JP2007133861A - 知的財産管理システム、注意喚起方法およびプログラム - Google Patents

知的財産管理システム、注意喚起方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】受任済みの案件に付与された顧客名の変更を漏れなく行うことのできる知的財産管理システムを提供する。
【解決手段】案件の受任時は、クライアントのユーザによって顧客マスタ中の任意の顧客データが選択されて案件データに付加され、案件データベースに登録される。その後、顧客名などの顧客に関する実データの変更が発生したことの連絡を受けたことなどを契機に、クライアントからサーバに顧客名変更通知を入力すると、顧客マスタ登録部によって顧客マスタデータベースの顧客マスタの顧客名が更新される。案件の出願手続きの直前には、案件データベースに案件データととともに登録されている顧客データ中の履歴コードと顧客マスタの顧客データ中の履歴コードとが注意喚起判断部にて比較され、不一致が判定されることによって注意喚起を行うことが判断される。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータを用いて特許などの案件に関する情報を管理する知的財産管理システム、注意喚起方法およびプログラムに関するものである。
近年、内外の特許、実用新案登録、意匠登録および商標登録など知的財産権の創出(提案)、出願、審査請求、拒絶理由に対する中間処理などの期限管理、登録後の年金管理などを行うための知的財産管理システムの有用性が高まってきている。このような知的財産管理システムには、期限管理、年金管理のための機能のほか、それらの管理情報を出力する機能、各種の通知書を発行する機能などを備えたものや、XML(eXtensible Markup Language)出願対応の電子出願システム、大量の知財権文書を一元管理する包袋管理システム、大量の知財権文書を蓄積してキーワードによる検索を可能とした特許情報検索システム、請求書の発行などの管理を行う請求管理システムなど、他のシステムとの連携を可能としたものもある。
知的財産管理システムでは、クライアントとしての顧客(出願人、代理人など)の名前などの顧客に関する情報を顧客マスタで一元管理して、システムの各部門間で共有している。一方、案件データベースに格納された個々の案件にもそれぞれ顧客に関する情報を持たせてあり、案件の受信時などに顧客マスタを読み込んでその顧客に関する情報を案件に関する情報に付加するようにしている。
顧客名などの変更が発生した場合には、通常、顧客マスタにその変更を加えることが行われ、この後にその顧客より受任した案件の案件データベースへの登録からは、顧客マスタをもとに変更後の顧客名が案件に対して付加される。一方、顧客名の変更前に既に案件データベースに登録されている案件に関しては、担当者が任意のタイミング(例えば出願手続きの際など)でその案件の書誌事項の入力画面を呼び出して、手入力で顧客名の修正を行っていた。すなわち、担当者は、意識的な注意力をもって受任済みの案件について顧客名の変更作業を漏れなく行う必要があり、人的な負担が多大となっていた。
担当者の負担を減少させることのできる仕組みとして、必要なタイミンクで担当者に対して視覚的な注意喚起を行うという技術がある。たとえば、特許文献1には、スケジュール画面の表示に関し、タスク/ジョブの進行状況を示す各種のバーとともに、プロジェクトの進行中に必要なチェックポイントやイベント等を定義するバーを表示することで、いつ頃までに自分の仕事を仕上げねばならないかの注意喚起を行うことが記載されている。
特開2003−141320号公報(段落0042、図13)
従来の知的財産管理システムでは、顧客名などの変更が発生した場合に、システムの担当者は、意識的な注意力をもって受任済みの案件に付与された顧客名の変更を漏れなく行う必要があり、このことが大きな負担となって業務効率が低下するという問題があった。また、出願済みの案件について、拒絶理由通知の発生、出願の取り下げ、補正の発生など、出願案件の手続き進捗状況の変化が発生した場合には、システムの担当者にそのことを逸早く認識させて、案件によっては速やかに次の対応を執り行わねばならない。しかし、出願案件の手続き進捗状況の変化に関してシステムの担当者に注意喚起を行うような仕組みは実現されていなかった。また、顧客ごとの案件について、何らかの注意事項がある場合に、その注意事項を漏らさず担当者に通知する手段がなかった。
また、従来の知的財産管理システムでは、任意の案件に関する基本の審査の流れ以外に発生する情報(たとえばメモや関連情報、審判中か否かなど)の有無を即座に知り得るための仕組みがなかった。
更には、会社分割時等における案件譲渡時の処理方法により、中間処理等に対して管理漏れが発生していた。例えば、A社とA社から分社化し設立されたB社がある場合を考える。この場合、案件Xの出願人であるA社が、その案件をB社へ譲渡しB社が契約上の名義人(契約上の権利者)となった場合で、かつ特許庁への名義変更手続きを行っていない場合、A社にとって案件Xは譲渡案件となりB社の管轄になるが、特許庁に対してはA社
(手続き上の権利者)が中間処理等の手続きを行う必要がある。しかし、A社は、譲渡案件だからという理由で、案件Xについての必要な手続き処理を見逃すことがある。同様に案件Xの代理人も、手続き上の権利者であるA社への問い合わせすることになり,契約上の権利者であるB社へ改めてA社から問い合わせることになる。
本発明は、かかる実情に鑑み、受任済みの案件に付与された顧客名などの顧客に関する実データの変更漏れを阻止することのできる知的財産管理システム、注意喚起方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の知的財産管理システムは、顧客に関するデータとして、顧客を識別する顧客コード、顧客に関する実データ、およびこの実データの変更の履歴を示す履歴コードが記述された顧客マスタが格納される顧客マスタ格納部と、案件に関するデータが、顧客マスタ格納部に格納された前記顧客マスタから選択された、当該案件に係る顧客に関するデータとともに蓄積される案件データベースと、案件データベースに蓄積されている顧客に関するデータと顧客マスタに記述されている顧客に関するデータとをそれぞれ共通の顧客コードを有するもの同士を比較し、履歴コードが不一致の場合に顧客に関する実データに相違があることの注意喚起情報を出力する注意喚起手段とを具備することを特徴とする。
また、注意喚起手段は、案件に関するデータの照会要求が発生したことを契機に起動するものとしてもよい。
この発明によれば、たとえば案件の出願手続きなどの際に、本案件の受任後に顧客名などの顧客に関する実データの変更が発生していたことをユーザへの注意喚起という形式で伝えることができる。これにより、変更前の古い顧客名を使って出願手続きを進めてしまうといった誤りの発生を阻止することができる。
