JP2007149812A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリコン系材料、例えばシリコン基板、多結晶シリコンパターン等をドライエッチングする際の前処理のエッチングに、フッ化水素とアンモニアとからなるエッチングガスを用いることで、自然酸化膜を選択的に除去することを可能とする。
【解決手段】酸化シリコン(素子分離領域12、サイドウォール18、19等)と表面に自然酸化膜21、22が形成されたシリコン系材料(シリコン基板11)とが露出された状態で自然酸化膜21、22を除去する工程と、自然酸化膜21、22が除去されたシリコン系材料(シリコン基板11)をエッチング加工する工程とを備えた半導体装置の製造方法であって、自然酸化膜21、22を除去する工程は、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自然酸化膜以外の酸化シリコンのエッチングを抑制して自然酸化膜を選択的に除去することが容易な半導体装置の製造方法に関するものである。
シリコンをエッチング加工する際に、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)を使用する場合、シリコン表面の自然酸化膜(SiO2)を除去する工程(ブレークスルー工程)が必要となる。この工程を入れた場合、自然酸化膜以外の酸化シリコン膜もエッチングされ、その形状が崩れてしまうという問題があった。
たとえば、チャネル(Channel)部分をひずませトランジスタ能力を向上させる方法としてソース・ドレイン(Source Drain)部分を窪ませ、その窪ませた部分にシリコンゲルマニウム(SiGe)を埋め込む。この埋め込んだシリコンゲルマニウム(SiGe)の引張応力でチャネル(Channel)部分を歪ませる(縮ませる)技術がある。このソース・ドレイン(Source Drain)を窪ませる方法にRIEを用いている。このときのRIE条件の一例は下記の通りである。
ブレークスルー工程のエッチング条件は、エッチングガスにテトラフルオロメタン(CF4)を用い、エッチング雰囲気の圧力を0.53Pa、CF4ガスの供給流量を45cm3/min、ソース出力Wsを500W、バイアス出力Wbを30Wに設定し、エッチング時間を10秒とした。また、メインエッチング工程のエッチング条件は、エッチングガスに塩素(Cl2)と酸素(O2)とを用い、エッチング雰囲気の圧力を5.3Pa、Cl2ガスの供給流量を133cm3/min、O2ガスの供給流量を10cm3/min、ソース出力Wsを1500W、バイアス出力Wbを200Wに設定し、エッチング時間を15秒とした。
シリコンエッチング用のガスを用いた「メインエッチ」では酸化シリコン(SiO2)とシリコン(Si)とのエッチング選択比が高いため、自然酸化膜をエッチングすることができない。そのため自然酸化膜を除去するフッ化炭素(CF)系のガスを用いたブレークスルー工程が必要となる。しかしSTI(Shallow Trench Isolation)やゲートのオフセットスペーサーが酸化シリコン(SiO2)で形成されていることから、これらが自然酸化膜と同時にエッチングされるという問題があった。
この問題点を既存技術で解決する方法としては、レジストマスクを用いる方法がある。しかしエッチング加工後にレジスト剥離工程が必要となり、アッシング工程や硫酸と過酸化水素水との混合液を用いた洗浄工程によって、シリコン表面が酸化されるという問題点がある。シリコンゲルマニウム(SiGe)を成膜する前には、この酸化されたシリコン(Si)を除去する必要ある。そのため希フッ酸(DHF)の洗浄処理が必要となる。しかしながら、アッシング工程や硫酸と過酸化水素水との混合液を用いた洗浄工程により、ハードマスク(Hard Mask)より自然酸化膜が厚くなってしまう。そのため希フッ酸(DHF)量が必然と多く必要になり、他の酸化シリコン(SiO2)膜も多くエッチングされることになるという問題点があった。
また、ウエハ表面に形成されている膜の除去技術として、以下のような処理方法が開示されている。この処理方法では、まず、第1チャンバ(処理チャンバ)内にウエハをセットした後、この第1チャンバ内にフッ化水素(HF)とアンモニア(NH3)との混合ガスを導入し、それらのガスによる化学反応によりウエハ表面に形成されている膜をエッチングする。上記第1チャンバで処理されたウエハの表面上には、ガス反応によって変質した膜が残存している状態にある。上記チャンバで処理されたウエハは、直ちに別のチャンバ(第2チャンバ)に搬送され、この第2チャンバで熱的な処理が行われる。すなわち、第2チャンバでは、第1チャンバで起こったガス反応後にウエハ表面に変質して残存している膜が昇華され、ウエハ表面から変質層が除去される。このように第1チャンバと第2チャンバとの両方の処理を行うことによって、ウエハ表面上に形成された各種膜のエッチングが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
