JP2007175192A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルの払出し時にノズルシュート内で詰まりを生じ難くし、かつそのような詰まりが生じたことが検知可能な検知センサを備えた遊技媒体貸出装置を提供する。
【解決手段】遊技媒体貸出装置1は、払出されるメダルをスロットマシン100の受皿130に向けて案内するノズルシュート10と、ノズルシュート10に設けられ、メダルを水平状態に摺動案内する摺動案内部11Aと、摺動案内部に設けられ、水平状態に移動する遊技媒体と接触することで、遊技媒体の存在が検知可能な検知センサを備えたリブと、検知センサによって、所定時間経過してもメダルの存在が検知された際、メダル払出装置200の駆動を停止制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、スロットマシン(以下、「遊技機」とも称する)が設置されている遊技場に設置され、遊技機間に配設可能な遊技媒体貸出装置に関する。
一般的に、パチンコホールのような遊技場では、遊技者の便宜を図るため、遊技機が多数設置された領域(「島」とも称する)において、隣接する遊技機間に、遊技媒体を貸し出すための縦長状の遊技媒体貸出装置が設置されている。この遊技媒体貸出装置は、各遊技機間に固定設置されるフレームに装着されており、対応する挿入口を通じて紙幣、硬貨、プリペイドカード等が挿入されることにより、遊技者に対して遊技媒体を貸出すようになっている。
最近では、遊技者の利便性が図れるように、例えば、特許文献1に開示されているように、遊技媒体貸出装置から払出されるメダル、コイン等の遊技媒体(以下、メダルと称する)をノズル状の案内路(以下、ノズルシュートと称する)を介して、直接、遊技機の受皿に案内するようにしたものが知られている。このような遊技媒体貸出装置によれば、遊技者は、紙幣などを遊技媒体貸出装置に投入するだけで、直接、受皿にメダルが払出されるため、多量のメダルを持ち運ぶ必要性がなく便利である。
ところで、遊技媒体貸出装置は、通常、一度に多数枚のメダルを払出すことから、上記したノズルシュートの内部でメダル詰まりが生じる可能性がある。このようなメダル詰まりが生じると、遊技媒体貸出装置の内部に設置されたメダル払出装置に負荷が掛かり好ましくはない。また、上記したようなメダル詰まりが発生した際、早急にメダル払出装置の駆動を停止しないと、ノズルシュート内に多数のメダルが詰まってしまい、その除去作業に手間が掛かってしまう。
このような問題を解決するために、特許文献2には、ノズルシュートの先端側壁に、メダル経路と直交する方向に光を照射する発光部、及び発光部からの光を受光する受光部で構成されるメダルセンサを配設しておき、メダル詰まりが検知された場合、メダル払出装置の駆動を停止させる遊技媒体貸出装置が開示されている。
特開2003−10524 特開2003−236223
しかしながら、前記特許文献2に開示されている遊技媒体貸出装置は、払出されたメダルを、ノズルシュートの基端部に形成された傾斜部に当接させた後、その重量によってメダル溝に落下させて起立状態とし、そのままノズルシュート内を転動させる構成となっている。このため、メダル払出装置から払出されたメダルは、傾斜部によって勢いが低下することから、ノズルシュート内でメダル詰まりが生じ易い要因となってしまう。また、傾斜部に当接後のメダルが重なってしまい、複数枚のメダルが連続してノズルシュートを通過することで、誤ってメダル詰まりを検出してしまう可能性がある。
なお、上記した特許文献1に開示されている遊技媒体貸出装置のノズルシュートによれば、メダルは、摺動面に沿って水平状態で滑り落ちて行く構成であるため、特許文献2に開示されている遊技媒体貸出装置よりは、メダル詰まりが生じ難いと考えられる。しかしながら、ノズルシュートの摺動面とメダルの表面との間の摩擦、或いは異物等の付着により、長期に亘って使用すると、スムーズにメダルが流れなくなることがあり、短い使用期間でメダル詰まりが起こり易くなる可能性がある。また、特許文献1に開示されている遊技媒体貸出装置には、メダル検知センサが設けられていないことから、そのようなメダル詰まりが生じた際、メダル払出装置の駆動を停止制御することはできない。
