JP2007172113A - ファイル処理装置、印刷装置及びファイル処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラ画像のバックアップにおいて、簡便な方法で、重複書き込みを防止する。
【解決手段】ファイル処理装置(例えば、印刷装置)は、バックアップ元の記録媒体(メモリカード)に記録されているファイルと、バックアップ先の記録媒体(CD−R)に記録されているファイルとが同一か否かを判定する同一性判定手段と、同一性判定手段により同一と判定されたファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備えている。同一性判定手段は、同一ファイル名のファイルに対して、ファイルのヘッダ(Exifヘッダ)が同一か否かによりファイルが同一か否かを判定する。ヘッダそのものでなくてもチェックサムやCRC値を比較してもよい。
【選択図】図1
【解決手段】ファイル処理装置(例えば、印刷装置)は、バックアップ元の記録媒体(メモリカード)に記録されているファイルと、バックアップ先の記録媒体(CD−R)に記録されているファイルとが同一か否かを判定する同一性判定手段と、同一性判定手段により同一と判定されたファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備えている。同一性判定手段は、同一ファイル名のファイルに対して、ファイルのヘッダ(Exifヘッダ)が同一か否かによりファイルが同一か否かを判定する。ヘッダそのものでなくてもチェックサムやCRC値を比較してもよい。
【選択図】図1
Description
本発明は、バックアップ時のファイルの処理方法、それを用いるファイル処理装置及び印刷装置に関する。
デジタルカメラの撮影画像が記録されたメモリカード内のファイルを、CD−Rなどにバックアップする装置が知られている(特許文献1参照)。かかる装置では、バックアップする毎に、新規にフォルダ(「001」、「002」、「003」等の名称のフォルダ)を作成し、そのフォルダにメモリカード内の全てのファイルを格納する(図9の「1回目」参照)。
ところで、ユーザがメモリカード内のファイルを消去しないで再びデジタルカメラにより撮影すると、メモリカードに新たなファイルが追加されることになる。かかる場合でも、従来の装置では、バックアップの要求を受け付けると、新規にフォルダを作成して、そのフォルダにメモリカード内の全てのファイルを格納する(図9の「2回目」参照)。したがって、同一ファイルが重複して格納され、記録容量が無駄に消費される。
この点、同一ファイルを見つける方法として、ファイル名を比較する方法が考えられるが、デジタルカメラで撮影された画像ファイルは、通常DCF(Design rule for Camera File system)規格に則りファイル名が決定されているので、異なる画像でも同じファイル名である場合がある。したがって、ファイル名を調べるだけでは、同一画像のファイルかどうかは分からない。一方で、同一性の判断のために複雑な処理を行うのは現実的ではない。
そこで、本発明は、簡便な方法で、バックアップ時の重複書き込みを防止することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、ファイル処理装置であって、
バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、バックアップ先の記録媒体に記録されているファイルとが同一か否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一と判定されたファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否かを判定する。
バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、バックアップ先の記録媒体に記録されているファイルとが同一か否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一と判定されたファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否かを判定する。
前記ファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format for digital still cameras、登録商標)形式のファイルであってもよい。
また、前記同一性判定部は、ファイルのヘッダを基に予め定めた計算により生成される値(例えば、チェックサムやCRC値)を比較することにより、ファイルが同一か否かを判定するようにしてもよい。
また、前記同一性判定手段は、前記バックアップ先の記録媒体に、前記バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルとファイル名が同じファイルがある場合に、ファイルが同一か否かを判定する処理を行うようにしてもよい。
また、本発明の第2は、ファイル処理装置であって、
バックアップ先の記録媒体に、バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、同一のファイルが存在するか否か判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段によりヘッダが同一のファイルが存在する場合、そのファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値(例えば、チェックサムやCRC値)を比較してファイルが同一か否か判定する。
バックアップ先の記録媒体に、バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、同一のファイルが存在するか否か判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段によりヘッダが同一のファイルが存在する場合、そのファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値(例えば、チェックサムやCRC値)を比較してファイルが同一か否か判定する。
