JP2007168405A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 筐体本体部が大型化してしまうことを防止しつつ、開閉ドアを開ける際の作業性を向上させる。
【解決手段】 開閉ドア32の閉状態を解除する操作部35が開閉ドア32に設け、かつ、係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態を解除されると同時に、開放アーム36Aを回転させて開閉ドア32が僅かに開いた状態となるような構成とする。これにより、開閉ドア32を開く際に、例えば一方の手で操作部35を操作しながら他方の手で開閉ドア32を引くようにする、又は操作部35を操作して開閉ドア32が僅かに開放されたときに、操作部35を操作した手を開閉ドア32に移動させて開閉ドア32を引くようにする、といった作業を必要としない。さらに、操作部35が開閉ドア32に設けられているので、操作部35等と画像形成部10との干渉を考慮する必要がないので、筐体本体部31が大型化してしまうことを防止できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置に関するもので、特に、電子写真方式の画像形成装置(レーザプリンタ等)に適用して有効である。
例えばレーザプリンタ内には、露光装置(スキャナ)、転写装置(プロセスカートリッジ)や定着装置等からなる画像形成装置が収納されているが、画像形成装置等の修理、交換又はレーザプリンタ内で詰まった記録紙を除去するために、通常、画像形成装置を収納する筐体本体には、メンテナンス用の開口部、及びこの開口部を開閉する開閉ドア(開閉カバー)が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、特許文献1に記載の発明では、筐体本体に係合穴を設け、開閉ドアに係合穴と係合する係合レバーを設けるとともに、この係合レバーの先端側に設けられた傾斜面を操作部と連動して変位する解除ピンにて押圧することにより、係合穴と係合レバーとの係合状態を解除している。
特開2002−111243号公報
ところで、特許文献1に記載の発明では、操作部及び解除ピン等の解除機構を筐体本体部に配設しているので、筐体本体部に収納されている画像形成装置等の機器と解除機構とが干渉しないように両者を配置すると、筐体本体の大型化を招いてしまうおそれが高い。
また、開閉ドアを開く際には、操作部を操作して係合穴と係合レバーとの係合を解除した状態で開閉ドア開く必要があるが、特許文献1に記載の発明では、操作部が筐体本体部に設けられているので、例えば右手で操作部を操作しながら、これと同時に右手で開閉ドアを引くようにして開くことはできない。
つまり、特許文献1に記載の発明において開閉ドアを開くには、一方の手で操作部を操作しながら他方の手で開閉ドアを引くようにする、又は操作部を操作して開閉ドアが僅かに開放されたときに、操作部を操作した手を開閉ドアに移動させて開閉ドアを引くようにする、といった作業を必要とするので、開閉ドアを開ける際の作業性が低いという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、筐体本体部が大型化してしまうことを防止しつつ、開閉ドアを開ける際の作業性を向上させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、記録媒体に画像を形成する画像形成手段(10)と、画像形成手段(10)を収納する筐体本体部(31)と、筐体本体部(31)に設けられた開口部(31A)を開閉する開閉ドア(32)と、開閉ドア(32)に変位可能に設けられ、筐体本体部(31)に設けられた本体側係合部材(34A)と係合することにより開閉ドア(32)の閉じた状態を保持するドア側係合部材(34F)と、開閉ドア(32)に変位可能に設けられ、使用者により操作される操作部(35)と、操作部(35)に作用する操作力をドア側係合部材(34F)又は本体側係合部材(34A)に伝達し、ドア側係合部材(34F)と本体側係合部材(34A)との係合状態を解除させる解除機構(34E、34F)と、操作部(35)に作用する操作力を駆動力として、解除機構(34E、34F)と機械的に連動して開閉ドア(32)を開く向きの力を発生するドア開放機構(36A、36B、34E)とを備えることを特徴としている。
これにより、本発明では、開閉ドア(32)の閉状態を解除する操作部(35)が開閉ドア(32)に設けられた構成となるので、特許文献1に記載と発明と異なり、開閉ドア(32)を開く際に、例えば一方の手で操作部(35)を操作しながら他方の手で開閉ドア(32)を引くようにする、又は操作部(35)を操作して開閉ドア(32)が僅かに開放されたときに、操作部(35)を操作した手を開閉ドア(32)に移動させて開閉ドア(32)を引くようにする、といった作業を必要としない。
また、操作部(35)の操作と連動して開閉ドア(32)に開く向きの力が作用するので、操作部(35)を操作すると、ドア側係合部材(34F)と本体側係合部材(34A)との係合状態を解除されると同時に、開閉ドア(32)が僅かに開いた状態となる。
