JP2007168575A - 駆動切換アクチュエータ及び2輪・4輪駆動切換装置 - Google Patents

駆動切換アクチュエータ及び2輪・4輪駆動切換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】構造の簡略化、装置全体の小型軽量化及びコンパクト化を実現することができる駆動切換アクチュエータ及び2輪・4輪駆動切換装置を提供する。
【解決手段】駆動力切換アクチュエータ1は、モータ3の作動を制御する電気信号を生成する駆動スイッチ9とシフト機構の移動位置を検出する電気信号を生成するポジション検出スイッチ10とを備えている。駆動スイッチ9用の電極T2〜T4とポジション検出スイッチ10用の電極T5,T6とが、所定の位相差をもって出力軸3を中心とする同一円周上に配されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば農業機械、建設土木機械、運搬機械等の作業用車両、バギー車及び自動車などの各種の車両に使用することができる2輪・4輪駆動の切換え、あるいはニュートラルポジション・ドライブポジションの切換えなどの切換駆動装置に使用することができる駆動切換アクチュエータ及び2輪・4輪駆動切換装置に係わり、特に、構造を簡略化して軽量化及びコンパクト化を図ることができる駆動切換アクチュエータ及び2輪・4輪駆動切換装置に関する。
従来から、例えば自動車等の車両において、2輪駆動状態と4輪駆動状態とに切換えることができる各種の2輪・4輪駆動切換装置が提案されている。図7は、この種の従来の2輪・4輪駆動切換装置の一構造例を概略的に示している。
この従来の車両用の2輪・4輪駆動切換装置100は、図7に示すように、ハウジング101内に支承され、図示せぬトランスファの2輪・4輪駆動切換部材であるシフトフォーク軸と常時連動する出力軸102と、この出力軸102にコイルスプリング110を介して相対回転自在に支承された樹脂製ウオームホイール103と、ウオームホイール103と噛合ったウオーム104を回転駆動する図示せぬ電気モータとを備えている。コイルスプリング110は、樹脂製ウオームホイール103の内部に同一円周上に形成された凹状のスプリング収納部内に収納されている。この2輪・4輪駆動切換装置100には、出力軸102の位置検出を行う実ポジション検出スイッチ105と、電気モータの作動を制御するための切換電気スイッチ106とが、出力軸102に固設されたスイッチ基盤107の両側面にそれぞれ設けられている。
実ポジション検出スイッチ105は、スイッチ基盤107の一側面に同心円上に形成された図示せぬ複数の円環状の電極と、これらの電極に対応して、出力軸102に固設された樹脂製ホルダ108に設けられた複数の導電部材105a,…,105aとにより構成されている。一方の切換電気スイッチ106は、スイッチ基盤107の一側面と反対側の他側面に同心円上に形成された図示せぬ複数の円環状の電極と、これらの電極に対応して、樹脂製ウオームホイール103に設けられた複数の導電部材106a,…,106aとにより構成されている。
一方、2輪駆動状態と4輪駆動状態とに切換えることができる2輪・4輪駆動切換装置の他の一例として、例えば2輪駆動状態と4輪駆動状態の何れの状態になっているかを表示するインジケータの作動を制御する電気信号を生成する電気スイッチ用の複数の電極と、電気モータの作動を制御する電気信号を生成する切換電気スイッチ用の複数の電極とをハウジング内に同一平面上に配した2輪・4輪駆動切換装置がある(例えば特許文献1参照。)。
図8及び図9は、上記特許文献1に記載された車両の2輪・4輪駆動切換装置100の一構造例を示している。なお、これらの図において、図7に示した従来の2輪・4輪駆動切換装置と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付している。
この特許文献1に記載された車両の2輪・4輪駆動切換装置100は、図8及び図9に示すように、金属製ハウジング部分101aと電気絶縁材である樹脂製ハウジング部分101bとからなるハウジング101と、このハウジング101内に支承され、トランスファの2輪・4輪駆動切換部材であるシフトフォーク軸109と常時連動する出力軸(回転軸)102と、この出力軸102をスプリング110を介して回転駆動する駆動手段とを備えている。この駆動手段は、出力軸102により相対回転自在に支承された樹脂製ウオームホイール103と、ウオームホイール103と噛合ったウオーム104を回転駆動する電気モータ111とにより構成されている。
