JP2007184909A - 画像符号化装置、画像符号化装置の制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

画像符号化装置、画像符号化装置の制御方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 符号化効率を損なわずに画像ストリーム途中からのランダムアクセスが可能な画像ストリームを生成する。
【解決手段】 入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化部(102)を有し、該符号化部は前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ピクチャ間のインター予測を行って、入力画像を圧縮符号化する画像符号化装置及び画像符号化方法に関する。
画像を高能率符号化するための技術として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)や、動き予測及び動き補償を用いたMPEG(Moving Picture Experts Group)1,2といった符号化方式が確立されている。各メーカーはこれらの符号化方式を利用して画像を記録可能としたディジタルカメラやディジタルビデオカメラといった撮像装置或いはDVD(Digital Versatile Disc)レコーダなどを開発し、製品化している。ユーザはこれらの装置に加え、パーソナルコンピュータやDVDプレーヤなどを用いて簡単に記録された画像を視聴することが可能となっている。
ところで、ディジタル化された動画像は膨大なデータ量となる。そこで、上記したMPEG1,2などよりも更なる高圧縮が望める動画像の符号化方式が研究され続けてきている。ちなみに、近年、ITU−T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)とISO(国際標準化機構)によりH.264/MPEG−4 part10(AVC)という符号化方式(以下、H.264と称す)が標準化された。
ここで、H.264におけるピクチャタイプ及びピクチャ間予測に用いる参照画像の選択について図21及び図22を参照して説明する。尚、図21(a),(b)及び(c)並びに図22(a)及び(b)は入力画像ストリーム及びそのピクチャタイプを表し、各上段が左から順に表示される「表示順」、各下段が左から順に符号化される「符号化順」で示している。例えば、図21(a)のP8ピクチャは9番目に表示されるPピクチャのフレームであることを示している。また、図中の矢印は、参照関係を示している。例えば、図21(a)の例では、P8ピクチャがB0ピクチャを参照していることを示す。図21(b)の例では、B0ピクチャがP2ピクチャとB7ピクチャを参照していることを示す。
H.264における画像フレームのピクチャタイプには、同一フレーム内の情報を用いて符号化するIピクチャと、時間的に前のフレームとの差分を利用して符号化するPピクチャと、時間的に前又は後のフレームとの差分を利用して符号化するBピクチャとがある。
また、H.264では、ピクチャ間予測を行う際に画像ストリーム中の任意のピクチャ及びピクチャタイプを参照画像として利用することが可能である。例えば、図21(a)のように、P8(Pピクチャ)は直前のIピクチャであるI5を飛び越して他のピクチャを参照することが可能となる。同様に、図21(b)のように、B0(Bピクチャ)は直後のIピクチャであるI5を飛び越して他のピクチャを参照することが可能となる。このように、H.264では柔軟な参照を許容しており、MPEG2のようにPピクチャであれば当該Pピクチャの直前のIピクチャもしくはPピクチャしか参照できない方式と比較して、ピクチャ間の予測精度が向上し、符号化効率を向上させることができる。
一方で、上記のような柔軟な参照を許容したためにランダムアクセスが迅速に行えなくなる場合がある。例として図21(c)において、ランダムアクセスにより画像ストリームの途中のピクチャであるI5(Iピクチャ)より再生する場合について説明する。
画像ストリーム中のI5から再生を開始し、P8(Pピクチャ)を復号する場合、P8はB0(Bピクチャ)を参照しているため、B0を前以って復号しておく必要がある。さらにB0はP2(Pピクチャ)及びB7(Bピクチャ)を参照しているため、P2及びB7も前以って復号しておく必要がある。同様に、図示していないが、P2及びB7も他のピクチャを参照しているため、他のピクチャも前以って復号しておく必要がある。このように、IピクチャであるI5から再生を開始したい場合であっても、Iピクチャを飛び越しての参照を許容しているために、I5以前のデータまで遡って復号を開始する必要が生じ、迅速にI5から復号することが困難になる。
そこで、この問題を解消し迅速なランダムアクセスを可能とするために、定期的にIピクチャに動き参照関係に関する制限を設ける方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この制限付きのIピクチャをH.264ではIDRピクチャという。
ここで、図22(a)及び(b)を参照してIDRピクチャについて説明する。図22(a)及び(b)で示した画像ストリームは、図21(a)及び(b)と同様のストリームに対して、I5ピクチャをIDRピクチャに設定した画像ストリームである。I5(Iピクチャ)をIDR5(IDRピクチャ)に設定すると、該ピクチャを符号化するときに参照画像を記録しているフレームメモリがクリアされる。そのため、IDR5以降に符号化されるピクチャがIDR5以前に符号化されたピクチャを参照することができない。同様に、IDR5以前に符号化されたピクチャがIDR5以降に符号化されるピクチャを参照することができない。
図22(a)の例では、IDR5以降に符号化されるPピクチャ(P8など)やBピクチャ(B6など)が、IDR5以前に符号化されたPピクチャ(P2など)やBピクチャ(B0など)を参照することができないことを示している。同様に図22(b)の例では、IDR5以前に符号化されるPピクチャ(P2など)やBピクチャ(B0など)が、IDR5以降に符号化されるPピクチャ(P8など)やBピクチャ(B6など)を参照することができないことを示している。
すなわち、IDRピクチャによって参照関係がリセットされることになるので、IDRピクチャから再生を開始すれば、IDRピクチャ以前のピクチャまで遡って復号する必要がなく、容易にランダムアクセスを行うことができる。
特開2003−199112号公報
