JP2007129491A - ブレ検出システム装置、撮像装置及び外部記録媒体、及び、そのプログラム - Google Patents

ブレ検出システム装置、撮像装置及び外部記録媒体、及び、そのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ブレの少ない又はブレのない画像を得ることができるブレ検出システム装置、撮像装置及び外部記録媒体、及び、そのプログラムを実現する。
【解決手段】 メモリカード1にYaw方向及びPitch方向の手振れを検出するセンサ2、センサ3を設け、メモリカード1とデジタルカメラ31とが接続され、撮影モードに設定されると、メモリカード1で検出されたブレ量データをデジタルカメラ31は順次取得し、シャッタボタンが全押しされると、露出中に取得したブレ量データに基づいて、該得られた静止画像データの画像のブレを補正して、メモリカード1に記録する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ブレ検出システム装置、撮像装置及び外部記録媒体、及び、そのプログラムに係り、詳しくは、ブレの少ない又はブレのない画像を得ることができるブレ検出システム装置、撮像装置及び外部記録媒体、及び、そのプログラムに関する。
従来、デジタルカメラで被写体を撮影する場合、手振れや被写体の動きによって像ブレが生じていた。このような像ブレは、撮像感度を上げたり、シャッタ速度を速くしたり、撮影者の習熟によってある程度防ぐことができるが限界があった。
そのため、液体を2枚ガラスに封じた可変頂角プリズムの頂角を可変してブレによる光軸移動をキャンセルさせることによりブレを補正する技術や(特許文献1)、補正レンズを設け、該補正レンズを光軸と垂直の上下左右に偏心移動させることによりブレを補正する技術が登場してきている(特許文献2)。
公開特許公報 特開平08−076164号
公開特許公報 特開平01−088421号
しかしながら、特許文献1記載の技術によれば、被写体側に頂角プリズムを配するので鏡筒が長くなり、機構が複雑で大型化するという問題点があった。
また、特許文献2記載の技術によれば、光学系内部に補正レンズを配するので、鏡筒は短くすることができるが、補正レンズを偏心移動させるので、偏心コマ収差、偏心非点収差、偏心歪曲収差等が変わるなど、光学設計の難易度が高く、従来の光学系や交換レンズを流用できないという問題点があった。
また、コストがかかるという問題点があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、カメラ本体の大型化、高コストを抑えながら、ブレの少ない又はブレのない画像を得ることができるブレ検出システム装置、撮像装置及び外部記録媒体、及び、そのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明によるブレ検出システム装置は、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
前記ブレ検出装置は、
ブレ量を検出するブレ検出手段と、
前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、
を備え、
前記撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像手段により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、
前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを出力する第2の出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記撮像装置は、
前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御する撮影制御手段を備え、
前記ブレ補正手段は、
前記撮影制御手段による静止画撮影中に前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、該撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記撮影制御手段は、
露出を行なってから前記撮像手段により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行ない、
前記第1の取得手段は、
前記撮影制御手段による露出中に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データを取得し、
前記ブレ補正手段は、
前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、前記撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項4記載の発明によるブレ検出システム装置は、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
前記ブレ検出装置は、
ブレ量を検出するブレ検出手段と、
前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、
を備え、
前記撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、
前記撮像手段により撮像された画像データと、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを選択する最小ブレ画像選択手段と、
前記最小ブレ画像選択手段により選択された画像データを出力する第2の出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記撮像装置は、
ユーザが前記撮像手段による被写体の撮像を中止させるための指示手段を備え、
前記最小ブレ画像選択手段は、
前記指示手段により被写体の撮像の中止の指示があった場合は、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データとの記憶を禁止する手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記最小ブレ画像選択手段は、
前記撮像手段により撮像された画像データと、該画像データが撮像されたときの時刻と同じ時刻に前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データと、を関連付けて前記記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記撮像装置は、
ユーザが画像データを選択するための選択手段を備え、
前記最小ブレ画像選択手段は、
前記選択手段により画像データが選択された場合は、該選択された画像データを選択するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記撮像装置は、
前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像と、該画像データに関連付けられて記憶されているブレ量データに基づくブレ量とを表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項9記載の発明によるブレ検出システム装置は、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
前記ブレ検出装置は、
ブレ量を検出するブレ検出手段と、
前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、
を備え、
前記撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、
ユーザが撮影を指示するための指示手段と、
前記指示手段により撮影の指示があった場合は、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段による露出中に前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断し、取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、前記撮影制御手段による露出を強制的に終了させて、前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すように制御する制御手段と、
前記制御手段により読み出された画像データを出力する第2の出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記制御手段は、
シャッタを閉じることにより露出を終了させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記撮像装置は、
画像データの露出を補正する露出補正手段を備え、
前記露出補正手段は、
前記制御手段により読み出された画像データの露出不足量に応じて該画像データの露出を補正し、
前記第2の出力手段は、
前記露出補正手段により露出補正されたが画像データを出力するようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記第2の出力手段は、
前記制御手段により前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断されずに、前記撮影制御手段による露出が終了した場合には、前記撮影制御手段により読み出された画像データを出力するようにしてもよい。
また、例えば、請求項13に記載されているように、前記撮像装置は、
前記第2の出力手段により出力された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、前記ブレ検出装置は、
前記第2の出力手段により出力された画像データを取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段により取得された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項15に記載されているように、前記撮像装置は、
前記撮像手段により撮像された画像データの画像と、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量とを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項16記載の発明によるブレ検出システム装置は、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
前記撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、
時刻を計時する第1の計時手段と、
露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、
前記第1の計時手段により計時された撮影時刻と、前記撮影制御手段により読み出された画像データとを出力する出力手段と、
を備え、
前記ブレ検出装置は、
ブレ量を検出するブレ検出手段と、
前記出力手段により出力された画像データ及び撮影時刻を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された撮影時刻に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、
前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項17に記載されているように、前記ブレ検出装置は、
時刻を計時する第2の計時手段と、
前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データと、前記第2の計時手段により計時された時刻とを関連付けて順次記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記取得手段により取得した撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶手段から読み出す読出し手段と、
を備え、
前記ブレ補正手段は、
前記読出し手段により読み出された撮影時刻に対応するブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するようにしてもよい。
また、例えば、請求項18に記載されているように、前記第2の計時手段は、
前記第1の計時手段と同期しているようにしてもよい。
また、例えば、請求項19に記載されているように、前記第1の計時手段により計時された撮影時刻は、
前記撮影制御手段による露出の開始時刻から露出の終了時刻までの時刻であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項20に記載されているように、前記ブレ検出装置は、
前記取得手段により取得された撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する判断手段を備え、
前記ブレ補正手段は、
前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、該検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正し、
前記記録制御手段は、
前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを前記記録手段に記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項21に記載されているように、前記補正手段は、
前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいと判断された場合には、前記取得手段により取得された画像データの画像のブレの補正を禁止し、
前記記録制御手段は、
前記取得手段により取得された画像データを前記記録手段に記録するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項22記載の発明による撮像装置は、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像手段により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、
前記ブレ補正手段により補正された画像データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項23に記載されているように、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御する撮影制御手段を備え、
前記ブレ補正手段は、
前記撮影制御手段による静止画撮影中に前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、該撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしてもよい。
