JP2007124347A - 可搬型電子機器 - Google Patents

可搬型電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007124347A
JP2007124347A JP2005314767A JP2005314767A JP2007124347A JP 2007124347 A JP2007124347 A JP 2007124347A JP 2005314767 A JP2005314767 A JP 2005314767A JP 2005314767 A JP2005314767 A JP 2005314767A JP 2007124347 A JP2007124347 A JP 2007124347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
portable electronic
electronic device
light
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005314767A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Morizaki
隆光 森崎
Hisae Sasaki
寿枝 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005314767A priority Critical patent/JP2007124347A/ja
Publication of JP2007124347A publication Critical patent/JP2007124347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出し、光量が大きい方向に太陽電池パネルを回動する回動制御部を備えることにより、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供する。
【解決手段】可搬型電子機器1は、本体部2、本体部2を覆う可動部3、本体部2と可動部3とを連結する開閉回動軸4を備える。可動部3の外側表面には、太陽電池パネル6、受光素子7が搭載され、太陽電池パネル6は、照射された光を光電変換して電気エネルギを発生し、本体部2に内蔵してある充電器12に電気エネルギを貯蔵する。受光素子7により太陽電池パネル6の受光面に照射される光が大きくなる方向を検出し、回動制御部5(モータ制御部5c)により太陽電池パネル6に照射される光が大きくなる方向に可動部3を駆動制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照射された光により発電する太陽電池パネルを搭載した可搬型電子機器に関する。
可搬型電子機器の一つに携帯電話機が広く急速に普及している。携帯電話機は内蔵した充電電池を電源としていることから、充電電池の消耗に伴い別途充電作業を行うことが必要になる。特に最近では多機能化に伴い携帯電話機の消費電力も大きくなる傾向があり、受電電池の電池切れが頻繁に生じる傾向がある。
充電電池の充電は、一般家庭の商用電源を整流して行うことから、充電作業は時間の制約、場所の制約を大きく受け、また、充電忘れなどによる使用不能状態が発生することなどがある。
このような充電電池の充電問題を解決するために、太陽電池を搭載した携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された携帯電話機は、表示部の表面または裏面に太陽電池を形成したものである。表示部の表面または裏面に形成した太陽電池により一定の充電を行うことが可能となるが、太陽電池の姿勢を制御することができないことから、発電効率が低く十分な充電能力は得られないという問題がある。
また、ポータブルタイプの太陽電池式充電器が従来から提案されており、最近ではかなりの使用がなされている。
特開2004−140521公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出する光検出部、光量が大きい方向に太陽電池パネルを回動する回動制御部を備えることにより、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、本体部の方位を検出するGPS方位検出部、太陽の位置を算出する太陽位置算出部、太陽の方向へ太陽電池パネルを回動する回動制御部を備えることにより、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本体部の裏面と平行な方向で本体部を回転させる回転用脚部を備えることにより、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本体部の裏面に設けられ裏面と平行な方向で本体部を支持する支持用主脚部と、支持用主脚部を中心として本体部を回転させる支持用副脚部を備えることにより、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することを他の目的とする。
なお、本願でいう可搬型電子機器とは、携帯電話機などの携帯型電子機器の他にポータブル電子機器などの持ち運んで異なる場所に置いて使用することが可能な電子機器を含む概念である。また、持ち運ぶとは自動車や自転車、手押し車などへの搭載を含む概念とする。
本発明に係る可搬型電子機器は、機能部を内蔵する本体部と、太陽電池パネルが搭載され前記本体部を覆う可動部とを備える折り畳み式の可搬型電子機器において、前記太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出する光検出部と、前記光量が大きい方向に前記太陽電池パネルの受光面を向けるように前記可動部を回動制御する回動制御部とを備えることを特徴とする。
この構成により、太陽電池パネルを照射光の大きい方向へ向けることができるので、可搬型電子機器での発電効率を向上することができ、充電機能を有効に活用することができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記光検出部は、前記可動部に設けられた固体撮像装置の受光素子を用いて前記光量を検出することを特徴とする。
この構成により、固体撮像装置が有する受光素子をそのまま光検出部の受光素子として利用できるので、光検出部の構成を簡略化することができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記可動部を閉じたときに、前記本体部と前記可動部との間に挟持用の隙間が形成されることを特徴とする。
この構成により、可動部と分けて本体部をポケットなどに収納して安定的に挟持することができ、可搬型電子機器を収納している場合でも、太陽電池パネルを露出させて照射光に対向させることができるので、充電効率を向上させることが可能となる。
本発明に係る可搬型電子機器は、機能部を内蔵する本体部と、太陽電池パネルが搭載され前記本体部を覆う可動部とを備える折り畳み式の可搬型電子機器において、前記本体部に設けられ本体部が配置された方位を検出するGPS方位検出部と、日付情報、時刻情報および前記方位から太陽の位置を算出する太陽位置算出部と、前記太陽の方向に前記太陽電池パネルの受光面を向けるように前記可動部を回動制御する回動制御部とを備えることを特徴とする。