前述のようにH.264では、ピクチャ間予測の参照関係を制限するIDRピクチャを利用することでランダムアクセスを容易に行うことができる。そのため、画像ストリームの任意の場所からランダムアクセスを行うためには、数多くのIDRピクチャが設定されている必要がある。しかし、ピクチャ内の情報を使って符号化を行うIDRピクチャの発生符号量は大きく、数多くのピクチャをIDRピクチャに設定すると符号化効率が悪化する可能性がある。また、IDRピクチャを多用した場合、H.264が本来有する柔軟な参照関係が制限され、ピクチャ間の符号化効率も悪化する可能性がある。
従って、IDRピクチャの設定は必要最低限であることが望ましい。従来例のように定期的にIDRピクチャを設定する場合は、ランダムアクセスに必要のないピクチャもIDRピクチャに設定されることになり、符号化効率が悪化してしまうという問題があった。
そこで本発明は、上記の如き問題点を鑑みてなされたものであり、符号化効率を損なわずに画像ストリームの途中からのランダムアクセスが可能な画像ストリームを生成する画像符号化装置及びその方法を提供することを目的とする。
また本発明の他の目的は、画像ストリーム中の注目すべきシーンにおけるランダムアクセスの任意性を向上させることである。
上述の目的は、画像データを圧縮符号化するための画像符号化装置であって、入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化手段を有し、前記符号化手段は前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とする画像符号化装置によって達成される。
また、上述の目的は、画像データを圧縮符号化する画像符号化装置の制御方法であって、入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化工程を有し、前記符号化工程において前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とする画像符号化装置の制御方法によっても達成される。
さらに、上述の目的は、画像データを圧縮符号化する画像符号化装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化工程を有し、前記符号化工程において前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とするプログラムによっても達成される。
本発明においては、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャととともに、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定するように構成している。第2の符号化ピクチャは、インター予測符号化であるため、イントラ予測符号化である例えばIDRピクチャ等と比べ符号化効率が損なわれない。従って、本発明によれば、符号化効率を損なわずに画像ストリームの途中からのランダムアクセスが可能な画像ストリームを生成することが可能となる。さらに、本発明によれば、画像ストリーム中の注目すべきシーンにおけるランダムアクセスの任意性を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。このような画像符号化装置は、ディジタルカメラ、ディジタルビデオカメラ(カメラ一体型ビデオレコーダ)、或いはカメラと符号化装置(パーソナルコンピュータ等)を接続して構成される撮像画像の符号化システムなどに適用できる。
本実施形態に係る画像符号化装置は、カメラ制御データにより視聴者の注目度の高いシーンにIDRピクチャを設定し、IDRピクチャに連動してランダムアクセスを可能にするための動き参照関係制限付きPピクチャ(以下、制限付きPピクチャとも称す)を設定するものである。なお、動き参照関係制限付きPピクチャについては後ほど説明する。
図1において、101は撮影を行うカメラ部であり、102はカメラ部からの非圧縮の画像データを圧縮符号化する符号化部である。103はカメラ部からカメラ制御データを取得して、カメラ制御データに基づきピクチャタイプをIDRピクチャにするか判定するIDRピクチャ判定部である。
次に、カメラ部101、符号化部102、IDRピクチャ判定部103について詳しく説明する。
(カメラ部101)
図2は、カメラ部101の構成を示すブロック図である。カメラ部101は、被写体光を入力し、非圧縮の画像データとカメラ制御データとを出力する。
レンズ201は、被写体光を撮像部202に導く。レンズ201は、後述のカメラ制御部207から出力される制御信号に対応してズーム動作や焦点整合動作などを行う。撮像部202は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサーを使って被写体を撮像し、得られた被写体光を電気信号に変換する。A/D変換部203は、アナログ信号をディジタル信号に変換する。
カメラ信号処理部204は、A/D変換部203より出力されたディジタル信号に対して、γ補正、ホワイトバランス等の処理を行い、非圧縮画像データを出力する。非圧縮画像データに対してフェードやワイプなどの特殊効果を付加する場合は、特殊効果付加部205により特殊効果を付加し、特殊効果付き非圧縮画像データを出力する。一方。特殊効果を付加しない場合は、非圧縮画像データをそのまま出力する。
スイッチ208は、カメラ信号処理部204により出力された非圧縮画像データに特殊効果を付加した特殊効果付き非圧縮画像データ、またはカメラ信号処理部204より出力されたそのままの非圧縮画像データのいずれを出力するかを選択する。つまり、スイッチ208は、特殊効果を付加するかしないか選択する。振動検出部206は、ジャイロ等を用いた周知の方式によりカメラ部101の振動を検出することにより、手ぶれやカメラ部101のパン・チルトを検出する。
カメラ制御部207は、カメラ部101の各部の動作を制御し、カメラ制御データを出力する。このカメラ制御データには、前述のカメラ部101を構成する各モジュールの制御データが含まれる。
なお、手ぶれ及びパン・チルトは、カメラ信号処理部204において特定フレームと該フレームの直前フレームとの差分を評価することにより検出する手法を用いてもよい。
以上がカメラ部101に関する説明である。
(符号化部102)
図3は、符号化部102の構成を示すブロック図である。符号化部102は、入力された非圧縮画像データを分割することによりブロックを構成し、ブロック単位に符号化処理を行い、符号化データを出力する。
フレーム並び替え部301は、表示順で入力された非圧縮の画像データを符号化順に並び替える。減算器302は、入力画像データから予測画像データを減算し画像残差データを出力する。予測画像データの生成については後述する。
