JP2007138629A - 排水立て管の更正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水立て管が長い場合でも容易・短時間に全配管の内面に均一の厚さで樹脂層を形成でき、大便器排水等が一気に流入してもトラップ破封等を防止できる排水立て管の更正方法を提供する。
【解決手段】更正する当階と上階の間の排水立て管を、当階のスラブ床面から所定の位置及び上階のスラブ天井面から所定の位置で切断して、その間の連結部を除去する切断工程Aと、当階のスラブ床面及び/又は上階のスラブ天井面に残存する排水立て管のスラブ貫通部の内面を研磨洗浄し、枝管の接続口に対向する内面で且つ枝管から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイド16aを取り付けた後、スラブ貫通部の内面にエポキシ樹脂皮膜17を前記分流ガイドが被覆される状態に形成する貫通部更正工程Bと、切断工程で除去した部分に新たな管を継ぎ足す連結部更正工程Cとからなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、集合住宅やビルなどの多層建物に配設された排水立て管の更正方法に関するものである。
集合住宅やビルなどの多層建物には、各階から排出される排水を下水道等に流すために排水立て管が配設されている。かかる排水立て管は長期間の使用により劣化し、腐蝕、減肉、ひび、亀裂等を生じる。従って、竣工後、適当な時点で、排水立て管の保守が必要となるがる。しかし、排水立て管は、通常、各階のスラブ床面を構成するコンクリートスラブを貫通して設けられ、貫通部はモルタルなどで固められている。そのため、モルタル部分を破砕しないかぎり、既設の排水立て管をすべて新しい配管に交換することはできない。そこで、既設の配管の老化を防止し、排水立て管の使用期間を延ばすために、研磨洗浄後、配管内面をエポキシ樹脂などでライニングする方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1の「排水縦管の更正方法」は、液状のエポキシ樹脂を配管の内面に噴霧塗布する方法であり、図5に示すように、排水縦管51を下部及び上部の2箇所において切断する工程、切断後に管内壁面の付着物を除去するクリーニング工程、乾燥工程、加熱され且つ移動速度の調節を自在にして管内に挿入したホース54を所要の一定速度で移動させ、先端の塗料噴出ノズル55から速乾性の二液性エポキシ樹脂塗料を噴出させて塗膜を形成する工程からなる。
特許文献2の「管路補修方法」は、不透水性筒状シートを配管の内面に貼着する方法であり、図6(A)(B)に示すように、排水管61の端部に上方に開口する屈曲管65を臨ませて配置し、筒状に形成された不透水性の内側表層部を有する第2のライナー部材62を、前記屈曲管65を通じて前記排水管61内に供給し、前記第2のライナー部材62の先端部を反転状態として前記排水管61内に挿入し、この反転状態とされた反転部分の前記内側表層部の間に水等の液体の液圧を作用させて第2のライナー部材62の反転部分を排水管61の奥に進行させるものである。
特許文献3の「管のライニング方法」は、不透水性筒状シートをエポキシ樹脂含浸布シートとしたものであり、図7(A)(B)に示すように、弾性体チューブ72を複数枚重ね合わせて筒状に形成し、該弾性体チューブの外周面に織布又は不織布による樹脂吸収材を被覆してライニング材71を形成し、このライニング材の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸させながら管路73内に引き込み、圧力流体を注入して弾性体チューブ72を膨張させ、硬化性樹脂の硬化後、弾性体チューブを引き抜くものである。
上述した特許文献1の方法は、エポキシ樹脂を配管内面に直接噴霧して塗布するため、様々な工夫がなされているものの、配管内面に均一の厚さで樹脂層を形成しにくく、特に管長が長い場合は樹脂層の形成状況を十分に確認できないために信頼性に欠けるという問題がある。
また、特許文献2,3の方法は、筒状シートを配管の内面に貼着するため、噴霧塗布方法と異なり、皮膜を形成するシートの厚さが一定であるために配管内面に均一の厚さで樹脂層を形成することができ、その面で優れているが、排水立て管に接続されている横引きの枝管など複雑に配設された配管の更正では手間がかかりすぎる問題があった。
そこで、本発明者らは、複数階の各スラブを貫通して配設された排水立て管の管長が長い場合でも、また排水立て管に横引き枝管が接続されている場合でも、手間がかからず短時間に容易に、枝管を含む全配管の内面に均一の厚さで樹脂層を形成することができる排水立て管の更正方法を開発し、特願2004−236909として提案している。
