JP2007152912A - 圧電素子の製造方法及び圧電素子並びに液体噴射ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的容易に結晶性を制御でき、安定して良好な特性が得られる圧電素子の製造方法及び圧電素子並びに液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】圧電体層70を形成する工程が、下電極膜60上に強誘電材料を塗布、乾燥及び脱脂して強誘電体前駆体膜を所定の厚さに形成すると共に強誘電体前駆体膜を焼成して複数層の強誘電体膜の最下層となる第1の強誘電体膜71aを形成する第1の工程と、第1の強誘電体膜上に形成する強誘電体膜の膜厚が330[nm]以下となるように強誘電体前駆体膜を所定の膜厚で形成すると共に強誘電体前駆体膜を100[℃/sec]以上の昇温レートで焼成して強誘電体膜を形成する工程を複数回繰り返すことにより複数層の強誘電体膜71b、71c、71dを形成する第2の工程とを含むようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧電材料を含む強誘電材料からなる圧電体層を有する圧電素子の製造方法及び圧電素子並びに液体噴射ヘッドに関する。
液体噴射ヘッド等に用いられる圧電素子は、電気機械変換機能を呈する圧電材料からなる圧電体膜を2つの電極で挟んだ素子であり、圧電体膜は、例えば、結晶化した圧電性セラミックスにより構成されている。
このような圧電素子を用いた液体噴射ヘッドとしては、例えば、インク滴を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧電素子により変形させて圧力発生室のインクを加圧してノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドがある。インクジェット式記録ヘッドとしては、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する縦振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、たわみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの2種類が実用化されている。たわみ振動モードのアクチュエータを使用したものとしては、例えば、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧電体膜を形成し、この圧電体層をリソグラフィ法により圧力発生室に対応する形状に切り分けることによって圧力発生室毎に独立するように圧電素子を形成したものが知られている。
ここで、このような圧電素子を構成する圧電体層の形成方法としては、いわゆるゾル−ゲル法等が知られている。具体的には、下電極を形成した基板上に有機金属化合物のゾルを塗布して乾燥およびゲル化(脱脂)させて圧電体の前駆体膜を形成する工程を少なくとも一回以上実施し、その後、高温で熱処理して結晶化させる。そして、これらの工程を複数回繰り返し実施することで所定厚さの圧電体層(圧電体薄膜)を形成している(例えば、特許文献1参照)。また、圧電体層の形成方法としては、いわゆるMOD(Metal-Organic Decomposition)法、すなわち、一般的に、金属アルコキシド等の有機金属化合物をアルコールに溶解し、これに加水分解抑制剤等を加えて得たコロイド溶液を被対象物上に塗布した後、これを乾燥して焼成する方法もある。
このような方法によれば、例えば、1μm以上の厚さの圧電体層を比較的良好に形成することができ、圧電素子の変位特性を向上することはできる。しかしながら、圧電体層の結晶粒径、配向等の結晶性を制御することは難しく、所望の変位特性を有する圧電素子を形成することができないという問題がある。なお、このような問題は、液体噴射ヘッド等に搭載される圧電素子に限られず、他の装置に搭載される圧電素子においても同様に存在する。
特開平9−223830号公報(第4〜6頁)
