JP2007157032A - 監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体を巡回させることにより施設や区域を監視する監視システムについて、移動体に予め記憶させていない巡回経路に沿って移動体により警備させることことを目的とする。
【解決手段】警備モード情報を送信する通信手段28cを備えた警備装置28と、警備装置28から受信した警備モードの情報とセンタ側記憶手段8g内に記憶された警備領域の複数箇所での巡回コースの情報とに基づいて警備領域11〜14における巡回経路を設定し且つこの巡回経路の情報を送信する巡回経路設定手段8fを備えたセンタ装置6と、センタ装置6から受信した巡回経路の情報を記憶しこれに示される経路に従って巡回コースを移動させる制御手段42とを備えた移動体30とを有することにより、移動体に予め記憶させていない巡回経路に沿って移動体を移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視システムに関し、より詳しくは、監視領域にロボットなどの移動体を巡回させることにより施設や区域を監視する監視システムに関する。
従来、超音波センサ、監視カメラなどの各種の警備用センサを備えた移動ロボットを巡回させて警備領域の警備情報を収集する警備システムが知られている。
そのような警備システムとして、例えば下記の特許文献1では、複数の巡回経路の情報を巡回経路番号と対応付けて移動ロボット内の記憶部に記憶させ、巡回開始の時刻になると監視装置が巡回経路番号を移動ロボットに送信し、その巡回経路番号の信号を受けた移動ロボットはその番号に対応した巡回経路を記憶部から取り出してその巡回経路に沿って移動することが記載されている。
特開2000−268285号公報
しかし、特許文献1に記載されている警備システムによれば、移動ロボットに予め記憶させた巡回経路の番号を監視装置から送信して選択するようにしているため、番号に対応させて記憶させた以外の巡回経路に沿って移動ロボットに警備をさせることができず、複数の施設がある場合に施設の警備状況に応じて移動ロボットに警備を行わせることはできないといった不都合がある。
本発明の目的は、通常の巡回経路だけでなく他の経路も移動体に警備させることができる監視システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の第1の態様は、警備装置、センタ装置及び移動体を備えて複数の警備領域を監視する監視システムにおいて、前記警備装置は、前記警備領域のそれぞれの警備モードを設定する警備モード設定部と、前記警備モードの情報を外部に送信する第1通信手段とを有し、前記センタ装置は、前記警備領域に対応した複数の巡回コースの情報を記憶するセンタ側記憶手段と、信号を送受信する第2通信手段と、前記第2通信手段を介して前記警備装置から受信した前記警備モードの情報と前記センタ側記憶手段内の前記巡回コースの情報とに基づいて前記警備領域における巡回経路を設定し且つ前記第2通信手段を介して前記巡回経路の情報を外部に送信する巡回経路設定手段とを有し、さらに、前記移動体は、信号を送受信する第3通信手段と、自身を移動させる移動手段と、前記第3通信手段を介して前記センタ装置から受信した前記巡回経路の情報を記憶する移動体側記憶手段と、前記移動手段を駆動して前記巡回経路の情報に示される経路に従って前記巡回コースを移動させる制御手段とを有することを特徴とする監視システムである。
本発明の第2の態様は、上記の第1の態様の監視システムにおいて、前記センタ側記憶手段は、少なくとも1つの前記巡回コースと巡回経路の関係を示す対応情報を有していることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、上記の第1又は第2の態様の監視システムにおいて、前記センタ装置に記憶される前記巡回経路は、前記警備領域内の施設の外周であることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、上記の第1乃至第3の態様のいずれかの監視システムにおいて、前記センタ側記憶手段には前記複数の警備領域毎に前記巡回コースが前記センタ装置に記憶されていることを特徴とする。
本発明によれば、センタ装置が警備装置の要求により巡回経路を設定し、その巡回経路情報を移動ロボットに送信することになり、移動ロボットなどの移動体に予め記憶させていない巡回経路に沿って移動体を移動させることができる。これにより、警備領域である施設内への不審物体の侵入を早期に検知することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る監視システムを示す概要構成図、図2は、本発明の実施形態に係る監視システムにおける監視センタと移動ロボットの通信網を介しての通信経路を示す構成図である。
