JP2007164085A - 近接露光方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスクの露光パターンが描かれている領域に小さな疵や小さなゴミ等の不純物が付いていても、露光転写される基板のパターン欠けを防止する近接露光方法を提供する。
【解決手段】露光制御用シャッターを開く(ステップS2)。次いで、露光時間の半分の時間帯まで露光用の光をマスクに向けて照射する(第1の露光工程:ステップS4、6)。次いで。前記露光制御用シャッターを閉じる(ステップS8)。次いで、マスクを水平方向に微小に移動させる(ずらし工程:ステップS12)。次いで、露光制御用シャッターを開く(ステップS14)。次いで、露光時間の残りの半分の時間帯まで前記露光用の光を前記マスクに向けて照射する(第2の露光工程:ステップS16、18)。
【選択図】図3

Description

本発明は、被露光材上にマスクのパターンを近接(プロキシミティ)露光で転写する近接露光方法に関する。
近接露光は、表面に感光剤を塗布した透光性の基板(被露光材)を基板ステージ上に保持すると共に、基板をマスクステージのマスク保持枠に保持されたマスクに接近させ、両者のすき間を例えば数10μm〜数100μmにした状態で両者を静止させ、次いで、マスクの基板から離間する側から照射手段によって露光用の光をマスクに向けて照射することにより基板上に該マスクに描かれた露光パターンを転写するようにしたものである(例えば、特許文献1)。
特開平12−035676号公報
しかし、従来の近接露光は、マスクの露光パターンが描かれている領域に、小さな疵や小さなゴミ等の不純物が付いている場合には、その不純物が露光用の光を遮ることによって基板にパターン欠けが発生するおそれがある。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、マスクの露光パターンが描かれている領域に小さな疵や小さなゴミ等の不純物が付いていても、露光転写される基板のパターン欠けを防止し、歩留りを向上させることができる近接露光方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る近接露光方法は、被露光材としての基板を基板保持手段で保持し、露光パターンを有するマスクをマスク保持手段で保持するとともに、前記基板保持手段及び前記マスク保持手段の動作により前記基板及び前記マスクを近接して配置し、所定の露光時間の間、照射手段から露光用の光をマスクに向けて照射することにより、前記マスクの露光パターンを前記基板に露光転写するようにした近接露光方法において、前記露光時間の半分の時間帯まで前記露光用の光を前記マスクに向けて照射する第1の露光工程と、この第1の露光工程の後に、前記露光用の光を前記マスクに向けて照射しない状態で、前記基板保持手段及び前記マスク保持手段の少なくとも一方の動作によって前記マスク及び前記基板の一方を水平方向に微小に移動させるずらし工程と、このずらし工程の後に、前記露光時間の残りの半分の時間帯まで前記露光用の光を前記マスクに向けて照射する第2の露光工程とを備えている。
本発明の近接露光方法によると、所定の露光時間の間に、マスク、或いは基板のずらし露光を行なうことで、少なくとも全露光時間の半分はマスクに付着した不純物が照射手段からの光を遮らないようにしているので、基板のパターン欠けを防止することができる。また、基板のパターン欠けを防止することにより、近接露光の歩留りを向上させることができる。
以下、本発明に係る近接露光方法の1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、大型の基板上にマスクの露光パターンを分割して近接露光するステップ式近接露光装置を示すものであり、板状の基板Wを保持するワークステージ10と、この基板Wにマスクパターンを転写するためのマスクMを保持するマスクステージ20と、そのマスクMに描かれたマスクパターンをその基板W上に露光転写する照射部30と、制御装置60とから主に構成されている。
照射部30は、例えば高圧水銀ランプ等の紫外線照射用の光源31と、この光源31から照射された光を集光する凹面鏡32と、その凹面鏡32の焦点近傍に配置されたオプチカルインテグレータ33と、平面ミラー34,35及びこれらを経由して入射する光束を平行な光束として露光面に導く曲面ミラー36と、平面ミラー34とオプチカルインテグレータ33との間に配置されて照射光路を開閉制御する露光制御用シャッター37とから構成されている。
そして、露光時にその露光制御用シャッター37が開制御されると、光源31から照射された光が、図示する光路Lを経てマスクステージ10に保持されるマスクM、ひいてはワークステージ20に保持される基板Wの表面に照射され、これによりマスクMのマスクパターンが基板上に露光転写されるようになっている。