本発明は、このような事情に鑑み、比較的容易に結晶性を制御でき、安定して良好な特性が得られる圧電素子の製造方法及び圧電素子並びに液体噴射ヘッドを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、液滴が噴射するノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板の表面に下電極膜を形成後、該下電極膜上に複数層の強誘電体膜で構成される圧電体層を形成する工程と、該圧電体層上に上電極膜を形成する工程と、各圧力発生室に対応する領域に少なくとも前記圧電体層及び前記上電極膜をパターニングする工程とを具備し、前記圧電体層を形成する工程が、前記下電極膜上に強誘電材料を塗布、乾燥及び脱脂して強誘電体前駆体膜を所定の厚さに形成すると共に該強誘電体前駆体膜を焼成して前記複数層の強誘電体膜の最下層となる第1の強誘電体膜を形成する第1の工程と、前記第1の強誘電体膜上に形成する強誘電体膜の膜厚が330[nm]以下となるように強誘電体前駆体膜を所定の膜厚で形成すると共に当該強誘電体前駆体膜を100[℃/sec]以上の昇温レートで焼成して前記強誘電体膜を形成する工程を複数回繰り返すことにより前記複数層の強誘電体膜を形成する第2の工程とを含むことを特徴とする圧電素子の製造方法にある。
かかる第1の態様では、圧電体層の結晶性が向上する。すなわち、圧電体層70(強誘電体膜)が、比較的粒径が小さく且つ均一な結晶で形成され、大粒結晶の形成が実質的に防止される。これにより、圧電素子300の変位特性が向上するため、優れたインク吐出特性を有するインクジェット式記録ヘッドを実現することができる。
本発明の第2の態様は、前記第2の工程では、前記第1の強誘電体膜上に、強誘電材料を塗布、乾燥及び脱脂する工程を少なくとも2回以上繰り返すことで前記強誘電体前駆体膜を所定の厚さに形成することを特徴とする第1の態様の圧電素子の製造方法にある。
かかる第2の態様では、製造効率を向上して、比較的短時間で結晶性に優れた圧電体層を形成することができる。
本発明の第3の態様は、前記強誘電体前駆体膜を焼成する際に、RTA法によって前記誘電体前駆体膜を加熱するようにしたことを特徴とする第1又は2の態様の圧電素子の製造方法にある。
かかる第3の態様では、強誘電体前駆体膜をより確実に100℃/sec以上の昇温レートで加熱することができる。
本発明の第4の態様は、前記強誘電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)であることを特徴とする第1〜3の何れかの態様の圧電素子の製造方法にある。
かかる第4の態様では、所定の強誘電材料を用いることで、結晶性に優れた圧電体層がより確実に得られる。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様の製造方法によって製造されたことを特徴とする圧電素子にある。
かかる第5の態様では、圧電体層の結晶性が向上した結果、圧電素子の変位特性が向上する。
本発明の第6の態様は、第5の態様の製造方法により製造された圧電素子を用いたことを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第6の態様では、液滴の吐出特性を向上した液体噴射ヘッドを実現することができる。
以下に本発明を一実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドの概略を示す分解斜視図であり、図2は、図1の平面図及びA−A’断面図であり、図3は、圧電素子300の層構造を示す概略図である。図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、その一方の面には予め熱酸化により形成した二酸化シリコンからなる、厚さ0.5〜2μmの弾性膜50が形成されている。流路形成基板10には、複数の圧力発生室12がその幅方向に並設されている。また、流路形成基板10の圧力発生室12の長手方向外側の領域には連通部13が形成され、連通部13と各圧力発生室12とがインク供給路14を介して連通されている。なお、連通部13は、後述する保護基板のリザーバ部と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバの一部を構成する。インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