また、本発明は、出願案件の手続き進捗状況の変化に関する注意喚起の条件が記述された設定ファイルを記憶した設定ファイル記憶部と、出願案件の手続き進捗状況の変化に関する情報を取得する進捗データ更新情報取得部と、進捗データ更新情報取得手段により取得された出願案件の手続き進捗状況の変化が設定ファイルに記述された注意喚起の条件と一致する場合に注意喚起用の文言を記述した注意喚起ファイルを生成する注意喚起判断部と、注意喚起判断部により生成された注意喚起ファイルをもとに注意喚起用の文言を含む画面を生成する注意喚起画面生成部とをさらに具備するものであってよい。これにより、案件の進捗状況の更新内容を確認することができる。
さらに、本発明は、案件単位の注意喚起のデータまたは顧客単位の注意喚起のデータを入力する入力部と、入力部より入力された案件単位の注意喚起のデータまたは顧客単位の注意喚起のデータを記憶する注意喚起データ記憶部と、案件単位の注意喚起のデータまたは顧客単位の注意喚起のデータを呼び出す指示を入力させる指示入力手段と、指示入力手段により指示された案件単位の注意喚起のデータまたは顧客単位の注意喚起のデータを注意喚起データ記憶部より読み出し出力する注意喚起データ出力手段とをさらに具備するものであってもよい。これにより、案件単位の特記事項のデータ、顧客単位の特記事項のデータをグラフィカルな環境で入力することができ、登録済みの特記事項のデータをボタンのマウスクリック操作などによって簡単に呼び出して閲覧することができる。
また、本発明の一形態は、前記案件データベースに格納された案件に関するデータが複数の項目のデータからなり、前記注意喚起手段は、前記案件データベースを参照してデータを保持している項目を判断し、この項目に対する注意喚起情報を出力することを特徴とする。これにより、任意の案件に関する基本の審査の流れ以外に発生する情報の有無を即座に知ることができる。
さらに、本発明の一形態は、顧客マスタ格納部には顧客の沿革に関する情報を登録することが可能とされ、前記注意喚起手段は、顧客の沿革に関する情報をもとに契約上の権利者と手続き上の権利者との一致/不一致を判断し、不一致の場合にこの旨を示す注意喚起情報を出力することを特徴とする。これにより、手続き上の権利者から契約上の権利者に譲渡した案件についての必要な手続き処理の見逃しの発生を軽減できる。
本発明の知的財産管理システム、注意喚起方法およびプログラムによれば、たとえば案件の出願手続きなどの際に、本案件の受任後に顧客名などの顧客に関する実データの変更が発生していたことをユーザへの注意喚起という形式で伝えることができる。これにより、変更前の古い顧客名を使って出願手続きを進めてしまうといった誤りの発生を阻止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る知的財産管理システムにおける注意喚起処理に関するブロック図である。
この知的財産管理システム100は、たとえば、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、実行中のプログラムやデータなどを記憶するメインメモリであるRAM(Random Access Memory)、プログラムやデータを蓄積するハードディスクドライブなどの記憶装置、キーボードやマウスなどの入力装置、および表示装置などで構成される複数のコンピュータを、通信回線を通じて有機的に接続して構成されるサーバ/クライアント方式のネットワークシステムによって実現される。
本実施形態の知的財産管理システム100は、サーバ10とクライアント20とで構成される。サーバ10とクライアント20とはネットワーク30を通じて接続されている。
クライアント20は、案件や顧客に関する各種のデータの照会画面や入力画面を表示する表示部21と、表示部21に表示された入力画面で案件や顧客に関する各種のデータをユーザに入力させる入力部22とを有する。
サーバ10は、データ受信部11、案件データ登録部12、顧客マスタ登録部13、案件データベース14、顧客マスタ格納部である顧客マスタデータベース15、注意喚起判断部16(注意喚起手段)、注意喚起情報付加部17(注意喚起手段)、およびデータ送信部18を有する。
データ受信部11は、クライアント20から送信される、たとえば、各種の要求、案件データ、顧客データなどを受信する手段である。
案件データ登録部12は、クライアント20から与えられた案件データを案件データベース14に登録する処理を行う手段である。
顧客マスタ登録部13は、クライアント20から与えられた顧客データを顧客マスタデータベース15に登録したり、顧客マスタデータベース15に既に登録されている顧客データをクライアント20から与えられたデータで更新したりする手段である。
案件データベース14は、案件データが蓄積されるデータベースである。案件データには、その案件の受任時に顧客マスタから選択された顧客データが付加されることとなっている。
顧客マスタデータベース15は顧客マスタを保持するデータベースである。顧客マスタには、顧客データとして、顧客を識別するための顧客コード31、顧客に関する実データの変更の履歴を示す履歴コード32、顧客名などの顧客に関する実データ33が登録されている。履歴コード32は、たとえば変更の回数を示す値や変更日時などによって表現されている。顧客に関する実データ33とは、上記の顧客名のほか、住所、電話番号、郵便番号などがある。この実施形態では、説明の簡単のため、顧客名のみを扱うものとする。
注意喚起判断部16は、たとえば、クライアント20からの出願手続き前の案件照会などの要求が発生したことなどを契機に、案件データベース14に登録されている案件データに付加されている顧客データと顧客マスタに登録されている顧客データとをそれぞれ共通の顧客コードを有しているものどうしで比較して一致/不一致を判定し、不一致が判定された場合に、クライアント20に対して顧客データの変更に関する注意喚起を行うことを判断する手段である。より具体的には、双方の履歴コードが比較の対象とされている。
注意喚起情報付加部17は、注意喚起判断部16にて注意喚起を行うことが判断された場合に、クライアント20の表示部21に表示させる案件照会画面などの画面に所定の注意喚起表示情報を付加する手段である。案件照会画面とは、1つの案件に関する書誌事項などが項目ごとに表示された画面であり、個々の項目はデータを入力可能なテキストボックスとなっている画面である。注意喚起表示情報は、顧客データの変更に関する注意をユーザに喚起させることのできるものであれば如何なる形態のものでもよい。
データ送信部18は、サーバ10からクライアント20に、たとえば、案件データや顧客データなどの各種のデータの照会画面、各種のデータの登録/変更などの完了通知などを送信するための手段である。
次に、この実施形態の知的財産管理システム100の動作を説明する。
