JP2000314395A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP2000314395A
JP2000314395A JP11125932A JP12593299A JP2000314395A JP 2000314395 A JP2000314395 A JP 2000314395A JP 11125932 A JP11125932 A JP 11125932A JP 12593299 A JP12593299 A JP 12593299A JP 2000314395 A JP2000314395 A JP 2000314395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
metal ring
pump
motor
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11125932A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Otani
憲一 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TERADA PUMP SEISAKUSHO KK
Terada Pump Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
TERADA PUMP SEISAKUSHO KK
Terada Pump Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TERADA PUMP SEISAKUSHO KK, Terada Pump Manufacturing Co Ltd filed Critical TERADA PUMP SEISAKUSHO KK
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Publication of JP2000314395A publication Critical patent/JP2000314395A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シール構造の部品点数を少なくして構造の簡略
化を図り、組み立て工数の削減を可能にすると共に、確
実なシール機能を確保することができるポンプを提供す
る。 【解決手段】 ケーシング21のポンプ室22に羽根車
23を設け、この羽根車23をモータ25で回転させる
ことにより、吸引口26より吸引した水を吐出口に圧送
するポンプにおいて、合成樹脂を用いて形成した羽根車
23のボス部分31の外周に金属製リング35をインサ
ート成形で一体に設け、該金属製リング35の一端側に
羽根車23の背面へ重なる鍔部を連成し、この鍔部に羽
根車23と金属製リング35の回り止め手段を設け、更
に金属製リング35の他端側に羽根車23のボス部分3
1に埋め込まれる抜け止め用の折り返しを設け、羽根車
23をモータ25のシャフト32に直接圧入することに
より、部品点数の削減とモータ25に対する確実なシー
ル機能を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポンプ、更に詳
しくは、電気洗濯機などに付設するポンプのモータに対
する遮水用のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、家庭用電気洗濯機に付設され、
風呂の残り湯を洗濯槽にくみ上げるポンプを示し、ポン
プケーシング1のポンプ室2に羽根車3を設け、ポンプ
ケーシング1に連ねて設けたモータケース4内にモータ
5を収納し、該モータ5で羽根車3を回転させることに
より、吸引口6より逆止弁7を介してポンプ室2に吸引
した水を吐出口に圧送するようになっている。
【0003】ところで、上記のようなポンプにおいて、
モータ5の浸水により絶縁劣化を防止して安全性を確保
するため、モータシャフト8の部分において、モータ5
をポンプ室2側と遮水するためのシール構造9が設けら
れている。
【0004】従来の上記シール構造9は、図4に示した
ように、羽根車3を圧入固定したポンプシャフト10と
モータシャフト8を合成樹脂等の絶縁材でつくられたカ
ップリング11で直結し、モータケース4に設けた内筒
12とポンプシャフト10との間にオイルシール等のシ
ール13を組み込み、モータシャフト8及びモータ5が
水と接することのないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシール構造は、モータシャフト8とポンプシャフト
10をカップリング11で結合しているため、その分だ
け部品数が多く構造も複雑になり、組み立て工数の削減
とコストダウンの障害になっている。
【0006】そこで、この発明の課題は、シール構造の
部品点数を少なくして構造の簡略化を図り、組み立て工
数の削減を可能にすると共に、確実なシール機能を確保
することができるポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、ケーシングのポンプ室に
羽根車を設け、この羽根車をモータで回転させることに
より、吸引口より吸引した液体を吐出口に圧送するポン
プにおいて、合成樹脂を用いて形成した羽根車のボス部
分外周に金属製リングをインサート成形で一体に設け、
該金属製リングの一端側に羽根車の背面へ重なる鍔部を
連成し、この鍔部に羽根車と金属製リングの回り止め手
段を設け、更に金属製リングの他端側に羽根車のボス部
分に埋め込まれる抜け止め用の折り返しを設けた構成を
採用したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、羽根車をモータのシャフトにボス部分を直接圧入し
て固定し、金属製リングの外周面にモータ遮水用のシー
ルを摺接させた構成を採用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0010】図1に示すように、家庭用電気洗濯機に付
