JP4040124B2 - 玉計数機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に供する玉を貯留するとともに、これらの玉を下方に排出するための開閉可能な払出し口を有する受け皿がその前面に突設された遊技機の該払出し口から排出された玉の個数を計数する玉計数機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の玉計数機としては、遊技機の受け皿底面の払出し口から落下する玉を受け入れるための受入口を、遊技機の設置される天板に穴を開けて固定的に設置するものがある。
【0003】
また、特開平7−185122号公報には、玉の受入口がその上面に開設された箱型の玉計数機を、遊技機の設置される天板上で移動可能に取り付けたものが開示されている。この玉計数機は、その上面に玉の受入口の開設された細長い箱型の形状を成している。箱型の玉計数機の長手方向の一端部は、遊技機の前面から側方に外れた天板上に設けられた回転軸により支持されており、ここを中心に水平方向に回動自在になっている。
【0004】
通常の状態では、玉計数機は遊技機と平行な横向きに回動された状態にあり、その受入口が遊技機の受け皿底面の払出し口の真下に来る位置に設定されている。遊技者が、受け皿底面の払出し口を開くと、受け皿に貯留されていた玉は払出し口から玉計数機の受入口に落下し、その個数が計数される。
【0005】
一方、遊技機を取り外して新たなものと入れ替える場合には、玉計数機を略90度手前に回動させた状態にし、遊技機の前面から待避させる。これにより玉計数機が遊技機の入れ替えの障害にならず、遊技機の入れ替え作業を効率良く行なうことができる。
【0006】
この玉計数機は、玉の受入口が遊技機の受け皿の真下に来る横位置に回動された状態にあるか否かを検知する検知手段を備えており、玉計数機が横位置以外に回動されているとき、玉が受入口に入らずにこぼれ落ちてる恐れのある旨の警告を発するようになっている。
【0007】
このほか、玉計数機の受入口に伸縮自在な蛇腹部材を取り付けた玉計数機がある。蛇腹部材は、遊技機の受け皿底面まで手動で延ばされ密着される。これにより、払出し口から排出された玉が受入口に入らずこぼれ落ちてしまうことを防止している。
【0008】
また、障害釘の調整など不正行為を防止するために、遊技機自体にその前面扉が開かれているか否かを検知するセンサを設け、前面扉が開けられたときに警報を発するようにした遊技機がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、玉計数機の受入口を天板上に直接取り付けたものでは、天板から突出した部分が障害になるので、遊技機の入れ替えの際に玉計数機を一旦取り外す必要があり、入れ替え工事に手間と時間がかかるという問題があった。また、遊技機の受け皿底面の払出し口と玉計数機の受入口とが離れているので、払出し口から排出された玉が受入口以外にこぼれ落ちてしまう恐れがある。
【0010】
一方、上面に受入口の開設された玉計数機を天板上で回動自在に取り付けたものでは、手前に回動させるだけで遊技機の入れ替え作業の障害にならない位置に玉計数機を待避させることが可能なので、入れ替え作業を短時間かつ容易に行なうことができる。しかしながら、天板上に受入口を固定的に設けたものと同様に、受け皿の払出し口と受入口とが離れているので、払出し口から排出された玉が受入口以外にこぼれ落ちてしまう危険性がある。
【0011】
受入口に蛇腹部材を設け、これを受け皿底面まで伸ばして払出し口に密着させるものでは、受入口以外に玉のこぼれ落ちることを防止できる。しかしながら、遊技機を入れ替える度に、蛇腹部材を手動で上下に伸縮させて受け皿底面に密着させる調整作業が必要となり、遊技機の入れ替え作業の工数がその分嵩むという問題があった。
【0012】
また、遊技機の前面扉の開閉を検知するセンサを遊技機自体に設ける場合には、遊技機を入れ替る度に、該センサからの信号線を外部に設けられた警報装置に接続し直す必要があり、遊技機の入れ替え作業が煩雑になるという問題があった。
【0013】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、遊技機の受け皿から下方に排出される玉を取りこぼすこと無く、かつ遊技機の入れ替え作業の障害にならずその作業工数を低減することのできる玉計数機を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の項の発明に存する。
