JP2007124005A - Woody panel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、木質パネルに関する。 The present invention relates to a wood panel.
従来、主にサラウンドスピーカとして使用されるスピーカ装置は、通常、直方体形状のキャビネットにスピーカユニットを取り付けたものが使用されている。また、その他の形状としては、キャビネットを薄型化し板状にして、キャビネットを支持するために下部にスタンドを設けたり、壁掛けとしたものが知られている。また、四角形状の支持枠に振動膜を張設し、支持枠に支持させた加振器により振動膜を振動駆動するように一対の平面スピーカを構成し、これら平面スピーカの上辺部同士を連結して互いに楔状に斜交させた載置姿勢で自立させたスピーカ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、スピーカが外観から見えることにより聴取者が音源を意識してしまい、心理的に自然な雰囲気音として感じることを阻害する場合があるため、スピーカにネット類、格子、穴あき板等のカバーを設けることによってスピーカを隠すことが一般的である。
Also, since the speaker can be seen from the exterior, the listener may be conscious of the sound source, which may interfere with the psychologically natural atmosphere sound, so the speakers, such as nets, lattices, perforated boards, etc. It is common to hide the speaker by providing the.
しかしながら、直方体形状のキャビネットを使用した場合は、スピーカ装置を設置するための設置スペースが必要となり、比較的狭い部屋においては聴取者とスピーカとの距離を適切に取り、快適に聴取することのできるスペースがさらに狭くなってしまうという問題があった。
また、キャビネットを薄型化や板状としたものは、特に低域での周波数特性や高い音圧において十分な性能を得ることが困難であった。
また、スピーカユニットを取り付けたスピーカ装置は音源が比較的小さいため、聴覚上、音源位置が定まってしまい、主として雰囲気音の再生として使用するサラウンドスピーカには不向きであった。
また、スピーカを隠すためにネット類、格子、穴あき板等のカバーを設けた場合は、多少の音質の変化が避けられないという弊害があった。
さらには、スピーカの設置場所や聴取者との距離に応じて音の拡散角度を容易に変えることはできないので、室内音場の調整が困難であった。
However, when a rectangular parallelepiped-shaped cabinet is used, an installation space for installing the speaker device is required, and in a relatively small room, the distance between the listener and the speaker can be appropriately set to allow comfortable listening. There was a problem that the space would become even narrower.
Moreover, it is difficult to obtain a sufficient cabinet performance in a low frequency range and a high sound pressure when the cabinet is thin or plate-shaped.
In addition, since the sound source of the speaker device to which the speaker unit is attached is relatively small, the position of the sound source is determined by hearing, and is not suitable for a surround speaker used mainly for reproducing atmospheric sounds.
Further, when a cover such as a net, a lattice, a perforated plate, etc. is provided to hide the speaker, there is a problem that a slight change in sound quality cannot be avoided.
Furthermore, since the sound diffusion angle cannot be easily changed according to the installation location of the speaker or the distance from the listener, it is difficult to adjust the room sound field.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、高性能でかつ設置スペースを必要とせず、また、聴取者が音源を意識することなく雰囲気音の再生に優れ、しかも音場を容易に変更することのできる木質パネルを提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above circumstances, has high performance and does not require an installation space, is excellent in reproducing atmospheric sounds without the listener being aware of the sound source, and easily changes the sound field. It aims to provide a wood panel that can be used.
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、木質板材に駆動体が設けられ、
前記木質板材の表裏面のうち一方の面が、前記駆動体の駆動により直接振動する振動面であることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention of
One of the front and back surfaces of the wood board is a vibrating surface that vibrates directly when driven by the driving body.
請求項2の発明は、請求項1に記載の木質パネルにおいて、
前記木質板材の板厚内に前記駆動体が配置されていることを特徴とする。
The invention of
The drive body is disposed within the thickness of the wood board.
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の木質パネルにおいて、
前記振動面が、振動面の反対側の面よりも音響反射率の高い第一の部材からなり、
前記反対側の面は、前記振動面よりも音響吸音率が高い第二の部材からなることを特徴とする。
The invention of
The vibration surface is made of a first member having a higher acoustic reflectivity than the surface on the opposite side of the vibration surface,
The opposite surface is made of a second member having a higher sound absorption coefficient than the vibration surface.
