JP2007137005A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印字ミストが多い場合などプリンタ機内が劣悪に汚れている場合でも確実に潤滑剤を供給する。
【解決手段】 キャリッジ内に潤滑剤保持部材を持ち、キャリッジが回復機器に固定されるタイミングで潤滑剤をキャリッジ摺動部に供給する。前記固定されるタイミングは連続印字であっても定期的に行われるので、潤滑剤も必ず定期的に供給される。
【選択図】 図1
【解決手段】 キャリッジ内に潤滑剤保持部材を持ち、キャリッジが回復機器に固定されるタイミングで潤滑剤をキャリッジ摺動部に供給する。前記固定されるタイミングは連続印字であっても定期的に行われるので、潤滑剤も必ず定期的に供給される。
【選択図】 図1
Description
本発明は記録媒体を搬送する搬送手段と、画像を記録する記録手段と、前記記録手段を搭載するキャリッジとを備えたインクジェット記録装置に関するものである。
一般にインクジェット記録装置は、ノズルから記録紙に対してインクを吐出することにより記録を行う記録装置であり、ノズルから吐出されるインクを形成するためのヘッドと、そのヘッドを乗せて動くキャリッジと、ヘッドに対してインクを供給する供給系とから構成されている。上述したようなインクジェット記録装置は高速な印字や、様々なメディアに印字が可能であるためプリンタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、複写機等に利用されている。
これらインクジェット記録方式の記録装置に於いては、ますます高画質化、高耐久性が求められている。このことに対応するためにインクジェットプリンタでは、例えば図2に示すようにヘッド4の印字ノズルの状態を良好に保つための回復機器7を搭載しており、印字を行わない場合には回復機器7内にあるノズルキャップ8でヘッド吐出部を密封しヘッドを保護したり、密封状態で負圧を発生させノズル内のインクを吸引することができる。また図3と図4に示すように、回復の動作時にヘッド4とキャップ8の密封性が失われないようにキャリッジ1と回復機器7との位置関係を固定するロックピン9を有している。このためプリンタ本体に大きな外力がかかったとしても、ロックピン9がキャリッジ1内に係合されているため、キャリッジ1は固定され動くことができない構成となっている。これらの回復動作はある規定量の吐出を行ったあとや、ある規定時間が経過するといったような定期的なタイミングで行われており、ノズルの状態を良好に保っている。
また別の手段としては、記録媒体上に記録情報をより正確な位置に形成するための手段として、キャリッジとガイド軸とのがた量を少なくしてキャリッジの走査時の姿勢を安定に保つ事や、キャリッジの走査速度を安定させ、それを長期間維持するためにガイド軸との摺動において負荷変動のすくない摺動性能を維持することなどがあるが、用紙等の紙粉や雰囲気中の挨に加えて、例えば記録ヘッドより吐出されるインク滴に付随的に存在するミスト状のインク滴等がキャリッジのガイド軸に付着し、その摺動性能を低下させ、キャリッジの耐久性をさまたげるなどといった問題がある。
このため、この種のキャリッジにおいて、金属などで構成された軸受け部材をインサート成形法などによりキャリッジのガイド軸との摺動部に一体的に設け、キャリッジとガイド軸との滑りを良くし、がた、負荷変動を少なくしているものがある。
また、さらに安定な摺動性能を得るために、軸受け部材に潤滑剤が配されているもののある。すなわち、この種の軸受け部材は、ガイド軸との良好な摺動性能を確保するために、金属を焼結させたものが用いられるのが一般的であり、多孔質である焼結製金属の性質を生かして、焼結製金属の軸受け部材に、液体状の潤滑剤を含浸させるようにしている。また、特開2001−113774にあるような上述した潤滑剤が含浸された軸受け部材とは別に、潤滑剤を供給するための給油パッドなどの潤滑剤供給保持部材を設け、この潤滑剤供給保持部材をガイド軸に接触させるように配置している場合もある。この潤滑剤供給保持部材は、フェルトやスポンジなどの多繊維性や多孔性を有した材料で構成されている。このような構成をとることにより、ガイド軸表面の汚れやミスト状のインク滴をふき取りつつ、軸受け部材の摺動面へ潤滑剤を再充填している。
特開2001−113774号公報
しかしながら、より記録装置の使用頻度が高く、高耐久性が求められる場合には、前記したミスト状のインク滴の付着も早く、より迅速かつ円滑に潤滑剤を供給する必要がでてくる。
本発明はこれらの課題を解決するものであり、キャリッジとガイド軸との摺動性を保証し、かつ長期的にこれらの摺動性を維持する高い信頼性を有したキャリッジとガイド軸との摺動部を有するインクジェット記録装置を提供するものである。
これらを達成するために本発明では
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体に対して記録を行う記録ヘッドと、
記記録ヘッドが搭載されて往復移動するキャリッジと、
前記キャリッジが移動するためのガイドシャフトと、
前記記録ヘッドをクリーニングするための回復手段と
を備えたインクジェット記録装置において
前記回復手段が備える前記キャリッジの固定部材が
前記キャリッジ内に備える潤滑剤保持部材を
圧接させることを特徴とする。
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体に対して記録を行う記録ヘッドと、
記記録ヘッドが搭載されて往復移動するキャリッジと、
前記キャリッジが移動するためのガイドシャフトと、
前記記録ヘッドをクリーニングするための回復手段と
を備えたインクジェット記録装置において
前記回復手段が備える前記キャリッジの固定部材が
前記キャリッジ内に備える潤滑剤保持部材を
圧接させることを特徴とする。
記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体に対して記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドが搭載されて往復移動するキャリッジと、前記キャリッジが移動するためのガイドシャフトと、前記記録ヘッドをクリーニングするための回復手段とを備えたインクジェット記録装置において前記回復手段が備える前記キャリッジの固定部材が前記キャリッジ内に備える潤滑剤保持部材を圧接させる構成をとることで任意のタイミングで前記ガイドシャフトに潤滑剤を補給することが可能であり、キャリッジとガイド軸との摺動性を保証し、かつ長期的にこれらの摺動性を維持する高い信頼性を有したキャリッジとガイド軸との摺動部を有するインクジェット記録装置を提供することができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するもので、インクジェットプリンタのキャリッジと回復機構の断面を示したものである。