また、流路形成基板10の開口面側には、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接着剤や熱溶着フィルム等によって固着されている。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側には、上述したように、厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とで構成される圧電素子300が形成されている。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を圧力発生室12毎にパターニングして構成する。なお、本実施形態では、下電極膜60を圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。また、ここでは、圧電素子300と当該圧電素子300の駆動により変位が生じる振動板とを合わせて圧電アクチュエータと称する。
ここで、圧電素子300を構成する下電極膜60は、圧力発生室12の両端部近傍でそれぞれパターニングされ、圧力発生室12の並設方向に沿って連続的に設けられている。また、圧力発生室12に対応する領域の下電極膜60の端面は、絶縁体膜55に対して所定角度で傾斜する傾斜面となっている。
圧電体層70は、各圧力発生室12毎に独立して設けられ、図3に示すように、複数層の強誘電体膜71(71a〜71d)で構成されている。複数層の強誘電体膜71のうちの最下層である第1の強誘電体膜71aは、下電極膜60上のみに設けられ、その端面は下電極膜60の端面に連続する傾斜面となっている。また、第1の強誘電体膜71a上に形成される第2〜第4の強誘電体膜71b〜71dは、この傾斜面である端面を覆って絶縁体膜55上まで延設されている。また、上電極膜80は、圧電体層70と同様に圧力発生室12毎に独立して設けられている。そして、各上電極膜80には、例えば、金(Au)等からなり絶縁体膜55上まで延設されるリード電極90がそれぞれ接続されている。
このような圧電素子300が形成された流路形成基板10上には、圧電素子300に対向する領域に、圧電素子300を保護するための圧電素子保持部31を有する保護基板30が接合されている。なお、この圧電素子保持部31は、密封されていてもよいが、密封されていなくてもよい。また、保護基板30には、各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100の少なくとも一部を構成するリザーバ部32が設けられている。さらに、保護基板30上には、剛性が低く可撓性を有する材料で形成される封止膜41と金属等の硬質で剛性のある材料で形成される固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。なお、固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっており、リザーバ100の一方面は封止膜41のみで封止されている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、図示しない駆動回路からの記録信号に従い、外部配線を介して圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインク滴が吐出する。
以下、このような本実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドの製造方法、特に、圧電素子の製造方法について図4〜図8を参照して説明する。まず、図4(a)に示すように、流路形成基板10となる流路形成基板用ウェハ110を約1100℃の拡散炉で熱酸化して弾性膜50を構成する二酸化シリコン膜51を全面に形成する。次いで、図4(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜51)上に、ジルコニウム(Zr)層を形成後、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化して酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜55を形成する。次いで、図4(c)に示すように、例えば、白金とイリジウムとからなる下電極膜60を絶縁体膜55上に形成する。この下電極膜60の材料としては、白金、イリジウム等が好適である。これは、スパッタリング法やゾル−ゲル法で成膜する後述の圧電体層70は、成膜後に大気雰囲気下又は酸素雰囲気下で600〜1000℃程度の温度で焼成して結晶化させる必要があるからである。すなわち、下電極膜60の材料は、このような高温、酸化雰囲気下で導電性を保持できなければならず、本実施形態のように、圧電体層70としてチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を用いる場合には、酸化鉛の拡散による導電性の変化が少ないことが望ましく、これらの理由から白金、イリジウム等が好適である。