この方法は、複数階のスラブ床面を構成するコンクリートスラブを貫通して配設された排水立て管の更正方法であって、
更正する当階とその上階の間の排水立て管を、当階のスラブ床面から所定の位置及び上階のスラブ天井面から所定の位置で切断して、その間の連結部を除去する切断工程と、
当階のスラブ床面及び/又は上階のスラブ天井面に残存する排水立て管のスラブ貫通部の内面を研磨洗浄後、その内面にエポキシ樹脂皮膜を形成する貫通部更正工程と、
切断工程で除去した部分に、新たな管を継ぎ足す連結部更正工程と、からなることを特徴としている。
この更正方法によれば、切断工程で残存させた一部の排水立て管(スラブ貫通部)の内面を、貫通部更正工程において研磨洗浄し、その内面にエポキシ樹脂皮膜を形成するので、排水立て管全体を更正する従来の工法と比較して短時間で作業を終了できる。また、残存させる排水立て管(スラブ貫通部)の管長は短いので、エポキシ樹の皮膜形成状況の確認検査が容易である。
また、切断工程、貫通部更正工程及び連結部更正工程の3工程を、任意の階から順次又は並行して繰り返すことにより、都合のよい部屋から順次又は並行して更正作業をできることになる。
ところで、横引き枝管を接続する排水立て管のスラブ貫通部に用いられる排水集合管継手においては、枝管から、例えば汚物を含んだ大便器排水が大量かつ一気に流入すると、枝管の接続口と対向する内壁面に衝突して管内をしてしまう場合があり、この閉塞状態のまま流下すると管内に圧力変動が発生し、この圧力変動が大きい場合には、排水トラップの破封等のトラブルの原因となることが知られている。
このようなトラブルの回避策としては、特許文献4によって提案されている通り、枝管の接続口に対向する内面に排水を左右に分岐して流下させる分流ガイドを設けることが非常に有効である。
特開平5−31456号公報、「排水縦管の更正方法」 特開平6−106622号公報、「管路補修方法」 特開2002−160295号公報、「管のライニング方法」 特開平10−332066号公報
本発明は、上記の点に留意してなされたものであって、その目的とするところは、複数階の各スラブを貫通して配設された排水立て管の管長が長い場合でも、容易かつ短時間に枝管を含む全配管の内面に均一の厚さで樹脂層を形成することができ、さらに、大便器排水等が一気に流入しても管内の圧力変動を生ぜず若しくは緩和し、これによりトラップ破封等のトラブルを防止できるようにした排水立て管の更正方法を提案することにある。
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、請求項1に記載の発明では、複数階のスラブ床面を構成するコンクリートスラブを貫通し
て配設された排水立て管の更正方法であって、
更正する当階とその上階の間の排水立て管を、当階のスラブ床面から所定の位置及び上階のスラブ天井面から所定の位置で切断して、その間の連結部を除去する切断工程と、
当階のスラブ床面及び/又は上階のスラブ天井面に残存する排水立て管のスラブ貫通部の内面を研磨洗浄し、枝管の接続口に対向する内面であって、当該枝管から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイドを取り付けた後、スラブ貫通部の内面にエポキシ樹脂皮膜を前記分流ガイドが被覆される状態に形成する貫通部更正工程と、
切断工程で除去した部分に、新たな管を継ぎ足す連結部更正工程と、からなることを特徴とする排水立て管の更正方法が提供される。
請求項2に記載の発明は、前記切断工程、貫通部更正工程及び連結部更正工程を、任意の階から順次又は並行して繰り返すことを特徴としている。
請求項1に記載の発明の構成によれば、切断工程で残存させた一部の排水立て管(スラブ貫通部)の内面を、貫通部更正工程において研磨洗浄し、枝管の接続口に対向する内面であって、当該枝管から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイドを取り付けた後、スラブ貫通部の内面にエポキシ樹脂皮膜を前記分流ガイドが被覆される状態に形成するので、排水立て管全体を更正する従来の工法と比較して短時間で作業を終了できるばかりでなく、残存させる排水立て管(スラブ貫通部)の管長は短いので、分流ガイドの取付け作業や分流ガイドの取付け状況の確認検査、エポキシ樹の皮膜形成状況の確認検査が容易である。