このため、例えばドア側係合部材(34F)と本体側係合部材(34A)との係合状態を解除された時に誤って操作部(35)から手を離した場合であっても、ドア側係合部材(34F)と本体側係合部材(34A)とが再び係合してしまうことを未然に防止できるとともに、開閉ドア(32)が僅かに自動的に開くことにより、使用者は、ドア側係合部材(34F)と本体側係合部材(34A)との係合が解除されたことを容易に認識することができる。
また、操作部(35)が開閉ドア(32)に設けられているので、操作部(35)等と画像形成手段(10)との干渉を考慮する必要がないので、筐体本体が大型化してしまうことを防止できる。
したがって、本発明では、筐体本体部が大型化してしまうことを防止しつつ、開閉ドア(32)を開ける際の作業性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明では、操作部(35)は、開閉ドア(32)に設けられた凹部(32A)内に変位可能に配設されており、さらに、解除機構(34E、34F)及びドア開放機構(36A、36B、34E)は、操作部(35)が凹部(32A)の底部側に変位するように操作された場合に作動するように構成されていることを特徴としている。
これにより、本発明では、開閉ドア(32)を開くべく操作部(35)が操作されると、操作部(35)が凹部(32A)の底部側に変位することとなるので、操作部(35)が設けられた部位が窪んだ状態となる。
したがって、操作部(35)を操作した手を移動させることなく、その窪んだ部位を把持部として開閉ドア(32)を開くことができるので、開閉ドア(32)を開ける際の作業性を更に向上させることができるとともに、別途、把持部を設ける必要がないので、開閉ドア(32)が必要以上に大型化してしまうことを防止できる。
なお、本発明においては、請求項3に記載の発明のごとく、操作部を開閉ドアに揺動変位可能に組み付けるとともに、操作部の揺動中心を、操作部の端部側のうち開閉ドアの開閉方向開放側に配置することが望ましい。
また、請求項4に記載の発明では、操作部(35)に操作力が作用していない場合に、操作部(35)のうち操作力が作用する操作面(35C)と開閉ドア(32)の意匠面(32B)とが同一面上に位置するように構成されていることを特徴としている。
これにより、本発明では、操作部(35)を操作していないときには、操作部(35)を含む操作部(35)近傍を凹凸の無い滑らかな形状とすることができるので、外観形状を滑らかな形状として意匠性(デザイン性)を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明では、ドア開放機構(36A、36B、34E)は、操作部(35)に作用する操作力を駆動力として回転するシャフト(34E)、及びシャフト(34E)と一体的に回転して開閉ドア(32)を開く向きの力を発生させる開放アーム(36A)を有して構成し、さらに、解除機構(34E、34F)は、シャフト(34E)、及び先端側にドア側係合部材(34F)が設けられた係合アーム(34B)を有して構成することを特徴としている。
これにより、本発明では、共通のシャフト(34E)により開放アーム(36A)及び係合アーム(34B)が駆動される構成となるので、シャフト(34E)を回転させることにより、開放アーム(36A)及び係合アーム(34B)を同時に駆動させることができる。
したがって、ドア開放機構(36A、36B、34E)と解除機構(34E、34F)とを同時に作動させることができるので、例えば解除機構(34E、34F)のみが作動してドア開放機構(36A、36B、34E)が作動しないといった不具合が発生し難くなる。
また、請求項6に記載の発明では、シャフト(34E)の長手方向両端側に係合アーム(34B)及び開放アーム(36A)が設けられ、さらに、シャフト(34E)の長手方向中間部に対応する部位に操作部(35)が設けられていることを特徴としている。
これにより、本発明では、操作部(35)をシャフト(34E)の長手方向中間部に1つ設け、この1つの操作部(35)にてシャフト(34E)の長手方向両端側に設けられた係合アーム(34B)及び開放アーム(36A)を容易に回転(揺動)させることができる。
したがって、例えばシャフト(34E)の長手方向一端側に設けられた係合アーム(34B)及び開放アーム(36A)と、シャフト(34E)の長手方向他端側に設けられた係合アーム(34B)及び開放アーム(36A)と同一のものとすることができるので、部品の種類を削減して画像形成装置の製造原価を低減しつつ、シャフト(34E)の長手方向両端側に係合アーム(34B)及び開放アーム(36A)を設けることにより、開閉ドア(32)の閉状態を確実に保持することができる。
また、シャフト(34E)の長手方向両側に設けられた開放アーム(36A)及び係合アーム(34B)を同時に駆動することができるので、開閉ドア(32)の片側だけが押圧されて開いたりする、といった不具合が発生し難くなる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段限定されるものではない。
