JP2007129052A - 電子部品供給装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品に変形や破損をさせることなく、簡単な制御により部品をスムーズに供給可能な電子部品供給装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】ホッパー1は、このホッパー1の長辺側両端部下側において一対の板バネ3により図中矢印方向に揺動自在に支持されている。支柱プレート4には、モータ5が取り付けられ、このモータ5にはシャフト9を介してベアリング8が設けられている。ホッパー1の短辺側両端部下側には、このベアリング8が当接する半円形のベアリング受部7が設けられ、ホッパー1はベアリング受部7においてベアリング8の回転を受けることにより揺動するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、微細な電子部品を電子部品製造装置に供給するのに好適な電子部品供給装置に関する。
従来、微細な電子部品等を電子部品製造装置に対して供給する部品供給装置が知られている。このような部品供給装置は、ホッパーに大量に投入した電子部品を振動により、又はレバーやコンベア等を使用して電子部品製造装置に供給するものである。
部品供給装置における部品の供給方法としては、例えば、電子部品が収納された収納箱を、この収納箱の下面に挿通して設けられたレバーにより上下に摺動させ、このレバー内に設けられた管内に沿って排出させる方法が提案されている(下記特許文献1参照)。また、電子部品が収納された収納箱内に斜めに傾斜板が設けられ、この傾斜板を振動させるとともに取り出し部にシャッターを設け間欠的に開閉し、電子部品を順次排出する方法が提案されている(下記特許文献2参照)。さらには、電子部品が収納されているホッパー内に複数の仕切り板を設け、電子部品を滞留させることなくホッパー内から排出させる方法が提案されている(下記特許文献3参照)。
特開平6−232596号公報 特開平9−237994号公報 特開平11−274797号公報
しかしながら、上記のいずれの場合においても装置のサイズが大きく、またその駆動制御も複雑になり、電子部品製造装置の供給口に容易に取付け可能であることを標榜する簡易供給装置の本来の目的からは離れたものとなっていた。
また、ベルトコンベア式の搬送機構においては、電子部品がベルトの隙間や回転部の隙間にはまり込み、変形又は破損するというトラブルが発生していた。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、電子部品に対し変形や破損をさせることなく、しかも簡単な制御により部品をスムーズに供給可能な電子部品供給装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、電子部品を収納するとともに順次排出口へ排出するホッパーと、このホッパーを支持する支持部材とを備えた電子部品供給装置において、前記ホッパーは、前記支持部材に揺動自在に支持され、モータと、このモータのシャフトに固定されたベアリングとが設けられ、前記ベアリングは、前記シャフトに対して前記ベアリングの中心から偏った位置を軸として固定されており、前記ホッパーには、前記ベアリングの回転面が当接する回転受部が設けられ、前記モータの駆動により前記ベアリングが偏芯して回転することによって、前記ホッパーが揺動するように構成されていることを特徴とする。
以上のような請求項1の発明では、ベアリングがその中心を偏芯させてシャフトに固定されており、支持部材に揺動自在に支持されたホッパーは、モータの駆動によってベアリングが回転することで、左右に揺動される。
これにより、ホッパー内に収納された電子部品を詰まらせることなく、流れよく排出することが可能となる。従って、部品の詰まりによる電子部品の変形や破損を防ぐことができ、全体として歩留まりを向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記支持部材は、板バネからなり、前記ベアリングの回転により前記ホッパーが揺動することによって、前記板バネの振動がホッパーに伝播することを特徴とする。
以上のような請求項2の発明では、支持部材とホッパーとの間に板バネが取り付けられているため、ホッパーがモータの回転により左右に揺動することにより板バネが振動し、この振動がホッパーに伝わり、ホッパーが振動する。このように、ホッパーは、モータの回転により、左右に揺動するとともに振動するため、ホッパー内に収納された電子部品を詰まらせることなく、流れよく排出することが可能となる。従って、部品の詰まりによる電子部品の変形や破損を防ぐことができ、全体として歩留まりを向上させることができる。
