JP2007158473A - 音声処理装置及びそれを備えた表示装置 - Google Patents

音声処理装置及びそれを備えた表示装置 Download PDF

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智也 中村
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Abstract

【課題】音声と映像とが別個のコンテンツとして入力された場合に適切な処理を行うことができない
【解決手段】AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムを提供する。AV装置は、モバイルオーディオ装置から音声信号を取得する音声信号取得部と、モバイルオーディオ装置からデータ信号を取得するデータ信号取得部と、を有し、モバイルオーディオ装置は、AV装置に対して音声信号を出力する音声信号出力部と、AV装置に対してデータ信号を出力するデータ信号出力部と、を有する。かかる構成により、モバイルオーディオ装置から音声信号と、データ信号とがAV装置に対して出力され、AV装置では、データ信号に応じた処理が行われることになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、AV装置とモバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムに関する。さらに詳しくは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対してデータを出力可能なモバイルオーディオシステムに関する。また、モバイルオーディオシステムの動作方法及びモバイルオーディオシステムにおけるAV装置並びにモバイルオーディオ装置に関する。
現在、音楽の視聴スタイルが大幅に変化している。ユーザは、フラッシュメモリを用いたMP3(MPEG Audio Layer−3)プレイヤーや、小型ハードディスクを用いたHDD(Hard Disk Drive)プレイヤーなどに代表される各種の携帯型音楽プレイヤー(以下、「モバイルオーディオ」という)に圧縮した音楽ファイルを大量に保存して、その中から好みの曲を視聴している。このように多量の曲をモバイルオーディオに保存しておくことが可能となっているため、ユーザとしては、好みの曲を全てモバイルオーディオに保存することで、いつでもお気に入りの曲を聴くことが可能となっている。また、近年では、ラジオ番組の音声コンテンツなどをモバイルオーディオに保存することで、音楽のみならず音声コンテンツをもモバイルオーディオで鑑賞できるポッドキャスティングというサービスが行われている。さらには、モバイルオーディオに写真などの画像や映像などを記録することで、音声を聴くのみならず、静止画像や動画像を閲覧することも可能となっている。このようにモバイルオーディオはユーザコンテンツのアーカイブセンターとしてその地位を構築しつつある。
そして、モバイルオーディオに保存されている音楽を迫力ある音響で聴く場合には、テレビなどのAV装置にモバイルオーディオを接続し、そのテレビのスピーカなどを利用して迫力ある音響で音楽を視聴する方法が考えられる。特にデジタル放送を受信可能な大型デジタルテレビでは、内部の音声処理回路をデジタルアンプ化し、大型の高性能スピーカに出力することで、迫力のある高音質な音声再生が可能となっている。また、近年デジタルテレビなどの画面表示能力が大幅に向上し、鮮明な画像を画面上に表示することが可能となっている。
そこで、モバイルオーディオに保存されている音楽や画像データを、テレビなどのAV装置上にて視聴する新たな視聴方法が考えられる。特許文献1には、映像信号および音声信号を、デジタルインタフェースを介して外部へ出力可能な音声/映像データ記録再生装置等に関する技術についての発明が開示されている。
再公表WO2002/032130号公報
しかしながら、従来技術は、あくまで映像と音声とが一のコンテンツを形成している場合に関する技術であり、音声と画像のように異なるコンテンツが入力された場合には適切な処理を行うことができないという課題がある。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号とデータ信号とを出力し、これらの信号に応じた処理をAV装置にて行うことで、ユーザビリティの向上を実現させたモバイルオーディオシステムを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムを提供する。AV装置は、モバイルオーディオ装置から音声信号を取得する音声信号取得部と、モバイルオーディオ装置からデータ信号を取得するデータ信号取得部と、を有し、モバイルオーディオ装置は、AV装置に対して音声信号を出力する音声信号出力部と、AV装置に対してデータ信号を出力するデータ信号出力部と、を有する。かかる構成により、モバイルオーディオ装置から音声信号と、データ信号とがAV装置に対して出力され、AV装置では、出力された信号に応じた処理が行われることになる。
本発明においては、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号の出力のみならず、データ信号をも出力し、AV装置にてそのデータの表示等を行うことにより、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して送られる音声と別個の画像などのコンテンツを、AV装置を用いて視聴することが可能になる。このため、ユーザの利便性が向上するとともに、斬新なコンテンツの視聴スタイルを提供することが可能となる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、12、19、24について説明する。実施形態2は、主に請求項2、20、25について説明する。実施形態3は、主に請求項3、4、13、21、26、27について説明する。実施形態4は、主に請求項5、6、14、22、28、29について説明する。実施形態5は、主に請求項7、8、15、23、30、31について説明する。実施形態6は、主に請求項9、10、16、17、32、33について説明する。実施形態7は、主に請求項11、18、34について説明する。実施形態8は、主に請求項35について説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、AV装置とモバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムに関するものである。モバイルオーディオ装置は、AV装置に対して音声信号とデータ信号とを出力する。このため、AV装置においては、モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得することができるとともに、データ信号に基づいた各種コンテンツなどをユーザに提供することができる。図1は、本実施形態における概念の一例を示す図である。図1においては、AV装置である液晶テレビの前面には、ヘッドホン用の音声出力端子の隣に「モバイルオーディオ」と記載された外部音声信号入力端子が設けられている。そして、この外部音声信号入力端子に対して、モバイルオーディオ装置の「ヘッドホン」や、「ラインアウト」などの出力端子と接続しているケーブルのプラグを挿入すると、液晶テレビの音声出力が、モバイルオーディオ装置からの音声出力に切り換わる。また、液晶テレビの前面にはUSB(Universal Serial Bus)の入力端子があり、このUSB端子とモバイルオーディオ装置とを接続して、モバイルオーディオ装置に保存されている映像などのデータをAV装置に対して出力することで液晶テレビからモバイルオーディオに対して映像などのコンテンツを提供することが可能となる。(もちろん、このほかにUSBや、その他の接続規格を用いてモバイルオーディオ装置と、AV装置とを一本のケーブルで接続したり、無線規格を利用して接続する構成をとることも可能である。)
<実施形態1の構成>
図2に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図2に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(0200)は、「AV装置」(0210)と、「モバイルオーディオ装置」(0220)と、からなる。AV装置(0210)は、「音声信号取得部」(0211)と、「データ信号取得部」(0212)と、を有する。モバイルオーディオ装置(0220)は、「音声信号出力部」(0221)と、「データ信号出力部」(0222)と、を有する。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウエア、ハードウェアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウェアと、これらのハードウェア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である)。
最初に、AV装置(0210)と、AV装置の各構成について説明する。「AV装置」(0200)の具体例としては、液晶テレビやプラズマテレビなどの各種テレビ装置や、ホームシアターなどのコンポーネント装置、カーナビゲーション装置、カーオーディオ装置などが挙げられる。これらは通常ユーザの自宅に恒常的に設置してあったり、車載機器として移動体に組み込まれたりしているものであり、音声信号を大音量で出力することが可能であるため、かかるAV装置に対してモバイルオーディオ装置を接続することで、モバイルオーディオ装置に保存されている音楽を迫力ある音響の環境で聴くことが可能となるからである。モバイルオーディオ装置については後述する。
