JP2007123930A - 光モジュールおよび光通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】光軸合わせの回数を低減できる光モジュールおよび光通信システムを提供する。
【解決手段】光通信システム500は、光ファイバ510と、複数の光源20とを含む。複数の光源20は、光ファイバの光軸A10に沿って配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光モジュールおよび光通信システムに関する。
現在用いられている光通信技術の一つに波長分割多重(WDM Wavelength Division Multiplex)方式がある。これは波長の異なる複数の信号光を1本の光ファイバで送ることで、多重化した信号光の数だけ通信容量を増加させることができる方法である。この方法を用いることで、新たに光ファイバを敷設することなく、通信容量を増加させることができる。上記技術はこれまでNTTの基地局間などの幹線系にのみ用いられてきたが、近年、インターネットの普及に伴い、FTTH(Fiber To The Home)と言われるように各家庭内への光ファイバ敷設が進められている。家庭内などの非幹線系においても、上記WDM方式の導入が検討されている。家庭内などの非幹線系において要求される通信容量は、幹線系の光通信に比べそれほど高くはない一方、通信機器の低コスト化が必要とされる。そこで、幹線系におけるWDM方式を、必要とされる通信容量を満たしつつ低コスト化を図った方法として、CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplex)方式が提案されている。これは、WDM方式に比べ、多重化する信号光の数が少なく、また、信号光の波長間隔も広い。多重化する信号光の数が少ないので、半導体レーザなどの光源の数を少なくでき、信号光の波長間隔が広いことで波長制御が不要となり、低コスト化を図ることができる。
CWDM方式を利用した通信システムとして、図11に示すような、光ファイバ810と、光合波器830と、複数の光源(レーザダイオード)820とを含む通信システム800が提案されている。光合波器830は、たとえばシリコン基板834上に酸化シリコンからなる光導波路832が形成された素子であって、分岐した複数の光を1本の導波路832に合波する素子である。複数の光源820の各々は、光合波器830の導波路832の各々に対応した位置に設けられ、光軸が一致している。n個の光源820から発射された発振波長λの異なるn本のレーザ光(発振波長がλ1,λ2,…,λnの光)は、光合波器830を通して1本の光ファイバ810に結合される。
特開平3−268523号公報 特開昭57−24832号公報
本発明の目的は、光軸合わせの回数を低減できる光モジュールおよび光通信システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、通信容量を増大することができる光通信システムを提供することにある。
1.光モジュール
本発明の光モジュールは、
複数の光源を含み、
前記複数の光源は、相互に光軸が一致している。
本発明の光モジュールは、複数の光源が相互に一致している。このため、たとえば、光モジュールを光ファイバに光軸合わせすることのみで、複数の光源を光ファイバに光軸合わせすることができる。その結果、光軸合わせの回数を減らすことができ、製造コストの削減、生産性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、複数の光を光合波器を用いて光ファイバに結合する必要がない。このため、光合波器が不要となる。
本発明の光モジュールは、次の態様のうち、少なくともいずれかの態様をとることができる。
(a)前記複数の光源が発する光の波長は、光が出射される方向の光源にいくにしたがって、短くなるように設定されている態様。
この態様の場合、光源から発せられた光が、途中の光源で吸収されるのを抑えることができる。
(b)前記複数の光源の各々は、面発光型半導体レーザである態様。
この場合、前記複数の光源の各々の発振波長は、光が出射される方向で隣り合う光源の反射帯域以外にある態様。
この態様の場合、ある光源で発せられた光が、隣りの光源で反射されてしまうのを抑えることができる。
(c)複数の基板を含み、
前記複数の光源の各々は、対応する前記複数の基板の各々の上に設けられ、
前記複数の基板は、積層されている態様。
この態様の場合、前記複数の基板のうち少なくとも一つの基板は、一方の側で隣り合う基板の端部より外側に突出するように設けられることができる。これによれば、突出した部分で、光源を構成する電極を引き出すための配線を設けることができ、その配線を形成するのが容易となる。