本実施形態は本発明に係る画像形成装置を、電子写真方式の画像形成装置(レーザプリンタ)に適用したものであり、以下に本実施形態を図面と共に説明する。
1.レーザプリンタの外観構成
図1はレーザプリンタ1の外観斜視図であり、図2はレーザプリンタ1の正面図であり、このレーザプリンタ1は、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、図1紙面左側を前面側として使用される。
そして、レーザプリンタ1の筐体3は、図1に示すように、略箱状(立方体状)に形成されており、この筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出される紙やOHPシート等の記録媒体が載置される排紙トレイ5が設けられ、傾斜面5Aの下端側には、記録媒体が排出される排出口7が設けられている。
また、筐体3は、後述する画像形成部10等を収納するとともに、水平方向端部側に開口部31A(図4参照)が設けられた筐体本体部31、及び開口部31Aを開閉する開閉ドア32等から構成されており、開閉ドア32は、筐体本体部31の下端側に設けられたヒンジ33(図3参照)を介して筐体本体部31に揺動可能に組み付けられている。
2.レーザプリンタの内部構成
図3はレーザプリンタ1の主要部を示す断面図である。そして、画像形成部10は記録媒体に画像を形成する画像形成手段を構成するものであり、フィーダ部20は、画像形成部10に記録媒体を供給する搬送手段の一部を構成するものである。
搬送ベルト11は、記録媒体を載せた状態で、画像形成部10を構成する4つの画像転写部70A〜70Dに記録媒体を搬送する搬送手段であり、中間搬送ローラ40は画像形成部10(定着ユニット80)から排出された記録媒体を排出ローラ50に搬送するとともに、画像形成部10にて発生した記録媒体の曲がり癖(カール)を除去するカール取り機能を有するものである。そして、排出ローラ50に搬送されてきた記録媒体は、排出口7から排紙トレイ5に排出される。
2.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3(筐体本体部31)の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて給紙トレイ21に載置された記録媒体を画像形成部10に給紙(搬送)する給紙ローラ22、及び給紙ローラ22と対向する部位に配設されて記録媒体に所定の搬送抵抗を与えることにより記録媒体を1枚毎に分離する分離パッド23等を有して構成されている。
そして、給紙トレイ21に載置されている記録媒体は、筐体3内の前方側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成部10に搬送される。このため、給紙トレイ21から画像形成部10に至る記録媒体の搬送経路のうち、略U字状に転向する部位には、略U字状に湾曲しながら画像形成部10に搬送される記録媒体に搬送力を与える搬送ローラ24が配設されている。
なお、記録媒体を挟んで搬送ローラ24と対向する部位には、記録媒体を搬送ローラ24に押さえ付ける加圧ローラ25が配設されており、この加圧ローラ25は、コイルバネ(図示せず。)等の弾性手段にて搬送ローラ24側に押圧されている。
2.2.画像形成部
画像形成部10は、スキャナ部60、画像転写部(プロセスカートリッジ)70及び定着器ユニット80等を有して構成されている。
また、本実施形態に係る画像形成部10はカラー印刷が可能な、いわゆるダイレクトタンデム方式のものである。具体的には、ブラック、シアン、マゼンダ及びイエローの4色に対応した4つの画像転写部70A〜70Dが、記録媒体の搬送方向に沿って直列に並んで配設されたものである。
2.2.1.スキャナ部
スキャナ部60は、筐体3内の上部に設けられて4つ画像転写部70A〜70Dそれぞれに設けられた感光ドラム71の表面に静電潜像を形成するものであり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されている。
そして、画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム71の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.2.2.画像転写部(プロセスカートリッジ)
4つの画像転写部70A〜70Dはトナーの色が異なるのみで、その他は同一であるので、以下、画像転写部70Dを例にその構造を説明する。なお、以下、4つの画像転写部70A〜70Dを総称して画像転写部70と記す。
画像転写部70は、スキャナ部60の下方側において着脱可能に筐体3内に配設されており、この画像転写部70は、感光ドラム71、転写ローラ72、現像カートリッジ73及び帯電器74等から構成されている。