整数変換部303は、減算器302から出力された画像残差データを直交変換処理して変換係数を出力する。そして、量子化部304は上記変換係数を所定の量子化パラメータを用いて量子化する。エントロピー符号化部305は、量子化部304で量子化された変換係数と動きベクトル情報とを入力し、これをエントロピー符号化して符号化データとして出力する。
一方、量子化部304で量子化された変換係数は予測画像データの生成にも使われる。逆量子化部306は、量子化部304で量子化された変換係数を逆量子化する。さらに、逆整数変換部307は逆量子化部306で逆量子化された変換係数を逆整数変換し、復号画像残差データとして出力する。加算器308は、復号画像残差データと予測画像データとを加算して、再構成画像データとして出力する。
加算器308から出力された再構成画像データは、フレームメモリ309に記録される。それとともに、再構成画像データに対してデブロッキングフィルタ処理を施す場合にはデブロッキングフィルタ312を介してフレームメモリ313に記録される。デブロッキングフィルタ処理を施さない場合にはデブロッキングフィルタ312を介さずフレームメモリ313に記録される。
スイッチ311は、加算器308から出力された再構成画像データに対してデブロッキングフィルタ処理を施すか否かを選択する選択部である。再構成画像データの中で、以降の予測処理で参照される可能性があるデータは、フレームメモリ309または313に暫くの期間保存される。
イントラ予測部310は、フレームメモリ309に記録された再構成画像データを用いてピクチャ内予測処理を行い、予測画像データを生成する。また、インター予測部314は、フレームメモリ313に記録された再構成画像データを用いて、動き検出部315によって検出された動きベクトル情報に基づいてピクチャ間予測処理を行い、予測画像データを生成する。動き検出部315は、入力画像データにおける動きベクトルを検出して、検出した動きベクトル情報をインター予測部314とエントロピー符号化部305へ出力する。
ピクチャタイプ決定部316は、後述のIDRピクチャ判定部103からのIDRピクチャ設定情報に応じて、符号化対象ピクチャがIDRピクチャと判定された場合は、該ピクチャのピクチャタイプをIDRピクチャと決定する。一方、IDRピクチャと判定されない場合は、H.264の符号化方法に準拠してピクチャタイプを決定する。スイッチ317は、イントラ予測、インター予測のどちらを用いるか選択するための選択部である。ピクチャタイプ決定部316によって決定されたピクチャタイプに応じてイントラ予測部310からの出力とインター予測部314からの出力のどちらか一方を選択して、選択された予測画像データを減算器302、加算器308へ出力する。
また、ピクチャタイプ決定部316は、符号化対象ピクチャがIDRピクチャと判定された場合は、該ピクチャのピクチャタイプをIピクチャと決定すると共に、該ピクチャに飛び越し参照禁止フラグを付加してもよい。これにより、インター予測部314により該Iピクチャを飛び越さないような参照関係が決定される。
以上が符号化部102に関する説明である。
次に、図4〜図9を参照してIDRピクチャ判定部103について詳しく説明する。図4〜図9は、入力画像ストリーム、そのピクチャタイプ及びカメラ制御データを表し、各上段が左から順に表示される表示順、各下段が左から順に符号化される符号化順を示している。また、ピクチャタイプとして、PはPピクチャを、BはBピクチャを、IDRはIDRピクチャであることを示している。例えば図4では、P10ピクチャは11番目に表示されるPピクチャのフレーム画像であることを示している。図4及び図5のカメラ制御データは、焦点整合制御データを示している。
図4の例では、カメラ部101は、P0〜IDR2及びIDR9〜P11の間は焦点が合焦しており、焦点合焦画像を出力する。また、P3の時に焦点整合処理を開始し、P8の時に焦点整合処理を終了しているため、P3〜P8の間は焦点整合中であり、焦点非合焦画像を出力する。図5の例では、カメラ部101は、B0〜IDR2及びB9〜IDR11の間は焦点が合焦しており、焦点合焦画像を出力する。また、B3の時に焦点整合処理を開始し、P8の時に焦点整合処理を終了しているため、B3〜P8ピクチャの間は焦点整合中であり、焦点非合焦画像を出力する。
IDRピクチャ判定部103は、カメラ部101から出力されるカメラ制御データを入力し、カメラ部101の動作を解析する。そして、下記(1)〜(5)の動作開始前のフレーム又は動作終了後のフレーム、もしくは動作開始前及び動作終了後の両フレームのピクチャタイプをIDRピクチャと判定し、符号化器102にIDRピクチャ設定情報を出力する。
(1)焦点整合
(2)ズーム
(3)パン・チルト
(4)手ぶれ
(5)特殊効果付加
ここで、カメラ制御データに応じてピクチャタイプをIDRピクチャと判定する動作について、(1)焦点整合の場合を例に図4及び図5を参照して説明する。
図4のようにBピクチャを含まない画像ストリームの例では、P3ピクチャ〜P8ピクチャまでの間、カメラ部101は焦点整合処理を行っている。従って、IDRピクチャ判定部103は、その処理動作開始直前及び動作終了直後の両フレームのピクチャタイプをIDRピクチャと判定し、IDR2及びIDR9を設定させる。
図5のようにBピクチャを含む画像ストリームの例では、B3ピクチャ〜P8ピクチャまでの間、カメラ部101は焦点整合処理を行っている。従って、IDRピクチャ判定部103は、その処理動作期間を含むように、符号化順でB0の直前に位置するフレーム及び符号化順でB7の直後に位置するフレームのピクチャタイプをそれぞれIDRピクチャと判定し、IDR2及びIDR11を設定させる。
前述の通り、図4及び図5の例のようにIDRピクチャを設定すると、例えば、合焦したIDRピクチャ(図4のIDR9及び図5のIDR11)からのランダムアクセスが可能となる。また、焦点整合処理中のボケた画像ストリームの前後のフレームはIDRピクチャに設定されているのでボケた画像を容易にカット編集することが可能となる。さらに、合焦画像(例えば、図4のP10及び図5のB9)は非合焦画像(例えば、図4及び図5のP5)を参照したとしても、参照画像がボケてしまっているために、フレーム間予測精度が低下すると考えられる。焦点整合前後のフレームをIDRピクチャに設定することにより合焦画像(例えば、図4のP10及び図5のB9)から非合焦画像(例えば、図4及び図5のP5)の参照を禁止し、合焦画像のみを参照画像とするためフレーム間予測精度を向上させることができる。
以下、(1)焦点整合の場合と同様に、(2)ズームの場合では、図6のようにズーム動作開始前及び終了後のフレームのピクチャタイプをIDRピクチャに設定する。(3)パン・チルトの場合では、図7のようにパン・チルト開始前及び終了後のフレームのピクチャタイプをIDRピクチャに設定する。(4)手ぶれの場合では、図8のように手ぶれ開始前及び終了後のフレームのピクチャタイプをIDRピクチャに設定する。(5)特殊効果付加の場合では、図9のように特殊効果付加開始前及び終了後のフレームのピクチャタイプをIDRピクチャに設定する。