次いで、下電極膜60上に圧電体層70を形成する。圧電体層70は、上述したように複数層の強誘電体膜71a〜71dを積層することによって形成され、本実施形態では、これらの強誘電体膜71をいわゆるゾル−ゲル法を用いて形成している。すなわち、金属有機物を触媒に溶解・分散しゾルを塗布乾燥しゲル化して強誘電体前駆体膜72を形成し、さらにこの強誘電体前駆体膜72を脱脂して有機成分を離脱させた後、焼成して結晶化させることで各強誘電体膜71を得ている。
具体的には、まず、図5(a)に示すように、下電極膜60上にチタン又は酸化チタンからなる結晶種(層)65をスパッタ法により形成する。次いで、例えば、スピンコート法を用いて強誘電材料を塗布し、図5(b)に示すように、未結晶状態の強誘電体前駆体膜72aを所定の厚さで形成する。なお、この強誘電体前駆体膜72aの厚さは、この強誘電体前駆体膜72aを焼成した後の強誘電体膜71aの膜厚に基づいて決定される。例えば、本実施形態では、強誘電体膜71aが110nmとなるように、強誘電体前駆体膜72aを所定の厚さで形成している。この強誘電体前駆体膜72aを所定温度で所定時間乾燥させて溶媒を蒸発させる。強誘電体前駆体膜72aを乾燥させる温度は、例えば、150℃以上200℃以下であることが好ましく、好適には180℃程度である。また、乾燥させる時間は、例えば、5分以上15分以下であることが好ましく、好適には10分程度である。
そして、乾燥した強誘電体前駆体膜72aを所定温度で脱脂する。なお、ここで言う脱脂とは、強誘電体前駆体膜72aの有機成分を、例えば、NO、CO、HO等として離脱させることである。なお、脱脂時の流路形成基板用ウェハ110の加熱温度は、300℃〜500℃程度とするのが好ましい。温度が高すぎると強誘電体前駆体膜72aの結晶化が始まってしまい、温度が低すぎると十分な脱脂が行えないためである。例えば、本実施形態では、ホットプレートによって流路形成基板用ウェハ110を400℃程度に加熱して、強誘電体前駆体膜72aの脱脂を行った。
そして、このように強誘電体前駆体膜72aの脱脂を行った後、流路形成基板用ウェハ110を、例えば、RTA(Rapid Thermal Annealing)装置内に挿入し、強誘電体前駆体膜72aを約700℃の高温で焼成して結晶化することにより、下電極膜60上に第1の強誘電体膜71aを形成する。この第1の強誘電体膜71aの膜厚は約110nmである。
このように第1の強誘電体膜71aを形成した後、下電極膜60と第1の強誘電体膜71aとを同時にパターニングする。このとき、下電極膜60と第1の強誘電体膜71aの端面が所定角度で傾斜する傾斜面となるようにパターニングする。具体的には、図5(c)に示すように、第1の強誘電体膜71a上にレジストを塗布し所定形状のマスクを用いて露光し現像することにより所定パターンのレジスト膜200を形成する。そして、図6(a)に示すように、レジスト膜200をマスクとして第1の強誘電体膜71a及び下電極膜60をイオンミリングによってパターニングすると、これら第1の強誘電体膜71a及び下電極膜60と共にレジスト膜200が徐々にエッチングされるため、下電極膜60及び第1の強誘電体膜71aの端面が傾斜面となる。
次いで、図6(b)に示すように、この第1の強誘電体膜71a上に強誘電体前駆体膜72bを所定の厚さ、具体的には、強誘電体前駆体膜72bを焼成した後の強誘電体膜71bの膜厚が330nm以下となるように形成する。本実施形態では、上述した塗布、乾燥及び脱脂の工程を三度繰り返すことによって所望の厚さの強誘電体前駆体膜72bを得ている。その後、この強誘電体前駆体膜72bを、100[℃/sec]以上、好ましくは110[℃/sec]以上の昇温レートで加熱して焼成することで、膜厚が330nm以下である第2の強誘電体膜71bを形成する。なお、本実施形態では、膜厚が約330nmとなるように第2の強誘電体71bを形成した。
このような強誘電体前駆体膜の焼成に用いる加熱装置は、特に限定されないが、RTA(Rapid Thermal Annealing)装置を用いることで、強誘電体前駆体膜を100[℃/sec]以上の昇温レートで確実に加熱することができる。なお、強誘電体膜71bを形成する前に、チタン又は酸化チタンからなる結晶種(結晶層)を、第1の強誘電体膜71a上に再度形成するようにしておよい。
