JP2007154801A - エアクリーナ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形金型の分割を複雑に行うことなく、カバーと連通管部材とを一体成型することができるエアクリーナ装置を提供する。
【解決手段】エアクリーナケース101を構成する少なくとも1つの部材が、底部202を有する椀状に形成された椀状ケース部材200から成り、椀状ケース部材200には、椀状の内側部分に底部の底面に沿って延在し、エアクリーナケース内の室104,105間を繋ぐ連通管107が形成されており、この連通管107は椀状ケース部材200に一体に成形され、連通管の延長線上に位置する椀状ケース部材の側壁部201に切欠き204を形成する一方、椀状ケース部材200と組み合う他のケース部材300に、切欠き204を閉塞する閉塞部304を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の室を連通する連通管を備えたエアクリーナ装置及びその製造方法に関する。
一般的な自動二輪車は、吸入した外気から埃などの異物を取り除いて清浄すると共に、清浄した外気を溜めておくためのエアクリーナ装置を備えている。エアクリーナ装置は、エアクリーナケースを備えており、このエアクリーナケースは、椀形状の2つの部材(カバーおよびエアクリーナケース本体)の開口部分をそれぞれ合わせて組み立てることにより、外気を貯留するための空間が確保されている。このエアクリーナケースの内部は、カバーとエアクリーナケース本体とに亘って延在する別部品で構成された仕切壁によって第1室と第2室とに画成されており、さらに、埃を取り除くためのエアフィルタ部材によって第2室とクリーナ室とに画成されている。
また、上述した仕切壁には、第1室と第2室とを連通する連通管が設けられており、仕切壁と連通管とで連通管部材が構成されている。この連通管は、カバーの内側部分に取り付けられ、カバーの椀状の底面に沿って配置されている。(例えば、特許文献1参照)。
特許第3395946号明細書
上述したエアクリーナケースを組み立てる場合、組立工数を削減するためには、部品点数を少なくすることが好ましい。しかしながら、エアクリーナケースは、上述したカバー、エアクリーナケース本体およびエアフィルタ部材の他に、吸気口から外気を導く外気吸気管と、上述した連通管部材とを組み立てて構成されているため、組立工数が多くなっていた。
一方、部品点数を減らすためには、カバーに連通管部材を一体成型して、組立工程を1つ削減することが考えられる。しかしながら、カバーの形状は椀状に形成されており、カバーの底面から起立する側壁部があるため、連通管の内管路に沿って引抜き型を引き抜くと、引抜き型と側壁部とが干渉してしまう。そのため、一体成形するためには金型を複雑に分割しなければならず、金型の製作費用が嵩むことになる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、成形金型の分割を複雑に行うことなく、カバーと連通管部材とを一体成型することができるエアクリーナ装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明では、複数のケース部材を用いて箱状に組み立てられ、その内部に複数の室が画成されたエアクリーナケースを備え、前記エアクリーナケースを構成する少なくとも1つの部材が底部を有する椀状に形成された椀状ケース部材から成り、前記椀状ケース部材には、椀状の内側部分に前記底部の底面に沿って延在し、前記室間を繋ぐ連通管が形成されているエアクリーナ装置において、前記連通管は前記椀状ケース部材に一体に成形され、前記連通管の延長線上に位置する前記椀状ケース部材の側壁部に切欠きを形成する一方、前記椀状ケース部材と組み合う他のケース部材に、前記切欠きを閉塞する閉塞部を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、椀状ケース部材の側壁部に形成した切欠きから、連通管の内管路を形成するための引抜き型を挿入および引抜きすることができる。他方、切欠きから外気が漏れるのを防止するために、椀状ケース部材と組み合う他のケース部材の閉塞部を用いて切欠きを閉塞させることができる。
この場合において、前記閉塞部の縁部は、前記椀状ケース部材の内側面に接触するつば部を備えることができる。
この構成によれば、椀状ケース部材の内側面とつば部とが接触して、雨水がエアクリーナケースの内部に入らないようにすることができる。
また、前記椀状ケース部材は、前記底部に外気を取り込むための外気吸気口を有し、前記外気吸気口の縁部に前記椀状ケース部材の外方に向けて突出する庇部を設けてもよい。