また、例えば、請求項24に記載されているように、前記撮影制御手段は、
露出を行なってから前記撮像手段により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行ない、
前記取得手段は、
前記撮影制御手段による露出中に前記外部装置により検出されたブレ量データを取得し、
前記ブレ補正手段は、
前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、前記撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項25記載の発明による撮像装置は、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像データと、前記取得手段により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを選択する最小ブレ画像選択手段と、
前記最小ブレ画像選択手段により選択された画像データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項26に記載されているように、ユーザが前記撮像手段による被写体の撮像を中止させるための指示手段を備え、
前記最小ブレ画像選択手段は、
前記指示手段により被写体の撮像の中止の指示があった場合は、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データと、の記憶を禁止する手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項27に記載されているように、前記最小ブレ画像選択手段は、
前記撮像手段により撮像された画像データと、該画像データが撮像されたときの時刻と同じ時刻に検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データと、を関連付けて前記記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項28に記載されているように、ユーザが画像データを選択するための選択手段を備え、
前記最小ブレ画像選択手段は、
前記選択手段により画像データが選択された場合は、該選択された画像データを選択するようにしてもよい。
また、例えば、請求項29に記載されているように、前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像と、該画像データに関連付けられて記憶されているブレ量データに基づくブレ量とを表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項30記載の発明による撮像装置は、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、
被写体を撮像する撮像手段と、
ユーザが撮影を指示する指示手段と、
前記指示手段により撮影の指示があった場合は、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段による露出中に前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断し、取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合には、前記撮影制御手段による露出を強制的に終了させて、前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すように制御する制御手段と、
前記制御手段により読み出された画像データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項31に記載されているように、前記制御手段は、
シャッタを閉じることにより露出を終了させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項32に記載されているように、画像データの露出を補正する露出補正手段を備え、
前記露出補正手段は、
前記制御手段により読み出された画像データの露出不足量に基づいて該画像データの露出を補正し、
前記出力手段は、
前記露出補正手段により露出補正された画像データを出力するようにしてもよい。
また、例えば、請求項33に記載されているように、前記出力手段は、
前記制御手段により前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断されずに、前記撮影制御手段による露出が終了した場合には、前記撮影制御手段により読み出された画像データを出力するようにしてもよい。
また、例えば、請求項34に記載されているように、前記出力手段により出力された画像データを記録手段に記録する記録制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項35に記載されているように、前記撮像手段により撮像された画像データに基づく画像と、前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量とを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項36記載の発明による外部記録媒体は、ブレ量を検出するブレ検出手段と、
撮像装置から出力された静止画像データ及び撮影時刻を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された撮影時刻に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正する補正手段と、
前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項37に記載されているように、時刻を計時する計時手段と、
前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データと前記計時手段により計時された時刻とを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記取得手段により取得された撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶手段から読み出す読出し手段と、
を備え、
前記ブレ補正手段は、
前記読出し手段により読み出された撮影時刻に対応するブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するようにしてもよい。
また、例えば、請求項38に記載されているように、前記撮影時刻は、
撮像装置から出力される静止画像データを得るための露出の開始時刻から露出の終了時刻までの時刻であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項39に記載されているように、前記取得手段により取得された撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する判断手段を備え、
前記ブレ補正手段は、
前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、該検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正し、
前記記録制御手段は、
前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを前記記録手段に記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項40に記載されているように、前記補正手段は、
前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいと判断された場合には、前記取得手段により取得した画像データの画像のブレの補正を禁止し、
前記記録制御手段は、
前記取得手段により取得された画像データを前記記録手段に記録するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項41記載の発明によるプログラムは、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得処理と、
被写体を撮像する撮像処理と、
前記取得処理により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像処理により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正処理と、
前記ブレ補正処理により補正された画像データを出力する出力処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項42記載の発明によるプログラムは、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得処理と、
被写体を撮像する撮像処理と、
前記撮像処理により撮像された画像データと、前記取得処理により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶媒体に記憶する記憶処理と、
前記記憶媒体に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを出力する出力処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項43記載の発明によるプログラムは、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得処理と、
ユーザによって撮影の指示が行われたか否かを判断する第1の判断処理と、
前記第1の判断処理により撮影の指示が行われたと判断された場合は、露出を行なってから撮像素子により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影処理と、
前記撮影処理による露出中に前記外部装置により検出されて前記取得処理により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する第2の判断処理と、
前記第2の判断処理により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合には、前記撮影処理による露出を強制的に終了させて、前記撮像素子により得られた画像データを読み出すように制御する処理と、
この処理により読み出された画像データを出力する出力処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項44記載の発明によるプログラムは、ブレ量を検出するブレ検出処理と、
時刻を計時する計時処理と、
前記ブレ検出処理により検出されたブレ量データと前記計時処理により計時された時刻とを関連付けて記憶媒体に記憶させる記憶処理と、
撮像装置から出力された静止画像データ及び撮影時刻を取得する取得処理と、
前記取得処理により取得された撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶媒体から読み出す処理と、
この処理により読み出されたブレ量データに基づいて前記取得処理により取得した画像データの画像のブレを補正するブレ補正処理と、
前記ブレ補正処理によりブレ補正された画像データを記録媒体に記録する記録処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1記載のブレ検出システム装置の発明によれば、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、前記ブレ検出装置は、ブレ量を検出するブレ検出手段と、前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、を備え、前記撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像手段により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを出力する第2の出力手段と、を備えるようにしたので、構造が簡単で小型化することができ、コストをかけずに撮像された画像のブレを補正することができる。
請求項2記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮像装置は、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御する撮影制御手段を備え、前記ブレ補正手段は、前記撮影制御手段による静止画撮影中に前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、該撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしたので、撮像された静止画像のブレを補正の精度を高くすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項3記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮影制御手段は、露出を行なってから前記撮像手段により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行ない、前記第1の取得手段は、前記撮影制御手段による露出中に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データを取得し、前記ブレ補正手段は、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、前記撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしたので、静止画像のブレの補正の精度を更に高くすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項4記載のブレ検出システム装置の発明によれば、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、前記ブレ検出装置は、ブレ量を検出するブレ検出手段と、前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、を備え、前記撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを選択する最小ブレ画像選択手段と、前記最小ブレ画像選択手段により選択された画像データを出力する第2の出力手段と、を備えるようにしたので、構造が簡単で小型化することができ、コストをかけずにブレ量の少ない綺麗な画像データを得ることができる。
請求項5記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮像装置は、ユーザが前記撮像手段による被写体の撮像を中止させるための指示手段を備え、前記最小ブレ画像選択手段は、前記指示手段により被写体の撮像の中止の指示があった場合は、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データとの記憶を禁止する手段を含むようにしたので、ユーザが欲しいと思う画像データの中で一番ブレ量の少ない画像データを得ることができる。