この構成により、可搬型電子機器の方位と太陽の位置に基づいて、太陽電池パネルを太陽の方向へ向けることができるので、太陽光が存在する場所に置いた可搬型電子機器での発電効率を向上させることができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記本体部と前記可動部とは、折り畳み用の開閉回動軸により連結してあることを特徴とする。
この構成により、簡単な構造で本体部と可動部を連結することが可能となり、容易に可動部を回動制御することができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記本体部と前記可動部とは、前記開閉回動軸と交差する交差回動軸により連結してあることを特徴とする。
この構成により、可動部による開閉方向での回動制御に加え、開閉方向と交差する方向で交差回動軸による回動制御を行うことから、高精度の追尾が可能となり、さらに発電効率を向上させることができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記本体部の裏面と平行な方向で前記本体部を回転させる回転用脚部を前記本体部の裏面に係合させて備えることを特徴とする。
この構成により、回転用脚部を床面に載置した状態で、本体部を回転させることができることから、回動制御に加え本体部の方向を制御してより適切な方向へ太陽電池パネルを向けることができ、さらに発電効率を向上することができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記本体部の裏面に設けられ該裏面と平行な方向で前記本体部を支持する支持用主脚部と、該支持用主脚部を中心として前記本体部を回転させる支持用副脚部を備えることを特徴とする。
この構成により、本体部の方向を容易に制御することができることから、回動制御に加え本体部の方向を制御してより適切な方向へ太陽電池パネルを向けることができ、さらに発電効率を向上することができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記支持用副脚部に対応させて偏心振動部を備えることを特徴とする。
この構成により、支持用主脚部を中心として本体部を容易に回転させることができることから、本体部の方向を容易に制御することができる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記可動部の本体部側には機能部の動作内容を示す表示部が設けてあることを特徴とする。
この構成により、可動部を有効に利用することが可能となる。
本発明に係る可搬型電子機器では、前記機能部の機能は、電話機能であることを特徴とする。
この構成により、携帯電話機での発電効率を向上することから、携帯電話機の利便性を向上させることが可能となる。
本発明に係る可搬型電子機器によれば、太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出する光検出部、光量が大きい方向に太陽電池パネルを回動する回動制御部を備えることから、受光量が最大となる方向に太陽電池パネルを向けることが可能となり、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る可搬型電子機器によれば、本体部の方位を検出するGPS方位検出部、太陽の位置を算出する太陽位置算出部、太陽の方向へ太陽電池パネルを回動する回動制御部を備えることから、太陽光による受光量が最大となる方向に太陽電池パネルを向けることが可能となり、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る可搬型電子機器によれば、本体部の裏面と平行な方向で本体部を回転させる回転用脚部を備えることから、受光量が最大となる方向に太陽電池パネルを向けることが可能となり、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る可搬型電子機器によれば、本体部の裏面に設けられ裏面と平行な方向で本体部を支持する支持用主脚部と、支持用主脚部を中心として本体部を回転させる支持用副脚部を備えることにより、受光量が最大となる方向に太陽電池パネルを向けることが可能となり、発電効率を向上した可搬型電子機器を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る可搬型電子機器によれば、発電効率を向上させることから、商用電源などの充電設備がない場合にも照射光(太陽光)を利用した効率的な充電が可能となり、可搬型電子機器の利便性を向上することができるという効果を奏する。
本発明に係る可搬型電子機器によれば、携帯電話機として用いることができることから、携帯電話機の利便性を向上させるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る可搬型電子機器の外観概要を示す斜視図である。なお、一部(開閉回動軸4、サーボモータ5m)を透視的に示している。
本実施の形態1に係る可搬型電子機器1は、可搬型電子機器1の主要部を構成する本体部2と、本体部2を覆う可動部3で構成される。本体部2と可動部3とは開閉回動軸4で連結してあり、相互に回動自在な構成となっている。
本体部2の表面には、例えば操作キー2kが配置してあり、可搬型電子機器1の機能に応じた操作が可能な構成としてある。
可動部3の表面(外側表面)には、太陽電池パネル6が搭載してある。太陽電池パネル6は、照射された光を光電変換して電気エネルギを発生し、本体部2に内蔵してある充電器12(図2参照)に電気エネルギを貯蔵する。
可動部3の外側表面には、太陽電池パネル6に隣接して受光素子7が配置してある。受光素子7は、例えば可搬型電子機器1が内蔵するCCD固体撮像装置(カメラの受光部)が有する受光機能(光量検出機能。CCD固体撮像装置が有する受光素子)をそのまま用いることにより、光検出部25(図2参照)の構成を簡略化することが可能となる。
なお、可動部3の内側表面(本体部側)には、一般的には表示部(不図示)が形成してあり、可搬型電子機器1の機能部24(図2参照)の動作内容を示す表示がなされる。
開閉回動軸4は、本体部2に固定された固定軸受け4sと、可動部3に連結され固定軸受け4sに対して相対的に回動自在な回動軸4rとで構成してある。したがって、開閉回動軸4は、本体部2と可動部3とを係合させる構成となっている。可動部3は本体部2に対して回転軸Axaを中心として蓋状に0度から180度の間での開閉が可能となり、可搬型電子機器1はいわゆる折り畳み式の形態を構成する。
固定軸受け4sには、回動軸4rを駆動回転させるサーボモータ5m(透視的に示している。)が設けてあり、モータ制御部5c(図2参照)からの制御信号に応じて回動軸4rを駆動して矢符Aaで示す方向に回転させる。矢符Aa方向で示す回動軸4rの回転に応じて可動部3が矢符Abで示す方向で本体部2に対して蓋状に開閉を行う。
太陽電池パネル6に適用する太陽電池セルとしては、高効率であること、薄型軽量化が可能であること、機械的強度が確保できること、デザイン性が確保できることなどの観点から、化合物半導体結晶薄膜太陽電池、単結晶太陽電池、多結晶シリコン太陽電池などを用いることができる。
可搬型電子機器1は、照射光のもとに露出されることから、耐熱性、耐光性に優れ、機械的強度が確保できる構造体とすることが好ましい。また、屋外に配置される場合もありうることから、防水機能を持たせることが好ましい。