この従来の2輪・4輪駆動切換装置は、図8及び図9に示すように、トランスファが2輪駆動状態と4輪駆動状態の何れの状態になっているかを表示する図示せぬインジケータの作動を制御するための電気信号を生成する電気スイッチ112と、電気モータ111の作動を制御するための電気信号を生成する切換電気スイッチ106とを備えている。出力軸102の一端を支承する樹脂製ハウジング部分101bの内壁面には、4つの電極T1、T2、T3及びT4が互いに電気的に絶縁して設けられている。これらの電極T1〜T4は、出力軸102を中心として同心円上に形成された複数の円弧状の導電帯から構成されている。
インジケータ作動用の電気スイッチ112は、図8及び図9に示すように、電極T1及びT2と、電気絶縁材からなる樹脂製ホルダ108を介して出力軸102に固設され、出力軸102の回転位置に応じて電極T1及びT2を電気的に導通・非導通させる導電部材112aとで構成されている。この導電部材112aは、電極T1及びT2に対応して設けられている。
一方、電気モータ111の作動を制御するための電気信号を生成する切換電気スイッチ106は、電極T2〜T4と、電気絶縁材である樹脂製ウオームホイール103に固設された導電部材106aとにより構成されている。この導電部材106aは、電極T2〜T4に対応して設けられている。電極T2は、バッテリのマイナス側と電気的に接続されている。
電気モータ111の作動は、運転者によって操作される図示せぬ2輪・4輪駆動切換電気スイッチと、ウオームホイール103の回転に連動する切換電気スイッチ106とによって制御される。4輪駆動状態を運転者に報知するランプ等のインジケータの作動・非作動は、出力軸102の回転に連動する電気スイッチ112によって制御される。
この従来の2輪・4輪駆動切換装置は、電気モータ111の作動を制御するための切換電気スイッチ106をハウジング部分101bの内壁面に固設した電極T2〜T4と、ウオームホイール103と一体に回転する導電部材106aとにより構成されているので、電極T1〜T4がハウジング部分101bの内壁面に集中的に位置することからそれらの形成が容易であり、電極T2を2つの電気スイッチ106,112に共有させることができるので、製造コストの引き下げができるとしている。
特開2000−71806号公報(図1、図2、その説明部分)
ところで、上述の図7に示した従来の2輪・4輪駆動切換装置は、出力軸102に固設された大径のスイッチ基盤107の両側面に実ポジション検出スイッチ105と切換電気スイッチ106とをそれぞれ設けた構成となっている。
このため、ハウジング101内にスイッチ基盤107の設置空間を確保しなければならなくなる。それに加えて、各電気スイッチ105,106の設置空間や電気スイッチ105用の電極に対応して設けられた複数の導電部材105a,…,105aを有する樹脂製ホルダ108及び切換電気スイッチ106用の電極に対応して設けられた複数の導電部材106a,…,106aを有する樹脂製ウオームホイール103などの各種の構成部品の設置空間をスイッチ基盤107の配置位置や大きさなどに合わせて設けなければならなくなる。その結果、樹脂製ウオームホイール103及び樹脂製ホルダ108等の各種構成部品の配置位置や大きさなどに設計上の制約を受けやすくなり、装置の小型化や軽量化を図ることができないという諸々の問題点があった。
一方、上述の図8及び図9に示した従来の2輪・4輪駆動切換装置にあっては、ハウジング101bの内壁面が共通のスイッチ基盤として使用されている。しかしながら、ハウジング101bの内壁面上における各電気スイッチ106,112の電極パターンは、ハウジング101bの同一面上において出力軸102を中心とする複数の同心円上に形成された構成となっている。このため、各電気スイッチ106,112の電極T1〜T4が、出力軸102の半径方向外側に拡大して配されることとなる。その結果、ハウジング101内に樹脂製ウオームホイール103及び樹脂製ホルダ108等の各種構成部品の設置空間を出力軸102の半径方向に向けて設けなければならなくなる。
この従来の2輪・4輪駆動切換装置にあっては、上述したように、樹脂製ウオームホイール103及び樹脂製ホルダ108等の各種の構成部品が出力軸102の半径方向に拡大して配される構成となっているため、各種の構成部品の配置位置、形状や大きさなどに設計の自由度が少なくなるという問題点、装置の小型化や軽量化を図ることができないという諸々の問題点を有している。これらの点に関しては、図7に示した従来の2輪・4輪駆動切換装置と何ら変わるところはない。
本発明は、上記従来の課題を解消すべくなされたものであり、構造の簡略化、装置全体の小型化、コンパクト化及び軽量化などを実現することができる駆動切換アクチュエータ及び2輪・4輪駆動切換装置を提供することを目的としている。