図1において、監視用移動体である移動ロボット30が管轄する警備領域11〜14内にはビルディング、工場などの複数の施設21、22、23、24と、移動ロボット30に内蔵された後述のバッテリ40を充電するための充電設備を備えたロボットハウス25とが存在し、第1〜第4の施設21、22、23、24の外部とその周辺はそれぞれ第1〜第4の警備領域11、12、13、14となっている。
また、第1〜第4の警備領域11〜14内のそれぞれの施設21〜24の外周には移動ロボット30の巡回コース1〜4を指定するガイド手段26が配置されている。ガイド手段26として、例えば各巡回コース1〜4の全長に渡り且つ互いの巡回コース1〜4を結ぶ道筋に沿って床の上に引かれた白線テープ26Wがあり、その白線テープ26Wの両側にはその長手方向に沿って所定の位置に地点指示用の四角形の指示マーカ26Mが白色で付けられている。なお、ガイド手段26としては、磁気ガイド、電磁誘導ガイド、ICタグ、その他のセンサであってもよい。
また、警備領域11〜14内には、人、動物、自転車等の移動物体の存在を検知する複数の検知器27が施設21〜24の内外に配置され、それらの検知器27は、例えば各施設21〜24内に取り付けられた警備装置28に検知信号を出力するように構成されている。検知器27として、例えば受動型又は能動型の赤外線検知器、その他の光検知素子がある。
警備装置28には、各警備領域11〜14における警備開始モード、警備解除モード等の警備モードの設定、変更などを行うための入力部であるモード設定部28aが接続され、このモード設定部28aには、操作者が警備モードの設定、変更を有する権限を有することを確認するための磁気カード等の認識媒体から情報を受ける媒体入力部28bを有している。警備装置28は、有線又は無線でモード設定部28a及び検知器27に接続されている。
そのような警備装置28は、通信網7を通じて有線又は無線で監視センタ5のセンタ装置6に接続され、モード設定部28aや検知器27の信号に基づいて所定の条件下で警備領域11〜14の警備状況を示す情報、例えば警備モード情報や、侵入異常、火災異常等の異常信号などをセンタ装置6に送信する構成となっている。
なお、図1では警備装置28が各施設21〜24に別々に設置されているが、複数の警備領域11〜14の個別の警備情報などを1つの警備装置で集中管理させてもよい。
センタ装置6は、上記のように警備装置28との間で通信するとともに、図2に示すように移動ロボット30に通信網7を介して無線で通信する通信部8eを有するとともに、警備装置28、移動ロボット30から受信した信号に基づいて複数の警備領域11〜14を監視し、警備装置28からの受信信号やマニュアル操作などに基づいて移動ロボット30を動作させたり警備装置28に所定の処理を行わせたり、さらに顧客情報や巡回情報の管理するといった処理を行う監視用のコンピュータシステム8を有している。センタ装置6から移動ロボット30に送信する信号として、例えば警備に必要な巡回スケジュール、巡回開始時刻、巡回開始位置、巡回終了位置、巡回コースの指示及び巡回順序等の情報を有する巡回経路情報がある。
センタ装置6のコンピュータシステム8は、図2に示すように、液晶モニタやCRTなどで構成される表示部8aと、キーボード8bと、ジョイステック、ポインティングデバイスなどのその他の入力部8cと、CPU8f、記憶装置8g等を備えたコンピュータ本体8dとを有している。
また、センタ装置6は、コンピュータ本体8d内の記憶部8gに記憶された巡回経路対応情報テーブルに基づいて巡回経路を移動ロボット30に指令する指令信号を出力するように構成されている。巡回経路対応情報テーブルは、図3に示すように、例えば第1の警備領域11内の第1の巡回コース1のみの巡回に対して巡回経路Aが設定され、また、第1及び第2の警備領域11,12内の第1及び第2の巡回コース1、2の両方の巡回に対して巡回経路Bが設定される、というように複数の巡回領域11〜14における巡回コース1〜4のうちの少なくとも1つの組合せと巡回経路A〜Oを選択、関連づけするものである。
巡回コース1〜4の組合せは、警備装置28からセンタ装置6に送信される警備モードのうちの警備開始モード等に基づいて警備を要求している1つ又は複数の警備領域11〜14を特定し、特定された警備領域の巡回コース1〜4によって決定される。
センタ装置6が移動ロボット30に送信する巡回経路の情報は、図3に示すように巡回コース1〜4の組合せからなる巡回経路A〜Oのいずれかが選択されるだけでなく、巡回コース1〜4のうち施設21〜24の片側の外周のみを巡回させたり、その外周を往復移動して巡回させるといったように、巡回コース1〜4における一部のコースも含まれることもある。この場合には、巡回コース1〜4を幾つかの区分に分けて巡回経路の巡回経路対応情報テーブルを作成することになる。