そして、感光ドラム71は、記録媒体に転写される画像を担持する画像担持手段をなすもので、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のドラム本体71Aと、このドラム本体71Aの軸心において、ドラム本体71Aの長手方向に沿って延びてドラム本体71Aを回転可能に支持するドラム軸71Bとを有して構成されている。
転写ローラ72は、感光ドラム71と対向して配設されて感光ドラム71の回転と連動して回転し、記録媒体が感光ドラム71近傍を通過する際に、感光ドラム71に帯電した電荷と反対の電荷(本実施形態では、負電荷)を印刷面とは反対側から記録媒体に作用させることにより、感光ドラム71の表面に付着したトナーを記録媒体の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
現像カートリッジ73は、トナーが収容されたトナー収容室73A、トナーを感光ドラム71に供給するトナー供給ローラ73B及び現像ローラ73C等を有して構成されている。
そして、トナー収容室73Aに収容されているトナーは、トナー供給ローラ73Bの回転によって現像ローラ73C側に供給され、さらに、現像ローラ73C側に供給されたトナーは、現像ローラ73Cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード73Dにより担持されたトナーの厚みが所定の厚みにて一定(均一)となる調整された後、スキャナ部60にて露光された感光ドラム71の表面に供給される。
帯電器74は、感光ドラム71の表面を帯電させる帯電手段をなすもので、感光ドラム71の後側斜め上方において、感光ドラム71と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム71と対向配設されている。なお、本実施形態に係る帯電器74は、コロナ放電を利用して感光ドラム71の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
2.2.3.定着ユニット
定着ユニット80は、記録媒体の搬送方向において感光ドラム71より後流側に配設され、記録媒体に転写されたトナーを加熱溶融させて定着させるものであり、この定着ユニット80は、筐体3(筐体本体31)に着脱可能に組み付けられている。
具体的には、定着ユニット80は、記録媒体の印刷面側に配設されてトナーを加熱しながら記録媒体に搬送力を付与する加熱ローラ81、及び記録媒体を挟んで加熱ローラ81と反対側に配設されて記録媒体を加熱ローラ81側に押圧する加圧ローラ82等を有して構成されている。
因みに、加熱ローラ81は、図示しないモータ等の駆動手段により駆動され、一方、加圧ローラ82は、加熱ローラ81に接触する記録媒体を介して加熱ローラ81から回転力を受けて従動回転する。
2.2.4.画像形成作動の概略
画像形成部10においては、以下のようにして記録媒体に画像が形成される。
すなわち、感光ドラム71の表面は、その回転に伴って、帯電器により一様に正帯電された後、スキャナ部60から照射されるレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光ドラム71の表面には、記録媒体に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ73Cの回転により、現像ローラ73C上に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム71に対向して接触するときに、感光ドラム71の表面上に形成されている静電潜像、つまり、一様に正帯電されている感光ドラム71の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム71の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム71の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム71の表面上に担持されたトナー像は、転写ローラ72に印加される転写バイアスによって記録媒体に転写される。そして、トナー像が転写された記録媒体は定着ユニット80に搬送されて加熱され、トナー像として転写されたトナーが記録媒体に定着して、画像形成が完了する。
2.3.開閉ドア32
図4は図2のA−A断面において開閉ドア32が閉じた状態を示す断面図であり、図5は図2のA−A断面において開閉ドア32が僅かに開いた状態を示す断面図であり、図6は図2のB−B断面において開閉ドア32が閉じた状態を示す断面図であり、図7は図2のB−B断面において開閉ドア32が僅かに開いた状態を示す断面図であり、図8はシャフト34E及び操作部35等を上面側から見た図である。
開閉ドア32は、前述したように、筐体本体部31に設けられた開口部31Aを開閉する開閉手段をなすもので、図3に示すように、この開閉ドア32は、その下端側に配設されたヒンジ33を介して筐体本体部31に揺動可能に組み付けられている。