請求項4の発明は、請求項3に記載の木質パネルにおいて、
一枚の前記第二の部材に、複数の第一の部材が互いに隣接して設けられ、
互いに隣接する第一の部材間を中心として、前記木質板材の表面同士又は裏面同士が互いに向き合うように折り曲げ自在であることを特徴とする。
The invention of claim 4 is the wood panel according to
A plurality of first members are provided adjacent to each other on the one second member,
With the first member adjacent to each other as a center, the front and back surfaces of the wood board can be bent so as to face each other.
請求項5の発明は、請求項4に記載の木質パネルにおいて、
前記駆動体は、前記折り曲げ中心部分の近傍に配置されていることを特徴とする。
The invention of
The drive body is arranged in the vicinity of the bending center portion.
請求項6の発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載の木質パネルにおいて、
前記振動面の全面が、一枚の前記第一の部材によって一体形成されていることを特徴とする。
The invention of
The entire surface of the vibration surface is integrally formed by one piece of the first member.
請求項7の発明は、請求項6に記載の木質パネルにおいて、
前記第一の部材の内面の少なくとも一部に合板が張り付けられていることを特徴とする。
The invention of claim 7 is the wood panel according to
A plywood is attached to at least a part of the inner surface of the first member.
請求項8の発明は、請求項6又は7に記載の木質パネルにおいて、
前記第一の部材の外周を前記第二の部材側に固定することによって張力が架けられていることを特徴とする。
The invention of claim 8 is the wood panel according to
Tension is applied by fixing the outer periphery of the first member to the second member side.
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の木質パネルにおいて、
サラウンドスピーカとして用いられることを特徴とする。
The invention of claim 9 is the wood panel according to any one of
It is used as a surround speaker.
本発明によれば、木質板材の表裏面のうち一方の面が、駆動体の駆動によって直接振動する振動面であるので、この振動面から音が放出されて高性能なスピーカとして機能する。また、薄型で設置スペースを取らず、聴取者が音源を意識することなく、雰囲気音の再生に非常に優れる。さらに、音場を容易に変えることができる。 According to the present invention, one of the front and back surfaces of the wood board is a vibrating surface that directly vibrates when driven by a driving body, so that sound is emitted from the vibrating surface and functions as a high-performance speaker. Moreover, it is thin and does not take up installation space, and it is very excellent at reproducing atmospheric sounds without the listener being aware of the sound source. Furthermore, the sound field can be easily changed.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る音響パネル100を表面側から見た際の斜視図、図2は、音響パネル100を裏面側から見た際の斜視図である。また、図3は、音響パネル100の平断面図である。