本発明は、ハウジングと、前記ハウジングに回転自在に支承された出力軸と、前記出力軸を弾性体を介して回転駆動させるモータと、前記モータにより伝達された回転力を軸方向の動力に変換するシフト機構と、前記モータの作動を制御する駆動スイッチと、前記シフト機構の移動位置を検出する電気信号を生成するポジション検出スイッチとを備えてなる駆動力切換アクチュエータであって、前記駆動スイッチ及び前記ポジション検出スイッチのそれぞれが、1つまたは複数の電極と、前記1つまたは複数の電極に対応して配され、前記出力軸の回転位置に応じて前記1つまたは複数の電極を電気的に導通・非導通させる導電部材とにより構成されてなり、前記駆動スイッチ用の前記1つまたは複数の電極と前記ポジション検出スイッチ用の前記1つまたは複数の電極とが、所定の位相差をもって前記出力軸を中心とする同一円周上に配されてなることを特徴とする駆動切換アクチュエータにある。
本発明は、所定の位相差をもって出力軸を中心とする同一円周上に配列することができる複数の電極を駆動スイッチ用及びポジション検出スイッチ用の電極とした構成を主要な特徴としている。
本発明においては、例えば円環状の電極を複数に分割して形成された複数の円弧状の電極を駆動スイッチ用及びポジション検出スイッチ用として、出力軸を中心とする同一円周上に配することができるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば出力軸を中心とするポジション検出スイッチ用の1つまたは複数の電極と、駆動スイッチ用の1つまたは複数の電極とを同一円周上に配した電極を一組として、この一組の電極を複数の同一円周上に配することができる。
上記構成を備えることにより、ハウジング内に密集して配された各種の構成部品の設置空間が出力軸の軸方向や半径方向に拡大することはなくなる。各種の構成部品の配置位置や大きさなどに設計の自由度が大きくなり、限られた設置空間を有効に使用することが可能となる。設置空間の省スペース化を達成することができるとともに、装置全体の簡略化、小型化及び軽量化などを達成することができるようになり、経済効果も極めて大きくなる。
本発明にあっては、駆動スイッチ用の1つまたは複数の電極とポジション検出スイッチ用の1つまたは複数の電極とを、出力軸を中心とする4つの第1〜第4象限のうちのいずれかの象限にそれぞれ配することができるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の好適な一例としては、例えば駆動スイッチ用及びポジション検出スイッチ用の電極を所定の位相差をもって出力軸を中心とする同一円周上に配する構成に加えて、駆動スイッチ用の電極とポジション検出スイッチ用の電極とを出力軸を中心とする直径によって2つに分けられる半円領域内にそれぞれ配することができる。
本発明によれば、駆動スイッチ用の1つまたは複数の電極とポジション検出スイッチ用の1つまたは複数の電極とを互いに反対方向を向くように配することができるようになり、モータの駆動回転時において各導電部材間との接触を未然に防止することができる。回転角度を180°よりも小さい角度をもって出力軸を回転駆動することができるようになり、ハウジング内における駆動スイッチ及びポジション検出スイッチの設置空間をコンパクトにすることができるようになる。
本発明にあっては、特に限定されるものではないが、例えば駆動スイッチ用の電極とポジション検出スイッチ用の電極とを駆動切換アクチュエータにおけるハウジングの内壁面に設けることが好適である。駆動スイッチ及びポジション検出スイッチを同一平面上に配するとともに、それらのスイッチの電極を所定の位相差をもって出力軸を中心とする同一円周上に配することができる。
本発明の駆動切換アクチュエータは、例えば農業機械、建設土木機械、運搬機械等の作業用車両、バギー車及び自動車などの各種の車両における切換駆動装置に効果的に使用することができる。この切換駆動装置としては、例えば2輪・4輪駆動の切換え、あるいはニュートラルポジション・ドライブポジションの切換えなどの切換駆動装置を含んでいる。
本発明は、駆動切換アクチュエータの構造の簡略化を図ることに加えて、装置全体の小型化、コンパクト化及び軽量化を実現することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本実施形態では、自動車の2輪・4輪駆動の切換駆動装置に使用することができる駆動切換アクチュエータの一例を説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばニュートラルポジション・ドライブポジションの切換えなどの切換駆動装置に使用することができることは勿論である。本発明の駆動切換アクチュエータとしては、例えば農業機械、建設土木機械、運搬機械等の作業用車両、バギー車等の各種の切換駆動装置に使用することができる。