本発明は、上記した事情に着目してなされたものであり、メダル等の遊技媒体の払出し時にノズルシュート内で詰まりを生じ難くし、かつそのような詰まりが生じたことが検知可能な検知センサを備えた遊技媒体貸出装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、請求項1に記載された遊技媒体貸出装置は、遊技媒体を貯留する受皿を備えた遊技機に設置され、内部に組み込まれた遊技媒体払出装置から払出される遊技媒体を前記受皿に向けて案内するノズルシュートを備えており、さらに、前記ノズルシュートに設けられ、前記遊技媒体払出装置から払出される遊技媒体を水平状態に摺動案内する摺動案内部と、前記摺動案内部に設けられ、水平状態に移動する遊技媒体と接触することで、遊技媒体の存在が検知可能な検知センサを備えたリブと、前記検知センサによって、所定時間経過しても遊技媒体の存在が検知された際、前記遊技媒体払出装置の駆動を停止制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
上記した構成の遊技媒体貸出装置によれば、遊技媒体払出装置から払出されるメダル等の遊技媒体は、ノズルシュートを経由して、遊技機に設置された受皿に払出される。この場合、遊技媒体は、摺動案内部との間で面接触することなく、接触面積が小さいリブに接触しながら水平状態に滑り落ちて行くため、摩擦抵抗が軽減され、遊技媒体払出装置から払出された遊技媒体の勢いが低下することはない。従って、ノズルシュート内での遊技媒体の詰まりを生じ難くすることができる。また、前記接触面積が少ないリブを設けることで、異物等の付着が極力防止され、長期に亘って、遊技媒体をスムーズに摺動させることができる。さらに、前記リブには、遊技媒体が詰まったことを検知する検知センサが設けられており、遊技媒体が詰まった際には、前記制御手段によって遊技媒体払出装置の駆動が停止制御されることから、詰まりを容易に除去すること、及び遊技媒体払出装置に作用する負荷を軽減することが可能となる。
また、請求項2に係る発明においては、前記リブは導電性のある金属で、水平状態に摺動する遊技媒体が接触することで短絡するように設置されており、前記制御手段は、前記短絡が所定時間以上に亘って検知された際、前記遊技媒体払出装置の駆動を停止制御することを特徴とする。
このような構成では、リブは導電性のある金属材料で形成されていることから、接触抵抗が軽減され、長期に亘ってスムーズに遊技媒体が流れて詰まりの可能性が低くなると同時に簡単な構成でメダル詰まりの検出が行なえるようになる。
また、請求項3に係る発明においては、前記摺動案内部は、前記遊技媒体が複数枚並列して通過できない幅に設定されており、前記リブは、前記通過する遊技媒体と接触して短絡が検知できる幅及び位置に設けられていることことを特徴とする。
このような構成では、摺動案内部は、遊技媒体1枚分が検知できるような幅に設定されていることから、摺動案内部の幅を無用な広さにすることなく、コンパクト化することが可能となる。また、リブは、通過する遊技媒体と必ず接触して短絡を検知するように構成されていることから、正確に精度良く遊技媒体を検知することが可能になる。
本発明によれば、メダル等の遊技媒体の払出し時にノズルシュート内で詰まりを生じ難くし、かつそのような詰まりが生じても、それを直ちに検知することが可能な遊技媒体貸出装置が得られるようになる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る遊技媒体貸出装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置の構成を示す図であり、図2は、遊技媒体貸出装置内に設置される遊技媒体払出装置の一構成例を示す図である。
図1に示すように、遊技媒体貸出装置1は、略直方体状に形成された筐体1aを備えており、この筐体1aが遊技機であるスロットマシン100に隣接して設置される。なお、図においては、1台のスロットマシン100に隣接設置される遊技媒体貸出装置のみを示しているが、スロットマシンが多数隣接して設置される島設備では、スロットマシン間にあるフレームの係止部(図示せず)に装着され、正面向かって右側に設置される遊技媒体貸出装置1から遊技媒体が払出されるようになっている。
