JP2007155075A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電動又は油圧の何れを用いても可動ロッドを動作させることができる、冗長性を備えたアクチュエータを提供する。
【解決手段】シリンダ21と、このシリンダ21内に配置されるとともに、当該シリンダ21への作動油の給排により移動するピストン22と、このピストン22に連結される可動ロッド23と、この可動ロッド23の内部に少なくとも一部が挿入されるネジ軸29と、このネジ軸29に螺合され、前記ピストン22と一体的に移動可能なナット30と、前記ネジ軸29を正逆いずれにも回転駆動することが可能な電動モータ13と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体圧及び電動の何れによっても可動ロッドを駆動することが可能なアクチュエータの構成に関する。
特許文献1は位置決めシリンダ装置を開示し、このシリンダ装置は、シリンダのピストンロッド内にボールネジ及びナットを配置した構成としている。この構成において、前記ピストンの直線運動をボールネジを介して回転運動に変換し、この回転運動をエンコーダで位置信号に変換して、この信号に基づいて切換弁をフィードバックさせてピストンの位置決めを行う構成になっている。
特許文献1は、この構成により、ピストンロッドの行程端の位置を容易に変更することができるとする。なお特許文献1では、油圧の方向切換弁のみならずモータによってピストンロッドを駆動する例についても言及している。
特開平11−272332号公報(図1、図3)
しかし、特許文献1の図1の構成では油圧が失われた場合、ピストンを駆動させることができなくなり、例えば航空機の舵面を駆動するアクチュエータとして必要な冗長性を有するものではない。同様に、特許文献1の図3の構成では、電圧が失われると最早ピストンを駆動させることができなくなってしまう。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、電動又は流体圧の何れを用いても可動ロッドを動作させることができる、冗長性を備えたアクチュエータを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のアクチュエータが提供される。即ち、シリンダと、このシリンダ内に配置されるとともに、当該シリンダへの作動流体の給排により移動するピストンと、このピストンに連結される可動ロッドと、この可動ロッドの内部に少なくとも一部が挿入されるネジ軸と、このネジ軸に螺合され、前記ピストンと一体的に移動可能なナットと、前記ネジ軸を正逆いずれにも回転駆動することが可能な電動モータと、を備える。
この構成により、電動又は流体圧の何れを用いても可動ロッドを駆動することができ、冗長性を備えたアクチュエータを提供できる。
前記のアクチュエータにおいては、前記電動モータの出力回転を歯車機構を介して前記ネジ軸に伝達して当該ネジ軸を駆動するように構成することが好ましい。
この構成により、電動モータの出力回転を歯車機構を介してネジ軸に確実に伝達することができる。また、電動モータのレイアウトの自由度が高くなり、全体的にコンパクトなアクチュエータを提供できる。
前記のアクチュエータにおいては、前記シリンダに対する作動流体の給排を切り換える切換弁を備えることが好ましい。
この構成により、切換弁を切り換える簡素な操作によって可動ロッドを確実に流体圧駆動することができる。
前記のアクチュエータにおいては、以下のように構成することが好ましい。前記シリンダは復動シリンダに構成される。前記シリンダの一側のポートと他側のポートとを連通しない第1の位置と、両ポートを互いに連通する第2の位置と、の少なくとも2つの位置に切換可能な第2切換弁を備える。
この構成により、電動モータで可動ロッドを駆動するときに第2切換弁を第2の位置へ切り換えて両ポートを連通させることで、ピストンの流体圧ロックを回避し、可動ロッドをスムーズに電動駆動することができる。
前記のアクチュエータにおいては、以下のように構成することが好ましい。前記第2切換弁を前記第2の位置に切り換える方向に付勢する付勢バネを備える。作動流体圧によって前記第2切換弁を前記付勢バネに抗して前記第1の位置に保持できるように構成した。
この構成により、作動流体圧が消失したときには、自動的に第2切換弁が付勢バネによって第2の位置に切り換わってシリンダの両ポートが連通するので、ピストンの流体圧ロックを回避し、可動ロッドの電動駆動に適した状態にすることができる。