PCT WO 2004/084280号 A2 パンフレット
解決しようとする問題点は、酸化シリコン系のパターンもしくは膜が設けられているシリコン表面に形成された自然酸化膜を上記酸化シリコン系のパターンもしくは膜が過剰にエッチングされることなく、自然酸化膜を選択的にエッチング除去することができない点である。
本発明は、シリコン系材料、例えばシリコン基板、多結晶シリコンパターン等をドライエッチングする際の前処理として、自然酸化膜を選択的に除去することを課題とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、酸化シリコンと表面に自然酸化膜が形成されたシリコン系材料とが露出された状態で前記自然酸化膜を除去する工程と、前記自然酸化膜が除去された前記シリコン系材料をエッチング加工する工程とを備えた半導体装置の製造方法であって、前記自然酸化膜を除去する工程は、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより行うことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法では、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより自然酸化膜を除去することから、他の酸化シリコンのエッチングレートと自然酸化膜のエッチングレートとがほぼ同等もしくは自然酸化膜のエッチングレートが速くなる。このため、自然酸化膜以外の酸化シリコン膜をエッチングすることがほとんどない。通常、自然酸化膜は数nm程度であるため、他の酸化膜が膜減りしても、その膜減り量は、酸化膜厚に比較して十分小さいため、問題とはならない。このように、シリコン系材料のドライエッチングの前処理として自然酸化膜の除去を行えることから、自然酸化膜に阻害されることなく、また自然酸化膜以外の酸化シリコンの形状を損傷することを抑制しつつ、シリコン基体のエッチング加工が所望の形状に加工できるようになる。
本発明の半導体装置の製造方法は、自然酸化膜を除去する工程を、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより行うため、自然酸化膜と他の酸化シリコンとのエッチングレートが大きく異なることがなく自然酸化膜をエッチングすることができるので、自然酸化膜以外の酸化シリコンに与えるダメージを抑制しつつ、シリコン系材料のエッチングの前処理として自然酸化膜の除去を行うことができるという利点がある。
本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第1例を、図1の製造工程断面図によって説明する。図1では、一例として、シリコンゲルマニウムをソース・ドレインに用いるトランジスタの製造方法を説明する。
図1(1)に示すように、シリコン基板11に素子形成領域を分離する素子分離領域12を形成する。次いで、上記シリコン基板11上にbゲート絶縁膜13をい介してゲート電極14を形成する。このゲート電極14を形成する際にゲート電極14上にハードマスク15を形成しておく。さらに、ゲート電極14の両側に上記シリコン基板11にエクステンション領域16、17を形成する。次いで、上記ゲート電極14(ハードマスク15も含む)の両側にサイドウォール18、19を形成する。このサイドウォール18、19は、絶縁膜で形成され、例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜の3層に形成されている。この酸化シリコン膜は、例えば、テトラエトキシシラン(TEOS)を原料ガスに用いたプラズマCVD(CVD:化学的気相成長)法により成膜される。また、先に説明したハードマスク15、素子分離領域12もテトラエトキシシラン(TEOS)には、原料ガスに用いたプラズマCVD(CVD:化学的気相成長)法により形成する酸化シリコン膜を用いることができる。