図2は第1の実施形態に係る知的財産管理システム100における注意喚起処理の概要を示す図である。案件の受任時は、クライアント20のユーザによって顧客マスタ中の任意の顧客データが選択されて案件データに付加され、案件データベース14に登録される。その後、顧客の会社名(顧客名)、組織名、住所(連絡先)などの顧客に関する実データの変更が発生したことの連絡を受けたことなどを契機に、クライアント20からサーバ10に顧客名変更通知を入力すると、顧客マスタ登録部13によって顧客マスタデータベース15の顧客マスタの顧客名が更新される。案件の出願手続きの直前には、案件データベース14に案件データととともに登録されている顧客データ中の履歴コードと顧客マスタの顧客データ中の履歴コードとが注意喚起判断部16にて比較され、不一致が判定されることによって注意喚起を行うことが判断される。
以下に、上記の注意喚起処理における受任時、顧客マスタの変更時、出願手続き時の各々の動作の詳細を説明する。
図3は注意喚起処理における受任時の動作に関するフローチャートである。
まず、クライアント20は、案件に関する情報を項目ごとに入力可能な案件登録画面で、受任案件の案件データに付加する顧客データを取得するための、顧客コード付きのリクエストをサーバ10に送る(ステップS301)。サーバ10はこのリクエストをデータ受信部11にて受信すると、顧客マスタデータベース15に保持された顧客マスタから該当する顧客データを抽出し(ステップS302)、この顧客データをデータ送信部18にてクライアント20に送信する(ステップS303)。クライアント20は、顧客データを受け取ると、この顧客データの内容を画面で確認した後、案件登録画面に入力した案件データの登録依頼をサーバ10に送信する(ステップS304)。サーバ10はこの案件データの登録依頼をデータ受信部11にて受信すると、案件データ登録部12によって、その案件データを案件データベース14に登録する処理が行われる(ステップS305)。案件データの登録完了後、サーバ10からクライアント20に案件の登録完了が通知され、クライアント20のユーザによってその登録完了を確認する操作が入力部22を用いて行われると(ステップS306)、受任時の処理が終了となる。
図4は注意喚起処理における顧客マスタ変更時の動作に関するフローチャートである。
顧客の会社名(顧客名)の変更が発生したことの連絡を受けたことなどを契機に、クライアント20はサーバ10に、該当する顧客データのリクエストを送信する(ステップS401)。このリクエストは顧客コードによって対象とする顧客を特定して行われる。サーバ10はこの顧客データのリクエストをデータ受信部11にて受信すると、顧客マスタデータベース15に格納された顧客マスタから該当する顧客データを抽出し(ステップS402)、この顧客データをデータ送信部18にてクライアント20に送信する(ステップS403)。クライアント20では、受け取った顧客データの内容が顧客データ照会画面などに表示される。ここでユーザは入力部22を用いて、顧客より連絡された変更後の顧客名のデータを入力し、この顧客名の変更データを含む顧客マスタ更新依頼をサーバ10に送信する(ステップS404)。サーバ10はクライアント20からの顧客マスタ更新依頼をデータ受信部11にて受信すると、この顧客マスタ更新依頼に含まれている顧客名の変更データで顧客マスタデータベース15に保持された顧客マスタの顧客名の実データを更新するとともに履歴コードの値をインクリメントする(ステップS405)。
たとえば、顧客マスタの元の顧客データが、顧客コード:1231,履歴コード:001,顧客名:TOICであったとする。変更データとして顧客名:TSOLが発生した場合、顧客マスタの顧客名の実データを”TSOL”に更新するとともに、履歴コードを”001”から”002”に更新(インクリメント)する。
顧客マスタの更新後、サーバ10からクライアント20に顧客マスタの更新完了が通知され、クライアント20のユーザによってその更新完了を確認する操作が入力部22を用いて行われると(ステップS406)、顧客マスタ変更の処理が終了となる。
図5は注意喚起処理の出願手続き時の動作に関するフローチャートである。
まず、クライアント20にて、出願手続きの対象である案件の案件照会画面のリクエストが送信される(ステップS501)。サーバ10は、このリクエストをデータ受信部11にて受信すると、該当する案件データを案件データベース14より読み出す(ステップS502)。ここで注意喚起判断部16は、案件データベース14より読み出された案件データの中の顧客データに含まれる顧客コードをもとに、顧客マスタデータベース15の顧客マスタから同じ顧客の顧客データを抽出する(ステップS503)。たとえば、案件データベース14より抽出された案件データの中の顧客データに含まれる顧客コードが”1234”であるなら、顧客マスタから同じ”1234”の顧客コードを含む顧客データを抽出する。
続いて注意喚起判断部16は、案件データベース14より抽出された案件データの中の顧客データに含まれる履歴コードと顧客マスタより抽出された顧客データに含まれる履歴コードとを比較する。この比較の結果、両者の履歴コードが相違する場合には、本案件の受任後に顧客名の変更が発生したものと見なすことができるので、注意喚起判断部16は注意喚起を行うことを判定する。注意喚起判断部16にて注意喚起を行うことが判定された場合、注意喚起情報付加部17は、クライアント20に応答する案件照会画面に所定の注意喚起表示情報を付加する(ステップS504)。そして、この注意喚起表示情報が付加された案件照会画面がクライアント20に送信される。
また、両者の履歴コードが一致する場合には注意喚起判断部16にて注意喚起を行わないことが判定されるので、この場合は案件照会画面のみがクライアント20からのリクエストに対して応答される。クライアント20はサーバ10から案件照会画面を受信して表示部21に表示する(ステップS505)。ここで案件照会画面に注意喚起表示情報が付加されているならば、クライアント20のユーザはこれをもとに本案件の顧客データに変更が発生していることを知ることができ、本案件の顧客データを現在の顧客マスタの顧客データで更新する操作に移行することができる。この後、クライアント20においては本案件の出願手続きのための情報の入力が行われ(ステップS506)、サーバ20はこれを受けて出願手続きの処理を行う(ステップS507)。
以上説明したように本実施形態によれば、案件の出願手続きの際に、本案件の受任後に顧客名の変更が発生していたことをユーザへの注意喚起という形式で伝えることができる。これにより、変更前の古い顧客名を使って出願手続きを進めてしまうといった誤りの発生を抑止することができる。
なお、この実施形態では、顧客名の変更に関して説明したが、その他の顧客に関する実データで、出願願書に記載する必要のある顧客に関する実データについても同様に扱うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