前記のアクチュエータにおいては、前記第2切換弁は、前記第2の位置において、前記シリンダの一側のポートと他側のポートとを絞りを介して連通可能に構成されていることが好ましい。
この構成により、駆動対象部材の過剰な振動を流体圧ダンピング効果により減衰することができる。
前記のアクチュエータにおいては、前記可動ロッドが航空機の舵面に連結されていることが好ましい。
即ち、上記のアクチュエータは、駆動機構に冗長性が必要とされる航空機に特に好適である。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るアクチュエータで舵面を駆動する構成を示す模式斜視図、図2は各アクチュエータの構成を示す断面図及び油圧回路図である。
図1に示すアクチュエータ1は、航空機に備えられた舵面2を駆動するためのものであって、2つ1組で設けられている。図2にはそれぞれのアクチュエータ1の構成が示され、このアクチュエータ1は、シリンダ機構11と、このシリンダ機構11を駆動するための油圧回路12と、同じくシリンダ機構11を駆動するための電動モータ13と、を主要な構成として備えている。
シリンダ機構11は、円筒状に形成したシリンダ21と、このシリンダ21の内部に配置されたピストン22と、を備えている。ピストン22はシリンダ21に油密的に嵌合するとともに、シリンダ21の軸方向に往復移動可能に構成されている。このピストン22は、前記シリンダ21の内部空間を2つに区画するように設けられており、当該区画された2つの空間は、後述するポート31,32にそれぞれ連通されている。
前記ピストン22には、可動ロッド23の一端が一体的に連結されている。この可動ロッド23の他端は、シリンダ21から突出されるとともに、航空機の舵面2に連結されている。
前記シリンダ21には作動油(作動流体)を給排可能な2つのポート31,32が形成されており、前記シリンダ機構11はいわゆる復動式の油圧シリンダに構成されている。以下、この2つのポート31,32に圧油を給排して前記ピストン22を駆動するための油圧回路12を説明すると、この油圧回路12は、圧油を供給するプレッシャーライン41と、圧油を戻すタンクライン42と、切換弁51と、第2切換弁(モードセレクタバルブ)52と、手動モード切換弁53と、を主要な構成として備えている。
切換弁51は3位置切換型とされ、P,T,A,Bの4つのポートを備えている。また、手動モード切換弁53は2位置切換型とされ、P,T,Aの3つのポートを備えている。そして、前記プレッシャーライン41は2つに分岐され、一方が切換弁51のPポートに、他方が手動モード切換弁53のPポートに、それぞれ接続される。また、切換弁51のTポート及び手動モード切換弁53のTポートは、いずれも前記タンクライン42に接続される。
切換弁51は、P,T,A,Bの全ポートをブロックする位置と、PとA、TとBをそれぞれ連通する位置と、PとB、TとAをそれぞれ連通する位置と、の3つの位置に、ソレノイドによって切換可能とされている。この構成により、シリンダ21の各ポート31,32への作動油の供給が切り換えられて、ピストン22及び可動ロッド23を所望の方向に油圧駆動することができる。
第2切換弁52は前記切換弁51とシリンダ21との間に配置されており、油圧駆動モードと電動モードとを切換可能に構成している。具体的には、この第2切換弁52は、切換弁51のA,Bのポートをシリンダ21のポート31,32へそれぞれ連通させる第1の位置と、上記A,Bのポートをそれぞれブロックするとともにシリンダ21のポート31,32間を連通する第2の位置と、に切換可能とされている。なお、この第2の位置において、ポート31,32は、作動油の流量を制限する絞り40を介して連通されるようになっている。
この第2切換弁52には、弁体を前記第2の位置へ切り換えるように付勢する付勢バネ35が取り付けられている。一方、手動モード切換弁53は電磁弁に構成しており、図略の操作具の操作に連動して、PA接続の位置と、TA接続の位置と、に切換可能とされている。そして、前記手動モード切換弁53のAポートの作動油が導かれて、第2切換弁52の弁体を前記付勢バネ35に抗して押動できるようになっている。
プレッシャーライン41には、作動油をろ過するためのフィルタ36や、逆流防止のためのチェック弁37が設置されている。また、タンクライン42には、当該タンクライン42の圧力を適宜に保つための圧力保持機構38が備えられている。