通常、サイドウォール18、19が形成された後の上記シリコン基板11は、大気にさらされているため、その表面には自然酸化膜21、22が形成される。この自然酸化膜21、22が形成されている領域は、後の工程で、シリコン基板11をエッチング除去する領域であり、酸化シリコンからなる自然酸化膜を選択的に除去する必要がある。しかしながら、サイドウォール18、19には表面に酸化シリコン膜が形成されており、また素子分離領域12も通常、酸化シリコンで形成されているため、従来は、自然酸化膜のみを他の酸化シリコンからなる部分に損傷を与えることなく除去することは困難であった。
そこで、図1(2)に示すように、本発明では、自然酸化膜21、22〔前記図1(1)参照〕の除去に、エッチングガスにフッ化水素(HF)とアンモニア(NH3)とを用いたドライエッチングにより行う。このドライエッチングは、ガス処理と熱処理の2段階からなる。
第1段階のガス処理は、例えば、処理を行うチャンバ内圧力を2.67Pa、フッ化水素(HF)の分圧を0.67Paとする。さらに、基板温度を30℃に設定し、3分間の処理を行った。このガス処理は、例えば、チャンバ内圧力を2.67Pa〜4.00Pa、フッ化水素(HF)の分圧を0.67Pa〜1.20Paさらに、基板温度を20℃〜35℃に設定することができる。このときの反応は、SiO2+4HF→SiF4+2H2O、SiF4+2NH3+2HF→(NH4)2SiF6、(NH4)2SiF6→SiF4+2NH3+HFとなる。また、上記基板温度を35℃以下に設定することで、熱酸化シリコン(SiO2)膜/LP−TEOS膜のエッチング選択比を5以下にすることが可能になる。一方上記基板温度を40℃以上では、選択比が20以上となってしまい、不都合が生じる。さらに、チャンバ内圧力(成膜雰囲気の圧力)を2.67Pa以上とすることにより熱酸化シリコン(SiO2)膜/LP−TEOS膜のエッチング選択比を5以下にすることが可能になる。一方、1.33Pa以下では70以上となってしまい、不都合が生じる。また、フッ化水素(HF)の分圧を0.67Pa以上とすることにより熱酸化シリコン(SiO2)膜/LP−TEOS膜のエッチング選択比を5以下にすることが可能になる。一方、0.40Pa以下では50以上となってしまい、不都合が生じる。
次に、シリコン基板11を酸化性雰囲気、例えば大気にさらすことなく、第2段階の熱処理を行う。例えば、上記ガス処理を行うチャンバから熱処理を行うチャンバへ、いわゆる真空搬送を行う。そして、熱処理チャンバにて、熱処理を行い、上記ガス処理により変質された自然酸化膜の除去を行う。この熱処理条件としては、チャンバ内圧力を90.0Pa、基板温度を175℃に設定し、2分間の処理を行った。なお、チャンバ内は不活性な雰囲気が好ましく、例えば、希ガス雰囲気とする。また、この熱処理は、例えば、チャンバ内圧力を129Pa以下、基板温度を93℃以上に設定することが好ましい。上記の根拠は、図2に示すように、四フッ化シリコン(SiF4)の3重点が129Pa、93℃であることによる。すなわち、上記加熱処理により精製された反応生成物が昇華する条件とする。
次に、シリコン基板11を酸化性雰囲気、例えば大気にさらすことなく、シリコン基板11のエッチング工程を行う。例えば、上記熱処理チャンバからドライエッチングチャンバへ、上記シリコン基板11をいわゆる真空搬送する。
そして、ドライエッチングチャンバ内で、上記ハードマスク15、サイドウォール18、19、素子分離領域12等をエッチングマスクに用いてシリコン基板11をエッチング加工して除去領域23、24を形成する。このエッチングは、例えば、エッチングガスに塩素(Cl2)を用い、チャンバ内圧力を5.3Paに設定した。そのときの流量は例えば130cm3/minとした。また、ドライエッチング装置のソースパワーを1000W,バイアスパワーを100Wに設定し、例えば15秒間のドライエッチングを行った。その結果、図示したように、除去領域23、24を形成した。
次に、図1(3)に示すように、シリコンゲルマニウムのエピタキシャル成長により、選択的に上記除去領域23、24にシリコンゲルマニウム(SiGe)層25、26を形成する。このシリコンゲルマニウム層25、26には、例えばnMOSトランジスタの場合にはn型ドーパントもしくはpMOSトランジスタの場合にはp型ドーパントをドーピングしておく。このようにして、ソース・ドレインにシリコンゲルマニウム層を有する半導体装置1が完成する。なお、図示はしないが、その後、通常は、層間絶縁膜、配線等の形成する工程が行われる。