次に、上述したようにカメラ制御データによってIDRピクチャを設定する場合における符号化処理について、図1及び図10を参照して説明する。図10は、本発明の第1の実施形態における符号化手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1001において撮影を開始する。そして、カメラ部101は、ステップS1002において非圧縮画像データを符号化部102に出力し、ステップS1003においてカメラ制御データをIDRピクチャ判定部103に出力する。
IDRピクチャ判定部103は、ステップS1003において出力されたカメラ制御データが焦点整合動作開始又は終了であれば、ステップS1004において符号化部102にIDRピクチャ設定情報を出力する(ステップS1009に進む)。
ステップS1003において出力されたカメラ制御データが焦点整合開始又は終了でなく(ステップS1004がnoのとき)、ズーム動作開始又は終了であれば、IDRピクチャ判定部103は、ステップS1005において符号化部102にIDRピクチャ設定情報を出力する(ステップS1009に進む)。
ステップS1003において出力されたカメラ制御データがズーム動作開始又は終了でなく(ステップS1005がnoのとき)、パン・チルト開始又は終了であれば、IDRピクチャ判定部103は、ステップS1006において符号化部102にIDRピクチャ設定情報を出力する(ステップS1009に進む)。
ステップS1003において出力されたカメラ制御データがパン・チルト開始又は終了でなく(ステップS1006がnoのとき)、手ぶれ開始又は終了であれば、IDRピクチャ判定部103は、ステップS1007において符号化部102にIDRピクチャ設定情報を出力する(ステップS1009に進む)。
ステップS1003において出力されたカメラ制御データが手ぶれ開始又は終了でなく(ステップS1007がnoのとき)、特殊効果付加開始又は終了であれば、IDRピクチャ判定部103は、ステップS1008において符号化部102にIDRピクチャ設定情報を出力する(ステップS1009に進む)。
ステップS1004〜ステップS1008においてIDRピクチャ判定部103よりIDRピクチャ設定情報が出力された場合(ステップS1004〜S1008のいずれがyesのとき)は、ステップS1009において符号化部102のピクチャタイプ決定部316によりピクチャタイプがIDRピクチャに設定される。
ステップS1004〜ステップS1008においてIDRピクチャ判定部103よりIDRピクチャ設定情報が出力されない場合(ステップS1004〜S1008の全てがnoのとき)、ステップS1010において符号化部102のピクチャタイプ決定部316にてH.264符号化方法に準拠したピクチャタイプが設定される。
ステップS1009又はステップS1010により設定されたピクチャタイプに基づきながら、符号化部102によってインター予測とイントラ予測とを用いた符号化処理が行われる。このとき、ステップS1011において、設定されたIDRピクチャの近傍のPピクチャを参照関係が制限された制限付きPピクチャに設定する。
ステップS1012において符号化データが出力される。この一連の処理をステップS1013において撮影終了までピクチャ単位に繰り返すことにより全ての入力画像データを符号化する。
以上がIDRピクチャの設定及び符号化手順に関する説明である。次に本実施形態の特徴である前述の方法により設定したIDRピクチャに連動し、制限付きPピクチャを設定する方法について説明する。
まず、動き参照関係が制限された制限付きPピクチャについて説明する。
動き参照関係制限付きPピクチャとは、動き参照関係に制限が存在するPピクチャのことである。即ち、制限付きPピクチャは、該制限付きPピクチャと参照関係にある少なくとも1枚の参照ピクチャを復号することにより該制限付きPピクチャからの迅速なランダムアクセス再生を可能とするピクチャである。
以下、制限付きPピクチャについて図11の例を参照して詳しく説明する。図11において、P8ピクチャが動き参照関係制限付きPピクチャであり、その他のPピクチャは通常のPピクチャである。尚、簡単のためIピクチャ及びPピクチャから構成される画像ストリームに関して説明するが、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャから構成される画像ストリームであっても同様の方法により制限付きPピクチャからのランダムアクセスが可能である。
Pピクチャからランダムアクセスをする場合、前述のようにH.264符号化方法においては柔軟なフレーム間参照を許容しており、Iピクチャを飛び越しての参照も可能であるためにランダムアクセスが迅速に行えない可能性がある。そこで、例えば、動き参照関係に以下の2つの制限を付けることによりPピクチャからの迅速なランダムアクセスが可能となる。
[1]動き参照関係制限付きPピクチャと参照関係にあるピクチャは同一GOP(Group Of Picture)内のI及びPピクチャのみを参照する。
[2]動き参照関係制限付きPピクチャを飛び越した動き参照は禁止する。
[1]の制限に関して図11を参照して説明する。図11のP8ピクチャが参照するピクチャは同一GOP内のI及びPピクチャに制限され、例えば、P8ピクチャはP0ピクチャを参照することができない。この制限により図11の例だと、P8ピクチャは同一GOP内のP6ピクチャを参照している。該P6ピクチャが参照するピクチャも同一GOP内のI及びPピクチャに制限される。図11の例だと同一GOP内のP3ピクチャを参照している。同様に該P3ピクチャの参照関係も制限され、図11の例だと同一GOP内のI2ピクチャを参照している。従って、I2、P3、P6ピクチャを前以って復号するたけで、P8ピクチャを復号することができる。
[2]の制限に関して図11を参照して説明する。P8ピクチャ以降のピクチャ(P9〜P11)はP8ピクチャを飛び越しての参照を禁止するよう制限され、例えば、P9、P10、P11ピクチャはP5ピクチャを参照することができない。この制限により図11の例だと、P11ピクチャはP10ピクチャを参照し、P10ピクチャはP9ピクチャを参照し、P9ピクチャはP8ピクチャを参照している。従って、P8ピクチャから再生する場合には、P8ピクチャ以降のピクチャは復号して得られたフレームメモリ内の再構成画像を用いた動き補償により順次復号することが可能となるため迅速に復号することが可能となる。
