JP2007183853A - 自動販売機の切換え表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成により、容易に各種表示を切換えることができるようにした自動販売機の切換え表示装置を提供する。
【解決手段】 複数種類の商品の自動販売を行なうための自動販売機における選択すべき各商品の種類毎に備えられた表示部にて、所定方向に並んで設けられた二種類のバック照明タイプの表示11a,11bを備えた表示部材11と、上記表示部材の背面側にて、その所定方向一側の端縁付近からそれぞれ対応する表示の反対側の端縁付近まで前後に並んで互いに平行に延びていて且つそれぞれ対応する表示部の裏側の領域に光拡散部を備えている透光性材料から成る扁平な導光板12,13と、各導光板の所定方向一側の端面に対して、それぞれ対向して配置された発光素子14,15と、を含んでおり、各発光素子がそれぞれ選択的に駆動されるように、自動販売機の切換え表示装置10を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動販売機の例えば冷温表示,価格表示等の切換え表示装置に関する。
近年、例えば缶入飲料,ペットボトル飲料等の自動販売機においては、飲料の種類によっては、冬季等において加温した状態で提供することが多くなってきている。
このような自動販売機では、複数種類の飲料を販売することができるように構成されており、図8に示すように、自動販売機の筐体1の前面に複数個の商品見本2が並んで配置されていると共に、各商品見本2に隣接して(図示の場合には下方に)、価格表示3及び冷温種別表示4即ち当該商品が「温かい」か「冷たい」かの表示を行なうようにしている。
そして、消費者は、図示しない料金投入部に貨幣または紙幣を投入した後、各商品見本2,価格表示3及び冷温種別表示4を視認して、希望する表品種類を選択し、選択した商品見本に隣接する選択ボタン5を操作することにより、当該種類の飲料を購入することができるようになっている。
ところで、上述した冷温種別表示4は、通常、当該商品見本2に隣接して設けられた交換可能なプレートやシールにより行なうようになっている。
そして、当該商品の冷蔵状態または加温状態に応じて、図9に示すように、冷蔵状態を示す文字(以下、冷蔵表示という。図示の場合、「つめた〜い」)が印刷されたプレートAまたは加温状態を示す文字(以下、加温表示という。図示の場合、「あたたか〜い」)が印刷されたプレートBを、当該商品見本2に隣接して表示位置4aに設置するようにしている。
ところで、このような自動販売機においては、例えば夏季等には一般的には全種類の商品が冷蔵状態で販売されるようになっており、それに対応して、各商品見本2に隣接した冷温種別表示4は、すべて冷蔵状態を表わすプレートAが設置されている。
これに対して、冬季等においては、一部の種類の商品が加温状態で販売される場合には、それに対応して、加温状態の商品に対応する商品見本2に隣接した冷温種別表示4は、加温状態を示すプレートBに置き換えられる。
しかしながら、このような冷温種別表示4は、例えば電気的,機械的に自動切換えを行なうことができなかった。
このため、管理者等が直接自動販売機の設置場所まで出向いて、冷温種別表示4の冷蔵表示または加温表示の切換えを行なう必要があった。
従って、切換え作業が煩雑であり、人件費が発生してしまうと共に、例えば販売データ等の各種データを有線,無線で送受信する機能を備えた自動販売機の場合であっても、各所に配置された自動販売機の冷温種別表示を同時に切換えることは不可能であった。
また、上述したような冷温種別表示4だけでなく、例えば価格表示,売り切れ/販売中の表示や、準備中/販売中の表示等のような切換え表示の場合も同様である。
本発明は、以上の点から、簡単な構成により、容易に各種表示を切換えることができるようにした自動販売機の切換え表示装置を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明によれば、自動販売機における選択すべき商品の種類毎に備えられた表示部において、所定方向に並んで設けられたバック照明タイプの表示を備えた複数の表示部材と、上記表示部材のそれぞれに対応して表示部材の背面側前後に並置され、上記所定方向一側の端縁付近から上記表示部材の反対側の端縁付近まで表示方向と平行に延び且つ上記表示部の位置と対応する領域に光拡散部を備える扁平な導光板と、各導光板の所定方向一側の端面に対向して配置された発光素子と、を有する自動販売機の表示装置により、達成される。