(d)隣り合う2つの光源のうち、一方の光源は、基板の一方の側に設けられ、
他方の光源は、前記基板の他方の側に設けられている態様。
(e)前記複数の基板は、前記複数の光源が発する光を透過する機能を有する態様。
2.光通信システム
2.1 第1の光通信システム
本発明の第1の光通信システムは、
光ファイバと、
複数の光源とを含み、
前記複数の光源は、前記光ファイバの光軸に沿って配置されている。
本発明の光通信システムによれば、複数の光源は光ファイバの光軸に沿って配置されているため、複数の光を光合波器を用いて光ファイバに結合する必要がない。このため、光合波器が不要となる。
本発明の第1の光通信システムは、前記複数の光源の波長が、前記光ファイバから離れるにしたがって、長くなることができる。これにより、光源から発せられた光が途中の光源で吸収されるのを抑えることができる。
2.2 第2の光通信システム
本発明の第2の光通信システムは、
光ファイバと、
本発明の光モジュールとを含み、
前記光ファイバと前記光モジュールとは、光軸が一致している。
本発明の第2の光通信システムは、光モジュールの複数の光源が相互に一致している。このため、たとえば、光モジュールを光ファイバに光軸合わせすることのみで、複数の光源を光ファイバに光軸合わせすることができる。その結果、光軸合わせの回数を減らすことができ、製造コストの削減、生産性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、複数の光を光合波器を用いて光ファイバに結合する必要がない。このため、光合波器が不要となる。
本発明の第2の光通信システムは、前記光モジュールの光源の波長が、前記光ファイバから離れるにしたがって、長くなっていることができる。これにより、光源から発せられた光が途中の光源で吸収されるのを抑えることができる。
2.3 第3の光通信システム
本発明の第3の光通信システムは、
複数の本発明の光モジュールと、
前記光ファイバとを含み、
前記複数の光モジュールの各々から発せられる複数の光は、光合波器によって前記光ファイバに結合される。
本発明の第3の光通信システムによれば、光モジュールが複数設けられ、かつ、各光モジュールには複数の光源が設けられているため、通信容量を増大することができる。
本発明の第3の光通信システムは、前記複数の光モジュールの各々にて、光源の波長は、前記光ファイバから離れるに従って、長くなっていることができる。これにより、光源から発せられた光が途中の光源で吸収されるのを抑えることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
1.第1の実施の形態
以下、実施の形態に係る光通信システムについて説明する。
1.1 光通信システムの構成
図1は、光通信システムを模式的に示す図である。
光通信システム500は、光ファイバ510と、複数の光源20とを有する。複数の光源20は、光ファイバ510の光軸A10に沿って設けられている。具体的には、複数の光源20は、相互に光軸が一致しており、かつ、光ファイバ510との間で光軸が一致している。複数の光源20の各々から発せられた光は、それぞれ光軸A10上を進み、光ファイバ510に導入される。
光源20が発する光の波長λは、光ファイバ510から離れるにしたがって、大きくなるように設定される。すなわち、光源20が発する光の波長は、光が出射される方向の光源にいくにしたがって、短くなるように設定されている。具体的には、光ファイバ510側の光源20の光をλ1として、光ファイバ510から離れるにしたがって光源20の光の波長を順次λ2…λnとすると、光源20の光の波長λは次の関係式(1)を満たすように設定される。
(式1)
λ1<λ2<…<λn
光源20が発する光の波長λが以上の条件を満たすことにより、光源20から発せられた光が途中の光源20で吸収されるのを抑えることができる。
光源20としては、光を発することができるものであれば特に限定されず、たとえば、面発光型半導体レーザ、ストライプレーザを挙げることができる。
1.2 作用効果
以下、実施の形態に係る光通信システムに係る作用効果を説明する。
(a)本実施の形態に係る光通信システム500では、光源20が光ファイバ510の光軸A10に沿って配置されている。したがって、複数の光源20から発せられた光を、背景技術で述べた技術(図11参照)のように光合波器で光ファイバ510に結合する必要がない。このため、本実施の形態によれば、複数の光源20から発せられた光を、光合波器を用いることなく、光ファイバ510に結合させることができる。