[1]遊技に供する玉を貯留するとともに、これらの玉を下方に排出するための開閉可能な払出し口(12)を有する受け皿(11)がその前面に突設された遊技機(10)の該払出し口(12)から排出された玉の個数を計数する玉計数機(30)において、
前記払出し口(12)から下方に離れて配置され、個数の計数される玉を受け入れるための受入口(34)がその上面に開設された受入部(31)と、
前記払出し口(12)全体を覆う大きさの入口部(36)を備え他端の出口部(35)が前記受入口(34)に連通した状態で前記受入部(31)に取り付けられかつ前記入口部(36)が上下に変位可能な筒状の案内路(32)と、前記案内路(32)の前記入口部(36)を弾性的に上方へ押し上げる押上手段(40)と
前記押上手段(40)によって前記案内路(32)の入口部(36)が前記遊技機(10)の受け皿(11)よりも上方に押し上げられているか否かを検知する検知手段(50)と、
前記検知手段によって前記案内路(32)の入口部(36)が前記遊技機(10)の受け皿(11)よりも上方に押し上げられていることが検知されたとき、該受け皿(11)の突設されている遊技機(10)の前面扉が開かれている可能性のあることを表した警報を発する警報手段(60)と、
を具備することを特徴とする玉計数機(30)。
【0019】
前記本発明は次のように作用する。
個数の計数される玉を受け入れるための受入口(34)がその上面に開設された玉計数機(30)の受入部(31)は、遊技に供する玉を貯留するとともに、これらの玉を下方に排出するための開閉可能な払出し口(12)を有する受け皿(11)がその前面に突設された遊技機(10)の該払出し口(12)から下方に離れて配置される。
【0020】
この受入部(31)には、払出し口(12)全体を覆う大きさの入口部(36)を備え他端の出口部(35)が該受入口(34)に連通した筒状の案内路(32)が取り付けられている。案内路(32)の入口部(36)は、上下に変位可能になっており、押上手段(40)によって入口部(36)は弾性的に上方へ押し上げられる。
【0021】
このように押上手段(40)によって弾性的に案内路(32)の入口部(36)を上方に押し上げているので、受け皿(11)底面の払出し口(12)に案内路(32)の入口部(36)を密着させるための高さ調整を行なう必要がなく、遊技機(10)の入れ替え作業の工数低減を図ることができる。
【0022】
また、玉の受入口(34)がその上面に開設された玉計数機(30)の受入部(31)は、その一端部が遊技機(10)の左右いずれか一方の側面より側方に突き出ており、該一端部を中心に水平方向に回動自在に支持されている。
【0023】
このように玉計数機(30)の受入部(31)を回動自在に取り付けているので、遊技機(10)の入れ替えの際に、手前に回動させて遊技機(10)の前面から玉計数機(30)を待避させることができる。これにより、玉計数機(30)が障害にならず、遊技機(10)の入れ替え作業を容易に行なうことができる。
【0024】
さらに、検知手段(50)を設け、押上手段(40)によって案内路(32)の入口部(36)が遊技機(10)の受け皿(11)よりも上方に押し上げられているか否かを検知する。そして、警報手段(60)は、検知手段(50)によって案内路(32)の入口部(36)が遊技機(10)の受け皿(11)よりも上方に押し上げられていることが検知されたとき、受け皿(11)の突設されている遊技機(10)の前面扉が開かれている可能性のあることを表した警報を発する。
【0025】
遊技機(10)の前面扉が開かれていないときは、受け皿(11)の底面に案内路(32)の入口部(36)が下方から当接するので、受け皿(11)よりも上方まで押し上げられることはない。一方、前面扉が開かれると、受け皿(11)が案内路(32)の上方から外れた位置になるので、案内路(32)の入口部(36)は受け皿(11)より高い上限位置まで上方に押し上げられる。
【0026】
そこで、案内路(32)の入口部(36)が受け皿(11)底面に対応する所定の高さよりも上方に押し上げられているか否かによって、前面扉が開いているかどうかを検知して警報を発するようになっている。
【0027】