図1は、本発明の代表的な実施形態である自動車の2輪・4輪駆動切換装置における駆動切換アクチュエータの内部構造を概略的に示す断面図であり、図2は、図1のハウジング部分をウオームホイール側からみた説明図、図3は、図2のハウジング部分をウオームホイール側からみた部分拡大図である。
図1及び図2において、符号1は、図示せぬ車両の2輪・4輪駆動切換装置における駆動切換アクチュエータを示している。
この2輪・4輪駆動切換装置は、例えば左右一対の後輪のみに走行トルクを伝達する2輪駆動状態、左右一対の前輪及び後輪に走行トルクを伝達する4輪低速駆動状態・4輪高速駆動状態、各車輪に走行トルクを伝達しない4輪中立駆動状態、2つの前輪を一体として駆動させるデフロック状態などの各種の駆動状態に切換えを行うようになっている。2輪・4輪駆動切換装置は、図示せぬエンジンから発生した走行トルクが変速機を介して伝達されるトランスファと、トランスファを所望の切換位置にシフトするための駆動切換アクチュエータ1を備えている。トランスファは、後輪出力軸及び後輪用差動機構を介して後輪と接続され、前輪出力軸及び前輪用差動機構を介して前輪と接続される。このトランスファには、駆動切換アクチュエータ1により伝達された回転力を軸方向の動力に変換するシフト機構が備えられている。
2輪・4輪駆動切換装置は、例えば車両の運転席近傍の操作可能な部位に設けられた操作スイッチ16(図5)から出力する各種の駆動状態への切換信号が検出されると、その信号が同じく図示を省略した制御装置に読み込まれ、その制御装置からの指令に基づき駆動切換アクチュエータ1を介してシフト機構を軸方向に所定のストロークだけ移動させることで、各種の駆動モードへの切換操作を行うようになっている。
この駆動切換アクチュエータ1の基本構成としては、図1及び図2に示すように、トランスファのハウジング2と、ハウジング2内に設けられた歯車装置とを備えている。このハウジング2は、金属製ハウジング部分2aと電気絶縁材である樹脂製ハウジング部分2bとからなる。歯車装置は、ハウジング2内に回転自在に支承された大径部を有する出力軸3と、回転軸に固定されたウオームホイール4及びウオームホイール4と一体に回転する樹脂製の小径ギア5と、出力軸3にスリーブを介して相対回転自在に固定され、小径ギア5と噛合している樹脂製の大径ギア6と、ウオームホイール4と噛合しているウオームギア7とを備えている。
この駆動切換アクチュエータ1には、図2に示すように、ウオームギア7を正逆方向に回転可能な電気モータ8が備えられている。駆動切換アクチュエータ1の出力軸3に相対回転自在に固定された大径ギア6には、図1及び図2に示すように、電気モータ8の作動を制御する駆動スイッチ9が設けられている。出力軸3には、図1に示すように、トランスファの2輪・4輪駆動切換用のシフト機構の一構成部品であるシフトカム11の回転角度を検出することで、間接的にシフト機構の移動位置を検出する電気信号を生成するポジション検出スイッチ10が設けられている。
駆動切換アクチュエータ1の出力軸3には、図1に示すように、レバー部材12が固設されている。このレバー部材12の円筒状基部には、スパイラルスプリング13の一端部が固定されており、スパイラルスプリング13がレバー部材12の基部に巻回されている。出力軸3の大径部に固定された逆L字状をなす第1の作動アーム14、及び出力軸3に相対回転自在に固定された大径ギア6と一体に回転する逆L字状をなす第2の作動アーム15が、スパイラルスプリング13の他端部とレバー部材12の回動端部との間に配されている。
電気モータ8の駆動は、図示しない制御装置により制御される。電気モータ8の回転力は、ウオームギア7、ウオームホイール4、小径ギア5、大径ギア6及び出力軸3を介して伝達される。出力軸3の回転は、シフト機構の一構成部品であるシフトカム11に伝達され、そのシフトカム11を介してシフト機構の一部を構成する図示せぬシフトフォークを軸方向に所定のストロークだけ移動させる。
シフト機構の軸方向への移動が規制された場合には、出力軸3の回転力は、レバー部材12及び第1の作動アーム14を介してスパイラルスプリング13に弾縮を与え、スパイラルスプリング13が弾縮することで吸収して蓄えられる構成となっている。シフト機構の軸方向への移動における規制が解除された場合は、スパイラルスプリング13に蓄えられた弾力によって、シフト機構が2輪駆動状態、あるいは2輪駆動状態から4輪駆動状態などに切り換わるようになっている。