「音声信号取得部」(0211)は、前記モバイルオーディオ装置から音声信号を取得する。音声信号とは、音声その他の音響を伝送するための電気的な変化のことである。モバイルオーディオ装置から取得する音声信号は、アナログの音声信号に限定されることが望ましい。デジタルの音声信号については、後述する「データ信号」の一例に含まれ、AV装置においては「音声信号」ではなく「データ信号」としてデジタル音声信号を取得することになるからである。音声信号取得部は、具体的には、外部音声信号入力端子やこれに付随する回路などから構成される。音声信号を取得するタイミングとしては、外部音声信号入力端子にモバイルオーディオ装置からのプラグが挿入されたことをトリガーとして音声信号を取得してもよいし、あるいは外部音声信号入力端子にプラグを挿入し、AV装置の入力モードの切換処理を行うことをトリガーとして音声信号を取得してもよい。このようにして取得された音声信号はAV装置から出力される音声信号となる。
「データ信号取得部」(0212)は、モバイルオーディオ装置からデータ信号を取得する。「データ信号」とは、各種のデータを示す信号のことであり、デジタル信号であることが望ましい。モバイルオーディオ装置の記憶部であるハードディスクやフラッシュメモリなどに保持されている各種のデータは、デジタル信号によって構成されているデータであるからである。「データ」の具体例としては、映像データ、画像データ、音声データ、テキストデータ、プログラムデータ、制御データなど、各種のデータが挙げられる。データ信号取得部は、具体的にはデータ入力端子やこれに付随する回路などから構成される。データ入力端子とは、例えばUSB、LAN(Local Area Network)、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子、コンポジット端子、セパレート映像端子、コンポーネント映像端子、D映像端子、光ケーブルなどの入力インターフェイスなどのことである。このように音声信号取得部と、データ信号取得部とが別個に構成されていることにより、AV装置では、音声信号に基づくコンテンツと、データ信号に基づく別個のコンテンツとを楽しむことができる。詳細については後の実施形態にて説明する。なお、データ信号取得部には、取得したデータに基づいて各種の処理を行う制御コントローラなどが含まれていてもよい。
図3は、本実施形態におけるAV装置の具体例の一例を示す図である。図3では、「AV装置」(0300)が液晶テレビである場合を例に挙げて説明する。図3において、音声信号取得部は「外部音声信号入力端子」(0303)であり、データ信号取得部は、「データ入力端子」(0311)である。また、その他の映像や音楽の入力手段として、チューナ(0301)や、ビデオ装置やDVD装置からの映像等が入力される映像入力端子(0302)が含まれている。図3では、チューナ(0301)と、映像入力端子(0302)と、外部音声信号入力端子(0303)と、をスイッチ(0304)が制御している。ここで、例えばユーザがテレビ放送を視聴している場合には、チューナからの信号がオーディオコントローラ(0305)や、制御コントローラ(0308)に対して送られている。かかる場合において、音声信号取得部である外部音声信号入力端子(0303)にモバイルオーディオ装置からのプラグが挿入された場合には、スイッチ(0304)は、外部音声信号入力端子(0303)をオーディオコントローラ(0305)と接続するスイッチ制御を行う。かかる処理により、モバイルオーディオ装置から出力された音声信号は、オーディオコントローラ(0305)にて音声出力の制御がなされる。そして、その音声信号は、アンプ(0306)にて増幅処理がなされて、スピーカ(0307)から出力されることになる。
一方、データ信号取得部であるデータ入力端子(0311)にて取得したデータ信号は、制御コントローラ(0308)に送られる。制御コントローラでは、データ信号に基づいた処理が行われる。例えば、画像やテキストを示すデータである場合には、ビデオコントローラ(0309)に対してその画像やテキスト等を表示させる制御をする。そして、ビデオコントローラ(0309)は、その画像等をLCDパネルに対して出力する。このように、音声信号とデータ信号とは別個のコンテンツとして、それぞれの処理が行われる。なお、図3は、あくまでAV装置の一例を示したものであり、これになんら限定されるものではない。
次に、モバイルオーディオ装置(0220)と、その各構成について説明する。「モバイルオーディオ装置」(0220)は、内蔵又は着脱可能フラッシュメモリなどの記憶媒体や小型ハードディスクなどの記憶装置を備えた装置である。なお、モバイルオーディオ装置は、小型携帯型の装置であることが望ましいが、これに限られることはない。例えば、デジタル楽器のように、音声やデータを外部に出力可能な装置であればモバイルオーディオ装置に含まれ得る。「音声信号出力部」(0221)は、AV装置に対して音声信号を出力する。音声信号出力部は、具体的にはヘッドホン出力端子やライン出力端子やこれに付随するアンプなどの回路のことである。また、これらの出力端子に接続するケーブルやプラグなども音声信号出力部に含まれ得る。音声信号は、モバイルオーディオ装置に備えられている記憶媒体や記憶装置に記憶されている音楽ファイルなどをアナログ変換したものである。この音声信号は、AV装置の音声信号取得部に対して出力される。
「データ信号出力部」(0222)は、AV装置に対してデータ信号を出力する。データ信号出力部は、具体的にはUSB端子、光端子、LAN端子などのデータ転送規格に関する各種の出力端子や、これに付随する回路のことである。また、これらの出力端子に接続するケーブルジャックなどもデータ信号出力部に含まれ得る。データ信号は、モバイルオーディオ装置に備えられている記憶媒体や記憶装置に記憶されている各種のデータの信号のことである。なお、既に説明した音声信号のデジタルデータである音声ファイルや音楽ファイルなどについても、ここでいう「データ」に含まれる。即ち、モバイルオーディオ装置に記憶されている音声データは、デジタルデータの状態であれば、「データ信号」に含まれ、アナログのデータに変換した場合には、「音声信号」となる(以降、本明細書において同様である)。
図4は、モバイルオーディオ装置の具体例の一例を示す図である。図4は、ハードディスク(HDD 0401)を内蔵したモバイルオーディオ装置に関する図である。図4においては、音声信号出力部は、「ヘッドホン出力端子」(0408)と、「ライン出力端子」(0407)と、アンプ(0406)であり、データ出力部は、「USBインターフェイス」(0403)である。まず、HDD(0401)に記憶されている音声情報を出力する場合には、符号化されている音声ファイルを復号化させるために、制御コントローラ(0402)がデコーダ(0404)にその音声情報を送る。そして、デコーダ(0404)にて復号化された音声データは、D/A変換器(0405)にて音声信号にアナログ変換される。そして、その音声信号は、音声信号出力部であるヘッドホン出力端子(0408)や、ライン出力端子(0407)から、AV装置に対して出力されることになる。なお、ライン出力端子(0407)と、ヘッドホン出力端子(0408)と、から出力される音声信号の違いは、アンプ(0406)にて増幅されているか否かである。一方、データ信号をAV装置に対して出力する場合には、制御コントローラ(0402)が、HDD(0401)に記憶されているデータを読み出して、データ出力端子であるUSBインターフェイス(0403)を通じてデータを出力する制御がなされる。なお、図4は、あくまでもモバイルオーディオ装置の一例を示した図であり、これに何ら限定されるものではない。また、音声信号出力部とデータ信号出力部とは選択的に出力を実行するように構成されていてもよい。即ち、モバイルオーディオ装置は、音声信号のみを出力することも可能であるし、データ信号のみを出力することも可能であり、必ずしも両信号を出力しなくてよい。
<実施形態1の処理の流れ>
図5は、本実施形態におけるシーケンスの一例を示す図である。図5は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。なお、以下に示す処理の流れは、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(以下、本明細書における処理の流れの記載についても同様である)。
モバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号を出力する(S0501)。また、モバイルオーディオ装置からAV装置に対してデータ信号を出力する(S0502)。本実施形態では、以上の処理が適宜行われることになる。なお、ステップS0501と、ステップS0502は、必ずしも交互に行う必要はなく、また、各ステップを一セットとして実行する必要もない。即ち、各ステップを単独で繰り返し実行してもよい。
<実施形態1の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号と、データ信号とを出力することにより、別個のコンテンツを視聴することが可能となる。即ち、モバイルオーディオ装置に記憶されている音楽などを視聴し、かつ、モバイルオーディオ装置に記憶されている各種のデータを利用することで、それぞれのコンテンツを同時に楽しむことが可能となるため、ユーザビリティを向上させることができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置にて、コンテンツに関する情報を取得して、そのコンテンツを音声信号とデータ信号とに分離することを特徴とするものである。コンテンツを音声信号とデータ信号とに分離することにより、音声信号出力部又はデータ信号出力部のいずれから出力される信号であるかの切り分けを行うことができる。
