JP2007118335A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク等の液体を保持する多孔質シート等の液体保持部の変形や液体の当接等によるミストの発生を極力抑えることができる液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】液体を吐出するノズル部を有する液体噴射ヘッド16と、液体噴射ヘッドが液体を吐出してフラッシング動作をするとき、吐出された液体を受容する液体受容部100と、を有し、液体受容部は、液体を保持する液体保持部120と、液体保持部の反液体噴射ヘッド側に貼付されるシート状保形部130と、を有する液体噴射装置100。
【選択図】図5

Description

本発明は、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置に関するものである。
従来より、液体噴射装置である例えば、インクジェット式記録装置は、記録用紙等にインクを吐出するためのインクジェット式記録ヘッド(記録ヘッド)を有している。このインクジェット式記録ヘッドは、ノズルを介してインクを記録用紙等に吐出するため、ノズル内のインクの状態を最適な状態に保持させる必要がある。
しかし、ノズル内のインクは液体であるため大気に触れた状態で長時間放置すると増粘等が生じ、その後、ノズルからインクを吐出するときに吐出不良等が生じるおそれがあった。
そのため、インクジェット式記録装置には、一定周期毎に印字等とは関係なくノズルから所定量のインクを吐出するフラッシング動作が行われる構成となっている。そして、このフラッシング動作を行うためのフラッシング領域を有するインクジェット式記録装置が用いられている(例えば、特許文献1)。
具体的には、特許文献1の図2に示すように、インクジェット式記録装置(プリンタ)には、2カ所のフラッシング領域25、26が形成され、これらのフラッシング領域25、27には図4に示すようなインク受けユニット27が配置されている。
インク受けユニット27は、記録ヘッド12からフラッシングとして吐出されたインクを受ける構成となっている。
このとき、単純に筒状のインク受けユニット27が記録ヘッドからインクを受けるとインクの飛翔距離が長くなり、インク滴の一部がミストとなり、浮遊し、周囲を汚染するという問題が発生する。
そのため、特許文献1の図4に示すように、記録ヘッド12と近接した位置に多孔質シート32を配置し、この多孔質シート32を取付部材33で取り付ける構成となっている。
このようにインクが吐出される記録ヘッド12と近接した位置に多孔質シート32を配置することでインクの飛翔距離を短くすることができ、ミストの発生を防ぐことができる構成となっている。
特開2000−153621号公報(図2等)
しかし、特許文献1のプリンタのインク受けユニット27の多孔質シート32が記録ヘッド12からのインクを受け、吸収すると膨張し、図6に示すように、反記録ヘッド側に変形する。
図6は、従来のインク受けユニットの多孔質シート32の変形状態を示す概略説明図である。
この変形により多孔質シート32と記録ヘッド12との距離が離れ、フラッシング動作におけるインク滴の飛翔距離が長くなり、ミストが発生するという問題があった。
また、特許文献1では、多孔質シート32の記録ヘッド12側に、多孔質シート32を固定するための取付部材33が配置されている。この取付部材33に記録ヘッド12からのインク滴が当接するとミストが発生するという問題もあった。
そこで、本発明は、インク等の液体を保持する多孔質シート等の液体保持部の変形や液体の当接等によるミストの発生を極力抑えることができる液体噴射装置を提供することを
目的とする。
前記課題は、本発明によれば、液体を吐出するノズル部を有する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドが前記液体を吐出してフラッシング動作をするとき、吐出された前記液体を受容する液体受容部と、を有し、前記液体受容部は、前記液体を保持する液体保持部と、前記液体保持部の反液体噴射ヘッド側に貼付されるシート状保形部と、を有することを特徴とする液体噴射装置により達成される。
前記構成によれば、液体受容部は、液体を保持する液体保持部と、液体保持部の反液体噴射ヘッド側に貼付されるシート状の保形部とを有している。
したがって、液体である例えば、インク滴が液体保持部に保持され、このインクにより変形する場合でも、液体保持部に貼付されているシート状保形部によって、その変形が抑制される。
このため、液体噴射ヘッドと液体保持部との距離が、液体保持部の変形によって変わることがないため、ミストの発生を未然に防ぐことができる。
また、液体保持部の液体噴射ヘッド側には、従来例のような取付部材が配置されていないので、この取付部材にインク滴が当たりミストが生じることも未然に防止できる。
好ましくは、前記液体を収容する液体収容部と、前記液体保持部で保持された液体を前記液体収容部に導く液体案内部と、を有し、前記シート状保形部が、前記液体保持部及び前記液体案内部に配置されていることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、シート状保形部が液体保持部及び液体案内部に配置されているので、液体保持部で保持された液体は、シート状保形部を介して液体案内部に案内され、その後、液体収容部に収容される。
したがって、液体保持部に保持された液体を円滑に液体収容部に導くことができる。