(b)複数の光源20は、光モジュール520に設けられていることができる。複数の光源20が光モジュール520に設けられていることにより、光モジュール520と光ファイバ510との光軸合わせ1回で、複数の光源20と光ファイバ510との光軸合わせをすることができる。このため、光軸合わせの回数を削減でき、製造コストの削減、生産性の向上を図ることができる。
1.3 変形例
光通信システム600は、複数の光源群(たとえば光モジュール)620を複数列設け、複数の光源群620のそれぞれから発せられる光を、光合波器610により光ファイバ510に結合させる態様であってもよい。この場合、光合波器610が必要となるものの、各光源群620には複数の光源20が設けられているため、背景技術と比べて通信容量を大きくすることができる。
2.第2の実施の形態
以下、実施の形態に係る光モジュールの一例を説明する。なお、光源が面発光型半導体レーザ(以下「面発光レーザ」という)を例にとり説明する。
2.1 光モジュールの構成
図3は、実施の形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図である。
光モジュール100は、複数の面発光レーザ20(たとえば第1〜第3面発光レーザ20a,20b,20c)を有する。具体的には、光モジュール100は、面発光レーザ20が形成された素子形成基板10が複数積層されて構成されることができる。
複数の面発光レーザ(第1〜第3面発光レーザ20a,20b,20c)は、相互に光軸が一致している。第2面発光レーザ20bから発せられた光は、第1面発光レーザ20aを透過し、外側に出射される。また、第3面発光レーザ20cから発せられた光は、第1および第2面発光レーザ20a,20bを透過し、外側に出射される。
面発光レーザの発振波長は、光が出射される方向の面発光レーザにいくにしたがって、短くなるように設定されている。これにより、ある面発光レーザで出射された光が途中で他の面発光レーザに吸収されるのを抑えることができる。複数の面発光レーザ(第1〜第3面発光レーザ20a,20b,20c)の発振波長は、この条件を満たすことを条件として、たとえば650〜1600nmの範囲から任意に選択されることができる。より具体的には、第1〜第3面発光レーザ20a,20b,20cの波長は、たとえば、それぞれ850nm、980nm、1300nmである態様をとることができる。
ある面発光レーザ(たとえば第2面発光レーザ)20bの発振波長λ2は、図10に示すように、光が出射される方向で隣り合う面発光レーザ(たとえば第1面発光レーザ)20aの反射帯域R10内にないように設定することが好ましい。これにより、ある面発光レーザ20bから発せられた光が、他の面発光レーザ20aで反射されるのを、より確実に抑えることができる。
面発光レーザ20が形成された素子形成基板10は、たとえば次の構成を有する。図4は、面発光レーザ20が形成された素子形成基板10を模式的に示す断面図である。
素子形成基板10は、その素子形成基板10より下側の面発光レーザ20から発せられた光を透過する機能を有するものであれば特に限定されず、たとえば半導体基板(たとえばシリコン基板、GaAs基板、InP基板、GaN基板)から適宜選択されることができる。
面発光レーザ20は、素子形成基板10の上に設けられた共振器60を有する。共振器60は、第1DBRミラー22と、活性層24と、第2DBRミラー26とを有する。具体的には、共振器60は、第1DBRミラー22、活性層24、第2DBRミラー26およびコンタクト層28が素子形成基板10側から順次積層されて構成されている。
共振器60は、柱状の半導体堆積体(以下「柱状部」という)62を有する。柱状部62は、少なくともコンタクト層28および第2DBRミラー26(たとえばコンタクト層28、第2DBRミラー26および活性層24)により構成される。
発振波長が780〜850nmの範囲にある面発光レーザは、たとえば、AlGaAs系の材質からなることができる。発振波長が980〜1100nmの範囲にある面発光レーザは、たとえばInGaAs系の材質からなることができる。発振波長が1100〜1300nmの範囲にある面発光レーザは、たとえばGaInNAs系の材質からなることができる。発振波長が1300〜1600nmの範囲にある面発光レーザは、InGaAsP系の材質からなることができる。すなわち、第1〜第3面発光レーザ20a,20b,20cの波長が、それぞれ、850nm、980nm、1300nmである場合には、第1面発光レーザ20aはAlGaAs系の材質からなり、第2面発光レーザ20bはInGaAs系の材質からなり、第3面発光レーザ20cはGaInNAs系の材質からなることができる。