マスクステージ20は、ワークステージ10側の装置ベース40から伸びるステージ支持台41,41,41,41に支持されたマスクベース21の中央に矩形状の開口22を備えると共に、その開口42内に、所定のマスクMを保持するためのマスク保持枠23を可動自在に備えた構成となっている。
そして、図示しない真空式吸着機構によってこのマスク保持枠23に所定のマスクMを真空吸着して保持すると共に、各種シリンダ24等のアクチュエータ等からなるマスク位置調整機構25によって保持したマスクMを図中X方向及びY方向の水平方向にスライド移動させることでその位置を正確に調整できるようになっている。尚、このマスク保持枠23には、その他、マスクMと基板Wとの隙間を測定するためのギャップセンサ26や、平面ズレ量を検出するためのアライメントカメラ27、及びマスキングアパーチャー(遮蔽板)28等が移動可能に備えられている。
ワークステージ10は、装置ベース40上に設置されており、そのマスクMと基板Wとの対向面間の隙間を調整するZ軸送り台11と、そのZ軸送り台11上に配設されて基板WをY軸方向に移動させる基板送り機構12とを主に備えた構成となっている。Z軸送り台11は、装置ベース40上に立設された上下粗動機構13によってZ軸方向に粗動可能に支持されたZ軸粗動ステージ14と、そのZ軸粗動ステージ14の上に上下微動機構15を介して支持されたZ軸微動ステージ16とから構成されている。
上下粗動機構13には、後述するように適宜のアクチュエータが用いられ、単純な上下動作を行うことにより、Z軸粗動ステージ14を大まかに昇降させるようになっている。
また、上下微動機構15は、モータ15aと、ボールねじ15bと、くさび状ナット15cとを組み合わせてなる可動くさび機構を備えており、Z軸粗動ステージ14上に設置したモータ15aによってボールねじ15bを回転駆動させ、そのボールねじ15bに螺合したくさび状ナット15cの斜面をZ軸微動ステージ16の下面に突設したくさび15dの斜面と係合させることでZ軸微動ステージ16をZ軸方向に細かく昇降調整させるようになっている。尚、この上下微動機構15は、Z軸微動ステージ16のY軸方向の一端側(図の手前側)に2台、他単側に1台合計3台設置され、それぞれが独立に駆動制御されるようになっており、これにより、この上下微動機構15は、チルト機構をも備えているので、マスクMと基板Wとの平行度が狂っている状態であっても隙間を3カ所で微調整することにより、マスクMと基板Wとを平行かつ所定の隙間を介して対向するように調整できるようになっている。
基板送り機構12は、このZ軸微動ステージ16の上面に互いに離間配置されてそれぞれY軸方向に沿って延設された一対のリニアガイド17と、そのリニアガイド17のスライダ(図示せず)に取り付けられたY軸送り台18と、このY軸送り台18をY軸方向に移動させるY軸送り駆動機構19とを備えており、Y軸送り駆動機構19のモータ19aによって回転駆動されるボールねじ19bに螺合されたボールねじナット(図示せず)にY軸送り台18が連結されている。さらに、Y軸送り台18には、基板Wを吸着して保持するワークチャック2aが取り付けられると共に、レーザ干渉計53,54,54のミラー51,52,52が設置されており、ワークチャック2aのY軸送り誤差を検出するようになっている。
制御装置60は、図2に示すように、アライメントカメラ27、ギャップセンサ26、レーザ干渉計53,54からの検出信号を検出値として読み込むためのA/D変換機能を有する入力インターフェース回路60aと、演算処理装置60bと、ROM、RAM等の記憶装置60cと、演算処理装置60bで得られた制御信号を、基板送り機構12、マスク位置調整機構25、上下微動装置15、上下粗動装置13、露光制御用シャッター37のそれぞれの駆動回路に出力する出力インターフェース回路60dと、タイマ62とを備えている。
そして、制御装置60は、照射手段3のシャッター開制御、ワークステージ10の送り制御、ステップ送り誤差量の演算、アライメント調整時の補正量の演算、ギャップ調整時の上下粗動装置13、上下微動装置15の駆動制御、本装置に組み込まれた殆どのアクチュエータの駆動及び所定の演算処理をマイクロコンピュータやシーケンサ等を用いたシーケンス制御を基本として実行する。
次に、上記構成のステップ式近接露光装置を使用し、マスクMに描かれたマスクパターンを基板W上に露光転写する第1実施形態の露光動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
ここで、上記のステップ式近接露光装置は、複数ステップで近接露光を行うが、各ステップ毎に図3で示す露光動作を行なものとする。また、図3の露光動作を行なう前に、制御装置60が、アライメントカメラ27、ギャップセンサ26、レーザ干渉計53,54の検出信号に基づき、マスク位置調整機構12を駆動制御してワークステージ10に対するマスクMの初期位置を合わせ、上下粗動装置13、上下微動装置15を駆動制御してマスクMと基板Wとの対向面間のすき間を所定量に微調整する。
