JP2007153172A - 電動ステアリングロック装置 - Google Patents

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Masaya Okuno
正也 奥野
Nobuhisa Inoue
宣央 井上
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】電動ステアリングロック装置のモータ振動に起因した異音の発生を好適に抑制することのできる電動ステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】電動ステアリングロック装置のロックボディ10内において、モータ40を、その回転軸41の軸心方向が車体への固定に際して車体側の固定プレート50に密接される取付平面20に対して垂直となるように配設した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の電動ステアリングロック装置に関するものである。
車両には一般に、ステアリングに連結されたステアリングシャフトを機械的に固定(ロック)することにより車両の盗難を防止するステアリングロック装置が搭載されている。このステアリングロック装置は、イグニッションキーの回動操作に連動して往復駆動される棒状のロックバーを備えて構成されており、同ロックバーをステアリングシャフト側に形成された穴形状部に係合させることによって上記ステアリングシャフトを機械的にロックするものである。
近年にあっては、車両の高機能化に伴い、上記ロックバーをモータの駆動力を利用して往復駆動させるようにした電動ステアリングロック装置も開発され、広く実用化されている。この種の電動ステアリングロック装置としては、例えば特許文献1に記載の電動ステアリングロック装置が知られている。この電動ステアリングロック装置は、モータが収容された本体部とその本体部から車両のステアリングシャフト側に向けて突設された筒状のガイド部とを有して構成されたロックボディと、上記ガイド部内に配設されるとともに上記モータによって上記ガイド部内を往復駆動されるロックバーとを備えて構成されている。こうした構成のもとに、上記電動ステアリングロック装置では、車両からの作動許可信号を受け、上記モータの作動を通じて上記ガイド部から上記ロックバーが突出される。これにより、上記ロックバーがステアリングシャフト側の穴形状部に係合されることとなって、上述のステアリングロック装置と同様、上記ステアリングシャフトは機械的にロックされることとなる。
特開2004−231122号公報
しかしながら、上述の電動ステアリングロック装置では、上記ロックバーの往復駆動にあたって作動されるモータの振動が上記ロックボディを通じて車体に伝達される。こうしたモータ作動時の振動の車体への伝達は、車両における異音の発生原因ともなる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動ステアリングロック装置のモータ振動に起因した異音の発生を好適に抑制することのできる電動ステアリングロック装置を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、モータが収容された本体部とその本体部から車両のステアリングシャフト側に向けて突設された筒状のガイド部とを有して構成されたロックボディと、上記ガイド部内に配設されるとともに上記モータによって上記ガイド部内を往復駆動されるロックバーと、上記ガイド部の側面に形成されて当該電動ステアリングロック装置の車体への固定に際して車体側の部材に密接される取付平面と、上記取付平面内の少なくとも2箇所に設けられた上記車体側の部材に対する締結固定部材の取付部と、を備える電動ステアリングロック装置において、上記モータを、その回転軸の軸心が上記取付平面に対して垂直となるように配設した。
このような構成を有する電動ステアリングロック装置は、取付平面内の少なくとも2箇所に設けられた車体側の部材に対する締結固定部材の取付部を介して同車体側の部材に固定される。このことから、上記電動ステアリングロック装置が車体側の部材に固定された状態では、上記取付平面と平行な方向に対しては十分な剛性が確保されることとなる。一方、モータ単体では、その構造上、回転軸周りの振動(ラジアル振動およびアキシャル振動)の方が回転軸に沿った方向の振動(スラスト振動)よりも大きいことが知られている。請求項1に記載の電動ステアリングロック装置では、ロックバーを往復駆動するためのモータは、その回転軸の軸心が上記取付平面に対して垂直となるように本体部に収容される。すなわち、上記モータは、その回転軸周りの振動の方向と上記取付平面とが平行となる態様で本体部に収容されることとなる。このため、電動ステアリングロック装置のモータ振動の伝達が有効に抑制され、ひいては同モータ振動に起因した異音の発生を好適に抑制することができるようになる。