前記筐体1aの前面(露出側になる面)1bには、紙幣や貨幣価値を有する有価媒体(プリペイドカード等)を挿入する投入口3a,3bが形成されており、遊技者がそれらのいずれかを対応する投入口に挿入することで、その貨幣価値に応じた遊技媒体(以下、メダルと称する)が所定枚数払出される。なお、前面には、前記投入口以外にも、例えば、有価媒体の使用度数を選択するテンキー操作部4や有価媒体の残度を示す表示部5等が設けられていても良い。また、上記した紙幣や有価媒体以外にも、硬貨を取り扱えるように構成されていても良い。
前記筐体1a内には、実際にメダルを払出す遊技媒体払出装置(以下、メダル払出装置と称する)200が設置されている。このメダル払出装置200は、遊技者が投入口3a,3bに挿入した紙幣、或いは有価媒体の貨幣価値に応じた分のメダルを連続的に払出す機能を備えている。
具体的に、前記メダル払出装置200は、例えば、図2に示すように構成されており、メダルを多数枚集積したホッパ201と、ホッパに集積されたメダルを1枚づつ払出す公知の払出ユニット202を備えている。ホッパ201内には、筐体1aの前面1bに設けられたロック機構6に鍵を差し込んで前面1bを開閉することにより、或いは、島設備の内部に設置されるメダル搬送機構を介してメダルが供給される。なお、前記ホッパ201内に集積されたメダルは、払出ユニット202に設けられた公知のメダル排出機構によって、排出口204から水平状態乃至は略水平状態となって、所定枚数が連続的に払出される。
前記スロットマシン100は、変動表示装置(例えば、3つの回転リールを有するリールユニット等)を組み込んだ筐体102と、筐体102の前面側に開閉可能に支持される前面ドア103とを備えている。前記前面ドア103には、遊技領域105が設けられており、縦長矩形の表示窓107L,107C,107Rを介して、上記したリールユニットの各リール106L,106C,106Rが視認できるようになっている。
また、前面ドア103には、台座部110が設けられており、この部分に遊技を行なうに際して操作される各種の操作部(BETボタン111、スタートレバー112、停止ボタン113a〜113c、メダル投入口114、C/Pボタン115など)が設けられている。また、前面ドア103には、前記遊技領域105に隣接して、遊技に際して表示される各種の表示部を有する表示領域120が設けられている。
さらに、前記前面ドア103の下方には、遊技で獲得したメダルや、上記した遊技媒体貸出装置1から払出されるメダルを貯留する受皿130が配置されている。この場合、遊技で獲得したメダルは、前面ドア103の下方に設けられたメダル排出口121から直接払出され、遊技媒体貸出装置1から貸出されるメダルは、以下に詳述するノズルシュート10を介して払出される。このノズルシュート10は、一端部が遊技媒体貸出装置1の筐体1aに形成された保持部7に水平方向に沿って回動可能に保持され、他端部(排出口)が受皿130に位置付けられる。
以下、図1、及び図3から図6を参照して、ノズルシュート10の構成を具体的に説明する。なお、これらの図において、図3は、ノズルシュートを回動した状態を示す平面図、図4は、ノズルシュートの正面図、図5は、ノズルシュートの側面図、そして、図6は、図5のA−A線に沿った断面図である。
前記ノズルシュート10は、例えば、アクリル樹脂などのプラスチック材料によって成形されており、メダルが流れるシュート本体11を備えている。シュート本体11は、流れるメダルの状態を考慮した場合、3つの領域を備えている。具体的に、これらの領域は、メダル払出装置200から排出されるメダルを前方側下方向に向けて滑るように案内する摺動案内部11A、この摺動案内部11Aで滑り落ちてくるメダルを落下させる落下案内部11B、そして、この落下案内部11Bで落下するメダルを起立させて受皿130に向けて転動案内する転動案内部11Cで構成される。
前記摺動案内部11Aは、断面略矩形形状の筒体として構成されており、その基端部が遊技媒体貸出装置1の筐体1aに形成された保持部7の前面に形成された矩形の開口7a内に差し込まれ、基端部に形成された係止部11gが所定の位置に係止されると共に、基端部下面が支軸8に軸支されることで、図3の矢印で示すように、左右方向に回動可能に保持される。この場合、基端部が保持部7内に支持されると、基端部に形成される矩形の開口11aは、前記メダル払出装置200の排出口204に位置付けされ、上記したように排出口204から水平状態に払出されるメダルをシュート本体11内に案内する。