<実施形態2の構成>
図6に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図6に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(0600)は、「AV装置」(0610)と、「モバイルオーディオ装置」(0620)と、からなる。AV装置(0610)は、「音声信号取得部」(0611)と、「データ信号取得部」(0612)と、を有する。モバイルオーディオ装置(0620)は、「音声信号出力部」(0621)と、「データ信号出力部」(0622)と、「モバイルコンテンツ情報取得部」(0623)と、「分離部」(0624)と、を有する。
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、実施形態1で説明したモバイルオーディオ装置が、さらに「モバイルコンテンツ情報取得部」(0623)と、「分離部」(0624)と、を有することを特徴とするものである。「モバイルコンテンツ情報取得部」と、「分離部」と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「モバイルコンテンツ情報取得部」(0623)は、モバイルコンテンツ情報を取得する。「モバイルコンテンツ情報」とは、モバイルオーディオ装置の記憶媒体や記憶装置に記憶されている各種のコンテンツに関する情報である。このモバイルオーディオコンテンツ情報は、例えばデータ信号を形成するためのものである。図7は、モバイルコンテンツ情報の一例を明示した模式図である。モバイルコンテンツ情報の具体例としては、映像コンテンツ情報、画像コンテンツ情報、音声コンテンツ情報、テキストコンテンツ情報、プログラムコンテンツ情報などが挙げられる。
「分離部」(0624)は、取得したモバイルコンテンツ情報を前記音声信号出力部から出力される音声信号と、前記データ信号出力部から出力されるデータ信号とに分離する。モバイルコンテンツ情報を音声信号とデータ信号とに分離することにより、音声信号出力部から出力される音声信号と、データ信号出力部から出力されるデータ信号とを明確に区別することができる。このため、音声信号出力部とデータ信号出力部にはそれぞれ、音声信号とデータ信号とに特化した信号が入力され、その信号が各出力部から出力されることになる。従って、分離部にて音声信号とデータ信号とを分離することで、音声信号出力部とデータ信号出力部においては各データのチェック機能などを有することなく、信号が入力された場合には、その信号を出力する機能を有するのみでそれぞれの信号出力部の機能を発揮することができる。
図8は、モバイルコンテンツ情報を分離する例を説明する図である。図8(a)では、画像コンテンツ情報を分離する例を示している。画像コンテンツ情報は、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像ファイルから構成されている。この場合には、音声に関する情報は含まれていないため、モバイルコンテンツ情報である画像コンテンツ情報を分離する場合には、データ信号にのみ分離して、音声信号に分離することはない。一方、図8(b)では、音声コンテンツ情報を分離する例を示している。音声コンテンツ情報は、例えばMP3形式の音声ファイルから構成されている。この場合には、音声コンテンツ情報を音声信号に分離することになる。なお、図8(b)の例では音声コンテンツ情報を音声信号に分離するとして説明を行ったが、データ信号に分離される場合もあり得る。即ち、モバイルオーディオ装置からAV装置に対してモバイルコンテンツ情報である音声コンテンツ情報のデータ転送を行う場合には、音声コンテンツ情報はデータ信号に分離されることになる。図8(c)は、映像コンテンツ情報を分離する例を示している。映像コンテンツ情報は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)などの映像ファイルから構成されており、映像と音声とが多重化されている。この場合には、モバイルコンテンツ情報を音声信号とデータ信号とに分離することになる。即ち、モバイルオーディオ装置にてその映像コンテンツを視聴するための処理を行う場合において、音声部分に関する情報は、音声信号として分離され、その他の映像部分に関する情報は、データ信号として分離される。なお、映像コンテンツを分離する場合には、結果的には一のコンテンツに対する処理を行うことになるが、この場合には、例えばAV装置側にて適切なデコーダなどが搭載されていない場合であっても、モバイルオーディオ装置側にてデコードされたデータ信号がAV装置に出力されることで、デコーダを有していないAV装置においても映像コンテンツを視聴することができる、という点において有益な効果がある。
分離部は、例えば図4で説明したモバイルオーディオ装置の構成においては、制御コントローラ(0402)に含まれるものである。図9は、モバイルオーディオ装置の分離部を説明するための図である。ここでは、HDD(0903)に記憶されているモバイルコンテンツ情報が画像コンテンツ情報である場合を例に挙げて説明する。まず、CPU(0901)は、ROM(0902)の所定の記憶領域に格納されている状態監視プログラムを起動しており、そのプログラムに基づく各種の処理を実行可能な状態になっているものとする。この場合に、外部から画像コンテンツ情報を転送するための命令を示す情報が、I/O(0904)を通じてCPUに通知されると、CPUはROMの所定の記憶領域に格納されている転送処理プログラムを起動して、HDDから画像コンテンツ情報をRAM(0905)に読み込む。そして、RAMに読み込まれた画像コンテンツ情報を、音声信号とデータ信号とに分離するための命令を実行する。例えば、ファイルの拡張子やヘッダ情報などを参照し、画像コンテンツ情報をデータ信号に分離する。即ち、ROMの所定領域に格納されている命令に基づいて、CPUは、RAMに一時的に読み込んだ画像コンテンツ情報を、ファイル拡張子などを参照した結果データ信号として出力するための命令を出力する。そして、画像コンテンツ情報は、RAMからデータ信号出力部に対してI/Oを通じてデータ信号として送られる。
<実施形態2の処理の流れ>
図10に本実施形態におけるモバイルオーディオ装置の処理の流れの一例を示す。まず、モバイルコンテンツ情報を取得する(S1001)。次に、ステップS1001にて取得したモバイルコンテンツ情報を音声信号出力部から出力される音声信号と、データ信号出力部から出力されるデータ信号とに分離する(S1002)。次に、音声信号を出力する場合には音声信号を出力する(S1003、S1004)。また、データ信号を出力する場合には、データ信号を出力する(S1005、S1006)。なお、音声信号とデータ信号の出力タイミングは、図10の例と逆であってもよいし、あるいは両者の出力が同時に行われてもよい。
<実施形態2の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置にてモバイルコンテンツ情報を、音声信号とデータ信号とに分離することにより、音声信号出力部又はデータ信号出力部のいずれの出力部から出力される信号であるかの切り分けを行うことが可能となる。このため、各出力部にて信号のチェック機能などを設ける必要がなくなるため、処理の高速化を実現することができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態は、モバイルオーディオ装置が、AV装置に対して出力するデータ信号として画像信号を取得するモバイルオーディオシステムに関するものである。画像信号を取得することにより、AV装置に対してモバイルオーディオ装置に保存されている音楽のジャケット写真などをAV装置に対して表示することができる。図11は、本実施形態の概念の一例を示す図である。図11では、AV装置にモバイルオーディオ装置に記憶されている画像が表示されている状態を示している。
<実施形態3の構成>
図12に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図12に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(1200)は、「AV装置」(1210)と、「モバイルオーディオ装置」(1220)と、からなる。AV装置(1210)は、「音声信号取得部」(1211)と、「データ信号取得部」(1212)と、を有する。モバイルオーディオ装置(1220)は、「音声信号出力部」(1221)と、「データ信号出力部」(1222)と、「モバイルコンテンツ情報取得部」(1223)と、「分離部」(1224)と、を有する。分離部(1224)は、「モバイル画像信号取得手段」(1225)を有する。
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、実施形態2で説明したモバイルオーディオ装置が、さらに「モバイル画像信号取得手段」(1225)を有することを特徴とするものである。「モバイル画像信号取得手段」を除く各構成については実施形態2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