第2DBRミラー26は、ZnやCがドーピングされることによりp型にされ、第1DBRミラー24は、SeやSiがドーピングされることによりn型にされている。したがって、第1DBRミラー22、不純物がドーピングされていない活性層24、および第2DBRミラー26により、pinダイオードが形成される。
柱状部62の周囲には、絶縁層52が設けられている。絶縁層52は、コンタクト層28の上面が露出するように設けられている。絶縁層52の上には、LD電極42が設けられている。LD電極42は、コンタクト層28の端部と接触するように設けられている。LD電極42は、たとえば、絶縁層52側からCr膜(たとえば膜厚10nm)、AuZn膜(たとえば膜厚200nm)、Au膜(たとえば膜厚200nm)が順次積層されて構成されている。
絶縁層52,54には、スルーホール46aが設けられている。スルーホール46a内には、コンタクト部46が設けられている。コンタクト部46は、第1DBRミラー22と電気的に接続されている。コンタクト部46とLD電極42とは、絶縁層54によって、絶縁されている。コンタクト部46は、素子形成基板10の端部にて設けられることができる。
2.2 実装例
複数の面発光レーザ20が形成された素子形成基板10は、面発光レーザの光軸が相互に一致するように積層される。面発光レーザ20が形成された素子形成基板10間には、絶縁層56が設けられている。絶縁層56により、隣り合う面発光レーザ20間のショートをなくすことができる。
面発光レーザ20が形成された素子形成基板10は、階段状に積層させることができる。具体的には、素子形成基板10の端部が上側の素子形成基板10より外側に突出するように設けることができる。これにより、コンタクト部46またはLD電極42のそれぞれを引き出すための配線(たとえばボンディングワイヤ)90を形成することができる。
2.3 製造プロセス
図3〜図5を用いて、デバイスの製造プロセスを説明する。
まず、図5(A)に示すように、素子形成基板10の一方の表面に、組成を変調させながらエピタキシャル成長させることにより、面発光レーザ20のための半導体多層膜70を形成する。具体的には、第1DBRミラー22のための半導体膜72、活性層24のための半導体膜74、第2DBRミラー26のための半導体膜76およびコンタクト層28のための半導体膜78を順次形成する。
エピタキシャル成長を行う際の温度は、半導体基板10の種類、あるいは形成する半導体多層膜70の種類や厚さによって適宜決定されることが好ましい。また、エピタキシャル成長を行う際の所要時間も、温度と同様に適宜決定される。また、エピタキシャル成長させる方法としては、有機金属気相成長(MOVPE:Metal−Organic Vapor Phase Epitaxy)法や、MBE法(Molecular Beam Epitaxy)法、あるいはLPE法(Liquid Phase
Epitaxy)を用いることができる。
次に、半導体多層膜70上に、所定のパターンのレジスト層(図示しない)を形成する。ついで、このレジスト層をマスクとしてドライエッチング法により、図5(B)に示すように、半導体多層膜(少なくとも半導体膜74,76,78)70をエッチングし、柱状の半導体堆積体である柱状部62を設ける。以上の工程により、半導体基板10上に、柱状部62を含む共振器60が形成される。なお、柱状部62を設けた後、必要に応じて、活性層24の側部を選択酸化することができる。
次に、図4に示すように、柱状部の周囲に絶縁層52を形成する。なお、絶縁層52は、コンタクト層28の上面が露出するように形成される。絶縁層52は、たとえば次のように形成される。樹脂前駆体を受発光素子100の周囲に形成し、その樹脂前駆体に熱または光を照射して、固化することにより絶縁層52を形成することができる。樹脂前駆体としては、ポリイミド前駆体を挙げることができる。絶縁層52を形成する際に通常適用する加熱処理の温度は、ポリイミド前駆体の種類によって異なるが、150〜400℃、好ましくは300〜400℃が適当である。
次に、絶縁層52の上に、蒸着法により、LD電極のための金属膜(図示せず)を形成する。次に、リソグラフィおよびエッチングにより、LD電極のための金属膜をパターニングし、図4に示すように、LD電極42を形成する。
次に、LD電極42が形成されていない領域(コンタクト層28および絶縁層52)の上に、公知の方法により、絶縁層(たとえば酸化シリコン層)54を形成する。
次に、絶縁層52,54の所定の位置にスルーホール46aを形成する。次に、スルーホール46a内に、公知の方法により、コンタクト部46を形成する。以上のようにして、面発光レーザ20が形成された素子形成基板10を形成することができる。