請求項6記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記最小ブレ画像選択手段は、前記撮像手段により撮像された画像データと、該画像データが撮像されたときの時刻と同じ時刻に前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データと、を関連付けて前記記憶手段に記憶させるようにしたので、高精度にブレ量の少ない画像を得ることができる。
請求項7記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮像装置は、ユーザが画像データを選択するための選択手段を備え、前記最小ブレ画像選択手段は、前記選択手段により画像データが選択された場合は、該選択された画像データを選択するようにしたので、ユーザが欲しいとおもう画像を得ることができる。
請求項8記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮像装置は、前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像と、該画像データに関連付けられて記憶されているブレ量データに基づくブレ量とを表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えるようにしたので、ユーザは記憶された画像と該画像のブレ量を視認することができ、その中で欲しいと思う画像を得ることができる。
請求項9記載のブレ検出システム装置の発明によれば、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、前記ブレ検出装置は、ブレ量を検出するブレ検出手段と、前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、を備え、前記撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、ユーザが撮影を指示するための指示手段と、前記指示手段により撮影の指示があった場合は、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、前記撮影制御手段による露出中に前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断し、取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、前記撮影制御手段による露出を強制的に終了させて、前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すように制御する制御手段と、前記制御手段により読み出された画像データを出力する第2の出力手段と、を備えるようにしたので、構造が簡単で小型化することができ、コストをかけずにブレの少ない画像を得ることできる。
請求項10記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記制御手段は、シャッタを閉じることにより露出を終了させるようにしたので、確実に露出を終了することができ、ブレの少ない画像を得ることができる。
請求項11記載のブレ検出システム装置の発明によれば、記撮像装置は、画像データの露出を補正する露出補正手段を備え、前記露出補正手段は、前記制御手段により読み出された画像データの露出不足量に応じて該画像データの露出を補正し、前記第2の出力手段は、前記露出補正手段により露出補正されたが画像データを出力するようにしたので、ブレが少なく、且つ、露出不足でない画像を得ることができる。
請求項12記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記第2の出力手段は、前記制御手段により前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断されずに、前記撮影制御手段による露出が終了した場合には、前記撮影制御手段により読み出された画像データを出力するようにしたので、ブレが少なく、且つ、露出不足でもない画像を得ることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項13記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮像装置は、前記第2の出力手段により出力された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、を備えるようにしたので、撮像された画像データを保存することができる。
請求項14記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記ブレ検出装置は、前記第2の出力手段により出力された画像データを取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段により取得された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、を備えるようにしたので、撮像された画像データを保存することができる。
請求項15記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記撮像装置は、前記撮像手段により撮像された画像データの画像と、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量とを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えるようにしたので、撮像された画像データがどのくらいブレているのかをユーザは簡単に視認することができる。
請求項16記載のブレ検出システム装置の発明によれば、撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、前記撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、時刻を計時する第1の計時手段と、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、前記第1の計時手段により計時された撮影時刻と、前記撮影制御手段により読み出された画像データとを出力する出力手段と、を備え、前記ブレ検出装置は、ブレ量を検出するブレ検出手段と、前記出力手段により出力された画像データ及び撮影時刻を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された撮影時刻に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、を備えるようにしたので、ブレ検出装置と入出力可能な計時機能付き撮像装置であれば、手振れ補正機能が内蔵されていなくても、該ブレ検出装置とデータの入出力可能な状態にすることにより、簡単に撮像された画像のブレを補正することができる。
また、構造が簡単で小型化することができ、コストがかからない。
請求項17記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記ブレ検出装置は、時刻を計時する第2の計時手段と、前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データと、前記第2の計時手段により計時された時刻とを関連付けて順次記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記取得手段により取得した撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶手段から読み出す読出し手段と、を備え、前記ブレ補正手段は、前記読出し手段により読み出された撮影時刻に対応するブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するようにしたので、高精度に画像のブレを補正することができる。
請求項18記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記第2の計時手段は、前記第1の計時手段と同期しているようにしたので、高精度に画像のブレを補正することができる。
請求項19記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記第1の計時手段により計時された撮影時刻は、前記撮影制御手段による露出の開始時刻から露出の終了時刻までの時刻であるようにしたので、静止画像のブレ補正の精度を更に高くすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項20記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記ブレ検出装置は、前記取得手段により取得された撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する判断手段を備え、前記ブレ補正手段は、前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、該検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正し、前記記録制御手段は、前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを前記記録手段に記録するようにしたので、画像のブレ量を所定ブレ量より多い場合にはブレ補正をすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項21記載のブレ検出システム装置の発明によれば、前記補正手段は、前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいと判断された場合には、前記取得手段により取得された画像データの画像のブレの補正を禁止し、前記記録制御手段は、前記取得手段により取得された画像データを前記記録手段に記録するようにしたので、ブレ量が小さい場合にはブレ補正に伴う処理負担を軽減することができる。
請求項22記載の撮像装置の発明によれば、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、被写体を撮像する撮像手段と、前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像手段により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、前記ブレ補正手段により補正された画像データを出力する出力手段と、を備えるようにしたので、構造が簡単で小型化することができ、コストをかけずに撮像された画像のブレを補正することができる。
請求項23記載の撮像装置の発明によれば、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御する撮影制御手段を備え、前記ブレ補正手段は、前記撮影制御手段による静止画撮影中に前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、該撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしたので、撮像した静止画像のブレを補正の精度を高くすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項24記載の撮像装置の発明によれば、前記撮影制御手段は、露出を行なってから前記撮像手段により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行ない、前記取得手段は、前記撮影制御手段による露出中に前記外部装置により検出されたブレ量データを取得し、前記ブレ補正手段は、前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、前記撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正するようにしたので、静止画像のブレの補正の精度を更に高くすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項25記載の撮像装置の発明によれば、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記取得手段により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを選択する最小ブレ画像選択手段と、前記最小ブレ画像選択手段により選択された画像データを出力する出力手段と、を備えるようにしたので、構造が簡単で小型化することができ、コストをかけずにブレ量の少ない綺麗な画像データを得ることができる。
請求項26記載の撮像装置の発明によれば、ユーザが前記撮像手段による被写体の撮像を中止させるための指示手段を備え、前記最小ブレ画像選択手段は、前記指示手段により被写体の撮像の中止の指示があった場合は、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データと、の記憶を禁止する手段を含むようにしたので、ユーザが欲しいと思う画像データの中で一番ブレ量の少ない画像データを得ることができる。
請求項27記載の撮像装置の発明によれば、前記最小ブレ画像選択手段は、前記撮像手段により撮像された画像データと、該画像データが撮像されたときの時刻と同じ時刻に検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データと、を関連付けて前記記憶手段に記憶させるようにしたので、高精度にブレ量の少ない画像を得ることができる。
請求項28記載の撮像装置の発明によれば、ユーザが画像データを選択するための選択手段を備え、前記最小ブレ画像選択手段は、前記選択手段により画像データが選択された場合は、該選択された画像データを選択するようにしたので、ユーザが欲しいとおもう画像を得ることができる。
請求項29記載の撮像装置の発明によれば、前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像と、該画像データに関連付けられて記憶されているブレ量データに基づくブレ量とを表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えるようにしたので、ユーザは記憶された画像と該画像のブレ量を視認することができ、その中で欲しいと思う画像を得ることができる。