また、本発明の第3は、印刷装置であって、
デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが記録された第1の記録媒体からファイルを読み込む第1のファイル読込手段と、
バックアップ用の第2の記録媒体に記録されているファイルを読み込む第2のファイル読込手段と、
前記第2の記録媒体に、前記第1の記録媒体に記録されているファイルと同一のファイルが存在するか否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一のファイルが存在すると判定された場合、前記第1の記録媒体に記録されている同一と判定されたファイルを、バックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否か判定する。
デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが記録された第1の記録媒体からファイルを読み込む第1のファイル読込手段と、
バックアップ用の第2の記録媒体に記録されているファイルを読み込む第2のファイル読込手段と、
前記第2の記録媒体に、前記第1の記録媒体に記録されているファイルと同一のファイルが存在するか否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一のファイルが存在すると判定された場合、前記第1の記録媒体に記録されている同一と判定されたファイルを、バックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否か判定する。
また、本発明の第4は、印刷装置であって、
デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが記録された第1の記録媒体からファイルを読み込む第1のファイル読込手段と、
バックアップ用の第2の記録媒体に記録されているファイルを読み込む第2のファイル読込手段と、
前記第2の記録媒体に、前記第1の記録媒体に記録されているファイルと同一のファイルが存在するか否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一のファイルが存在すると判定された場合、前記第1の記録媒体に記録されている同一と判定されたファイルを、バックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値を比較してファイルが同一か否か判定する。
デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが記録された第1の記録媒体からファイルを読み込む第1のファイル読込手段と、
バックアップ用の第2の記録媒体に記録されているファイルを読み込む第2のファイル読込手段と、
前記第2の記録媒体に、前記第1の記録媒体に記録されているファイルと同一のファイルが存在するか否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一のファイルが存在すると判定された場合、前記第1の記録媒体に記録されている同一と判定されたファイルを、バックアップの対象から除外する手段とを備えている。そして、前記同一性判定手段は、ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値を比較してファイルが同一か否か判定する。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された印刷装置の概略構成図である。本実施形態の印刷装置は、ホストコンピュータなしで可搬性の記録媒体(メモリカード)45と直接接続して印刷するいわゆるダイレクトプリンタである。ただし、印刷装置は、ホストコンピュータと接続し、プリンタドライバから制御命令を受けて印刷を実行する機能も備えている。また、デジタルカメラがホストとなって、印刷を実行する機能も備えている。
図1に示すように、印刷装置は、印刷のための様々な処理を行うコントローラ10と、操作パネル20と、印刷を実行する印刷エンジン30と、メモリカード読書装置40と、バックアップ用記録媒体読書装置50とを備えている。
コントローラ10は、主制御装置であるCPU101と、プログラム等が記録されたROM102と、メインメモリとしてデータ等を一時的に格納するRAM103と、操作パネル20等との入出力を制御するインタフェース105と、各装置間の通信経路となるシステムバス106とを備えて構成される。なお、インタフェース105は、各処理を専用に行うように設計されたASICとすることができる。
操作パネル20は、液晶表示装置、操作ボタン等から構成され、ユーザから、レイアウトの指示を受け付けたり、印刷対象の画像ファイルの選択を受け付けたり、メモリカード内のファイルのバックアップ要求を受け付けたりするユーザインタフェース機能を担っている。
メモリカード読書装置40は、メモリカード45に記録されたファイルを読み出し、コントローラ10に送る。また、コントローラ10の命令に従って、メモリカード45に記録されているファイルを削除したり、書き換える処理を行う。
バックアップ用記録媒体読書装置40は、バックアップ用記録媒体(例えば、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RWなど)55に記録されているファイルを読み出し、コントローラ10に送る。また、コントローラ10の命令に従って、バックアップ用記録媒体55に記録されているファイルを削除したり、書き換える処理を行う。
つぎに、コントローラ10の特徴的な機能構成について図2のブロック図を参照して説明する。