なお、図3の露光動作を行なう前には、照射部30の光源31から光が照射されているとともに、露光制御用シャッター37が閉制御されているものとする。本実施形態の露光時間を10秒とする。そして、タイマ62はゼロクリアされている。
図3の処理動作では、先ず、ステップS2において露光制御用シャッター37の開制御を行なう。
次にステップS4に移行し、タイマ62のカウントを行う。
次にステップS6に移行し、タイマ62が露光時間10秒の半分(5秒)に達しているか否かを判定し、タイマ62が5秒に達している場合にはステップS8に移行し、タイマ62が5秒に達していない場合には、ステップS4に移行する。
そして、ステップS8では、露光制御用シャッター37の閉制御を行なう。
次にステップS12に移行し、マスク位置調整機構25の駆動によりマスクMを水平方向に微小移動させる。このときの微小移動は、X軸方向、及びY軸方向に同時に同量だけ動かすのが好ましいが、これに限られない。露光により形成するパターンによっては一方向(例えばY軸方向)でよい場合や、むしろその方が好ましい場合もある。また、このときの微小移動量としては、想定されるゴミ等の不純物の大きさ以上が好ましい。しかし、マスクと基板との間の微小な隙間が存在する近接露光の特性である光の回り込み等の影響により、微小移動量をごみや疵等の不純物の大きさより小さくしてもよい場合もある。また、前記微小移動量は、形成されるパターンのエッジ部分のダレ等の問題が発生しない範囲内で設定すればよい。したがって、想定されるゴミや疵等の不純物の大きさや、設定されるマスクと基板との間の隙間の大きさ等を考慮し、適切な微小移動量を設定すればよい。
次にステップS14に移行し、露光制御用シャッター37の開制御を行なう。
次にステップS16に移行し、タイマ62のカウントを行う。
次にステップS18に移行し、タイマ62が露光時間(10秒)に達しているか否かを判定し、タイマ62が10秒に達している場合にはステップS20に移行し、タイマ62が10秒に達していない場合には、ステップS16に移行する。
そして、ステップS20では、露光制御用シャッター37の閉制御を行なう。
次にステップS22に移行し、タイマ62のゼロクリアを行なってから処理を終了する。
なお、本実施形態のステップS2からステップS6が本発明の第1の露光工程に相当し、ステップS12が本発明のずらし工程、ステップS14からステップS18が本発明の第2の露光工程に相当する。
次に、本実施形態の作用効果について、図4を参照しながら述べる。
マスクMの露光パターンが描かれている領域に、小さな疵や小さなゴミ等の不純物が付いている場合がある。このように、マスクMに不純物が付着した状態で露光動作を行なうと、図4(a)に示すように、マスクMに付着した不純物が光源31の光を遮り、露光のため光量が不足することによって基板Wにパターン欠けが発生するおそれがある。
しかし、本実施形態では、露光時間の半分の時間までマスクMを初期位置に配置して露光動作を行い、マスクMを水平方向に微小移動させた後、マスクMに向かう光源31の光の照射を再開して露光時間の残りの半分の時間で露光動作を行い、所謂、マスクMのずらし露光を行なっている。このようなマスクMのずらし露光を行なうと、少なくとも全露光時間の半分はマスクMに付着した不純物が光源31からの光を遮らないようにしており、図4(b)に示すように、基板Wの不純物に遮られる部分の光量が他の部分の光量と比較して減少するが許容範囲内の光量となるので、マスクMに不純物が付着している部分のパターン欠けを防止することができる。そして、基板Wのパターン欠けを防止することにより、近接露光の歩留りを向上させることができる。
なお、本実施形態では、ずらし露光を行なった分だけ基板Wのパターン領域が広がるが、広がったパターン領域の外縁部は、近接露光の歩留りに影響しないような部分であればよい。
次に、マスクMに描かれたマスクパターンを基板W上に露光転写する第2実施形態の露光動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
なお、図5の露光動作を行なう前も、照射部30の光源31から光が照射されているとともに、露光制御用シャッター37が閉制御されているものとする。また、本実施形態の露光時間も10秒とする。
第2実施形態の露光動作では、先ず、ステップS30において露光制御用シャッター37の開制御を行なう。
次にステップS32に移行し、タイマ62のカウントを行う。
次にステップS34に移行し、タイマ62が4.5秒に達しているか否かを判定し、タイマ62が4.5秒に達している場合にはステップS38に移行し、タイマ62が4.5秒に達していない場合には、ステップS32に移行する。
そして、ステップS38では、マスク位置調整機構25の駆動によりマスクMを水平方向に微小移動を開始する。なお、このマスクMの水平方向微小移動開始は、次に移行するステップS40,ステップS42と並行して略1秒間行われる。
次にステップS40に移行し、タイマ62のカウントを行う。