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記光拡散部が、導光板の背面に設けられたリニアプリズム加工,立体ドット加工,シボ加工またはドット印刷により構成されている。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの所定方向への光を背面側に斜めに導くように形成されている。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記表示部材の所定方向反対側に、上記表示部に対応する商品見本が配置されており、各導光板の反対側の端面から出射する光によって照明される。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの光を背面側に導くように、斜面として形成されている。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記各導光板の反対側の端縁付近の領域が、発光素子からの光を背面側に導くように、後方に湾曲して形成されている。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記各導光板の光拡散部の背面に、反射部材が配置されている。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、各発光素子が、それぞれ対応する表示をバック照明するための表示色の光を出射する。
本発明による自動販売機の表示装置は、好ましくは、上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの所定方向への光を遮断する遮光部材または反射部材を備えている。
上記構成によれば、一方の発光素子を駆動すると、この一方の発光素子が発光して、出射した光が一方の導光板の端面に入射し、この導光板内を反対側の端面に向かって表面及び裏面で反射を繰り返しながら進む。
その際、上記一方の導光板の光拡散部にて光が乱反射して拡散することにより、この光拡散部から対応する表示部材の一方の表示を裏面側からバック照明することになる。これにより、上記表示部材の当該一方の表示がバック照明されることにより、当該一方の表示が視認されることになる。
これに対して、他方の発光素子を駆動すると、この他方の発光素子が発光して、出射した光が他方の導光板の端面に入射し、この導光板内を反対側の端面に向かって表面及び裏面で反射を繰り返しながら進む。
その際、上記他方の導光板の光拡散部にて光が乱反射して拡散することにより、この光拡散部から対応する表示部材の他方の表示を裏面側からバック照明することになる。これにより、上記表示部材の当該他方の表示がバック照明されることにより、当該他方の表示が視認されることになる。
このようにして、何れかの発光素子を選択発光させることによって、上記表示部材の二つの表示、即ち例えばこの表示部材に隣接して配置された商品見本に対する冷温種別の表示,価格表示,売り切れ/販売中の表示や、準備中/販売中の表示等の切換え表示が、容易に行なわれ得ることになる。
上記光拡散部が、導光板の背面に設けられたリニアプリズム加工,立体ドット加工,シボ加工またはドット印刷により構成されている場合には、各導光板の背面に成形時または成形後にこれらの加工または印刷によって光拡散部が構成され得ることになる。
上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの所定方向への光を背面側に斜めに導くように形成されている場合には、各導光板内を一側から反対側に向かって進む光が、反対側の端面から出射する際に、やや後方に向かって斜めに出射し、例えば商品見本等を照明することができる。
上記表示部材の所定方向反対側に、対応する商品見本が配置されており、各導光板の反対側の端面から出射する光によって照明される場合には、表示部材の各表示をバック照明するための光を利用して、対応する商品見本の照明を行なうことができる。
上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの光を背面側に導くように、斜面として形成されている場合には、各導光板内を一側から反対側に向かって進む光が、反対側の端面から出射する際に、この端面における屈折により、やや後方に向かって斜めに出射することになる。
上記各導光板の反対側の端縁付近の領域が、発光素子からの光を背面側に導くように、後方に湾曲して形成されている場合には、各導光板内を一側から反対側に向かって進む光が、反対側の端面から出射する際に、この端縁付近の領域に沿って導光板内を導かれることにより、やや後方に向かって斜めに出射することになる。