上記のように構成された2輪・4輪駆動切換装置における駆動切換アクチュエータ1の構成部分は、従来のものと基本的な構成において変わるところはない。従って、駆動切換アクチュエータ1の基本構成については上記実施形態に限定されるものではないことは勿論である。
本発明の主要な特徴部は、駆動スイッチ9とポジション検出スイッチ10との配列及び構造にある。本実施形態にあっては、電極T1〜T6のうち、出力軸3を中心Oとして円環状に形成された電極T1は、図1〜図3に示すように、バッテリのマイナス側に接続されており、駆動スイッチ9とポジション検出スイッチ10における共通のグランド電極T1として使用されている。駆動スイッチ9用の電極T2〜T4は、出力軸3を中心Oとしてグランド電極T1の半径方向外側に円弧状にそれぞれ形成されている。電極T2,T3は、図2及び図3に示すように、180°よりも小さい位相差をもって同一円周上に配されている。電極T4は、電極T2,T3と異なる180°よりも小さい位相差をもって円弧状に形成されており、出力軸3と同心円上にあって電極T2,T3の半径方向外側に配列されている。一方のポジション検出スイッチ用の電極T5,T6は、図2及び図3に示すように、180°よりも小さい位相差をもって出力軸3を中心としてグランド電極T1の半径方向外側に円弧状にそれぞれ形成されている。
本実施形態にあっては、特に限定されるものではないが、駆動スイッチ9及びポジション検出スイッチ10は、図1〜図3に示すように、駆動スイッチ9用の3つの電極T2〜T4のうちの電極T2,T3と、ポジション検出スイッチ10用の2つの電極T5,T6のうちの電極T5を所定の位相差をもって出力軸3を中心Oとする同一円周上に配している。一方、駆動スイッチ9用の電極T4とポジション検出スイッチ10用の電極T6とは、所定の位相差をもって出力軸3を中心Oとする同一円周上に配されている。これらの電極T1〜T6は、細長い金属板材からなり、ハウジング2の電気絶縁材からなる樹脂製ハウジング部分2aの内壁面における同一面上に固設されている。
グランド電極T1を除く他の5つの電極T2〜T6は、図2及び図3に示すように、出力軸3を中心Oとする直径によって2分される2つの象限のうち、一方の半円領域I内に駆動スイッチ9用の電極T2〜T4として集約化して配されるとともに、半円形領域Iと反対側の他方の半円形領域IIにポジション検出スイッチ10用の電極T5,T6として集約化して配されている。駆動スイッチ9用の電極T2,T3は、駆動スイッチ9用の電極T4の中間位置を基準として所定の位相差をもって均等に配されるとともに、ポジション検出スイッチ10用の電極T5は、駆動スイッチ9用の電極T4の中間位置に配されている。ポジション検出スイッチ10用の電極T6は、駆動スイッチ9用の電極T2と出力軸3を中心Oとして180°の位相差をもって配されている。
ポジション検出スイッチ10用の電極T5を駆動スイッチ9用の電極T4の中間位置に配した構成を備えることにより、ポジション検出スイッチ10用の電極T5の位置において電気モータ3の駆動回転を一旦停止させる構成とすることが可能となる。シフト機構の軸方向への移動が規制された場合にシフト機構に対してシフト力を蓄積する待ち機構の待ち角度を90°よりも小さくすることが可能となり、2輪駆動状態及び4輪駆動状態などの各種の駆動状態を制御する駆動スイッチ9の作動角を出力軸3を中心とする90°よりも小さく設定することができるようになる。
なお、図示例によれば、電極T1〜T6を樹脂製ハウジング部分2bの内壁面に固設した構成となっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば樹脂製ハウジング部分2bの内壁面に電極T1〜T6を印刷等により形成することができることは勿論である。
本実施形態では、駆動スイッチ9とポジション検出スイッチ10とは、それぞれ図示せぬリード線を介して同じく図示を省略した制御装置に電気的に接続されている。駆動スイッチ9とポジション検出スイッチ10とは、それぞれ独立して作動するようになっている。
駆動スイッチ9は、図1〜図3に示すように、グランド電極T1、電極T2〜T4と、それらの電極T1〜T4を電気的に導通・非導通させる導電部材9a〜9cとにより構成されている。導電部材9a〜9cは、図1及び図3に示すように、出力軸3に相対回転自在に固定された大径ギア6における第2の作動アーム15と反対側の面にビスにより締付固定されている。この導電部材9a〜9cは、絶縁体からなる導電スプリング材を櫛歯状に形成した3つのブラシにより構成されている。これらのブラシは、電極T1〜T4に対応して半径方向位置にそれぞれ配されている。一方、ポジション検出スイッチ10は、図1〜図3に示すように、グランド電極T1、電極T5,T6と、電極T1,T5,T6を電気的に導通・非導通させる導電部材10a〜10cにより構成されている。