上記第1例の半導体装置の製造方法では、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより自然酸化膜21、22を除去することから、他の酸化シリコンのエッチングレートと自然酸化膜21、22のエッチングレートとがほぼ同等もしくは自然酸化膜21、22のエッチングレートが速くなる。このため、自然酸化膜21、22以外の酸化シリコン膜からなるサイドウォール18、19、ハードマスク15、素子分離領域12等をエッチングすることがほとんどない。通常、自然酸化膜18、19は数nm(例えば1nm〜5nm)程度であるため、他の酸化シリコン膜が膜減りしても、その膜減り量は、酸化シリコン膜厚に比較して十分小さいため、問題とはならない。このように、シリコン系材料のドライエッチングの前処理として自然酸化膜18、19の除去を行えることから、自然酸化膜18、19に阻害されることなく、また自然酸化膜18、19以外の酸化シリコンの形状を損傷することを抑制しつつ、シリコン系材料であるシリコン基板11のエッチング加工が所望の形状に加工できるようになる。
なお、上記エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いず、通常の自然酸化膜除去のエッチング(例えば、希フッ酸を用いたウエットエッチング)を行った場合には、自然酸化膜21、22とともに、例えば、素子分離領域12、サイドウォール18、19、ハードマスク15等が酸化シリコン系材料で形成されている場合には、それらが80nm程度、エッチングされてしまうという問題が発生する。これは、希フッ酸を用いたときの自然酸化膜のエッチング量を1とすると、TEOSシリコン酸化膜のエッチング量が5〜7程度になるためである。
一方、本発明のように、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより自然酸化膜21、22を除去する場合には、自然酸化膜のエッチング量を1とすると、TEOSシリコン酸化膜のエッチング量が0.5〜1.0程度になる。このことから、上記説明したように、酸化シリコン系材料に対して、自然酸化膜21、22が選択的に除去可能であることがわかる。
次に、本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第2例を、図3の製造工程断面図によって説明する。図3では、一例として、埋め込みゲート構造を有する半導体装置の製造方法を説明する。
図3(1)に示すように、基板31上にダミーパターン32を形成する。上記基板31は、例えばシリコン基板からなる。また上記ダミーパターン32は、例えばゲート電極のダミーパターンであり、例えばシリコン系材料からなる。このシリコン系材料は、例えば多結晶シリコンからなる。次いで、上記ダミーパターン32を被覆するとともに上記ダミーパターン32の高さよりも厚く、酸化シリコンからなる絶縁膜33を形成する。この絶縁膜33は、例えば、原料ガスに用いたテトラエトキシシラン(TEOS)ガスを用いたプラズマCVD(CVD:化学的気相成長)法により形成する酸化シリコン膜を用いることができる。次いで、例えば化学的機械研磨(CMP)によって、上記ダミーパターン32の上面が露出するようにするとともに、上記絶縁膜33表面を平坦化する。通常、研磨後は大気に放置された状態となるため、上記多結晶シリコンからなる上記ダミーパターン32の表面には自然酸化膜34が形成される。
次に、図3(2)に示すように、上記自然酸化膜34〔前記図3(1)参照〕を上記絶縁膜33をほとんど膜減りさせることなく除去する。本実施の形態では、自然酸化膜34の除去に、エッチングガスにフッ化水素(HF)とアンモニア(NH3)とを用いたドライエッチングにより行う。このドライエッチングは、ガス処理と熱処理の2段階からなる。
第1段階のガス処理は、例えば、処理を行うチャンバ内圧力を2.67Pa、フッ化水素(HF)の分圧を0.67Paとし、アンモニアの分圧は2.00Paとする。さらに、基板温度を30℃に設定し、3分間の処理を行った。
次に、基板31を酸化性雰囲気、例えば大気にさらすことなく、第2段階の熱処理を行う。例えば、上記ガス処理を行うチャンバから熱処理を行うチャンバへ、いわゆる真空搬送を行う。そして、熱処理チャンバにて、熱処理を行い、上記ガス処理により変質された自然酸化膜の除去を行う。この熱処理条件としては、チャンバ内圧力を90.0Pa、基板温度を175℃に設定し、2分間の処理を行った。なお、チャンバ内は不活性な雰囲気が好ましく、例えば、希ガス雰囲気とする。また、この熱処理は、例えば、チャンバ内圧力を129Pa以下、基板温度を93℃以上に設定することが好ましい。上記の根拠は四フッ化シリコン(SiF4)の3重点が129Pa、93℃であることによる。すなわち、上記加熱処理により精製された反応生成物が昇華する条件とする。