また、前記油圧回路12には、シリンダ21の2つのポート31,32間の差圧を検出する差圧センサ39や、両ポート31,32にチェック弁45を介して接続される、回路全体の油圧の規制のためのリリーフバルブ46や、シリンダ21のポート31,32の圧力が低下した場合に自開してタンクライン42側の作動油を供給するためのチェック弁47等が備えられている。
次に、電動モータ13からピストン22に至る駆動伝達経路を説明する。前記シリンダ21の脇の位置には電動モータ13が取り付けられ、その出力軸24は、前記シリンダ21と一体形成されたハウジング25内部に突出されている。出力軸24の先端には出力ギア26が固着されている。
前記ハウジング25には伝達軸27が回転自在に支持されている。この伝達軸27は、前記シリンダ21の軸線と同心させて設けられている。この伝達軸27の一端には大径ギア28が固定されて、この大径ギア28が前記出力ギア26と噛合している。前記出力ギア26及び大径ギア28は何れも平歯車とされている。
伝達軸27の他端は前記シリンダ21の内部空間に延出され、その延出部分の外周面にはネジ部が刻設され、ネジ軸29とされている。
前記ピストン22及び可動ロッド23には挿入穴33が形成され、可動ロッド23は中空筒状に構成されている。そして、この挿入穴33に前記ネジ軸29の一部が挿入されている。また、前記ピストン22の部分にはナット30が固着されており、このナット30が前記ネジ軸29に螺合している。
以上の構成で、図1には、手動モード切換弁53がPA接続の位置に切り換わっており、この結果、第2切換弁52が付勢バネ35に抗する向きに油圧によって押されて前記第1の位置に切り換わっている状態が示されている。この位置が油圧駆動モードに対応しており、この状態では、シリンダ21のポート31が切換弁51のAポートに、ポート32が切換弁51のBポートに、それぞれ接続される(シリンダ21の両ポート31,32間は連通されない)。この状態で切換弁51を切り換えることにより、プレッシャーライン41の作動油をポート31,32の何れかに供給してピストン22を油圧駆動し、このピストン22に可動ロッド23を介して連結されている舵面2を所望の向きに傾動させることができる。
次に、図略の油圧ポンプの故障等の何らかの事情で、プレッシャーライン41の油圧が失われた場合を考える。この場合、第2切換弁52の弁体を押していた油圧力が消失するので、第2切換弁52は付勢バネ35のバネ力によって第2の位置に自動的に切り換わる。この状態が電動モードであり、電動モータ13を正逆回転することで、出力軸24の出力回転が出力ギア26及び大径ギア28からなる歯車機構を介して減速・トルク増強されて伝達軸27及びネジ軸29を回転させ、この回転運動がナット30の直線運動に変換される。なお、上記の電動モードにおいては第2切換弁52は第2の位置とされているので、ポート31とポート32とは相互に連通され、ピストン22の移動がシリンダ21内の油圧力によってロックされないようになっている。このようにしてピストン22及び可動ロッド23をネジ駆動し、舵面2を所望の向きに旋回させることができる。
なお、前記第2切換弁52には絞り40が形成されており、この第2切換弁52が第2の位置に切り換えられたとき(電動モード時)には、シリンダ21のポート31,32同士がこの絞り40を介して接続されるようになっている。これにより、ピストン22及び可動ロッド23の移動に適度の抵抗を付与し(ダンピング効果)、航空機の高速飛行時に舵面2が共振して細かく振動する現象(いわゆるフラッタリング)を抑制することができる。
なお、上記ではプレッシャーライン41の圧力が消失したことを契機として自動的に電動モードに切り換わる場合を説明したが、電磁弁である手動モード切換弁53をTA接続位置に切り換えることで、第2切換弁52を第2の位置に切り換えて(いわば強制的に)電動モードとすることも可能である。
以上に示すように、本実施形態のアクチュエータ1は、シリンダ21と、このシリンダ21内に配置されるとともに前記ポート31,32への作動油の給排により移動するピストン22と、このピストン22に連結される可動ロッド23と、この可動ロッド23の内部に少なくとも一部が挿入されるネジ軸29と、このネジ軸29に螺合され、前記ピストン22と一体的に移動可能なナット30と、前記ネジ軸29を正逆いずれにも回転駆動することが可能な電動モータ13と、を備える。これにより、電動又は油圧の何れを用いても可動ロッド23を駆動することができ、冗長性を備えたアクチュエータを提供できる。