可搬型電子機器1は、具体的には携帯電話機に適用することが携帯電話機の利便性をさらに向上させる観点からより好ましい。携帯電話機に適用した場合には、図示しないアンテナ部などが周知の技術を用いてさらに設けられる。
なお、可搬型電子機器1は、携帯電話機のほかに、電子辞書などの携帯情報機器、携帯型の太陽電池充電器、ポータブル情報機器などとすることが可能である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る可搬型電子機器の構成ブロックの概要を示すブロック図である。
可搬型電子機器1の構成ブロックは、例えば本体部2、可動部3に区分され、本体部2は、例えば、回動制御部5、充電回路21、充電器22、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)23、機能部24、光検出部25、プログラムメモリ26などで構成される。
また、可動部3は、例えば、太陽電池パネル6、受光素子7などで構成される。なお、充電回路21は、可動部3に形成することも可能である。また、充電器22は、一定の体積を占めることから、本体部2に設けることが好ましい。
充電回路21は、太陽電池パネル6が発生した電気エネルギを効率良く充電器22に伝送して、電源として動作する充電器22を充電する。具体的には、例えば、電圧調整回路、逆流防止回路、過充電防止回路などで構成してある。
充電器22は、充電池で構成してあり、可搬型電子機器1の電源回路となり、CPU23その他の構成部に電力を適宜供給し、可搬型電子機器1が備える各種機能の動作を行わせる。
CPU23は、可搬型電子機器1の基本動作を制御する。つまり、バスBusを介して接続してある機能部24が可搬型電子機器1の機能を発揮できるように必要な処理を行う。
機能部24は、可搬型電子機器1の本来の機能を発揮するための主要部を構成している。例えば、携帯電話機の場合には送受信機能、送受信データ処理機能、送受信データ保存機能などを実行するように構成してある。また、入力部(操作キー2k)、表示部、送受信部、データ処理部、電話番号記憶部、電話番号呼び出し部など携帯電話機などとして機能するために必要な機能ブロックで構成される。
CPU23は、バスBusを介して接続してある光検出部25、プログラムメモリ26、回動制御部5に、可搬型電子機器1(充電器22)が高い発電効率を実現するために必要な動作を行わせる。なお、このときの動作は、プログラムメモリ26に予めインストールしてある制御プログラム(光量検出プログラムおよび追尾プログラム)により実行制御される(図3参照)。
具体的には、CPU23は、回動制御部5のモータ制御部5cに制御信号を供給してモータ制御部5cによりサーボモータ5mを駆動する。サーボモータ5mは、開閉回動軸4により可動部3を回動させ、受光素子7(太陽電池パネル6)の方向を変える。光検出部25は、可動部3の位置に応じて受光素子7が受光する光量を検出し、可動部3の位置(方向)と受光量との関係を求める。
つまり、光検出部25は、太陽電池パネル6の受光面に照射される光が大きくなる方向を検出することができる。なお、照射される光が大きくなる方向としては、最大光量となる方向を検出することが好ましい。光検出部25は、上述したとおり、可動部3に設けられた固体撮像装置(カメラ)の受光素子7を用いて照射光の光量を検出することにより、光検出部25の構成を簡略化することができる。なお、光検出部25は、ハードウエアのみで構成されるわけではなく、プログラムメモリ26にインストールされた光量検出プログラムおよびCPU23と協働して機能するように構成される。
サーボモータ5mとしては、ステッピングモータなどを用いることが可能であるが、小型であること、高トルクであること、応答性が速いこと、微小送りができること、無通電時に停止トルクを有することなどの諸特性を考慮して、超音波モータとすることが好ましい。なお、小型の携帯型電子機器に比較して大型となるポータブル電子機器の場合には、超音波モータでなく一般的なサーボモータを用いればよい。
さらに、CPU23は、太陽電池パネル6に照射される光が大きくなる方向に可動部3を向けるように回動制御部5(モータ制御部5c)に制御信号を供給して可動部3の方向を制御する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る可搬型電子機器の可動部および光検出部の制御フローを説明するフロー図である。
ステップS1:
制御プログラムを開始する。制御プログラムの開始は、例えば可搬型電子機器1がポケット(暗部での収納状態)から取り出されて受光素子7が受光したことを光検出部25で検出した場合に開始することができる。受光素子7は光検出部25に接続してあることから、容易に判定することが可能となる。なお、受光素子7からのアナログ信号をAD変換部(不図示)によりデジタル信号に変換する構成とすることにより、CPU23によるコンピュータ処理を容易に行うことが可能となる。
また、適宜のメカニカルスイッチ(不図示)が押された場合、平面に載置されたことを検出する検出器により可搬型電子機器(検出器)が平置されたことを検出した場合、特定の位置をとった場合(例えば、図9のような場合)などに制御プログラムを開始するように構成することもできる。
さらに、充電器22が満充電ではないこと、発電できる光量があること、一定時間光量が変化しないこと(つまり、可搬型電子機器1が室内などに静置されていること)などを制御プログラム開始条件とすることができる。また、短時間での瞬時的な光量の変化には応答しない構成とすることも可能である。
ステップS2:
光量検出プログラムを開始する。つまり、可動部3を回動させ、可動部3の位置(方向、つまり本体部2に対して可動部3がなす開き角度)に対応させて受光素子7が受光する受光量の検出を開始する。なお、受光素子7の受光面の方向と太陽電池パネル6の受光面の方向とは必ずしも同方向である必要は無く、相互の関係が固定してあるか、あるいは相対関係が明確であればよい。
また、受光する光は、太陽光のように移動する光源に限らず、室内の照明灯のように固定された光源であってもよい。
ステップS3:
CPU23から適宜の信号をモータ制御部5cに出力して可動部3を徐々に開き、そのときの受光素子7の受光量を検出させる。つまり、受光素子7(太陽電池パネル6)の受光方向(受光面の方向:可動部3の開き角度)を変化させて受光量を検出し、受光量と可動部3の開き角度との関係を抽出する。
このときの可動部3の開き角度は、通常0度から180度までの範囲内となる。なお、光量分布の連続性を考慮して、適宜の範囲の光量特性で最初の山(光量の最大値)となる点を求めるようにしてもよい。
なお、可動部3の開き角度を変化させずに、受光素子7自体を回動可能な構成として、受光量が大きくなる方向を求める構成とすることも可能である。
ステップS4:
光検出部25により、受光素子7の受光量と可動部3の開き角度(ステップS3)から太陽電池パネル6の受光量(太陽電池パネル6に照射される光量)が大きくなる方向(可動部3の開き角度)を検出(算出)する。
太陽電池パネル6の受光面と受光素子7の受光面の方向が一致している場合には、受光素子7の受光量が大きいとして検出された可動部3の開き角度をそのまま太陽電池パネル6の受光量が大きくなる方向とすればよい。
また、太陽電池パネル6の受光面と受光素子7の受光面の方向に一定の角度がある場合には適宜の演算処理を施して太陽電池パネル6の受光量が大きくなる方向を算出する。つまり、可動部3の開き角度に対する受光素子7の受光量、太陽電池パネル6の受光量との相対関係を演算式(あるいは比較表)としておくことにより、受光素子7の受光量が大きくなるときの角度(可動部3の開き角度)を太陽電池パネル6の受光量が大きくなる角度(可動部3の開き角度)に変換することができる。
