JP2007110516A - 撮像装置、撮像方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】容量の少ない電池を使用しても対応可能な撮像装置、撮像方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】入力した画像のブレを検出し、電池の種類を検出し、電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかの切り替えを行うようにしたので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレ補正を行う撮像装置、撮像方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、ジャイロセンサを搭載し、手ブレを検出して補正することができるカメラが市販されている。このようなブレ補正可能なカメラにおいて、常時手ブレ補正を行うようにモードを設定できるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−268429号公報
しかしながら、上述した従来技術では、常時手ブレ補正を行うと、手ブレ検出回路、及び手ブレ補正回路の駆動により電池の消耗が早くなり、例えば市販の単3電池が使用可能な場合、リチウム電池(リチウムイオン電池とも言う)の場合に比較して、すぐに電池容量が低下してしまい撮影できなくなってしまうことがあった。
そこで、本発明の目的は、容量の少ない電池を使用しても対応可能な撮像装置、撮像方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ブレ補正を行う撮像装置において、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、電池の種類を検出する電池種類検出手段と、前記電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、電池の種類を検出する電池種類検出手段と、電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御手段とを備えたことにより、容量の少ない電池を使用しても消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1において、制御手段は、電池の残量を検出し、残量に応じて第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替えるようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、制御手段は、電池の残量を検出し、残量に応じて第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替えるようにしたことによって、容量の少ない電池を使用してもより消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項3記載の発明は、ブレ補正を行う撮像装置において、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、前記省エネ表示モードの場合、前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、省エネ表示モードの場合、第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項4記載の発明は、ブレ補正を行う撮像装置において、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、電池の種類を検出する電池種類検出手段と、電池の残量を検出する電池残量検出手段と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、前記電池種類検出手段にて検出した電池種類と前記電池残量検出手段にて検出した電池残量とに応じて、前記第1のブレ補正モードもしくは前記第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、電池の種類を検出する電池種類検出手段と、電池の残量を検出する電池残量検出手段と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、電池種類検出手段にて検出した電池種類と電池残量検出手段にて検出した電池残量とに応じて、第1のブレ補正モードもしくは第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、電池残量が少なくなってからも、すぐに撮影できなくなってしまうことがなくなり、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項5記載の発明は、ブレ補正を行う撮像方法において、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、電池の種類を検出する電池種類検出工程と、前記電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御工程とを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、電池の種類を検出する電池種類検出工程と、電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御工程とを備えたことにより、容量の少ない電池を使用しても消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