また、分流ガイドの取付け後、分流ガイドが被覆される状態にエポキシ樹脂皮膜を形成するので、分流ガイドの位置がエポキシ樹脂皮膜によって拘束されることになり、分流ガイドの取付け状態をエポキシ樹脂皮膜によって補強することができる。
従って、複数階の各スラブを貫通して配設された排水立て管の管長が長い場合であっても、容易かつ短時間に枝管を含む全配管の内面に均一の厚さで樹脂層を形成することが可能であると共に、分流ガイドが装備されていない排水立て管に対する排水立て管更正時における分流ガイドの取付けによって、大便器排水等が一気に流入しても管内の圧力変動を生ぜず若しくは緩和することになり、これによってトラップ破封等のトラブルを防止できる等の効果がある。即ち、枝管の接続口に対向する内面であって、且つ、当該枝管から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイドを設けるので、上方から流下する排水と枝管から排出される排水との合流衝が防止されることになり、枝管からの排水を速やかに排出でき、排水性能を向上できる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の排水立て管の更正方法を示す模式図である。本発明は、複数階のスラブ床面1a、2aを構成するコンクリートスラブ1、2を貫通して配設された排水立て管10の更正方法である。本発明の排水立て管の更正方法は、この図に示すように、切断工程(A)、貫通部更正工程(B)及び連結部更正工程(C)からなる。
切断工程(A)では、更正する当階とその上階の間の排水立て管10を、当階のスラブ
床面1aから所定の位置及び上階のスラブ天井面2bから所定寸法H、スラブ天井面2bから所定寸法Hを残して、既設の排水立て管の直管部分13aを切除する。この際、最終的に新規の直管13bを接続する際に、装着しやすくするために若干直管部を残すようにする。従って、所定寸法H、Hは、25cmから50cm程度の寸法にするのがよい。
貫通部更正工程(B)では、当階のスラブ床面1aに残存する排水立て管のスラブ貫通部(排水集合管継手とその上下に接続された直管の一部)11の内面を研磨洗浄して、図2の(A)(B)に示すように、管内面の錆やその他のスライム14を落とした後、図3の(A)に示すように、枝管15の接続口15aに対向する内面であって、当該枝管15から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイド16aを取り付ける。しかる後、図3の(B)に示すように、スラブ貫通部11の内面にエポキシ樹脂皮膜17を前記分流ガイド16aが被覆される状態に形成する。
このように、枝管15の接続口15aに対向する内面であって、且つ、当該枝管15から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管10内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイド16aを設けるので、上方から流下する排水と枝管15から排出される排水との合流衝が防止されることになり、枝管15からの排水を速やかに排出でき、排水性能を向上できるのである。
この場合、所定階の下階も更正工事を行うので、下階の排水立て管が切除されていない状態においても、略所定寸法Hに相当する部分まで研磨洗浄、分流ガイド16aの取付け及びエポキシ樹脂皮膜17の形成を行えばよい。必要により、当階と上階のスラブ貫通部11、12の両方を並行して研磨洗浄し、分流ガイド16aの取付け及びエポキシ樹脂皮膜17の形成を行ってもよい。スラブ貫通部12の内面を研磨洗浄し、分流ガイド16aを取り付け、エポキシ樹脂皮膜17を形成する際には、スラブ貫通部11の処理と同様に、スラブ床面2aから所定寸法Hを残して上部の排水立て管の直管部分を切除することになる。分流ガイド16aは、略三角錐形状であり、一つの稜線が上下方向を向くように配置して取り付けられ、分流ガイド16aの背面(排水立て管内面への取付け面)は排水立て管内面に合わせて湾曲している。
尚、図示の例では、接続口15aの真上(枝管15から排水が流れ込む位置の上方)にも、別の分流ガイド16bを取り付け、排水立て管を流下する排水を接続口15aの上方で左右に分岐させ、枝管15からの排水の流入が、排水立て管を流下する排水によって阻害されることなくスムーズに行われるように工夫してある。即ち、この分流ガイド16bにより排水立て管から流下する排水と枝管15から流入する排水の合流衝突が回避され、これにより管内圧力が抑制されるように構成してある。この分流ガイド16bも、前記分流ガイド16aと同様に、内面の研磨洗浄後、取り付けられ、しかる後、エポキシ樹脂皮膜17を形成するので、エポキシ樹脂皮膜17で被覆され、保護されることになる。