次に、移動ロボット30の構成について図4に基づいて説明する。
移動ロボット30は、その底部に取り付けられた移動手段31と、移動手段31を制御する移動制御部33と、警備領域1〜4内のガイド手段26を検出するガイド手段検出部32と、自己の位置を検出する自己位置検出部34と、各種検出部の出力情報に基づいて警備情報を収集する第1の警備情報収集手段35と、画像処理により警備情報を収集する画像処理部である第2の警備情報収集手段36と、異常事態の発生を判定する異常判定部37と、各処理に使用される情報やプログラムを格納する記憶部38と、警備装置28及びセンタ装置6との相互間で信号を送受信する通信部39と、必要な電気エネルギーを各部に供給するバッテリ40と、現在時刻を検出するとともに所定の時間を計時する計時部41と、それらの要素を制御する制御部42とを有している。
移動手段31は、例えば、移動ロボットの底部又はその近傍に取り付けられた前後左右の4つの車輪31tと、それらの車輪31tのうち左右を独立に駆動する第1、第2のモータ31a,31bとを有している。
ガイド手段検出部32は、移動ロボット30の底面に設置されて白線テープ26W及びその周囲を撮影する撮像装置を備えたガイド手段検出器32aと、ガイド手段検出器32aにより取得された画像情報から警備領域11〜14内の路面情報を抽出して制御部42に出力する画像情報処理機能を有する路面情報抽出部32bとを有している。
なお、ガイド手段26が磁気ガイド、電磁誘導ガイド、ICタグなどの場合には、ガイド手段検出器32aはその情報を読み取るセンサを備えることになる。
移動制御部33は、ガイド手段検出部32からの検知出力に応じて例えばPID制御などにより白線テープ26W、指示マーカ26Mなどのガイド手段26に沿って移動ロボット30を移動、停止させるように、移動手段31の第1、第2のモータ31a,31bを独立して制御して車輪31tの回転、停止を行わせる構成を有している。
自己位置検出部34は、第1、第2のモータ31a,31bの各回転軸の位置を検出するとともにそれらの回転軸の回転量を算出する第1、第2の回転検出手段34a,34bと、第1、第2の回転検出手段34a,34bにより算出される回転量に基づいて車輪34tの左右のそれぞれの回転量を算出して警備領域11〜14の地図における現在の移動ロボット30の位置座標を算出する位置算出部34cとを有している。
第1の警備情報収集手段35は、障害物検出部35a、警備センサ35d及び撮像ユニット35eを有している。障害物検出部35aは、移動ロボット30に対する障害物の相対位置を検出するために移動ロボット30の複数箇所に取り付けられた障害物センサ35bと、障害物センサ35bの出力により障害物の相対位置を算出して制御部42に出力する障害物判定部53cとを有している。また、警備センサ35dは、警備領域11〜14における防災/防犯の異常を検出する手段であり、例えば火災を検知するフレームチェッカーがある。さらに、撮像ユニット35eは、移動ロボット30に搭載されてその周囲を撮像する撮像手段、例えばパンチルトズームカメラ、全方位監視カメラであって、撮像により取得した画像情報を制御部42に出力するように構成されている。
第2の警備情報収集手段36は、画像処理部であって、制御部42の指令により撮像ユニット35eから出力された画像情報を取得し、その画像情報を画像処理することにより例えば移動ロボット30周囲の移動物体を検出するように構成されている。
異常判別部37は、制御部42の指令により障害物検出部35aや警備センサ35dの出力情報を取得して警備領域11〜14内に侵入した物体などを検出して異常事態の有無を判定する手段であり、例えば記憶部38に記憶された警備領域11〜14内の施設21〜24等の既設物の存在位置を示す既設物情報と障害物検出部35aの検出結果とを比較して異常事態発生の有無を判定し、異常事態が発生したと判定した時点で制御部42に異常信号を出力するように構成されている。
記憶部38は、半導体記憶装置、ハードディスク装置などの記憶装置で構成されており、移動ロボット30内の各部を制御するためのプログラムを格納するプログラムファイル38aと、警備領域11〜14における施設21〜24とその他の既設物の情報を含んだ環境地図を記憶する地図記憶領域38bと、センタ装置6から受信した巡回経路情報に基づいて巡回経路を記憶する巡回経路記憶領域38cと、センタ装置6から受信した巡回経路情報に基づいて巡回のスケジュール、開始時刻などの巡回スケジュール情報を記憶する巡回スケジュール記憶領域38dと、巡回開始位置及び停止位置を記憶する巡回開始・終了記憶領域38e、その他の処理に使用される情報を記憶する領域(不図示)とを有している。