上記各導光板の光拡散部の背面に、反射部材が配置されている場合には、光拡散部にて導光板の背面側に出射した光が、反射部材によって反射されることにより、導光板内に戻され、さらに少なくともその一部が光拡散部から前面側に出射することによって、表示部材の各表示がより明るくバック照明され得ることになる。
各発光素子が、それぞれ対応する表示をバック照明するための表示色の光を出射する場合には、表示部材の各表示が無彩色により構成されていても、表示色の光によりバック照明されることにより、所定の色の表示が行なわれ得ると共に、バック照明されないときには、無彩色の比較的目立たない表示となる。
上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの所定方向への光を遮断する遮光部材または反射部材を備えている場合には、各発光素子が発光したとき、その表示色の光が、各導光板の反対側の端面から出射しようとしても、上記遮光部材または反射部材により遮断されるので、表示色の光が表示部材の領域から外側に漏出するようなことがなく、さらに反射部材の場合には、反射部材により反射された光が再び導光板内に入射することにより、表示部材の各表示のバック照明に寄与することになり、バック照明がより明るくなる。
このようにして、本発明によれば、何れかの発光素子を選択発光させることによって、上記表示部材の二つの表示、即ち例えばこの表示部材に隣接して配置された商品見本に対する冷温種別の表示,価格表示,売り切れ/販売中の表示や、準備中/販売中の表示等の切換え表示が、容易に行なわれ得ることになる。
従って、表示の切換えに要する時間が短く、またその作業も極めて容易であるので、人件費が大幅に軽減され得ると共に、通信機能を備えた自動販売機の場合には、複数個の自動販売機の一元管理が可能であり、各自動販売機の表示を同時に切換えることも可能となる。
かくして、簡単な構成により、容易に各種表示を切換えることができるようにした自動販売機の切換え表示装置が得られることになる。
以下、この発明の好適な実施形態を図1から図7を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
[実施例1]
図1及び図2は、本発明による自動販売機の切換え表示装置の第一の実施形態の構成を示している。
図1及び図2において、自動販売機の切換え表示装置10は、表示部材11と、導光板12,13と、発光素子14,15と、反射部材16,17と、から構成されている。
上記表示部材11は、自動販売機における各商品見本に隣接して、例えばその下方にそれぞれ配置されており、その表示部が上下二段の表示11a,11bを備えている。
そして、上記表示部材11は、図2に示すように、半透光性の乳白色の平板11cから成り、この平板11cの上部及び下部の表面にそれぞれフィルムから成る表示11a,11bが貼り付けられている。
尚、上記表示部材11は、上記乳白色の平板11cの表面に印刷により表示11a,11bを備えるようにしてもよい。
ここで、各表示11a,11bは、図1に示すように、それぞれ青地,赤地に白抜き文字で冷温種別、即ち冷温表示「つめた〜い」及び加温表示「あたたか〜い」を備えるようになっている。
これにより、各表示11a,11bは、それぞれ背面から光が照射されたとき、青地または赤地の部分がバック照明されると共に、上記白抜き文字が浮き上がって光るように表示されることになる。
上記導光板12,13のうち、第一の導光板12は、透光性材料によりほぼ平板状に形成されており、上記表示部材11の背面側にて、上記表示部材11の下縁から上縁付近まで延びるように、配置されている。
そして、上記第一の導光板12は、その下方の端面12aが水平に形成されていると共に、その上方の端面12bが後方に向かって斜め上方に傾斜して形成されている。
さらに、上記第一の導光板12は、その上方領域、即ち上記表示部材11の上側の表示11aに対応する領域にて、その背面に光拡散部12cを備えている。 この光拡散部12cは、上記第一の導光板12の背面に対して、上記第一の導光板12の成形時または成形後にリニアプリズム加工,立体ドット加工,シボ加工またはドット印刷により形成されている。
これにより、上記第一の導光板12内に導かれる光が、この光拡散部12cに入射すると、この光拡散部12cによって乱反射され、そのうち前方に向かって進む光が、第一の導光板12の前面から出射して、上記表示部材11の上側の表示11aをバック照明することになる。