連結部更正工程(C)では、切断工程で除去した部分に、新たな管13bを継ぎ足す。即ち、スラブ貫通部11(及び/又は12)に、エポキシ樹脂皮膜17の形成後、新規直管13bを接続し、本発明の工程が完了する。
尚、この際、既設の排水立て管から切り出した直管を並行して更正し、これを新規直管の代わりに再使用してもよいが、その分、手間と時間がかかるので、新規の直管を接続する方が好ましい。直管の接続手段としては、例えばノーハブ継手18等を用いた突合せ接合が採用される。
上述した切断工程(A)、貫通部更正工程(B)及び連結部更正工程(C)は任意の階から順次又は並行して繰り返すことが好ましい。
以上の更正方法によれば、例えば上下階の2住戸について半日程度で施工でき、集合住宅の居住者が暮らしながら排水立て管の更正が可能になる。また、上階からとか下階からといった制約がなく、所定階のみを一工程として施工できるので、集合住宅の居住者の都合に合わせて順次実施できる。
また、残存させる排水立て管(スラブ貫通部11、12)の管長は短いので、分流ガイド16a,16bの取付け作業や分流ガイド16a,16bの取付け状況の確認検査、エポキシ樹脂の皮膜形成状況の確認検査が容易である。
しかも、分流ガイド16a,16bの取付け後、分流ガイド16a,16bが被覆される状態にエポキシ樹脂皮膜17を形成するので、分流ガイド16a,16bの位置がエポキシ樹脂皮膜17によって拘束されることになり、分流ガイド16a,16bの取付け状態をエポキシ樹脂皮膜17によって補強することができる。
従って、複数階の各スラブを貫通して配設された排水立て管の管長が長い場合であっても、容易かつ短時間に枝管を含む全配管の内面に均一の厚さで樹脂層を形成することが可能であると共に、分流ガイドが装備されていない排水立て管に対する排水立て管更正時における分流ガイド16a,16bの取付けによって、大便器排水等が一気に流入しても管内の圧力変動を生ぜず若しくは緩和することになり、これによってトラップ破封等のトラブルを防止できるのである。
貫通部更正工程(B)におけるエポキシ樹脂皮膜17の形成は、エポキシ樹脂の噴霧塗布によって行ってもよく、その他の方法(例えば、特願2004−236909で提案した液状のエポキシ樹脂を含浸させた筒状の布製シートを用いてエポキシ樹脂皮膜を形成する方法)で行ってもよい。何れの場合も、貫通部更正工程(B)におけるエポキシ樹脂皮膜17の形成は、直管の切除後に行われるので、ポキシ樹脂の皮膜形成状況の確認検査が容易であり、エポキシ樹脂皮膜17を容易かつ確実に形成できる。
本発明の排水立て管の更正方法を示す模式図である。 本発明の貫通部更正工程を示す縦断側面図である。 図2に続く貫通部更正工程を示す縦断側面図である。 本発明の連結部更正工程を示す縦断側面図である。 特許文献1の「排水縦管の更正方法」の説明図である。 特許文献2の「管路補修方法」の説明図である。 特許文献3の「管のライニング方法」の説明図である。
符号の説明
1,2 コンクリートスラブ
1a,2a スラブ床面
2b スラブ天井面
10 排水立て管
11,12 スラブ貫通部
13a 直管部分
13b 新規直管
15 枝管
15a 接続口
16a,16b 分流ガイド
17 エポキシ樹脂皮膜

Claims (2)

  1. 複数階のスラブ床面を構成するコンクリートスラブを貫通して配設された排水立て管の更正方法であって、
    更正する当階とその上階の間の排水立て管を、当階のスラブ床面から所定の位置及び上階のスラブ天井面から所定の位置で切断して、その間の連結部を除去する切断工程と、
    当階のスラブ床面及び/又は上階のスラブ天井面に残存する排水立て管のスラブ貫通部の内面を研磨洗浄し、枝管の接続口に対向する内面であって、当該枝管から流入した排水が衝突する位置より上方に、上階から排出され、排水立て管内面を流下する排水を左右に分岐して流下させる分流ガイドを取り付けた後、スラブ貫通部の内面にエポキシ樹脂皮膜を前記分流ガイドが被覆される状態に形成する貫通部更正工程と、
    切断工程で除去した部分に、新たな管を継ぎ足す連結部更正工程と、からなることを特徴とする排水立て管の更正方法。
  2. 前記切断工程、貫通部更正工程及び連結部更正工程を、任意の階から順次又は並行して繰り返す、ことを特徴とする請求項1に記載の排水立て管の更正方法。
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