なお、発電効率を確実に向上させる観点から、受光量が大きくなる方向としては、受光量が最大となる方向により画定することが好ましい。
ステップS5:
追尾プログラムを開始する。つまり、可動部3の開き角度の調整を開始する。
ステップS6:
回動制御部5のモータ制御部5cに制御信号を入力してサーボモータ5mを回動制御し、可動部3の開き角度を調整することにより、太陽電池パネル6の受光量が大きい方向に可動部3(太陽電池パネル6の受光面)を向けるように駆動して照射光を追尾させる。これにより、可動部3は、太陽電池パネル6の受光量が大きくなる位置(好ましくは受光量が最大の位置)で固定され、高い発電効率により充電器22への充電を確実に行うことができる。
ステップS7:
所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間を経過している場合(ステップS7:YES)には、ステップS2へ戻り、再度光量検出プログラムを開始する。また、所定時間を経過していない場合(ステップS7:NO)には、ステップS8へ進む。つまり、本実施の形態では、消費電力を低減する観点から、センシングを常時行うのではなく、所定時間ごとに判定を行うこととしている。所定時間ごとに光量を検出する方法は、照射光が時間的に変化する場合には極めて有効な判定方法となる。
ステップS8:
制御プログラムを終了する条件を満たしているか否かを判定する。終了条件を満たしている場合(ステップS8:YES)は、制御プログラムを終了する。終了条件を満たしていない場合(ステップS8:NO)は、ステップS7へ戻る。
終了条件としては、可搬型電子機器1がポケットなどに収納され、光量が検出されない場合、終了指示がなされた場合、満充電となった場合などを適用することができる。
なお、本実施の形態に係る可搬型電子機器を携帯電話機に適用した場合は、電話の着信やメールの着信時、あるいはタイマーやアラームの設定時刻になった時などに本実施の形態に係る追尾機構を利用(転用)することができる。例えば、可動部3が起き上がることで、とっさに持ちやすく、また、マナーモードでも携帯電話機の動きにより視覚的に着信が明確にわかる。また、音の聞こえない人にとってもわかりやすいものとすることができる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、受光素子7、光検出部25を用いずに、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を用いて、可搬型電子機器1の位置(方位:可搬型電子機器1の向き)を検出し、時刻(月日および時刻)と方位から太陽位置(太陽の方向)を算出して太陽の方向に太陽電池パネル6の受光面を向けることにより、より高い発電効率を可能とする。
図4は、本発明の実施の形態2に係る可搬型電子機器の構成ブロックの概要を示すブロック図である。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様であるが、実施の形態1で用いた受光素子7、光検出部25を省き、代わりにGPS方位検出部27、太陽位置算出部28を設けている点が異なる。また、これに伴いプログラムメモリ26にインストールされた制御プログラムを位置照合プログラム(方位検出プログラム、太陽位置算出プログラム)および追尾プログラムで構成してある。その他の構成は実施の形態1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、GPS方位検出部27、太陽位置算出部28は、ハードウエアのみで構成されるわけではなく、プログラムメモリ26に予めインストールされた方位検出プログラム、太陽位置算出プログラムおよびCPU23と協働して機能するように構成される。
GPS方位検出部27は、GPS(不図示)を本体部2に備えてあり、GPSにより本体部2の配置された方位(本体部2が向く方向)を高精度に検出することができる。つまり、本体部2の方位は、GPSからのデータに基づいて方位を検出する方位検出プログラムを実行することにより検出される。
太陽位置算出部28は、年月日および時刻から太陽の位置(方位および高度)を算出する構成としてある。つまり、太陽位置の算出は、年月日および時刻と太陽の位置を算出する太陽位置算出プログラムを実行することにより算出される。
求めた太陽の位置に太陽電池パネル6の受光面を向けるように追尾プログラムを用いてサーボモータ5mを駆動することは実施の形態1と同様である。この構成とすることにより、高い発電効率を実現することが可能となる。なお、実施の形態1の受光素子7、光検出部25を用いた光量検出プログラムと併用することも可能であり、併用することによりさらに利便性の高い充電機能とすることができる。
図5は、本発明の実施の形態2に係る可搬型電子機器の方位検出および可動部の制御フローを説明するフロー図である。
ステップS11:
制御プログラムを開始する。受光素子7および光検出部25を用いない点以外は、実施の形態1のステップS1と同様に構成することができるので詳細は省略する。
ステップS12:
位置照合プログラムを開始する。つまり、GPS(GPS受信機)によりGPS衛星からの信号の受信を行う方位検出プログラムを開始し、また、可搬型電子機器1がデータとして有する年月日および時刻の情報から太陽の位置を算出する太陽位置算出プログラムを開始する。
ステップS13:
GPSにより本体部2の方位を検出する。方位検出プログラムにGPSからのデータを適用して本体部2の方位を極めて高精度で検出することができる。
ステップS14:
可搬型電子機器1が有する暦(年月日)および時刻のデータを太陽位置算出プログラムに適用して太陽の位置を算出する。太陽位置算出プログラムは太陽位置算出部28で実行される構成としてある。なお、便宜上、太陽位置算出プログラムおよび方位検出プログラムを位置照合プログラムとしているが、それぞれ個別のプログラムとしても実行できることから、並列的に実行することも可能である。
ステップS15:
追尾プログラムを開始する。つまり、可動部3の開き角度の調整を開始する。
ステップS16:
回動制御部5のモータ制御部5cに制御信号を入力してサーボモータ5mを回動制御し、可動部3の開き角度を調整することにより、太陽電池パネル6が太陽の方向を向くように太陽電池パネル6を駆動する。つまり、太陽電池パネル6の受光量が大きい方向(好ましくは受光量が最大の方向)に可動部3(太陽電池パネル6の受光面)を向けるように駆動して太陽光を追尾させる。これにより、可動部3は、太陽電池パネル6の受光量が大きくなる位置(好ましくは受光量最大の位置)で固定され、高い発電効率で充電器22への充電を確実に行うことができる。
ステップS17:
所定時間が経過したか否かを判定する。実施の形態1のステップS7と同様に構成することができるので詳細は省略する。
ステップS18:
制御プログラムを終了する条件を満たしているか否かを判定する。実施の形態1のステップS8と同様に構成することができるので詳細は省略する。
<実施の形態3>