次にステップS42に移行し、タイマ62が露光時間(10秒)に達しているか否かを判定し、タイマ62が10秒に達している場合にはステップS44に移行し、タイマ62が10秒に達していない場合には、ステップS40に移行する。
そして、ステップS44では、露光制御用シャッター37の閉制御を行なう。
次にステップS46に移行し、タイマ62のゼロクリアを行なってから処理を終了する。
なお、本実施形態のステップS38が本発明のずらし工程に相当する。
次に、本実施形態の作用効果について述べる。
本実施形態も、露光時間の中間の時間帯にマスクMのずらし露光を行なうことで、図6に示すように、基板Wの不純物に遮られる部分の光量が他の部分の光量と比較して減少するが許容範囲内の光量となるので、基板Wのパターン欠けを防止することができ、それにより、近接露光の歩留りを向上させることができる。
また、本実施形態は、第1実施形態の動作時間と比較して露光制御用シャッター37を開閉する時間、マスクMの移動時間が短くなるので、タクトタイムの短縮を図ることができる。
また、基板W上の、形成されるパターンのエッジの位置に相当する部分をまたぐ方向のずらし露光による積算露光量の分布が連続的になる点でも、特に比較的微小移動量を大きく設定する必要がある場合では、第1実施形態より好ましい。
なお、上述した第1実施形態及び第2実施形態では、露光時間を10秒としたが、本発明の要旨がこれに限定されるものではない。
必要な積算露光量が得られるための露光時間は、前記積算露光量を基板W上の露光面での照度の値で割ることにより求められる。したがって、上記第2実施形態は、全露光時間に対しずらし露光の時間の占める割合が大きくとれる条件では、タクトタイムを短縮するのに、より有利となる。
また、第1及び第2本実施形態では、マスク位置調整機構25の駆動によりマスクMを水平方向に微小移動させることでマスクMのずらし露光を行なっているが、ワークステージ10の基板送り機構12を駆動させて基板Wを水平方向に微小移動させ、基板4のずらし露光を行なっても、同様の効果を奏することができる。
また、第1及び第2実施形態では、一方向のステップ送りを行なうステップ式近接露光装置について述べたが、本発明は、ステップ送りを行なわない近接露光装置や、X軸方向及びY軸方向の2次元のステップ送りを行なえるステップ式近接露光装置にも適用可能である。
本発明に係る近接露光装置の構成を示す一部分解斜視図である。 本発明に係る近接露光装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る近接露光方法の第1実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る近接露光方法の第1実施形態の作用を説明するための図である。 本発明に係る近接露光方法の第2実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る近接露光方法の第2実施形態の作用を説明するための図である。
符号の説明
12 基板送り機構(基板保持手段)
25 マスク位置調整機構(マスク保持手段)
31 光源(照射手段)
37 露光制御用シャッター
60 制御装置
62 タイマ
M マスク
W 基板

Claims (2)

  1. 被露光材としての基板を基板保持手段で保持し、露光パターンを有するマスクをマスク保持手段で保持するとともに、前記基板保持手段及び前記マスク保持手段の動作により前記基板及び前記マスクを近接して配置し、所定の露光時間の間、照射手段から露光用の光をマスクに向けて照射することにより、前記マスクの露光パターンを前記基板に露光転写するようにした近接露光方法において、
    前記露光時間の半分の時間帯まで前記露光用の光を前記マスクに向けて照射する第1の露光工程と、
    この第1の露光工程の後に、前記露光用の光を前記マスクに向けて照射しない状態で、
    前記基板保持手段及び前記マスク保持手段の少なくとも一方の動作によって前記マスク及び前記基板の一方を水平方向に微小に移動させるずらし工程と、
    このずらし工程の後に、前記露光時間の残りの半分の時間帯まで前記露光用の光を前記マスクに向けて照射する第2の露光工程とを備えていることを近接露光方法。
  2. 被露光材としての基板を基板保持手段で保持し、露光パターンを有するマスクをマスク保持手段で保持するとともに、前記基板保持手段及び前記マスク保持手段の動作により前記基板及び前記マスクを近接して配置し、所定の露光時間の間、照射手段から露光用の光をマスクに向けて照射することにより、前記マスクの露光パターンを前記基板に露光転写するようにした近接露光方法において、
    前記露光時間の全ての時間帯で前記露光用の光を前記マスクに向けて照射するとともに、
    前記露光時間の途中において、前記基板保持手段及び前記マスク保持手段の少なくとも一方の動作によって前記マスク及び前記基板の一方を水平方向に微小に移動させるずらし工程を行なうことを特徴とする近接露光方法。
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