好ましくは、前記液体保持部上には、前記液体保持部と前記シート状保形部とで形成される境界部が設けられることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、液体保持部とシート状保形部とで形成される境界部が設けられている。
したがって、この境界部に毛細管現象が生じ、液体がこの境界部に沿って流れるので、液体保持部に保持されている液体をシート状保形部に導き易い構成となっている。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる液体噴射装置の実施の形態にかかるインクジェット式記録装置(以下「記録装置」という)10を示す概略斜視図である。
図2は、図1の記録装置10の内部構造を示す概略図であり、図3は、図1の記録装置10の概略断面図である。
図1に示すように、記録装置10は、給紙部11、印刷部12及び排紙スタック部13を有している。このため、給紙部11から印刷部12を経て排紙スタック部13に向かう用紙搬送経路が斜め上方の奧側から斜め下方の手前側にほぼ真っ直ぐに形成されている(図3参照)。
また、図2に示すように、給紙部11には、ロール紙14が配置されているため、このロール紙14は、上記用紙搬送経路に沿って搬送される構成となっている。すなわち、図3に示すように、ロール紙14は、斜め方向に真っ直ぐ排紙スタック部13へ移動するように構成されている。
また、図2に示すように、キャリッジ15に搭載された液体噴射ヘッドである例えば、インクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)16の走行領域における一端部には、非印字領域であるホームポジションHが形成されている。
記録ヘッド16には、液体である例えば、インクを吐出するためのノズルが形成され、このノズルの形成面は、図3に示すように鉛直方向から若干傾斜した状態で、記録ヘッド16がキャリッジ15に搭載されている。
ところで、記録装置10は、図2に示すようにキャッピング手段17を有している。キャッピング手段17は、記録ヘッド16がホームポジションHに配置されているときに、記録ヘッド16のノズル形成面を封止できるように配置されている。
そして、キャッピング手段17の図2の下方には、キャッピング手段17の内部空間に負圧を与えるための吸引ポンプ18が配置されている。
そして、この吸引ポンプ18によって吸引された廃インクは、第1の廃液タンク19に排出され、この第1の廃液タンク19内に収容された第1の廃液吸収材19aに吸収される構成となっている。すなわち、第1の廃液タンク19は、インクを収容する液体収容部の一例となっている。
一方、図2に示すようにキャッピング手段17に隣接した記録ヘッド16の移動経路上には、第1のフラッシング領域20が形成されている。
フラッシングは上述のように、ロール紙14にインクを吐出するのではなく、ノズル内のインクに増粘等が生じるのを回避するため、一定周期毎に、所定量のインクをノズルから吐出する動作である。
このようなフラッシング動作をするのが第1のフラッシング領域20であり、この第1のフラッシング領域20には、図2及び図3に示すように、液体受容部である例えば、インク受けユニット100が配置されている。
このインク受けユニット100によって収集された廃インクは、第1の廃液タンク19に排出され、第1の廃液吸収材19aに吸収される構成となっている。すなわち、インク受けユニット100は、記録ヘッド16がインクを吐出してフラッシング動作をするとき、吐出されたインクを受容する構成となっている。
また、図2の記録ヘッド16がロール紙14に印字する印字領域の左側には、第2のフラッシング領域21が形成されている。このフラッシング領域21には、第1のフラッシング領域20と同様に、インク受けユニット100が形成されている。
このインク受けユニット100で収集された排インクは、図2の第2の廃液タンク22に排出され、第2の廃液吸収材22aに吸収される構成となっている。
このように、図2の上述の印字領域の両側にそれぞれ第1のフラッシング領域20と第2のフラッシング領域21が形成されている。このため、本実施の形態の記録装置10は、記録ヘッド16がフラッシング動作をする際に、いずれか近い方にフラッシング領域を選択することができ、スループットを低下させることなく、フラッシングによる印字の信頼性を確保できる構成となっている。
図4は、図2及び図3のインク受けユニット100の概略断面図であり、図5は、図4の矢印A方向から見た状態を示す概略側面図である。
図4に示すように、インク受けユニット100は、例えば、フラッシングボックス110を有している。フラッシングボックス110は、略円筒形状の中空部Cを有する共に、
屈曲部111を境に「く」の字状に屈曲されている。
図4のフラッシングボックス110の屈曲部111の下側の部分は、記録装置10の鉛直方向である矢印Yに対して角度θ(例えば、45°(度))分だけ傾いて配置され、その下方に形成される下部開口112が、第1の廃液タンク19等に対向するように配置されている。
なお、この角度θは45°(度)に限らず、45°(度)以上であれば良い。
一方、図4のフラッシングボックス110の屈曲部111の上側の部分の図の左側には、上部開口113が形成されている。この上部開口113に対しては、この上部開口113と対向するように記録ヘッド16が配置されている。