次に、図3に示すように、面発光レーザ20が形成された素子形成基板10を積層させる。この素子形成基板10の積層は、面発光レーザ20の光軸が一致するように行われる。また、素子形成基板10の積層は、面発光レーザ20間でショートしないように絶縁層56を介して行うことができる。
次に、公知の方法により、コンタクト部46およびLD電極42を引き出すための配線90を形成する。
2.4 変形例
面発光レーザ20の数は、3つに限定されず、複数の任意の数であることができる。
3.第3の実施の形態
3.1 第2の光モジュール
以下、第3の実施の形態に係る光モジュールの一例を説明する。なお、光源が面発光レーザを例にとり説明する。図6は、実施の形態に係る第2の光モジュールを模式的に示す断面図である。図7は、実施の形態に係る第2の光モジュールの発光素子を模式的に示す断面図である。
第2の光モジュール200は、一方の側に第1面発光レーザ20aが設けられ、他方の側に第2面発光レーザ20bが設けられた、素子形成基板10を有する。具体的には、第2の光モジュール200は、2つの光源20a,20bが設けられた素子形成基板10が、実装基板50に実装されて構成されている。
第1面発光レーザ20aと第2面発光レーザ20bとは、光軸が一致している。第2面発光レーザ20bから発せられた光は、第1面発光レーザ20aを透過し、外側に出射される。
第2面発光レーザ20bの発振波長は、第1面発光レーザ20aの発振波長より大きく設定される。これにより、第2面発光レーザ20bで出射された光が第1面発光レーザ20aで吸収されるのを抑えることができる。第1および第2面発光レーザ20a,20bの発振波長は、具体的には、それぞれ、850nm、980nmであることができる。
第2面発光レーザ20bの発振波長λ2は、第1面発光レーザ20aの反射帯域R10内にないように設定することが好ましい。これにより、第2面発光レーザ20bから発せられた光が、第1面発光レーザ20aで反射されるのを、より確実に抑えることができる。
第1および第2面発光レーザ20a,20bおよび素子形成基板10の具体的構成は、第2の実施の形態と同様であるため詳細な説明を省略し、異なる点について、以下で説明する。
第2面発光レーザ20bの第1DBRミラー22の表面に、コンタクト電極146が形成されることができる。コンタクト電極146は、たとえば、Cr膜(たとえば膜厚10nm)、AuGe膜(たとえば膜厚75nm)、Ni膜(たとえば膜厚15nm)、Au膜(たとえば膜厚200nm)が順次積層されて構成されている。
実装基板50は、グランド電極44と、第1LD電極142とを有する。グランド電極44と第1LD電極142とは、絶縁層154によって絶縁されている。グランド電極44は、たとえば、Cr膜(たとえば膜厚10nm)、AuGe膜(たとえば膜厚75nm)、Ni膜(たとえば膜厚15nm)、Au膜(たとえば膜厚200nm)が順次積層されて構成されている。第1LD電極142は、たとえばAu膜から構成されることができる。
第1LD電極142は、第2面発光レーザ20bのコンタクト層28と電気的に接続されている。また、コンタクト電極146は、ハンダ156を介して、グランド電極44と電気的に接続されている。これにより、第2面発光レーザ20bの第1DBR22とグランド電極44とは、コンタクト電極46およびハンダ156を介して電気的に接続される。また、第1面発光レーザ20aの第1DBRミラー22とグランド電極44とは、n型半導体基板10、第2面発光レーザ20bの第1DBRミラー22、コンタクト電極146およびハンダ156を介して、電気的に接続されることになる。
面発光レーザ20a,20bが形成された素子形成基板10の周囲を覆うように、絶縁層52が設けられている。絶縁層52は、第1面発光レーザ20aのコンタクト層28の上面が露出するように形成されている。絶縁層52の上には、第2面発光レーザ20bのための第2LD電極42が設けられている。第2LD電極42は、たとえば、絶縁層52側からCr膜(たとえば膜厚10nm)、AuZn膜(たとえば膜厚200nm)、Au膜(たとえば膜厚200nm)が順次積層されて構成されている。
3.2 デバイスの製造プロセス
図6〜図8を用いて本実施の形態に係るデバイスの製造プロセスを説明する。
まず、図8(A)に示すように、n型半導体基板(たとえばn型GaAs基板)10の一方の面に、第1半導体多層膜170を形成する。この形成方法は、第2の実施の形態の第1半導体多層膜70の形成方法を適用できる。
次に、n型半導体基板10の他方の面に、第2半導体多層膜180を形成する。この形成方法は、第2の実施の形態の第1半導体多層膜70の形成方法を適用できる。