項5において、前記制御工程は、前記電池の残量を検出し、残量に応じて前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替えることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、電池の残量を検出し、残量に応じて第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替えることによって、容量の少ない電池を使用してもより消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項7記載の発明は、ブレ補正を行う撮像方法において、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、前記省エネ表示モードの場合、前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、省エネ表示モードの場合、第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項8記載の発明は、ブレ補正を行う撮像方法において、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、電池の種類を検出する電池種類検出工程と、電池の残量を検出する電池残量検出工程と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、前記電池種類検出手段にて検出した電池種類と前記電池残量検出工程にて検出した電池残量とに応じて、前記第1のブレ補正モードもしくは前記第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、電池の種類を検出する電池種類検出工程と、電池の残量を検出する電池残量検出工程と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、電池種類検出手段にて検出した電池種類と電池残量検出工程にて検出した電池残量とに応じて、第1のブレ補正モードもしくは第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、電池残量が少なくなってからも、すぐに撮影できなくなってしまうことがなくなり、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項9記載の発明は、請求項5から8のいずれか1項に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、請求項5から8のいずれか1項に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことにより、ブレ補正モードを切り替えるようにしたので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
本発明によれば、入力した画像のブレを検出し、電池の種類を検出し、電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかの切り替えを行うようにしたので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
〔実施形態1〕
以下に添付図面を参照して、この発明に係る撮像装置、撮像方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施の形態に係る撮像装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態に係る撮像装置1は、レンズ2と、絞り3と、撮像素子4と、A/D(アナログ/デジタル)変換器5と、画像処理部6と、画像記録部7と、画像表示部8と、操作指令部9と、撮影モード選択部10と、ブレ検出手段としての手ブレ検出部11と、像ブレ補正部12と、静止画モード補正量演算部13と、動画モード補正量演算部14と、切替手段としての制御部15とを備えて構成される。
そして概略的には、撮影モード選択部10の選択結果に応じて、静止画モード補正量演算部13または動画モード補正量演算部14において、手ブレ検出部11によって検出された手ブレに基づいて像ブレ補正部12の補正量を演算し、この補正量に基づいて像ブレ補正部12を駆動することによって像ブレを補正する。
図1において、レンズ2は、被写体像を撮像素子4上に結像するためのレンズであり、絞り3は、被写体像の光量を制限するためのものである。撮像素子4は、レンズ2および絞り3を通過する被写体像を電気信号に変換して画像信号として出力する回路であり、具体的には、CCD(電荷結合素子)を用いることができる。
A/D変換器5は、撮像素子4から入力される画像信号をデジタル信号化して画像処理に適した画像データとして出力する回路であり、画像処理部6は、A/D変換器5から入力される画像データに対して各種の補正処理や圧縮処理をおこなう回路である。
画像記録部7は、画像処理部6によって画像処理がおこなわれた画像データを記録するメモリである。画像表示部8は、撮像素子4によって現在取り込まれている画像(スルー画像)や、画像記録部7によって記録される直前の画像、画像記録部7によって記録されている画像などを表示するディスプレイであり、具体的には、LCD(液晶表示素子)などを用いることができる。また、画像表示部8は、バックライトを消すことによって消費電力をおさえることができる(省エネ表示モード)。尚、省エネ表示モードを選択した場合には、撮影時にはモニタではなく、図示しない光学ファインダで被写体を確認することができる。
