものである。
この発明は、エレベータの昇降路固定体に設けられ、上下に長手方向を有する長孔が形成された建築側ブラケットと、昇降路内に立設されたガイドレールに設けられ、ガイドレールの横方向の移動を拘束するとともに、その一部が長孔内に配置されて長孔に案内されることにより、ガイドレールをその長手方向に移動可能に支持するガイドレール支持部とを備える構成としたことで、ガイドレールの長手方向に作用する摩擦力を抑制するとともに、構造が簡単でその据付作業を容易化することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の平面図、図2はその背面図、図3は図1に示すエレベータ用ガイドレール固定装置のA−A断面図、図4は図1に示すエレベータ用ガイドレール固定装置のB部詳細図である。なお、図1乃至図4に示すエレベータ用ガイドレール固定装置は、建物の上層部と下層部との間に免震装置が備えられた免震建物の昇降路内において、免震層よりも下方に配置されたものを示している。
図1乃至図4において、1はエレベータ昇降路内に立設され、昇降路内を昇降するかご又は釣合い重りの昇降方向を案内するガイドレール、2は昇降路内の建築梁や昇降路壁等の昇降路固定体に設けられ、その一部が昇降路固定体から昇降路内に略水平に突出されたファスナープレート、3はファスナープレート2に下端部が溶接固定されることによってこのファスナープレート2を介して昇降路固定体に設けられ、上端部がファスナープレート2の上方に突出した略L字状を呈する建築側ブラケットである。なお、この建築側ブラケット3の上端部は、その一側面が略鉛直に配置されており、この一側面に、上下方向に長手方向を有する一対の長孔3aが所定の間隔を有して同じ高さに形成されている。
また、4はその一側面が建築側ブラケット3の一側面に対向するように、建築側ブラケット3とガイドレール1との間に配置された所定の厚みを有するレール側ブラケット、5はガイドレール1の位置調整、即ち、対向するガイドレール1同士間の距離調整のために、レール側ブラケット4の他側面とガイドレール1の背面との間に必要な枚数だけ挿入されるハサミ金である。なお、レール側ブラケット4とハサミ金5とには、建築側ブラケット3の一側面に形成された長孔3aとほぼ同じ間隔を有する一対の貫通孔4a及び5aが形成されている。
6はガイドレール1の両側にそれぞれ配置された従来から使用されているレールクリップである。このレールクリップ6は、一端部がガイドレール1のフランジ部1aの側縁部に、他端部が、ガイドレール1が接触しているハサミ金5の一側面にそれぞれ同方向から接触して、ガイドレール1のフランジ部1aをハサミ金5の一側面に押し付けるように構成する。また、7は所定の長さを有する通常のボルトである。そして、ボルト7は、レールクリップ6の中央部に形成された貫通孔(図示せず)と、ハサミ金5に形成された貫通孔5aと、レール側ブラケット4に形成された貫通孔4aと、建築側ブラケット3に形成された長孔3aとに順次挿通され、その先端部が建築側ブラケット3の他側面から突出するように配置されている。即ち、レールクリップ6に形成された上記貫通孔と、貫通孔5a及び4aと、長孔3aとは、略一直線状に配置されている。
8は建築側ブラケット3の上端部の厚みより僅かに大きな長さを有する円筒状のカラーである。また、このカラー8は、中空部に上記ボルト7が挿通されて建築側ブラケット3に形成された長孔3a内に配置されている。そして、一端面が長孔3a内においてレール側ブラケット4の他側面に接触し、他端面が建築側ブラケット3の他側面から僅かに突出するように配置されている。ここで、建築側ブラケット3に形成された長孔3aの幅は、レール側ブラケット4に形成された貫通孔4aの直径よりも所定距離大きく、また、カラー8の外径は、長孔3aの幅よりも僅かに小さく、且つ、貫通孔4aの直径よりも大きくなるように形成されている。なお、実施の形態1において、特許請求の範囲に記載の案内部は上記カラー8からなる。
9はボルト7の先端部に遊貫されて建築側ブラケット3の他側面側に配置され、カラー8の他端面に接触する平座金、10はボルト7の先端部に螺嵌されたナットを示している。そして、ボルト7が締め付けられることによって、ガイドレール1のフランジ部1aがハサミ金5とレールクリップ6とに挟持されるとともに、カラー8がレール側ブラケット4と平座金9との間に固定される。なお、かかる状態においては、建築側ブラケット3の他側面と平座金9との間、並びに、カラー8と建築側ブラケット3との間には、極僅かな間隙が形成されている。なお、上記平座金9は、ボルト7が長孔3aから抜けることがないように、長孔3aの幅よりも大きな径を有している。また、実施の形態1において、特許請求の範囲に記載の係止部は、この平座金9からなる。
上記構成を有することにより、ガイドレール1の横方向の移動を拘束するとともに、ガイドレール1の長手方向に作用する摩擦力を抑制して、ガイドレール1を上下方向に所定距離移動可能に支持することが可能となる。即ち、地震によって建築上層部と下層部との間に変位が生じた場合でも、長孔3a内にその一部が配置されたカラー8がこの長孔3aに案内されることによって、ガイドレール1は、カラー8が長孔3aの上縁部又は下縁部に接触するまで、レール側ブラケット4等とともにその長手方向に移動することが可能となる。したがって、ガイドレール1の座屈を確実に防止することができる。なお、実施の形態1において、特許請求の範囲に記載のガイドレール支持部は、レール側ブラケット4、ハサミ金5、レールクリップ6、ボルト7、カラー8、平座金9及びナット10から構成される。