音響パネル(木質パネル)100は、例えば小ホールや家庭内等の室内に設置してAV機器を再生した場合にサラウンドスピーカとして使用することのできるパネルである。この音響パネル100は、木質板材1に磁気回路51とボイスコイル52とを有する音響駆動ユニット(駆動体)5が設けられたものであって、木質板材1の表裏面のうち表面が、音響駆動ユニット5の駆動により直接振動する振動面とされている。
木質板材1は、二枚の板材本体2,2と、板材本体2,2の裏面に設けられた一枚の第二の部材3とを備えている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view when the
The acoustic panel (woody panel) 100 is a panel that can be used as a surround speaker when, for example, an AV device is played in a small hall or a room such as a home. This
The
図4は、縦桟材21と横桟材22とを縦横に組み付けてなる枠体23の正面図、図5は、音響パネル100の音響駆動ユニット5が設けられた側の平断面図である。
板材本体2は、縦桟材21と横桟材22とを縦横に組み付けてなる枠体23の表面に表面材(第一の部材)24が張り付けられ、枠体23の裏面に裏面材25が張り付けられて構成されている。縦桟材21及び横桟材22は、断面50mm×25mmの木質材である。
表面材24は、板厚が約3mmの合板製で、枠体23の表面とほぼ同じ大きさの矩形板状をなし、枠体23の表面に接着され固定されている。
裏面材25は、板厚が約9mmの合板製で、枠体23の裏面とほぼ同じ大きさの矩形板状をなし、枠体23の裏面に接着され固定されており、これによって表面材24と裏面材25とが互いに平行となるように対向配置されている。
このように裏面材25は、表面材24に比べて厚いので、曲げ剛性と質量が表面材24と比較して非常に大きく、後述する音響駆動ユニット5の磁気回路51を取り付けた際に十分な剛性が得られるようになっている。一方、表面材24は、厚さが約3mmであるが、外力に対して使用上必要な強度を有しており、音響駆動ユニット5のボイスコイル52を取り付けた際の加振時の異音や破損の原因となる芯ズレや傾きが少なく、木質繊維であるから振動特性上、内部損失や分割振動特性等は比較的スピーカに向いている。
上述のように構成された二枚の板材本体2,2が、板材本体2の左右方向に隣接して配された状態で、第二の部材3に各裏面材25,25が当接され固定されている。
FIG. 4 is a front view of a
In the
The
The
Thus, since the
In the state where the two plate
第二の部材3は、厚さ約8mmの可撓性部材、例えばカーペットなどの繊維質面材又は多孔質面材によって形成されている。そのため、第二の部材3は表面材24よりも音響吸音率が高く、表面材24は第二の部材3よりも音響反射率が高くなっている。
二枚の板材本体2,2は、互いに隣接する側端面同士の間隔S1(図3参照)が約15mmとなるように離れた状態で第二の部材3に、各裏面材25,25が当接するように配置されている。そして、第二の部材3の左右両側端面3a,3aには、各側端面3a,3aを覆うように平断面視略L字型の補強部材41,41が、上下に沿ってそれぞれ配されて、各板材本体2,2の一方の側端部2a,2a(具体的には裏面材25及び縦桟材21)に向けてネジNがねじ込まれている。
また、第二の部材3の左右方向ほぼ中央であって、各板材本体2,2の他方の側端部2b,2bに対応する位置に、平断面視矩形状の補強部材42,42が、上下に沿ってそれぞれ配されて、各板材本体2,2の他方の側端部2b,2b(具体的には裏面材25及び縦桟材21)に向けてネジN,Nがねじ込まれている。すなわち、互いに隣接する板材本体2,2の他方の側端部2b,2b間は、第二の部材3のみが設けられており、この他方の側端部2b,2b間を中心として板材本体2,2(表面材24,24)同士又は第二の部材3,3同士が互いに向き合うように左右に折り曲げ自在とされている。L字型の補強部材41は断面約10×20mm程の木質材で、矩形状の補強部材42は断面約5×20mmの木質材である。また、このようにして組み立てられた音響パネル100の外形寸法は、高さ約1800mm、厚さ約35mm、左右の一辺(一枚の板材本体2)の長さ約450mmである。
The
The two
In addition, reinforcing
図6は、音響パネル100の折り曲げパターンを示した平断面図であり、(a)は、板材本体2,2が、第二の部材3,3同士が互いに向き合うように折り畳んだ状態、(b)は、(a)の状態から板材本体2,2(表面材24,24)同士のなす角度が90°となるように折り曲げた状態、(c)は、(b)の状態からさらに折り曲げて板材本体2,2同士のなす角度が270°となるように折り曲げた状態である。