請求項30記載の撮像装置の発明によれば、ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、被写体を撮像する撮像手段と、ユーザが撮影を指示する指示手段と、前記指示手段により撮影の指示があった場合は、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、前記撮影制御手段による露出中に前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断し、取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合には、前記撮影制御手段による露出を強制的に終了させて、前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すように制御する制御手段と、前記制御手段により読み出された画像データを出力する出力手段と、を備えるようにしたので、構造が簡単で小型化することができ、コストをかけずにブレの少ない画像を得ることできる。
請求項31記載の撮像装置の発明によれば、前記制御手段は、シャッタを閉じることにより露出を終了させるようにしたので、確実に露出を終了することができ、ブレの少ない画像を得ることができる。
請求項32記載の撮像装置の発明によれば、画像データの露出を補正する露出補正手段を備え、前記露出補正手段は、前記制御手段により読み出された画像データの露出不足量に基づいて該画像データの露出を補正し、前記出力手段は、前記露出補正手段により露出補正された画像データを出力するようにしたので、ブレが少なく、且つ、露出不足でない画像を得ることができる。
請求項33記載の撮像装置の発明によれば、前記出力手段は、前記制御手段により前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断されずに、前記撮影制御手段による露出が終了した場合には、前記撮影制御手段により読み出された画像データを出力するようにしたので、ブレが少なく、且つ、露出不足でもない画像を得ることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項34記載の撮像装置の発明によれば、前記出力手段により出力された画像データを記録手段に記録する記録制御手段を備えるようにしたので、撮像された画像データを保存することができる。
請求項35記載の撮像装置の発明によれば、前記撮像手段により撮像された画像データに基づく画像と、前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量とを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えるようにしたので、撮像された画像データがどのくらいブレているのかをユーザは簡単に視認することができる。
請求項36記載の外部記録媒体の発明によれば、ブレ量を検出するブレ検出手段と、撮像装置から出力された静止画像データ及び撮影時刻を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された撮影時刻に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正する補正手段と、前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、を備えるようにしたので、時計機能付き撮像装置であれば、該撮像装置とデータの入出力可能な状態にすることにより、該撮像装置により撮像された画像のブレを補正することができる。
また、構造が簡単で小型化することができ、コストがかからず、凡庸の撮像装置で撮像された画像であっても、ブレ補正された画像が記録される。
請求項37記載の外部記録媒体の発明によれば、時刻を計時する計時手段と、前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データと前記計時手段により計時された時刻とを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記取得手段により取得された撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶手段から読み出す読出し手段と、を備え、前記ブレ補正手段は、前記読出し手段により読み出された撮影時刻に対応するブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するようにしたので、高精度に画像のブレを補正することができる。
請求項38記載の外部記録媒体の発明によれば、前記撮影時刻は、撮像装置から出力される静止画像データを得るための露出の開始時刻から露出の終了時刻までの時刻であるようにしたので、静止画像のブレ補正の精度を更に高くすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項39記載の外部記録媒体の発明によれば、前記取得手段により取得された撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する判断手段を備え、前記ブレ補正手段は、前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、該検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正し、前記記録制御手段は、前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを前記記録手段に記録するようにしたので、画像のブレ量を所定ブレ量より多い場合にはブレ補正をすることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項40記載の外部記録媒体の発明によれば、前記補正手段は、前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいと判断された場合には、前記取得手段により取得した画像データの画像のブレの補正を禁止し、前記記録制御手段は、前記取得手段により取得された画像データを前記記録手段に記録するようにしたので、ブレ量が小さい場合にはブレ補正に伴う処理負担を軽減することができる。
請求項41記載のプログラムの発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
請求項42記載のプログラムの発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
請求項43記載のプログラムの発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
請求項44記載のプログラムの発明によれば、ブレを検出することができる角速度センサ等を内蔵する記録媒体に読み込ませることにより、本発明の外部記録媒体を実現することができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.ブレ検出システム装置の構成
本発明のブレ検出システム装置は、メモリカードとデジタルカメラとによって構成されるので、メモリカードとデジタルカメラに分けて説明する。
A−1.メモリカードの構成
図1は、本発明のブレ検出システム装置を実現するメモリカード1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
メモリカード1は、Yaw(ヨー)方向手振れセンサ2(以下、センサ2)、Pitch(ピッチ)方向手振れセンサ3(以下、センサ3)、ハイパスフィルタ(HPF)4、ハイパスフィルタ(HPF)5、アンプ(AMP)6、アンプ(AMP)7、ローパスフィルタ(LPF)8、ローパスフィルタ(LPF)9、A/D変換器10、A/D変換器11、ハイパスフィルタ12、ハイパスフィルタ13、位相補償部14、位相補償部15、積分器16、積分器17、制御部18、メモリ19、接続端子20、駆動回路21から構成されている。
センサ2、センサ3は、振動ジャイロなどの角速度センサであり、センサ2は、Yaw方向の角速度を検出し、センサ3は、Pitch方向の角速度を検出する。
センサ2は検出した角速度信号をハイパスフィルタ4に、センサ3は検出した角速度信号をハイパスフィルタ5に逐次出力する。このセンサ2及びセンサ3によりYaw方向の手振れと、Pitch方向の手振れのブレ量を検出することができる。
ハイパスフィルタ4、ハイパスフィルタ5は、入力された角速度信号の直流成分を遮断して交流成分のみをアンプ6、アンプ7にそれぞれ出力する。
アンプ6、アンプ7は、入力された角速度信号を増幅させて、ローパスフィルタ8、ローパスフィルタ9にそれぞれ出力する。
ローパスフィルタ8、ローパスフィルタ9は、入力された角速度信号のうちある周波数以上の周波数成分を遮断してA/D変換器10、A/D変換器11にそれぞれ出力する。
A/D変換器10、A/D変換器11は、入力された角速度信号をデジタル信号に変換してハイパスフィルタ12、ハイパスフィルタ13にそれぞれ出力する。
ハイパスフィルタ12、ハイパスフィルタ13は、入力されたデジタル信号の角速度信号のうち低周波成分を遮断して位相補償部14、位相補償部15にそれぞれ出力する。
位相補償部14、位相補償部15は、入力されたデジタル信号の角速度信号の位相を補償して積分器16、積分器17にそれぞれ出力する。
積分器16、積分器17は、入力されたデジタル信号の角速度信号をそれぞれ積分して角度信号を求め制御部18に出力する。
制御部18は、メモリカードの各部を制御するワンチップマイコンであり、時刻を計時するクロック回路も含む。
メモリ19はデジタルカメラによって撮影された画像データも保存する記録する記録媒体であるとともに、制御部18によるメモリカード1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されている。
駆動回路21は、センサ2及びセンサ3を駆動させる回路である。
A−2.デジタルカメラの構成
図2は、本発明のブレ検出システム装置を実現するデジタルカメラ31の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ31は、撮影レンズ32、レンズ駆動ブロック33、絞り兼用シャッタ34、CCD35、TG(timing generator)36、ユニット回路37、DRAM38、メモリ39、CPU40、画像表示部41、キー入力部42、外部通信I/F43、ストロボ駆動部44、ストロボ発光部45、カードI/F46を備えており、カードI/F46には、図示しないデジタルカメラ31本体のカードスロットにメモリカード1が着脱自在に接続される。
撮影レンズ32は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック33が接続されている。このレンズ駆動ブロック33は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ及びズームモータと、CPU40からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ34は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU40から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタを動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ32から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD35に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD35に光を当てる時間(露出時間)は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出量は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD35(撮像手段)は、撮影レンズ32、絞り兼用シャッタ34を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路37に出力する。また、CCD35は、TG36によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG36にはユニット回路37が接続されている。
ユニット回路37は、CCD35から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路37を経てデジタル信号としてCPU40に送られる。
CPU40は、ユニット回路7から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、ブレ補正処理、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式の圧縮・伸張)の処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ31の各部を制御するワンチップマイコンであり、時刻を計時するクロック回路も含む。
DRAM38は、CCD35によって撮像された後、CPU40に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU40のワーキングメモリとして使用される。
画像表示部41は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD35によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、メモリカード1から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部42は、シャッタボタン、モードキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU40に出力する。
外部通信I/F43は、外部の電子機器(例えばパソコン)との間でデータの入出力を行うものであり、USB(Universal Serial Bus)規格、IEEE1394規格などの各種インターフェース規格による入出力を可能としており、これらの規格によるデータ入出力可能なパソコンなどの電子機器と接続可能となっている。
また、IrDA規格による赤外線通信、Bluetooth規格による無線通信により外部の電子機器と画像データの入出力を可能としているものでもよい。
ストロボ駆動部44は、CPU40の制御信号にしたがって、ストロボ発光部45を閃光駆動させ、ストロボ発光部45はストロボを閃光させる。CPU40は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部44に制御信号を送る。
メモリ39には、CPU40によるデジタルカメラ31の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU40は、このプログラムにしたがって処理を行う。
B.ブレ検出システム装置の動作
第1の実施の形態におけるブレ検出システム装置の動作について説明する。
B−1.メモリカード1の動作
まず、ブレ検出システム装置のメモリカード1の動作を図3のフローチャートに従って説明する。