このように、玉計数機(30)側に設けた検知手段(50)によって遊技機(10)の前面扉の開閉状態を検知したので、遊技機(10)を入れ替える度に、検知手段と警報手段の間の結線をやり直す必要が無く、遊技機(10)の入れ替え作業の工数を低減させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一の実施の形態を示している。
図1に示すように、本発明に係る玉計数機30は、遊技機島の天板70上で遊技機10の側方に隣接配置される台間玉貸機20の最下部に回動自在に支持されている。遊技機10は、遊技盤面上に打ち出された玉の入賞口への入賞を競うパチンコ機である。
【0031】
遊技機10の前面扉13には、遊技に供される玉を貯留する上皿15と、その下方に上皿15から溢れた玉を受け止めるための受け皿11が突設されている。受け皿11の右端底面には、貯留されている玉を下方に排出するための開閉可能な払出し口12が設けられている。また受け皿11の前面の右下部には、払出し口12の開閉操作を行なうための払出しレバー16が配置されている。
【0032】
受け皿11の右横には、玉を打ち出す操作を行なうためのハンドル14が設けられている。上皿15、受け皿11、ハンドル14等の突設されている前面扉13は、その右端部を回転軸として開閉可能になっている。
【0033】
台間玉貸機20は、投入された金額に応じた個数の玉をノズル23から払い出す装置である。台間玉貸機20の前面上部には、紙幣を投入するための紙幣投入口21が、その下方には各種の硬貨を投入するための硬貨投入口22が設けられている。
【0034】
台間玉貸機20の前面パネル上であって遊技機10の上皿15よりも若干高い位置には、金額に応じた個数の玉の払い出し口となるノズル23が突設されている。ノズル23は水平に回動自在になっている。
【0035】
遊技機10の載置された天板70上には、受け皿11の払出し口12から下方に排出される玉を受け入れてその個数を計数する玉計数機30が配置されている。玉計数機30は、細長い略箱型の形状の本体部を成す受入部31を備えており、その一端部が台間玉貸機20の前面パネルの最下部に回動自在に支持されている。
【0036】
受入部31の台間玉貸機20寄りの上面には、会員カードなどを読み取るためのカードリーダ37が設けられている。また受入部31の上面右3分の2程には、玉を受け入れる長方形の受入口34が開設されいる。受け皿11の払出し口12から排出される玉を受入口34に誘導する筒状の案内路32の下端部は、受入口34に挿入されている。
【0037】
案内路32は、台間玉貸機20側の端部近傍に設けられた支点33を中心にして上下に回動可能になっている。また、案内路32は押上手段40(スプリング)の作用によって弾性的に上方へ押し上げられている。
【0038】
図2は、玉計数機の構成の概要を表したものである。玉計数機30は、箱型の形状を成す本体部としての受入部31と、受け皿11の払出し口12から排出される玉を受入部31の上面に開設された長方形の受入口34に誘導する筒状の案内路32とを備えている。案内路32の下端部である出口部35は、受入口34にほぼ内接する長方形を成している。
【0039】
案内路32の上端部である入口部36は、受け皿11の払出し口12よりもやや大きな矩形の開口部を成しており、受け皿11に当接したときに払出し口12全体を入口部36によって覆うようになっている。案内路32の入口部36は図2では省略しているが、内側に向かって傾斜するテーパが形成されている。
【0040】
案内路32の下部は、受入部31の受入口34に挿入されており、受入口34の台間玉貸機20寄りの端部近傍に設けられた支点33を中心にして上下に回動可能に取り付けられている。
【0041】
入口部36は、支点33と反対寄りに設けられており、支点33を中心にして案内路32が回動することにより、入口部36が上下に変位するようになっている。支点33には、案内路32を弾性的に上方へ押し上げる押上手段40としてのスプリングが巻き付けられている。
【0042】
また、受入部31の側壁内面には、案内路32が遊技機10の受け皿11底面よりも上方まで上昇していることを検知するための検知手段50が設けられている。ここでは、検知手段50として光スイッチを用いている。案内路32が下方に押し下げられているときは、光スイッチの前面が案内路32で塞がれるため、スイッチが非導通の状態になる。一方、案内路32が遊技機10の受け皿11底面よりも上方に押し上げられた状態では、光スイッチの前面が案内路32によって覆われなくなり、スイッチがオンの状態になる。