なお、互いに隣接する板材本体2,2の他方の側端部2b,2bの表面側の角部は面取り加工されており、これによって隣接する板材本体2,2の角部が互いに干渉することなく、(b)に示すように第二の部材3,3同士のなす角度が270°まで開くことができるようになっている。また、図6中、音響駆動ユニット5や、表面材24、裏面材25等の詳細な図示は図面の関係上省略する。
FIG. 6 is a plan sectional view showing a folding pattern of the
In addition, the corners on the surface side of the other
図7は、図5における表面材24の変形例であって、音響パネル100Aの音響駆動ユニット5が設けられた側の平断面図である。
この表面材24Aは、厚さ約0.3mmの天然木薄板を厚さ約0.2mmの紙を裏打ちして補強した突板241と、突板241の内面に接着された厚さ約2.5mmの合板242とからなる。合板242は、突板241よりも小さく形成されている。そして、枠体23の表面全面に突板241が接着され、枠体23を構成する縦桟材21及び横桟材22の内周面に対して約30mmの隙間S2を設けて突板241の内面に接着されている。
このように、表面材24Aを突板241と、突板241の内面の一部に張り付けられた合板242とから構成して複合素材とすることによって、単一素材のもつ固有の振動特性を緩和し、音響特性を向上させることができる。すなわち、合板242を貼り合わせていない突板241の全周約30mmの部分は柔軟性があるので、この部分が撓むことにより合板242を貼り合わせた部分の音響駆動ユニット5によるピストン運動が容易となり音響特性が向上する。さらに、合板242を接着することで、使用上必要な強度も得ることができる。
なお、突板241と合板242との隙間S2は、約30mmとしたが、約50mmとしても良く、強度上及び振動伝達上、最小限の厚さ・面積や最適な形状に適宜変更可能である。
FIG. 7 is a modified example of the
The
In this way, the
The gap S2 between the protruding
その他、図示しないが、表面材24を、厚さ約0.3mmの天然木薄板を厚さ約0.2mmの紙を裏打ちして補強した突板241のみから構成しても良い。この場合、枠体23の表面全面に突板241を接着し、さらに接着剤硬化後に突板241の裏面を霧吹き等で十分湿らせた後、完全に乾燥させ、突板241の両面を塗装して仕上げる。
このように、表面材24を突板241のみで構成し、接着剤硬化後に突板241の裏面を霧吹き等で湿らせ、乾燥させているので、このとき突板241が収縮することにより、桟材21,22の剛性のために引っ張り応力が生じて確実に固定することができる。すなわち、予め引っ張り応力を加えながら突板241を接着する場合に比べて非常に簡単で確実に固定することができる。また、突板241の合計厚さが約0.5mmであるが、柔軟性が高く十分な振幅を得ることができ、また適度な張力が加えられているため、後述する音響駆動ユニット5のボイスコイル52を取り付けた場合に、不要な撓みが抑えられて過度な分割振動による音の歪みを減少させることができる。したがって、音響駆動ユニット5により駆動される部分の振幅方向以外の不要な振動・変位を減少させることができ、音響特性に優れる。しかも軽量化を図ることができる。
上述のように表面材24の変形例について説明したが、表面材24の厚さは0.3mm〜6mmの範囲であれば良く、面積に応じて変更することで表面強度と音響特性を両立させることができる。
In addition, although not shown, the
In this way, the
Although the modification of the
また、図3中右側の板材本体2の表面材24と裏面材25との間に形成される空間部26に、音響駆動ユニット5と、音質調整のための吸音材(図示しない)が挿入されている。音響駆動ユニット5は、板材本体2の左右方向及び高さ方向においてほぼ中央の位置に設けられている。
一方、左側の板材本体2の表面材24と裏面材25との間に形成される空間部26には、音響駆動ユニット5は設けられておらず、防震・吸音材(図示しない)が挿入されている。吸音材の材質としては、例えば、テトロンウールやグラスウール等のウール材を使用することができるが、これらの材質に限定するものではない。このように左側の板材本体2の空間部に防震・吸音材を挿入することによって、軽量であっても共振による吸音効果を防止でき、表面材24側は音響反射効果を得ることができる。
Also, the
On the other hand, the
図8は、板材本体2に設けられた音響駆動ユニット5の平断面図である。