分離部(1224)が有する「モバイル画像信号取得手段」(1225)は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイル画像信号を取得するためのものである。即ち、モバイルコンテンツ情報を、音声信号とデータ信号とに分離し、その分離したデータ信号としてモバイル画像信号を取得するものである。「モバイル画像信号」とは、モバイルコンテンツ情報の中の、画像情報を構成する信号のことである。具体例としては、音楽のジャケット写真が挙げられる。つまり、音声信号として出力している音楽のジャケット写真をデータ信号としてAV装置に対して出力することで、モバイルオーディオ装置に備えられた小さな表示画面ではなく、AV装置に備えられた大きな表示画面にてその画像を見ることができる。また、モバイル画像信号の他の例としては、モバイルオーディオ装置にて行っているゲームプログラムの画面や、モバイルオーディオ装置の操作画面などが挙げられる。なお、このようにして取得されたデータ信号であるモバイル画像信号は、データ信号出力部からAV装置に対して出力される。そして、AV装置では、そのモバイル画像信号を取得して、例えばLCDディスプレイなどにそのモバイル画像を表示する。
また、AV装置においてはデータ信号としてモバイル画像信号を取得した場合には、LCDディスプレイの表示画面全てにそのモバイル画像を表示してもよいし、あるいは表示画面の一部にそのモバイル画像を表示してもよい。
図13は、本実施形態における他の機能ブロック図の一例を示す図である。図13は、図12で説明したAV装置が、さらに「AVコンテンツ情報取得部」(1313)と、「ディスプレイ」(1314)を有し、AV装置のデータ信号取得部がさらに「モバイル画像出力手段」(1315)を有することを特徴とする図である。その他の各構成は図12で示したモバイルオーディオシステムと同様である。
「AVコンテンツ情報取得部」(1313)は、AVコンテンツ情報を取得するためのものである。「AVコンテンツ」とは、映像又は音声、あるいはこれらを組み合わせたコンテンツのことである。AVコンテンツ情報取得部の具体例としては、チューナや、あるいはビデオ装置やDVD装置から映像が入力される映像入力端子などが挙げられる。「ディスプレイ」は、コンテンツを出力するためのものである。「コンテンツ」には、既に説明したモバイルコンテンツやAVコンテンツが含まれる。ディスプレイの具体例としては、LCDディスプレイや、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや、プラズマディスプレイや有機EL(electro−luminescence)ディスプレイなどが挙げられ、コンテンツを出力可能なディスプレイであればいずれのディスプレイも含まれる。
データ信号取得部が有する「モバイル画像出力手段」(1315)は、前記モバイル画像信号取得手段(1325)が取得したモバイル画像信号に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を出力するためのものである。「モバイル画像」とは、モバイル画像信号によって表示される画像のことである。「AVコンテンツの全部又は一部」とは、例えばディスプレイにAVコンテンツとモバイル画像との両者を表示する場合において、AVコンテンツを縮小表示することでAVコンテンツの全部を表示する場合もあれば、AVコンテンツの一部分の上にモバイル画像を表示させることで、AVコンテンツの一部を欠いた状態で表示する場合があることを意味している。図14は、AVコンテンツの全部とともにモバイル画像を表示する例と、AVコンテンツの一部とともにモバイル画像を表示する例を示す図である。図14(a)は、AVコンテンツとして人が二人映っている映像をディスプレイに表示している図である。ここで、図14(a)の映像とともにモバイル画像を表示する場合に、AVコンテンツの「全部」を表示する場合は図14(b)のように、画面を二分割して、一方には縮小されたAVコンテンツの全体映像を表示し、他方にはモバイル画像の画面を表示する。これに対して、AVコンテンツの「一部」を表示する場合は、図14(c)のように、AVコンテンツの映像は縮小処理をせずにその右側部分にモバイル画像を表示する。このため、モバイル画像を表示した部分の一部を欠いた映像を表示することになる。なお、図14の例では、画面を均等に横二分割をした例に基づいて説明を行ったが、例えば縦に画面を分割して表示してもよいし、分割する場合には均等二分割ではなく、他方をより多く表示するように分割割合を変更してもよい。あるいは、画面を分割せずに、AVコンテンツの映像を背景映像としてそのまま表示し、その映像上にモバイル画像を表示してもよい。なお、画面を分割する方法としては、画面上にアドレスを付し、その分割位置に応じたアドレスを利用して各映像を表示させるための処理を行うことで画面の分割表示を行うことができる。
<実施形態3の処理の流れ>
図15は、本実施形態におけるモバイルオーディオシステムにおける処理の流れの一例を示す。モバイルオーディオ装置において、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイル画像信号を取得する(S1501)。そして、データ信号を出力する(S1502)。モバイルオーディオ装置からAV装置に対してはデータ信号としてモバイル画像信号が出力される(S1503)。一方、AV装置においては、ステップS1503にてモバイルオーディオ装置から出力されたモバイル画像信号をデータ信号として取得する(S1504)。そして、ステップS1505にて取得したモバイル画像信号に基づいて、ディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を出力する(S1505)。
<実施形態3の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置がデータ信号としてモバイル画像信号を取得することによって、AV装置にそのモバイル画像信号が出力されることなり、そのモバイル画像をAV装置のディスプレイに表示することが可能となる。このため、モバイルオーディオ装置に記憶されている音楽を聞きながら、モバイルオーディオ装置に記憶されている音楽のジャケット写真などをAV装置のディスプレイの大画面を用いて見ることができ、ユーザの利便性が向上する。また、AV装置にてそのモバイル画像を表示する場合に、AVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を表示することが可能となるため、AVコンテンツを見ながら、モバイルオーディオに記憶されている音楽を楽しみ、かつ、ジャケット写真などもAVコンテンツとともにAV装置のディスプレイに表示することが可能となるため、ユーザビリティが向上する。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
本実施形態は、モバイルオーディオ装置がAV装置に対して出力するデータ信号として、テキスト情報を取得するモバイルオーディオシステムに関するものである。テキスト情報を取得することにより、AV装置に対してモバイルオーディオ装置に保存されている音楽の歌詞などをAV装置に対して表示することができる。図16は、本実施形態の概念の一例を示す図である。図16は、AV装置にモバイルオーディオ装置に記憶されているテキスト情報が表示されている状態を示している。なお、テキスト情報は、AV装置のディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともに表示することも可能である。
<実施形態4の構成>
図17に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図17に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(1700)は、「AV装置」(1710)と、「モバイルオーディオ装置」(1720)と、からなる。AV装置(1710)は、「音声信号取得部」(1711)と、「データ信号取得部」(1712)と、「AVコンテンツ情報取得部」(1713)と、「ディスプレイ」(1714)と、を有する。データ信号取得部(1712)は、「モバイルテキスト文字列出力手段」(1715)を有する。モバイルオーディオ装置(1720)は、「音声信号出力部」(1721)と、「データ信号出力部」(1722)と、「モバイルコンテンツ情報取得部」(1723)と、「分離部」(1724)と、を有する。分離部(1724)は、「モバイルテキスト情報取得手段」(1725)を有する。
本実施形態は、実施形態2で説明したAV装置がさらに「AVコンテンツ情報取得部」(1713)と、「ディスプレイ」(1714)と、「モバイルテキスト文字列出力手段」(1715)と、を有し、モバイルオーディオ装置がさらに「モバイルテキスト情報取得手段」(1725)を有することを特徴とするものである。「AVコンテンツ情報取得部」(1713)と、「ディスプレイ」(1714)と、「モバイルテキスト文字列出力手段」(1715)と、「モバイルテキスト情報取得手段」(1725)とを除く各構成については実施形態2で説明したものと同様である。また、「AVコンテンツ情報取得部」(1713)と、「ディスプレイ」(1714)については実施形態3で説明したものと同様である。また、本実施形態では、「AVコンテンツ情報取得部」(1713)、「ディスプレイ」(1714)、「モバイルテキスト文字列出力手段」(1715)は、任意的な構成要件である。