なお、請求項1に記載の電動ステアリングロック装置において、上記ガイド部における上記取付部の具体的な配設態様としては、例えば請求項2に記載の発明によるように、上記取付部を、上記取付平面の上記ガイド部を挟んだその両側にそれぞれ設けることが望ましい。このようにすれば、電動ステアリングロック装置が車体側の部材に固定された状態における剛性もより向上するため、電動ステアリングロック装置のモータ振動の伝達がより抑制されるようになる。
本発明によれば、電動ステアリングロック装置のモータ振動に起因した異音の発生を好適に抑制することのできる電動ステアリングロック装置を提供することができるようになる。
以下、本発明にかかる電動ステアリングロック装置を具体化した一実施の形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。
図1に示されるように、この電動ステアリングロック装置は、車体側の部材に固定されるロックボディ10を備えて構成されている。このロックボディ10は、箱状の本体部11を有するとともに、その本体部11の側面から図中左側(以下、「ステアリングシャフト側」と記載)に向けて突設された筒状のガイド部12とを一体に有して構成されている。ガイド部12内には、同図1において左右方向に往復駆動されるロックバー13が配設されている。
また、ロックボディ10において、上記本体部11には、上記ロックバー13を往復駆動させるための機構部(図示略)およびこの機構部に連結されたモータ40が配設されている。機構部は、ウォームギアやはすば歯車等から構成される変換機構であって、モータ40の回転運動を直進運動へ変換することにより上記ロックバー13を往復駆動するものである。なお、モータ40は、例えばエンジンが停止されてユーザが降車したとき、上記ロックバー13がステアリングシャフト側に突出するように回転制御される。
一方、上記ロックボディ10において、ガイド部12には、その側面に形成されて当該電動ステアリングロック装置の車体への固定に際して車体側の部材に密接される取付平面20を有するフランジ部14,15が、同ガイド部12の軸心Sを挟んで対向するように突設されている。すなわち、フランジ部14,15は、上記取付平面20の上記ガイド部12を挟んだその両側にそれぞれ設けられている。また、本実施の形態では、フランジ部14,15は、その有する取付平面20とガイド部12の軸心Sとが平行となるように同ガイド部12の側面に設けられている。そして、これらフランジ部14,15には、ガイド部12の軸心Sの方向と直交する方向に挿通孔14a,15aがそれぞれ透設されている。なお、これらフランジ部14,15のうち、フランジ部14は、ガイド部12の軸心方向長さのほぼ中央部に設けられている。一方、フランジ部15は、ガイド部12と上記本体部11との境界近傍に設けられている。
ここで、本体部11におけるモータ40の配設態様について、図2および図3を参照しつつさらに説明する。
図2に示されるように、本体部11において、上記モータ40は、その回転軸41の軸心方向がガイド部12の軸心Sの方向と直交するように、すなわち上記取付平面20に対して垂直となるように配設されている。また、図2中の矢印Aの方向から見た電動ステアリングロック装置の平面構造を図3に示すように、本体部11において、モータ40は、その回転方向Rが上記取付平面20と平行となるように配設されてもいる。
以上の構成を有する電動ステアリングロック装置によれば、モータ40の回転に伴う振動の車体への伝達が好適に抑制されるようになる。次に、この点について、先の図3を参照しつつさらに説明する。
図3に示すように、この電動ステアリングロック装置は、上記フランジ部15(14)の取付平面20が車体側の部材である固定プレート50に密着した状態で車体に固定される。そして、上述のように、フランジ部14(図2)およびフランジ部15は、上記取付平面20の上記ガイド部12を挟んだその両側にそれぞれ設けられている。これにより、こうした電動ステアリングロック装置の車体への固定態様にあっては、上記取付平面20と平行な方向に対しては十分な剛性が確保される。また、モータ40単体では、その構造上、回転軸41周りの振動(ラジアル振動およびアキシャル振動)の方が同回転軸41に沿った方向の振動(スラスト振動)よりも大きいことが知られている。本実施の形態にかかる電動ステアリングロック装置では、上記モータ40がその軸心方向が上記取付平面20に対して垂直となるように配設されている。すなわち、上記モータ40は、その回転軸41周りの振動の方向と取付平面20とが平行となる態様で本体部11に収容されている。このため、電動ステアリングロック装置のモータ40の振動が有効に抑制されるようになる。