音響駆動ユニット5は、磁気回路51とボイスコイル52とを備えている。磁気回路51は、ヨーク511と、磁気発生手段となるマグネット512と、トッププレート513とから構成されている。ヨーク511は、鉄製で、裏面材25に固定される円盤状の円盤部511aと、円盤部511aの中央から突出する円柱状の円柱部511bとを備えている。マグネット512は、フェライトマグネットを使用し、中央にヨーク511の円柱部511aが挿通されるようになっている。トッププレート513は、円板の中央にヨーク511の円柱部511bが挿通できる大きさの円形状の孔部513aが形成されている。そして、ヨーク511の円盤部511aが裏面材25に接着剤と第二の部材3からネジNをねじ込むことによって固定され、ヨーク511の円柱部511bにマグネット512が挿通されている。さらに、その円柱部511bにトッププレート513の孔部513aが挿通され、これによってマグネット512がヨーク511の円盤部511aに係止されている。また、トッププレート513の孔部513aの内周面と円柱部511bの外周面との間には空隙が設けられている。このようにして磁気回路51が形成されている。
FIG. 8 is a plan sectional view of the
The
一方、ボイスコイル52は、所定の寸法のコイルボビンにコイル線を巻き付けることにより形成されている。そして、磁気回路51と対応する表面材24の内面に、板厚が約1mmのアルミニウム製の補強板53が接着され、アルミニウム製の補強板53に板厚が約3mmの耐熱樹脂製の補強リング54が接着され、この補強リング54のリング内にボイスコイル52が挿通され、これによってボイスコイル52は磁気回路51と同芯となるように配置されている。また、再生機器(図示しない)とボイスコイル52とを接続する入力信号用のリード線55は表面材24の内面に沿って配線接着されている。ボイスコイル52のストローク量(可動量)は約±2mmである。
On the other hand, the
したがって、再生機器から信号が出力されたボイスコイル用の信号は、信号増幅器によって増幅された後、ボイスコイル52に入力される。これによりボイスコイル52は低周波数帯域で駆動し表面材24を振動させ、表面材24全面から音が放出される。このとき、ボイスコイル52の先端はアルミニウム製の補強板53に接着固定されているので、ボイスコイル52が大音量で発熱しても良好な放熱を行うことができる。
また、表面材24にボイスコイル52を設け、裏面材25に磁気回路51を設けているので、組み立てやメンテナンスが容易となる。特に、予め、表面材24を枠体23に接着しておき、枠体23と裏面材25に位置決めガイド(図示しない)を設けておけば、表面材24とボイスコイル52及び裏面材25と磁気回路51をそれぞれ治具等を使って正確な位置に取り付けておくことにより、裏面材25を枠体23に位置決め取り付けすることでボイスコイル52と磁気回路51とを同芯に容易に取り付けることができる。
なお、ボイスコイル52のストローク量は約±1mmとしても良い。約±1mmとした場合、非常に大きな音圧は出せなくなるが、ボイスコイル52のストローク量が短くなることにより磁気回路51は磁束を集中使用することができ、設計上小型化、高能率化、低価格化が容易となる。
Therefore, the voice coil signal output from the playback device is amplified by the signal amplifier and then input to the
Further, since the
The stroke amount of the
図9(a)及び図9(b)は、音響駆動ユニット5の配置位置の変形例であり、音響パネル100Bの平断面図である。なお、図9中、表面材24、裏面材25等の詳細な図示は図面の関係上省略する。
図9に示すように、音響駆動ユニット5は、右側の板材本体2の折り曲げ中心部分の近傍、すなわち、左右方向における中央から左側の板材本体2側に寄せて配置されている、このように音響駆動ユニット5を他方の板材本体2側に配置することにより、図9(a),(b)のように二つの板材本体2の折り曲げ角度を変えることにより、直接放射音の角度を矢印K方向から矢印L方向のように変えて所望方向への音圧を高めたり、音の拡散度合いを調整して音場をより大幅に変化させることができる。また、設置角度を狭くすればいわゆるホーン効果により前方への放射音圧が高くなる。
FIG. 9A and FIG. 9B are modification examples of the arrangement position of the
As shown in FIG. 9, the
その他、音響パネル100は、以下のように変形した形態において実施することができる。
図10は、二つの高域音響駆動ユニット5C,5Cと低域音響駆動ユニット5C’とが設けられた音響パネル100Cであり、(a)は表面側から見た際の斜視図、(b)は裏面側から見た際の斜視図である。