操作指令部9は、画像記録部7における記録の開始/停止/削除や、画像表示部8における画像の再生、レリーズなどの撮像装置1の操作を指令するユーザーインタフェイスである。
撮影モード選択部10は、静止画を撮像する静止画撮影モードまたは動画を撮像する動画撮影モードのいずれかを選択するユーザーインタフェイスである。手ブレ検出部11は、撮像装置1本体の手ブレを検出する検出部である。
ここで、本実施の形態における手ブレ検出部11の具体的構成を説明する。
図2は、図1に示した手ブレ検出部11の具体的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態における手ブレ検出部11は、ジャイロ21と、ローパスフィルタ22と、ハイパスフィルタ23と、増幅器24とを備えて構成される。
同図において、ジャイロ21は、手ブレによるある軸方向の回転角速度を検出する検出部である。
なお、本実施の形態では、ある軸方向の回転角速度を検出するものを示したが、撮像面に平行で互いに略直行する2軸の周りの回転角変位に関する物理量を検出するものや、光軸周りの回転角変位に関する物理量を検出するもの、他の2軸のうちの少なくとも一方の検出を併せ持ったものでもよい。
また、ローパスフィルタ22およびハイパスフィルタ23は、所定範囲の周波数帯域の回転角速度のみを通過させ、ノイズやオフセット混入を除去する濾波器であり、増幅器24は、このローパスフィルタ22およびハイパスフィルタ23を通過した回転角速度の信号を増幅する回路である。
なお、本実施の形態では、図1に示す静止画モード補正量演算部13においてハイパスフィルタを設けない構成としたので、このローパスフィルタ22およびハイパスフィルタ23のカットオフ周波数は、静止画撮影モードの補正量演算に適した値(広範囲の周波数帯域を通過させる値)に設定される。
図1において、像ブレ補正部12は、静止画モード補正量演算部13または動画モード補正量演算部14によって演算された静止画モード補正量または動画モード補正量に基づいて像ブレを補正する補正部である。
本実施の形態では、撮像素子4を補正量に相当する距離だけ平行移動する像ブレ補正部12を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、補正レンズをシフトさせるものや、可変頂角プリズムを用いるものでもよい。また、静止画撮影モードと動画撮影モードとで像ブレ補正部12を異なる構成にしてもよく、電子式の像ブレ補正方式を用いてもよい。
静止画モード補正量演算部13は、撮影モード選択部10によって静止画撮影モードが選択された場合に、手ブレ検出部11によって検出された手ブレに基づいて、像ブレ補正部12の補正量を演算する回路である。
ここで、本実施の形態における静止画モード補正量演算部13の具体的構成について説明する。
図3は、図1に示した静止画モード補正量演算部13の具体的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態における静止画モード補正量演算部13は、積分器31と、乗算器32とを備えて構成される。
積分器31は、手ブレ検出部11によって検出された回転角速度を手ブレ補正開始時点から積分して、手ブレ補正開始時点からの撮像装置1本体の回転角変位を算出する回路である。具体的には、以下に示す数式(1)に基づいて回転角変位を算出する。
i(t)←i(t)×T+i(t−1) …(1)
(ただし、i(t):時間tにおける回転角速度、T:サンプリング間隔)
また、乗算器32は、積分器31から入力された回転角変位に所定の係数を乗じて、静止画モード補正量を算出する回路である。具体的には、以下に示す数式(2)に基づいて静止画モード補正量を算出する。
o(t)=A×i(t) …(2)
(ただし、o(t):静止画モード補正量、A:所定係数)
なお、本実施の形態では、図2に示したように、手ブレ検出部11におけるローパスフィルタ22およびハイパスフィルタ23のカットオフ周波数を、静止画撮影モードの補正量演算に適した値に設定するので、静止画モード補正量演算部13は、ハイパスフィルタを備えない構成となる。
図1において、動画モード補正量演算部14は、撮影モード選択部10によって動画撮影モードが選択された場合に、手ブレ検出部11によって検出された手ブレに基づいて、像ブレ補正部12の補正量を演算する回路である。
ここで、本実施の形態における動画モード補正量演算部14の具体的構成について説明する。
図4は、図1に示した動画モード補正量演算部14の具体的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態における動画モード補正量演算部14は、ハイパスフィルタ41と、積分器42と、乗算器43とを備えて構成される。ハイパスフィルタ41は、手ブレ検出部11によって検出された回転角速度のうちの所定の高周波数帯域の回転角速度のみを通過させる濾波器である。
なお、このハイパスフィルタ41のカットオフ周波数は、図2に示したハイパスフィルタ23のカットオフ周波数よりも高周波数側にある動画撮影モードの補正量演算に適した値(大振幅の低周波数帯域を通過させない値)に設定される。具体的には、以下に示す数式(3)に基づいてハイパスフィルタ41を通過する回転角速度が算出される。
j(t)=B×{i(0),・・・,i(N−2)}t …(3)
(ただし、j(t):時間tにおけるハイパスフィルタ41を通過した回転角速度、B:ハイパスフィルタ41を形成する行ベクトル、i(0)〜i(N−2):手ブレ検出部11によって検出された時間t=0〜t=N−2における回転角速度)
また、積分器42は、ハイパスフィルタ41を通過した回転角速度を手ブレ補正開始時点から積分して、手ブレ補正開始時点からの撮像装置1本体の回転角変位を算出する回路である。具体的には、以下に示す数式(4)に基づいて回転角変位を算出する。