以上のような制限により、制限付きP8ピクチャと参照関係にあるI2、P3、P6ピクチャの合計3ピクチャのみを前以って復号することによりP8ピクチャを復号することが可能となる。また、制限付きP8ピクチャ以降のピクチャはP8ピクチャ以降のピクチャを復号して得られた再構成画像を用いた動き補償により順次復号することができる。従って、制限付きPピクチャからの迅速なランダムアクセスが可能となる。
次にIDRピクチャの設定に連動して、制限付きPピクチャをIDRピクチャの近傍に設定する方法について図12を参照して説明する。図12は、前述のズーム情報というカメラ制御データに応じて設定されたIDRピクチャに連動して、制限付きPピクチャを設定する一例である。撮影者は撮影したい被写体に向かってズームを行うため、ズーム動作終了後の画像は注目度が高い画像である。視聴者は、注目度の高い画像ストリーム部分からのランダムアクセスを所望するため注目度の高い画像ストリーム部分にはランダムアクセスポイントが多い方が良い。
そこで、前述の方法によってズーム動作終了直後に設定されたIDRピクチャ(IDR9)の直後のピクチャのうち、少なくとも1枚のPピクチャを制限付きPピクチャに設定することで、ランダムアクセスポイントを付加する。図12の例だとP10及びP11が制限付きPピクチャに設定される。すなわち、ピクチャタイプ決定部316は、IDRピクチャ判定部103によってIDRピクチャと判定されるとまず、ピクチャタイプをIDRピクチャに設定する。そして、ピクチャタイプ決定部316は、設定したIDRピクチャ以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定する。これにより、ズーム動作終了直後のシーンにおいて、IDRピクチャと制限付きPピクチャから成る複数のランダムアクセスポイントが設定される。
前述のカメラ制御データとしてズーム動作制御データを選択した場合と同様に、焦点整合制御データの場合は、図13のように焦点整合直後に設定されたIDRピクチャ(IDR9)に連動して制限付きPピクチャを設定する。図13の例だとP10及びP11が制限付きPピクチャに設定される。すなわち、ピクチャタイプ決定部316は、IDRピクチャ(IDR9)以降のピクチャのうち、少なくとも1枚のPピクチャを制限付きPピクチャに設定する。これにより、焦点整合直後のシーンにおいて、IDRピクチャと制限付きPピクチャから成る複数のランダムアクセスポイントが設定される。
パン・チルトの場合は、図14のようにパン・チルト直後に設定されたIDRピクチャ(IDR9)に連動して制限付きPピクチャを設定する。図14の例だとP10及びP11が制限付きPピクチャに設定される。すなわち、ピクチャタイプ決定部316は、IDRピクチャ(IDR9)以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定する。これにより、パンやチルトの直後のシーンにおいて、IDRピクチャと制限付きPピクチャから成る複数のランダムアクセスポイントが設定される。
手ぶれの場合は、図15のように手ぶれの直後に設定されたIDRピクチャ(IDR9)に連動して制限付きPピクチャを設定する。図15の例だとP10及びP11が制限付きPピクチャに設定される。すなわち、ピクチャタイプ決定部316は、IDRピクチャ(IDR9)以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定する。これにより、手ぶれの直後のシーンにおいて、IDRピクチャと制限付きPピクチャから成る複数のランダムアクセスポイントが設定される。
特殊効果の場合は、図16のように特殊効果付加直後に設定されたIDRピクチャ(IDR9)に連動して制限付きPピクチャを設定する。図16の例だとP10及びP11が制限付きPピクチャに設定される。すなわち、ピクチャタイプ決定部316は、IDRピクチャ(IDR9)以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定する。これにより、特殊効果を付加した直後のシーンにおいて、IDRピクチャと制限付きPピクチャから成る複数のランダムアクセスポイントが設定される。
なお、例えば、図12においてズーム終了直後のIDRピクチャ(IDR9)以降だけでなく、ズーム動作開始直前のIDRピクチャ(IDR2)以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定してもよい。すなわち、図12のP3〜P8のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定してもよい。これにより、ズーム途中の画像からのランダムアクセスが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図17は、本発明の第2の実施形態に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る画像符号化装置は、シーンチェンジに応じて設定されたIDRピクチャに連動して制限付きPピクチャを設定することが可能である。なお、第1の実施形態と同じ符号のものは第1の実施形態と同様の動作、処理を行うため、説明は省略する。
1701は、カメラ部101から出力された非圧縮画像データに対して、例えばフレーム間の画素値の差分値がある閾値より大きい場合は、シーンチェンジと判定するシーンチェンジ検出部である。シーンチェンジが検出されるとシーンチェンジ検出部1701からIDRピクチャ設定情報が出力され、前記ピクチャタイプ決定部316によってピクチャタイプがIDRピクチャに設定される。例えば、図18のようにP6ピクチャの直後にシーンチェンジが発生した場合は、P6直後のピクチャのピクチャタイプがIDRピクチャに設定される。
次に、上述したシーンチェンジによってIDRピクチャを設定する場合における符号化処理について、図17及び図19を参照して説明する。図19は、本発明の第2の実施形態における符号化手順を示すフローチャートである。なお、図19において、ステップS1001からS1002は、図10のフローチャートによって示された処理と同様である。
ステップS1901において、シーンチェンジ検出部1701は、カメラ部101より出力された非圧縮画像データのピクチャ間の画素値差分よりシーンチェンジの発生を検出する。ステップS1901においてシーンチェンジが検出された場合は、シーンチェンジ検出部1701は符号化部102にIDRピクチャ設定情報を出力する。これにより、ステップS1009において、符号化部102のピクチャタイプ決定部316によりピクチャタイプがIDRピクチャに設定される。
ステップS1901において、シーンチェンジが検出されない場合は、ステップS1010において符号化部102のピクチャタイプ決定部316にてH.264符号化方法に準拠したピクチャタイプが設定される。