この構成によれば、車両走行中にエアクリーナケースの外側部を伝って流れる雨水などが積極的に外気吸気口に入り込まないようにすることができる。
また、前記庇部は、前記外気吸気口の車両進行方向に対する前側に設けてもよい。
この構成によれば、車両走行時の風圧によってエアクリーナケースの外周部を前側から伝って流れる雨水などが積極的に外気吸気口に入り込まないようにすることができる。
また、前記庇部は、前記外気吸気口の車両進行方向に対する前側および後側に設けてもよい。
この構成によれば、エアクリーナケースの外周部を車両走行方向に沿って流れる雨水が積極的に外気吸気口に入り込まないようにすることができると共に、車両後方に配置された後輪が巻き上げる泥水などが外気吸気口に入り込まないようにすることができる。
また、前記庇部は、前記開口を囲繞する態様で設けてもよい。
この構成によれば、エアクリーナケースの外周部を種々の方向から伝って流れる雨水が積極的に外気吸気口に入り込まないようにすることができると共に、車両後方に配置された後輪が巻き上げる泥水などが外気吸気口に入り込まないようにすることができ、さらに車両停止時であっても車両上方から流れてくる雨水などが外気吸気口に入り込まないようにすることができる。
複数のケース部材を用いて箱状に組み立てられ、その内部に複数の室が画成されたエアクリーナケースを備え、前記エアクリーナケースを構成する少なくとも1つの部材が底部を有する椀状に形成された椀状ケース部材から成り、前記椀状ケース部材には、椀状の内側部分に前記底部の底面に沿って延在し、前記室間を繋ぐ連通管が形成されているエアクリーナ装置の製造方法において、前記椀状ケース部材を型を用いて一体に形成するとともに、前記連通管を形成するための引抜き型が前記連通管の延長線上に位置する前記椀状ケース部材の側壁部に形成された切欠きを通過させるようにして、前記連通管を前記椀状ケース部材に一体に形成することを特徴とする。
この構成によれば、椀状ケース部材の側壁部に形成した切欠きから、連通管の内管路を形成するための引抜き型を挿入および引抜きすることができる。他方、切欠きから外気が漏れるのを防止するために、椀状ケース部材と組み合う他のケース部材の閉塞部を用いて切欠きを閉塞させることができる。
本発明によれば、前記連通管は前記椀状ケース部材に一体に成形され、前記連通管の延長線上に位置する前記椀状ケース部材の側壁部に切欠きを形成する一方、前記椀状ケース部材と組み合う他のケース部材に、前記切欠きを閉塞する閉塞部を設けることにより、連通管の内管路を形成するための引抜き型を切欠きから挿入または引抜くことができるので、椀状ケース部材の内側部分に椀状ケース部材の底面に沿って延在する連通管を、成形金型の分割を複雑にすることなく、一体成型することができる。また、椀状ケース部材と組み合う他のケース部材の閉塞部が、切欠きを閉塞するように組み立てられるので、エアクリーナケースのシール性を確保して、エアクリーナケースを組み立てることができると共に、エアクリーナケースの部品点数を減らして組立工程の削減を図ることができる。
また、前記閉塞部の縁部は、前記椀状ケース部材の内側面に接触するつば部を備えることにより、椀状ケース部材の内側面とつば部とが接触して、雨水がエアクリーナケースの内部に入り込まないようにすることができる。
他方、前記椀状ケース部材は、前記底部に外気を取り込むための外気吸気口を有し、前記外気吸気口の縁部に前記椀状ケース部材の外方に向けて突出する庇部を設けることにより、雨水などの水分が外気と共にエアクリーナ装置の内部に入り難くすることができる。
また、前記庇部は、前記外気吸気口の車両進行方向に対する前側に設けることにより、車両の走行中に雨水などの水分が外気と共にエアクリーナ装置の内部に入り難くすることができる。
さらに、前記庇部は、前記外気吸気口の車両進行方向に対する前側および後側に設けられていることにより、車両の進行方向に対して流れる雨水などの水分が外気と共にエアクリーナ装置の内部に入り難くすることができる。
さらにまた、前記庇部は、前記外気吸気口を囲繞する態様で設けられていることにより、雨水などの水分が外気と共にエアクリーナ装置の内部に入り難くすることができる。