モバイルオーディオ装置の分離部が有する「モバイルテキスト情報取得手段」(1725)は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得するためのものである。即ち、モバイルコンテンツ情報を、音声信号とデータ信号とに分離し、その分離したデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得するものである。「モバイルテキスト情報」とは、モバイルコンテンツ情報の中の、テキスト情報のことである。具体例としては、音楽の歌詞についての情報や、音楽の解説文についての情報が挙げられる。つまり、音声信号として出力している音楽の歌詞や解説文をデータ信号としてAV装置に対して出力することで、モバイルオーディオ装置に備えられた小さな表示画面ではなく、AV装置に備えられた大きな表示画面にてそのテキストを見ることができる。なお、このようにして取得されたデータ信号であるモバイルテキスト情報は、データ信号出力部からAV装置に対して出力される。
AV装置のデータ信号取得部が有する「モバイルテキスト文字列出力手段」(1715)は、前記モバイルテキスト情報取得手段が取得したモバイルテキスト情報に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイルテキスト文字列を出力するためのものである。「モバイルテキスト文字列」とは、モバイルテキスト情報によって表示されるテキスト文字のことである。「AVコンテンツの全部又は一部」とは、例えばディスプレイにAVコンテンツとモバイルテキスト文字列との両者を表示する場合において、AVコンテンツを縮小表示することでAVコンテンツの全部を表示する場合もあれば、AVコンテンツの一部分の上にモバイルテキスト文字列を表示させることで、AVコンテンツの一部を欠いた状態で表示する場合があることを意味している。図18は、AVコンテンツの全部とともにモバイルテキスト文字列を表示する例と、AVコンテンツの一部とともにモバイルテキスト文字列を表示する例を示す図である。図18(a)は、AVコンテンツとして人が二人映っている映像をディスプレイに表示している図である。ここで、図18(a)の映像とともにモバイルテキスト文字列を表示する場合に、AVコンテンツの「全部」を表示する場合は図18(b)のように、画面を二分割して、一方には縮小されたAVコンテンツの全体映像を表示し、他方にはモバイルテキスト文字列の画面を表示する。これに対して、AVコンテンツの「一部」を表示する場合は、図18(c)のように、AVコンテンツの映像は縮小処理をせずにその右側部分にモバイルテキスト文字列を表示する。このため、モバイルテキスト文字列を表示した部分の一部を欠いた映像を表示することになる。なお、図18の例では、画面を均等に横二分割をした例に基づいて説明を行ったが、例えば縦に画面を分割して表示してもよいし、分割する場合には均等二分割ではなく、他方をより多く表示するように分割割合を変更してもよい。あるいは、画面を分割せずに、AVコンテンツの映像を背景映像としてそのまま表示し、その映像上にモバイルテキスト文字列を表示してもよい。なお、画面を分割する方法としては、画面上にアドレスを付し、その分割位置に応じたアドレスを利用して各映像を表示させるための処理を行うことで画面の分割表示を行うことができる。
<実施形態4の処理の流れ>
図19は、本実施形態におけるモバイルオーディオシステムにおける処理の流れの一例を示す。モバイルオーディオ装置において、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得する(S1901)。そして、データ信号を出力する(S1902)。モバイルオーディオ装置からAV装置に対してはデータ信号としてモバイルテキスト情報が出力される(S1903)。一方、AV装置においては、ステップS1903にてモバイルオーディオ装置から出力されたモバイルテキスト情報をデータ信号として取得する(S1904)。そして、ステップS1905にて取得したモバイルテキスト情報に基づいて、ディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイルテキスト文字列を出力する(S1905)。
<実施形態4の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置がデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得することによって、AV装置にそのモバイルテキスト情報が出力されることなり、そのモバイルテキスト情報に基づくモバイルテキスト文字列をAV装置のディスプレイに表示することが可能となる。このため、モバイルオーディオ装置に記憶されている音楽を聞きながら、モバイルオーディオ装置に記憶されている歌詞や解説文などを見ることができ、ユーザの利便性が向上する。また、AV装置にてそのモバイルテキスト文字列を表示する場合に、AVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を表示することが可能となるため、AVコンテンツを見ながら、モバイルオーディオに記憶されている音楽を楽しみ、かつ、歌詞や解説文などもAVコンテンツとともにAV装置のディスプレイに表示することが可能となるため、ユーザビリティが向上する。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
本実施形態は、モバイルオーディオ装置がAV装置に対して出力するデータ信号として、プログラム情報を取得するモバイルオーディオシステムに関するものである。プログラム情報を取得することにより、AV装置に対してモバイルオーディオ装置に保存されている各種のプログラム(例えばスクリーンセイバープログラム)をAV装置にて実行することができる。
<実施形態5の構成>
図20に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図20に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(2000)は、「AV装置」(2010)と、「モバイルオーディオ装置」(2020)と、からなる。AV装置(2010)は、「音声信号取得部」(2011)と、「データ信号取得部」(2012)と、「AVコンテンツ情報取得部」(2013)と、「ディスプレイ」(2014)と、を有する。データ信号取得部(2012)は、「実行手段」(2015)を有する。モバイルオーディオ装置(2020)は、「音声信号出力部」(2021)と、「データ信号出力部」(2022)と、「モバイルコンテンツ情報取得部」(2023)と、「分離部」(2024)と、を有する。分離部(2024)は、「モバイルプログラム情報取得手段」(2025)を有する。
本実施形態は、実施形態2で説明したAV装置がさらに「AVコンテンツ情報取得部」(2013)と、「ディスプレイ」(2014)と、「実行手段」(2015)と、を有し、モバイルオーディオ装置がさらに「モバイルプログラム情報取得手段」(2025)を有することを特徴とするものである。「AVコンテンツ情報取得部」(2013)と、「ディスプレイ」(2014)と、「実行手段」(2015)と、「モバイルプログラム情報取得手段」(2025)とを除く各構成については実施形態2で説明したものと同様である。また、「AVコンテンツ情報取得部」(2013)と、「ディスプレイ」(2014)については実施形態3で説明したものと同様である。また、本実施形態では、「AVコンテンツ情報取得部」(2013)及び「ディスプレイ」(2014)並びに、「実行手段」(2015)は、任意的な構成要件である。
モバイルオーディオ装置の分離部が有する「モバイルプログラム情報取得手段」(2025)は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得するためのものである。即ち、モバイルコンテンツ情報を、音声信号とデータ信号とに分離し、その分離したデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得するものである。「モバイルプログラム情報」とは、モバイルコンテンツ情報の中の、プログラムに関する情報のことである。具体例としては、スクリーンセイバーについてのプログラム情報が挙げられる。つまり、音声信号として音楽を出力し、併せてスクリーンセイバーについてのプログラムをデータ信号としてAV装置に対して出力することで、AV装置に備えられた大きな表示画面にてそのスクリーンセイバーを起動することができる。また、モバイルプログラム情報の他の例としては、楽曲をランダムに再生する楽曲選択プログラムや、所定の音域を強調させて出力させるための音質調整プログラムなどが挙げられる。なお、このようにして取得されたデータ信号であるモバイルプログラム情報は、データ信号出力部からAV装置に対して出力される。
AV装置のデータ信号取得部が有する「実行手段」(2015)は、前記モバイルプログラム情報取得手段が取得したモバイルプログラム情報に基づくプログラムをAVコンテンツの全部又は一部とともに実行するためのものである。実行手段は、CPU、ROM、RAMなどから構成されている。そして、例えば、データ信号として取得したモバイルプログラム情報を、RAMに格納し、CPUがそのプログラムの命令を読み出して対応する命令を出力することで実行される。なお、本実施形態では、モバイルオーディオ装置から取得するモバイルプログラム情報は、AV装置のプラットフォームに適したプログラムであるものとする。プログラムは、例えばスクリーンセイバーを起動するプログラムが挙げられる。「AVコンテンツの全部又は一部」とは、例えばディスプレイにAVコンテンツとスクリーンセイバーとの両者を表示する場合において、AVコンテンツを縮小表示することでAVコンテンツの全部を表示する場合もあれば、AVコンテンツの一部分の上にスクリーンセイバーを起動表示させることで、AVコンテンツの一部を欠いた状態で表示する場合があることを意味している。また、画面を均等に横二分割をしてもよいし、縦に画面を分割して表示してもよい。さらには、分割する場合には均等二分割ではなく、他方をより多く表示するように分割割合を変更してもよい。あるいは、画面を分割せずに、AVコンテンツの映像を背景映像としてそのまま表示し、その映像上にスクリーンセイバーを表示してもよい。なお、画面を分割する方法としては、画面上にアドレスを付し、その分割位置に応じたアドレスを利用して各映像を表示させるための処理を行うことで画面の分割表示を行うことができる。