ユーザがメモリカード1をデジタルカメラ31のカードスロットに装着することによりメモリカード1とデジタルカメラ31が接続され、且つ、デジタルカメラ31の電源がONされると、制御部18は、メモリカード1の識別情報をデジタルカメラ31に出力する。つまり、接続端子20、カードI/F46を介して識別情報をCPU40に送る(ステップS1)。このメモリカード1の識別情報は制御部18に内蔵されているメモリやメモリカード1のメモリ19に予め記録させておく。
なお、メモリカード1とデジタルカメラ31とが接続され、デジタルカメラ31の電源がONされると、制御部18は、定期的にCPU30のクロック回路の計時信号や同期信号を読み出して、CPU30のクロック回路と制御部18のクロック回路とを同期させる。つまり、CPU30のクロック回路により計時される時刻と、制御部18のクロック回路により計時させる時刻とを同一にさせる。
次いで、制御部18は、デジタルカメラ31のCPU40からブレ検出を行なう旨を指示する制御信号がカードI/F46、接続端子20を介して送られて来たか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2で、ブレ検出を行う旨を指示する制御信号が送られてきていないと判断すると送られてくるまでステップS2に留まり、ブレ検出を行なう旨を指示する制御信号が送られてきたと判断すると、制御部18は、駆動回路21に制御信号を送ることによりセンサ2及びセンサ3を駆動させ、センサ2によるブレ量の検出、センサ3によるブレ量の検出を開始させる(ステップS3)。
ブレ量の検出の開始を行なうと、制御部18は、センサ2及びセンサ3により検出され、制御部18に送られてきたYaw方向のブレ量(角度信号)及びPitch方向のブレ量(角度信号)を接続端子20、デジタルカメラ31のカードI/F46を介して、CPU40に出力する(ステップS4)。
次いで、制御部18は、カードI/F46、接続端子16を介してデジタルカメラ31から静止画像データが送られてきたか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5で、静止画像データが送られてきていないと判断するとステップS4に戻る。つまり、制御部18は、静止画像データがデジタルカメラ31から送られてくるまで検出したブレ量をデジタルカメラ31にCPU40に出力する。
一方、ステップS5で、静止画像データが送られてきたと判断すると、制御部18は、該デジタルカメラ31から送られてきた静止画像データをメモリ19に記録させる。
B−2.デジタルカメラ31の動作
次に、ブレ検出システム装置のデジタルカメラ31の動作を図4乃至図6のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部42の操作によりデジタルカメラ31の電源がONされると、CPU40は、メモリカードが装着されているか否かの判断を行う(ステップS11)。
ステップS1で、メモリカードが装着されていないと判断すると、CPU40はその他の処理へ移行し、ステップS1でメモリカードが装着されていると判断すると、CPU40はメモリカードから出力された識別情報を取得する(ステップS12)。なお、メモリカードから出力された識別情報を取得するようにしたが、CPU40がメモリカードに記録されている識別情報を読み出して取得するようにしてもよい。
メモリカードの識別情報を取得すると、CPU40は、該取得した識別情報に基づいて装着されているメモリカードが本発明のセンサ機能内蔵のメモリカード1であるか否かの判断を行う(ステップS13)。
ステップS13で、本発明のセンサ機能内蔵のメモリカード1でないと判断すると、その他の処理へ移行する。この場合、装着されたメモリカードを通常のメモリカードとして使用する。なお、メモリカードから識別情報が出力されなかった場合や、CPU40が識別情報をメモリカードから取得することができなかった場合などは、本発明のセンサ機能内蔵のメモリカード1でないと判断するようにしてもよい。
一方、ステップS13で、本発明のセンサ機能内蔵のメモリカード1であると判断すると、CPU40は、該センサ機能内蔵のメモリカード1に対応するプログラムがインストールされているか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14で、対応するプログラムがインストールされていないと判断すると、その他の処理へ移行する。この場合、装着されたセンサ機能内蔵のメモリカード1を通常のメモリカードとして使用する。なお、対応するプログラムがインストールされていない場合には、ユーザは、USBケーブルなどを用いてデジタルカメラ31とパソコン(図示略)とを接続して、パソコンから該プログラムをダウンロードすることにより該プログラムをインストールすることができる。
一方、ステップS14で、対応するプログラムがインストールされていると判断すると、CPU40は、該プログラムを起動させる(ステップS15)。
そして、該プログラムを起動させると、CPU40は、ユーザのキー入力部42の操作によって現在のモードが撮影モードに設定されたか否かの判断を行う(ステップS16)。この判断は、撮影モード設定に対応する操作信号がキー入力部42から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS16で、撮影モードに設定されていないと判断すると撮影モードに設定されるまでステップS16に留まり、撮影モードに設定されたと判断すると、CPU40は、本発明の撮影モードへと移行する。つまり、図5の撮影モードのフローチャートに移行する。
図5のステップS21に進むと、CPU10は、カードI/F46及び接続端子20を介してメモリカード1の制御部18にブレ検出を行う旨の指示する制御信号を送る。そして、制御部18は、上述したように駆動回路21に制御信号を送り、センサ2及びセンサ3を駆動させ、センサ2によるブレ量の検出、センサ3によるブレ量の検出を開始させる。
次いで、CPU40は、CCD35による被写体の撮像を所定のフレームレート(1/30秒の固定周期)で開始させ、該撮像された画像データに対して画像処理を施して、バッファメモリ(DRAM38)に記憶させ、該記憶された画像データを画像表示部12に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を行う(ステップS22)。
次いで、CPU40は、メモリカード1の制御部18から出力されたYaw方向のブレ量(角度信号)及びPitch方向のブレ量(角度信号)を接続端子20及びカードI/F46を介して取得してバッファメモリに記憶させる(ステップS23)。
次いで、CPU40は、該記憶したセンサ2によって検出されたYaw方向のブレ量(角度信号)、及び、センサ3によって検出されたPitch方向のブレ量(角度信号)を被写体のスルー画像とともに画像表示部23に表示させる(ステップS24)。
図7は、Yaw方向のブレ量、Pitch方向のブレ量の表示例を示すものである。
図7(a)に示すようにCCD5により撮像された被写体のスルー画像(女性の人)とともに、画像表示部41の右部にYaw方向のブレ量の履歴を縦方向に連続表示させ、下部にはPitch方向のブレ量の履歴を横方向に連続表示させるようにする。
Yaw方向のブレ量の表示については、一番下に表示されているブレ量は、現在のYaw方向のブレ量を表しており、上に表示されているブレ量ほど過去のブレ量を表している。また、Pitch方向のブレ量の表示については、一番右に表示されているブレ量は、現在のPitch方向のブレ量を表しており、左に表示されているブレ量ほど過去のブレ量を表している。つまり、ブレ量を時系列的に連続表示させる。これにより、どのように手振れが起きているのかをユーザは簡単に認識することができる。
また、図7(b)に示すようにCCD5により撮像された被写体のスルー画像(女性の人)とともに、画像表示部41の下部にYaw方向のブレ量及びPitch方向のブレ量の履歴を横方向に連続表示させるようにしてもよい。このときは、Yaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量とを識別できるように差別表示させる。
Yaw方向及びPitch方向のブレ量ともに、一番右に表示されているブレ量が現在のブレ量を表し、左に表示されているブレ量ほど過去のブレ量を表示させる。
次いで、CPU40は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS25)。この判断は、シャッタボタン半押し操作に対応する操作信号が、キー入力部42から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS25でシャッタボタンが半押しされていないと判断するとステップS22に戻り、ステップS25でシャッタボタンが半押しされたと判断すると、CPU40は、現在設定されている撮影モードがブレ軽減撮影モードであるか否かを判断する(ステップS26)。なお、ユーザは、シャッタボタンを半押しするまでの間は、キー入力部42の操作により、ブレ軽減撮影モードの設定、ブレ補正撮影モードの設定に切り替えることができる。
〈ブレ軽減撮影モードの場合〉
ステップS26で、現在設定されている撮影モードがブレ軽減撮影モードであると判断すると、CPU40は、メモリカード1の制御部18から出力されたYaw方向のブレ量(角度信号)及びPitch方向のブレ量(角度信号)を接続端子20及びカードI/F46を介して取得してバッファメモリに記憶させる
(ステップS27)。
次いで、CPU40は、CCD35により撮像された画像データと、ステップS27で取得したYaw方向及びPitch方向の角度信号とを関連付けてバッファメモリに一時記憶させる(ステップS28)。このとき、記憶させる画像データが撮像されたときの時刻と同時刻又は略同時刻に検出されたYaw方向及びPitch方向の角度信号を関連付けて記憶させるようにする。
次いで、CPU40は、該記憶したCCD35により撮像された画像データと、該画像データに関連付けて記憶されているYaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量を画像表示部41に表示させる(ステップS29)。
次いで、CPU40は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS30)。この判断は、シャッタボタン全押しに対応する操作信号がキー入力部42から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS30で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、CPU40は、バッファメモリ一杯に画像データ及び角度信号が記憶されているか否かを判断する(ステップS31)。
ステップS31で、バッファメモリ一杯に画像データ及び角度信号が記憶されていると判断すると、CPU40は、該バッファッメモリに記憶されている画像データの中で一番古い画像データと、該画像データに関連付けて記憶されている角度信号をバッファッメモリから消去して(ステップS32)ステップS27に戻る。
一方、ステップS31で、バッファメモリ一杯に画像データ及び角度信号が記憶されていないと判断するとそのままステップS27に戻る。
つまり、シャッタボタンが半押しされてから全押しされるまでの間は、CCD35によって撮像された画像データをバッファメモリに順次一時記憶しておき、バッファメモリが一杯になると、バッファメモリに記憶されている画像データの中で一番古い画像データを消去して、該新たに撮像された画像データを記録していくという動作を繰り返す。このとき、記憶される画像データには、角度信号が関連付けてバッファメモリに記録されていることは言うまでもない。なお、バッファメモリが一杯にあると一番古い画像データを消去して新たに撮像された画像データを記録するようにしたが、一番古い画像データを消去せずに、新たに撮像された画像データを一番古い画像データに上書きして記憶させるようにしてもよい。
一方、ステップS30で、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたと判断すると、バッファメモリに記憶してある複数の画像データの中でブレ量が一番少ない画像データをJPEG形式に圧縮して静止画像データを生成し、メモリカード1に出力する(ステップS33)。そして、上述したように、メモリカード1の制御部18は該送られてきた静止画像データをメモリ19に記録させる。この一番ブレ量の少ない画像データとは、例えば、Yaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量との和が一番少ない画像データであってもよいし、Yaw方向のブレ量又はPitch方向のブレ量が一番小さい画像データであってもよい。
なお、記録する画像データをブレ量が一番少ない画像データを記録するようにしたが、複数の画像データを任意に選択して記録するようにしてもよい。
また、バッファメモリに記憶してある複数の画像データ及びブレ量を表示させ、記録させる画像データをユーザに選択させるようにしてもよい。このとき、選択できる画像データの枚数は、複数であってもよい。つまり、記録させる画像データは複数であってもよいということになる。
〈ブレ補正撮影モードの場合〉
一方、ステップS26で、ブレ軽減撮影モードでないと判断すると、ブレ補正撮影モードと判断し、図6のステップS34に進み、CPU40は、メモリ39に格納されているプログラムにしたがって、AE処理、AF処理を行う。このAE処理とは、自動的に適正な絞りやシャッタ速度を設定して露出量を設定することをいう。また、AF処理とは、被写体にピントが合うようにフォーカスレンズを自動的に移動させることいい、ここでは、コントラスト検出方式を採用する。コントラスト検出方式によるAF処理は多くのデジタルカメラで採用されているAF処理なのでここでは説明を省略する。
次いで、CPU40は、メモリカード1の制御部18から出力されたYaw方向のブレ量(角度信号)及びPitch方向のブレ量(角度信号)を接続端子20及びカードI/F46を介して取得してバッファメモリに記憶させる(ステップS35)。
次いで、CPU40は、該記憶したセンサ2によって検出されたYaw方向のブレ量(角度信号)、及び、センサ3によって検出されたPitch方向のブレ量(角度信号)を被写体のスルー画像とともに画像表示部23に表示させる(ステップS36)。
次いで、CPU40は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS37)。
ステップS37で、シャッタボタンが全押しされていないと判断するとステップS35に戻り、ステップS37で、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、露出を開始する(ステップS38)。
次いで、CPU40は、メモリカード1から出力されたYaw方向及びPitch方向のブレ量を取得してバッファメモリに記憶させる(ステップS39)。
次いで、CPU40は、露出が終了したか否かを判断する(ステップS40)。この判断は、ステップS24のAE処理により設定された露出時間(シャッタ速度によって定められる)が経過したか否かにより判断する。