これに対して、第二の導光板13は、透光性材料によりほぼ平板状に形成されており、上記表示部材11の背面側にて、上記表示部材11の下縁から中央の表示11a,11bの境界まで延びるように、配置されている。
そして、上記第二の導光板13は、その下方の端面13aが水平に形成されていると共に、その上方の端面13bが後方に向かって斜め上方に傾斜して形成されている。
さらに、上記第二の導光板13は、上記表示部材11の下側の表示11bに対応する背面全体に、光拡散部13cを備えている。
この光拡散部13cは、上記第二の導光板13の背面に対して、上記第二の導光板13の成形時または成形後にリニアプリズム加工,立体ドット加工,シボ加工またはドット印刷により形成されている。
これにより、上記第二の導光板13内に導かれる光が、この光拡散部13cに入射すると、この光拡散部13cによって乱反射され、そのうち前方に向かって進む光が、第二の導光板13の前面から出射して、上記表示部材11の下側の表示11bをバック照明することになる。
上記発光素子14,15は、例えば白色光を出射する白色LED等の発光素子から構成されている。
そして、上記発光素子14,15のうち、第一の発光素子14は、上記第一の導光板12の下方の端面12aに対向して、例えば図1に示すように、横方向に分散して配置されている。
これにより、上記第一の発光素子14が駆動されたとき、第一の発光素子14から出射した光が、上記第一の導光板12の下方の端面12aから入射して、第一の導光板12内を上方に向かって進むようになっている。
これに対して、第二の発光素子15は、上記第二の導光板13の下方の端面13aに対向して、例えば図1に示すように、横方向に分散して配置されている。 これにより、上記第二の発光素子15が駆動されたとき、第二の発光素子15から出射した光が、上記第二の導光板13の下方の端面13aから入射して、第二の導光板13内を上方に向かって進むようになっている。
上記反射部材16,17は、反射シートや反射板等から構成されており、それぞれ第一の導光板12の光拡散部12c及び第二の導光板13の光拡散部13cに対して背面側で対向するように配置されている。
これにより、第一の導光板12の光拡散部12c及び第二の導光板13の光拡散部13cにから背面側に出射した光が、これらの反射部材16,17により反射されて再び第一の導光板12及び第二の導光板13内に入射し、その一部が第一の導光板12及び第二の導光板13の前面から出射して、上記表示部材11の各表示11a,11bのバック照明に寄与することになる。
尚、好ましくは、上記発光素子14,15の間には、図2に示すように、遮光部材18が配置されている。
この遮光部材18は、不透光性材料から構成されており、発光素子14から出射した光が第二の導光板13の端面13aに入射しないように、また発光素子15から出射した光が第一の導光板12の端面12aに入射しないように、各発光素子14,15からの光を遮断するようになっている。
本発明実施形態による自動販売機の切換え表示装置10は、以上のように構成されており、以下のように動作する。
まず第一の発光素子14のみが駆動されると、第一の発光素子14から出射した光は、第一の導光板12の下方の端面12aから第一の導光板12内に入射し、その前面及び背面で反射を繰り返しながら上方に進む。
そして、その一部の光が、光反射部12cに入射して乱反射された後、第一の導光板12の前面から出射することにより、上記表示部材11の第一の表示11aをバック照明することになる。
さらに、光反射部12cで第一の導光板12の背面から出射した光は、第一の反射部材16により反射されて、再び第一の導光板12内に入射し、その一部が第一の導光板12の前面から出射することにより、上記表示部材11の第一の表示11aをバック照明することになる。
このようにして、上記表示部材11の上方の第一の表示11aがバック照明されることにより、図示の場合「つめた〜い」という冷蔵表示が行なわれることになる。
この場合、第二の発光素子15は駆動されないので、上記表示部材11の下方の第二の表示11bはバック照明されない。
さらに、上記第一の導光板12内を上方に向かって進む光が、その上方の端面12bに達すると、この端面12bが後方に向かって斜め上方に傾斜して形成されているので、背面側に屈折して出射することになる。
従って、例えば図4に示すように、表示部材11の上方にて自動販売機の筐体内に配置された商品見本19を下方の手前側から照明することができる。
これに対して、第二の発光素子15のみが駆動されると、第二の発光素子15から出射した光は、第二の導光板13の下方の端面13aから第二の導光板13内に入射し、その前面及び背面で反射を繰り返しながら上方に進む。