次に、第1半導体多層膜70上に、所定のパターンのレジスト層(図示しない)を形成する。ついで、このレジスト層をマスクとしてドライエッチング法により、図8(B)に示すように、第1半導体多層膜170をエッチングしてパターニングし、第1面発光レーザ20aのための柱状部62を設ける。以上の工程により、半導体基板10上に、第1面発光レーザ20aのための柱状部62を含む共振器60が形成される。
次に、第1半導体多層膜170と同様に、第2半導体多層膜180をエッチングしてパターニングし、第2面発光レーザ20bのための柱状部62を含む共振器60を形成する。なお、第2半導体多層膜180のパターニングは、第1面発光レーザ20aと第2面発光レーザ20bとの光軸が一致するように行われる。第1面発光レーザ20aと第2面発光レーザ20bとの光軸が一致するように第2半導体多層膜180をパターニングするのに、裏面アライメント技術を適用することができる。
なお、柱状部62を設けた後、必要に応じて、活性層24の側部を選択酸化することができる。
次に、蒸着法により、第2面発光レーザ20b側の表面に、コンタクト電極146のための金属膜(図示せず)を形成する。次に、リソグラフィおよびエッチング技術を利用して、その金属膜をパターニングし、図7に示すように、第2面発光レーザ20bの第1DBRミラー22の上にコンタクト電極146を形成する。
次に、図6に示すように、面発光レーザ20a,20bが形成された素子形成基板10を実装基板50に実装する。具体的には、実装基板50のグランド電極44とコンタクト電極146とを、たとえばハンダ156により電気的に接続する。また、第2面発光レーザ20bのコンタクト層28と第1LD電極142とを電気的に接続する。
次に、面発光レーザ20a,20bが形成された素子形成基板10の周囲に絶縁層52を形成する。なお、絶縁層52は、第1面発光レーザ20aのコンタクト層28の上面が露出するように形成される。絶縁層52は、第2の実施の形態における絶縁層と同様に形成することができる。
次に、絶縁層52の上に、蒸着法により、第2LD電極42のための金属膜(図示せず)を形成する。次に、リソグラフィおよびエッチングにより、第2LD電極42のための金属膜をパターニングし、第2LD電極42を形成する。以上のようにして、デバイスを形成することができる。
3.3 変形例
図9に示すように、以上のような面発光レーザを含む素子形成基板10を複数積層させてもよい。以下、以上のような面発光レーザを含む素子形成基板10を2つ積層させた態様を説明する。
2つの素子形成基板10のそれぞれの周囲には、絶縁層52a,52bが設けられている。2つの素子形成基板10間に、グランド電極144と、第2LD電極122と、第3LD電極124とが設けられることができる。グランド電極144は、第2および第3面発光レーザ20b,20cとハンダ156を介して電気的に接続されることができる。第2LD電極122は第3面発光レーザ20bに電位を供給する電極として機能し、第3LD電極124は第2面発光レーザ20bに電位を供給する電極として機能する。第2LD電極122と第3LD電極124とグランド電極144とは、相互に絶縁層154によって絶縁されている。
また、実装基板150上には、第1LD電極120が設けられている。第1LD電極120は、第4面発光レーザ20dに電位を供給する電極として機能する。第4LD電極126は、第1面発光レーザ20aに電位を供給する電極として機能する。
なお、素子形成基板10の実装基板50への実装方法は、上記の実装方法に限定されず、その他公知の実装方法を適用することができる。
4. 変形例
上記の実施の形態は、たとえば次の変形が可能である。
第1面発光レーザが設けられた基板の裏面に、第2面発光レーザ素子を実装した態様であってもよい。この場合、裏面アライメント技術により、第1面発光レーザと第2面発光レーザ素子との光軸を合わせることができる。
また、一つの基板の一方の面に第1面発光レーザ素子を実装し、他方の面に第2面発光レーザ素子を実装することもできる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を超えない範囲で種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光通信システムを模式的に示す図である。 変形例に係る光通信システムを模式的に示す図である。 第2の実施の形態に係る光モジュールを示す断面図である。 面発光レーザ20が形成された素子形成基板10を模式的に示す断面図である。 第2の実施の形態に係る光モジュールの製造工程を模式的に示す断面図である。 第3の実施の形態に係る光モジュールを示す断面図である。 2つの面発光レーザが形成された素子形成基板を模式的に示す断面図である。 第3の実施の形態に係る光モジュールの製造工程を模式的に示す断面図である。 変形例に係る光モジュールを示す断面図である。 面発光レーザの反射率と波長との関係を示す図である。 従来に係る光通信システムを模式的に示す図である。