図6は第2の実施形態に係る知的財産管理システムにおける注意喚起処理に関するブロック図である。
本実施形態の知的財産管理システム200は、サーバ40とクライアント50とで構成される。サーバ40とクライアント50とはネットワーク30を通じて接続されている。 クライアント50は、案件や顧客に関する各種のデータの照会画面や入力画面を表示する表示部51と、表示部51に表示された入力画面で案件や顧客に関する各種のデータをユーザに入力させる入力部52とを有する。
サーバ40は、データ受信部41、進捗データ更新情報取得部42、案件データベース43、注意喚起条件マスタ44、注意喚起判断部45、フロントページ生成部46、およびデータ送信部47を有する。
データ受信部41は、クライアント50から送信される、たとえば、ユーザのログイン要求などの各種の要求、案件データなどを受信する手段である。
進捗データ更新情報取得部42は、サブシステム48たとえば特許庁と接続して特許庁との間で各種手続きのための文書のやりとりを管理するシステムなどから、出願済みの案件における手続き進捗状況の変化に関する情報(進捗データの更新情報)を取得して、案件データベース43に登録されている本案件に関する進捗データを更新する手段である。
案件データベース43は、進捗データを含む案件に関するデータが蓄積されるデータベースである。
注意喚起条件マスタ44は、出願案件の手続き進捗状況の変化に関する注意喚起の条件が記述された設定ファイルである。すなわち、出願案件の手続き進捗状況の多様な変化のなかで、どのような変化が発生した場合について注意喚起を行うタイミングとするかが注意喚起条件マスタ44にて定義されている。たとえば「拒絶理由通知の引例が発生」「補正が発生」「出願の取り下げ発生」などが注意喚起の条件として定義されている。
注意喚起判断部45は、出願案件の手続き進捗状況の変化が注意喚起条件マスタ44の注意喚起の条件と一致する場合に注意喚起用の文言を記述した注意喚起ファイル49を生成する手段である。
フロントページ生成部46は、たとえば、クライアント50からのログイン要求などを契機に、注意喚起判断部45により生成された注意喚起ファイル49を読み込んで注意喚起画面であるフロントページを生成する手段である。
データ送信部47は、サーバ40からクライアント50にたとえば、フロントページ生成部46によって生成された、注意喚起ファイル49の内容を含むフロントページなどを送信する手段である。
次に、この第2の実施形態の知的財産管理システム200の動作を説明する。
図7は本実施形態の知的財産管理システム200における注意喚起処理に関するフローチャートである。
この知的財産管理システム200では、たとえば、特許庁と接続して特許庁との間で各種手続きのための文書のやりとりを管理するサブシステム48から、出願案件の手続き進捗状況の変化が発生する都度、その出願案件の最新の手続き進捗状況に関する情報(進捗データの更新情報)を取得し、この情報に基づいて案件データベース43内の案件進捗データが更新される(ステップS701)。
案件データベース43内の案件進捗データの更新が発生すると、注意喚起判断部45は、その案件の進捗データ更新情報を注意喚起条件マスタ44の注意喚起の条件と比較し(ステップS702)、その案件の進捗データ更新情報が注意喚起条件マスタ44の注意喚起の条件と一致する場合には注意喚起ファイル49を生成する(ステップS703)。
この注意喚起ファイル49は、たとえば、図8に示すように、更新発生日53と、出願案件の手続き進捗状況の更新内容54とで構成される。この注意喚起ファイル49に記述される更新内容54は、具体的には「国内P45678で拒絶理由通知が発行され引例が発生しました。」「国内P82721で拒絶理由通知が発行され補正が発生しました。」のように、ユーザがその内容を直接確認することのできる文言からなる。
その後、クライアント50からログイン要求がサーバ40に送られると(ステップS704)、サーバ40のフロントページ生成部46はこれを契機に、注意喚起ファイル49の内容を読み込んで、これら注意喚起ファイル49の内容を含むフロントページを生成する(ステップS705)。生成されたフロントページはデータ送信部47によってネットワーク30を通じてクライアント50に送信され、クライアント50の表示部51に表示される(ステップS706)。
これにより、クライアント50のユーザはログインの度に、案件の進捗状況の重要な更新内容を確認することができる。
また、この第2の実施形態の注意喚起処理は第1の実施形態の注意喚起処理とともに知的財産管理システムに組み込むことが可能である。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。
図9は第3の実施形態に係る知的財産管理システムにおける注意喚起処理に関するブロック図である。
本実施形態の知的財産管理システム300は、サーバ60とクライアント70とで構成される。サーバ60とクライアント70とはネットワーク30を通じて接続されている。
クライアント70は、案件や顧客に関する各種のデータの照会画面や入力画面を表示する表示部71と、表示部71に表示された入力画面で案件や顧客に関する各種のデータをユーザに入力させる入力部72とを有する。
サーバ60は、データ受信部61、案件単位注意喚起登録部62、顧客単位注意喚起登録部63、案件データベース64、顧客マスタデータベース65、表示画面生成部66、およびデータ送信部67を有する。
データ受信部61は、クライアント70から送信される、たとえば、各種の要求、案件に関するデータ、案件単位の注意喚起のデータおよび顧客単位の注意喚起のデータなどを受信する手段である。
案件単位注意喚起登録部62は、クライアント70から入力された案件単位の注意喚起のデータを案件データベース64に登録する手段である。
顧客単位注意喚起登録部63は、クライアント70から入力された顧客単位の注意喚起のデータを顧客マスタデータベース65に登録する手段である。
案件データベース64は、案件に関する情報および案件単位の注意喚起のデータを蓄積するデータベースである。
顧客マスタデータベース65は、顧客に関する情報および顧客単位の注意喚起のデータを含む顧客マスタを格納するデータベースである。
表示画面生成部66は、クライアント70のユーザからの指示入力を契機に、案件データベース64および顧客マスタデータベース65から案件単位の注意喚起のデータおよび顧客単位の注意喚起のデータを読み出して、注意喚起のデータ表示画面やデータ入力画面を生成する手段である。
データ送信部67は、表示画面生成部66により生成された注意喚起のデータ表示画面、データ入力画面などの情報をネットワーク30を通じてクライアント70に送信する手段である。
次に、この実施形態の知的財産管理システム300の動作を説明する。