j(t)←j(t)×T+j(t−1) …(4)
(ただし、j(t):ハイパスフィルタ41を通過した時間tにおける回転角速度、T:サンプリング間隔)
また、乗算器43は、積分器42から入力された回転角変位に所定の係数を乗じて、動画モード補正量を算出する回路である。具体的には、以下に示す数式(5)に基づいて動画モード補正量を算出する。
o(t)=C×i(t) …(5)
(ただし、o(t):動画モード補正量、C:所定係数)
なお、本実施の形態では、静止画モード補正量演算部13および動画モード補正量演算部14において、ある軸周りの回転角速度に基づいて像ブレ補正部12の補正量を演算する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の軸周りの回転角速度をも検出して補正量を演算してもよい。このように2軸以上の回転角速度を用いて演算する場合、並列的に演算をおこなうのが望ましいが、逐次的に演算をおこなってもよい。
図10は図1に示した像ブレ補正部12の補正機構を示した概略図である。
支持板60には左右方向アクチュエータ61が固定され、左右方向アクチェータ61の駆動軸62が撮像素子支持板63に結合されている。左右方向アクチュエータ61を駆動すると左右方向(矢印P1方向)に撮像素子支持板63を移動させることができる。
上下方向アクチェータ64は撮像装置本体に固定され、上下方向アクチェータ64の駆動軸65が支持板60に結合されている。上下方向アクチュエータ64を駆動すると上下方向(矢印P2方向)に支持板60を移動させることができる。支持板60を移動させることにより前述した補正量o(t)に応じて撮像素子4を移動させて像ブレを補正することができる。
図1において、制御部15は、撮像装置1の各部を制御する処理部である。たとえば、撮影モード選択部10によって静止画撮影モードが選択されている場合には、操作指令部9におけるレリーズボタンが押下されると、手ブレ検出部11に像ブレ補正開始信号を送出し、撮像素子4への露光が終了すると、像ブレ補正部12に像ブレ補正終了信号を送出することによって、静止画撮影モードの像ブレ補正処理をおこなう。
制御部15は電源CNT信号により、像ブレ補正処理中に、手ブレ検出部、像ブレ補正部の電子回路の電源をONし、それ以外の場合には電源をOFFできるようになっている。
また、操作指令部9におけるボタンの操作によって、撮影モード選択部10は、静止画モード、動画モードが設定される。電源がONされて静止画撮影モード、または、動画撮影モードが設定されると、撮像素子から得た画像を画像表示装置に常時表示するモニタリングが開始される。
モニタリングでは、静止画像モードであっても、常時、動画モードの像ブレ補正が行われ、手ブレ検出部や像ブレ検出部の電子回路により、電力が消費される(第1のブレ補正モード)。
そして、操作指令部9におけるボタン操作によって、レリーズボタン(もしくは記録開始ボタン)が押下されると、静止画モードの像ブレ補正処理をおこなう。
また、動画撮影モードが選択されている場合には、レリーズボタン(もしくは記録開始ボタン)が押下されると、動画撮影モードの像ブレ補正処理を常時行い、次に再度レリーズボタン(もしくは記録停止ボタン)が押下されると、動画撮影モードの像ブレ補正を終了する。
また、制御部15は電池の種類に応じて、モニタリングにおいて、像ブレ補正を実行するか否かを自動的に選択する。本実施形態の撮像装置には、例えば専用リチウム電池、市販の単3電池がセットできる。
図5(a)は市販の単3電池を電池種類/残量検出部にセットしたときの図であり、図5(b)は専用リチウム電池をセットしたときの図である。
図5(a)に示すように電池検出センサ50の発光部51から受光部52へは光が到達し、図5(b)に示すように電池検出センサ50の発光部51から受光部52へは光が到達しない。
この発光部51から受光部52への光の到達の有無により電池種類/残量検出部16は、単3電池53がセットされているか、リチウム電池54がセットされているかを検出できる。尚、単3電池53は発光部51からの光が受光部52へ到達できるような間隔を隔てて配置されていることは言うまでもない。
単3電池53がセットされた場合は、制御部15はモニタリングにおいて動画撮影モードの像ブレ補正処理を実行しない。このように像ブレ補正処理を実行しないことにより手ブレ検出部や像ブレ補正部の電子回路が動作しないため、消費電力が少なくなる。
像ブレ補正処理を実行した場合、像ブレ補正処理における電力消費は、角速度を検出するジャイロの電力消費、像ブレ補正で撮像素子をブレを打ち消す補正方向に移動する像ブレ補正部12の圧電セラミックなどを使用したアクチュエータの電力消費が主なものである。
しかし、動画モードの像ブレ補正処理を行うと、これらを常時駆動するための電力が消費されることになる。例えば、手ブレの振動をVA[Hz]として、これを補正するために、1秒間にVAセットの像ブレ補正を行うとき、1セットの像ブレ補正におけるジャイロ及びアクチュエータの消費電力をPB[mW]とすると、1秒間にW[mW]=VA×PBの電力が消費されることになる。
従って、本発明によりこのW[mW]の電力が省電力化できるのである。
また、本実施形態の撮像装置では、操作指令部9におけるボタン押下により、画像表示部のバックライトを消す省電力モード(省エネモード)を備える。この省電力モードの場合、電池種類/残量検出部16の検出内容にかかわらず、モニタリング中の動画撮影モードの像ブレ補正処理を実行しない。従って、手ブレ検出部、像ブレ補正部の回路が動作しないため、消費電力が少なくなる(第2のブレ補正モード)。
次に本発明の主要な制御を示す、図6のフローチャートについて詳細に説明する。
図6は図1に示した撮像装置の一実施形態を示すフローチャートである。