また、ガイドレール1やカラー8の固定作業を、1本のボルト7の締結作業により実施することができるため、昇降路全長に渡ってガイドレール1を据え付ける場合でも、作業性が良く、据付作業工数を大幅に削減することが可能となる。また、レールクリップ6やボルト7等は、従来と同様のものを流用することができ、構造も簡素であるため、安価に提供することも可能である。一方、ガイドレール1の横断面方向に作用する反力に対しては、カラー8のせん断やボルト7の引張によって十分な強度を確保することが可能であり、ガイドレール1の横方向の移動を確実に拘束することができる。
なお、実施の形態1においては、建物の上層部と下層部との間に免震装置が備えられた免震建物に上記ガイドレール固定装置が使用された場合について説明したが、このガイドレール固定装置の使用は免震建物に限定されるものではなく、ガイドレール1が所定の高さから吊り下げ支持されたものであれば、吊り下げ固定位置より下方に上記ガイドレール固定装置を使用することによって、実施の形態1と同様の効果を奏することができることは言うまでもない。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の横断面図である。図5において、11は建築側ブラケット3とレール側ブラケット4との間に設けられた防振シート(防振部材)である。この防振シート11は、実施の形態1においてボルト7が締結された際の建築側ブラケット3及び平座金9間に形成された間隙相当の厚み、又は、この間隙よりも僅かに大きな厚みを有している。即ち、防振シート11が建築側ブラケット3とレール側ブラケット4との間に配置されることにより、上記間隙が解消されて平座金9が建築側ブラケット3の他側面に接触した状態となる。
かかる構成を有することにより、かごが昇降路内を昇降する際に発生する振動や騒音を防止することが可能となり、安定したエレベータの運転を提供することが可能となる。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を奏する。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の横断面図である。図6において、12は建築側ブラケット3と平座金9との間に設けられた防振ゴム(防振部材)である。この防振ゴム12は、実施の形態1においてボルト7が締結された際の建築側ブラケット3及び平座金9間に形成された間隙相当の厚み、又は、この間隙よりも僅かに大きな厚みを有している。即ち、防振ゴム12が建築側ブラケット3と平座金9との間に配置されることにより、上記間隙が解消されて防振ゴム12が建築側ブラケット3の一側面と座金7とに接触した状態となる。
かかる構成を有することにより、実施の形態2と同様に、かごが昇降路内を昇降する際に発生する振動や騒音を防止することが可能となり、安定したエレベータの運転を提供することが可能となる。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を奏する。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4における図4相当図である。図7において、13は段付ボルトであり、先端側のネジ部13aと、このネジ部13aよりも大きな所定の直径を有する段付部13bとを有している。そして、ボルト13は、長孔3aと、貫通孔4a及び5aと、レールクリップ6の中央部に形成された貫通孔(図示せず)とに順次挿通され、その先端部がレールクリップ6から突出するように配置されている。また、14は段付ボルト13のネジ部13aに螺嵌されたナットである。
ここで、段付ボルト13の上記段付部13bは、建築側ブラケット3の上端部の厚みより僅かに大きな長さを有し、建築側ブラケット3に形成された長孔3a内に配置されている。そして、一端面が長孔3a内においてレール側ブラケット4の他側面に接触し、その反ネジ部13a側が建築側ブラケット3の他側面から僅かに突出するように配置されている。ここで、段付部13bの外径は、長孔3aの幅よりも小さく、且つ、貫通孔4aの直径よりも大きくなるように形成されている。なお、実施の形態4において、特許請求の範囲に記載の案内部は上記段付部13bから、また、係止部は段付ボルト13のヘッド部からなる。
上記構成を有することにより、地震によって建築上層部と下層部との間に変位が生じた場合でも、長孔3a内にその一部が配置された段付部13bがこの長孔3aに案内されることによって、ガイドレール1は、段付部13bが長孔3aの上縁部又は下縁部に接触するまで、レール側ブラケット4等とともにその長手方向に移動することが可能となる。したがって、ガイドレール1の座屈を確実に防止することができる。また、構成部品をさらに削減することが可能であり、安価で作業性の良いものを提供することができる。なお、実施の形態4において、特許請求の範囲に記載のガイドレール支持部は、レール側ブラケット4、ハサミ金5、レールクリップ6、段付ボルト13及びナット14から構成される。その他は、実施の形態1乃至3の何れかと同様の構成及び効果を奏する。
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の平面図である。図8において、ガイドレール1のフランジ部1aは、その背面が建築側ブラケット3の一側面に対向するように配置されるとともに、建築側ブラケット3の一側面に形成された長孔3aとほぼ同じ間隔を有する一対の貫通孔1bが形成されている。また、15は傾き座金である。そして、ボルト7が、傾き座金15に形成された貫通孔15aと、ガイドレール1のフランジ部1aに形成された貫通孔1bと、建築側ブラケット3に形成された長孔3aとに順次挿通され、その先端部が建築側ブラケット3の他側面から突出するように配置されている。即ち、貫通孔15a及び1bと、長孔3aとは、略一直線状に配置されている。