また、本実施形態のアクチュエータ1は、前記電動モータ13の出力回転を出力ギア26及び大径ギア28からなる歯車機構を介して前記ネジ軸29に伝達して当該ネジ軸29を駆動するように構成している。これにより、電動モータ13の出力回転を歯車機構を介してネジ軸29に確実に伝達することができる。また、例えば電動モータ13をシリンダ21から離して配置することも可能になるので、電動モータ13のレイアウトの自由度に優れ、全体的にコンパクトなアクチュエータ1を提供できる。また、上記実施形態のように、歯車機構に減速機能を持たせたり、逆に増速機能を持たせることも可能である。
また本実施形態のアクチュエータ1は、前記シリンダ21に対する作動油の給排を切り換える切換弁51を備えている。これにより、切換弁51を切り換える簡素な操作によって可動ロッド23を確実に油圧駆動することができる。
また、本実施形態では前記シリンダ21は復動シリンダに構成されるとともに、アクチュエータ1は、前記シリンダ21の一側のポート31と他側のポート32とを連通しない第1の位置と、両ポート31,32を互いに連通する第2の位置と、の2つの位置に切換可能な第2切換弁52を備えている。これにより、電動モータ13で可動ロッド23を駆動するときに第2切換弁52を第2の位置へ切り換えて両ポート31,32を連通させることで、ピストン22の油圧ロックを回避し、可動ロッド23をスムーズに電動駆動することができる。
また、本実施形態のアクチュエータ1は、前記第2切換弁52を前記第2の位置に切り換える方向に付勢する付勢バネ35を備えるとともに、作動油圧によって前記第2切換弁52を前記付勢バネ35に抗して前記第1の位置に保持できるように構成している。これにより、作動油圧が消失したときには、自動的に第2切換弁52が付勢バネ35によって第2の位置に切り換わって両ポート31,32が連通するので、ピストン22の油圧ロックを回避し、直ちに可動ロッド23の電動駆動に適した状態にすることができる。
更に、本実施形態のアクチュエータ1は図2に示すように、前記第2切換弁52は、前記第2の位置において、前記シリンダ21の一側のポート31と他側のポート32とを絞り40を介して連通可能に構成されている。これにより、油圧ダンピング効果を発揮させることができ、駆動対象部材(舵面2)の過剰な振動を減衰することができる。
また、本実施形態のアクチュエータ1は、その可動ロッド23を航空機の舵面2に連結させて用いられるので、駆動機構に冗長性が必要とされる航空機に好適な構成とすることができる。
以上に本発明の構成を説明したが、上記は一例であって、例えば以下のように変更することができる。
電動モータ13にバッテリーを接続し、油圧駆動モードでのピストン22の駆動に伴う出力軸24の回転で生じるエネルギーを保存し、電動モードにおいてはその回生エネルギーを用いてネジ軸29を駆動する構成に変更することができる。
上記の実施形態において、直線駆動機構を構成する前記ネジ軸29及びナット30はボールネジに構成されているが、例えば台形ネジに変更することができる。また、油圧のみならず、空気圧など、他の作動流体圧で駆動する構成に変更することができる。
第2切換弁52は、手動モード切換弁53からの油圧で切り換わる構成とすることに代えて、例えば電気信号で切り換わる電磁弁に構成することができる。この場合、プレッシャーライン41の油圧を適宜のセンサで監視して、油圧低下の異常が検知されたら第2切換弁52を第2の位置へ自動的に切り換える制御を行えば良い。
手動モード切換弁53を省略し、プレッシャーライン41の作動油を第2切換弁52に直接導く構成に変更することができる。
第2切換弁52の絞り40は、用途によっては省略しても良い。例えば図1に示すように、2つあるアクチュエータ1のうち1つにおいては、第2切換弁52の絞り40が省略されている。この構成でも、舵面2のフラッタリングを、一側のアクチュエータ1の絞り40によって回避することができる。
あるいは図3の上側のアクチュエータ1に示すように、第2切換弁52を、シリンダ21の2つのポート31,32同士を互いに連通しない第1の位置と、両ポート31,32を互いに絞りなしで連通する第2の位置と、両ポート31,32を絞り40を介して互いに連通する第3の位置と、で切換可能に構成しても良い。この構成では、低速飛行時には第2の位置とする一方、舵面2のフラッタリングが心配される高速飛行時に第3の位置に切り換えるといった制御を行うことができる。