その後は、図6(c)に示すように、第2の強誘電体膜71b上に、上述した第2の強誘電体膜71bと同様に、強誘電材料を塗布し、乾燥・脱脂する工程を繰り返すことで第3の強誘電体前駆体膜72cを形成して、この第3の強誘電体前駆体膜72cを100[℃/sec]以上の昇温レートで加熱して焼成することで膜厚が330nm以下の第3の強誘電体膜71cを形成する。さらに、第3の強誘電体膜71c上に、同様にして第4の強誘電体膜71dを形成する。これにより、複数層の強誘電体膜71a〜71dからなり、厚さが約1μmの圧電体層70が形成される。
このように圧電体層70を形成する際、強誘電体前駆体膜72b〜72dを形成し、その後、100[℃/sec]以上の昇温レートで加熱して焼成して強誘電体膜71b〜71dのそれぞれの膜厚が330nm以下であるようにすることで、圧電体層70の結晶性が向上する。すなわち、圧電体層70(強誘電体膜71)が、比較的粒径が小さく且つ均一な結晶で形成され、大粒結晶の形成が実質的に防止される。これは、圧電体層70を構成する第2〜第4の強誘電体膜71b〜71dの結晶が、第1の強誘電体膜71aの結晶性を引き継いで形成され、圧電体層70の結晶が、第1の強誘電体膜71aから第4の強誘電体膜71dまで連続して形成されているためと考えられる。そして、このように圧電体層70の結晶性が向上することで圧電素子300の変位特性が向上するため、結果として、優れたインク吐出特性を有するインクジェット式記録ヘッドを実現することができる。さらに、薄い膜厚の強誘電体膜(例えば、第1の強誘電体膜71a)とその上に形成される厚い膜厚の強誘電体膜(例えば、第2の強誘電体膜71b)との差が、少なくとも100nm以上であれば、より粒径が小さく且つ均一な結晶で形成され、より大粒結晶の形成が実質的に防止される。
なお、このような圧電素子300を構成する圧電体層70の材料としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電性圧電性材料や、これにニオブ、ニッケル、マグネシウム、ビスマス又はイットリウム等の金属を添加したリラクサ強誘電体等が用いられる。その組成は、圧電素子300の特性、用途等を考慮して適宜選択すればよいが、例えば、PbTiO(PT)、PbZrO(PZ)、Pb(ZrTi1−x)O(PZT)、Pb(Mg1/3Nb2/3)O−PbTiO(PMN−PT)、Pb(Zn1/3Nb2/3)O−PbTiO(PZN−PT)、Pb(Ni1/3Nb2/3)O−PbTiO(PNN−PT)、Pb(In1/2Nb1/2)O−PbTiO(PIN−PT)、Pb(Sc1/2Ta1/2)O−PbTiO(PST−PT)、Pb(Sc1/2Nb1/2)O−PbTiO(PSN−PT)、BiScO−PbTiO(BS−PT)、BiYbO−PbTiO(BY−PT)等が挙げられる。また、本実施形態では、圧電体層70を構成する各強誘電体膜71を、ゾル−ゲル法によって形成したが、これに限定されず、例えば、金属アルコキシド等の有機金属化合物をアルコールに溶解し、これに加水分解抑制剤等を加えて得たコロイド溶液を被対象物上に塗布した後、これを乾燥して焼成することで成膜する、いわゆるMOD(Metal-Organic Decomposition)法によって形成してもよい。
そして、このような複数層の強誘電体膜71a〜71dからなる圧電体層70を形成した後は、図6(d)に示すように、例えば、イリジウム(Ir)からなる上電極膜80を積層形成し、圧電体層70及び上電極膜80を各圧力発生室12に対向する領域内にパターニングして圧電素子300を形成する(図6(e))。
このように圧電素子300を形成した後は、図7(a)に示すように、金(Au)からなる金属層を流路形成基板10の全面に亘って形成後、例えば、レジスト等からなるマスクパターン(図示なし)を介してこの金属層を圧電素子300毎にパターニングすることによってリード電極90を形成する。
次に、図7(b)に示すように、複数の保護基板30が一体的に形成される保護基板用ウェハ130を、流路形成基板用ウェハ110上に接着剤35によって接着する。なお、保護基板用ウェハ130には、圧電素子保持部31、リザーバ部32等が予め形成されている。また、保護基板用ウェハ130は、例えば、400μm程度の厚さを有する流路形成基板用ウェハであり、保護基板用ウェハ130を接合することで流路形成基板用ウェハ110の剛性は著しく向上することになる。