図4は、ポジション検出スイッチ10用の導電部材10a〜10cの一構成例を概略的に示している。同図において、導電部材10a〜10cは、樹脂製ハウジング部分2bの内壁面に対向して出力軸3に固設された絶縁体からなる樹脂製ホルダ16と、導電スプリング材を櫛歯状に形成した3つのブラシとにより構成されている。この3つのブラシは、樹脂製ホルダ16の樹脂製ハウジング部分2bと対向する面にビスにより締付固定されており、電極T1,T5,T6に対応して半径方向位置にそれぞれ配されている。
駆動切換アクチュエータ1は、駆動スイッチ9とポジション検出スイッチ10とを互いに反対側に配することで、電気モータ3の駆動回転時において、駆動スイッチ9用導電部材9a〜9c及びポジション検出スイッチ10用導電部材10a〜10c間との接触を防止することができるようにしている。駆動切換アクチュエータ1は、出力軸3を180°の回転角度よりも小さい角度で回転駆動させることで、ハウジング2内における駆動スイッチ9とポジション検出スイッチ10の設置空間をコンパクト化することができるように構成されている。
図5は、駆動切換アクチュエータのシフト切換方式の一例を説明するための説明図であり、図6は、駆動切換アクチュエータの駆動制御処理の一例を説明するためのタイミング図である。
本実施形態においては、駆動スイッチ9(LS1〜LS3)は、図5に示すように、3種類のON・OFFスイッチ信号を出力することで、後輪のみに走行トルクを伝達する2輪駆動状態(2WD状態)、前輪及び後輪に走行トルクを伝達する4輪駆動状態(4WD状態)、4輪駆動状態で2つの前輪を一体として駆動させるデフロック状態(LOCK状態)の3種類の駆動モードへの切換えを検出することができるようになっている。一方のポジション検出スイッチ10(LS4及びLS5)は、各駆動モードにおけるON・OFFの組み合わせにより、前輪及び後輪に走行トルクを伝達する4WDポジション、4WD状態で2つの前輪を一体として駆動させるLOCKポジションの2種類の実際のポジションを検出することができるようになっている。
駆動スイッチ9用の導電部材9a〜9cは、図3に示すように、大径ギア6の回転に応じて電極T1〜T4と電気的に接続可能となっている。グランド電極T1は、導電部材9aに常に電気的に接続されている。駆動スイッチ9は、3種類の駆動モードへの切換えに応じて導電部材9a〜9cからの開閉信号を図示せぬ制御装置へ送り出すことができるようになっている。
ポジション検出スイッチ10用の導電部材10a〜10cは、図3に示すように、小径ギア5の回転に応じてそれぞれ電極T1,T5,T6と電気的に接続可能となっている。グランド電極T1は、導電部材10aに常に電気的に接続されている。ポジション検出スイッチ10は、2種類の実際のポジションに応じて導電部材10a〜10cからの開閉信号を図示せぬ制御装置へ送出することができるようになっている。その開閉信号は、図示せぬシフト機構の移動位置に対応しているので、ポジション検出スイッチ10は、2種類の駆動モードへの切換え時における図示せぬシフト機構の移動位置を検出することができるようになっている。
駆動スイッチ9による切換え状態と、ポジション検出スイッチ10による実際のポジション検出との制御は、常法に従いアクチュエータ駆動制御処理を行うプログラムデータが図示せぬROM、RAM等の記憶装置に記憶されており、ROM等に記憶されたプログラムデータを同じく図示を省略した制御装置により読み込んで実行できることは勿論である。
上記のごとく構成された駆動切換アクチュエータ1によれば、駆動スイッチ9用の電極T2,T3とポジション検出スイッチ10用の電極T5、及び駆動スイッチ9用の電極T4とポジション検出スイッチ10用の電極T6が、それぞれ所定の位相差をもって同一円周上に配された構成を備えることにより、ハウジング2内に密に配されたウオームホイール4等の各種構成部品の設置空間が出力軸3の軸方向や半径方向に拡大することを防止することができる。これらの構成部品の配置位置、形状や大きさなどに設計の自由度が得られる。ハウジング2内の限られた設置空間を有効に使用することができる。設置空間の省スペース化を達成することができるとともに、駆動切換アクチュエータ1の構造の簡略化、小型化及び軽量化などを達成することができる。これにより、経済効果も極めて大きくなる。