ちなみに、図4および図5に示すように、本体部11において、上記モータ40を、その回転軸41の軸心方向が上記取付平面20に対して平行となるように配設した場合には、同回転軸41の軸心方向が上記取付平面20に対して垂直となるように配設した場合に比較してモータ40の振動に起因した異音が大きくなることが発明者により確認されている。
なお、本実施の形態では、フランジ部14,15が「締結固定部材の取付部」に、固定プレート50が「車体側の部材」にそれぞれ相当する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる電動ステアリングロック装置によれば、以下のような効果を得ることができるようになる。
(1)電動ステアリングロック装置において、ロックバー13を往復駆動するためのモータ40を、固定プレート50と密着する取付平面20に対してその回転軸41の軸心方向が垂直となるように配設した。これにより、モータ40の回転軸41周りの振動の方向と上記取付平面20とが平行となる。このため、電動ステアリングロック装置のモータ40の振動の伝達が有効に抑制され、ひいては、同モータ40の振動に起因した異音の発生を好適に抑制することができるようになる。すなわち、電動ステアリングロック装置を車体に固定したときの同電動ステアリングロック装置の作動音を、電動ステアリングロック装置単体での作動音に近づけることができるようになる。
(2)フランジ部14,15を、上記取付平面20の上記ガイド部12を挟んだその両側にそれぞれ設けるようにした。これにより、電動ステアリングロック装置が車体側の固定プレート50に固定された状態における剛性もより向上するため、電動ステアリングロック装置のモータ振動の車体への伝達がより抑制されるようになる。
なお、この発明にかかる電動ステアリングロック装置は上記実施の形態に限定されるものではなく、同実施の形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施の形態では、車体側の固定プレート50に密着される取付平面20を有するフランジ部14,15を、ロックボディ10のガイド部12の軸心Sを挟んで対向するように同ガイド部12の側面に突設した。こうしたフランジ部14,15の上記ガイド部12への配設態様は上述の配設態様に限定されるものではなく、例えば上記ガイド部12の軸心Sに対して同ガイド部12の同一側面にフランジ部14,15を共に設けるようにしてもよい。また、フランジ部の数も2つに限定されない。要するに、フランジ部は、上記取付平面20内の少なくも2箇所に設けられていればよい。このように、上記取付平面20内の少なくも2箇所にフランジ部を介して車両側の固定プレート50に電動ステアリングロック装置が固定される態様であれば、上記取付平面20と平行な方向の剛性が十分に確保されるため、モータの振動に起因した異音の発生を好適に抑制することができる。
本発明にかかる電動ステアリングロック装置の一実施の形態についてその斜視構造を示す斜視図。 同実施の形態にかかる電動ステアリングロック装置の側面構造を示す側面図。 図2中の矢印Aの方向から見た電動ステアリングロック装置の平面構造を示す平面図。 同実施の形態にかかる電動ステアリングロック装置の対比例としての電動ステアリングロック装置について、その側面構造を示す側面図。 同実施の形態にかかる電動ステアリングロック装置の対比例としての電動ステアリングロック装置について、図4中の矢印Bの方向から見た平面構造を示す平面図。
符号の説明
10…ロックボディ、11…本体部、12…ガイド部、13…ロックバー、14,15…フランジ部、14a,15a…挿通孔、20…取付平面、40…モータ、41…回転軸、50…固定プレート。

Claims (2)

  1. モータが収容された本体部とその本体部から車両のステアリングシャフト側に向けて突設された筒状のガイド部とを有して構成されたロックボディと、前記ガイド部内に配設されるとともに前記モータによって前記ガイド部内を往復駆動されるロックバーと、前記ガイド部の側面に形成されて当該電動ステアリングロック装置の車体への固定に際して車体側の部材に密接される取付平面と、前記取付平面内の少なくとも2箇所に設けられた前記車体側の部材に対する締結固定部材の取付部と、を備える電動ステアリングロック装置において、
    前記モータを、その回転軸の軸心が前記取付平面に対して垂直となるように配設した
    ことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  2. 前記取付部は、前記取付平面の前記ガイド部を挟んだその両側にそれぞれ設けられてなる
    請求項1に記載の電動ステアリングロック装置。
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