【0043】
図3は、長方形の箱型をした玉計数機30をその短辺方向から見た様子を表している。案内路32はその上端部にテーパが形成されている。矢印81a、81bで示すような横向きの力が作用すると、テーパによってこれが縦方向の力に変換され、案内路32が矢印82で示すように下方へ押し下げられる。
【0044】
たとえば、手前に突き出した縦向きに回動された状態から、玉計数機30を横向きに移動させるとき、案内路32の上端部は遊技機10の受け皿11に横方向から当たるが、テーパが設けられているので案内路32は受け皿11の下方にスムーズに潜り込むことになる。テーパに代えて、案内路32の上端部を内側に向けて丸みを持たせるようにしても良い。
【0045】
図4は、玉計数機30と遊技場に設置される各種機器との間の接続状態を表したものである。遊技場内には、各種の機器を統括管理するためのホストコンピュータとしてホールコンピュータ70が設置されている。ホールコンピュータ70には、遊技場内に設置された遊技機10からの信号線91と各遊技機に隣接して配置される台間玉貸機20からの信号線92、および不正行為の行われていることを警報する警報手段60が接続されている。警報手段60は、表示ランプおよび警報音を鳴らすスピーカから構成される。
【0046】
玉計数機30は、受入部31から流入した玉の個数を計数する計数器38と、案内路32が一定以上、上方に変位していることを検知する検知手段50を備えている。計数器38および検知手段50から出力される信号は、信号線93、94を通じて台間玉貸機20に入力されており、台間玉貸機20を介しホールコンピュータ70に至るようになっている。
【0047】
次に作用を説明する。
遊技機10を入れ替える場合には、玉計数機30をその入口部36が手前に来る縦向きに回動させる。これにより、玉計数機30が障害にならず、容易に遊技機10の入れ替え作業を行なうことができる。
【0048】
玉計数機30が手前に回動されている状態では、案内路32は上方に障害物が存在しないので、上限一杯までスプリング40の作用によって上方に押し上げられた状態にある。このとき、検知手段50から検知信号93が出力されるが、遊技機10の入れ替え作業中であることが予め把握されているので、警報が発せられるのをホールコンピュータ70で規制するようにする。
【0049】
遊技機10を入れ替えた後、玉計数機30を横向きに回動させるとき、案内路32は遊技機10の受け皿11に横方向から当接し、図3の矢印81で示すような横向きの力が案内路32に加わる。この力は、案内路32の上端部のテーパによって同図の矢印82に示す下向きの力に変換され、案内路32は受け皿11の下部にスムースに潜り込む。
【0050】
玉計数機30を横向きに回動させ終えた状態では、案内路32はスプリング40の作用によって受け皿11の底面に押し当てられる。これにより、受け皿11の払出し口12は、案内路32の入口部36によって覆われ、払出し口12から下方に落下する玉は、案内路32の内部を通って玉計数機30の受入部31に入る。案内路32により玉を取りこぼすことなく、玉計数機30に回収することができる。
【0051】
図5は、受け皿11がやや上方に設けられている遊技機の前面に玉計数機30を設置した状態を表している。図1に示した場合に比べて、天板70から受け皿11底面までの距離が長いので、案内路32は図1の場合よりも上方まで回動されている。
【0052】
図6は、遊技機10の前面扉13が開閉されるときの案内路32の状態を表したものである。遊技機10の前面扉13が開かれた状態では(13b)では、案内路32の上方に受け皿11が無いので、案内路32は、上限まで上方に押し上げられた状態(32a)になる。
【0053】
このとき、図2に示すように検知手段50の前面に案内路32が存在しなくなるので、検知手段50がオンになり、検知信号93が出力される。検知信号93は台間玉貸機20を介してホールコンピュータ70に入力され、ホールコンピュータ70は検知信号93を受けたとき、不正行為の行われている可能性のある旨を示す警報を警報手段60を通じて流す。
【0054】