図2は、コントローラ10の機能構成の一例を示すブロック図である。各機能部は、ソフトウェアあるいはハードウェア的に実現することができる。
図示するように、コントローラ10は、指示解析部111と、同一性判断部112と、バックアップ処理部113とを備えている。
指示解析部111は、操作パネル20を介して入力されたユーザからの要求を解析し、その要求に応じた処理がなされるように、各機能部に命令する処理を行う。例えば、ファイルのバックアップ要求を受け付けると、バックアップ処理部113にバックアップのための処理を行うように指示する。
同一性判断部112は、メモリカード45に記録されているファイルと、バックアップ用記録媒体55に記録されているファイルとの同一性を判断する。
バックアップ処理部113は、メモリカード45に記録されているファイルを、バックアップ用記録媒体55に記録し、ファイルのバックアップをとる処理を行う。また、バックアップに先立って、同一性判断部112に、メモリカード45内のファイルとバックアップ用記録媒体55内のファイルとの同一性の判断をさせ、バックアップ用記録媒体55に同一のファイルが重複記録されないようにする。
<動作の説明>
つぎに、上記のように構成される印刷装置の動作について説明する。本実施形態の印刷装置は、上記のとおり、メモリカード45に記録されているファイルをバックアップ用記録媒体55にバックアップする機能を備えている。さらに、バックアップ用記録媒体55への同一のファイルの重複書き込みを防止する機能も備えている。
つぎに、上記のように構成される印刷装置の動作について説明する。本実施形態の印刷装置は、上記のとおり、メモリカード45に記録されているファイルをバックアップ用記録媒体55にバックアップする機能を備えている。さらに、バックアップ用記録媒体55への同一のファイルの重複書き込みを防止する機能も備えている。
印刷装置は、重複書き込みを防止するために、ファイルのヘッダの情報を利用する。
ここで、メモリカード45に記録されるファイルのフォーマットについて説明する。メモリカード45には、デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが格納される。このファイルは、電子情報技術通産業協会(JEITA)によって定められたExif(Exchangeable Image File Format for digital still cameras、登録商標)形式のファイル(「Exifファイル」)である。
図3は、Exifファイルの構成を示す図である。Exifファイルは、通常、ヘッダ71と、画像データ72とで構成されている。ヘッダ71には、画素数、圧縮モード、撮影日時、機種名、絞り値、色空間などの情報が格納されている。画像データ72には、サムネイル画像データと、主画像データとが格納されている。
図4は、印刷装置のファイルのバックアップ時の処理の流れを示すフロー図である。
このフローは、指示解析部111により、ユーザから操作パネル20を介して、バックアップの要求を受け付けると開始される。
バックアップ処理部113は、メモリカード45に記録されているファイルを順番に一つ読み込む(S11)。そして、ヘッダを抽出し(S12)、ヘッダから撮影日を特定する(S13)。
次に、バックアップ処理部113は、バックアップ用記録媒体55に、S13で特定した撮影日に相当するフォルダが存在するか否か判定する(S14)。そのようなフォルダが存在しない場合(S14:N)、バックアップ用記録媒体55に、撮影日のフォルダを作成する(S15)。そして、そのフォルダに、S11で読み込んだファイルを格納し(S16)、S21の処理に移行する。
一方、バックアップ用記録媒体55に、S13で特定した撮影日に相当するフォルダが存在する場合(S14:Y)、バックアップ処理部113は、そのフォルダ内に、S11で読み込んだファイルと同一名称のファイルが存在するか否か判定する(S17)。存在しない場合(S17:N)、そのフォルダに、S11で読み込んだファイルを格納し(S16)、S21の処理に移行する。
一方、S13で特定した撮影日のフォルダに、S11で読み込んだファイルと同一名称のファイルが存在する場合(S17:Y)、同一性判断部112は、ファイルのヘッダが一致するか否かを調べることにより、ファイルの同一性を判断する処理を行う(S18)。
図5は、ファイルの同一性を判断する処理の流れを示すフロー図である。
同一性判断部112は、比較元のファイル(図4のS11で読み込んだファイル)のヘッダの先頭アドレスaddを取得する。なお、比較先のファイル(バックアップ用記録媒体55に記録されている、比較元のファイルと同一名称のファイル)のヘッダの先頭アドレスを取得するようにしてもよい。
次に、同一性判断部112は、比較元のファイルのアドレスaddの値と、比較先のファイルのアドレスaddの値をそれぞれ読み込む(S32、S33)。
そして、同一性判断部112は、両者の値が同じか否か判定する(S34)。同じでない場合(S34:N)、比較元のファイルと比較先のファイルは非同一と判断し(S35)、処理を終了する。
一方、両者の値が同じ場合(S34:Y)、同一性判断部112は、アドレスaddがヘッダの最後であるか否か判定する(S36)。そして、最後である場合(S36:Y)、同一ファイルと判断し(S37)、処理を終了する。
一方、アドレスaddが最後でない場合(S36:N)、同一性判断部112は、アドレスaddをインクリメントし(S38)、S32の処理に戻る。
こうして、ファイルの同一性が判断される。
図4に戻って説明を続ける。バックアップ処理部113は、同一性判断部112によりファイルが同一であると判断された場合(S19:Y)、S21の処理に移行する。一方、ファイルが非同一であると判断された場合(S19:N)、S11で読み込んだファイルを、ファイル名を変更した後、バックアップ用記録媒体55のS14で特定した撮影日のフォルダに格納する。
S21では、バックアップ処理部113は、メモリカード45に、次ぎのファイルが存在するか判定する。そして、存在する場合は、S11に戻って処理を続ける。こうして、メモリカード45内の全てのファイルについて、S11〜S20の処理がなされる。