また、開閉ドア32の上端側のうち左右両端側には、図4に示すように、開閉ドア32が閉じられた状態を保持するロック機構34が設けられており、このロック機構34は、筐体本体部31に設けられた係合穴34Aに係合する鉤状(三角状)の係合突起34Fが先端側に設けられた係合アーム34B、及び係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態を保持する向きの弾性力を係合アーム34Bに作用させるバネ34Cを有して構成されている。
なお、本実施形態では、係合穴34Aは、筐体本体部31に固定されたボックス状の本体側係合部材34Dの側壁に設けられているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、筐体本体部31の一部、又は筐体本体部31内に設けられたフレーム(図示せず。)等に設けてもよいことは言うまでもない。
また、係合アーム34Bは、図8に示すように、ヒンジ33の軸方向と略平行な方向(図4の紙面と直交する方向)に延びるシャフト34Eの長手方向両端側に設けられており、係合アーム34Bとシャフト34Eとは一体的に回転するように一体化されている。
そして、シャフト34Eの長手方向略中央部には、図6に示すように、シャフト34Eと一体的に回転する揺動レバー34Gが設けられており、この揺動レバー34Gの上方側には、ロック機構34を解除する際に使用者により操作される操作部(操作ボタン)35が、略くの字状に形成された板バネ35Aを介して開閉ドア32に対して変位可能に配設されている。
また、操作部35は、角筒状の一端側が閉塞された箱状のものであり、その変位は、図7に示すように、開閉ドア32に設けられた凹部32Aの内壁面により案内される。一方、板バネ35Aは、開閉ドア32のうち開閉ドア32の開閉方向開放側(図7の左側)に固定されているため、操作部35を上方側から下方側に押下すると、操作部35は、板バネ35Aの固定部34Bが揺動中心となるように凹部32Aの底部側に揺動変位する。
また、揺動レバー34Gは、シャフト34Eから開閉ドア32の開閉方向閉塞側(図7の右側)に延びており、操作部35が使用者により押下されて、板バネ35Aの固定部34Bが揺動中心となるように凹部32Aの底部側に揺動変位すると、操作部35の筐体本体部31側の下端部が揺動レバー34Gの先端側に接触するように構成されている。
このため、操作部35が押下されると、操作部35の上面35C(以下、この上面35Cを操作面35Cという。)のうち筐体本体部31側端部が下方側に下がるように操作部35が揺動変位するとともに、揺動レバー34Gが操作部35により押圧されて開閉ドア32が開く向きと反対側(右向き)にシャフト34Eが回転する。
そして、シャフト34Eが右向きに回転すると、これに連動して係合アーム34Bが下方側に下がるように回転(揺動)するので、係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態が解除される。つまり本実施形態では、シャフト34E及び係合アーム34Bにより、係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態を解除する解除機構が構成される。
一方、操作部35が押下されていないとき、つまり操作面35Cに操作力が作用していないときには、図6及び図1に示すように、操作面35Cと開閉ドア32の意匠面32Bとが同一面上に位置するように、上方側への操作部35の変位が規制されている。
また、シャフト34Eの長手方向両端側には、図4及び図5に示すように、シャフト34Eの回転力、つまり操作部35に作用する操作力を駆動力として、係合アーム34Bと機械的に連動して開閉ドア32を開く向きの力を発生させる開放アーム36Aが設けられている。
この開放アーム36Aは、シャフト34Eと一体的に回転するもので、係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態が解除されるように係合アーム34B及びシャフト34Eが回転したときに、その先端側が、筐体本体部31に設けられた押圧部36Bに押圧されるように構成されている。
このため、開放アーム36Aの先端が押圧部36Bに接触した状態で、開放アーム36Aを右向きに回転させる力が作用すると、押圧部36Bからの反力により、開閉ドア32は、開放アーム36A及びシャフト34Eを介して開く向きの力を受けることとなる。
つまり、本実施形態では、開放アーム36A、押圧部36B及びシャフト34Eにより、開閉ドア32を開く向きの力を発生するドア開放機構が構成される。
なお、本実施形態では、係合アーム34Bと開放アーム36Aとは一体化されているので、係合アーム34Bと開放アーム36Aとは、シャフト34Eの長手方向において、同一箇所に配設されている(図8参照)。
2.4.1.手差し用トレイ(図9参照)
図9(a)は多目的カバー37を開閉ドア32に対して開いた状態を示す図であり、図9(b)は図9(a)のA部拡大図であり、図10(a)は多目的カバー37を閉じた状態を示す図であり、図10(b)は図10(a)のA部拡大図である。