また、摺動案内部11Aは、保持部7内に差し込まれた際、前方側の斜め下方に向けて延出するよう構成されており、メダル払出装置200から払出されるメダルを前方下方向に向けて摺動案内する摺動面11bを備えている。すなわち、メダル払出装置200から払出されるメダルは、払出時の勢いが低下することはなく、そのままの状態(摺動面11bに面接する水平状態)で下方向に向けて滑り降りて行く。
この場合、摺動案内部11A(摺動面11b)の幅Wは、払出されるメダルが滑り落ちるようにメダルの直径よりも大きく設定されていれば良いが、あまり大きくするとシュート本体が大型化するため、その上限については、メダル2枚分の幅よりも小さく設定しておくことが好ましい。また、摺動案内部11Aにおける前方への突出量は、スロットマシンに設けられる受皿130の位置に応じて設定しておけば良いが、後述するような伸縮機構によって、軸方向に長さ調節できるように構成しておくことが好ましい。
前記摺動面11bの表面には、長さ方向に沿って所定長さの複数のリブ30a,30bが形成されている。本実施形態のリブは、摺動面11bの比較的下流領域で落下案内部11Bに移行する領域に亘って2本形成されている。そして、この2本のリブ30a,30bは、その幅wが、メダルが摺動面11bのどの位置を摺動しても、両方のリブ30a,30bがメダルの表面と必ず接触できる大きさ、及び位置に形成されている。このため、リブは、摺動面の中心に対して、多少ずれて配設されていても良い。
このようなリブ30a,30bを形成しておくことで、摺動するメダルの表面はリブとの間で点接触するようになり、これにより、メダルに作用する摩擦抵抗の軽減が図れるようになる。従って、メダル払出装置200からの払出しの勢いが低下するのを抑制することができ、より軽快な払出しが実現されると共に、異物等が付着し難いことから摩擦抵抗の増大が抑制され、長期に亘って、詰まり等を生じさせることなく使用を継続することができる。
なお、各リブ30a,30bの形状については、接触面積がより小さくなるように、断面を湾曲形状に形成しておくことが好ましい。すなわち、このように湾曲形状にすることで、メダルが長期に亘って摺動しても、湾曲部の頂部Pに異物等が付着し難い構成となり、長期に亘って安定した滑り作用が得られる。
また、上記したリブ30a,30bは、メダルが通過することを検知可能なメダルセンサとして構成されている。具体的には、各リブ30a,30bは、導電性のある金属で形成されており、摺動面11bに長手方向に延出する凹溝を形成して埋設されている。この場合、各リブ30a,30bは、例えば、図7(a)に示すような検知回路50に接続されており、一方のリブに所定の電圧Vccを加えた状態で出力部Tの電圧値を検出することで、メダルの通過状況を検知することが可能となっている。
すなわち、上記リブ30a,30bの内、一方のリブ30bを接地し、他方のリブ30aに検知回路50を接続しておくことで、メダルがリブ30a,30b上を摺動すると、両リブ間は一時的に短絡された状態になることから、出力部TからはVccよりも低下した電圧値が連続排出されるメダルの通過毎に検出されるようになる。この場合、出力部Tで得られる検知電圧について、所定の閾値を設定しておくことにより、メダルが通過する毎に、図7(b)に示すようなL/H信号を得ることができる。
そして、このようなL/H信号が得られている状態で、メダル詰まりが生じると、メダルは、リブ30a,30bに接触した状態になることから、検知回路50の出力部Tからは連続してL信号が検知されるようになる。従って、検知されるL信号が所定の時間以上となった場合、それはメダルが詰まったこととして検知することが可能となる。
図8は、遊技媒体貸出装置1の動作を制御すると共に、メダル詰まりが生じた際、メダル払出装置200の駆動を停止制御する制御手段としての機能を備えた制御回路基板70の構成例を示すブロック図である。
制御回路基板70は、装置全体の動作を制御するCPU71、上記した検知回路50、メダル払出装置を駆動する払出装置駆動回路72、払出完了信号回路73、検知回路50から得られる検知信号を計時するタイマ75等を実装して構成されている。