図6は、メモリカード45内のファイルがバックアップ用記録媒体55であるCD−Rにバックアップされる様子を説明する図である。
図示するように、1回目のバックアップでは、CD−Rに、撮影日に応じたフォルダ(「2005/11/01」、「2005/11/03」及び「2005/11/05」)80が作成され、その撮影日のファイル81がそれぞれ格納される。
2回目のバックアップでは、追加されたファイル(「AAAA0007.JPG」、「AAAA0008.JPG」及び「AAAA0009.JPG」)が、撮影日に応じて追加されたフォルダ(「2005/11/11」)に格納される。
3回目のバックアップでは、追加されたファイル(「AAAA0009.JPG」、及び「AAAA0010.JPG」が、撮影日に応じて追加されたフォルダ(「2005/11/16」)に格納される。
ここで、メモリカード45内の「AAAA0003.JPG」が、デジタルカメラにより編集されていた場合について説明する。具体的には、「AAAA0003.JPG」が、ファイル名の変更はないものの、ユーザによりデジタルカメラの編集モードを利用して編集されていたとする。例えば、サイズ変更、レタッチ処理、向きの変更などの編集がなされていたとする。
かかる場合、ファイル名の変更はないものの、ヘッダは書き換わっている。したがって、図5で示したファイルの同一性の判断処理により、メモリカード45の「AAAA0003.JPG」と、CD−Rに記録されている「AAAA0003.JPG」とが非同一であると判断される。そして、図4のS20の処理により、例えば、「AAAB0003.JPG」とリネームされて、CD−Rに記録される。このとき、撮影日は元のままであるので、元の撮影日に対応するフォルダに格納される。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
上記実施形態によれば、印刷装置は、重複するファイルをバックアップする対象から除外する。したがって、同一のファイルが重複してバックアップ用記録媒体に記録されることがない。
また、ファイル名のみから、同一か否か判断するのではなく、Exif形式のヘッダが一致するか否かによって判断する。したがって、DCF規格により、異なる画像データでありながら同一のファイル名である場合においても、同一性を適切に判断することができる。
また、ユーザが画像を編集した場合は、ヘッダが変更されるので、異なるファイルとして確実にバックアップされる。
さらに、撮影日ごとのフォルダに格納されるので、ユーザにとって検索しやすいものとなる。
<変形例>
本発明は、上記実施形態に制限されない。上記実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々変形が可能である。
本発明は、上記実施形態に制限されない。上記実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々変形が可能である。
例えば、上記実施形態のように、ファイルの同一性の判断のためにヘッダをそのままチェックするのではなく、チェックサムやCRC(Cyclic Redundancy Check)値を利用することもできる。
図7は、かかる場合のファイルの同一性の判断の処理のフロー図である。
同一性判断部112は、ヘッダのアドレスを取得し(S51)、比較元のファイルのヘッダと、比較先のファイルのヘッダとを、それぞれ読み込み、それぞれチェックサム(又はCRC値)を計算する(S52、S53)。
そして、両者のチェックサム(又は、CRC値)が同じか否か判定し(S54)、同じである場合(S54:Y)、同一ファイルと判断する。一方、異なる場合(S54:N)、
非同一ファイルと判断する。
非同一ファイルと判断する。
このようにすれば、処理を迅速に行うことができる。なお、チェックサムでは、2つ以上のデータが同時に変化を起こすと、それらが相殺されて正常状態とみなされてしまうことがあるが、CRC値を用いれば、この問題を回避できる。
また、ヘッダを用いずに、ファイル全体から同一性を判断することもできる。
図8は、かかる場合のファイルの同一性の判断の処理のフロー図である。
同一性判断部112は、比較元のファイルの全ての部分(ヘッダ及び画像データの部分、又は画像データの部分のみでもよい)と、比較先のファイルの全ての部分とを、それぞれ読み込み、それぞれチェックサム(又はCRC値)を計算する(S61、S62)。
そして、両者のチェックサム(又は、CRC値)が同じか否か判定し(S63)、同じである場合(S63:Y)、同一ファイルと判断する。一方、異なる場合(S64:N)、非同一ファイルと判断する。
こうすれば、Exif形式のヘッダが存在しないファイルに対しても同一性を判断することができる。
なお、上記実施形態では、バックアップのための処理を行う装置が、ダイレクト印刷が可能な印刷装置である場合について説明したが、本発明は、これに限定されない。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置が、上記で説明したバックアップ処理を行うようにしてもよい。また、パーソナルコンピュータが、印刷装置と接続されており、印刷装置に装着されたメモリカードからファイルを読み込み、CD−Rなどのバックアップ用記録媒体にバックアップするようにしてもよい。この場合にも、重複書き込みを防止するために本発明を適用することができる。
また、バックアップ元の記録媒体は、メモリカードに限定されず、デジタルカメラに装着可能な可搬性の記録媒体、例えば、USBメモリ、小型ハードディスクなどであってもよい。
また、印刷装置は、プリンタに限らず、コピー、スキャナ、ファクシミリなどの機能を備えた複合機であってもよい。
10…コントローラ、101…CPU、102…ROM、103…RAM、105…インタフェース、106…システムバス、
20…操作パネル、
30…印刷エンジン、
40…メモリカード読書装置、45…メモリカード、