ステップS40で、露出が終了していないと判断するとステップS39に戻り、露出が終了すると判断すると、CPU40は、シャッタを閉じてCCD35により撮像された静止画像データを読み出してバッファメモリに記憶させる(ステップS41)。
そして、静止画撮影処理中に取得したブレ量に基づいて該記憶した静止画像データに対してブレ量補正処理を施す(ステップS42)。この静止画撮影処理中に取得したブレ量とは、つまり、ステップS39で取得したブレ量のことをいう。このブレ補正処理については後で説明する。
次いで、該ブレ補正処理を施した静止画像データをJPEG形式に圧縮してメモリカード1に出力する(ステップS43)。そして、メモリカード1の制御部18が該送られてきた静止画像データをメモリ19に記録させる。
C.次に、ブレ補正処理について説明する。
ブレ補正処理の方法は種々あるが、その一例としてブレ補正処理の方法について説明する。
まず、ブレ補正処理の方法の概略について説明する。
ブレのない本来の画像データをi(x,y)とし、ブレを生じさせる劣化成分をp(x,y)とし、劣化画像、つまり、ブレのある画像データをg(x,y)と仮定すると、数1の関係式が成り立つ。
(数1)
g(x,y)=p(x,y)*i(x,y)
*は、コンボリューション演算(畳み込み積分)
したがって、劣化成分p(x,y)を推定すれば、ブレのない画像データi(x,y)をデコンボリューション演算(逆畳み込み積分)により復元することができる。つまり、得られた静止画像データは劣化画像g(x,y)と見なせるので、劣化画像g(x,y)と劣化成分p(x,y)とによりブレのない画像データi(x,y)を求めることができる。
次に、ブレ補正処理について具体的に説明する。
まず、数1の関係式をフーリエ変換などで周波数軸に変換すると数2に示すような関係式になる。
(数2)
G[u,v]=P[u,v]・I[u,v]
コンボリューション演算は、周波数軸上ではフーリエ変換同士の掛算となる。
数2の関係式をI[u,v]イコールの関係式に書き直すと数3に示すような関係式になる。
(数3)
I[u,v]=G[u,v]/P[u,v]
デコンボリューション演算は、周波数軸上ではフーリエ変換同士の割り算となる。
また、g(x,y)のフーリエ変換後のG[u,v]は数4に示すような関係式を有する。
Figure 2007129491
また、I[u,v]の逆フーリエ変換後のi(x,y)は数5に示すような関係式を有する。
Figure 2007129491
また、P[u,v]は、数6に示すような関係式を有する。
Figure 2007129491
数6にあるθ、及び、Lは、センサ2及びセンサ3によって検出されたYaw方向のブレ量、Pitch方向のブレ量に基づいて求めることができる。このθは、ブレの方向角度を表すものであり、Lはブレの距離を表すものである。以下、θ、Lの求め方について説明する。
図8(a)は、時間とセンサ2よって検出されたYaw(ヨー)方向のブレ量及びセンサ3によって検出されたPitch(ピッチ)方向のブレ量との関係グラフを表す図である。横軸は時間軸を表し、縦軸はブレ量を表している。
時間の経過とともにヨーのブレ量とピッチのブレ量とが変化しているのがわかる。白丸があるところが露出を開始したときのブレ量を示すものであり、黒丸があるところが露出を終了したときのブレ量を示している。
そして、図8(b)は、図8(a)に表した時間の経過とともに検出されたヨー方向のブレ量及びピッチ方向のブレ量との関係グラフから、ヨー方向のブレ量とピッチ方向のブレ量との関係グラフに変換したものである。また、図8(b)の矢印方向は時間の経過を示しており、白丸は露出を開始したときの時間のヨー方向のブレ量及びピッチ方向のブレ量を表し、黒丸は露出を終了したときの時間のヨー方向のブレ量及びピッチ方向のブレ量を表している。
図8(c)は、図8(b)で露出が開始してから露出が終了するまでの検出したヨー方向のブレ量とピッチ方向のブレ量を抽出したものである。この露出開始時のヨー方向及びピッチ方向のブレ量の位置(白丸の位置)から露出終了時のヨー方向及びピッチ方向のブレ量の位置(黒丸の位置)に向かって伸びている太い矢印は、露出開始から露出終了までのブレ量の偏移の概略を表している。
そして、この露出開始から露出終了までのブレ量の偏移の概略を表している矢印(ベクトル)に基づいてブレ量の方向角度θ及びブレ量の距離Lを求めることができる。
なお、図8(c)の略曲線上に描かれている複数の小さい矢印は、ヨー方向のブレ量及びピッチ方向のブレ量の偏移を表している。つまり、図8(b)に示した露出開始から露出終了までのヨー方向及びピッチ方向のブレ量の軌跡を表している。
そして、数4で求めたG[u,v]と、数6で求めたP[u,v]とを、数3に代入し、該代入された数3を数5に代入することによりブレのない本来の画像データi(x,y)を求めることができる。上記した方法をCPU40がプログラムにしたがって行なう。
D.以上のように、第1の実施の形態のブレ検出システム装置においては、デジタルカメラ31に着脱可能なメモリカード1に角速度センサなどを設けるようにしたので、手振れ検出や手振れ補正機能を備えていないデジタルカメラ31であっても、該メモリカード1を装着することにより簡易に手振れの少ない画像データや手振れのない画像データを得ることができる。また、メモリカード装着な可能なデジタルカメラであれば、本発明のブレ検出システム装置を実現することができるので、構造が簡単で小型化することができ、コストがかからない。
[変形例1]
E.上記第1の実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)第1の実施の形態においては、図5のステップS25で、ブレ軽減撮影モードであると判断すると、CCD35により撮像された画像データを順次記録していき、シャッタボタンが全押しされると該記憶された複数の画像データの中で一番ブレ量の少ない画像データを記録するようにしたが、以下のような態様にしてもよい。
図5のステップS25で、ブレ軽減撮影モードであると判断すると、図9のステップS51に進み、CPU40は、AE処理、AF処理を行う。
次いで、CPU40は、メモリカード1の制御部18から出力されたYaw方向のブレ量(角度信号)及びPitch方向のブレ量(角度信号)を接続端子20及びカードI/F46を介して取得してバッファメモリに記憶させる(ステップS52)。
次いで、CPU40は、該記憶したセンサ2によって検出されたYaw方向のブレ量(角度信号)、及び、センサ3によって検出されたPitch方向のブレ量(角度信号)を被写体のスルー画像とともに画像表示部23に表示させる(ステップS53)。なお、このとき、スルー画像とともに取得したブレ量を表示させるときには、図10に示すように所定ブレ量というものを一緒に表示させるようにしてもよい。この所定ブレ量については後述する。
次いで、CPU40は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS54)。
ステップS54で、シャッタボタンが全押しされていないと判断するとステップS52に戻り、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、露出を開始する(ステップS55)。
次いで、CPU40は、メモリカード1から出力されたYaw方向及びPitch方向のブレ量を取得してバッファメモリに記憶させる(ステップS56)。
次いで、CPU40は、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する(ステップS57)。この所定ブレ量は予めメモリ39などに記録させておく。この判断は、該取得したYaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量との両方のブレ量が所定ブレ量より小さい場合には、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断するようにしてもよいし、Yaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量とのどちらか一方が所定ブレ量より小さい場合には、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断するようにしてもよい。
なお、Yaw方向のブレ量に対応する所定ブレ量(第1の所定ブレ量)と、Pitch方向のブレ量に対応する所定ブレ量(第2の所定ブレ量)というように、所定ブレ量をYaw方向、Pitch方向とに別々に設けるようにしてもよい。また、該取得したYaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量との和が所定ブレ量より小さい場合には、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断するようにしてもよい。
ステップS57で、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断した場合には、CPU40は、露出が終了したか否かを判断する(ステップS59)。
ステップS59で、露出が終了してないと判断すると、ステップS56に戻る。
つまり、露出が開始してから露出が終了するまでは、CPU40は、メモリカードから出力されたブレ量を取得し、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいか否かの判断を行うことになる。
メモリカード1から出力されたブレ量が所定ブレ量以上だと判断されずに(ステップS57でYに分岐)、露出が終了すると、つまり、露出時間が経過すると(ステップS58でYに分岐)、シャッタを閉じてCCD35により撮像された静止画像データを読み出してバッファメモリに記憶させる(ステップS59)。
そして、該記憶させた静止画像データをJPEG形式に圧縮し、カードI/F46を介してメモリカード1に静止画像データを出力する(ステップS60)。
一方、露出が終了する前に、メモリカード1から出力されたブレ量が所定ブレ量以上だと判断すると(ステップS57でNに分岐)、CPU40は、露出時間が経過する前であっても強制的にシャッタを閉じて、CCD35により撮像された静止画像データを読み出して、バッファメモリに記憶させる(ステップS61)。これにより、ブレ量の少ない静止画像データを得ることができる。
そして、CPU40は、露出不足量に応じて、静止画像データの露出補正処理を行い(ステップS62)、該露出補正処理を施した静止画像データをJPEG形式に圧縮し、カードI/F46を介してメモリカード1に静止画像データを出力する(ステップS60)。ブレ量の少ない静止画像データを得ることはできるものの、露出不足の静止画像データとなってしまうため、露出補正処理を行うことにより露出不足でない画像データを得ることができる。露出補正処理は周知の技術なので説明を省略する。
(2)また、上記第1の実施の形態においては、Yaw方向のセンサ2、Pitch方向のセンサ3を設けてブレ量を検出するようにしたが、更に、Roll方向のブレ量を検出するセンサを設けるようにしてもよい。つまり、2軸方向ではなくて、3軸方向のブレ量を検出するようにしてもよい。
また、Yaw方向のブレ量を検出するセンサとRoll方向のブレ量を検出するセンサとにしてもよいし、Pich方向のブレ量を検出するセンサとRoll方向のブレ量を検出するセンサにしてもよい。
(3)また、上記第1の実施の形態におけるブレ補正撮影モードにおいては、メモリカード1から出力されたブレ量(センサ2及びセンサ3により検出されたブレ量)に基づいて、静止画像データに対してブレ補正処理を施してメモリカード1に記録するようにしたが、ブレ補正処理を施すことなく、該ブレ量をCCD35により撮影された静止画像データに関連付けて記録するようにしてもよい。この場合には、静止画像データの再生時に、該静止画象データに関連付けられて記録されているブレ量に基づいて該静止画象データに対してブレ補正処理を施して該静止画象データを再生することとなる。
(4)また、画像データ等を記録することができるメモリとブレ検出機能とを備えたメモリカードにしたが、ブレを検出するだけの機能のみを備えた装置であってもよい。
(5)また、上記第1の実施の形態においては、メモリカード1に静止画像データを記録するようにしたが、デジタルカメラ31にフラッシュメモリなどの記録媒体を設け、該記録媒体に画像データを記録するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、センサ機能内蔵のメモリカード1に対応するプログラムを予めデジタルカメラ31に記録させておくというものであるが、第2の実施の形態においては、メモリカード1に該プログラムを記録させておき、デジタルカメラ31はメモリカード1に記録されているプログラムにしたがって本発明のブレ軽減撮影やブレ補正撮影を行なうというものである。
F.ブレ検出システム装置の動作
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するメモリカード1及び図2に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ31を用いることにより本発明のブレ検出システム装置を実現する。但し、メモリカード1のメモリ19には、センサ機能内蔵のメモリカード1に対応するプログラム、つまり、ブレ軽減撮影モード及びブレ補正撮影モードを実行させるためのプログラムが予め記録されている。
以下、第2の実施の形態におけるブレ検出システム装置の動作について説明する。
F−1.メモリカード1の動作
まず、ブレ検出システム装置のメモリカード1の動作を図11のフローチャートに従ってについて説明する。
ユーザがメモリカード1をデジタルカメラ31のカードスロットに装着することによりメモリカード1とデジタルカメラ31が接続され、且つ、デジタルカメラ31の電源がONされると、制御部18は、メモリカード1のメモリ19に記録されているセンサ機能内蔵のメモリカード1に対応するプログラムをデジタルカメラ31に出力する(ステップS101)。つまり、接続端子20、カードI/F46を介してプログラムをCPU40に送る。
なお、メモリカード1とデジタルカメラ31とが接続され、デジタルカメラ31の電源がONされると、制御部18は、定期的にCPU30のクロック回路の計時信号や同期信号を読み出して、CPU30のクロック回路と制御部18のクロック回路とを同期させる。つまり、CPU30のクロック回路により計時される時刻と、制御部18のクロック回路により計時させる時刻とを同一にさせる。
次いで、制御部18は、デジタルカメラ31のCPU40からブレ検出を行なう旨を指示する制御信号がカードI/F46、接続端子20を介して送られて来たか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102で、ブレ検出を行う旨を指示する制御信号が送られてきていないと判断すると送られてくるまでステップS2に留まり、ブレ検出を行なう旨を指示する制御信号が送られてきたと判断すると、制御部18は、駆動回路21に制御信号を送ることによりセンサ2及びセンサ3を駆動させ、センサ2によるブレ量の検出、センサ3によるブレ量の検出を開始させる(ステップS103)。