開閉ドア32の前面側には、手差し用トレイを構成する多目的カバー37(図1参照)が設けられており、この多目的カバー37を開閉ドア32に対して開くことにより、図9(a)に示すように、多目的カバー37の内側に相当する面、つまり多目的カバー37を開いた状態における上面側に手差し用トレイ38が現れる。
また、多目的カバー37を開閉ドア32に対して揺動可能に連結するヒンジ機構39は、図9(b)に示すように、開閉ドア32に固定された状態で設けられたドア側軸39A、多目的カバー37に設けられてドア側軸39Aが摺動可能に挿入されたカバー側軸孔39B、多目的カバー37に固定された状態で設けられたカバー側軸39C、及び開閉ドア32側に設けられてカバー側軸39Cが摺動可能に挿入されたドア側軸孔39Dから構成されている。
そして、カバー側軸孔39Bは、多目的カバー37の揺動軌跡と相似形状となるような円弧状の長穴形状にて構成され、一方、ドア側軸孔39Dは、上下方向に延びるような長穴形状にて構成されている。
このため、多目的カバー37が開いた状態においては、図9に示すように、ドア側軸39A中心とする多目的カバー37の自重によるモーメントによって、カバー側軸39Cがドア側軸孔39Dの上端側に位置し、一方、多目的カバー37が閉じた状態においては、図10に示すように、多目的カバー37の自重によってカバー側軸39Cがドア側軸孔39Dの下端側に位置するようになる。
つまり、ヒンジ機構39は、多目的カバー37が閉じた状態においては、多目的カバー37の下端側が下がり、一方、多目的カバー37が開かれていくと、ドア側軸39A中心とする多目的カバー37の自重によるモーメントによって、カバー側軸39Cが次第にドア側軸孔39Dの上端側に移動していくように作動する。
3.本実施形態に係るレーザプリンタ1の特徴
本実施形態では、開閉ドア32の閉状態を解除する操作部35が開閉ドア32に設けられた構成であるので、特許文献1に記載と発明と異なり、開閉ドア32を開く際に、例えば一方の手で操作部35を操作しながら他方の手で開閉ドア32を引くようにする、又は操作部35を操作して開閉ドア32が僅かに開放されたときに、操作部35を操作した手を開閉ドア32に移動させて開閉ドア32を引くようにする、といった作業を必要としない。
また、操作部35が押下されると、これに連動して開放アーム36Aが回転して開放アーム36Aが押圧部36Bを押圧するので、図5に示すように、開閉ドア32は押圧部36Bからの反力にて開く向きの力を受ける。このため、本実施形態では、操作部35を操作すると、係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態を解除されると同時に、開閉ドア32が僅かに開いた状態となる。
したがって、例えば係合突起34Fと係合穴34Aとの係合状態を解除された時に誤って操作部35から手を離した場合であっても、係合突起34Fと係合穴34Aとが再び係合してしまうことを未然に防止できるとともに、開閉ドア32が僅かに自動的に開くことにより、使用者は、係合突起34Fと係合穴34Aとの係合が解除されたことを容易に認識することができる。
また、操作部35が開閉ドア32に設けられているので、操作部35等と画像形成部10との干渉を考慮する必要がないので、筐体本体部31が大型化してしまうことを防止できる。
以上からも明らかなように、本実施形態では、筐体本体部31が大型化してしまうことを防止しつつ、開閉ドア32を開ける際の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、操作部35が押下されると、操作部35は凹部32Aの底部側に変位するので、操作部35が押下されると、図5に示すように、操作部35が設けられた部位が窪んだ状態となる。
したがって、操作部35を操作した手を移動させることなく、その窪んだ部位を把持部として開閉ドア32を開くことができるので、開閉ドア32を開ける際の作業性を更に向上させることができるとともに、別途、把持部を設ける必要がないので、開閉ドア32が必要以上に大型化してしまうことを防止できる。
ところで、本実施形態では、操作部35が押下されると、図5に示すように、板バネ35Aの固定部34Bが揺動中心となるように操作部35が揺動変位して、操作面35Cの筐体本体部31側端部が下方側に下がるように操作面35Cが傾斜する。
このとき、本実施形態では、開閉ドア32の揺動中心(ヒンジ33)が開閉ドア32の下端側に設けられ、かつ、操作部35が開閉ドア32の上端側に設けられているので、操作部35を凹部32Aの底部側に変位させる操作力に開閉ドア32を開く向きの力の成分を発生させることができる。
したがって、操作部35を操作した手の動作方向を大きく変更させることなく、前述した窪んだ部位を把持部として容易に開閉ドア32を開くことができる。
また、操作部35に操作力が作用していない場合に、操作面35Cと開閉ドア32の意匠面32Bとが同一面上に位置するように構成されているので、操作部35を含む操作部35近傍を凹凸の無い滑らかな形状とすることができ、外観形状を滑らかな形状として意匠性デザイン性を向上させることができる。
また、本実施形態では、共通のシャフト34Eにより開放アーム36A及び係合アーム34Bが駆動されるので、シャフト34Eを回転させることにより、開放アーム36A及び係合アーム34Bを同時に駆動させることができる。