上記した制御回路基板70のCPU71には、遊技者が紙幣、或いは有価媒体(プリペイドカードなど)を投入し、それが紙幣識別部80及び有価媒体識別部85によって真正と判別されると、指定された所定の払出枚数に関する信号が入力される。CPU71は、払出装置駆動回路72に対して払出指令信号を出力し、これによりメダル払出装置200の駆動モータを回転駆動する。メダルの払出しは、メダル払出装置200に設けられたメダル検出部210Sにより検出され、払出完了信号回路73は、メダル検出部210Sによってメダルが検出されるごとにメダル検出信号をCPU71に出力する。そして、CPU71は、指定された所定の払出枚数に達した段階で、払出装置駆動回路72に対し、払出し終了信号を出力してメダル払出装置200の駆動を停止する。
この払出しが実行されている間、メダル払出装置200から連続的に払出されるメダルは、図9から図11に示すように、ノズルシュート10を介して受皿に案内される。この際、メダルMは、メダル払出装置200の払出ユニット202に設けられたメダル排出機構によって、所定の勢いを持って水平状態で払出され、そのまま開口11aを介してシュート本体11の摺動案内部11A内に案内される。
摺動案内部11A内では、メダルMは、払出時の勢いが低下することはなく、そのままの状態でリブ30a,30bに接触した状態で下方向に向けて滑り降りて行き、その下端で、落下案内部11Bに向けて垂直状態(略垂直状態)となってそのまま落下する。
そして、前記落下案内部11Bを落下したメダルMは、図10に示すように、その下端部において、転動案内部11Cの転動面11cに当接し、この部分で起立した状態で受皿に向けて転動案内される。そして、最終的に転動案内部11Cで転動するメダルMは、図11に示すように、その先端領域に設けられた転動抑止手段20によって斜めに姿勢変化を受けながら、受皿130上で転動するようなことなく排出される。
上記したように、摺動案内部11Aにメダルセンサ付きのリブ30a,30bを設けたため、メダルとの間の接触抵抗が軽減し、メダル通路でのメダルの流れがスムーズになってメダル詰まりが生じる可能性が低くなる。また、排出口204から排出される水平状態のメダルを、水平状態のまま(姿勢変化させることなく)ノズルシュート10に投入する構成であることから、さらに、メダル詰まりが生じる可能性が低くなる。
そして、上記したメダルの払出し動作中に、メダル詰まりが生じた場合、メダルは、摺動案内部11Aにおいて滑り落ちることができなくなり、リブ30a,30bに接触した状態になることから、検知回路50の出力部Tから所定時間を越えてL信号が検知されるようになる。この際、上記したCPU71は、払出装置駆動回路72に対して払出停止指令信号を出力してメダル払出装置200の駆動モータを停止制御すると共に、未払いのメダル枚数を記憶しておく。そして、メダル除去作業によってメダル詰まりが解消された後、CPU71は、未払いのメダルを払出すべく、再び払出装置駆動回路72に対して払出指令信号を出力する。
上記した構成では、メダルの通過を検知する部分を、メダルが起立して転動する部分ではなく、摺動面上に設けられたリブとしたことで、メダル詰まりの検知精度を向上することができる。すなわち、前者の構成では、複数枚のメダルが重なった状態で転動したような場合、所定時間を越えてメダルが案内路に存在していることを検知してしまう可能性があるが、本実施形態の構成(後者の構成)では、メダルはリブ上を高速で滑り落ちる構成であることから、そのような誤った検知が生じる可能性が低くなる。
また、メダル通路の幅(摺動面11bの幅)をメダルが複数枚並べて通過できない幅とし、さらに、メダル検出センサ付きリブ30a,30bは、メダル1枚分を検知することができる幅、及び位置に設定したことで、確実に1枚分のメダルが検出できるようになり、正確に精度良くメダルを検知することができる。また、メダル通路の幅を無用な広さにすることが無いため、構造的にノズルシュートを小型化することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることは無く、適宜変形することが可能である。例えば、上記したノズルシュートは、筒状に構成したが、部分的に開放部や開口孔が形成されていても良い。すなわち、このような開放部や開口部が形成されることで、メダルが詰まった際に、容易に除去することが可能となる。