図10に示すように、上述のように構成された音響駆動ユニット5と同様に構成された高域音響駆動ユニット5Cが一方の板材本体2の上下にそれぞれ配され、これら高域音響駆動ユニット5C,5C間の中央に上述の構成と同様の低域音駆動ユニット5C’が配されている。さらに、板材本体2の裏面下端部に、枠体23内に貫通し、表面材24を露出させる矩形状の堀込部27Cが形成されている。すなわち、堀込部27Cは、表面材24を残して第二の部材3及び裏面材25に形成され、下側の高域音響駆動ユニット5Cの下方に位置している。そして、この堀込部27Bにアンプ28が取り付けられ、出力部が音響駆動ユニット5C,5C,5C’に配線されている。
このように二つの高域音響駆動ユニット5C,5Cと低域音響駆動ユニット5C’とを設けることによって、再生機器からの伝送を大電力低インピーダンスのスピーカ出力ではなく、小電力高インピーダンスの信号出力とすることができ、小電力高インピーダンスの信号は比較的細い伝送ケーブルであっても電気的ロスや劣化が少ない。すなわち、広い部屋で音響パネル100Cと再生機器との距離が長い場合であっても伝送による音の劣化が少なくなる。
In addition, the
FIG. 10 shows an
As shown in FIG. 10, high-frequency
By providing the two high-frequency
図11(a),(b)は、設置面Mに設置された音響パネル100D,100Eの上端部を被固定部(例えば、天井面)に固定して転倒を防止するための突っ張り装置6D,6Dが設けられた音響パネル100D,100Eの斜視図である。
図11(a)に示すように、板材本体2の表面上端部のほぼ中央に、枠体23内に貫通し、裏面材25を露出させる上下に長尺な矩形状の堀込部27Dが形成されている。すなわち、堀込部27Dは、裏面材25を残して表面材24に形成され、この堀込部27Dに突っ張り装置6Dが取り付けられている。
突っ張り装置6Dは、特願2005−123436号に開示されているように、棒状部材61と、棒状部材61を軸方向に移動可能に支持したベース62と、棒状部材61が挿入された第一挿入孔(図示しない)とを有し、第一挿入孔の縁が棒状部材61に食い込んだ食い込み状態と、第一挿入孔に対して棒状部材61が遊ぶことで食い込みが解除された状態とに回転可能とされたストッパ機構63と、棒状部材61に食い込み自在に設けられ、てこの原理を利用して押圧力を作用させることによって棒状部材61に食い込み、食い込んだ状態で棒状部材61をベース62に対して押圧方向に移動可能とする倍力機構64とを備えている。具体的な突っ張り装置6Dの構成及び動作については、特願2005−123436号と同様のためその説明を省略する。
このような突っ張り装置6Dのベース62を堀込部27Dに露出した裏面材25に当接させてネジ等により固定されている。
11 (a) and 11 (b) show a stretching
As shown in FIG. 11 (a), a rectangular engraved portion 27 </ b> D that is vertically long and penetrates the
As disclosed in Japanese Patent Application No. 2005-123436, the
The
一方、図11(b)では、上記堀込部27Dを形成せずに、板材本体2,2の上端部側端面に上記突っ張り装置6D,6Dが設けられている場合である。具体的に、板材本体2の側端部2a,2a側における上端部側端面に、突っ張り装置6Dのベース62を当接させてネジ等により固定されている。
図11(a),(b)に示すように突っ張り装置6Dを設けることによって、音響パネル100D,100Eを突っ張り装置6Dによって設置面Mと天井面との間に強固に固定することができ、音響パネル100D,100Eの転倒防止を非常に簡単に行うことができる。また、突っ張り装置6Dは板材本体2の板厚範囲内に取り付けられているので、板材本体2の表裏面に突出することがなく、収納や運搬に不便となることがない。
On the other hand, FIG. 11 (b) shows a case in which the
By providing the stretching
次に、音響パネル100の設置パターンについてそれぞれ説明する。
図12(a)〜(d)は、音響パネル100の設置パターンを示した音響パネル100の斜視図である。上述のように、音響パネル100は、面取り加工された板材本体2,2と、矩形板状の第二の部材3と、補強板材41,42等が接合されてなり、設置面Mに対して水平な断面が、複数の互いに角度の異なる直線が組み合わされて形成された多角形状であり、二つの板材本体2,2の側端面間を中心として折り曲げ自在となっているので、設置面Mに対して自立して設置することができるようになっている。
図12(a)では、音響パネル100は、板材本体2,2を表面側(例えば、室内側)に向け、第二の部材3を裏面側(例えば、壁側)に向けて、二つの板材本体2,2は、各表面材24,24同士が互いに向き合うように折り曲げて設置されている。
図12(b)では、音響パネル100は、第二の部材3を表面側に向け、板材本体2,2を裏面側に向けて、二つの板材本体2,2は、第二の部材3,3同士が互いに向き合うように折り曲げて設置されている。