したがって、前記ドア開放機構と前記解除機構とを確実に同時作動させることができるので、例えば解除機構のみが作動してドア開放機構が作動しないといった不具合が発生し難くなる。
また、本実施形態では、操作部35をシャフト34Eの長手方向略中央部に1つ設け、この1つの操作部35にてシャフト34Eの長手方向両端側に設けられた係合アーム34B及び開放アーム36Aを回転揺動させるので、例えばシャフト34Eの長手方向一端側に設けられた係合アーム34B及び開放アーム36Aと、シャフト34Eの長手方向他端側に設けられた係合アーム34B及び開放アーム36Aと同一のものとすることができる。
したがって、部品の種類を削減して画像形成装置の製造原価を低減しつつ、シャフト34Eの長手方向両端側に係合アーム34B及び開放アーム36Aを設けることにより、開閉ドア32の閉状態を確実に保持することができる。
また、本実形態では、シャフト34Eの長手方向両側に設けられた開放アーム36A及び係合アーム34Bを同時に駆動することができるので、開閉ドア32の片側だけが押圧されて開いたりする、といった不具合が発生し難くなる。
また、本実施形態に係るヒンジ機構39は、多目的カバー37が閉じた状態においては、多目的カバー37の下端側が下がるので、多目的カバー37の下端側の開閉ドア32との隙間37A(図1参照)を小さくして開閉ドア32前面側の意匠性を向上させることができる。
一方、多目的カバー37が開かれていくと、ドア側軸39A中心とする多目的カバー37の自重によるモーメントによって、カバー側軸39Cが次第にドア側軸孔39Dの上端側に移動していくので、多目的カバー37の下端側の開閉ドア32との隙間37Aを小さくしても、多目的カバー37の下端側が開閉ドア32に干渉してしまうことを防止できる。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、画像形成部10が特許請求の範囲に記載された画像形成手段に相当し、係合穴34Aが特許請求の範囲に記載された本体側係合部材に相当し、シャフト34E及び係合アーム34Bにより特許請求の範囲に記載された解除機構が構成され、押圧部36B及びシャフト34Eにより特許請求の範囲に記載されたドア開放機構が構成されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、操作部35を揺動変位させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば平行変位させてもよい。
また、上述の実施形態では、操作面35Cの筐体本体部31側が下がるように操作部35を揺動変位させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、操作面35Cの筐体本体部31と反対側が下がるように操作部35を揺動変位させてもよい。
また、上述の実施形態では、操作部35に操作力が作用していない場合に、操作面35Cと開閉ドア32の意匠面32Bとが同一面上に位置するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば操作面35Cが意匠面32Bから突出した状態となるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、操作力が作用した場合に、操作部35が開閉ドア32に設けられた凹部32Aの底部側に変位するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば左右方向又は前後方向に変位するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、係合アーム34B及び開放アーム36Aがシャフト34Eの長手方向両端側に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば開閉ドア32の左右方向いずれか一方側のみに係合アーム34B及び開放アーム36Aを設けてもよい。
また、上述の実施形態では、操作部35の操作力を揺動レバー34Fによって回転運動に変換してシャフト34Eを介して係合アーム34B及び開放アーム36Aに伝達したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばリンク機構等の機械機構により操作部35の操作力を係合アーム34B及び開放アーム36Aに伝達してもよい。
また、上述の実施形態では、係合突起34Fを開閉ドア32に設け、係合穴34Aを筐体本体部31側に設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、係合穴34Aを開閉ドア32に設け、係合突起34Fを筐体本体部31側に設けてもよい。