<実施形態5の処理の流れ>
図21は、本実施形態におけるモバイルオーディオシステムにおける処理の流れの一例を示す。モバイルオーディオ装置において、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得する(S2101)。そして、データ信号を出力する(S2102)。モバイルオーディオ装置からAV装置に対してはデータ信号としてモバイルプログラム情報が出力される(S2103)。一方、AV装置においては、ステップS2103にてモバイルオーディオ装置から出力されたモバイルプログラム情報をデータ信号として取得する(S2104)。そして、ステップS2105にて取得したモバイルプログラム情報に基づくプログラムをAVコンテンツの全部又は一部とともに実行する(S2105)。
<実施形態5の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置がデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得することによって、AV装置にそのモバイルプログラム情報が出力されることなり、そのモバイルプログラム情報に基づくプログラムを実行することが可能となる。このため、モバイルオーディオ装置に記憶されている音楽を聞きながら、モバイルオーディオ装置に記憶されているスクリーンセイバーなどを起動し見ることができ、ユーザの利便性が向上する。また、AV装置にてそのプログラムを実行する場合に、AVコンテンツの全部又は一部とともにプログラムを実行することが可能となるため、AVコンテンツを見ながら、モバイルオーディオに記憶されている音楽を楽しみ、かつ、スクリーンセイバーを起動してAVコンテンツとともにAV装置のディスプレイに表示することが可能となるため、ユーザビリティが向上する。
<<実施形態6>>
<実施形態6の概要>
本実施形態は、AV装置がモバイルオーディオ装置から出力される制御信号に基づいてAV装置の制御を行うモバイルオーディオシステムに関するものである。制御の具体例としては、バックライトの輝度を落とすなどして省エネ制御を行うことが挙げられる。
<実施形態6の構成>
図22に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図22に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(2200)は、「AV装置」(2210)と、「モバイルオーディオ装置」(2220)と、からなる。AV装置(2210)は、「音声信号取得部」(2211)と、「データ信号取得部」(2212)と、「制御部」(2214)を有する。データ信号取得部(2212)は、「制御信号取得手段」(2213)を有する。制御部(2214)は、「省エネ制御手段」(2215)を有する。モバイルオーディオ装置(2220)は、「音声信号出力部」(2221)と、「データ信号出力部」(2222)と、を有する。
本実施形態は、実施形態1から5のいずれかで説明したモバイルオーディオシステムのAV装置が、さらに「制御信号取得手段」(2213)と、「制御部」(2214)と、「省エネ制御手段」(2215)と、を有することを特徴とするものである。「制御信号取得手段」と、「制御部」と、「省エネ制御手段」と、を除く各構成については実施形態1から5のいずれかで説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、本実施形態においては「省エネ制御手段」(2215)は、任意的な構成要件である。
「制御信号取得手段」(2213)は、データ信号として制御信号を取得する。「制御信号」とは、AV装置を制御するための信号のことである。但し、必ずしもモバイルオーディオ装置にて制御信号であると明確に区別されている必要はない。例えば、AV装置がデータ信号として実施形態5で説明したモバイルプログラム情報を取得した場合には、そのモバイルプログラム情報を取得したことによって、制御信号を取得したとAV装置側にて解釈してもよい。換言すれば、モバイルオーディオ装置からAV装置を直接的に制御するための制御信号が出力されなくとも、AV装置側にて制御信号を取得したとしてその後の処理を行ってもよい。
「制御部」(2214)は、取得した制御信号に基づいて制御するためのものである。「制御」とは、AV装置の制御のことであり、具体的には液晶のバックライトの輝度を下げたり、コントラスト比を変更したりすることが挙げられる。本実施形態では、制御部(2214)が、取得した制御信号に基づいて省エネ制御をするための省エネ制御手段(2215)を有する場合を基に説明を行う。「省エネ制御」とは、バックライトの輝度を下げたり、あるいは、バックライトをオフにすることが挙げられる。例えば、モバイルプログラム情報に基づいてスクリーンセイバーを起動する場合には、スクリーンセイバーの起動と連動してバックライトの表示輝度を下げる。表示輝度を下げることにより、エネルギー資源を節約することができる。輝度を下げる方法としては、例えばバックライトを駆動するインバータ回路を発振させるためのPWM(Pulse Width Modulation)による制御によって輝度を下げることができる。具体的には、パルス幅のデューティー比を下げることで、輝度を下げることができる。
<実施形態6の処理の流れ>
図23は、本実施形態におけるAV装置の処理の流れの一例を示す図である。AV装置は、モバイルオーディオ装置からデータ信号として制御信号を取得する(S2301)。そして、ステップS2301にて取得した制御信号に基づいて省エネ制御をする(S2302)。なお、図示していないが、その他実施形態1から5のいずれかで説明した処理を実行することもできる。
<実施形態6の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置がモバイルオーディオ装置から制御信号を取得し、その取得した制御信号に基づいて自身の制御を行うことができるため、各種の制御を行うことができる。特に、輝度を下げるなどの省エネ制御を行うことでエネルギー資源を節約することができる。
<<実施形態7>>
<実施形態7の概要>
本実施形態は、モバイルオーディオ装置から出力される音声信号やデータ信号を、AV装置にて蓄積することが可能なモバイルオーディオシステムに関するものである。例えば音楽をAV装置にダウンロードして、AV装置単独で音楽などのコンテンツを楽しむことができる。
<実施形態7の構成>
図24に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図24に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(2400)は、「AV装置」(2410)と、「モバイルオーディオ装置」(2420)と、からなる。AV装置(2410)は、「音声信号取得部」(2411)と、「データ信号取得部」(2412)と、「蓄積部」(2413)を有する。モバイルオーディオ装置(2420)は、「音声信号出力部」(2421)と、「データ信号出力部」(2422)と、を有する。
本実施形態は、実施形態1から6のいずれかで説明したAV装置が、さらに「蓄積部」(2413)を有することを特徴とするものである。「蓄積部」を除く各構成については実施形態1から6のいずれかで説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「蓄積部」(2413)は、音声信号取得部が取得した音声信号又は/及びデータ信号取得部が取得したデータ信号を蓄積する。蓄積部は、具体的にはハードディスクなどの記録装置や、あるいはメモリーカードのような着脱可能な記録媒体に対して情報を書き込む処理を行う。例えば、音声信号取得部にて取得した音声信号を、ハードディスクに書き込んだり、あるいは、データ信号取得部にて取得したモバイル画像信号をハードディスクに書き込む。さらには、音声に関するコンテンツについて、音声信号ではなく、データ信号として取得してハードディスクに書き込むことも可能である。即ち、モバイルオーディオ装置に記憶されている音声コンテンツは、通常デジタル形式の音声ファイルとして記憶されている。この音声コンテンツがモバイルオーディオ装置からAV装置に対して出力される場合には2つのパターンが考えられる。1つ目のパターンとしては、音声信号出力部からアナログ形式の音声信号として出力される場合であり、2つ目のパターンとしては、データ信号出力部からデジタル形式の音声ファイルのまま出力される場合である。いずれの場合にせよ、AV装置の蓄積部にてその音声信号又はデータ信号を蓄積することができる。なお、アナログ形式の音声信号を取得して蓄積する場合には、音質が劣化する場合があるが、逆に音質が劣化することで、コピー防止を促進することにもなるため、著作権の保護という観点からは有用な蓄積方法となる。このようにしてAV装置に各コンテンツを蓄積することにより、AV装置単体でその蓄積したコンテンツの視聴を行うことができるため、利便性が向上する。