図12(c)では、音響パネル100は、第二の部材3を表面側に向け、板材本体2,2を裏面側に向けて、二つの板材本体2,2は、各表面材24,24同士が互いに向き合うように折り曲げて設置されている。
図12(d)では、音響パネル100は、板材本体2,2を表面側に向け、第二の部材3を裏面側に向けて、二つの板材本体2,2は、第二の部材3,3同士が互いに向き合うように折り曲げて設置されている。
Next, the installation pattern of the
12A to 12D are perspective views of the
In FIG. 12 (a), the
In FIG. 12B, the
In FIG. 12 (c), the
In FIG. 12 (d), the
以上、本発明の実施の形態によれば、木質板材1に磁気回路51とボイスコイル52とを有する音響駆動ユニット5が設けられ、木質板材1の表面材24が、音響駆動ユニット5の駆動により直接振動する振動面であるので、音響駆動ユニット5で電気信号が振動に変換されて表面材24が直接振動することにより、表面材24全体から音が放出されてスピーカとして機能する。すなわち、木質板材1は、一般のコーン形スピーカのコーンが木質繊維材を用いていることからも明らかなように、程良い内部損失と伝播特性を持っており、振動面を木質板材1の表面材24とすることにより、スピーカとして良好な振動特性を得ることができる。したがって、このような木質板材1をスピーカとして使用でき、また、木質板材1は板状であるので設置の奥行きが少なくて済み、比較的狭い部屋においても聴取者とスピーカの距離を適切に保ち、快適に聴取することのできる面積を広く取り易くなる。また、収納にも好都合である。
As described above, according to the embodiment of the present invention, the
また、木質板材1の板厚内(板材本体2内)に音響駆動ユニット5が配置されているので、木質板材1の表面及び裏面に突出物がなく、音響駆動ユニット5に音質に変化を与えるカバー等を設けなくとも安全で破損の恐れが少ない。また、音響駆動ユニット5が外側から視認できることにより聴取者が音源を意識してしまい心理的に自然な雰囲気音として感じることを阻害することもない。さらに、音響特性に影響が少ない範囲で、木質板材1の表面や裏面に写真や壁紙等による意匠を施すこともでき、美観に優れたものとすることができる。
木質板材1は、面取り加工された板材本体2,2と、矩形板状の第二の部材3と、補強板材41,42等が接合されてなり、設置面Mに対して水平な断面が、複数の互いに角度の異なる直線が組み合わされて形成された多角形状であるので、床上などの設置面Mでの安定な自立が可能である。そのため、専用のスタンドや固定のための部品やその取付工事が不要で、設置が簡単である。また、複数の音響反射方向を持つので、拡散反射効果に優れた音響反射板としても使用することができる。
Moreover, since the
The
表面材24が第二の部材3よりも音響反射率の高い合板からなり、第二の部材3は表面材24よりも音響吸音率が高いカーペット等からなるので、スピーカとして使用しない場合には、室内側に第二の部材3を向けることで吸音板とすることができ、室内の残響音の調整ができる。また、スピーカ又は音響反射板として使用する場合には、室内側に表面材24を向け、壁側に第二の部材3を向けることで壁と第二の部材3との間の隙間に応じた周波数でできる有害な定在波を吸収・防止することができ、良好な室内音場を作ることができる。
Since the
一枚のカーペット等からなる第二の部材3に、二枚の板材本体2,2が互いに隣接して設けられ、板材本体2,2間を中心として、表面材24,24同士又は第二の部材3,3同士が互いに向き合うように折り曲げ自在であるので、設置スペースに応じて折り曲げ角度の調節をして自由に設置することができる。また、折り曲げ角度の調節によって音響反射方向を調整でき、室内の音場特性の調整もでき、性能を向上させることができる。また、折り曲げ自在であるため、運搬等も簡単で保管スペースが少なくて済む。さらに、折り曲げ自在であっても蝶番のように回動支持するための微少な隙間を必要としないため、スピーカからの振動による微少隙間が原因のビリ等の異音を発することがなく、音響特性に優れ、一枚の第二の部材3によって二枚の板材本体2,2が折り曲げ自在に連結されているので、折り曲げ部分の破損や劣化を起こしにくい。
Two
振動面の全面が一枚の表面材24によって一体形成されてなるので、振動面が一体で、外側から振動部分が判別できず、外観が単なる音響反射板と同じとなるので、外観に非常に優れる。また、振動面の面積を広くすることができるので、一定の音圧を得るための振幅が小さくなり歪みの少ない音の再生が容易となり、音響駆動ユニット5も薄型化が容易となる。さらに、別体の振動板部品等が不要であるから部品点数が少なく組み立てが簡単で、安価に製作することができる。