さらに、本発明によれば、前記椀状ケース部材を型を用いて一体に形成するとともに、前記連通管を形成するための引抜き型が前記連通管の延長線上に位置する前記椀状ケース部材の側壁部に形成された切欠きを通過させるようにして、前記連通管を前記椀状ケース部材に一体に形成することにより、連通管の内管路を形成するための引抜き型を切欠きから挿入または引抜くことができるので、椀状ケース部材の内側部分に椀状ケース部材の底面に沿って延在する連通管を、成形金型の分割を複雑にすることなく、一体成型することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る自動2輪車の側面図を示す。なお、以下の説明において、上下とは図1に示した状態の自動二輪車における方向をいい、車両走行方向とは、図1に示した状態で自動二輪車が前側に走行する方向を示すものとする。また、自動二輪車の走行方向を矢印Aで示す。
この自動二輪車1は、低床式車両であるスクータ型車両であり、車体フレーム2と、車体フレーム2の前端に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク3と、フロントフォーク3の上端部に取り付けられた操舵用のハンドル4と、フロントフォーク3に回転自在に支持された前輪5と、車体フレーム2に揺動自在に支持されたパワーユニット6と、パワーユニット6の後部に取り付けた後輪7と、車体フレーム2の後部上部とパワーユニット6との間に配置されたリアクッション8と、車体フレーム2の後部上方に支持された燃料タンク9と、車体フレーム2に支持された収納ボックス10と、この収納ボックス10上に配置された乗員シート11と、車体フレーム2を覆う車体カバー12とを備えている。
車体カバー12は、車体フレーム2の前部を覆うフロントカバー12Aと、運転者の足の前方を覆う左右一対のレッグシールド12Bと、車体フレームの下方を覆うアンダーカバー12Cと、車体フレーム2の後部を覆う左右一対のサイドカバー12Dとで構成されている。また、図1に示す自動二輪車1は、収納ボックス10内にヘルメットを収納することができる。
車体フレーム2は、メインフレーム20と、メインフレーム20の後部に連結されるサブフレーム21とから構成され、メインフレーム20は、前部フレーム23と、前部フレーム23の後端部に締結される後部フレーム24とを備えている。前部フレーム23は、ヘッドパイプ部25と、ヘッドパイプ部25から後下りに延びるダウンフレーム部26と、ダウンフレーム部26の下端から後方に延びる左右一対のフロア支持フレーム部27とを備え、これらはアルミ合金等で一体的に鋳造成形されている。
ヘッドパイプ部25には、フロントフォーク3が支持され、図1に示すように、このフロントフォーク3の下端にリンク15を介して前輪5の車軸が支持されている。
ダウンフレーム部26は、前方が開口するU字溝が車体下方に連続する溝形フレームに形成されており、このU字溝は車体下方に行くに従って幅広となり、この溝内には、複数の補強用リブが間隔を空けて設けられている。
左右一対のフロア支持フレーム部27は、上方が開口するU字溝(図示せず)が車体前後方向に沿って延在する溝形フレームに形成され、このフロア支持フレーム部27の前端部が、ダウンフレーム部26の下端前面よりも前方に膨らんだ左右一対の湾曲部26Aを介してダウンフレーム部26の下端両側に連設されると共に、フロア支持フレーム部27の後端部が、補強フレーム部(図示せず)を介して相互に一体に連結されている。
また、上記フロア支持フレーム部27の後端部には、前下がりに傾斜したフレーム締結部が一体に設けられており、これらフレーム締結部には、複数のボルト挿通孔33と両ボルト挿通孔33の中間部下面に開口する嵌合凹部とが設けられている。
また、後部フレーム24の中央部には、車体幅方向に貫通する左右一対のリンク支持孔46Aが設けられている。これらリンク支持孔46Aには、図1に示すように、防振リンク55を介してパワーユニット6が車体上下方向に揺動自在に支持されている。より具体的には、上記リンク支持孔46Aには、ゴムブッシュ55Aが圧入され、このゴムブッシュ55Aに挿通されたボルト55Bにリンク55の一端が支持され、この防振リンク55の他端がボルト及びゴムブッシュ(図示せず)を介してパワーユニット6のブラケット6Xに支持されている。
パワーユニット6は、後輪7の前方に配置されるエンジン6Aと、後輪7の左側方に配置される無段変速機6Bとを備えている。このエンジン6Aは、シリンダを車体前方に向けてほぼ水平に配置した単気筒エンジンが適用され、無段変速機6Bは、ベルト式無段変速機が適用されている。
上記エンジン6Aと上記後部フレーム24との間には、フュエルパイプ56を介して燃料タンク9に接続されているスロットルボディ57や、スロットルボディ57と連結されているエアクリーナ装置100等が配設されている。エンジン6Aの排気系については、上記エンジン6Aの前側下面の排気口に排気管6Eが接続され、この排気管6Eがエンジン下方からエンジン右側を車体後方に延びており、その後端に排気マフラー6Mが接続されている。