次に、ダミーパターン32〔前記図3(2)参照〕を酸化性雰囲気、例えば大気にさらすことなく、ダミーパターン32のエッチング工程を行う。例えば、上記熱処理チャンバからドライエッチングチャンバへ、上記基板31をいわゆる真空搬送する。
そして、ドライエッチングチャンバ内で、上記絶縁膜33をエッチングマスクに用いてダミーパターン32をエッチング加工して除去領域35を形成する。このエッチングは、例えば、エッチングガスに塩素(Cl2)を用い、チャンバ内圧力を5.3Paに設定した。そのときの流量は例えば130cm3/minとした。また、ドライエッチング装置のソースパワーを1000W,バイアスパワーを100Wに設定し、例えば15秒間のドライエッチングを行った。その結果、図示したように、除去領域35を形成した。
次に、図3(3)に示すように、通常の埋め込みゲートを製造する方法により、選択的に上記除去領域35にゲート絶縁膜41を介して、ゲート電極42を形成する。このようにして、埋め込むゲート構造のゲート電極42が完成する。なお、図示はしないが、その後、通常は、層間絶縁膜、配線等の形成する工程が行われる。
上記第2例の半導体装置の製造方法では、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより自然酸化膜34を除去することから、酸化シリコンからなる絶縁膜33のエッチングレートと自然酸化膜34のエッチングレートとがほぼ同等もしくは自然酸化膜34のエッチングレートが速くなる。このため、自然酸化膜34以外の酸化シリコン膜からなる絶縁膜33等をエッチングすることがほとんどない。通常、自然酸化膜34は数nm(例えば1nm〜5nm)程度であるため、他の酸化シリコン膜が膜減りしても、その膜減り量は、酸化シリコン膜厚に比較して十分小さいため、問題とはならない。このように、シリコン系材料のドライエッチングの前処理として自然酸化膜34の除去を行えることから、自然酸化膜34に阻害されることなく、また自然酸化膜34以外の酸化シリコンからなる絶縁膜33の形状を損傷することを抑制しつつ、シリコン系材料であるダミーパターン32のエッチング加工が所望の形状に加工できるようになる。
なお、上記エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いず、通常の自然酸化膜除去のエッチング(例えば、希フッ酸を用いたウエットエッチング)を行った場合には、自然酸化膜34とともに、酸化シリコン系材料で形成されている絶縁膜33が80nm程度、エッチングされてしまうという問題が発生する。これは、希フッ酸を用いたときの自然酸化膜のエッチング量を1とすると、TEOSシリコン酸化膜のエッチング量が5〜7程度になるためである。
一方、本発明のように、エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより自然酸化膜34を除去する場合には、自然酸化膜のエッチング量を1とすると、TEOSシリコン酸化膜のエッチング量が0.5〜1.0程度になる。このことから、上記説明したように、酸化シリコン系材料の絶縁膜33に対して、自然酸化膜34が選択的に除去可能であることがわかる。
次に、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態に係る第3例を、図4、図5の製造工程断面図によって説明する。この実施の形態は、埋め込みゲート構造の詳細な製造方法の一例を示すものである。
図4(1)に示すように、シリコン基板51を用意する。このシリコン基板51に例えば通常のトレンチ素子分離形成技術によって、トランジスタの形成領域53を分離する素子分離領域52を形成する。その後、トランジスタの形成領域にウエル(図示せず)を形成する。
次に、しきい値電圧調整用の不純物をウエルに導入した後、上記シリコン基板51のトランジスタの形成領域上に第1絶縁膜(ダミーゲート絶縁膜)54を形成する。この第1絶縁膜54は、例えばシリコン酸化膜を10nmの厚さに堆積して形成される。
次に、上記シリコン基板51上に第1絶縁膜54を介してダミーゲート電極55を形成する。このダミーゲート電極55は、一例として、CVDによって多結晶シリコン膜を100nmの厚さに成膜する。次いで、通常のレジスト塗布、リソグラフィー技術によるレジストによるエッチングマスクを形成した後、そのエッチングマスクを用いて多結晶シリコン膜を異方性エッチングによりパターンニングすることで形成される。