また、図4に示すように、一側(図中上側)のアクチュエータ1は電動モータ13による駆動のみとし、当該一側のアクチュエータ1のシリンダ21のポート31,32の間をオリフィス弁61を介在させつつ接続する構成に変更することができる。このオリフィス弁61は電磁弁に構成しており、その弁体62の内部に絞り40が形成されている。そして、他側(図中下側)のアクチュエータ1が油圧駆動モードのときは、前記オリフィス弁61は開弁してシリンダ21のポート31,32間を連通させる。一方、電動モード(特に高速飛行時)においては、オリフィス弁61は閉弁してシリンダ21のポート31,32間の流量を弁体62内部の絞り40によって制限し、舵面2のフラッタリングを効果的に抑制することができる。
更には、図5に示すように、電動モータ13と伝達軸27とを、遊星歯車機構55を介して連結する構成に変更することができる。この構成では、電動モータ13の出力軸24にサンギア56が固定される一方、当該サンギア56に噛合するプラネタリギア57を支持するキャリア58に小径ギア60が固定され、この小径ギア60が伝達軸27の大径ギア28に噛合されている。この構成では、電動モータ13の出力軸24の出力回転は遊星歯車機構55、及び小径ギア26と大径ギア28からなる歯車機構によって、2段階で減速・トルク増強され、伝達軸27に伝達されることになる。
また、図5に示すように、前記電動モータ13の出力軸24とネジ軸29との間に、動力を断接可能なクラッチ59を介在させる構成に変更することができる。このクラッチ59としては、例えば電磁クラッチを採用できる。この図5の構成において、例えば、油圧駆動モードを通常モードとして、電動モードを非常モードとして用いる場合、油圧駆動モードではクラッチ59を断となるように制御して、ピストン22の油圧駆動時に回転するのをネジ軸29のみとして伝達軸27や電動モータ13の出力軸24を切り離し、慣性による動力損失を回避することができる。なお、プレッシャーライン41の油圧低下が検知された場合、前記電動モードになると同時にクラッチ59を接となるように制御するのは勿論である。
また、図6に示すように、前記電動モータ13の出力軸24と前記ネジ軸29とを同心配置して直接連結する構成に変更することができる。この構成によれば、歯車機構を省略でき、構成を簡素化できる。また、この電動モータ13とネジ軸29とを直接結合する構成は、例えば第2切換弁52を3位置切換型とする図3の変形例と組み合わせたり(図7)、オリフィス弁61を備える図4の変形例と組み合わせたり(図8)することができる。
また、以上の実施形態及びその変形例から、少なくとも以下の技術思想及び効果を把握することができる。
(1)前記第2切換弁が、復動シリンダの2つのポート間を連通しない第1の位置と、両ポートを互いに絞りなしで連通する第2の位置と、両ポートを絞りを介して連通する第3の位置と、の少なくとも3つの位置に切換可能に構成されていることを特徴とするアクチュエータ(図3や図7の上側に図示するアクチュエータ)。
以上の構成では、電動駆動時に第2切換弁を第2の位置とすることで、可動ロッド23をスムーズに電動駆動することができる。また、駆動対象部材の過剰な振動(舵面2のフラッタリング)が心配されるときには第3の位置とすることで、当該振動を油圧ダンピング効果により良好に抑制することができる。
(2)シリンダと、
このシリンダ内に移動可能に配置され、当該シリンダの内部空間を区画するピストンと、
このピストンに連結される可動ロッドと、
この可動ロッドの内部に少なくとも一部が挿入されるネジ軸と、
このネジ軸に螺合され、前記ピストンと一体的に移動可能なナットと、
前記ネジ軸を正逆いずれにも回転駆動することが可能な電動モータと、
を備え、
前記区画された内部空間同士を弁(オリフィス弁61)を介して接続し、
この弁は、両内部空間を絞りを介さないで互いに連通する第1の位置(開弁位置)と、両内部空間を絞りを介して互いに連通する第2の位置(閉弁位置)と、の少なくとも2つの位置に切換可能であることを特徴とするアクチュエータ(図4や図8の上側に図示するアクチュエータ)。