図2は、図1で示したエアクリーナ装置100単体を示す側面図、図3は、図2の上面図であって、一部を断面で示した図である。
エアクリーナ装置100は、図2および図3に示すように、内部に外気を溜める空間を有するエアクリーナケース101を備えている。このエアクリーナケース101は、一方の側部を構成する椀形状のカバー(椀状ケース部材)200と、他方の側部を構成する椀形状のエアクリーナケース本体(他のケース部材)300とで構成され、椀形状の開口をそれぞれ合わせてねじ102で締結することにより組み立てられている。
このエアクリーナケース101を側面側から見た外形形状は、図2に示すように、車両走行方向Aと同一方向に長手方向を有する略矩形形状を成しており、エアクリーナケース101の周囲に配置された部品と干渉しないように適宜変形させてある。
また、エアクリーナケース101を上側から見た外形形状は、図3に示すように、車両走行方向Aにおける前側部分が幅方向に狭く形成されており、前側部分よりも後側の部分は、前側部分と比べて幅広に形成されている。また、エアクリーナケース本体300側には、幅方向内側に向けて窪ませた凹部103が形成されており、これらの形状についても、エアクリーナケース101の周囲に配置されたリヤクッション8と干渉しない形状になっている。
エアクリーナケース101の内部は、図3に示すように、走行方向Aにおける前側に位置する第1室104と、第1室104の後側であってカバー200側に位置する第2室105と、第2室105と幅方向に隣り合うクリーナ室106とがそれぞれ画成されている。第1室104と第2室105との間は、仕切壁111aによって仕切られており,第1室104とクリーナ室106との間は、仕切壁111bによって仕切られている。また第2室105とクリーナ室106との間は、埃を取り除くためのエアフィルタを備えたエアフィルタ部材108によって仕切られている。
この第1室104と第2室105との間には、仕切壁111aを貫通し、吸入した外気が通過するように、これらの室間を繋ぐ連通管107が設けられている。この連通管107は、例えば、吸気騒音を低減したり、埃よりも大きな異物が通過しないようにするためのものである。
また、第1室104の壁部には、外気を取り込むための外気吸気口109が設けられている一方、クリーナ室106の壁部には、浄化した外気を排出する排出口110が設けられている。
これにより、外気は、外気吸気口109から第1室104に入り、連通管107を通過して第2室105へ流れ、エアフィルタ部材108を通過して浄化された後にクリーナ室106へ入り、排出口110からコネクタチューブ112を介してスロットルボディ57側へ供給されることになる。
図4(a),(b)は、カバー200を単体で示したものである。カバー200は、図4(a)に示すように、紙面奥行き方向に延びる側壁部201が全周に亘って形成されると共に、底部202を有する椀形状に形成されている。カバー200の内部であって側壁部201に囲まれた部分には、上述した仕切壁111aと、底部202の底面に沿って延在する連通管107とが一体成形されている。
また、第1室104を構成する部分の底部202には、底部202を貫通する外気吸気口109が明けられている。この外気吸気口109は、連通管107の開口の近傍に設けられており、本実の形態では、上下方向に細長に形成された3つの貫通孔で構成されている。
3つの外気吸気口109の縁部には、図4(a)および図5に示すように、カバー200の外側方向に向かって延びる庇部205がそれぞれ設けられている。この庇部205は、走行方向Aにおける前側の側縁部に配設されており、自動二輪車1の走行時に雨水が外気吸気口に入り込まないようにしている。
また、カバー200の外周縁部には、図4(a)に示すように、カバー200とエアクリーナケース本体300とをねじ102で組み立てるための取付孔203が複数設けられている。
連通管107の延長線上に位置する側壁部201には、図4(b)および図5に示すように、連通管107の内管路107aの断面形状よりも大きい形状の切欠き204が形成されている。この切欠き204は、詳細は後述する引抜き型403(図8参照)を連通管107の内管路107a内に挿入および引抜きするときに、側壁部201が引抜き型403と干渉しないように形成したものである。