図10はクライアント70の表示部71に表示される案件照会画面73を示す図である。同図に示すように、この案件照会画面73には注意喚起用のアイコン74,75,76が設けられている。注意喚起用のアイコン74,75,76には、案件単位の注意喚起用のアイコン74と、顧客単位の特記事項に関する注意喚起用のアイコン75と、顧客単位のブラック区分に関する注意喚起用のアイコン76がある。それぞれのアイコン74,75,76は赤、青、黄の色などによってそれぞれの区別ができるようになっている。これらのアイコン74,75,76の表示は、案件あるいは顧客に関する特記事項が存在する場合に表示され、特記事項が存在しない場合には案件照会画面に現れない。たとえば、案件についてのみ特記事項がある場合には案件単位の注意喚起用のアイコン74のみが画面に出現する。
図11は案件単位の特記事項に関する注意喚起処理のフローチャートである。
図10のクライアント70の表示部71に表示された案件照会画面73には特記事項ボタン77が設けられている。この特記事項ボタン77が入力部72を用いてユーザによって選択されると、その情報は特記事項入力画面のリクエストとしてクライアント70からネットワーク30を通じてサーバ60に送信される(ステップS1101)。サーバ60は、この特記事項入力画面のリクエストをデータ受信部61にて受信し、データ受信部61から表示画面生成部66へ与えられる。表示画面生成部66は、特記事項入力画面のリクエストを受けて、案件データベース64から現在照会中の案件についての特記事項のデータを抽出し(ステップS1101)、この特記事項のデータを含む特記事項照会入力画面を生成して、これをデータ送信部67を通じてクライアント70に出力する(ステップS1103)。
クライアント70は、サーバ60から受信した特記事項照会入力画面を表示部71に表示する(ステップS1104)。図12はこの特記事項照会入力画面78の例である。同図に示すように、特記事項照会入力画面78では、1つの案件に対して複数の特記事項を表示させることができる。この例では、既に特記事項1として、登録済みの特記事項のデータがテキストボックス79に表示されている。特記事項2のテキストボックス80はまだ空白である。ここで、ユーザは必要に応じて、特記事項2のテキストボックス80に新たな特記事項のデータを入力部72を使って入力する。この特記事項2のテキストボックス80に入力された特記事項のデータを有効とするためには、テキストボックス80の下に設けられている「注意喚起への表示」のチェックボックス81にユーザがチェックを入力すればよい。特記事項照会入力画面78に設けられた図示しない登録ボタンがユーザによる入力部72の操作によって選択されると、特記事項照会入力画面78に新たに入力された内容がサーバ60に送信され(ステップS1105)、サーバ60はこれをデータ受信部61で受けて案件単位注意喚起登録部62へ受け渡す。
案件単位注意喚起登録部62は、特記事項照会画面で新たに入力された特記事項のデータを案件データベース64に登録する(ステップS1106)。このとき「注意喚起への表示」のチェックボックス81にチェックがあれば注意喚起対象として有効な特記事項として登録され、次にこの案件の案件照会画面73を生成する場合に案件単位の注意喚起用のアイコン74の表示/非表示の決定に反映される。
図13は顧客単位の特記事項の注意喚起に関する処理のフローチャートである。
図14は顧客マスタの照会画面82の例である。この顧客マスタの照会画面82には特記事項ボタン83が設けられている。この特記事項ボタン83が入力部72を用いてユーザによって選択されると、その情報は特記事項一覧紹介画面リクエストとしてクライアント70からネットワーク30を通じてサーバ60のデータ受信部61にて受信される(ステップS1301)。サーバ60は、この特記事項一覧紹介画面リクエストをデータ受信部61にて受信し、データ受信部61から表示画面生成部66へ与えられる。表示画面生成部66は、これを受けて、顧客マスタデータベース65から、現在照会中の顧客についての特記事項の一覧に関する情報を抽出し(ステップS1302)、この特記事項の一覧を含む特記事項一覧照会画面を生成し、これをデータ送信部67を通じてクライアント70に出力する(ステップS1303)。
クライアント70は、サーバ60から受信した特記事項一覧照会画面を表示部71に表示する(ステップS1304)。図15はこの特記事項一覧照会画面84の例である。同図に示すように、特記事項一覧照会画面84には、特記事項ごとの情報として、顧客に関する特記事項のデータにユニークに付与された特記事項管理コード86、各特記事項の入力された順位を示す履歴コード87などが表示される。ここで、個々の特記事項管理コード86の表示位置には、この特記事項管理コード86に対応する特記事項の表示画面を呼び出すためのリンクが設定されており、ユーザは任意の特記事項管理コード86の位置でクリック操作を行うことで、この情報がサーバ60に送られ、サーバ60からクライアント70へ、特記事項管理コード86に紐付けられた特記事項の表示画面の情報が送られて、クライアント70の表示部71に表示される。これにより、クライアント70のユーザは顧客に関する特記事項のデータを参照することができる。
また、特記事項一覧照会画面84には、特記事項のデータの新規入力のためのボタン85が設けられており、この新規入力のボタン85が入力部72を用いてユーザによって選択されると、その情報は特記事項入力画面リクエストとしてクライアント70からネットワーク30を通じてサーバ60に送信される(ステップS1305)。サーバ60は特記事項入力画面リクエストを受けると、特記事項入力画面を生成してデータ送信部67を通じてクライアント70に出力する(ステップS1306)。
クライアント70は、この特記事項入力画面を受信すると、これを表示部71に表示する(ステップS1307)。図16はこの特記事項入力画面88の例である。特記事項入力画面88には、特記事項管理コードを入力するテキストボックス89、履歴コードを入力するテキストボックス90、送付先コードを入力するテキストボックス91、特記事項を入力するテキストボックス92、そして、「注意喚起への表示」のチェックボックス93などが設けられている。ユーザは入力部72を用いて、特記事項入力画面88の各チェックボックス89,90,91,92に必要なデータを入力する。この特記事項入力画面88に入力した特記事項を有効とする場合には「注意喚起への表示」のチェックボックス93にユーザがチェックを入力する。
この特記事項入力画面88に設けられた図示しない登録ボタンがユーザによる入力部72の操作によって選択されると、特記事項入力画面88に入力された内容がサーバ60に送信され、サーバ60はこれをデータ受信部61で受けて顧客単位注意喚起登録部63へ受け渡す。顧客単位注意喚起登録部63は、特記事項入力画面88で入力された各データを顧客マスタデータベース65に登録する。このとき「注意喚起への表示」のチェックボックス93にチェックがあれば、注意喚起対象として有効な特記事項として登録され、次に、案件照会画面73を生成する場合に顧客単位の特記事項に関する注意喚起用のアイコン75の表示/非表示の決定に反映される。
