JP2007183183A - 跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置 - Google Patents

跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007183183A
JP2007183183A JP2006001787A JP2006001787A JP2007183183A JP 2007183183 A JP2007183183 A JP 2007183183A JP 2006001787 A JP2006001787 A JP 2006001787A JP 2006001787 A JP2006001787 A JP 2006001787A JP 2007183183 A JP2007183183 A JP 2007183183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
straddle
type monorail
width
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006001787A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Umeda
健二 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006001787A priority Critical patent/JP2007183183A/ja
Publication of JP2007183183A publication Critical patent/JP2007183183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】跨座形モノレール用桁の案内面幅及び安定面幅、走行面に対する案内安定面の直角度の測定において、軌道桁に沿って移動可能とし、算出作業による測定精度のばらつきを低減する跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置を提供する。
【解決手段】幅寸法測定装置は、モノレール用の軌道桁1の走行面1aの上方を交差する上辺部6aとその両端から軌道桁1の側面に沿って垂下する脚部6b,6bとを有する可搬式門形フレーム6を備えている。上辺部6aは軌道桁1の走行面1a上を転がるコロ8,8を備えており、脚部6b,6bには軌道桁1の側面(案内面11,11、及び安定面12,12)までの距離を非接触式のレーザ距離計7が測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、跨座形モノレール用岐器桁、コンクリート製又は鋼製桁の案内安定面幅寸法及び直角度の測定装置に関する。
モノレールには、従来から跨座式とよばれる方式があり、その形態を図3により説明する。図3に、跨座形モノレールの車両と走行輪、案内輪、安定輪及び走行用桁を示す。図3(a)はモノレール軌道と車両の直角断面模式図、図3(b)はモノレール軌道と車両の側面模式図である。モノレール軌道は、図示の断面形状の軌道桁1よりなる。これに対してモノレール車両5は、底部の両側において、軌道桁1に跨がる脚部5a,5aを備えており、底部の中央の軌道桁1の上部に走行機構が、また両脚部5a,5aには案内機構が設けられている。
走行機構は、モノレール車両5を駆動するための走行輪4を備えており、走行輪4が桁1の上面である走行面1aを走行する。脚部5a,5aの上部には縦の回転軸を持ち左右方向を支える複数の案内輪2が設けられており、案内輪2は桁1の上部左右に設けられている案内面11,11を通過する。脚部5a,5aの下部には縦の回転軸を持ち左右方向を支える複数の安定輪3が設けられており、安定輪3は桁1の下部左右に設けられている安定面12,12を通過する。モノレール車両5は、軌道桁1を案内輪2と安定輪3が跨ぎ、左右方向の安定を確保し走行輪4にて前後方向へ走行する。更に、図示しないが、一方の脚部5aには電車軌条部より電力を集電する集電部が設けてあり、集電部により集電された電力は走行機のモータに供給され、軌道桁1上の走行面1aに接触した走行輪4が回転して車両5が走行する。
モノレール用の軌道桁1の案内面11,11の幅及び安定面12,12の幅、走行面11に対する案内面11,11及び安定面12,12の直角度は、モノレール車両5が軌道桁1上を通過する際の乗り心地及び台車の強度に大きく影響を与えるものであるとともに、顧客仕様書にも厳しく要求されている項目の一つである。従来は、アルミ材を使用し機械加工した可搬式門形ゲージを測定位置に差し込み、幅寸法は門形ゲージと左右案内面11,11との間、又は門形ゲージと安定面12,12との間の空隙寸法を直尺にて実測し,門形ゲージの寸法から実測寸法を差し引きし、直角度は案内面11,11と安定面12,12の実測寸法の差より角度換算する等、人為的に算出する方法が一般であった。
案内面や安定面の幅寸法の測定及び直角度の測定に際して、可搬式門形ゲージは、定められた測定位置に搬送された後、桁上面より抜き差しされる。したがって、測定位置を変わる度に、搬送と上下方向の抜き差しという動作を繰り返し実施するため、門形ゲージを抜き差しする要員と別に測定要員が必要である。また、測定要員が複数となるとともに、人為実測し実測寸法から算出するため個人差によって測定精度にばらつきを生じやすいという問題があった。
本発明の目的は、跨座形モノレール用桁の案内面幅及び安定面幅、走行面に対する案内安定面の直角度の測定において、可搬式門形ゲージに必要であった抜き差し動作と人為実測を無くすこと、及び算出作業による測定精度のばらつきを低減することである。
上記目的を達成するために、この発明による跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置は、モノレール用の軌道桁の走行面の上方を交差する上辺部とその両端から前記軌道桁の側面に沿って垂下する脚部とを有する可搬式門形フレームを備え、前記上辺部は前記軌道桁の前記走行面上を転がるコロを備えるとともに、前記脚部には前記軌道桁の側面までの距離を測定する非接触式の距離計が備わっていることを特徴としている。