図6は、本発明の実施の形態3に係る可搬型電子機器の外観概要を示す斜視図である。なお、一部(交差回動軸8)を透視的に示している。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。実施の形態1では可動部3の回動方向は開閉回動軸4の回転軸Axaを中心とした矢符Aa方向のみであるのに対して、本実施の形態では、開閉回動軸4に対して垂直方向に交差する交差回動軸8をさらに設けて本体部2と可動部3とを連結してあるので交差回動軸8の回転軸Axbを中心とした矢符Ac方向での回転が可能となる。
したがって、可動部3の可動範囲(可動方向)をさらに拡大できることから、より高精度に太陽電池パネル6の受光面を照射光(太陽光)の方向に向ける(追尾する)ことが可能となる。つまり、実施の形態1、実施の形態2では、太陽電池パネル6の受光面を照射光の方向に対して垂直方向とすることは困難な場合があったが、本実施の形態では、太陽電池パネル6の受光面を照射光の方向に対して垂直方向とすることが可能となる。なお、受光光量が大きくなる方向を求める過程は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
交差回動軸8は、開閉回動軸4と同様に構成することが可能である。つまり、固定軸受け、回動軸、回動軸を駆動回転させる交差回動用サーボモータにより構成することが可能であるので詳細な説明は省略する。なお、交差回動用サーボモータとしては、実施の形態1と同様に超音波モータが好ましい。
本実施の形態での交差回動軸8の構成は、実施の形態1、実施の形態2に対して適用することが可能であり、実施の形態1、実施の形態2に比較してさらに高い発電効率とすることが可能となる。
<実施の形態4>
図7は、本発明の実施の形態4に係る可搬型電子機器の動作を説明する説明図であり、(A)は外観概要を示す斜視図、(B)は要部を透視的に示す側面図、(C)は底面図である。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、実施の形態1の構成に加えて、本体部2の裏面と平行な方向で本体部2を回転させる回転用脚部9を本体部2の裏面に係合させて備えている。なお、受光光量が大きくなる方向を求める過程は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
回転用脚部9を床面(載置平面)に載置した状態で、脚部回転用サーボモータ9mを回転させると、回転用脚部9は載置平面に載置(吸着、固定)されていることから、本体部2には反作用が働く。したがって、本体部2を本体部2の裏面と平行な載置平面に対して回転軸Axcを中心として矢符Ad方向(脚部回転用サーボモータ9mの回転方向と逆の方向)に回転させることができる。つまり、開閉回動軸4の回動制御(矢符Ab方向)に加えてさらに適切な方向(矢符Ad方向)に太陽電池を向けることができるので、さらに高い発電効率とすることが可能となる。
なお、脚部回転用サーボモータ9mとしては、実施の形態1と同様に超音波モータが好ましい。また、本体部2および可動部3を共に回転させる必要があることから、本体部2および可動部3の合計重量よりも大きな回転トルクを発生する構成としておく。
回転用脚部9は、本体部2の裏面と平行な載置平面に対する回転を円滑にするために可搬型電子機器1の重心部に配置することが好ましい。また、回転用脚部9を平面に対して吸着性を持たせて構成すること、載置平面に対し摩擦力を上げるため細かな凹凸などをつけること、回転用脚部9の載置平面に接する面の中央部を凹ましておくことなどにより、本体部2および可動部3を安定して回転させることが可能となる。
つまり、回転用脚部9には本体部2の重量がかかるので、回転用脚部9と載置平面との摩擦が十分であれば重量が軽くても安定して回転させることが可能となる。ここで、載置平面に接する回転用脚部9の中央部を凹ます理由は、載置平面に僅かな突起などがあった場合、脚部が点で支えられる状態になり摩擦力が減ってしまうことを防止するためである。
<実施の形態5>
図8は、本発明の実施の形態5に係る可搬型電子機器の概要を説明する説明図であり、(A)は閉じた状態の可搬型電子機器を開閉回動軸と反対の側から見た正面図、(B)は右側面図、(C)は底面図、(D)は内部機構を示す底面図である。なお、(A)(B)(D)では要部を透視的に示している。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、本体部2の裏面と平行な方向で本体部2を回転させる手段として支持用主脚部12、支持用副脚部13、偏心振動部14を備えている。なお、支持用副脚部13は、複数あっても構わない。
重心部の水平方向の位置(可搬型電子機器1の重心部の水平方向の位置:可動部3を開いた状態にした場合の重心部の水平方向の位置も含む)は支持用主脚部12と支持用副脚部13の間で支持用主脚部12寄りに位置し、支持用主脚部12は、本体部2を裏面と平行な方向で支持する。
支持用副脚部13は、支持用主脚部12から離れた位置に配置され、支持用主脚部12を中心として本体部2を回転させるように作用する。なお、受光光量が大きくなる方向を求める過程は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
支持用副脚部13の作用により本体部2を回転させるために、支持用副脚部13に対応させて、本体部2の内部に偏心振動部14が設けてある。偏心振動部14は、偏心モータ14mおよび偏心錘14wで構成され、偏心モータ14mの回転を振動に変換し、この振動により支持用副脚部13を振動させる。
偏心モータ14mを偏心錘14wの方から見て例えば右回転させると、本体部2には左回転の反作用が生じ、本体部2は図上左方向に移動する。つまり、平面方向から見て、可搬型電子機器1は、支持用主脚部12を中心として右回転することとなる。
支持用主脚部12を中心として本体部2を効率的に回転させることができることから、本体部2自体の方向を容易に制御することができる。なお、偏心モータ14mの回転方向を変更することにより、本体部2の回転方向を適宜変更することができる。
偏心モータ14mとしては、小型の回転モータでよいが、回転方向が制御できるものを適用する。なお、偏心振動部14として、携帯電話機などに内蔵されているバイブレータを転用することも可能である。
本実施の形態によれば、平面上での本体部2の方向を制御することが可能となり、より適切な方向に太陽電池パネル6を向けることができるので、さらに高い発電効率とすることが可能となる。
<実施の形態6>
図9は、本発明の実施の形態6に係る可搬型電子機器の外観概要および利用例を説明する説明図であり、(A)は閉じた状態での側面図であり、(B)は利用例を示す斜視図である。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、可動部3を閉じたときに、本体部2と可動部3との間に挟持用の隙間Gapが形成される構成としてある。この構成とすることにより、本体部2をポケットPKTなどに収納して挟持した場合に、開閉形動軸4に不要な外力が加わらないので、可動部3をPKTの外側に安定的に露出することができ、太陽電池パネル6に照射光を照射させることができるので、より効率的な発電が可能となる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1ないし実施の形態5の可搬型電子機器1に対して同様に適用することが可能である。
<実施の形態7>
図10は、本発明の実施の形態7に係る可搬型電子機器の外観概要を示す斜視図である。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、太陽電池パネル6の取り付け構造を実施の形態1とは異ならせている。具体的には、太陽電池パネル6を搭載した可動部3を表示部3dと分離した別体として構成してある。