以上の構成では、上記の弁を第1の位置とすることで可動ロッドをスムーズに電動駆動できる。また、駆動対象部材の過剰な振動(舵面2のフラッタリング)が心配されるときには弁を第2の位置とすることで、当該振動を油圧ダンピング効果により良好に抑制することができる。
(3)複数のアクチュエータを用いて駆動対象部材を駆動するアクチュエータ機構であって、
各アクチュエータは、
シリンダと、
このシリンダ内に移動可能に配置され、当該シリンダの内部空間を区画するピストンと、
このピストンに連結される可動ロッドと、
この可動ロッドの内部に少なくとも一部が挿入されるネジ軸と、
このネジ軸に螺合され、前記ピストンと一体的に移動可能なナットと、
前記ネジ軸を正逆いずれにも回転駆動することが可能な電動モータと、
を備えており、
当該複数のアクチュエータには、
前記区画された内部空間同士を絞りを介して接続可能に構成されているアクチュエータと、
前記内部空間同士を接続する接続経路に絞りを配置していないアクチュエータと、
が少なくとも含まれていることを特徴とするアクチュエータ機構(図1、図3、図4、図7、図8に図示)。
即ち、複数のアクチュエータで1つの駆動対象部材を駆動する場合、絞りは複数のアクチュエータのうち一部のアクチュエータにだけ設けられていれば、駆動対象部材の過剰な振動を抑制可能であり、また、このように構成することで簡素な構成を実現できる。
本発明の一実施形態に係るアクチュエータで舵面を駆動する構成を示す模式斜視図。 各アクチュエータの構成を示す断面図及び油圧回路図。 アクチュエータの第1変形例を示す模式斜視図。 アクチュエータの第2変形例を示す模式斜視図。 アクチュエータの第3変形例を示す模式斜視図。 アクチュエータの第4変形例を示す模式斜視図。 アクチュエータの第5変形例を示す模式斜視図。 アクチュエータの第6変形例を示す模式斜視図。
符号の説明
1 アクチュエータ
2 航空機の舵面
13 電動モータ
21 シリンダ
22 ピストン
23 可動ロッド
26 出力ギア(歯車機構の一部)
28 大径ギア(歯車機構の一部)
29 ネジ軸
30 ナット
31,32 ポート
35 付勢バネ
40 絞り
51 切換弁
52 第2切換弁

Claims (7)

  1. シリンダと、
    このシリンダ内に配置されるとともに、当該シリンダへの作動流体の給排により移動するピストンと、
    このピストンに連結される可動ロッドと、
    この可動ロッドの内部に少なくとも一部が挿入されるネジ軸と、
    このネジ軸に螺合され、前記ピストンと一体的に移動可能なナットと、
    前記ネジ軸を正逆いずれにも回転駆動することが可能な電動モータと、
    を備えることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のアクチュエータであって、前記電動モータの出力回転を歯車機構を介して前記ネジ軸に伝達して当該ネジ軸を駆動するように構成することを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載のアクチュエータであって、前記シリンダに対する作動流体の給排を切り換える切換弁を備えることを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項3に記載のアクチュエータであって、
    前記シリンダは復動シリンダに構成されるとともに、
    前記シリンダの一側のポートと他側のポートとを連通しない第1の位置と、両ポートを互いに連通する第2の位置と、の少なくとも2つの位置に切換可能な第2切換弁を備えることを特徴とするアクチュエータ。
  5. 請求項4に記載のアクチュエータであって、
    前記第2切換弁を前記第2の位置に切り換える方向に付勢する付勢バネを備えるとともに、
    作動流体圧によって前記第2切換弁を前記付勢バネに抗して前記第1の位置に保持できるように構成したことを特徴とするアクチュエータ。
  6. 請求項4又は5に記載のアクチュエータであって、前記第2切換弁は、前記第2の位置において、前記シリンダの一側のポートと他側のポートとを絞りを介して連通可能に構成されていることを特徴とするアクチュエータ。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載のアクチュエータであって、前記可動ロッドが航空機の舵面に連結されていることを特徴とするアクチュエータ。
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