次に、上記ダミーゲート電極55の両側における上記シリコン基板51にソース・ドレインを形成する。具体的には、イオン注入法によって、ダミーゲート電極55の両側におけるシリコン基板51にエクステンション領域61、62を形成する。次いで、上記ダミーゲート電極55を被覆するサイドウォール形成膜を成膜した後、このサイドウォール形成膜をエッチバックして、ダミーゲート電極55の両側にサイドウォール絶縁膜56、57を形成する。次いで、イオン注入法によって、ダミーゲート電極55の一方側のシリコン基板51に上記エクステンション領域61を介してソース・ドレイン領域63を形成するとともにダミーゲート電極55の他方側のシリコン基板51に上記エクステンション領域62を介してソース・ドレイン領域64を形成する。
次に、図4(2)に示すように、上記シリコン基板51に形成された第1絶縁膜54上にダミーのゲート電極55を被覆する第2絶縁膜56を形成する。この第2絶縁膜56は、配線との層間絶縁膜になるものであり、例えば化学的気相成長(以下CVDという、CVDはChemical Vapor Depositionの略)法、例えば高密度プラズマCVD法によって、酸化シリコンを堆積して形成する。この厚さは、例えば、ダミーゲート電極55よりも全面にわたって高くなるような厚さに形成することが好ましい。次に、化学的機械研磨(以下CMPという、CMPはChemical Mechanical Polishing)法によって、上記第2絶縁膜55を研磨して上記各ダミーゲート電極54上部を露出させるとともに平坦化する。
その後、エッチングによって、上記ダミーゲート電極54を除去するのであるが、ダミーゲート電極55がポリシリコンで形成されているため、その表面には自然酸化膜58が形成されている。そこで、本発明のエッチング工程を行う。すなわち、上記第1、2例で説明したのと同様に、自然酸化膜58の除去を、エッチングガスにフッ化水素(HF)とアンモニア(NH3)とを用いたドライエッチングにより行う。このドライエッチングは、ガス処理と熱処理の2段階からなる。
この結果、図4(3)に示すように、上記サイドウォール絶縁膜56、57を側壁とする溝59が形成される。
次に、図5(4)に示すように、上記各溝59の内面にゲート絶縁膜71を形成する。このゲート絶縁膜71は、例えば、ハフニウムオキサイド(HfOx)、ハフニウムシリケート(HfSiOx)、ハフニウムアルミネート(HfAlOx)等の高誘電率膜で形成する。もしくは酸化シリコン膜で形成する。
次に、例えばスパッタリング法によって、上記ゲート絶縁膜71上の上記溝59内部にゲート電極形成膜74を形成する。このゲート電極形成膜74は、例えば下地膜72と導電膜73との積層構造とする。上記下地膜72は、絶縁膜と導電膜73との密着性を確保するものであればよく、さらにトランジスタ特性に要求される仕事関数を有する膜であればより好ましい。上記導電膜73は、例えば、多結晶シリコン膜、1層以上の金属膜もしくは金属化合物膜、多結晶シリコン膜と金属膜との積層膜、または多結晶シリコン膜と金属化合物膜との積層膜で形成することができる。上記金属膜には、例えば、タングステン膜、タンタル等を用いることができ、上記金属化合物膜には、例えば、窒化タンタル膜、窒化チタン膜、窒化タングステン等を用いることができる。
次に、図5(5)に示すように、CMP法によって、溝59以外の部分の上記下地膜72と導電膜73とを除去して平坦化して、溝59の内部のみに残した上記下地膜72と導電膜73とからなるゲート電極75を形成する。
このようにして、埋め込みゲート構造の半導体装置3が形成される。
上記半導体装置3の製造方法では、上記第2例と同様なる作用効果が得られる。
次に、本発明の半導体装置の製造方法に用いるエッチング装置の一例を図6の概略構成図によって説明する。
図6に示すように、エッチング装置101は、いわゆるマルチチャンバ方式の装置であり、搬送室111の周囲に自然酸化膜をエッチング除去するためのガス処理室112、ガス処理した自然酸化膜を熱処理して除去する熱処理室113、シリコン系材料をエッチング(例えば反応性イオンエッチング)するエッチング室114、基板151を搬送室111に出し入れするロード・アンロード室115からなり、上記搬送室111内にはきを各室内に対して搬送搬出する搬送ロボット116が設置されているものである。また、搬送室111と各ガス処理室112、熱処理室113、エッチング室114、ロード・アンロード室115との間には、各室の真空状態が保持できるように、ゲートバルブ(図示せず)が設置されている。