<実施形態7の処理の流れ>
図25は、本実施形態におけるAV装置の処理の流れの一例を示す図である。ステップS2501にて、取得した信号の種別を判断する。ステップS2501にて、取得した信号が音声信号である場合には、ステップS2502に進み、音声信号を蓄積するかを判断する。ステップS2502にて蓄積すると判断した場合には、ステップS2503にて、音声信号を蓄積する処理を行う。一方、ステップS2501にて、取得した信号がデータ信号である場合には、ステップS2504に進み、データ信号を蓄積するかを判断する。ステップS2504にて蓄積すると判断した場合には、ステップS2505にて、データ信号を蓄積する処理を行う。なお、その他実施形態1から6で説明した処理を実行することも可能である。
<実施形態7の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して出力される音声信号又は/及びデータ信号を、AV装置にて蓄積することにより、AV装置単体にてその蓄積された信号に基づくコンテンツを視聴することが可能となり、利便性の向上が期待できる。
<<実施形態8>>
<実施形態8の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対してコンテンツが送信され、AV装置にて音声信号とデータ信号とに分離する処理を行うことを特徴とするものである。
<実施形態8の構成>
図26に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図26に示す本実施形態における「モバイルオーディオシステム」(2600)は、「AV装置」(2610)と、「モバイルオーディオ装置」(2620)と、からなる。AV装置(2610)は、「モバイルコンテンツ情報取得部」(2611)と、「第二分離部」(2612)と、を有する。モバイルオーディオ装置(2620)は、「モバイルコンテンツ情報送信部」(2621)を有する。
AV装置の「モバイルコンテンツ情報取得部」(2611)は、モバイルオーディオ装置からモバイルコンテンツ情報を取得する。「第二分離部」(2612)は、取得したモバイルコンテンツ情報から音声信号と、データ信号とを分離して取得する。「第二分離部」については、既に説明した「分離部」とその機能において同様である。また、モバイルオーディオ装置の「モバイルコンテンツ情報送信部」(2621)は、モバイルコンテンツ情報を送信する。即ち、本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置から各コンテンツに関する情報であるモバイルコンテンツ情報がAV装置に対して送信され、AV装置にてその取得したモバイルコンテンツ情報を音声信号とデータ信号とに分離して取得することになる。なお、以降の処理については実施形態1から7のいずれかにて説明した処理と同様の処理を行うことができる。
<実施形態8の処理の流れ>
図27に本実施形態における処理の流れの一例を示す。まず、モバイルオーディオ装置からAV装置に対してモバイルコンテンツ情報を送信する(S2701)。AV装置においては、ステップS2701にてモバイルオーディオ装置から出力されたモバイルコンテンツ情報を取得する(S2702)。そして、ステップS2702にて取得したモバイルコンテンツ情報から音声信号と、データ信号とを分離して取得する(S2703)。
<実施形態8の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対してモバイルコンテンツ情報を送信して、AV装置側にてそのコンテンツを分離して音声信号とデータ信号とを取得する。このため、モバイルオーディオ装置においては、特別な制御などを行うことなく、コンテンツに関する情報をそのまま送信するだけで以降の処理はAV装置側にて行われる。従って、実施形態1から7で説明した各種の効果を、汎用品のモバイルオーディオ装置によって実現することができるため、利便性の向上が期待できる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1のAV装置のハードウェア構成を示す図 実施形態1のモバイルオーディオ装置のハードウェア構成を示す図 実施形態1の処理の流れを説明する図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2のモバイルコンテンツ情報を説明する図 実施形態2のモバイルコンテンツ情報の分離例を説明する図 実施形態2の分離部のハードウェア構成を示す図 実施形態2のモバイルオーディオ装置の処理の流れを説明する図 実施形態3を説明するための概念図 実施形態3を説明するための機能ブロック第一図 実施形態3を説明するための機能ブロック第二図 実施形態3のディスプレイ表示の一例を示す図 実施形態3の処理の流れを説明する図 実施形態4を説明するための概念図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4のディスプレイ表示の一例を示す図 実施形態4の処理の流れを説明する図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5の処理の流れを説明する図 実施形態6を説明するための機能ブロック図 実施形態6の処理の流れを説明する図 実施形態7を説明するための機能ブロック図 実施形態7の処理の流れを説明する図 実施形態8を説明するための機能ブロック図 実施形態8の処理の流れを説明する図
符号の説明
0200 モバイルオーディオシステム
0210 AV装置
0211 音声信号取得部
0212 データ信号取得部
0220 モバイルオーディオ装置
0221 音声信号出力部
0222 データ信号出力部

Claims (35)

  1. AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムであって、
    AV装置は、
    モバイルオーディオ装置から音声信号を取得する音声信号取得部と、
    モバイルオーディオ装置からデータ信号を取得するデータ信号取得部と、
    を有し、
    モバイルオーディオ装置は、
    AV装置に対して音声信号を出力する音声信号出力部と、
    AV装置に対してデータ信号を出力するデータ信号出力部と、
    を有するモバイルオーディオシステム。
  2. モバイルオーディオ装置は、
    モバイルコンテンツ情報を取得するモバイルコンテンツ情報取得部と、
    取得したモバイルコンテンツ情報を前記音声信号出力部から出力される音声信号と、前記データ信号出力部から出力されるデータ信号とに分離する分離部と、
    を有する請求項1に記載のモバイルオーディオシステム。
  3. 前記分離部は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイル画像信号を取得するためのモバイル画像信号取得手段を有する請求項2に記載のモバイルオーディオシステム。
  4. AV装置は、
    AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    AV装置のデータ信号取得部は、前記モバイル画像信号取得手段が取得したモバイル画像信号に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を出力するためのモバイル画像出力手段を有する請求項3に記載のモバイルオーディオシステム。
  5. 前記分離部は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得するためのモバイルテキスト情報取得手段を有する請求項2に記載のモバイルオーディオシステム。
  6. AV装置は、
    AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    AV装置のデータ信号取得部は、前記モバイルテキスト情報取得手段が取得したモバイルテキスト情報に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイルテキスト文字列を出力するためのモバイルテキスト文字列出力手段を有する請求項5に記載のモバイルオーディオシステム。
  7. 前記分離部は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得するためのモバイルプログラム情報取得手段を有する請求項2に記載のモバイルオーディオシステム。
  8. AV装置は、
    AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    AV装置のデータ信号取得部は、前記モバイルプログラム情報取得手段が取得したモバイルプログラム情報に基づくプログラムをAVコンテンツの全部又は一部とともに実行するための実行手段を有する請求項7に記載のモバイルオーディオシステム。
  9. AV装置のデータ信号取得部は、データ信号として制御信号を取得する制御信号取得手段を有するとともに、
    AV装置は、取得した制御信号に基づいて制御するための制御部を有する請求項1から8のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステム。
  10. 前記制御部は、取得した制御信号に基づいて省エネ制御をするための省エネ制御手段を有する請求項9に記載のモバイルオーディオシステム。