また、駆動スイッチ9用の電極T2,T3とポジション検出スイッチ10用の電極T5、及び駆動スイッチ9用の電極T4とポジション検出スイッチ10用の電極T6が、それぞれ所定の位相差をもって同一平面上にかつ同一円周上に配されることと相まって、駆動スイッチ9用の電極T2〜T4とポジション検出スイッチ10用の電極T5,T6とが、出力軸3を中心Oとする直径によって2分される半円領域I,II内にそれぞれ配される構成となっている。回転角度を180°よりも小さい角度をもって出力軸3を回転駆動することができるようになり、駆動スイッチ9及びポジション検出スイッチ10の設置空間をコンパクト化することが可能となる。
次に、図3、図5及び図6を参照しながら、駆動切換アクチュエータ1の2WD状態、4WD状態またはLOCK状態の3種類の駆動モードへの切換えについて説明する。なお、図5及び図6において、符号LS1〜LS3は、電極T1,T2及び導電部材9a,9bで構成された駆動スイッチ9を、電極T1,T3及び導電部材9a,9bで構成された図3の駆動スイッチ9を、電極T1,T4及び導電部材9a,9cで構成された図3の駆動スイッチ9をそれぞれ示している。また、符号LS4及びLS5は、電極T1,T5及び導電部材10a,10bで構成された図3のポジション検出スイッチ10を、電極T1,T6及び導電部材10a,10cで構成された図3のポジション検出スイッチ10をそれぞれ示している。
図3に実線で示す駆動スイッチ9の位置では、駆動切換アクチュエータ1が2WD状態にある。この2WD状態においては、電極T1及びT3が、図3に示すように導通状態にある。電極T1,T3及び導電部材9a,9bで構成された駆動スイッチLS2は、図5及び図6に示すようにオン状態にある。
いま、車両の運転席近傍の操作可能な部位に配された操作スイッチ16を2WDから4WDへ切換操作すると、電極T1,T3及びT4が導通状態となり、電極T1,T4及び導電部材9a,9cで構成された駆動スイッチLS3が、図5及び図6に示すようにオン状態となる。配線17を介して第1リレー18の励磁コイル18aに電流が流れることで、リレー接片18bが励磁される。電気モータ8へ電流が流れると、駆動スイッチ9が4WD位置(図3の矢印A方向)へ移動する。
駆動スイッチ9が、図3に示す一点鎖線に示す位置(4WDポジション)まで移動すると、駆動スイッチLS2,LS3がオフ状態となり、電極T1,T3及びT4の導通状態が遮断される。第1リレー18の励磁コイル18aへの通電状態が解除されることで、電気モータ8の駆動が4WD位置で停止され、4WD状態が維持されることとなる。このとき、図3に実線で示すポジション検出スイッチ10が矢印A方向に向けて移動することで、電極T1及びT5が導通状態となり、電極T1,T5及び導電部材10a,10bで構成されたポジション検出スイッチLS4は、図5及び図6に示すようにオン状態となる。このスイッチ信号を回転位置センサ信号として図示せぬ制御装置へ送出することで、その制御装置に認識させるようになっている。
操作スイッチ16を4WDからLOCKに切り換える場合は、4WD状態では、電極T1,T2及びT4が導通状態にある。駆動スイッチLS3と電極T1,T2及び導電部材9a,9bで構成されたLS1とは、図5及び図6に示すようにオン状態となる。電流が配線17を介して第1リレー18の励磁コイル18aへ流れることで、リレー接片18bが励磁される。電気モータ8に電流が流れると、駆動スイッチ9が、図3に二点鎖線で示す位置(LOCKポジション)へ移動する。
駆動スイッチ9が、図3に二点鎖線で示す位置(LOCKポジション)まで移動すると、駆動スイッチLS3及びLS1がオフ状態となり、電極T1,T2及びT4の導通状態が遮断され、第1リレー18の励磁コイル18aへの通電状態が解除される。電気モータ8の駆動がLOCK位置で停止され、LOCK状態が維持されることとなる。このとき、図3に二点鎖線で示すポジション検出スイッチ10が矢印A方向に向けて移動することで、電極T1及びT6が、図3に示すように導通状態となる。電極T1,T6及び導電部材10a,10cで構成されたポジション検出スイッチLS5は、図5及び図6に示すようにオン状態となる。このスイッチ信号を回転位置センサ信号として図示せぬ制御装置へ送出することで、その制御装置に認識させるようにしている。LOCK状態を運転者に報知するランプ等のインジケータの作動・非作動は、ポジション検出スイッチLS5によって制御されるようになっている。
なお、LOCKから4WDへ切り換える場合、または4WDから2WDへ切り換える場合は、上記操作と逆の操作を行うことにより電流が配線19を介して第2リレー20の励磁コイル20aへ流れることで、リレー接片20bが励磁される。電気モータ8に逆方向に電流が流れて、駆動スイッチ9が、図3に二点鎖線で示す位置(LOCKポジション)から図3の矢印B方向へ移動する。駆動スイッチ9が、4WDポジションまたは2WDポジションまで移動すると、第2リレー20の励磁コイル20aへの通電状態が解除され、4WDポジションまたは2WDポジションが維持されることとなる。