この発明による跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置は、モノレール用の軌道桁を跨ぐ可搬式門形フレームを備えているので、軌道桁の走行面上を転がすことで、従来の測定装置で必要であった抜き差し動作を皆無にして、任意の測定位置で軌道桁の幅寸法を測定することができる。また、幅測定及び直角度測定のため、門形フレームと案内面との間、又は門形フレームと安定面との間の空隙寸法が非接触の距離計を用いて測定されるが、その出力データは、データロガーを介してパソコンに入力することでデータの自動処理が施される。
本発明による跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置は、以上説明したように非接触式の距離計を用いることで、桁から測定装置を抜き差しすることなく、桁走行面を転がして行けることからスピーディで且つ安全面での向上も図ることが可能となる。また、距離計が測地した出力は、データロガーを介しパソコンに入力することで、人による測定作業及び計算を排除できることにより、測定確度と信頼性の向上を図ることが可能である。したがって、データの自動編集、自動計算、自動記録等の処理が行われることで、人為実測や人為計算を無くすことができ、測定精度のばらつきを低減することができる。また、安全面でも桁上での作業となるため配慮できる。
以下、本発明によるモノレール用桁幅測定装置の実施例を図1及び図2を参照して説明する。モノレール用桁幅測定装置は、図1に示すように、実質的に可搬式の門型フレーム6を備えている。門型フレーム6は、軌道桁1の上方を横切る上辺部6aと、上辺部6aの両端から軌道桁1に沿って垂下する一対の脚部6b,6bとを備えていて、軌道桁1を跨ぐ構造となっている。上辺部6aには、走行面1aを転がることができるコロ8,8が取り付けられているので、僅かな押力によって、軌道桁1に沿って走行させることができる。したがって、門型フレーム6を、従来の測定装置では必要であった引き抜き・差込む作業なしに、軌道桁1上の任意の測定位置に搬送することができる。
門型フレーム6の左右の脚部6b,6bには、案内面11,11と安定面12,12を狙う位置に、非接触式の距離計、ここでは4個のレーザ式変位計7が取り付けられている。門型フレーム6より左右の案内面11,11、又は安定面12,12までの隙間をレーザ式変位計7にて実測し、門型フレーム6の内寸法より実測した隙間寸法を差し引きすることで、案内面11及び安定面12の桁幅9,10を算出することができる。また、直角度についても、同じ門型フレーム6を使用し、案内面11,11及び安定面12,12までの隙間を実測し、左及び右側にて隙間寸法を差し引きすることで、案内面11,11と安定面12,12との面のズレを算出することで直角度を算出している。
図3には、この発明によるモノレール用桁幅測定装置の別の実施例が示されている。図3に示すようにレーザ式の距離計7を左右2個使用し、各レーザ式距離計7から計測線21を通じて接続箱13に接続し、接続箱13から延長ケーブル22を使用してデータロガー14とパソコン23に接続する。データロガー14は、データ処理装置であって市販のものでよく、距離計7が計測したデータの自動処理・記録を行うとともに、接続箱13からのアナログデータをデジタルデータに変換するA/D変換器の働きをもする。桁幅9,10の算出、直角度の算出は、パソコン23において短時間で行うことができる。接続箱13とデータロガー14、データロガー14とパソコン23間に延長ケーブル22を使用することで、測定物とに距離があっても適切な長さの延長ケーブル22を使用することで対処することができる。
桁幅測定は、案内面桁幅においては左右レーザ変位計7間寸法19より、隙間寸法15及び17を、安定面桁幅においては左右レーザ変位計7間寸法より隙間寸法16、18を差し引きする。直角度は隙間寸法15、16又は隙間寸法17、18の差を、今回の発明では自動算出する。
跨座型モノレールにおいて、軌道桁1としては、鋼製の六面体箱型形状を有する分岐器桁(基本主要寸法:長さ5.5m,高さ1.4m,幅0.7m〜0.85m)及び、コンクリート製、鋼製桁を対象にすることができる。人による直読作業を廃止して、案内面及び安定面の幅寸法と、直角度との測定をスピーディに行うことができる。
本発明の桁幅測定装置の機器配置と測定部位を示した概略図である。 本発明の桁幅測定装置の機器系統図と、測定方法を説明するための系続図である。 跨座型モノレール車両と案内輪、安定輪及び走行輪と走行用桁の配置、構成を概略説明した図である。
符号の説明
1 走行用桁
1a 走行面
2 案内輪
3 安定輪
4 走行輪
5 車両
6 門型ゲージ
7 レーザ距離計
8 走行面転がし用コロ
9 案内面桁幅
10 安定面桁幅
11 案内面
12 安定面
13 接続籍
14 データロガー
15 案内面と門型ゲージの隙間寸法
16 安定面と門型ゲージの隙間寸法
17 案内面と門型ゲージの隙間寸法
18 安定面と門型ゲージの隙間寸法
19 案内両側レーザ変位計間隙間寸法
20 安定面側レーザ変位計間隙間寸法
21 計測線
22 延長ケーブル
23 パソコン

Claims (3)

  1. モノレール用の軌道桁の走行面の上方を交差する上辺部とその両端から前記軌道桁の側面に沿って垂下する脚部とを有する可搬式門形フレームを備え、前記上辺部は前記軌道桁の前記走行面上を転がるコロを備えるとともに、前記脚部には前記軌道桁の側面までの距離を測定する非接触式の距離計が備わっていることを特徴とする跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置。
  2. 請求項1に記載の跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置において、
    前記非接触式の距離計は、レーザ式距離計であること、
    を特徴とする跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置において、
    前記距離計からの出力データは、データロガーを介してパソコンに入力されて、自動処理されること、
    を特徴とする跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置。