そして、その一部の光が、光反射部13cに入射して乱反射された後、第二の導光板13の前面から出射することにより、上記表示部材11の第二の表示11bをバック照明することになる。
さらに、光反射部13cで第二の導光板13の背面から出射した光は、第二の反射部材17により反射されて、再び第二の導光板13内に入射し、その一部が第二の導光板13の前面から出射することにより、上記表示部材11の第二の表示11bをバック照明することになる。
このようにして、上記表示部材11の下方の第二の表示11bがバック照明されることにより、図示の場合「あたたか〜い」という加温表示が行なわれることになる。
この場合、第一の発光素子14は駆動されないので、上記表示部材11の上方の第一の表示11aはバック照明されない。
さらに、上記第二の導光板13内を上方に向かって進む光が、その上方の端面13bに達すると、この端面13bが後方に向かって斜め上方に傾斜して形成されているので、背面側に屈折して出射することになる。
従って、例えば図4に示すように、表示部材11の上方にて自動販売機の筐体内に配置された商品見本19を下方の手前側から照明することができる。
上述した自動販売機の切換え表示装置10においては、各導光板12,13の上方の端面12b,13bは、それぞれ後方に向かって斜め上方に傾斜して形成されているが、これに限らず、例えば図3に示すように、各導光板12,13の上端付近の領域が、それぞれ背面側に向かって湾曲して形成されていてもよい。 この場合も同様にして、各導光板12,13の上方の端面12b,13bから出射する光が、後方に向かって斜め上方に出射することになり、同様に上方に位置する例えば商品見本等を下方の手前側から照明することができる。
[実施例2]
図5は、本発明による自動販売機の切換え表示装置の第二の実施形態の構成を示している。
図5において、自動販売機の切換え表示装置20は、図1及び図2に示した自動販売機の切換え表示装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記自動販売機の切換え表示装置20においては、表示部材11の各表示11a,11bが、それぞれ不透光性の白色文字を有していると共に、第一の発光素子14が青色光を出射する青色LED等の青色発光素子から成り、また第二の発光素子15が橙色光を出射する橙色LED等の橙色発光素子から成る点で、図1及び図2に示した自動販売機の切換え表示装置とは異なる構成になっている。
さらに、各導光板12,13の上方の端面12b,13bには、それぞれ対向して遮光部材21,22が配置されている。
このような構成の自動販売機の切換え表示装置20によれば、図1から図3に示した車両前照灯の発光装置10と同様に作用して、第一の発光素子14が発光したとき、第一の発光素子14から出射した青色光が第一の導光板12内に入射し、光拡散部12cにより乱反射されて、上記表示部材11の上方の第一の表示11aをバック照明する。
その際、上記表示11aは、図6に示すように、地色部分が青色光によりバック照明されると共に、文字はバック照明されず、白色のままである。
これに対して、第二の発光素子15が発光したとき、第二の発光素子15から出射した橙色光が第二の導光板13内に入射し、光拡散部13cにより乱反射されて、上記表示部材11の下方の第二の表示11bをバック照明する。
その際、上記表示11bは、図7に示すように、地色部分が橙色光によりバック照明されると共に、文字はバック照明されず、白色のままである。
このようにして、表示部分11の各表示11a,11bは、それぞれ青色光,橙色光によりバック照明されることにより、冷蔵表示,加温表示が行なわれるようになっている。
尚、この場合、各導光板12,13の上方の端面12b,13bから上方に出射する光は、遮光部材21,22により遮断されるので、図1及び図2に示した自動販売機の切換え表示装置10の場合のように商品見本の照明を行なうことはできない。
上述した自動販売機の切換え表示装置20においては、各導光板12,13の上方の端面12b,13bに対向して遮光部材21,22が配置されているが、これに限らず、遮光部材21,22の代わりに、反射部材が配置されていてもよい。
この場合、各導光板12,13の上方の端面12b,13bから上方に出射する光は、反射部材により反射され、再び各導光板12,13内に戻されるので、その一部の光が、光拡散部12c,13cで乱反射されて、表示部材11の表示11a,11bをバック照明することになり、より明るいバック照明が得られることになる。