このような構成とすることにより、太陽電池パネル6の受光面の方向を表示体3dの使用状態と無関係に制御することが可能となり、可搬型電子機器1の使用中でも所望の充電が可能となることから、発電効率をさらに向上させることが可能となる。
また、太陽電池パネル6の可動部3に対する組み立てが容易となり、低コストの可搬型電子機器1を実現することが可能となる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1ないし実施の形態6の可搬型電子機器1に対して同様に適用することが可能である。
<実施の形態8>
図11は、本発明の実施の形態8に係る可搬型電子機器の外観概要を示す一部分解斜視図である。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、太陽電池パネル6の取り付け構造を実施の形態1とは異ならせている。具体的には、太陽電池パネル6を搭載したパネル板6pを表示面が形成してある可動部3と分離した別体として準備し、パネル板6pを可動部3にねじ止めして固定することにより太陽電池パネル6を搭載した可動部3としてある。
パネル板6pを可動部3にねじ止めするために、可動部3にねじ穴3h、パネル板6pにねじ穴6hが相互に対応するように形成してある。締結用ねじによりねじ穴3hとねじ穴6hとを相互に締結させて太陽電池パネル6を搭載した可動部3を構成する。なお、ねじ止めによらずに、接着、面ファスナ、磁石、ボタン、嵌めこみなど種々の組み立て構成をとることが可能である。
可動部3には、太陽電池パネル6の電極端子(不図示)を接続するための接続端子6eが適宜設けてある。接続端子6eの構造は、コネクタ方式、リード線直付け方式など種々の接続構成を取ることができる。
なお、本実施の形態は、実施の形態1ないし実施の形態6の可搬型電子機器1に対して同様に適用することが可能である。
<実施の形態9>
図12は、本発明の実施の形態9に係る可搬型電子機器の外観概要を示す一部分解斜視図である。
本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、太陽電池パネル6の取り付け構造を実施の形態1とは異ならせている。具体的には、太陽電池パネル6を搭載したパネル板6pを表示面が構成してある可動部3と分離した別体として準備し、パネル板6pの両端に設けた弾性枠部6fにより可動部3を挟持して固定することにより太陽電池パネル6を搭載した可動部3としてある。
パネル板6pで可動部3を挟持するために、弾性枠部6fは、適宜の弾性を有する金属板または弾性を有する合成樹脂などで構成してある。
可動部3には、太陽電池パネル6の電極(不図示)を接続するための接続端子6eが適宜設けてある。接続端子6eの構成は実施の形態8と同様にすることが可能である。
なお、本実施の形態は、実施の形態1ないし実施の形態6の可搬型電子機器1に対して同様に適用することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る可搬型電子機器の外観概要を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る可搬型電子機器の構成ブロックの概要を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る可搬型電子機器の可動部および光検出部の制御フローを説明するフロー図である。 本発明の実施の形態2に係る可搬型電子機器の構成ブロックの概要を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る可搬型電子機器の方位検出および可動部の制御フローを説明するフロー図である。 本発明の実施の形態3に係る可搬型電子機器の外観概要を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る可搬型電子機器の動作を説明する説明図であり、(A)は外観概要を示す斜視図、(B)は要部を透視的に示す側面図、(C)は底面図である。 本発明の実施の形態5に係る可搬型電子機器の概要を説明する説明図であり、(A)は閉じた状態の可搬型電子機器を開閉回動軸と反対の側から見た正面図、(B)は右側面図、(C)は底面図、(D)は内部機構を示す底面図である。 本発明の実施の形態6に係る可搬型電子機器の外観概要および利用例を説明する説明図であり、(A)は閉じた状態での側面図であり、(B)は利用例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態7に係る可搬型電子機器の外観概要を示す斜視図である。 本発明の実施の形態8に係る可搬型電子機器の外観概要を示す一部分解斜視図である。 本発明の実施の形態9に係る可搬型電子機器の外観概要を示す一部分解斜視図である。
符号の説明
1 可搬型電子機器
2 本体部
3 可動部
4 開閉回動軸
4s 固定軸受け
4r 回動軸
5 回動制御部
5m サーボモータ
6 太陽電池パネル
7 受光素子
8 交差回動軸
9 回転用脚部
9m 脚部回転用サーボモータ
12 支持用主脚部
13 支持用副脚部
14 偏心振動部
21 充電回路
22 充電器
23 中央処理装置(CPU)
24 機能部
25 光検出部
26 プログラムメモリ
27 GPS方位検出部
28 太陽位置算出部
Axa、Axb、Axc 回転軸

Claims (11)

  1. 機能部を内蔵する本体部と、太陽電池パネルが搭載され前記本体部を覆う可動部とを備える折り畳み式の可搬型電子機器において、
    前記太陽電池パネルに照射される光量が大きい方向を検出する光検出部と、
    前記光量が大きい方向に前記太陽電池パネルの受光面を向けるように前記可動部を回動制御する回動制御部と
    を備えることを特徴とする可搬型電子機器。
  2. 前記光検出部は、前記可動部に設けられた固体撮像装置の受光素子を用いて前記光量を検出することを特徴とする請求項1に記載の可搬型電子機器。
  3. 前記可動部を閉じたときに、前記本体部と前記可動部との間に挟持用の隙間が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の可搬型電子機器。
  4. 機能部を内蔵する本体部と、太陽電池パネルが搭載され前記本体部を覆う可動部とを備える折り畳み式の可搬型電子機器において、
    前記本体部に設けられ本体部が配置された方位を検出するGPS方位検出部と、
    日付情報、時刻情報および前記方位から太陽の位置を算出する太陽位置算出部と、
    前記太陽の方向に前記太陽電池パネルの受光面を向けるように前記可動部を回動制御する回動制御部と
    を備えることを特徴とする可搬型電子機器。
  5. 前記本体部と前記可動部とは、折り畳み用の開閉回動軸により連結してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の可搬型電子機器。
  6. 前記本体部と前記可動部とは、前記開閉回動軸と交差する交差回動軸により連結してあることを特徴とする請求項5に記載の可搬型電子機器。
  7. 前記本体部の裏面と平行な方向で前記本体部を回転させる回転用脚部を前記本体部の裏面に係合させて備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載の可搬型電子機器。