JP2006001787A 2006-01-06 2006-01-06 跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置 Pending JP2007183183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001787A JP2007183183A (ja) 2006-01-06 2006-01-06 跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001787A JP2007183183A (ja) 2006-01-06 2006-01-06 跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007183183A true JP2007183183A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38339409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006001787A Pending JP2007183183A (ja) 2006-01-06 2006-01-06 跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007183183A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009229287A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Plant Technologies Ltd モノレール桁の測定装置
JP2009229321A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Kobe Steel Ltd 検査方法及び検査装置
JP2010145092A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Hitachi High-Technologies Corp 跨座型モノレールの走行路摩耗量の測定装置
JP2011153981A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Hitachi High-Technologies Corp コンクリート製軌道の軌道狂い測定方法および測定装置
CN112577424A (zh) * 2020-11-23 2021-03-30 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种pc轨道梁自动测控调节方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009229287A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Plant Technologies Ltd モノレール桁の測定装置
JP2009229321A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Kobe Steel Ltd 検査方法及び検査装置
JP2010145092A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Hitachi High-Technologies Corp 跨座型モノレールの走行路摩耗量の測定装置
JP2011153981A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Hitachi High-Technologies Corp コンクリート製軌道の軌道狂い測定方法および測定装置
CN112577424A (zh) * 2020-11-23 2021-03-30 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种pc轨道梁自动测控调节方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2056195C (en) Procedure and apparatus for checking the straightness of elevator guide rails and straightening deflections
JP2007183183A (ja) 跨座形モノレール用桁の幅寸法測定装置
JP4857369B2 (ja) 分岐器検査装置
JP7086078B2 (ja) 軌道形状を検出するための検測装置および方法
JP6663267B2 (ja) 鉄道車両の車輪とレール間の縦クリープ力測定方法及び装置
JP2003207319A (ja) レール断面形状測定装置
JP6431157B1 (ja) 鉄道における建築限界の測定装置及び測定方法
Kulka et al. Failure analysis of increased rail wear of 200 tons foundry crane track
JP2014095230A (ja) スラブ軌道隙間測定装置
JP5335709B2 (ja) コンクリート製軌道の軌道狂い測定方法および測定装置
CN215832635U (zh) 便携式推行轨距尺
JPH10307015A (ja) 走行レールの検査方法および装置
CN206219922U (zh) 一种轨道检测小车
JP5064773B2 (ja) 鉄道建築限界測定方法およびその測定装置
JP7257729B2 (ja) 橋梁の共振検出方法とその共振検出装置及び橋梁の共振検出プログラム
RU65501U1 (ru) Устройство для контроля параметров рельсового пути
JP3282685B2 (ja) モノレールの電車軌条の摩耗検査装置
CN103611906B (zh) 移动式在线铸坯长度测量装置及其测量方法
JP2019002777A (ja) 線路走行式支障物検知装置
JPS6054606B2 (ja) 長尺物の検測装置
KR101193069B1 (ko) 소결대차의 사행측정장치
JP2731335B2 (ja) 構造物の長尺部材の計測装置
JP2006234540A (ja) H形鋼の形状測定方法
JP2015209037A (ja) 車輪内面距離測定軌道
RU2196200C1 (ru) Контрольно-измерительное устройство для проверки состояния рельсовых путей