50…バックアップ用記録媒体読書装置、55…バックアップ用記録媒体、
111…指示解析装置、112…同一性判断部、113…バックアップ処理部
20…操作パネル、
30…印刷エンジン、
40…メモリカード読書装置、45…メモリカード、
50…バックアップ用記録媒体読書装置、55…バックアップ用記録媒体、
111…指示解析装置、112…同一性判断部、113…バックアップ処理部
Claims (9)
- ファイル処理装置であって、
バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、バックアップ先の記録媒体に記録されているファイルとが同一か否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一と判定されたファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備え、
前記同一性判定手段は、
ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否かを判定する
ことを特徴とするファイル処理装置。 - 請求項1において、
前記ファイルは、Exif形式のファイルである
ことを特徴とするファイル処理装置。 - 請求項1において、
前記同一性判定部は、
ファイルのヘッダを基に予め定めた計算により生成される値を比較することにより、ファイルが同一か否かを判定する
ことを特徴とするファイル処理装置。 - 請求項1において、
前記同一性判定手段は、
前記バックアップ先の記録媒体に、前記バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルとファイル名が同じファイルがある場合に、ファイルが同一か否かを判定する処理を行う
ことを特徴とするファイル処理装置。 - ファイル処理装置であって、
バックアップ先の記録媒体に、バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、同一のファイルが存在するか否か判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段によりヘッダが同一のファイルが存在する場合、そのファイルをバックアップの対象から除外する手段とを備え、
前記同一性判定手段は、
ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値を比較してファイルが同一か否か判定する
ことを特徴とするファイル処理装置。 - 印刷装置であって、
デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが記録された第1の記録媒体からファイルを読み込む第1のファイル読込手段と、
バックアップ用の第2の記録媒体に記録されているファイルを読み込む第2のファイル読込手段と、
前記第2の記録媒体に、前記第1の記録媒体に記録されているファイルと同一のファイルが存在するか否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一のファイルが存在すると判定された場合、前記第1の記録媒体に記録されている同一と判定されたファイルを、バックアップの対象から除外する手段とを備え、
前記同一性判定手段は、
ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否か判定する
ことを特徴とする印刷装置。 - 印刷装置であって、
デジタルカメラで撮影された画像データのファイルが記録された第1の記録媒体からファイルを読み込む第1のファイル読込手段と、
バックアップ用の第2の記録媒体に記録されているファイルを読み込む第2のファイル読込手段と、
前記第2の記録媒体に、前記第1の記録媒体に記録されているファイルと同一のファイルが存在するか否かを判定する同一性判定手段と、
前記同一性判定手段により同一のファイルが存在すると判定された場合、前記第1の記録媒体に記録されている同一と判定されたファイルを、バックアップの対象から除外する手段とを備え、
前記同一性判定手段は、
ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値を比較してファイルが同一か否か判定する
ことを特徴とする印刷装置。 - ファイル処理装置のファイル処理方法であって、
バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、バックアップ先の記録媒体に記録されているファイルとが同一か否かを判定する同一性判定ステップと、
前記同一性判定ステップにより同一と判定されたファイルをバックアップの対象から除外するステップとを備え、
前記同一性判定ステップは、
ファイルのヘッダが同一か否かによりファイルが同一か否かを判定する
ことを特徴とするファイル処理方法。 - ファイル処理装置のファイル処理方法であって、
バックアップ先の記録媒体に、バックアップ元の記録媒体に記録されているファイルと、同一のファイルが存在するか否か判定する同一性判定ステップと、
前記同一性判定手段によりヘッダが同一のファイルが存在する場合、そのファイルをバックアップの対象から除外するステップを備え、
前記同一性判定ステップは、
ファイル全体のデータから予め定めた計算により生成される値を比較してファイルが同一か否か判定する
ことを特徴とするファイル処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019153134A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 日本電産株式会社 | ロボット制御装置、バックアップファイルの保存方法およびプログラム |
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2005
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