図2〜図5は従来のインクジェットプリンタの構成を示した斜視図および断面図である。詳しいは図2は一般的なインクジェットプリンタの全体構成を示した斜視図であり、図3はキャリッジと回復機構が有するキャリッジロック機構を示した斜視図であり、図4は同じくキャリッジとキャリッジロック機構を示した断面図であり、図5は潤滑剤供給保持部材を有するキャリッジを示した斜視図である。
図2でキャリッジ1は印字を行っているヘッド4を搭載しておりヘッド吐出部よりインクを出し印字を行う。またガイド軸2はキャリッジの側面にある側板6で固定されており、ガイド軸2の両端にある側板の間をキャリッジが往復する。
ここで即時潤滑剤を補給をできる機構を備えたものが本発明の実施形態図1である。従来より用いられているオイルパッド12は、キャリッジ内のロックピン9がキャリッジ1と係合される位置の直上に設けられている。このような構成をとることにより、キャリッジ1が回復動作を行うために回復機器7上に移動しロックピン9がキャリッジ1に係合された際に、ロックピン9にオイルパッド12が圧接され、オイルパッド12が含浸していた潤滑剤を強制的にシャフト2上に流出させることができる。またこのキャリッジ内に設けられたオイルパッド12がキャリッジ軸受3と近接して取り付けられていれば、軸受内に潤滑剤を充填することも可能である。
このようにヘッド4のクリーニングのタイミングと、その際に使われるロックピンの機構を用いることで、定期的なタイミングで確実にグリスの供給を行うことが出来る。また、その他のタイミング、たとえば高濃度の印字が継続して行われた際などには、そのことをソフト的に検知し、キャリッジ1をホームポジションに戻してロックピン9を動作させることで前述したグリス供給が可能である。つまり、潤滑剤の不足が予想される局面をあらかじめわかっていれば、任意のタイミングで潤滑剤の補給が可能である。
1 キャリッジ
2 ガイド軸
3 キャリッジ軸受
4 ヘッド
5 側板1
6 側板2
7 回復機器
8 キャップ
9 キャリッジロック
10 オイルパッド1
11 オイルパッドカバー
12 オイルパッド2
2 ガイド軸
3 キャリッジ軸受
4 ヘッド
5 側板1
6 側板2
7 回復機器
8 キャップ
9 キャリッジロック
10 オイルパッド1
11 オイルパッドカバー
12 オイルパッド2
Claims (5)
- 記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体に対して記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドが搭載されて往復移動するキャリッジと、
前記キャリッジが移動するためのガイドシャフトと、
前記記録ヘッドをクリーニングするための回復手段と
を備えたインクジェット記録装置において
前記回復手段が備える前記キャリッジの固定部材が
前記キャリッジ内に備える潤滑剤保持部材を
圧接させることを特徴とする
インクジェット記録装置。 - 前記潤滑剤保持部材はあらかじめ潤滑剤が含浸されていることを特徴とする
請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記潤滑剤保持部材は多孔質体であることを特徴とする
請求項1又は、請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記キャリッジは前記ガイドシャフトとの摺動部に焼結の軸受けを用いていることを特徴とする
請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記焼結の軸受けはあらかじめ含浸されていることを特徴とする
請求項4に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005337249A JP2007137005A (ja) | 2005-11-22 | 2005-11-22 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005337249A JP2007137005A (ja) | 2005-11-22 | 2005-11-22 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007137005A true JP2007137005A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38200435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005337249A Withdrawn JP2007137005A (ja) | 2005-11-22 | 2005-11-22 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007137005A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017065746A1 (en) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Lubricant from a reservoir |
US20220234375A1 (en) * | 2021-01-26 | 2022-07-28 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting device |
-
2005
- 2005-11-22 JP JP2005337249A patent/JP2007137005A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017065746A1 (en) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Lubricant from a reservoir |
US20220234375A1 (en) * | 2021-01-26 | 2022-07-28 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting device |
US11712913B2 (en) * | 2021-01-26 | 2023-08-01 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090203 |