図17は顧客単位のブラックチェックに関する注意喚起に関する処理のフローチャートである。
図18に示すように、顧客マスタの照会画面94には、ブラック区分のチェックボックス95が設けられている。クライアント70のユーザは入力部72を用いて、このブラック区分のチェックボックス95にチェックを入れ、顧客マスタの照会画面94に設けられた登録ボタンがユーザによる入力部72の操作によって選択されると、ブラック区分のチェックボックス95への入力内容がサーバ60に送信され(ステップS1701)、サーバ60はこれをデータ受信部61で受けて顧客単位注意喚起登録部63へ受け渡す。顧客単位注意喚起登録部63は、対象とする顧客をブラック区分の顧客とするように顧客マスタデータベース65に情報を登録する(ステップS1702)。このブラック区分の情報は、次に案件照会画面73を生成する場合に顧客単位のブラック区分に関する注意喚起用のアイコン76の表示/非表示の決定に反映される。また、ブラック区分が設定された顧客データが顧客マスタより選択されると、この顧客がブラック区分の顧客であることの注意喚起情報を記載したウィンドウなどの情報がクライアント70の表示部71に表示される。
以上説明したように、本実施形態によれば、案件照会画面73に、案件単位の注意喚起用のアイコン74、顧客単位の特記事項に関する注意喚起用のアイコン75、顧客単位のブラック区分に関する注意喚起用のアイコン76を表示して、重要な特記事項があることをユーザに注意喚起することができる。また、案件単位の特記事項のデータ、顧客単位の特記事項のデータをグラフィカルな環境で入力することができ、登録済みの特記事項のデータをボタンのマウスクリック操作などによって簡単に呼び出して閲覧することができる。また、この第3の実施形態の注意喚起処理は第1の実施形態の注意喚起処理または第2の実施形態の注意喚起処理とともに知的財産管理システムに組み込むことが可能である。
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。
本実施形態は、例えば図19に示すように、案件照会画面73において情報を保持している項目131,132に対してユーザの注意を喚起するために、その情報を保持している項目を、情報を保持していない他の項目に対して識別可能に強調表示したり、契約上の権利者と手続き上の権利者とが不一致であることをグループ(Gr)会社アラーム133として表示することとしたものである。項目を識別可能に表示する方法としては、その項目の表示の色、形、フォントの種類を変える方法、その項目のテキストリンクを表示したりする方法などがある。なお、表示される項目の形態として、ボタン、タブ、アイコンなどがある。グループ(Gr)会社アラーム133の表示形態も同様である。
情報を保持しているかどうかを判別する対象の項目はすべての項目でもよいが、基本的な手続きの流れ以外に情報が発生し得る項目に限定した方がよい。すなわち、基本的な手続きの流れ以外に発生した情報はその存在の有無をユーザが容易に判断できることが重要であるからである。すべての項目を対象とすると、強調表示される項目の数が多くなりすぎ、その意義が損われるおそれがある。
基本的な手続きの流れ以外に情報が発生し得る項目としては、例えば、関連情報、メモ、審判、異議申立などが挙げられる。関連情報とは、案件照会画面73の照会案件に関連する出願などに関する情報である。メモとは、上記の特記事項以外の取り扱いとするメモデータである。
グループ(Gr)会社アラームとは、案件照会画面73の照会案件の契約上の権利者と手続き上の権利者とが一致しないことを示すアラーム表示である。ここで、契約上の権利者とは当該の案件の譲渡先名、手続き上の権利者とは名義人変更手続き未完了の出願人名(当該案件の顧客マスタ上の出願人名)である。照会案件の契約上の権利者と手続き上の権利者とが一致しないケースは、例えば次のような状況により発生し得る。A社とA社から分社化し設立された会社B社が存在する場合を想定する。案件Xの出願人であるA社が、その案件をB社へ譲渡しB社が契約上の名義人となった場合で、かつ特許庁への名義変更手続きを行っていない場合、A社にとって案件Xは譲渡案件となりB社の管轄になるが、特許庁に対してはA社が中間処理等の手続きを行う必要がある。すなわち、この場合、契約上の権利者がB社で、手続き上の権利者がA社ということとなり、権利者の不一致によって、グループ(Gr)会社アラームの表示が有効になる。このような案件の権利者の管理は後述する沿革情報によって行われる。
図19の例は、注意喚起の対象となる項目を基本的な手続きの流れ以外に情報が発生し得る項目に限定した場合に、情報を保持している項目が関連情報とメモであり、更に、グループ(Gr)会社アラームの表示が有効になっている場合を示した例である。
次に、関連情報の登録の処理について図9、図19及び図20を用いて説明する。図20は関連情報の登録に関するフローチャートである。図19に示したように、案件照会画面73の関連情報の項目が入力部72(図9参照)を用いてユーザによって選択されると、関連情報入力画面のリクエストがクライアント70(図9参照)からネットワーク30(図9参照)を通じてサーバ60(図9参照)に送信される(ステップS1901)。サーバ60は、この関連情報入力画面のリクエストをデータ受信部61(図9参照)にて受信し、データ受信部61から表示画面生成部66(図9参照)へ与える。表示画面生成部66は、関連情報入力画面のリクエストを受けて、案件データベース64(図9参照)から現在照会中の案件についての関連情報のデータを抽出し(ステップS1902)、この関連情報のデータを含む関連情報照会入力画面を生成して、これをデータ送信部67(図9参照)を通じてクライアント70に出力する(ステップS1903)。
クライアント70は、サーバ60から受信した関連情報照会入力画面を表示部71(図9参照)に表示する(ステップS1904)。図21はこの関連情報照会入力画面101の例である。同図に示すように、関連情報照会入力画面101には、照会中の案件に何らかの関連を持った出願案件に関する情報、例えば出願国名、四法区分、出願番号などの関連情報が登録される領域(テキストボックス)が設けられている。ここで、ユーザは必要に応じて、関連情報照会入力画面の各領域に関連情報を入力部72を使って入力する。この後、関連情報照会入力画面101に設けられた図示しない登録ボタンがユーザによる入力部72の操作によって選択されると、関連情報照会入力画面101に新たに入力された内容がサーバ60に送信され(ステップS1905)、サーバ60はこれをデータ受信部61で受けて案件単位注意喚起登録部62(図9参照)へ受け渡す。案件単位注意喚起登録部62は、関連情報照会入力画面101で新たに入力された関連情報を案件データベース64に登録する(ステップS1906)。