次いで、図7(c)に示すように、流路形成基板用ウェハ110をある程度の厚さとなるまで研磨した後、さらにフッ硝酸によってウェットエッチングすることにより流路形成基板用ウェハ110を所定の厚みにする。例えば、本実施形態では、研磨及びウェットエッチングによって、流路形成基板用ウェハ110を、約70μmの厚さとなるように加工した。次いで、図8(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ110上に、例えば、窒化シリコン(SiN)からなるマスク膜52を新たに形成し、所定形状にパターニングする。そして、図8(b)に示すように、このマスク膜52を介して流路形成基板用ウェハ110を異方性エッチング(ウェットエッチング)して、流路形成基板用ウェハ110に、圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14等を形成する。
その後は、流路形成基板用ウェハ110及び保護基板用ウェハ130の外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、流路形成基板用ウェハ110の保護基板用ウェハ130とは反対側の面にノズル開口21が穿設されたノズルプレート20を接合すると共に、保護基板用ウェハ130にコンプライアンス基板40を接合し、これら流路形成基板用ウェハ110等を、図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10等に分割することによって上述した構造のインクジェット式記録ヘッドが製造される。
(試験例)
強誘電体膜を形成する際に、強誘電体前駆体膜の膜厚と、強誘電体前駆体膜を焼成する際の昇温レートとを変化させて下記実施例1,2及び比較例1,2のサンプルを作製し、各実施例及び各比較例の強誘電体膜に発生した大粒結晶の表面積を調べた。その結果下記表1に示す。また、各実施例及び各比較例のサンプルに係る強誘電体膜の表面のSEM像を図9及び図10に示す。なお、ここでいう大粒結晶の表面積とは、強誘電体膜の表面積に対する大粒結晶の表面積が占める割合である。
(実施例1)
基板上に形成した下電極膜上に、所定の厚さで第1の強誘電体前駆体膜を形成し、この第1の強誘電体膜を約100[℃/sec]の昇温レートで加熱して焼成することで膜厚が約110nmの第1の強誘電体膜を形成した。そして、この第1の強誘電体膜上に、強誘電材料を塗布し、乾燥及び脱脂する工程を三度繰り返すことによって第2の強誘電体前駆体膜を形成し、その後、この第2の強誘電体前駆体膜を約100[℃/sec]の昇温レートで加熱して焼成することで膜厚が約330nmの第2の強誘電体膜を形成したものを実施例1のサンプルとした。
(実施例2)
実施例1と同様に、下電極膜上に膜厚が約110nmの第1の強誘電体膜を形成し、この第1の強誘電体膜上に、第1の強誘電体膜と同一条件で膜厚が約330nmの第2の強誘電体膜を形成した。そして、この第2の強誘電体膜上に、強誘電材料を塗布し、乾燥及び脱脂の工程を二度繰り返すことによって第3の強誘電体前駆体膜を形成し、その後、この第3の強誘電体前駆体膜を、約100[℃/sec]の昇温レートで加熱して焼成することにより膜厚が約220nmの第3の強誘電体膜を形成したものを実施例2のサンプルとした。
(比較例1)
第2の強誘電体前駆体膜を焼成する際の昇温レートを約30[℃/sec]とした以外は、実施例1と同様にして得たものを比較例1のサンプルとした。
(比較例2)
第2の強誘電体前駆体膜を焼成する際の昇温レートを約60[℃/sec]とした以外は、実施例1と同様にして得たものを比較例2のサンプルとした。
Figure 2007152912
図9、図10及び上記表1に示すように、比較例1及び2のサンプルでは、強誘電体膜に比較的多くの大粒結晶が存在し、大粒結晶の表面積が30%以上であったのに対し、実施例1及び2のサンプルでは、強誘電体膜には大粒結晶がほとんど存在しておらず、大粒結晶の表面積は5%未満であった。そして、強誘電体膜の4層あがりにおける(100)回折強度は450〜600[cps]、(100)半値幅は0.22〜0.25°であった。このことから、本発明の製造方法によれば、圧電体層の結晶性、及び圧電素子の変位特性としても高いものを期待できる。なお、大粒表面積が、10%程度以下であれば、インクジェット式記録ヘッドに用いる圧電素子としては十分な変位特性が得られる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、第1の強誘電体膜71a上に形成する第2〜第4の強誘電体膜71b〜71dは、塗布、乾燥及び脱脂する工程を三度繰り返すことにより強誘電体前駆体膜72b〜72dを形成後、これら強誘電体前駆体膜72b〜72dを焼成することによって形成しているが、勿論、これに限定されるものではない。