上記エッチング装置101で自然酸化膜とシリコン系材料膜のエッチングを行うには、まず、ロード・アンロード室115から基板151を搬送室111に搬送し、搬送室111内を真空にする。さらに、各室を真空にしておく。そして、基板151を搬送室111からガス処理室112に搬送する。そしてガス処理室112内で自然酸化膜のガス処理を行う。その後、ガス処理室112内を真空にした後、ガス処理室112から基板151を搬送室111に搬送する。次に、基板151を搬送室111から熱処理室113に搬送する。そして熱処理室113内で自然酸化膜の熱処理を行って自然酸化膜の除去を行う。その後、熱処理室113内を真空にした後、基板151を熱処理室113から搬送室111に搬送する。次に、基板151を搬送室111からエッチング室114に搬送する。そしてエッチング室114内でシリコン系材料膜のエッチングを行ってシリコン系材料膜のエッチング加工を行う。その後、エッチング室114内を真空にした後、基板151をエッチング室114から搬送室111に搬送する。なお、各処理を行う際には各処理を行う室のゲートバルブを閉じ、各室から搬送室111に基板151を搬送する際にはゲートバルブが開放される。
本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態に係る第1例を示した製造工程断面図である。 四フッ化シリコンの状態図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態に係る第2例を示した製造工程断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態に係る第3例を示した製造工程断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態に係る第3例を示した製造工程断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を実施するエッチング装置の一例を示した概略構成図である。
符号の説明
1…半導体装置、11…シリコン基板、12…素子分離領域、15…ハードマスク、18,19…サイドウォール、21,22…自然酸化膜

Claims (6)

  1. 酸化シリコンと表面に自然酸化膜が形成されたシリコン系材料とが露出された状態で前記自然酸化膜を除去する工程と、
    前記自然酸化膜が除去された前記シリコン系材料をエッチング加工する工程と
    を備えた半導体装置の製造方法であって、
    前記自然酸化膜を除去する工程は、
    エッチングガスにフッ化水素とアンモニアとを用いたドライエッチングにより行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記エッチングは反応性イオンエッチングからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記自然酸化膜を除去する工程の前に、
    酸化シリコンで形成された素子分離領域により素子形成領域が区画された前記シリコン系材料からなる基体の前記素子形成領域上にゲート絶縁膜を介して上部にハードマスクを備えたゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の両側に少なくとも表面が酸化シリコン膜からなるサイドウォールスペーサを形成する工程とを備え、
    前記シリコン系材料をエッチング加工する工程は、前記サイドウォールスペーサおよび前記ゲート電極上のハードマスクをマスクにして前記シリコン系材料からなる基体の一部をエッチングにより除去する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記エッチングにより除去した領域にシリコン合金層を形成する工程
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記自然酸化膜を除去する工程の前に、
    基板上に形成されたシリコン系材料からなるパターンを酸化シリコン膜で被覆した後、前記酸化シリコン膜表面に前記パターン表面を露出させる工程とを備え、
    前記パターン表面に形成された自然酸化膜を除去する工程と、
    前記シリコン系材料をエッチング加工する工程は、前記パターンを除去する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記パターンを除去した領域にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程
    を備えたことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
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