また、長孔3a内に配置されたカラー8は、その一端面が長孔3a内においてガイドレール1の背面に接触し、他端面が建築側ブラケット3の他側面から僅かに突出するように配置されている。ここで、ガイドレール1のフランジ部1aに形成された貫通孔1bの直径は、カラー8の外形よりも小さくなるように形成されている。
上記構成を有することにより、地震によって建築上層部と下層部との間に変位が生じた場合でも、長孔3a内にその一部が配置されたカラー8がこの長孔3aに案内されることによって、ガイドレール1は、カラー8が長孔3aの上縁部又は下縁部に接触するまで、その長手方向に移動することが可能となる。したがって、ガイドレール1の座屈を確実に防止することが可能となる。また、ガイドレール1のフランジ部1aに貫通孔1bを設けることによって、実施の形態1乃至4におけるレール側ブラケット4やレールクリップ6等を使用する必要が無くなり、さらに構造を簡素化させることもできる。なお、実施の形態5において、特許請求の範囲に記載のガイドレール支持部は、ボルト7、傾き座金15、カラー8、平座金9及びナット10から構成される。その他は実施の形態1乃至4の何れかと同様の構成及び効果を奏する。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の背面図である。 図1に示すエレベータ用ガイドレール固定装置のA−A断面図である。 図1に示すエレベータ用ガイドレール固定装置のB部詳細図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の横断面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の横断面図である。 この発明の実施の形態4における図4相当図である。 この発明の実施の形態5におけるエレベータ用ガイドレール固定装置の平面図である。
符号の説明
1 ガイドレール
1a フランジ部
1b 貫通孔
2 ファスナープレート
3 建築側ブラケット
3a 長孔
4 レール側ブラケット
4a、5a 貫通孔
5 ハサミ金
6 レールクリップ
7 ボルト
8 カラー
9 平座金
10 ナット
11 防振シート
12 防振ゴム
13 段付ボルト
13a ネジ部
13b 段付部
14 ナット
15 傾き座金
15a 貫通孔

Claims (7)

  1. エレベータの昇降路固定体に設けられ、上下に長手方向を有する長孔が形成された建築側ブラケットと、
    昇降路内に立設されたガイドレールに設けられ、前記ガイドレールの横方向の移動を拘束するとともに、その一部が前記長孔内に配置されて前記長孔に案内されることにより、前記ガイドレールをその長手方向に移動可能に支持するガイドレール支持部と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ用ガイドレール固定装置。
  2. ガイドレール支持部は、
    昇降路内に立設されたガイドレールに設けられて建築側ブラケットの一側に配置されたレール側ブラケットと、
    前記建築側ブラケットの他側に配置され、前記建築側ブラケットに形成された長孔より大きな幅を有する係止部と、
    前記レール側ブラケット及び前記係止部間に設けられ、前記長孔内に配置されるとともに、その一部が前記長孔から突出する案内部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  3. レール側ブラケットに、建築側ブラケットに形成された長孔の幅より小さい貫通孔が形成され、前記貫通孔及び前記長孔に挿通されたボルトとこのボルトに螺嵌されたナットによって、前記レール側ブラケットと係止部との間に案内部が固定されたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  4. 貫通孔及び長孔に挿通されるボルトは、先端側のネジ部とこのネジ部より大きな径を有する段付部とを備えた段付ボルトからなり、前記長孔内に配置される案内部が、前記段付ボルトの前記段付部からなることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  5. ガイドレールのフランジ部が建築側ブラケットの一側に配置され、
    ガイドレール支持部は、
    前記建築側ブラケットの他側に配置されて、前記建築側ブラケットに形成された長孔より大きな幅を有する係止部と、
    前記ガイドレールのフランジ部及び前記係止部間に設けられ、前記長孔内に配置されるとともに、その一部が前記長孔から突出する案内部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  6. ガイドレールのフランジ部に、建築側ブラケットに形成された長孔の幅より小さい貫通孔が形成され、前記貫通孔及び前記長孔に挿通されたボルトとこのボルトに螺嵌されたナットによって、前記ガイドレールのフランジ部と係止部との間に案内部が固定されたことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
  7. 建築側ブラケットとガイドレール支持部との間に、防振部材が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のエレベータ用ガイドレール固定装置。
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