ここでは、関連情報の登録について述べたが、メモ、審判、異議申立の登録についても同様に、クライアント70において登録用の画面を表示して、そこへ必要な情報の入力を行い、その結果をサーバ60に送って案件データベース64に登録すればよい。
次に、上記の沿革情報の登録について説明する。図22は沿革情報の登録に関するフローチャートである。
クライアント70において、図14に示す顧客マスタの照会画面82にて沿革情報のボタン101がユーザによって入力部72を用いて選択されると、沿革情報照会画面のリクエストがサーバ60に送られる(ステップS2001)。サーバ60は沿革情報照会画面のリクエストを受けると、顧客マスタ65から、顧客マスタの照会画面82にて照会されている顧客(対象顧客)の沿革情報を抽出し(ステップS2002)、この沿革情報をもとに対象顧客の沿革情報照会画面を生成してクライアント70に送信する(ステップS2003)。
クライアント70は、サーバ60より受信した対象顧客の沿革情報照会画面を表示部71に表示する(ステップS2004)。図23は沿革情報照会画面110の例である。同図に示すように、沿革情報照会画面110には登録日と沿革情報が表示されている。沿革情報の内容には、たとえば会社合併、会社分割などがある。沿革情報照会画面110には、沿革情報の新規入力ボタン111が設けられている。この沿革情報の新規入力ボタン111がユーザによって入力部72を用いて選択されると、クライアント70は新規沿革情報入力画面リクエストをサーバ60に送る(ステップS2005)。
サーバ60は、新規沿革情報入力画面リクエストを受けると、沿革情報入力画面を生成してクライアント70に応答する(ステップS2006)。クライアント70は、サーバ60より受信した沿革情報入力画面を表示部71に表示する(ステップS2007)。図24は沿革情報入力画面120の例である。同図に示すように、沿革情報入力画面120には、登録日、関連顧客名、沿革情報の内容(会社合併、分割など)の入力項目122,123,124,125が設けられている。更に、沿革情報入力画面120には入力完了ボタン121が設けられており、ユーザによって入力部72を用いて各入力項目122,123,124,125に必要な情報の入力が行われた後、入力完了ボタン121が選択されると、クライアント70は各入力項目122,123,124,125に入力された沿革情報をサーバ60に送信する(ステップS2008)。サーバ60は、クライアント70より受信した沿革情報を顧客マスタ65に登録する(ステップS2009)。以上で、沿革情報の登録が完了する。
次に、案件照会画面73において情報を保持している項目に対してユーザの注意を喚起するために、その情報を保持している項目を、情報を保持していない他の項目に対して識別可能に強調表示したり、アラームとして表示する処理について説明する。
図25は、この案件照会画面73における注意喚起表示の流れを示すフローチャートである。
まず、クライアント70にて、ユーザによって入力部72を用いて、図10に示す案件照会画面73を呼び出すためのリクエストが入力され、そのリクエストがサーバ60に送られる(ステップS2501)。サーバ60は、このリクエストを受けると、案件データベース64から対象案件に関する各項目の情報を抽出し(ステップS2502)、注意喚起の対象である項目(関連情報、メモなど)について情報が保持されているか否かを判断する(ステップS2503)。ここで、情報が保持された項目については注意喚起フラグをセットする(ステップS2504)。
次に、サーバ60は、顧客マスタ65を参照して、対象案件の顧客に関する沿革情報の有無を判断し(ステップS2505)、対象案件の顧客に関する沿革情報が有る場合には、この沿革情報などをもとに、契約上の権利者と手続き上の権利者とが一致するかどうかを判断する(ステップS2506)。契約上の権利者と手続き上の権利者とが一致しない場合には、サーバ60は、グループ(Gr)会社アラームフラグをセットする(ステップS2507)。
この後、サーバ60は、セットされた注意喚起フラグおよびグループ(Gr)会社アラームフラグをもとに、その該当する項目を強調表示するための注意喚起情報を生成して、案件照会画面73の情報に付加し(ステップS2508)、この注意喚起情報の付加された案件照会画面73の情報をクライアント70に送信する(ステップS2509)。クライアント70は、注意喚起情報の付加された案件照会画面73の情報を受信すると、例えば図19に示すように、情報を保持している項目131,132を強調表示するとともにグループ(Gr)会社アラーム133が付加された案件照会画面73を表示部71に表示する(ステップS2510)。
以上のように、案件照会画面73において、情報を保持している項目に対してユーザの注意を喚起するために、その情報を保持している項目を、情報を保持していない他の項目に対して識別可能に強調表示したり、契約上の権利者と手続き上の権利者とが不一致であることをグループ(Gr)会社アラームとして表示することで、任意の案件に関する基本の審査の流れ以外に発生する情報の有無を即座に知ることができるとともに、手続き上の権利者から契約上の権利者へ譲渡した案件についての必要な手続き処理の見逃しの発生を軽減できる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係る知的財産管理システムにおける注意喚起処理に関するブロック図である。 図1の実施形態に係る注意喚起処理の概要を示す図である。 図1の実施形態に係る注意喚起処理における受任時の動作に関するフローチャートである。 図1の実施形態に係る注意喚起処理における顧客マスタ変更時の動作に関するフローチャートである。 図1の実施形態に係る注意喚起処理における出願手続き時の動作に関するフローチャートである。 第2の実施形態に係る知的財産管理システムにおける注意喚起処理に関するブロック図である。 第2の実施形態に係る注意喚起処理に関するフローチャートである。 注意喚起ファイルの内容の具体例を示す図である。 第3の実施形態に係る知的財産管理システムにおける注意喚起処理に関するブロック図である。 第3の実施形態に係る案件照会画面の例を示す図である。 第3の実施形態に係る案件単位の注意喚起に関する処理のフローチャートである。 第3の実施形態に係る特記事項照会入力画面の例を示す図である。 第3の実施形態に係る顧客単位の特記事項の注意喚起に関する処理のフローチャートである。 第3の実施形態に係る顧客マスタの照会画面の例を示す図である。 第3の実施形態に係る特記事項一覧照会画面の例を示す図である。 第3の実施形態に係る特記事項入力画面の例を示す図である。 第3の実施形態に係る顧客単位のブラックチェックに関する注意喚起に関する処理のフローチャートである。 