ブレ量の検出の開始を行なうと、制御部18は、センサ2及びセンサ3により検出され、制御部18に送られてきたYaw方向のブレ量(角度信号)及びPitch方向のブレ量(角度信号)を接続端子20、デジタルカメラ31のカードI/F46を介して、デジタルカメラ31のCPU40に出力する(ステップS104)。
次いで、制御部18は、カードI/F46、接続端子16を介してデジタルカメラ31から静止画像データが送られてきたか否かを判断する(ステップS105)。
ステップS105で、静止画像データが送られてきていないと判断するとステップS104に戻る。つまり、制御部18は、静止画像データがデジタルカメラ31から送られてくるまで検出したブレ量をデジタルカメラ31にCPU40に出力する。
一方、ステップS105で、静止画像データが送られてきたと判断すると、制御部18は、該デジタルカメラ31から送られてきた静止画像データをメモリ19に記録させる。
F−2.デジタルカメラ31の動作
次に、ブレ検出システム装置のデジタルカメラ31の動作を図12のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部42の操作によりデジタルカメラ31の電源がONされると、CPU40は、メモリカード1が装着されているか否かの判断を行う(ステップS111)。
ステップS111で、メモリカード1が装着されていないと判断すると、CPU40はその他の処理へ移行し、ステップS111でメモリカードが装着されていると判断すると、CPU40はメモリカード1から出力されたプログラムを取得し、デジタルカメラ31のメモリ39に記憶させる(ステップS112)。なお、メモリカード1から出力されたプログラムを取得するようにしたが、CPU40がメモリカード1に記録されているプログラムを読み出して取得するようにしてもよい。
次いで、CPU30は、メモリ39に記憶させたプログラムを起動させる(ステップS113)。
そして、該プログラムを起動させると、CPU40は、ユーザのキー入力部42の操作によって現在のモードが撮影モードに設定されたか否かの判断を行う(ステップS114)。
ステップS114で、撮影モードに設定されていないと判断すると撮影モードに設定されるまでステップS114に留まり、撮影モードに設定されたと判断すると、CPU40は、本発明の撮影モードへと移行する。つまり、図5の撮影モードのフローチャートに移行する。
撮影モードの動作は、第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
G.以上のように、第2の実施の形態においては、メモリカード1にブレ軽減撮影モードやブレ補正撮影モードなどを実行させるプログラムを記録させておくようにしたので、メモリカード1が着脱可能なデジタルカメラであれば、デジタルカメラのハードウェア、ソフトウェアを変更することなく、本発明のブレ検出システム装置を実現することができる。
なお、上記第2の実施の形態においても、上記第1の実施の変形例に示した実施態様と同様の実施態様に変形してもよい。
[第3の実施の形態]
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態においては、デジタルカメラ41は通常の静止画撮影処理を行い、メモリカード1側で、該撮影処理により得られた静止画像データのブレ補正処理を行ってから該静止画象データを記録するというものである。
H.ブレ検出システム装置の構成
図13は、第3の実施の形態におけるブレ検出システム装置を実現するメモリカード1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
メモリカード1は、センサ2、センサ3、ハイパスフィルタ4、ハイパスフィルタ5、アンプ6、アンプ7、ローパスフィルタ8、ローパスフィルタ9、A/D変換器10、A/D変換器11、ハイパスフィルタ12、ハイパスフィルタ13、位相補償部14、位相補償部15、積分器16、積分器17、制御部18、メモリ19、接続端子20、駆動回路21及びDRAM22から構成されている。
なお、第1の実施の形態におけるメモリカード1と同様の機能を有する構成部については同様の符号を付している。つまり、第3の実施の形態におけるメモリカード1は、第1の実施の形態におけるメモリカード1の構成にDRAM22を付加したものである。
このDRAM22は、制御部18に送られてきたセンサ2及びセンサ3により検出されたブレ量データ(角度信号)等を一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、制御部18のワーキングメモリとして使用される。
また、デジタルカメラ31に関しては、第3の実施の形態においても図2に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ31を用いるが、第3の実施の形態においては、CPU30は、ブレ補正処理を施さずに撮影処理に得られた静止画像データを圧縮してメモリカード1に出力する。
I.ブレ検出システム装置の動作
第3の実施の形態におけるブレ検出システム装置の動作について説明する。
I−1.メモリカード1の動作
まず、ブレ検出システム装置のメモリカード1の動作を図14のフローチャートに従って説明する。
ユーザがメモリカード1をデジタルカメラ31のカードスロットに装着することによりメモリカード1とデジタルカメラ31とが接続され、且つ、デジタルカメラ31の電源がONされると、制御部18は、駆動回路21に制御信号を送ることによりセンサ2及びセンサ3を駆動させ、センサ2によるブレ量の検出、センサ3によるブレ量の検出を開始させる(ステップS201)。
なお、メモリカード1とデジタルカメラ31とが接続され、デジタルカメラ31の電源がONされると、制御部18は、定期的にCPU30のクロック回路の計時信号や同期信号を読み出して、CPU30のクロック回路と制御部18のクロック回路とを同期させる。つまり、CPU30のクロック回路により計時される時刻と、制御部18のクロック回路により計時させる時刻とを同一にさせる。
ブレ量の検出の開始を行なわせると、制御部18は、センサ2及びセンサ3により検出され、制御部18に送られてきたYaw方向のブレ量データ(角度信号)及びPitch方向のブレ量データ(角度信号)をDRAM22(バッファメモリ)に記憶させるとともに、該ブレ量を検出したときの時刻データをYaw方向のブレ量データ、Pitch方向のブレ量データに関連付けて記憶させる(ステップS202)。
次いで、制御部18は、デジタルカメラ31から静止画像データが送られてきたか否かを判断する(ステップS203)。
ステップS203で、静止画像データが送られてきていないと判断するとステップS202に戻る。つまり、制御部18は、静止画像データがデジタルカメラ31から送られてくるまで、検出したブレ量データと該ブレ量データを検出したときの時刻データとを関連付けてバッファメモリに順次記憶させることとなる。
なお、バッファメモリ一杯にブレ量データ等が記憶された場合には、古いブレ量データ及び関連付けられて記憶されている時刻データを消去して新たに検出されたブレ量データ及び時刻データを記憶させる。
ステップS203で、静止画像データ及び撮影時刻データが送られてきたと判断すると、制御部18は、該送られてきた静止画像データ及び撮影時刻データをバッファメモリに記憶させる(ステップS204)。
次いで、制御部18は、該記憶されている静止画像データに関連付けて記憶されている撮影時刻に対応するブレ量データをバッファメモリから読み出す(ステップS205)。この静止画像データに関連付けられて記録されている撮影時刻とは、露出を開始した時刻から露出を終了した時刻までの時刻のことをいい、撮影時刻に対応するブレ量データとは、露出開始時刻から露出終了時刻までの間に検出されたブレ量データということになり、ブレ量データに関連付けられて記憶されている時刻データに基づいて判断する。
次いで、制御部18は、該読み出したブレ量データのブレ量が所定ブレ量より小さいか否かの判断を行う(ステップS206)。この所定ブレ量は予めメモリ39などに記録させておく。この所定ブレ量より小さいか否かの判断は、該読み出した全てのYaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量との両方のブレ量が所定ブレ量より小さい場合には、該読み出したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断するようにしてもよいし、該読み出した全てのブレ量のうち、半分以上のブレ量が所定ブレ量より小さい場合には、該読み出したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断するようにしてもよい。
なお、Yaw方向のブレ量に対応する所定ブレ量(第1の所定ブレ量)と、Pitch方向のブレ量に対応する所定ブレ量(第2の所定ブレ量)というように、所定ブレ量をYaw方向、Pitch方向とに別々に設けるようにしてもよい。また、該取得した全てのYaw方向のブレ量とPitch方向のブレ量との和が所定ブレ量より小さい場合には、該取得したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断するようにしてもよい。
ステップS206で、該読み出したブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断すると、制御部18は、該バッファメモリに記憶した静止画像データに対してJPEG形式の伸張処理を施し(ステップS207)、ステップS205で読み出したブレ量データに基づいて、JPEG形式に伸張した静止画像データに対してブレ補正処理を施す(ステップS208)。
そして、制御部18は、該ブレ補正処理を施した静止画像データをJPEG形式に圧縮して、メモリカード1のメモリ19に記録させる(ステップS209)。
一方、ステップS206で、該読み出したブレ量が所定ブレ量より小さいと判断すると、制御部18は、バッファメモリに記憶されている静止画像データをメモリ19に記録させる(ステップS210)。
I−2.デジタルカメラ31の動作
次に、ブレ検出システム装置のデジタルカメラ31の動作を図15のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部42の操作によりデジタルカメラ31の電源がONされ、撮影モードに設定されると、CCD35による被写体の撮像を所定のフレームレート(1/30秒の固定周期)で開始させ、該撮像された画像データに対して画像処理を施して、バッファメモリ(DRAM38)に記憶させ、該記憶された画像データを画像表示部41に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を行う(ステップS251)。
次いで、CPU40は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かの判断を行う(ステップS252)。
ステップS252で、シャッタボタンが半押しされていないと判断するとステップS251に戻り、ステップS252で、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、CPU40は、AE処理、AF処理を行う(ステップS253)。
次いで、CPU40は、CCD35により撮像された被写体のスルー画像を画像表示部41に表示させる(ステップS254)。
次いで、CPU40は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS255)。
ステップS255で、シャッタボタンが全押しされていないと判断するとステップS254に戻り、ステップ255で、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、CPU40は、静止画撮影処理を行うとともに、撮影時刻を記憶させる(ステップS256)。この撮影時刻とは、露出を開始した時刻から露出を終了した時刻までの時刻のことをいう。
次いで、CPU40は、静止画撮影処理を行うと、該静止画撮影処理により得られた静止画像データをJPEG形式に圧縮し、該圧縮した静止画像データを該記憶されている撮影時刻に関連付けてバッファメモリに記憶させる(ステップS257)。
次いで、該記憶した静止画像データ及び撮影時刻をメモリカード1に出力する。
そして、上述したようにメモリカード1側で、撮影時刻に対応するブレ量が所定ブレ量以上と判断すると、該静止画像データのブレ補正処理を施す。
J.以上のように、第3の実施の形態においては、ブレ検出機能だけでなく、ブレ補正を行なう機能をメモリカード1に設けたので、デジタルカメラ31の処理負担を大幅に軽減することができ、また、メモリカード1と接続可能なブレ補正機能を搭載していないデジタルカメラ31であっても、メモリカード1を装着するだけで手振れ補正がされた画像データを記録することができる。
なお、上記第3の実施の形態においては、センサ2及びセンサ3で検出したブレ量データをデジタルカメラ31に出力しなかったが、該センサ2及びセンサ3で検出したブレ量データをデジタルカメラ31に出力し、デジタルカメラ31は、該出力されたブレ量データに基づくブレ量を被写体のスルー画像とともに画像表示部41に表示させるようにしてもよい。この場合には、ブレ量データに基づくブレ量を画像表示部41に表示させるためのプログラムが必要となるが、デジタルカメラ31に予め該プログラムを記録しておくようにしてもよいし、メモリカード1から該プログラムを読み出すようにしてもよい。
また、メモリカード1は、ブレ補正を施すことなく、検出したブレ量データと静止画像データを関連付けて記録させるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態におけるデジタルカメラ31は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体を撮影することができる機器であれば何でもよい。
また、上記各実施の形態におけるメモリカード1は、上記実施の形態に限定されるものではなく、要は、デジタルカメラ31とデータの入出力可能な手振れを検出する装置であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のメモリカードのブロック図である。 本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態のメモリカードの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 Yaw方向のブレ量、Pitch方向のブレ量の表示例を示すものである。 ブレの方向角度θ、ブレの距離Lを求め方を説明するための図である。 変形例におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 変形例におけるYaw方向のブレ量、Pitch方向のブレ量及び所定ブレ量の表示例を示すものである。 第2の実施の形態のメモリカードの動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態におけるメモリカードのブロック図である。 第3の実施の形態のメモリカードの動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 メモリカード