ステップS1で電池種類/残量検出部によって、電池が単3電池か否かを検出する。具体的には前述したように、電池種類/残量検出部16により、電池検出センサの受光部へ発光部からの光が到達しているかを検出し、到達している場合は単3電池がセットされていると判断し、到達していない場合は、リチウム電池がセットされていると判断する。
単3電池であれば(ステップS1/Yes)ステップS2に進み、単3電池フラグをONしステップS4に進む。単3電池でなければ(ステップS1/No)ステップS3に進み、単3電池フラグをOFFし、ステップS4に進む。
ステップS4では撮影モード設定を行う。具体的には、操作指令部9におけるボタン押下により、静止画撮影モードや動画撮影モードを決定したり、画像表示部のバックライトを消す省電力モードを決定したりする。
次にステップS5に進み、単3電池フラグがONか、または、省電力モードがONか否かをチェックする。単3電池フラグがONか、または、省電力モードがONであれば(ステップS5/Yes)、ステップS7に進み、単3電池フラグがONでないか、または、省電力モードがONでなければ(ステップS5/No)ステップS6にて動画モードの像ブレ補正を行う。
次にステップS7に進み、レリーズボタンが押されたか否かをチェックする。レリーズボタンが押されていれば(ステップS7/Yes)、ステップS8に進み静止画モードか否かをチェックする。静止画モードであれば(ステップS8/Yes)ステップS9に進み、静止画モードの像ブレ補正を実行しステップS4に戻る。
ステップS8にて静止画モードでなければ(ステップS8/No)ステップS10に進み、動画モードの像ブレ補正を実行しステップS4に戻る。
図7は、図6のステップS6、S9、S10で呼び出される、像ブレ補正のフローチャートである。
像ブレ補正の処理は、回路電源をON(ステップS11)→ 角速度の検出(ステップS12)→ 回転角変位の算出(ステップS13)→ 補正量の算出(ステップS14)→ 補正量の出力(ステップS15)→ 回路電源をOFF(ステップS16)→ 終了の流れで処理が行われる。
静止画モード、動画モードで異なる処理には、例えば、動画モードで、角速度の検出で検出したデータの低域をカットする処理などがある。
ところで、電池の種類だけでなく、電池残量が所定以下になった場合にも、動画モードの像ブレ補正を禁止してもよい。
図8は、図1に示した電池種類/残量検出部16で検出する電池電圧の時間経過による電圧低下を示したグラフである。横軸が時間を示し、縦軸が電圧を示す。実線LAがリチウム電池の様子を示し、実線LBが単3電池(単3アルカリ乾電池)の様子を示す。
同図において、フル充電状態から、動作時間が増えるにつれ序々に電圧が低下し、電池残量が少なくなっていく様子が示されている。この電圧は、電池種類/残量検出部16により、レベル3、レベル2、レベル1の3段階のどのレベルであるかが判定される。
例えば、レベル3は1.0V以上であり、レベル2は1.0Vより小さく0.8V以上であり、レベル1は0.8Vであるというように3段階に判定する。この電池電圧レベルと、前述と同様の方法による電池種別判定により、表1に示す<テーブル1>から、動画モードの像ブレ補正を実行するか禁止するかを読み出し、禁止の場合に動画モードの像ブレ補正を実行しないことにより消費電力を低減し、電池を交換しなくても、より長く撮像装置を使用できるようにする。
Figure 2007110516
<テーブル1>では、単3電池の場合、レベル3だけは動画モードの像ブレ補正を実行するが、レベル2、レベル1では禁止し、少し電圧が低下してきた時点で消費電力を低減する。リチウム電池の場合は、レベル3、レベル2では動画モードの像ブレ補正を実行し、レベル1まで低下したときにはじめて禁止し、消費電力を低減する。
これは、図8の実線LBのように、リチウム電池の場合には、レベル2以下でも、単3電池より電圧低下が遅く長持ちし、一定時間、カメラが高い消費電力下でも動作することが可能なためである。
尚、本実施形態では専用のリチウム電池及び市販の単3電池の場合で説明したが、本発明はこれに限定されず、専用のニッケルカドミウム電池、小型シール鉛蓄電池、市販の単1電池、単2電池、単4電池、単5電池等の乾電池の場合であってもよい。
〔実施形態2〕
次に本発明に係る撮像方法の他の実施形態を示す、図9のフローチャートについて詳細に説明する。
図9は図1に示した撮像装置の他の実施形態を示すフローチャートである。
ステップS21で電池種類/残量検出部16によって、単3電池かリチウム電池か否かの電池種別を判定する。
次にステップS22に進み、電池種類/残量検出部16によって、電池の電圧レベルを判定する。
次にステップS23に進み、ステップS21とステップS22とで判定した電池種別と、電池電圧レベルとから、<テーブル1>を使用して、動画モードの像ブレ補正を補正実行するか、禁止するか否かを判定する。
次にステップS24に進み、撮影モード設定を行う。具体的には、操作指令部9におけるボタン押下により、静止画撮影モードもしくは動画撮影モードを決定したり、画像表示部のバックライトを消す省電力モードを決定したりする。
次にステップS25に進み、ステップS23での動画モードの像ブレ補正実行判定が、補正実行か、または、省電力モードがONであるか否をチェックする。
補正実行か、または、省電力モードがON(ステップS25/Yes)であれば、ステップS27に進み、省電力モードがOFF(ステップS25/No)であればステップS26にて動画モードの像ブレ補正を行う。
次にステップS27に進み、レリーズボタンが押されたか否かをチェックする。レリーズボタンが押されていれば(ステップS27/Yes)、ステップS28に進み静止画モードか否かをチェックする。