また、上述の実施形態では、タンデム方式のカラーレーザプリンタに本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば4サイクル方式のカラーレーザプリンタ又は白黒のモノクロレーザプリンタにも適用することができる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の正面図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の主要部を示す断面図である。 図2のA−A断面において開閉ドア32が閉じた状態を示す断面図である。 図2のA−A断面において開閉ドア32が僅かに開いた状態を示す断面図である。 図2のB−B断面において開閉ドア32が閉じた状態を示す断面図である。 図2のB−B断面において開閉ドア32が僅かに開いた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1おいて、シャフト34E及び操作部35等を上面側から見た図である。 (a)は多目的カバー37を開閉ドア32に対して開いた状態を示す図であり、(b)は図9(a)のA部拡大図である。 (a)は多目的カバー37を閉じた状態を示す図であり、(b)は図10(a)のA部拡大図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、3…筐体、5…排紙トレイ、5A…傾斜面、7…排出口、
10…画像形成部、11…搬送ベルト、20…フィーダ部、21…給紙トレイ、
22…給紙ローラ、24…搬送ローラ、25…加圧ローラ、31…筐体本体部、
31A…開口部、32…開閉ドア、32A…凹部、32B…意匠面、33…ヒンジ、
34…ロック機構、34A…係合穴、34B…係合アーム、34C…バネ、
34D…本体側係合部材、34E…シャフト、34F…係合突起、
34G…揺動レバー、35…操作部、35A…板バネ、34B…固定部、
35C…操作面、36A…開放アーム、36B…押圧部、37…多目的カバー、
37A…隙間、38…手差し用トレイ、39…ヒンジ機構、39A…ドア側軸、
39B…カバー側軸孔、39C…カバー側軸、39D…ドア側軸孔、
40…中間搬送ローラ、50…排出ローラ、60…スキャナ部、70…画像転写部、
70A〜70D…画像転写部、71…感光ドラム、71A…ドラム本体、
71B…ドラム軸、72…転写ローラ、73…現像カートリッジ、
73A…トナー収容室、73B…トナー供給ローラ、73C…現像ローラ、
73D…層厚規制ブレード、80…定着ユニット、81…加熱ローラ、
82…加圧ローラ。

Claims (6)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を収納する筐体本体部と、
    前記筐体本体部に設けられた開口部を開閉する開閉ドアと、
    前記開閉ドアに変位可能に設けられ、前記筐体本体部に設けられた本体側係合部材と係合することにより前記開閉ドアの閉じた状態を保持するドア側係合部材と、
    前記開閉ドアに変位可能に設けられ、使用者により操作される操作部と、
    前記操作部に作用する操作力を前記ドア側係合部材又は前記本体側係合部材に伝達し、前記ドア側係合部材と前記本体側係合部材との係合状態を解除させる解除機構と、
    前記操作部に作用する操作力を駆動力として、前記解除機構と機械的に連動して前記開閉ドアを開く向きの力を発生するドア開放機構と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記操作部は、前記開閉ドアに設けられた凹部内に変位可能に配設されており、
    さらに、前記解除機構及び前記ドア開放機構は、前記操作部が前記凹部の底部側に変位するように操作された場合に作動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作部は、前記開閉ドアに揺動変位可能に組み付けられており、
    さらに、前記操作部の揺動中心は、前記操作部の端部側のうち前記開閉ドアの開閉方向開放側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部に操作力が作用していない場合に、前記操作部のうち操作力が作用する操作面と前記開閉ドアの意匠面とが同一面上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記ドア開放機構は、前記操作部に作用する操作力を駆動力として回転するシャフト、及び前記シャフトと一体的に回転して前記開閉ドアを開く向きの力を発生させる開放アームを有して構成されており、
    さらに、前記解除機構は、前記シャフト、及び先端側に前記ドア側係合部材が設けられた係合アームを有して構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記シャフトの長手方向両端側に前記係合アーム及び前記開放アームが設けられ、
    さらに、前記シャフトの長手方向中間部に対応する部位に前記操作部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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