  8. 前記本体部の裏面に設けられ該裏面と平行な方向で前記本体部を支持する支持用主脚部と、該支持用主脚部を中心として前記本体部を回転させる支持用副脚部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一つに記載の可搬型電子機器。
  9. 前記支持用副脚部に対応させて偏心振動部を備えることを特徴とする請求項8に記載の可搬型電子機器。
  10. 前記可動部の本体部側には機能部の動作内容を示す表示部が設けてあることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一つに記載の可搬型電子機器。
  11. 前記機能部の機能は、電話機能であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一つに記載の可搬型電子機器。
JP2005314767A 2005-10-28 2005-10-28 可搬型電子機器 Pending JP2007124347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314767A JP2007124347A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 可搬型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314767A JP2007124347A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 可搬型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007124347A true JP2007124347A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38147691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005314767A Pending JP2007124347A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 可搬型電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007124347A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278001A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Kyocera Corp 電子機器
WO2009059638A1 (de) * 2007-11-08 2009-05-14 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Mobile solarbox
JP2009111669A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP2010258560A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信端末装置、通信端末接続装置及びプログラム
JP2010258978A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Sharp Corp 携帯情報端末
JP2011097290A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 携帯電子機器及び携帯電話機
WO2011070217A1 (en) * 2009-12-09 2011-06-16 Nokia Corporation Handheld apparatus with solar cell
EP2400729A1 (en) * 2010-06-25 2011-12-28 Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. Mobile device including a solar battery
JP2012034448A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Corp 携帯電子機器及びその制御方法
CN103167224A (zh) * 2011-12-13 2013-06-19 三星电子株式会社 具有多功能显示器的相机

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11298576A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動装置付き移動体通信装置
JP2000037043A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 携帯用電子機器
JP2001036325A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 Nec Corp 携帯電話機及び携帯電話機の開閉角度設定方法
JP2002141984A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 折り畳み式携帯型無線機器
JP2002186957A (ja) * 2000-10-13 2002-07-02 Keiichi Sugino 水処理方法および水処理装置
JP2003289368A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sanyo Electric Co Ltd 移動端末及び照明方法
JP2004308889A (ja) * 2003-04-01 2004-11-04 Samsung Electro Mech Co Ltd 携帯電話機及び、該携帯電話機のホルダ自動回動方法
JP2005159021A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 太陽電池、及び太陽電池搭載機器
JP2006033623A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ntt Docomo Inc 携帯端末

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11298576A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動装置付き移動体通信装置
JP2000037043A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 携帯用電子機器
JP2001036325A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 Nec Corp 携帯電話機及び携帯電話機の開閉角度設定方法
JP2002186957A (ja) * 2000-10-13 2002-07-02 Keiichi Sugino 水処理方法および水処理装置
JP2002141984A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 折り畳み式携帯型無線機器