ステップS1009又はステップS1010により設定されたピクチャタイプに基づきながら、符号化部102によってインター予測とイントラ予測とを用いた符号化処理が行われる。このとき、ステップS1011において、設定されたIDRピクチャの近傍のPピクチャを参照関係が制限された制限付きPピクチャに設定する。
ステップS1012において符号化データが出力される。この一連の処理をステップS1013において撮影終了までピクチャ単位に繰り返すことにより全ての入力画像データを符号化する。
以上がシーンチェンジに応じたIDRピクチャの設定及び符号化手順に関する説明である。次に本実施形態の特徴であるシーンチェンジに応じて設定されたIDRピクチャに連動し、制限付きPピクチャを設定する方法について図20を参照して説明する。
図20において、P9、P11ピクチャが制限付きPピクチャであり、その他のPピクチャは通常のPピクチャである。ここでは、Iピクチャ及びPピクチャから構成される画像ストリームに関して説明するが、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャから構成される画像ストリームであっても同様の方法により制限付きPピクチャからのランダムアクセスが可能である。
シーンチェンジでは、シーンチェンジ直前の映像と直後の映像との変化が激しいため視聴者の注目度が高くなる。視聴者は、注目度の高い画像ストリーム部分からのランダムアクセスを所望するため注目度の高い画像ストリーム部分にはランダムアクセスポイントが多い方が良い。
そこで、シーンチェンジに応じて設定されたIDRピクチャ直後の少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定することで、ランダムアクセスポイントを付加する。すなわち、ピクチャタイプ決定部316は、シーンチェンジ検出部1701によってシーンチェンジが検出されるとまず、ピクチャタイプをIDRピクチャに設定する。そして、ピクチャタイプ決定部316は、設定したIDRピクチャ以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定する。
図20の例では、P6ピクチャ直後にシーンチェンジ検出部1701によりシーンチェンジが検出された例を示している。P6ピクチャ直後にシーンチェンジが検出されているため前述のようにP6直後のピクチャのピクチャタイプはIDRピクチャ(IDR7)となっている。本実施形態では該IDRピクチャ(IDR7)に連動して該IDRピクチャ(IDR7)以降のピクチャのうち少なくとも1枚のピクチャを制限付きPピクチャに設定する。図20の例ではP9及びP11ピクチャを制限付きPピクチャに設定し、P8及びP10ピクチャを通常のPピクチャに設定している。そのため、IDR7、P9、P11ピクチャからのランダムアクセスが可能となる。
また、早送りや逆送り再生などのシーク再生時には等速再生時よりも迅速な復号が要求される。前述のように制限付きPピクチャは参照関係にある少なくとも1枚以上のピクチャを前以って復号するだけで迅速に復号することが可能である。従って、ピクチャ内符号化されているIピクチャ及びIDRピクチャに加えて制限付きPピクチャもシーク再生時に表示される画像としても利用することができる。
本発明の第1及び第2の実施形態の方法においてIDRピクチャに連動して設定される制限付きPピクチャは、注目度の高い画像ストリーム部分に設定される。従って、注目度の高い画像ストリーム部分には他部分と比較してシーク再生時に表示できる画像数が多い。
例えば、図20の例だとシーンチェンジ前の注目度が低いストリーム部分でシーク再生時に表示可能なピクチャがI2ピクチャ1枚である。これに対して、シーンチェンジ直後の注目度が高い画像ストリーム部分でシーク再生時に表示可能なピクチャはIDR7、P9及びP11の3枚と多い。そのため、注目度の低い画像ストリーム部分のシーク再生を行う場合と比較して注目度の高い画像ストリーム部分のシーク再生を行う場合では低速のシーク再生を行うことができる。従って、視聴者は注目度の高い画像ストリーム部分においてどのような映像なのかより容易に判断することが可能となる。
上述した実施形態によれば、カメラ制御データやシーンチェンジに応じて、必要最低限のピクチャのピクチャタイプをIDRピクチャに設定し、該IDRピクチャに連動してランダムアクセス可能な制限付きPピクチャを設定している。これにより、注目度の高い画像ストリーム部分に多くのランダムアクセスポイントを設定することができる。このことにより、従来の定期的にIDRピクチャを設定する場合に比べ、符号化効率を損なわずに制限付きPピクチャからのランダムアクセスが可能な画像ストリームを得ることができるという効果がある。
さらに、上述した第1の実施形態では、カメラ制御データに基づいて、第2の実施形態ではシーンチェンジに基づいて、それぞれIDRピクチャを設定する例を説明したが、IDRピクチャを符号化状態に応じて適宜設定する構成においても本発明は適用できる。このとき実行される符号化処理について、図23を用いて説明する。図23はIDRピクチャとその前後のPピクチャを制限付きPピクチャに設定する例である。
IDRピクチャが設定されるタイミングが予め分っている場合には、IDRピクチャの直前及び直後に制限付きPピクチャを設定することができる。IDRピクチャが設定されるタイミングが予め分っている場合とは、例えば、ピクチャタイプ決定部316が符号化状態に応じて自ら判断したタイミングで能動的にIDRピクチャを設定するような場合や、いわゆる2パス符号化を行う場合である。このような場合、ピクチャタイプ決定部316がIDRピクチャを設定することに連動して、符号化部102では該IDRピクチャの前後に位置する少なくとも1枚のPピクチャを制限付きPピクチャに設定した符号化を行うことができる。図23では、IDRピクチャ(IDR8)の直前のPピクチャであるP5と、直後のPピクチャであるP11を制限付きPピクチャとして符号化した例である。なお、図23の例の場合、上述した[1]及び[2]の制限によって、P5を含むGOPとP11を含むGOPでは、それぞれ参照関係が制限された符号化が行われることになる。このような構成によると、IDRピクチャとその周辺に配置された制限付きPピクチャから成る複数のランダムアクセスポイントを設定することができる。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム等のコンピュータが記憶媒体からプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに接続された機能拡張ユニット等に備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づきCPU等が実際の処理を行い、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 カメラ部の構成を示すブロック図である。 