図6(a),(b)は、エアクリーナケース本体300を単体で示したものである。エアクリーナケース本体300は、図5(a)に示すように、紙面手前方向に延びる側壁部301によって全周に亘って形成されると共に、底部302を有する椀形状に形成されている。エアクリーナケース本体300の内部であって側壁部301に囲まれた部分には、上述した仕切壁111bが一体成形されている。また、第1室104を構成する部分の底部302には、底部302を貫通する外気吸気口304が形成されている。この外気吸気口304は、自動二輪車1の内方側に向けて組み付けられるので、走行中に雨水が入り込むおそれが少ないため、カバー200の外気吸気口109のような庇部205を設けていない。
また、エアクリーナケース本体300の外周縁部には、カバー200とエアクリーナケース本体300とをねじ102で組み立てるための取付孔303が複数設けられている。この取付孔303の位置は、カバー200の取付孔203と一致している。
側壁部301には、図6(b)に示すように、側壁部301の立ち上がりをさらに高くする方向に延ばした閉塞部304が設けられている。この閉塞部304は、図7(a)〜図7(c)に示すように、カバー200とエアクリーナケース本体300とを組み立てた状態で、カバー200の切欠き204と嵌合して当該切欠き204を閉塞するようになっている。この閉塞部304は、閉塞した部分が気密構造となるように外形形状および外形寸法が決定されている。
次に、カバー200を成型するための成型金型400、および成型方法について図8を用いて説明する。
カバー200に連通管107を一体成形するためには、2方向の分割型では整形できない。そのため、成型金型400は、図8に示すように、雌型401と、雌型401に嵌合する雄型402と、雌型401から引き抜かれる引抜き型403とで構成されている。成型金型400は、それぞれを嵌合させた状態で、図示しない材料注入口から成型材料を注入し、成型材料が固まった後に金型をそれぞれ分割または引き抜く。引抜き型403は、図8に示すように、雌型401と雄型402との分割方向に対して直交する方向に引き抜かれるようになっており、カバー200の切欠き204からカバー200の内部に挿引されて、連通管107を形成することになる。
本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置及びその製造方法によれば、連通管107がカバー200に一体に形成され、連通管107の延長線上に位置するカバー200の側壁部201に連通管107の内管路107aの断面形状よりも大きい形状の切欠き204を形成しているので、連通管107の内管路107aを形成するための引抜き型403を切欠き204から挿入または引抜くことができ、カバー200の内側部分にカバー200の底部202の底面に沿って延在する連通管107を一体に成型することができる。そのため、成形金型400の分割を雌型401、雄型402および引抜き型403の3つの金型で構成することができるので、成形金型400の数を必要以上に増やすことなく、かつ、金型の分割方法を複雑にすることなく、カバー200と連通管107とを一体成型することができる。これにより、エアクリーナ装置100の組立工数を削減することができると共に、成形金型の作製費用を低く抑えることができる。
また、椀状ケース部材200と組み合う他のケース部材300に、椀状ケース部材と他のケース部材とを組み合わせたときに切欠き204を閉塞する閉塞部304を設けているので、エアクリーナケース101の気密性が損なわれないようにすることができ、エアクリーナ装置100の外気を溜め置くという本質的機能を損なうことがない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、閉塞部304の縁部には、切欠き204を閉塞させるために、つば部500を形成することができる。例えば、図9(a)に示すようなつば部500aは、側壁部201の内側面側に段状に重なるように形成されており、組み立てた状態では、つば部500aと側壁部201の内側面201aとが接触している。この構造により、エアクリーナケース101内に雨水が入り込むのを防止することができる。
また、図9(b)に示すつば部500bのように、閉塞部304の縁部を加工して形成し、側壁部201の内側面201aに形成した加工部と重ね合わせるように構成することもできる。
他方、外気吸気口109の縁部に設けた庇部は、図10(a),図10(b)に示すように、走行方向Aにおける前側の庇部205の他に、後側に庇部600を設けてもよい。これにより、自動二輪車1の進行方向に対して流れる雨水などの水分が外気と共にエアクリーナ装置100の内部に入り難くすることができる。
また、図10(c)に示すように、外気吸気口109を囲繞する態様で庇部601を設けてもよい。これにより、雨水などの水分が外気と共にエアクリーナ装置100の内部に入り難くすることができる。