設され、風呂の残り湯を洗濯槽にくみ上げるポンプは、
ポンプケーシング21のポンプ室22に羽根車23を設
け、ポンプケーシング21に連ねて水密状に設けたモー
タケース24内にモータ25を収納し、該モータ25で
羽根車23を回転させることにより、ポンプケーシング
21の吸引口26より逆止弁27を介してポンプ室22
に吸引した水を吐出口に圧送するようになっている。
【0011】図2と図3は羽根車及びシール機構の具体
的な構造を示し、羽根車23は合成樹脂を用い、円板状
となる羽根車本体28の表面に羽根29と表シュラウド
30を設け、羽根車本体28の背面側に円筒状のボス部
分31を同軸心状に連成し、ボス部分31をモータ25
のシャフト32に直接圧入して固定し、モータケース2
4の内筒33とボス部分31の間に設けたシール機構3
4によって、モータ25及びシャフト32とポンプ室2
2を遮水している。
【0012】上記羽根車23において、ボス部分31の
外周にステンレス製の金属製リング35がインサート成
形で一体に設られ、該金属製リング35の一端側に羽根
車本体28の背面へ重なる鍔部36を連成し、この鍔部
36の外周部に羽根車30と金属製リング35の回り止
め手段となる複数の切り欠き37を設け、更に金属製リ
ング35の他端側にボス部分31に埋め込まれる抜け止
め用の折り返し38が設けられている。
【0013】上記鍔部36はインサート成形時にその板
厚分だけ羽根車本体28に埋め込み状とし、これによ
り、切り欠き37も羽根車本体28を形成する合成樹脂
で埋まり、金属製リング35は羽根車23に対して回転
方向に固定一体化されることになる。
【0014】また、抜け止め用の折り返し38は、金属
製リングの内周側に折り曲げることにより、インサート
成形時にボス部分31の内部に埋め込まれ、金属製リン
グ35を羽根車23に対して軸方向に固定一体化し、抜
け止め状とする。
【0015】前記シール機構34はオイルシール39等
を用い、モータケース24の内筒33とボス部分31に
設けた金属製リング35の外周との間に、該金属製リン
グ35に摺接するよう組み込まれている。
【0016】この発明のポンプは上記のような構成であ
り、羽根車23をモータ25のシャフト32に直接圧入
して固定することにより、従来のカップリングやポンプ
シャフトが不要になり、しかも、羽根車23をモータ2
5のシャフト32に直接圧入することにより、シャフト
32に対する金属製リング35の同軸度等の精度が向上
し、シール39のシール機能を向上させることができ、
モータ25及びシャフト32とポンプ室22を確実に遮
水することができ、モータ25の絶縁性が確保できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、合成
樹脂を用いて形成した羽根車のボス部外周に金属製リン
グをインサート成形で一体に設け、該金属製リングの一
端側に羽根車の背面へ重なる鍔部を連成し、この鍔部に
羽根車と金属製リングの回り止め手段を設け、更に金属
製リングの他端側に羽根車のボス部分に埋め込まれる抜
け止め用の折り返しを設けたので、羽根車をモータのシ
ャフトに直接圧入して固定することができ、従来のカッ
プリングやポンプシャフトが不要になり、部品点数を少
なくして構造の簡略化を図り、組み立て工数の削減が可
能になる。
【0018】また、羽根車をモータのシャフトに直接圧
入することにより、シャフトに対する金属製リングの同
軸度等の精度が向上し、金属製リングに対するシールの
シール機能を向上させることができ、これにより、モー
タ及びシャフトとポンプ室を確実に遮水することがで
き、モータの絶縁性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のポンプを示す縦断正面図
【図2】(A)は羽根車の縦断正面図、(B)は同縦断
側面図
【図3】羽根車とシール機構を示す拡大断面図
【図4】従来のポンプを示す縦断正面図
【符号の説明】
21 ポンプケーシング 22 ポンプ室 23 羽根車 24 モータケース 25 モータ 26 吐出口 27 逆止弁 28 羽根車本体 29 羽根 31 ボス部分 32 シャフト 34 シール機構 35 金属製リング 36 鍔部 37 切り欠き 38 折り返し

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングのポンプ室に羽根車を設け、
    この羽根車をモータで回転させることにより、吸引口よ
    り吸引した液体を吐出口に圧送するポンプにおいて、合
    成樹脂を用いて形成した羽根車のボス部分外周に金属製
    リングをインサート成形で一体に設け、該金属製リング
    の一端側に羽根車の背面へ重なる鍔部を連成し、この鍔
    部に羽根車と金属製リングの回り止め手段を設け、更に
    金属製リングの他端側に羽根車のボス部分に埋め込まれ
    る抜け止め用の折り返しを設けたことを特徴とするポン
    プ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の羽根車をモータのシャフ
    トにボス部分を直接圧入して固定し、金属製リングの外
    周面にモータ遮水用のシールを摺接させたことを特徴と
    するポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004116355A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Asmo Co Ltd 流体ポンプのインペラ
JP2010031836A (ja) * 2008-07-04 2010-02-12 Nidec Sankyo Corp インペラとシャフトとの結合構造
CN109352892A (zh) * 2018-09-29 2019-02-19 鸿浩泵业有限公司 一种带动环的偏二氟叶轮的压制模具及压制方法

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