各強誘電体前駆体膜72b〜72dは、焼成後の強誘電体膜の膜厚が330nm以下であればよく、塗布、乾燥及び脱脂する工程の繰り返し回数は、二度であってもよいし、勿論、四度以上であてもよい。ただし、これら第2〜第4の強誘電体膜72b〜72dは、塗布、乾燥及び脱脂の工程を二度以上繰り返すようにするのが好ましい。すなわち、第2〜第4の強誘電体膜72b〜72dは、330nm以下の範囲で比較的厚く形成するのが好ましい。これにより、焼成回数を少なくして、比較的短時間で結晶性に優れた圧電体層70を形成することができるからである。
また、上述の実施形態では、インクジェット式記録ヘッドを一例として説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものである。液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を挙げることができる。さらに、本発明は、液体噴射ヘッドに利用される圧電素子だけでなく、他のあらゆる装置、例えば、マイクロホン、発音体、各種振動子、発信子等に搭載される圧電素子にも適用できることは言うまでもない。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に係る圧電素子300の層構造を示す概略図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施例のサンプルに係る強誘電体膜の表面のSEM象である。 比較例のサンプルに係る強誘電体膜の表面のSEM象である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 保護基板、 31 圧電素子保持部、 32 リザーバ部、 40 コンプライアンス基板、 50 弾性膜、 55 絶縁体膜、 60 下電極膜、 70 圧電体膜、 80 上電極膜、 100 リザーバ、 300 圧電素子

Claims (6)

  1. 液滴が噴射するノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板の表面に下電極膜を形成後、該下電極膜上に複数層の強誘電体膜で構成される圧電体層を形成する工程と、該圧電体層上に上電極膜を形成する工程と、各圧力発生室に対応する領域に少なくとも前記圧電体層及び前記上電極膜をパターニングする工程とを具備し、
    前記圧電体層を形成する工程が、前記下電極膜上に強誘電材料を塗布、乾燥及び脱脂して強誘電体前駆体膜を所定の厚さに形成すると共に該強誘電体前駆体膜を焼成して前記複数層の強誘電体膜の最下層となる第1の強誘電体膜を形成する第1の工程と、前記第1の強誘電体膜上に形成する強誘電体膜の膜厚が330[nm]以下となるように強誘電体前駆体膜を所定の膜厚で形成すると共に当該強誘電体前駆体膜を100[℃/sec]以上の昇温レートで焼成して前記強誘電体膜を形成する工程を複数回繰り返すことにより前記複数層の強誘電体膜を形成する第2の工程とを含むことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  2. 前記第2の工程では、前記第1の強誘電体膜上に、強誘電材料を塗布、乾燥及び脱脂する工程を少なくとも2回以上繰り返すことで前記強誘電体前駆体膜を所定の厚さに形成することを特徴とする請求項1に記載の圧電素子の製造方法。
  3. 前記強誘電体前駆体膜を焼成する際に、RTA法によって前記誘電体前駆体膜を加熱するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電素子の製造方法。
  4. 前記強誘電材料が、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の圧電素子の製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の製造方法によって製造されたことを特徴とする圧電素子。
  6. 請求項5に記載の製造方法により製造された圧電素子を用いたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
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