本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置を備えた自動二輪車の側面図である。 本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置の側面図である。 図2の上面図であって、一部を断面で示したものである。 本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置に使用されるカバーを示す図であって、(a)は外側から見た側面図、(b)は(a)の側面図である。 図4のV−V線で切断した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置に使用されるエアクリーナケース本体を示す図であって、(a)は椀形状の開口側から見た側面図、(b)は(a)の側面図である。 本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置であって、カバーの切欠きとエアクリーナケース本体の閉塞部が嵌合する状態を示す概要図である。 本発明の実施の形態に係るエアクリーナ装置に使用されるカバーを一体成型するための金型の概要図である。 本発明の変形例であって、(a)および(b)は、閉塞部の縁部に設けたつば部の形状を示す断面図である。 本発明の変形例であって、(a)は外気吸気口の縁部に設けた庇部の形状を示す正面図、(b)は(a)のX−X線で切断した断面図、(c)は他の庇部の形状を示す正面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
6 パワーユニット
20 メインフレーム
21 サブフレーム
57 スロットルボディ
100 エアクリーナ装置
101 エアクリーナケース
104 第1室
105 第2室
106 クリーナ室
107 連通管
109 外気吸気口
111a,111b 仕切壁
200 カバー(椀状ケース部材)
201 側壁部
201a 内側面
202 底部
204 切欠き
205 庇部
300 エアクリーナケース本体(他のケース部材)
301 側壁部
304 閉塞部
400 成型金型
403 引抜き型
500 つば部
A 自動二輪車の走行方向

Claims (7)

  1. 複数のケース部材を用いて箱状に組み立てられ、その内部に複数の室が画成されたエアクリーナケースを備え、前記エアクリーナケースを構成する少なくとも1つの部材が底部を有する椀状に形成された椀状ケース部材から成り、前記椀状ケース部材には、椀状の内側部分に前記底部の底面に沿って延在し、前記室間を繋ぐ連通管が形成されているエアクリーナ装置において、
    前記連通管は前記椀状ケース部材に一体に成形され、前記連通管の延長線上に位置する前記椀状ケース部材の側壁部に切欠きを形成する一方、前記椀状ケース部材と組み合う他のケース部材に、前記切欠きを閉塞する閉塞部を設けたことを特徴とするエアクリーナ装置。
  2. 前記閉塞部の縁部は、前記椀状ケース部材の内側面に接触するつば部を備えることを特徴とする請求項1記載のエアクリーナ装置。
  3. 前記椀状ケース部材は、前記底部に外気を取り込むための外気吸気口を有し、前記外気吸気口の縁部に前記椀状ケース部材の外方に向けて突出する庇部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエアクリーナ装置。
  4. 前記庇部は、前記外気吸気口の車両進行方向に対する前側に設けられていることを特徴とする請求項3記載のエアクリーナ装置。
  5. 前記庇部は、前記外気吸気口の車両進行方向に対する前側および後側に設けられていることを特徴とする請求項3記載のエアクリーナ装置。
  6. 前記庇部は、前記外気吸気口を囲繞する態様で設けられていることを特徴とする請求項3記載のエアクリーナ装置。
  7. 複数のケース部材を用いて箱状に組み立てられ、その内部に複数の室が画成されたエアクリーナケースを備え、前記エアクリーナケースを構成する少なくとも1つの部材が底部を有する椀状に形成された椀状ケース部材から成り、前記椀状ケース部材には、椀状の内側部分に前記底部の底面に沿って延在し、前記室間を繋ぐ連通管が形成されているエアクリーナ装置の製造方法において、
    前記椀状ケース部材を型を用いて一体に形成するとともに、前記連通管を形成するための引抜き型が前記連通管の延長線上に位置する前記椀状ケース部材の側壁部に形成された切欠きを通過させるようにして、前記連通管を前記椀状ケース部材に一体に形成することを特徴とするエアクリーナ装置の製造方法。
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