符号化部の構成を示すブロック図である。 焦点整合制御データに基づくBピクチャを含まない画像ストリームにおけるIDRピクチャ設定を説明するための図である。 焦点整合制御データに基づくBピクチャを含む画像ストリームにおけるIDRピクチャ設定を説明するための図である。 ズーム動作制御データに基づくBピクチャを含まない画像ストリームにおけるIDRピクチャ設定を説明するための図である。 パン・チルト検出データに基づくBピクチャを含まない画像ストリームにおけるIDRピクチャ設定を説明するための図である。 手ぶれ検出データに基づくBピクチャを含まない画像ストリームにおけるIDRピクチャ設定を説明するための図である。 特殊効果付加制御データに基づくBピクチャを含まない画像ストリームにおけるIDRピクチャ設定を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における符号化手順を示すフローチャートである。 動き参照関係制限付きPピクチャを説明するための図である。 ズーム動作制御データに基づく動き参照関係制限付きPピクチャの設定方法を説明するための図である。 焦点整合制御データに基づく動き参照関係制限付きPピクチャの設定方法を説明するための図である。 パン・チルト検出データに基づく動き参照関係制限付きPピクチャの設定方法を説明するための図である。 手ぶれ検出データに基づく動き参照関係制限付きPピクチャの設定方法を説明するための図である。 特殊効果付加制御データに基づく動き参照関係制限付きPピクチャの設定方法を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるIDRピクチャの設定方法を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における符号化手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における動き参照関係制限付きPピクチャの設定方法を説明するための図である。 (a)、(b)、(c)は参照画像の関係を説明するための図である。 (a)、(b)はIDRピクチャを説明するための図である。 IDRピクチャとその前後のPピクチャを動き参照関係制限付きPピクチャに設定する例である。
符号の説明
101 カメラ部
102 符号化部
103 IDRピクチャ判定部
1701 シーンチェンジ検出部

Claims (26)

  1. 画像データを圧縮符号化するための画像符号化装置であって、
    入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化手段を有し、
    前記符号化手段は前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記第1の符号化ピクチャはIDRピクチャであって、前記第2の符号化ピクチャは、同一GOP内のピクチャとしか参照関係を築くことができないように参照関係が制限されたPピクチャであることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 前記符号化手段は、ピクチャを飛び越した参照が許容され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第3の符号化ピクチャを設定可能であって、前記第1の符号化ピクチャの近傍においては、少なくとも1枚の前記第3の符号化ピクチャに代えて前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  4. 前記第1の符号化ピクチャはIDRピクチャであって、前記第2の符号化ピクチャは、同一GOP内のピクチャとしか参照関係を築くことができないように参照関係が制限されたPピクチャであって、前記第3の符号化ピクチャは通常のPピクチャであることを特徴とする請求項3に記載の画像符号化装置。
  5. 前記符号化手段は、設定された前記第1の符号化ピクチャ及び前記第2の符号化ピクチャの位置からランダムアクセスを可能とする画像ストリームを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  6. 前記符号化手段は、前記第1の符号化ピクチャの設定に連動して前記第2の符号化ピクチャの設定を自動的に行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  7. 前記符号化手段は、前記第1の符号化ピクチャ以降の符号化対象ピクチャのうち、少なくとも1枚のピクチャを前記第2の符号化ピクチャに設定することを特徴とする請求項6に記載の画像符号化装置。
  8. 被写体像を撮像するカメラの制御データを取得し、前記制御データに基づいて前記カメラの動作が前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記符号化手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、該当する符号化対象ピクチャを前記第1の符号化ピクチャに設定し、さらに前記第1の符号化ピクチャの設定に連動して前記第2の符号化ピクチャの設定を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  9. 前記判定手段は、前記制御データによって示される前記カメラの動作状態の変化を検出することによって前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定し、前記符号化手段は、前記カメラの動作状態が変化した後の符号化対象ピクチャの一部を前記第1の符号化ピクチャ及び前記第2の符号化ピクチャに設定することを特徴とする請求項8に記載の画像符号化装置。
  10. 前記制御データは、焦点整合制御データ、ズーム動作制御データ、前記カメラの振動を検出する振動検出データ、前記カメラの移動を検出する移動検出データ、及び、画像に対して特殊効果を付加する特殊効果付加制御データのうちの少なくとも何れか1つを含むことを特徴とする請求項9に記載の画像符号化装置。