通信部39は、図2に示したように、通信網7に接続された無線基地局9との間で無線通信する無線通信手段である。また、通信部39は、例えば通信網7に接続された警備装置28やセンタ装置6との間で無線で送受信して移動ロボット30による巡回に関する信号を送信したり、撮像ユニット35eが撮影した画像を画像処理部36により圧縮して自己位置検出部14が検出する位置情報とともにセンタ装置6に送信したり、異常判定部37が出力した異常信号をセンタ装置6に送信したり、センタ装置6から受信した各種の信号を復調して制御部42等に出力したり、その他の通信処理を行う機能を有している。
制御部42は、移動ロボット30の各部構成を制御する手段であり、CPU、主メモリ、その他の記憶装置等を備えたコンピュータで構成され、その記憶装置の一部により上記の記憶部38が構成されることもある。移動ロボット30内の処理の少なくとも一部がその制御部42により実行され、例えば、記憶部38の巡回記憶スケジュール記憶領域38dに記憶された巡回開始時刻が計時部41の時刻と一致した時に移動制御部33に信号を出して移動手段31を駆動させ、巡回開始・終了位置記憶領域38eに記憶された巡回開始位置に移動ロボット30を移動させ、さらに巡回経路記憶領域38cに記憶された巡回経路の情報を地図記憶領域28b内の警備領域11〜14の地図座標と比較し巡回経路に含まれるガイド手段26を検出しながら指定の巡回コースに沿った経路で移動手段31を駆動して移動ロボット30を移動させる、などの各種動作を行わせる。
次に、センタ装置6による移動ロボット30の制御を図5、図6を参照して動作とともに説明する。図5はセンタ装置6による処理のフローチャート、図6は移動ロボット30による処理のフローチャートを示している。なお、各フローチャートは、記憶部8g,38に格納されたプログラムに従って実現される。
まず、第1〜第4の警備領域11〜14に配置された各警備装置28のモード設定部28aが巡回要求を含む警備モードに設定されると、各警備装置28は通信網7を介して巡回要求を含む警備モード信号を送信し、その信号をセンタ装置6が受信する(図5のS1)。この場合の巡回モード信号には、巡回コース、巡回開始時刻など、巡回に必要な各種の情報が含まれている。
これにより、センタ装置6は、警備モード信号により要求された警備領域を特定し、さらに複数の巡回コース1〜4のうち警備モード信号に基づいて巡回が要求がされている巡回コースを判定し(図5のS2)、巡回の要求がある巡回コース1,2,3,4を図3に示したテーブルに照らし合わせてこれに対応した巡回経路A〜Oのいずれかを特定してその巡回経路情報をコンピュータ本体8dの記憶部8gから読み出す(図5のS3)。ここでは、巡回を要求している警備領域として第1、第2の施設21,22の外周である第1、第2の巡回コース1、2が設定されている例を挙げて説明を進めるが、特定の地域を1つの警備領域とするゲーティッド・コミュニティー(Gated Community)に適用してもよい。
さらに、センタ装置6は、読み出した巡回経路Bの情報、例えば巡回コース1,2における巡回開始地点情報、巡回コースの巡回順序、曲がる地点情報、巡回終了地点情報、巡回開始時刻等の巡回経路情報を設定し、巡回経路情報を通信部8eから回路網7を介して移動ロボット30の通信部39に送信する(図5のS4)。
巡回経路情報を受信した移動ロボット30は、巡回経路情報に基づいて巡回経路Bの各種情報を移動ロボット30内の記憶部38の巡回経路記憶領域38d、巡回スケジュール記憶領域38d及び巡回開始・終了位置記憶領域38eに格納する(図6のS11、S12)。
そして、移動ロボット30の制御部42は、例えば巡回開始・終了記憶領域38eに記憶された巡回開始時刻と計時部41の計時時刻が一致する等の巡回条件が満たされた時点で、移動手段31、自己位置検出部34、ガイド手段検出部32、移動制御部33に信号を送って移動手段31を駆動させることにより移動ロボット30をロボットハウス25から出発地点に移動させ、そこから記憶部38の巡回経路記憶領域38bに書き込まれた巡回コース1、2にあるガイド検出手段26に沿って移動ロボット30を移動させる(図6のS13、S14)。移動中の移動ロボット30は、自己位置検出部34により現在位置の検出を続けながら現在の地図座標と巡回コースの座標の対比を行うことになる。
その巡回の最中の移動ロボット30において、障害物検出部35a、警備センサ35d、撮像ユニット35e及び画像処理部36からの出力情報に基づいて異常判定部37が巡回中の例えば第1の警備領域11に異常が発生したと判定して異常信号を制御部42に出力した時には、制御部42は、移動制御部33に移動手段31の動作を停止させる信号を出力するとともに異常情報と画像情報を通信部39からセンタ装置6に通信網7を介して送信し、センタ装置6の表示装置8aに表示させる(図5のS5〜S8、図6のS15〜S17)。