また、ノズルシュート本体11は、上記した摺動案内部11A、落下案内部11B及び転動案内部11Cが樹脂等によって一体形成されていても良いし、複数の部材を分割して組み合わせて構成されていても良い。例えば、上述したように、転動案内部11Cについては、先端部分に転動抑止手段20を形成したメダル排出ガイド11eを別体として成形し、これを転動案内部11Cに対して回動可能となるように構成しても良い。或いは、図3から図5に示すように、摺動案内部11Aの中間部分を分割して両者を差し込み式に構成すると共に、両者の間に差込位置を調節できる伸縮機構25を設けておくことで、摺動案内部11Aの突出長さをスロットマシンの構成に応じて調節することが可能となる。この場合、伸縮機構25については、例えば、分割される一方の部材に突部25aを形成しておき、他方の部材にその突部25aが位置調節して係止できるような多数の係止部(長孔25bに形成される凹凸25cなど)を形成することで構成することが可能である。
また、ノズルシュート10は、上記した実施形態の形状に限定されることはない。例えば、メダル払出装置から受皿に至るまでの案内経路全てを摺動案内面によって構成しても良い。
また、上記したメダル検知用のリブが設けられる位置は、図に示すように、摺動案内部11Aのみならず、落下案内部11Bに延在していても良い。また、メダル検知するリブが設けられる位置は、受皿130に対する排出部に近い位置に設置しておくことが好ましい。すなわち、メダル詰まりは、排出部領域で生じることが最も多いため、排出部に近い領域に設けておくことで早期にメダル詰まりを解消することが可能となる。
さらに、リブは、メダルが安定して摺動できるように、少なくとも2本以上形成されていれば良く、また、3本以上に亘って、メダルの通過を検知する検知センサとして構成しても良い。
本発明に係る遊技媒体貸出装置の一構成例を示す図。 遊技媒体貸出装置内に設置される遊技媒体払出装置の一構成例を示す図。 ノズルシュートを回動した状態を示す平面図。 ノズルシュートの正面図。 ノズルシュートの側面図。 図5のA−A線に沿った断面図。 (a)は、メダルの通過状態を検知する検知回路の一例を示す図、(b)は、メダルの通過によって得られる信号を示す図。 遊技媒体貸出装置の動作を制御すると制御回路基板の構成例を示すブロック図。 メダルの挙動を説明する図であり、ノズルシュートの側面図。 メダルの挙動を説明する図であり、ノズルシュートの正面図。 メダルの挙動を説明する図であり、排出部分を示す図。
符号の説明
1 遊技媒体貸出装置
10 ノズルシュート
11 ノズルシュート本体
11A 摺動案内部
11B 落下案内部
11C 転動案内部
30a,30b リブ
50 検知回路
70 制御回路基板(制御手段)
100 スロットマシン(遊技機)
130 受皿
200 メダル払出装置(遊技媒体払出装置)

Claims (3)

  1. 遊技媒体を貯留する受皿を備えた遊技機に設置され、内部に組み込まれた遊技媒体払出装置から払出される遊技媒体を前記受皿に向けて案内するノズルシュートを備えた遊技媒体貸出装置であって、
    前記ノズルシュートに設けられ、前記遊技媒体払出装置から払出される遊技媒体を水平状態に摺動案内する摺動案内部と、
    前記摺動案内部に設けられ、水平状態に移動する遊技媒体と接触することで、遊技媒体の存在が検知可能な検知センサを備えたリブと、
    前記検知センサによって、所定時間経過しても遊技媒体の存在が検知された際、前記遊技媒体払出装置の駆動を停止制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 前記リブは導電性のある金属で、水平状態に摺動する遊技媒体が接触することで短絡するように設置されており、
    前記制御手段は、前記短絡が所定時間以上に亘って検知された際、前記遊技媒体払出装置の駆動を停止制御することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 前記摺動案内部は、前記遊技媒体が複数枚並列して通過できない幅に設定されており、前記リブは、前記通過する遊技媒体と接触して短絡が検知できる幅及び位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遊技媒体貸出装置。
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