JP2003289368A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sanyo Electric Co Ltd 移動端末及び照明方法
JP2004308889A (ja) * 2003-04-01 2004-11-04 Samsung Electro Mech Co Ltd 携帯電話機及び、該携帯電話機のホルダ自動回動方法
JP2005159021A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 太陽電池、及び太陽電池搭載機器
JP2006033623A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ntt Docomo Inc 携帯端末

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278001A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Kyocera Corp 電子機器
JP2009111669A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kyocera Corp 携帯電子機器
WO2009059638A1 (de) * 2007-11-08 2009-05-14 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Mobile solarbox
JP2010258560A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信端末装置、通信端末接続装置及びプログラム
JP2010258978A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Sharp Corp 携帯情報端末
US8812053B2 (en) 2009-10-28 2014-08-19 Kyocera Corporation Mobile electronic device and mobile phone
JP2011097290A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 携帯電子機器及び携帯電話機
WO2011070217A1 (en) * 2009-12-09 2011-06-16 Nokia Corporation Handheld apparatus with solar cell
EP2400729A1 (en) * 2010-06-25 2011-12-28 Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. Mobile device including a solar battery
US8884777B2 (en) 2010-06-25 2014-11-11 Sony Corporation Mobile device including a solar battery
JP2012034448A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Corp 携帯電子機器及びその制御方法
CN103167224A (zh) * 2011-12-13 2013-06-19 三星电子株式会社 具有多功能显示器的相机
EP2605508A3 (en) * 2011-12-13 2015-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Camera with multi-function display
CN103167224B (zh) * 2011-12-13 2017-10-17 三星电子株式会社 具有多功能显示器的相机
KR101817656B1 (ko) * 2011-12-13 2018-01-12 삼성전자주식회사 다기능 디스플레이를 구비하는 카메라

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007124347A (ja) 可搬型電子機器
US8008887B2 (en) Method and device for recharging using portable multi-voltage solar cell
EP2586114B1 (en) Handheld rotationally rechargeable electronic apparatus
US20120306431A1 (en) Protective cover with battery for electronic device
US8781538B2 (en) Portable terminal, portable apparatus and supply power control method
US20100000518A1 (en) Solar tracking device and tracking method thereof
US20080283114A1 (en) Notebook carry case employing a solar energy charging and cooling system
US20100109599A1 (en) Portable solar charging apparatus
JP3147862U (ja) 携帯式ソーラー充電装置
US20160028272A1 (en) Housing having a solar panel and components capable of replenishing a mobile phone battery
US7795528B2 (en) Solar energy assembly for portable electronic device
CN218240783U (zh) 一种带太阳能充电的平板电脑
JPH11299528A (ja) 太陽電池付きバッグ
US20130083238A1 (en) Solar powered camera
US20130285594A1 (en) Electronic device and charging method
KR101430460B1 (ko) 이동 단말기, 충전 효율 표시 장치, 및 태양 전지의 충전효율 표시 방법
US20100190534A1 (en) Portable electronic device and charging method thereof
JP2006093375A (ja) 太陽電池搭載電子機器
CN204741487U (zh) 集光能充电和运动充电于一体的手机背板
US11309731B1 (en) Solar powered smart device
JP2004200911A (ja) デジタルカメラ
JP2007110783A (ja) 自動充電型携帯電子機器
JPH11187581A (ja) 携帯電話機用ソーラパネル電池装置
JP2005129800A (ja) 発電システム
CN212785516U (zh) 一种辅助拍摄设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100115

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019