請求項3は、請求項1又は2記載の電子部品供給装置の制御方法であって、前記ホッパー外に設けられたセンサにより、前記排出口から排出される電子部品の排出量を測定し、前記排出量に応じて、前記モータの回転と停止を交互に繰り返すように制御することを特徴とする。
以上のような請求項3の発明では、外部に設けたセンサにより、ホッパーの排出口から排出される電子部品の排出量に応じて、モータの回転と停止を制御することによって、排出量の調整を行うことができるようになる。特に、電子部品の形状及びサイズが異なる場合に、排出状況に応じてモータの回転数を多くしたり、少なくしたり、停止時間を長くしたり短くしたりする制御が可能となる。
本発明によれば、従来使用されていたベルトコンベア等の大掛かりな機構を必要とせず、モータ、シャフト、ベアリングによる発生される振動を駆動源とし、電子部品に対し間接的に振動を与えるため、電子部品に変形や破損をさせることなく、しかも簡単な制御により部品をスムーズに供給可能な電子部品供給装置およびその制御方法を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図1乃至図3を参照して説明する。
[実施形態]
[1.構成]
本実施形態の部品供給装置は、図1に示すように、ホッパー1と、ホッパー1に取り付けられた排出口2と、ホッパー1を支持する板バネ3とを備える。部品供給装置は、また、支柱プレート4と、この支柱プレート4に設けられたモータ5とを備える。また、この支柱プレート4はベースプレート6に固定されている。このような部品供給装置は、図1に参考として示すように、ボールフィーダF等のパーツフィーダに対して、電子部品を順次供給するものである。
上記のような構成からなる部品供給装置は、図2(a)及び(b)に示すように、大きく分けて2つの部分からなる。すなわち、ホッパー1、排出口2及び板バネ3からなるホッパー部Aと、支柱プレート4、モータ5及びベースプレート6からなる支柱プレート及びモータ部Bと、から構成されている。
図2(a)に示すように、ホッパー部Aは、複数の電子部品を収納するホッパー1と、ホッパー1の一部に取り付けられ、ホッパー1に収納された電子部品が順次排出される排出口2とを備える。また、ホッパー1は上部が開口した直方体で、底面は電子部品の排出を容易にするため排出口2に向かって緩やかに傾斜している。排出口2は、ホッパー1の長辺側の面に取り付けられ、ホッパー1との接続部分から排出口2の先端方向に向けて、幅の狭まった台形状を形成している。ホッパー1と排出口2とは連通し、ホッパー1に投入された電子部品は排出口2に送り出されるように構成されている。また、排出口2の台形の上底を形成する面は、開口しており、ホッパー1から送られる電子部品はこの位置からボールフィーダ等へ供給される。
ホッパー1は、また、長辺側両端部下側において一対の板バネ3により図中矢印方向に揺動自在に支持されている。すなわち、ホッパー1の短辺側一方には、後述するベアリング8と同径でこのベアリング8が当接するベアリング受部7が設けられ、ホッパー1は、ベアリング受部7においてベアリング8の回転を受けることにより図中矢印方向に揺動するようになっている。
図2(b)に示すように、支柱プレート及びモータ部Bは、ベースプレート6に支柱プレート4が固定され、支柱プレート4にモータ5が固定され、このモータ5にはシャフト9を介して円形のベアリング8が設けられている。
以上のようなホッパー部Aと支柱プレート及びモータ部Bとからなる部品供給装置では、図1に示すように、ホッパー1のベアリング受部7においてベアリング8の回転を受けることにより揺動するようになっている。
より具体的には、図3に示すように、ベアリング8は、その中心を偏芯させてシャフト9に固定されており、モータ5が回転することによりホッパー1に振動を与えるとともに、前後に揺動させるように構成されている。
すなわち、図3(a)に示すように、シャフト9の中心からベアリング8までの径の最長部分Lが図面右側水平位置にある場合には、ホッパー1は図に破線で示す元の位置から図面右側に移動した状態となる。反対に、同図(b)に示すように、シャフト9の中心からベアリング8までの径の最長部分Lが図面左側水平位置にある場合には、ホッパー1は図に破線で示す元の位置から図面左側に移動した状態となる。したがって、モータ5が複数回回転することによって、ホッパー1は左右方向への移動を繰り返し、揺動する状態となる。
また、ホッパー1の長辺側下部のベースプレート6との間には、一対の板バネ3が取り付けられ、この板バネ3の下部はベースプレート6に固定されている。この板バネ3は、モータ5が回転し、ホッパー1が左右に揺動するたびに、ホッパー1に対して振動を与えるように構成されている。
