JP2007133216A5

JP2007133216A5 -

Info

Publication number: JP2007133216A5
Application number: JP2005327287A
Authority: JP
Filing date: 2005-11-11
Publication date: 2008-12-25
Anticipated expiration: 2025-11-11

Claims

少なくとも
１）下記一般式（１）又は（２）又は（３）で表される構造を有するユニットＡ、
２）カルボキシル基を有するユニットＢ、および
３）芳香族ビニルモノマー由来のユニットＣ
を含む共重合体であって、
該共重合体におけるユニットＡのユニット数基準の含有割合が、
ユニットＡ：その他のユニット＝1：９９〜１５：８５
であって、
該共重合体におけるユニットＢのユニット数基準の含有割合が、
ユニットＢ：その他のユニット＝０．０５：９９．９５〜８．００：９２．００
であることを特徴とするトナー用樹脂。

（式中、Ｒ１〜４は独立に水素原子、水酸基、炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基、アルコキシ基を表し、Ｒ５は炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基を表し、Ａ１はアミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、エステル結合、エーテル結合を表す。）

（式中、Ｒ６〜９は独立に水素原子、水酸基、炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基、アルコキシ基を表し、また、隣接する同士が５員環又は６員環の芳香族環を形成していてもよく、Ｒ１０は炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基を表し、Ａ２はアミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、エステル結合、エーテル結合を表す。）

（式中、Ｒ１１〜１６は独立に水素原子、水酸基、炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基、アルコキシ基を表し、また、隣接する同士が５員環又は６員環の芳香族環を形成していてもよく、Ｒ１０は炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基を表し、Ａ３はアミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、エステル結合、エーテル結合を表す。）
前記共重合体が、少なくとも下記式（４）で表されるモノマーと（メタ）アクリル酸とスチレンとを共重合して得られた共重合体であることを特徴とする請求項１に記載のトナー用樹脂。

（式中、Ｒ１８は水素原子又はメチル基を表し、Ｂは下記式（５）又は（６）又は（７）で表される。）

（式中、Ｒ１９〜２２は独立に水素原子、水酸基、炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基、アルコキシ基を表し、Ｒ２３は炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基を表し、Ａ４はアミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、エステル結合、エーテル結合を表す。）

（式中、Ｒ２４〜２７は独立に水素原子、水酸基、炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基、アルコキシ基を表し、また、隣接する同士が５員環又は６員環の芳香族環を形成していてもよく、Ｒ２８は炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基を表し、Ａ５はアミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、エステル結合、エーテル結合を表す。）

（式中、Ｒ２９〜３４は独立に水素原子、水酸基、炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基、アルコキシ基を表し、また、隣接する同士が５員環又は６員環の芳香族環を形成していてもよく、Ｒ３５は炭素数１〜１２のアルキル基、アリール基を表し、Ａ６はアミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、エステル結合、エーテル結合を表す。）
前記共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより算出した重量平均分子量が２０００〜２０００００の範囲にあることを特徴とする請求項１又は２に記載のトナー用樹脂。
前記共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより算出した重量平均分子量（Ｍｗ）と数平均分子量（Ｍｎ）において、Ｍｗ／Ｍｎが１．０〜６．０の範囲にあることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のトナー用樹脂。
前記共重合体が、示差走査熱量計により測定されるＤＳＣ曲線において、４５℃〜９０℃の範囲にガラス転移点を有することを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載のトナー用樹脂。
前記共重合体の酸価が、３．０〜４０．０ｍｇＫＯＨ／ｇであることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載のトナー用樹脂。
前記共重合体が、少なくとも前記式（３）で表されるモノマーと（メタ）アクリル酸とスチレンと下記式（８）で表されるモノマーとを共重合して得られた共重合体であることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載のトナー用樹脂。

（式中、Ｒ３６は水素原子又はメチル基を表し、Ｒ３７は置換基を有していても良い炭素数１〜２０のアルキル基を表し、置換基としては水酸基、メトキシ基、エトキシ基、アセチル基、アミノ基である。）
少なくとも結着樹脂、着色剤、及び、請求項１乃至７のいずれかに記載のトナー用樹脂を含有するトナー粒子を有することを特徴とするトナー。
前記トナー用樹脂の含有量が、前記結着樹脂１００質量部に対して０．１〜２０質量部であることを特徴とする請求項８に記載のトナー。
前記トナーは、前記トナー用樹脂を有する組成物を水系媒体中で分散する工程を有する製造方法により形成させたトナー粒子を有することを特徴とする請求項８または９に記載のトナー。
少なくともトナーとキャリアとを有する二成分現像剤であって、該トナーが請求項８乃至１０のいずれかに記載のトナーであることを特徴とする二成分現像剤。