そして、この記録ヘッド16のノズル形成面16aと近接して、インクを保持する液体保持部である例えば、多孔質シート120が配置されている。
多孔質シート120と記録ヘッド16のノズル形成面16aとの距離tは例えば、1mm乃至1.5mmとなっている。
このノズル形成面16aと多孔質シート120との距離tは、小さければ小さいほど、フラッシング動作で記録ヘッド16がインク滴を吐出したときに、ミストが生じ難くなる。しかし、この距離tが1mm未満となると、キャリッジ15の駆動機構やインク受けユニット100の取付誤差などにより記録ヘッド16の移動によって、ノズル形成面16aに損傷を与えるおそれがあり、動作の信頼性に問題があった。
一方、図4の距離tが5mmを超える場合は、フラッシング動作時において、ノズルから吐出されるインク滴がミストとなって浮遊する程度が大きくなるという問題があった。
したがって、本実施の形態のように、この距離tを、1mm乃至1,5mmに維持することで、ノズルから吐出されるインク滴がミストとなり、周囲に浮遊するのを効果的に防止することができることになる。
このような、多孔質シート120は、その平均孔径が100μm乃至500μm程度となっている。
多孔質シート120の平均孔径は、比較的大きめがよいが、500μmを超える場合は、インクの保持能力が低下するという問題がある。
一方、多孔質シートの平均孔径が100μm未満となると、インクの保持能力が増大し、例えば記録装置10の比較的長期の休止によって、多孔質シートが乾燥した場合には、目詰まりを起こしやすくなり機能の低下をもたらすという問題がある。
したがって、本実施の形態のように多孔質シート120の平均孔径を100μm乃至500μm程度とすることで、効率的にインクを保持できる多孔質シート120とすることができる。
また、多孔質シート120として親水性の処理を施した素材を用いることが好ましく、これにより、多孔質シート120の表面にインクが残り難く、フラッシングによるインクの飛び散りを効果的に抑制することができる構成となる。
ところで、このような多孔質シート120の図4の右側(内側、反記録ヘッド16側)には、多孔質シート120に貼付、例えば熱溶着された樹脂フィルム130が配置されている。このため、樹脂フィルムは、シート状保形部の一例となっている。
ところで、この樹脂フィルム130は溶着のみならず、接着でも構わない。
また、樹脂フィルム130としては、例えばポリエステルフィルムが適用されるが、これに限らず、樹脂フィルム130の代わりにSUS板等の金属板でも構わない。この場合は、多孔質シート120を熱で溶かし、熱融着で貼り付けこととなる。さらに、樹脂フィルム130の代わりに硬度の高いゴムを適用することもできる。
このように、本実施の形態によれば、多孔質シート120と樹脂フィルム130とが熱溶着され、一体に形成されている。このため、記録ヘッド16がフラッシング動作でイン
ク滴を多孔質シート120に吐出し、多孔質シート120が、図6の従来例のように内側に変形する量のインクを保持しても、多孔質シート120と熱溶着されている樹脂フィルム130の剛性によって変形が抑えられる。
したがって、多孔質シート120が内側に変形することで、記録ヘッド16のノズル形成面16aと多孔質シート120との間の距離tが大きくなるという事態の発生を未然に防ぐことができる。
すなわち、ノズル表面16aと多孔質シート120の間の距離tは常に、予め設定した距離t、1mm乃至1.5mmに保たれる。
以上から、ノズル形成面16aから吐出されるインク滴がミストとなり、周囲に浮遊することを未然に防止することができる。
ところで、記録ヘッド16のフラッシング動作でノズル形成面16aから吐出されたインクは、多孔質シート120に保持され、その後、樹脂フィルム130とフラッシングボックス110に沿って移動し、最後は、第1の廃液タンク19等に収容されることになる。すなわち、フラッシングボックス110は、多孔質シート120で保持されたインクを第1の廃液タンク19等に導く液体案内部の一例として機能する構成となっている。
そして、本実施の形態では、多孔質シート120に熱溶着された樹脂フィルム130が、図4に示すように、多孔質シート120のみならずフラッシングボックス110内にも配置されている。
したがって、多孔質シート120で保持されたインクが樹脂フィルム130によって導かれ、速やかに且つ円滑にフラッシングボックス110内を移動し、インクを効率的に第1の廃液タンク19等に排出させることができる。
また、本実施の形態では、樹脂フィルム130の図4において下端部131は、はフラッシングボックス110の下部開口112から第1の廃液タンク19側へ突出するように配置されている。
したがって、フラッシングボックス110内を移動してきたインクを、より正確に廃液タンク19等へ導くことができる構成となっている。
図5は、図4の矢印A方向から見た概略側面図である。図5において破線で示すのが樹脂フィルム130である。図5に示すように、樹脂フィルム130のうち、フラッシングボックス110内に配置されている部分は細長い形状となっている。
このため、多孔質シート120で保持されたインクは、この細長い樹脂フィルム130に沿って、フラッシングボックス110内を効率的に移動する構成となっている。
また、図5に示すように多孔質シート120に熱溶着される樹脂フィルム130の形状は、例えば、多孔質シート120の四辺に沿った枠形状を有すると共に、その中心部には、肋骨形状ともなっている。