なお、モータ5の回転制御は適宜変更可能である。すなわち、モータ5の回転数を種々変更することにより、ホッパー1の振動、揺動回数を変更し、電子部品の排出量を適宜調整することができる。これは、ホッパー1からの電子部品の排出量が電子部品の形状及びサイズにより異なることから、排出状況に応じてモータ5の回転数を多くしたり、少なくしたり、停止時間を長くしたり短くしたりする制御を可能とするためである。
例えば、図1に示すように、ボールフィーダFの上方に満杯センサを設け、ボールフィーダに溜まる電子部品の量が常に一定になるように、モータ5をON/OFF制御することも可能である。具体的には、毎秒5〜6回転の回転動作と停止とを1〜2秒ごとに交互に繰り返す制御が可能である。また、このような制御は、部品供給装置に設けられた操作盤において容易に行えるように構成することも可能である。
[2.作用効果]
以上のような本実施形態では、図2(a)及び(b)に示すように、ベアリング8がその中心を偏芯させてシャフト9に固定されているため、このベアリング8の偏芯運動によりホッパー1側面は左右に揺動される。その結果、ホッパー1全体が揺動されることとなる。
これにより、ホッパー1内に収納され傾斜面に載った電子部品を、排出口2とホッパー1との間で詰まらせることなく、流れよく排出口2に排出することが可能となる。従って、部品の詰まりによる電子部品の変形や破損を防ぐことができ、全体として歩留まりを向上させることができる。
また、ベースプレート6とホッパー1との間に板バネ3が取り付けられているため、ホッパー1がモータ5の回転により左右に揺動することにより板バネ3が振動する。この振動がホッパー1に伝わり、ホッパー1が振動する。ホッパー1は、モータの回転により、左右に揺動するとともに振動するため、ホッパー1内に収納され傾斜面に載った電子部品を、排出口2とホッパー1との間で詰まらせることなく、流れよく排出口2に排出することが可能となる。従って、部品の詰まりによる電子部品の変形や破損を防ぐことができ、全体として歩留まりを向上させることができる。
このように、本実施形態によれば、従来使用されていたベルトコンベア等の大掛かりな機構を必要とせず、モータ、シャフト、ベアリングによる発生される振動を駆動源とし、電子部品に対し間接的に振動を与えるため、電子部品に変形や破損をさせることなく、しかも簡単な制御により部品をスムーズに供給可能な電子部品供給装置を提供することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、次のような他の実施の形態も包含するものである。すなわち、ホッパーや排出口の全体形状は、任意に変更可能である。また、ベアリング及びシャフトをホッパーの左右両側に一対設け、2つのベアリングによって同一方向に揺動させるように構成することも可能である。
本発明の実施形態における電子部品供給装置の全体構成を示す斜視図。 本発明の実施形態における電子部品供給装置の構成を示す斜視図。 本発明の実施形態における電子部品供給装置の詳細な構成を示す図。
符号の説明
1…ホッパー
2…排出口
3…板バネ
4…支柱プレート
5…モータ
6…ベースプレート
7…ベアリング受部
8…ベアリング
9…シャフト
A…ホッパー部
B…モータ部
F…ボールフィーダ

Claims (3)

  1. 電子部品を収納するとともに順次排出口へ排出するホッパーと、このホッパーを支持する支持部材とを備えた電子部品供給装置において、
    前記ホッパーは、前記支持部材に揺動自在に支持され、
    モータと、このモータのシャフトに固定されたベアリングとが設けられ、
    前記ベアリングは、前記シャフトに対して前記ベアリングの中心から偏った位置を軸として固定されており、
    前記ホッパーには、前記ベアリングの回転面が当接する回転受部が設けられ、
    前記モータの駆動により前記ベアリングが偏芯して回転することによって、前記ホッパーが揺動するように構成されていることを特徴とする電子部品供給装置。
  2. 前記支持部材は、板バネからなり、
    前記ベアリングの回転により前記ホッパーが揺動することによって、前記板バネの振動がホッパーに伝播することを特徴とする請求項1記載の電子部品供給装置。
  3. 請求項1又は2記載の電子部品供給装置の制御方法であって、
    前記ホッパー外に設けられたセンサにより、前記排出口から排出される電子部品の排出量を測定し、
    前記排出量に応じて、前記モータの回転と停止を交互に繰り返すように制御することを特徴とする電子部品供給装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014194349A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Sysmex Corp 分析装置

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