静止画モードであれば(ステップS28/Yes)ステップS29に進み、静止画モードの像ブレ補正を実行してステップS21に戻る。
ステップS28にて静止画モードでなければ(ステップS28/No)ステップS10に進み、動画モードの像ブレ補正を実行しステップS24に戻る。
図11は、図9のステップS26、S29、S30で呼び出される、像ブレ補正のフローチャートである。
像ブレ補正の処理は、回路電源をON(ステップS31)→ 角速度の検出(ステップS32)→ 回転角変位の算出(ステップS33)→ 補正量の算出(ステップS34)→ 補正量の出力(ステップS35)→ 回路電源をOFF(ステップS36)→ 終了の流れで処理が行われる。
静止画モード、動画モードで異なる処理には、例えば、動画モードで、角速度の検出で検出したデータの低域をカットする処理などがある。
尚、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、本発明は静止画撮影機能を有するデジタルビデオカメラや、デジタルカメラ付き携帯電話やプログラムを記録した記録媒体にも適用できる。
記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROM、EEPROM等が挙げられる。
〔作用効果〕
請求項1記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、電池の種類を検出する電池種類検出手段と、電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御手段とを備えたことにより、容量の少ない電池を使用しても消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項2記載の発明によれば、制御手段は、電池の残量を検出し、残量に応じて第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替えるようにしたことによって、容量の少ない電池を使用してもより消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項3記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、省エネ表示モードの場合、第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項4記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、電池の種類を検出する電池種類検出手段と、電池の残量を検出する電池残量検出手段と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、電池種類検出手段にて検出した電池種類と電池残量検出手段にて検出した電池残量とに応じて、第1のブレ補正モードもしくは第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、電池残量が少なくなってからも、すぐに撮影できなくなってしまうことがなくなり、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項5記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、電池の種類を検出する電池種類検出工程と、電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御工程とを備えたことにより、容量の少ない電池を使用しても消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項6記載の発明によれば、電池の残量を検出し、残量に応じて第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替えることによって、容量の少ない電池を使用してもより消費電力が少なくなるように制御するので、電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項7記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、省エネ表示モードの場合、第1のブレ補正モードから第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項8記載の発明によれば、入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、電池の種類を検出する電池種類検出工程と、電池の残量を検出する電池残量検出工程と、撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、電池種類検出手段にて検出した電池種類と電池残量検出工程にて検出した電池残量とに応じて、第1のブレ補正モードもしくは第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことにより、消費電力が少なくなるように制御するので、電池残量が少なくなってからも、すぐに撮影できなくなってしまうことがなくなり、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
請求項9記載の発明によれば、請求項5から8のいずれか1項に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことにより、ブレ補正モードを切り替えるようにしたので、容量の少ない電池を使用しても電池寿命を長くすることができ、容量の少ない電池を使用しても対応可能となる。