異常を検知した移動ロボット30の制御部42は、監視センタ6からの制御信号、又はプログラムに従う制御信号によって図示しない発光装置、発声装置、発煙装置、火災検知装置などのうち必要な装置を動作させる。その動作として、例えば警報センサ35dであるフレームチェッカーにより火災を検知した時には火災発生検知信号を制御部42からセンタ装置6に出力したり、障害物検出部35aが障害物を検出してそれが撮像ユニット35eからの画像情報により不審者であると異常判定部37が判断した時には音と光にて不審者を威嚇することなどがある。
また、移動ロボット30の異常判定部37が異常を判定しない時には巡回コース1,2に沿った移動を続けて、自己位置検出部34で現在位置を検出するとともに(図6のS18)、画像情報をセンタ装置6に送信して表示部8aに画像表示を行わせる(図5のS7,S8)。
移動ロボット30が移動を続け、さらに、巡回スケジュール記憶領域38dに記憶された巡回スケジュールに従って巡回動作を行い、また、巡回開始・終了位置記憶領域38eに書き込まれた終了位置に移動ロボット30が到着した時には、制御部42は移動制御部33、移動手段31等により移動ロボット30をロボットハウス25に移動させ、これにより移動ロボット30の巡回動作は終了する(図5のS9、図6のS19)。
図1は、本発明の実施形態に係る監視システムを示す概要構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る監視システムにおける監視センタと移動ロボットの通信網を介しての通信経路を示す構成図である 図3は、本発明の実施形態に係る監視システムのセンタ装置の記憶装置に格納される巡回経路対応情報テーブルの一例である。 図4は、本発明の実施形態に係る監視システムの移動ロボットの構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施形態に係る監視システムのセンタ装置の動作を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る監視システムの移動ロボットの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3,4:巡回コース
5:監視センタ
6:センタ装置
7:通信網
8:コンピュータ
9:無線基地局
11,12,13,14:警備領域
21,22,23,24:施設
26:ガイド手段
27:検知器
28:警備装置
28a:モード設定部
30:移動ロボット
31:移動手段
32:ガイド手段検出部
33:移動制御部
34:自己位置検出部
35:第1の警備情報収集手段
36:第2の警備情報収集手段
37:異常判定部
38:記憶部
39:通信部
40:バッテリ
41:計時部
42:制御部

Claims (4)

  1. 警備装置、センタ装置及び移動体を備えて複数の警備領域を監視する監視システムにおいて、
    前記警備装置は、前記警備領域のそれぞれの警備モードを設定する警備モード設定部と、前記警備モードの情報を外部に送信する第1通信手段とを有し、
    前記センタ装置は、前記警備領域に対応した複数の巡回コースの情報を記憶するセンタ側記憶手段と、信号を送受信する第2通信手段と、前記第2通信手段を介して前記警備装置から受信した前記警備モードの情報と前記センタ側記憶手段内の前記巡回コースの情報とに基づいて前記警備領域における巡回経路を設定し且つ前記第2通信手段を介して前記巡回経路の情報を外部に送信する巡回経路設定手段とを有し、
    前記移動体は、信号を送受信する第3通信手段と、自身を移動させる移動手段と、前記第3通信手段を介して前記センタ装置から受信した前記巡回経路の情報を記憶する移動体側記憶手段と、前記移動手段を駆動して前記巡回経路の情報に示される経路に従って前記巡回コースを移動させる制御手段とを有する
    ことを特徴とする監視システム。
  2. 前記センタ側記憶手段は、少なくとも1つの前記巡回コースと巡回経路の関係を示す対応情報を有していることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記センタ装置に記憶される前記巡回経路は、前記警備領域内の施設の外周であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の監視システム。
  4. 前記センタ側記憶手段には前記複数の警備領域毎に前記巡回コースが前記センタ装置に記憶されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の監視システム。
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