以上の説明からも明らかなように、上記実施形態では、駆動スイッチ9用の3つの電極T2〜T4とポジション検出スイッチ10用の2つの電極T5,T6との一部が、所定の位相差をもって同一円周上に配されるとともに、所定の位相差をもって出力軸3の半径方向外側に配されている場合について説明している。
しかしながら、本発明にあってはこれに限定されるものではなく、例えば円形の電極を複数に分割して形成された複数の電極を、出力軸3を中心とする同一円周上に配することができるとともに、駆動スイッチ9用の電極T2〜T4とポジション検出スイッチ10用の電極T5,T6とを、出力軸3を中心Oとする4つの象限のうちのいずれかの象限にそれぞれ配することができることは勿論であり、本発明の初期の目的を十分に達成することができる。従って、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲内で様々に設計変更が可能である。
本発明の代表的な実施形態である車両の2輪・4輪駆動切換装置における駆動切換アクチュエータの内部構造を概略的に示す断面図である。 図1のハウジング部分をウオームホイール側からみた説明図である。 図2のハウジング部分をウオームホイール側からみた部分拡大図である。 図1におけるポジション検出スイッチ用の導電部材の一構成例を概略的に示す説明図である。 本発明における駆動切換アクチュエータの切換方式を説明するための説明図である。 本発明における駆動切換アクチュエータの駆動制御処理を説明するためのタイミング図である。 従来の駆動切換アクチュエータの内部構造を概略的に示す断面図である。 従来の他の駆動切換アクチュエータの内部構造を概略的に示す断面図である。 図8のハウジング部分をウオームホイール側からみた説明図である。
符号の説明
1 駆動切換アクチュエータ
2,101 ハウジング
2a,101a 金属製ハウジング部分
2b,101b 樹脂製ハウジング部分
3,102 出力軸
4,103 ウオームホイール
5 小径ギア
6 大径ギア
7,104 ウオームギア
8,111 電気モータ
9(LS1〜LS3) 駆動スイッチ
9a〜9c,10a〜10c,105a,106a 導電部材
16,108 ホルダ
10(LS4,5),105 ポジション検出スイッチ
11 シフトカム
12 レバー部材
13 スパイラルスプリング
14,15 作動アーム
16 操作スイッチ
17,19 配線
18,20 第1,第2リレー
18a,20a 励磁コイル
18b,20b リレー接片
100 2輪・4輪駆動切換装置
106,112 電気スイッチ
107 スイッチ基盤
109 シフトフォーク軸
110 スプリング
T1〜T6 電極

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに回転自在に支承された出力軸と、
    前記出力軸を弾性体を介して回転駆動させるモータと、
    前記モータにより伝達された回転力を軸方向の動力に変換するシフト機構と、
    前記モータの作動を制御する駆動スイッチと、
    前記シフト機構の移動位置を検出する電気信号を生成するポジション検出スイッチとを備えてなる駆動力切換アクチュエータであって、
    前記駆動スイッチ及び前記ポジション検出スイッチのそれぞれが、1つまたは複数の電極と、前記1つまたは複数の電極に対応して配され、前記出力軸の回転位置に応じて前記1つまたは複数の電極を電気的に導通・非導通させる導電部材とにより構成されてなり、
    前記駆動スイッチ用の前記1つまたは複数の電極と前記ポジション検出スイッチ用の前記1つまたは複数の電極とが、所定の位相差をもって前記出力軸を中心とする同一円周上に配されてなることを特徴とする駆動切換アクチュエータ。
  2. 前記駆動スイッチ用の前記1つまたは複数の電極と前記ポジション検出スイッチ用の前記1つまたは複数の電極とが、前記出力軸を中心とする直径によって2分される半円領域内にそれぞれ配されてなることを特徴とする請求項1記載の駆動切換アクチュエータ。
  3. 前記駆動スイッチ用の前記1つまたは複数の電極と前記ポジション検出スイッチ用の前記1つまたは複数の電極とが、前記ハウジングの内壁面に設けられてなることを特徴とする請求項1または2記載の駆動切換アクチュエータ。
  4. 上記請求項1〜3のいずれかに記載の駆動切換アクチュエータを備えた2輪・4輪駆動切換装置。
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