本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、デジタルカメラ付き携帯電話に利用が可能である。
本実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した手ブレ検出部11の具体的構成を示すブロック図である。 図1に示した静止画モード補正量演算部13の具体的構成を示すブロック図である。 図1に示した動画モード補正量演算部14の具体的構成を示すブロック図である。 (a)は市販の単3電池を電池種類/残量検出部にセットしたときの図であり、(b)は専用リチウム電池をセットしたときの図である。 図1に示した撮像装置の一実施形態を示すフローチャートである。 図6のステップS6、S9、S10で呼び出される、像ブレ補正のフローチャートである。 図1に示した電池種類/残量検出部16で検出する電池電圧の時間経過による電圧低下を示したグラフである。 図1に示した撮像装置の他の実施形態を示すフローチャートである。 図1に示した像ブレ補正部12の補正機構を示した概略図である。 図9のステップS26、S29、S30で呼び出される、像ブレ補正のフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
2 レンズ
3 絞り
4 撮像素子
5 A/D変換器
6 画像処理部
7 画像記録部
8 画像表示部
9 操作指令部
10 撮影モード選択部
11 手ブレ検出部
12 像ブレ補正部
13 静止画モード補正量演算部
14 動画モード補正量演算部
15 制御部
16 電池種類/残量検出部

Claims (9)

  1. ブレ補正を行う撮像装置において、
    入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、
    電池の種類を検出する電池種類検出手段と、
    前記電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1において、前記制御手段は、前記電池の残量を検出し、残量に応じて前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替えるようにしたことを特徴とする撮像装置。
  3. ブレ補正を行う撮像装置において、
    入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、
    撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、前記省エネ表示モードの場合、前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. ブレ補正を行う撮像装置において、
    入力した画像のブレを検出するブレ検出手段と、
    電池の種類を検出する電池種類検出手段と、
    電池の残量を検出する電池残量検出手段と、
    撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、前記電池種類検出手段にて検出した電池種類と前記電池残量検出手段にて検出した電池残量とに応じて、前記第1のブレ補正モードもしくは前記第2のブレ補正モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. ブレ補正を行う撮像方法において、
    入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、
    電池の種類を検出する電池種類検出工程と、
    前記電池の種類に応じて撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モードか、撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードかを切り替える制御工程とを備えたことを特徴とする撮像方法。
  6. 請求項5において、前記制御工程は、前記電池の残量を検出し、残量に応じて前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替えることを特徴とする撮像方法。
  7. ブレ補正を行う撮像方法において、
    入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、
    撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、撮影待機時に入力した画像のデータをモニタ表示するモニタリング表示モードと、入力した画像のデータをモニタ表示しない省エネ表示モードとを選択可能とし、前記省エネ表示モードの場合、前記第1のブレ補正モードから前記第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことを特徴とする撮像方法。
  8. ブレ補正を行う撮像方法において、
    入力した画像のブレを検出するブレ検出工程と、
    電池の種類を検出する電池種類検出工程と、
    電池の残量を検出する電池残量検出工程と、
    撮影待機時に常時ブレを補正する第1のブレ補正モード及び撮影開始時にのみブレを補正する第2のブレ補正モードを有し、前記電池種類検出手段にて検出した電池種類と前記電池残量検出工程にて検出した電池残量とに応じて、前記第1のブレ補正モードもしくは前記第2のブレ補正モードに切り替える制御工程とを備えたことを特徴とする撮像方法。
  9. 請求項5から8のいずれか1項に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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