前面扉13が開閉される途中の状態(13b)においても、案内路32は前面扉13の下部に横方向から当たることになるが、テーパ部を有しているのでスムーズに下方に押し下げられる(32b)。前面パネルが閉じた状態(13c)では、案内路32は受け皿11によってある程度下方に押し下げられた状態になり(図示せず)、検知信号93は出力されず警報は発せられない。
【0055】
以上説明した実施の形態では、玉計数機をその一端を中心に回動させるようにしたが、天板に直接穴を開けて、そこに玉計数機の受入口を開設するようにしても良い。このような場合であっても、案内路が上方に押し上げられるので、上下方向の調整が不要になり、遊技機の入れ替え作業の省力化を図ることができる。また、前面扉の不正な開閉操作も検出することができる。
【0056】
このほか、実施の形態では、案内路を一端部の支点を中心に回動させることによってその入口部を上下動させるようにしたが、案内路全体を上下に変位させてもよい。また、蛇腹で案内路を形成し、その上端がスプリング等によって上方に押し上げられるようにしても構わない。
【0057】
【発明の効果】
本発明にかかる玉計数機によれば、押上手段によって案内路の入口部を弾性的に上方へ押し上げているので、受け皿底面に案内路の入口部を密着させるための高さ調整が不要になり、遊技機の入れ替え作業の工数低減を図ることができる。また案内路によって払出し口と玉計数機の受入口が結ばれるので、受け皿から排出される玉を取りこぼすことなく、玉計数機に回収することができる。
【0058】
さらに、玉計数機を水平方向に回動自在に取り付けるものでは、遊技機の入れ替えの際に、遊技機の前面から玉計数機を容易に待避させることができるので、遊技機の入れ替え作業の効率化を図ることができる。
【0059】
また、玉計数機側に設けた検知手段によって遊技機の前面扉の開閉状態を検知するものでは、遊技機を入れ替える度に、検知手段と警報手段の間の結線をやり直す必要が無く、遊技機の入れ替え作業の工数をより低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る玉計数機の設置された状態を表した正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る玉計数機を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る玉計数機を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る玉計数機と遊技場内の各種機器との接続状態を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る玉計数機を受け皿が比較的高い位置に設けられた遊技機に設置した状態を表した正面図である。
【図6】遊技機の前面扉が開閉される際の玉計数機の案内路の変位を表した説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機
11…受け皿
12…払出し口
30…玉計数機
31…受入部
32…案内路
33…支点
34…受入口
35…出口部
36…入口部
38…計数器
40…押上手段
50…検知手段
60…警報手段
Claims (1)
- 遊技に供する玉を貯留するとともに、これらの玉を下方に排出するための開閉可能な払出し口を有する受け皿がその前面に突設された遊技機の該払出し口から排出された玉の個数を計数する玉計数機において、
前記払出し口から下方に離れて配置され、個数の計数される玉を受け入れるための受入口がその上面に開設された受入部と、
前記払出し口全体を覆う大きさの入口部を備え他端の出口部が前記受入口に連通した状態で前記受入部に取り付けられかつ前記入口部が上下に変位可能な筒状の案内路と、
前記案内路の前記入口部を弾性的に上方へ押し上げる押上手段と、
前記押上手段によって前記案内路の入口部が前記遊技機の受け皿よりも上方に押し上げられているか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段によって前記案内路の入口部が遊技機の受け皿よりも上方に押し上げられていることが検知されたとき、該受け皿の突設されている遊技機の前面扉が開かれている可能性のあることを表した警報を発する警報手段と、
を具備することを特徴とする玉計数機。
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