  11. AV装置は、音声信号取得部が取得した音声信号又は/及びデータ信号取得部が取得したデータ信号を蓄積する蓄積部をさらに有する請求項1から10のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステム。
  12. モバイルオーディオ装置から音声信号を取得する音声信号取得部と、
    モバイルオーディオ装置からデータ信号を取得するデータ信号取得部と、
    を有するAV装置。
  13. AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    前記データ信号取得部は、モバイルオーディオ装置のモバイル画像信号取得手段が取得したモバイル画像信号に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を出力するためのモバイル画像出力手段を有する請求項12に記載のAV装置。
  14. AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    前記データ信号取得部は、モバイルオーディオ装置のモバイルテキスト情報取得手段が取得したモバイルテキスト情報に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイルテキスト文字列を出力するためのモバイルテキスト文字列出力手段を有する請求項12に記載のAV装置。
  15. AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツを出力するためのディスプレイを有し、
    前記データ信号取得部は、モバイルオーディオ装置のモバイルプログラム情報取得手段が取得したモバイルプログラム情報に基づくプログラムをAVコンテンツの全部又は一部とともに実行するための実行手段を有する請求項12に記載のAV装置。
  16. 前記データ信号取得部は、データ信号として制御信号を取得する制御信号取得手段を有するとともに、
    取得した制御信号に基づいて制御するための制御部を有する請求項12から15のいずれか一に記載のAV装置。
  17. 前記制御部は、取得した制御信号に基づいて省エネ制御をするための省エネ制御手段を有する請求項16に記載のAV装置。
  18. 音声信号取得部が取得した音声信号又は/及びデータ信号取得部が取得したデータ信号を蓄積する蓄積部をさらに有する請求項12から17のいずれか一に記載のAV装置。
  19. AV装置に対して音声信号を出力する音声信号出力部と、
    AV装置に対してデータ信号を出力するデータ信号出力部と、
    を有するモバイルオーディオ装置。
  20. モバイルコンテンツ情報を取得するモバイルコンテンツ情報取得部と、
    取得したモバイルコンテンツ情報を前記音声信号出力部から出力される音声信号と、前記データ信号出力部から出力されるデータ信号とに分離する分離部と、
    を有する請求項19に記載のモバイルオーディオ装置。
  21. 前記分離部は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイル画像信号を取得するためのモバイル画像信号取得手段を有する請求項20に記載のモバイルオーディオ装置。
  22. 前記分離部は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得するためのモバイルテキスト情報取得手段を有する請求項20に記載のモバイルオーディオ装置。
  23. 前記分離部は、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得するためのモバイルプログラム情報取得手段を有する請求項20に記載のモバイルオーディオ装置。
  24. AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムの動作方法であって、
    AV装置は、
    モバイルオーディオ装置から音声信号を取得する音声信号取得ステップと、
    モバイルオーディオ装置からデータ信号を取得するデータ信号取得ステップと、
    を有し、
    モバイルオーディオ装置は、
    AV装置に対して音声信号を出力する音声信号出力ステップと、
    AV装置に対してデータ信号を出力するデータ信号出力ステップと、
    を有するモバイルオーディオシステムの動作方法。
  25. モバイルオーディオ装置は、
    モバイルコンテンツ情報を取得するモバイルコンテンツ情報取得ステップと、
    取得したモバイルコンテンツ情報を前記音声信号出力ステップにて出力される音声信号と、前記データ信号出力ステップにて出力されるデータ信号とに分離する分離ステップと、
    を有する請求項24に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  26. 前記分離ステップは、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイル画像信号を取得するためのモバイル画像信号取得ステップを有する請求項25に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  27. AV装置は、
    AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得ステップと、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    AV装置のデータ信号取得ステップは、前記モバイル画像信号取得ステップが取得したモバイル画像信号に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイル画像を出力するためのモバイル画像出力ステップを有する請求項26に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  28. 前記分離ステップは、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルテキスト情報を取得するためのモバイルテキスト情報取得ステップを有する請求項25に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  29. AV装置は、
    AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得ステップと、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    AV装置のデータ信号取得ステップは、前記モバイルテキスト情報取得ステップが取得したモバイルテキスト情報に基づいてディスプレイにAVコンテンツの全部又は一部とともにモバイルテキスト文字列を出力するためのモバイルテキスト文字列出力ステップを有する請求項28に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  30. 前記分離ステップは、モバイルコンテンツ情報からデータ信号としてモバイルプログラム情報を取得するためのモバイルプログラム情報取得ステップを有する請求項25に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  31. AV装置は、
    AVコンテンツ情報を取得するためのAVコンテンツ情報取得ステップと、
    コンテンツを出力するためのディスプレイと、を有し、
    AV装置のデータ信号取得ステップは、前記モバイルプログラム情報取得ステップが取得したモバイルプログラム情報に基づくプログラムをAVコンテンツの全部又は一部とともに実行するための実行ステップを有する請求項30に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  32. AV装置のデータ信号取得ステップは、データ信号として制御信号を取得する制御信号取得ステップを有するとともに、
    AV装置は、取得した制御信号に基づいて制御するための制御ステップを有する請求項24から31のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  33. 前記制御ステップは、取得した制御信号に基づいて省エネ制御をするための省エネ制御ステップを有する請求項32に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  34. AV装置は、音声信号取得ステップにて取得した音声信号又は/及びデータ信号取得ステップにて取得したデータ信号を蓄積する蓄積ステップをさらに有する請求項24から33のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  35. AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムであって、
    AV装置は、
    モバイルオーディオ装置からモバイルコンテンツ情報を取得するモバイルコンテンツ情報取得部と、
    取得したモバイルコンテンツ情報から音声信号と、データ信号とを分離して取得する第二分離部と、
    を有し、
    モバイルオーディオ装置は、
    モバイルコンテンツ情報を送信するモバイルコンテンツ情報送信部を有する、
    モバイルオーディオシステム。
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