Since the entire surface of the vibration surface is integrally formed by a
さらに、本発明の音響パネル100は右側の板材本体2にのみ音響駆動ユニット5が設けられているとしたが、上下を反転させて使用すれば、音響駆動ユニット5の配置が左右に入れ替わるので、一種類の音響パネル100のみを製造すれば良く、生産効率に優れ、製造コストも低減できる。
また、本発明の音響パネル100をサラウンドスピーカ専用として設計・調整することにより、特に雰囲気音作りに最適な薄型・高能率・安価なスピーカとすることができる。
Furthermore, although the
In addition, by designing and adjusting the
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、木質板材1は、面取り加工された板材本体2,2と、矩形板状の第二の部材3と、補強板材41,42等が接合されてなり、設置面Mに対して水平な断面が、複数の互いに角度の異なる直線が組み合わされて形成された多角形状であるとしたが、円弧状をなした曲面形状であっても良い。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, In the range which does not deviate from the summary, it can change suitably.
For example, in the above embodiment, the
また、音響駆動ユニット5は、二枚の板材本体2,2のうち図3中右側の板材本体2にのみ設けるとしたが、両方の板材本体2,2にそれぞれ設けても良い。
また、音響駆動ユニット5は、二枚の板材本体2,2とこれらの裏面に設けた一枚の第二の部材3とから構成したが、三枚以上の板材本体2,2,…と一枚の第二の部材3とから構成しても良い。
さらに、音響駆動ユニット5を主に磁気回路51とボイスコイル52とから構成したが、音響駆動ユニット5として圧電素子を採用するようにしても良い。
In addition, the
Further, the
Furthermore, although the
1 木質板材
2 板材本体
3 第二の部材
5 音響駆動ユニット(駆動体)
23 枠体
24 表面材(第一の部材)
25 裏面材
241 突板
242 合板
100,100A 音響パネル(木質パネル)
DESCRIPTION OF
23
25
Claims (9)
前記木質板材の表裏面のうち一方の面が、前記駆動体の駆動により直接振動する振動面であることを特徴とする木質パネル。 A drive is provided on the wooden board,
One of the front and back surfaces of the wood board is a vibration surface that vibrates directly by the drive of the drive body.
前記反対側の面は、前記振動面よりも音響吸音率が高い第二の部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の木質パネル。 The vibration surface is made of a first member having a higher acoustic reflectivity than the surface on the opposite side of the vibration surface,
3. The wood panel according to claim 1, wherein the opposite surface is made of a second member having a higher sound absorption coefficient than the vibration surface.
互いに隣接する第一の部材間を中心として、前記木質板材の表面同士又は裏面同士が互いに向き合うように折り曲げ自在であることを特徴とする請求項3に記載の木質パネル。 A plurality of first members are provided adjacent to each other on the one second member,
4. The wood panel according to claim 3, wherein the wood panel is foldable so that front surfaces or back surfaces of the wood board faces each other around a first member adjacent to each other. 5.
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