第3の実施形態に係る顧客マスタの照会画面の例を示す図である。 第4の実施形態に係る案件照会画面の例を示す図である。 第4の実施形態に係る関連情報の登録に関するフローチャートである。 第4の実施形態に係る関連情報照会入力画面の例を示す図である。 第4の実施形態に係る沿革情報の登録に関するフローチャートである。 第4の実施形態に係る沿革情報照会画面の例を示す図である。 第4の実施形態に係る沿革情報入力画面の例を示す図である。 第4の実施形態に係る案件照会画面における注意喚起表示の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…サーバ、11…データ受信部、12…案件データ登録部、13…顧客マスタ登録部、14…案件データベース、15…顧客マスタデータベース、17…注意喚起情報付加部、18…データ送信部、20…クライアント、21…表示部、22…入力部、30…ネットワーク、31…顧客コード、32…履歴コード、33…顧客に関する実データ、40…サーバ、41…データ受信部、42…進捗データ更新情報取得部、43…案件データベース、44…注意喚起条件マスタ、45…注意喚起判断部、46…フロントページ生成部、47…データ送信部、48…サブシステム、49…注意喚起ファイル、50…クライアント、51…表示部、52…入力部、60…サーバ、61…データ受信部、62…案件単位注意喚起登録部、63…顧客単位注意喚起登録部、64…案件データベース、65…顧客マスタデータベース、66…表示画面生成部、67…データ送信部、70…クライアント、71…表示部、72…入力部、73…案件照会画面、78…特記事項照会入力画面、100,200,300…知的財産管理システム。

Claims (9)

  1. 顧客に関するデータとして、顧客を識別する顧客コード、顧客に関する実データ、およびこの実データの変更の履歴を示す履歴コードが記述された顧客マスタが格納される顧客マスタ格納部と、
    案件に関するデータが、前記顧客マスタ格納部に格納された前記顧客マスタから選択された、当該案件に係る前記顧客に関するデータとともに蓄積される案件データベースと、
    前記案件データベースに蓄積されている顧客に関するデータと前記顧客マスタに記述されている顧客に関するデータとをそれぞれ共通の顧客コードを有するもの同士を比較し、前記履歴コードが不一致の場合に前記顧客に関する実データに相違があることの注意喚起情報を出力する注意喚起手段と
    を具備することを特徴とする知的財産管理システム。
  2. 前記注意喚起手段は、案件に関するデータの照会要求が発生したことを契機に起動することを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。
  3. 前記顧客に関する実データが顧客名、組織名、または連絡先のうちいずれか一つであることを特徴とする請求項1または2に記載の知的財産管理システム。
  4. 出願案件の手続き進捗状況の変化に関する注意喚起の条件が記述された設定ファイルを記憶した設定ファイル記憶部と、
    前記出願案件の手続き進捗状況の変化に関する情報を取得する進捗データ更新情報取得部と、
    前記進捗データ更新情報取得手段により取得された出願案件の手続き進捗状況の変化が前記設定ファイルに記述された注意喚起の条件と一致する場合に注意喚起用の文言を記述した注意喚起ファイルを生成する注意喚起判断部と、
    前記注意喚起判断部により生成された前記注意喚起ファイルをもとに前記注意喚起用の文言を含む画面を生成する注意喚起画面生成部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。
  5. 案件単位の注意喚起のデータまたは顧客単位の注意喚起のデータを入力する入力部と、 前記入力部より入力された案件単位の注意喚起のデータまたは顧客単位の注意喚起のデータを記憶する注意喚起データ記憶部と、
    前記案件単位の注意喚起のデータまたは前記顧客単位の注意喚起のデータを呼び出す指示を入力させる指示入力手段と、
    前記指示入力手段により指示された前記案件単位の注意喚起のデータまたは前記顧客単位の注意喚起のデータを前記注意喚起データ記憶部より読み出し出力する注意喚起データ出力手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。
  6. 顧客に関するデータとして、顧客を識別する顧客コード、顧客に関する実データ、およびこの実データの変更の履歴を示す履歴コードが記述された顧客マスタが格納される顧客マスタ格納部と、案件に関するデータが、前記顧客マスタ格納部に格納された前記顧客マスタから選択された、当該案件に係る前記顧客に関するデータとともに蓄積される案件データベースとを設けておき、
    前記案件データベースに蓄積されている顧客に関するデータと前記顧客マスタに記述されている顧客に関するデータとをそれぞれ共通の顧客コードを有するもの同士を比較し、前記履歴コードが不一致の場合に前記顧客に関する実データに相違があることの注意喚起情報を出力することを特徴とする知的財産管理システムの注意喚起方法。
  7. コンピュータを、
    顧客に関するデータとして、顧客を識別する顧客コード、顧客に関する実データ、およびこの実データの変更の履歴を示す履歴コードが記述された顧客マスタが格納される顧客マスタ格納部と、
    案件に関するデータが、前記顧客マスタ格納部に格納された前記顧客マスタから選択された、当該案件に係る前記顧客に関するデータとともに蓄積される案件データベースと、 前記案件データベースに蓄積されている顧客に関するデータと前記顧客マスタに記述されている顧客に関するデータとをそれぞれ共通の顧客コードを有するもの同士を比較し、前記履歴コードが不一致の場合に前記顧客に関する実データに相違があることの注意喚起情報を出力する注意喚起手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 前記案件データベースに格納された案件に関するデータが複数の項目のデータからなり、前記注意喚起手段は、前記案件データベースを参照してデータを保持している項目を判断し、この項目に対する注意喚起情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。
  9. 顧客マスタ格納部には顧客の沿革に関する情報を登録することが可能とされ、前記注意喚起手段は、顧客の沿革に関する情報をもとに契約上の権利者と手続き上の権利者との一致/不一致を判断し、不一致の場合にこの旨を示す注意喚起情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の知的財産管理システム。
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