  11. 前記入力画像データに含まれる複数のピクチャ間における相関を検出し、その相関が前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記符号化手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、該当する符号化対象ピクチャを前記第1の符号化ピクチャに設定し、さらに前記第1の符号化ピクチャの設定に連動して前記第2の符号化ピクチャの設定を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  12. 前記判定手段は、前記入力画像データにおけるシーンチェンジを検出することによって前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定し、前記符号化手段は、前記シーンチェンジ後の符号化対象ピクチャの一部を前記第1の符号化ピクチャ及び前記第2の符号化ピクチャに設定することを特徴とする請求項11に記載の画像符号化装置。
  13. 画像データを圧縮符号化する画像符号化装置の制御方法であって、
    入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化工程を有し、
    前記符号化工程において前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とする画像符号化装置の制御方法。
  14. 前記第1の符号化ピクチャはIDRピクチャであって、前記第2の符号化ピクチャは、同一GOP内のピクチャとしか参照関係を築くことができないように参照関係が制限されたPピクチャであることを特徴とする請求項13に記載の画像符号化装置の制御方法。
  15. 前記符号化工程は、ピクチャを飛び越した参照が許容され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第3の符号化ピクチャを設定可能であって、前記第1の符号化ピクチャの近傍においては、少なくとも1枚の前記第3の符号化ピクチャに代えて前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とする請求項13に記載の画像符号化装置の制御方法。
  16. 前記第1の符号化ピクチャはIDRピクチャであって、前記第2の符号化ピクチャは、同一GOP内のピクチャとしか参照関係を築くことができないように参照関係が制限されたPピクチャであって、前記第3の符号化ピクチャは通常のPピクチャであることを特徴とする請求項15に記載の画像符号化装置の制御方法。
  17. 前記符号化工程は、設定された前記第1の符号化ピクチャ及び前記第2の符号化ピクチャの位置からランダムアクセスを可能とする画像ストリームを生成することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の画像符号化装置の制御方法。
  18. 前記符号化工程は、前記第1の符号化ピクチャの設定に連動して前記第2の符号化ピクチャの設定を自動的に行うことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の画像符号化装置の制御方法。
  19. 前記符号化工程は、前記第1の符号化ピクチャ以降の符号化対象ピクチャのうち、少なくとも1枚のピクチャを前記第2の符号化ピクチャとして設定することを特徴とする請求項18に記載の画像符号化装置の制御方法。
  20. 被写体像を撮像するカメラの制御データを取得し、前記制御データに基づいて前記カメラの動作が前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定する判定工程をさらに有し、
    前記符号化工程は、前記判定工程における判定結果に基づいて、該当する符号化対象ピクチャを前記第1の符号化ピクチャに設定し、さらに前記第1の符号化ピクチャの設定に連動して前記第2の符号化ピクチャの設定を行うことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の画像符号化装置の制御方法。
  21. 前記判定工程は、前記制御データによって示される前記カメラの動作状態の変化を検出することによって前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定し、前記符号化工程は、前記カメラの動作状態が変化した後の符号化対象ピクチャの一部を前記第1の符号化ピクチャ及び前記第2の符号化ピクチャに設定することを特徴とする請求項20に記載の画像符号化装置の制御方法。
  22. 前記制御データは、焦点整合制御データ、ズーム動作制御データ、前記カメラの振動を検出する振動検出データ、前記カメラの移動を検出する移動検出データ、及び、画像に対して特殊効果を付加する特殊効果付加制御データのうちの少なくとも何れか1つを含むことを特徴とする請求項21に記載の画像符号化装置の制御方法。
  23. 前記入力画像データに含まれる複数のピクチャ間における相関を検出し、その相関が前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定する判定工程をさらに有し、
    前記符号化工程は、前記判定工程における判定結果に基づいて、該当する符号化対象ピクチャを前記第1の符号化ピクチャに設定し、さらに前記第1の符号化ピクチャの設定に連動して前記第2の符号化ピクチャの設定を行うことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の画像符号化装置の制御方法。
  24. 前記判定工程は、前記入力画像データにおけるシーンチェンジを検出することによって前記第1の符号化ピクチャの設定条件に適合しているか否かを判定し、前記符号化工程は、前記シーンチェンジ後の符号化対象ピクチャの一部を前記第1の符号化ピクチャ及び前記第2の符号化ピクチャに設定することを特徴とする請求項23に記載の画像符号化装置の制御方法。
  25. 画像データを圧縮符号化する画像符号化装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    入力画像データに対する符号化処理の際に、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ内のイントラ予測符号化によって生成される第1の符号化ピクチャと、ピクチャを飛び越した参照が禁止され、かつピクチャ間のインター予測符号化によって生成される第2の符号化ピクチャを設定可能な符号化工程を有し、
    前記符号化工程において前記第1の符号化ピクチャの近傍に少なくとも1枚の前記第2の符号化ピクチャを設定することを特徴とするプログラム。
  26. 請求項25に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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