したがって、樹脂フィルム130が多孔質シート120の全面にわたって配置されておらず、部分的に樹脂フィルム130が配置されていない部分を形成している。
つまり、樹脂フィルム130が多孔質シート120に熱溶着されている部分とされていない部分の境界部であるエッジ部132が多孔質シート120上に形成されることになる。
このエッジ部132は、多孔質シート120上で、多孔質シート120と樹脂フィルム130とで形成される境界部の一例である。
このように多孔質シート120上にエッジ部132が形成されることで、多孔質シート120に保持されたインクは、毛細管現象により、エッジ部132に沿って移動するので、インクをフラッシングボックス110へより速やかに移動させることが可能となっている。
また、本実施の形態では、樹脂フィルム130の形状を枠付き肋骨形状としたが、これ
に限らす、スリットを設けた形状でもよい。若しくは、樹脂フィルム130が網目形状を有していても良い。
ところで、図5及び図4に示すように、多孔質シート120及び樹脂フィルム130は、カシメピン140a乃至140dでフラッシングボックス110に固定されている。
カシメピン140a等の形成位置は図5に示すように、記録ヘッド16のノズルが、フラッシング動作でインク滴を突出する範囲であるフラッシング範囲FLを避けて配置されている。
したがって、フラッシング動作で、記録ヘッド16がインク滴を吐出しても、吐出されたインク滴がカシメピン140a等に当接することがない。
このため、インク滴がカシメピン140a等に当接して、ミストを発生させることが未然に防止される。
本実施の形態では、カシメピン140a乃至140dを4カ所配置させたが、これに限らず、図5の破線で示す部分にカシメピン141を一カ所のみ配置するだけでもよい。
この場合は、インク滴がカシメピン141に当接し、ミストを発生させることをより確実に防止することができる。
また、カシメピン141が一カ所の場合は、組み立てに際し、工数が減るためコストを下げることができる。
さらに、カシメピン141を一カ所にすると、図5のフラッシング範囲FLをより広く形成することができるので、キャリッジ15を停止させて精度よく位置決めすることなく、キャリッジ15を移動させながら記録ヘッド16がフラッシング動作をすることができる。したがって、スループットが著しく向上する。
ところで、本実施の形態では、多孔質シート120に保持されたインクが樹脂フィルム130に導かれて第1の廃液タンク19等に排出されるため、フラッシングボックス110から第1の廃液タンク19等までの流路レイアウトを変更してもインクを円滑に排出することができる。
したがって、インクの流路レイアウトの設計に自由度がある記録装置10となる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されない。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
本発明の実施の形態にかかる液体噴射装置の実施の形態にかかるインクジェット式記録装置を示す概略斜視図である。 図1の記録装置の内部構造を示す概略図である。 図1の記録装置の概略断面図である。 図2及び図3のインク受けユニットの概略断面図である。 図4の矢印A方向から見た状態を示す概略側面図である。 従来のインク受けユニットの多孔質シートの変形状態を示す概略説明図である。
符号の説明
10・・・インクジェット式記録装置、15・・・キャリッジ、16・・・インクジェット式記録ヘッド、16a・・・ノズル形成面、17・・・キャッピング手段、18・・・
吸引ポンプ、19・・・第1の廃液タンク、20・・・第1のフラッシング領域、21・・・第2のフラッシング領域、22・・・第2の廃液タンク、100・・・インク受けユニット、110・・・フラッシングボックス、111・・・屈曲部、112・・・下部開口、113・・・上部開口、120・・・多孔質シート、130・・・樹脂フィルム、131・・・下端部、132・・・エッジ部、140a、141・・・カシメピン、H・・・ホームポジション、FL・・・フラッシング範囲

Claims (3)

  1. 液体を吐出するノズル部を有する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドが前記液体を吐出してフラッシング動作をするとき、吐出された前記液体を受容する液体受容部と、を有し、
    前記液体受容部は、
    前記液体を保持する液体保持部と、
    前記液体保持部の反液体噴射ヘッド側に貼付されるシート状保形部と、を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記液体を収容する液体収容部と、
    前記液体保持部で保持された液体を前記液体収容部に導く液体案内部と、を有し、
    前記シート状保形部が、前記液体保持部及び前記液体案内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体保持部上には、前記液体保持部と前記シート状保形部とで形成される境界部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013067155A (ja) * 2010-11-26 2013-04-18 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置

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