符号の説明
10 素子形成基板、20 光源、20a 第1面発光レーザ、20b 第2面発光レーザ、20c 第3面発光レーザ、20d 第4面発光レーザ、22 第1DBRミラー、24 活性層、26 第2DBRミラー、42 LD電極,第2LD電極、44 グランド電極、46 コンタクト部、50 実装基板、52,54,56 絶縁層、52a,52b 絶縁層、60 共振器、62 柱状部、70 半導体多層膜、90 配線、100,200 光モジュール、120 第1LD電極、122 第2LD電極、124 第3LD電極、126 第4LD電極、142 第1LD電極、144 グランド電極、146 コンタクト電極、150 実装基板、154 絶縁層、156 ハンダ、170 第1半導体多層膜、180 第2半導体多層膜、500,600 光通信システム、510 光ファイバ、610 光合波器、620 光モジュール、R10 反射帯域、λ 発振波長

Claims (14)

  1. 相互に光軸が一致している複数の光源と、
    積層されている複数の基板と、
    を含み、
    前記複数の光源の各々は、前記複数の基板の各々の上に設けられている、光モジュール。
  2. 請求項1に記載の光モジュールにおいて、
    前記複数の光源が発する光の波長は、光が出射される方向の光源にいくにしたがって、短くなるように設定されている、光モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の光モジュールにおいて、
    前記複数の光源の各々は、面発光型半導体レーザである、光モジュール。
  4. 請求項3に記載の光モジュールにおいて、
    前記複数の面発光型半導体レーザの各々は、外部と電気的に接続するためのコンタクト部を有し、
    前記コンタクト部は、対応する前記面発光型半導体レーザと一方の側で隣り合う面発光型半導体レーザの基板の端部より外側に形成されている、光モジュール。
  5. 請求項3または4に記載の光モジュールにおいて、
    一の前記面発光型半導体レーザと、当該一の前記面発光型半導体レーザと一方の側で隣り合う面発光型半導体レーザとの間に形成されている絶縁層をさらに含む、光モジュール。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の光モジュールにおいて、
    前記複数の光源の各々の発振波長は、光が出射される方向で隣り合う光源の反射帯域以外にある、光モジュール。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の光モジュールにおいて、
    前記複数の基板のうち少なくとも一つの基板は、一方の側で隣り合う基板の端部より外側に突出するように設けられている、光モジュール。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の光モジュールにおいて、
    前記複数の基板の少なくとも1つは、前記複数の光源が発する光を透過する機能を有する、光モジュール。
  9. 光ファイバと、
    前記光ファイバの光軸に沿って配置されている複数の光源と、
    積層されている複数の基板と、
    を含み、
    前記複数の光源の各々は、前記複数の基板の各々の上に設けられている、光通信システム。
  10. 請求項9に記載の光通信システムにおいて、
    前記複数の光源の波長は、前記光ファイバから離れるにしたがって、長くなる、光通信システム。
  11. 光ファイバと、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の光モジュールとを含み、
    前記光ファイバと前記光モジュールとは、光軸が一致している、光通信システム。
  12. 請求項11に記載の光通信システムにおいて、
    前記光モジュールの光源の波長は、前記光ファイバから離れるにしたがって、長くなる、光通信システム。
  13. 複数の請求項1ないし8のいずれかに記載の光モジュールと、
    前記光ファイバとを含み、
    前記複数の光モジュールの各々から発せられる複数の光は、光合波器によって前記光ファイバに結合される、光通信システム。
  14. 請求項13に記載の光通信システムにおいて、
    前記複数の光モジュールの各々にて、光源の波長は、前記光ファイバから離れるに従って、長くなる、光通信システム。
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