また、上述の自動販売機の切り換え表示装置20の表示11a,11bは、地色部分が青色光または橙色光によってバック照明されるとともに文字部分が照明されず白色のままであった。これに対して、自動販売機の切り換え表示装置20の表示11a,11bにおいて、文字部分を青または赤色としてバック照明し文字部分を白色や黒色などとしてバック照明しない構成をとってもよい。
上述した実施形態においては、表示部材11は、冷蔵表示としての表示11aと加温表示としての表示11bを備えた冷温種別表示として構成されているが、これに限らず、例えば価格表示,売り切れ/販売中の表示や、準備中/販売中の表示等の切換え表示を行なうための自動販売機の切換え表示装置としても構成することができる。
このようにして、本発明によれば、簡単な構成により、容易に各種表示を切換えることができるようにした自動販売機の切換え表示装置が提供され得る。
本発明による自動販売機の切換え表示装置の第一の実施形態の構成を示す概略正面図である。 図1の自動販売機の切換え表示装置を示す概略側面図である。 図1の自動販売機の切換え表示装置の変形例における概略側面図である。 図1の自動販売機の切換え表示装置の具体的な使用例における(A)概略側面図及び(B)概略正面図である。 本発明による自動販売機の切換え表示装置の第二の実施形態の構成を示す概略側面図である。 図5の自動販売機の切換え表示装置における冷蔵表示の状態を示す概略正面図である。 図5の自動販売機の切換え表示装置における加温表示の状態を示す概略正面図である。 従来の自動販売機における表示部付近を示す概略斜視図である。 図8の自動販売機における表示部の表示切換えを示す概念図である。
符号の説明
10 自動販売機の切換え表示装置
11 表示部材
11a,11b 表示
11c 平板
12,13 導光板
12a,13a 下方の端面
12b,13b 上方の端面
12c,13c 光拡散部
14,15 発光素子
16,17 反射部材
18 遮光部材
19 商品見本
20 自動販売機の切換え表示装置
21,22 遮光部材

Claims (9)

  1. 自動販売機における選択すべき商品の種類毎に備えられた表示部において、所定方向に並んで設けられたバック照明タイプの表示を備えた複数の表示部材と、
    上記表示部材のそれぞれに対応して表示部材の背面側前後に並置され、上記所定方向一側の端縁付近から上記表示部材の反対側の端縁付近まで表示方向と平行に延び且つ上記表示部の位置と対応する領域に光拡散部を備える扁平な導光板と、
    各導光板の所定方向一側の端面に対向して配置された発光素子と、を有する自動販売機の表示装置。
  2. 上記光拡散部が、導光板の背面に設けられたリニアプリズム加工,立体ドット加工,シボ加工またはドット印刷により構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の自動販売機の表示装置。
  3. 上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの所定方向への光を背面側に導くように形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動販売機の表示装置。
  4. 上記表示部材の所定方向反対側に、上記表示部に対応する商品見本が配置されており、各導光板の反対側の端面から出射する光によって照明されることを特徴とする、請求項3に記載の自動販売機の表示装置。
  5. 上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの光を背面側に導くように、斜面として形成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の自動販売機の表示装置。
  6. 上記各導光板の反対側の端縁付近の領域が、発光素子からの光を背面側に導くように、後方に湾曲して形成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の自動販売機の表示装置。
  7. 上記各導光板の光拡散部の背面に、反射部材が配置されていることを特徴とする、請求項1から6の何れかに記載の自動販売機の表示装置。
  8. 各発光素子が、それぞれ対応する表示をバック照明するための表示色の光を出射することを特徴とする、請求項1または2に記載の自動販売機の表示装置。
  9. 上記各導光板の反対側の端面が、発光素子からの所定方向への光を遮断する遮光部材または反射部材を備えていることを特徴とする、請求項8に記載の自動販売機の表示装置。
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