2 Yaw方向手振れセンサ
3 Pitch方向手振れセンサ
4 ハイパスフィルタ
5 ハイパスフィルタ
6 アンプ
7 アンプ
8 ローパスフィルタ
9 ローパスフィルタ
10 A/D変換器
11 A/D変換器
12 ハイパスフィルタ
13 ハイパスフィルタ
14 位相補償部
15 位相補償部
16 積分器
17 積分器
18 制御部
19 メモリ
20 接続端子
21 駆動回路
22 DRAM
31 デジタルカメラ
32 撮影レンズ
33 レンズ駆動ブロック
34 絞り兼用シャッタ
35 CCD
36 TG
37 ユニット回路
38 DRAM
39 メモリ
40 CPU
41 画像表示部
42 キー入力部
43 外部通信I/F
44 ストロボ駆動部
45 ストロボ発光部
46 カードI/F


Claims (44)

  1. 撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
    前記ブレ検出装置は、
    ブレ量を検出するブレ検出手段と、
    前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像手段により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを出力する第2の出力手段と、
    を備えたことを特徴とするブレ検出システム装置。
  2. 前記撮像装置は、
    前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御する撮影制御手段を備え、
    前記ブレ補正手段は、
    前記撮影制御手段による静止画撮影中に前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、該撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正することを特徴とする請求項1記載のブレ検出システム装置。
  3. 前記撮影制御手段は、
    露出を行なってから前記撮像手段により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行ない、
    前記第1の取得手段は、
    前記撮影制御手段による露出中に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データを取得し、
    前記ブレ補正手段は、
    前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、前記撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正することを特徴とする請求項2記載のブレ検出システム装置。
  4. 撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
    前記ブレ検出装置は、
    ブレ量を検出するブレ検出手段と、
    前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データと、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを選択する最小ブレ画像選択手段と、
    前記最小ブレ画像選択手段により選択された画像データを出力する第2の出力手段と、
    を備えたことを特徴とするブレ検出システム装置。
  5. 前記撮像装置は、
    ユーザが前記撮像手段による被写体の撮像を中止させるための指示手段を備え、
    前記最小ブレ画像選択手段は、
    前記指示手段により被写体の撮像の中止の指示があった場合は、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データとの記憶を禁止する手段を含むことを特徴とする請求項4記載のブレ検出システム装置。
  6. 前記最小ブレ画像選択手段は、
    前記撮像手段により撮像された画像データと、該画像データが撮像されたときの時刻と同じ時刻に前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データと、を関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4又は5記載のブレ検出システム装置。
  7. 前記撮像装置は、
    ユーザが画像データを選択するための選択手段を備え、
    前記最小ブレ画像選択手段は、
    前記選択手段により画像データが選択された場合は、該選択された画像データを選択することを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  8. 前記撮像装置は、
    前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像と、該画像データに関連付けられて記憶されているブレ量データに基づくブレ量とを表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  9. 撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
    前記ブレ検出装置は、
    ブレ量を検出するブレ検出手段と、
    前記ブレ検出手段により検出されたブレ量のブレ量データを出力する第1の出手段と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記第1の出力手段により出力されたブレ量データを取得する第1の取得手段と、
    ユーザが撮影を指示するための指示手段と、
    前記指示手段により撮影の指示があった場合は、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段による露出中に前記検出手段により検出されて前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断し、取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、前記撮影制御手段による露出を強制的に終了させて、前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すように制御する制御手段と、
    前記制御手段により読み出された画像データを出力する第2の出力手段と、
    を備えたことを特徴とするブレ検出システム装置。
  10. 前記制御手段は、
    シャッタを閉じることにより露出を終了させることを特徴とする請求項9記載のブレ検出システム装置。
  11. 前記撮像装置は、
    画像データの露出を補正する露出補正手段を備え、
    前記露出補正手段は、
    前記制御手段により読み出された画像データの露出不足量に応じて該画像データの露出を補正し、
    前記第2の出力手段は、
    前記露出補正手段により露出補正されたが画像データを出力することを特徴とする請求項9又は10記載のブレ検出システム装置。
  12. 前記第2の出力手段は、
    前記制御手段により前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断されずに、前記撮影制御手段による露出が終了した場合には、前記撮影制御手段により読み出された画像データを出力することを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  13. 前記撮像装置は、
    前記第2の出力手段により出力された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  14. 前記ブレ検出装置は、
    前記第2の出力手段により出力された画像データを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  15. 前記撮像装置は、
    前記撮像手段により撮像された画像データの画像と、前記第1の取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量とを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  16. 撮像装置と、該撮像装置との間でデータの入出力可能なブレ検出装置とからなるブレ検出システム装置であって、
    前記撮像装置は、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    時刻を計時する第1の計時手段と、
    露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記第1の計時手段により計時された撮影時刻と、前記撮影制御手段により読み出された画像データとを出力する出力手段と、
    を備え、
    前記ブレ検出装置は、
    ブレ量を検出するブレ検出手段と、
    前記出力手段により出力された画像データ及び撮影時刻を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された撮影時刻に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とするブレ検出システム装置。
  17. 前記ブレ検出装置は、
    時刻を計時する第2の計時手段と、
    前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データと、前記第2の計時手段により計時された時刻とを関連付けて順次記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記取得手段により取得した撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶手段から読み出す読出し手段と、
    を備え、
    前記ブレ補正手段は、
    前記読出し手段により読み出された撮影時刻に対応するブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正することを特徴とする請求項16記載のブレ検出システム装置。
  18. 前記第2の計時手段は、
    前記第1の計時手段と同期していることを特徴とする請求項17記載のブレ検出システム装置。
  19. 前記第1の計時手段により計時された撮影時刻は、
    前記撮影制御手段による露出の開始時刻から露出の終了時刻までの時刻であることを特徴とする請求項16乃至18の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  20. 前記ブレ検出装置は、
    前記取得手段により取得された撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する判断手段を備え、
    前記ブレ補正手段は、
    前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、該検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正し、
    前記記録制御手段は、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを前記記録手段に記録することを特徴とする請求項16乃至19の何れかに記載のブレ検出システム装置。
  21. 前記補正手段は、
    前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいと判断された場合には、前記取得手段により取得された画像データの画像のブレの補正を禁止し、
    前記記録制御手段は、
    前記取得手段により取得された画像データを前記記録手段に記録することを特徴とする請求項20記載のブレ検出システム装置。
  22. ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像手段により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段により補正された画像データを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  23. 前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御する撮影制御手段を備え、
    前記ブレ補正手段は、
    前記撮影制御手段による静止画撮影中に前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、該撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正することを特徴とする請求項22記載の撮像装置。
  24. 前記撮影制御手段は、
    露出を行なってから前記撮像手段により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行ない、
    前記取得手段は、
    前記撮影制御手段による露出中に前記外部装置により検出されたブレ量データを取得し、
    前記ブレ補正手段は、
    前記取得手段により取得されたブレ量データに基づいて、前記撮影制御手段による静止画撮影により得られた画像データの画像のブレを補正することを特徴とする請求項23記載の撮像装置。
  25. ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データと、前記取得手段により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを選択する最小ブレ画像選択手段と、
    前記最小ブレ画像選択手段により選択された画像データを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  26. ユーザが前記撮像手段による被写体の撮像を中止させるための指示手段を備え、
    前記最小ブレ画像選択手段は、
    前記指示手段により被写体の撮像の中止の指示があった場合は、前記撮像手段により撮像された画像データと、前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データと、の記憶を禁止する手段を含むことを特徴とする請求項25記載の撮像装置。
  27. 前記最小ブレ画像選択手段は、
    前記撮像手段により撮像された画像データと、該画像データが撮像されたときの時刻と同じ時刻に検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データと、を関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項25又は26記載の撮像装置。
  28. ユーザが画像データを選択するための選択手段を備え、
    前記最小ブレ画像選択手段は、
    前記選択手段により画像データが選択された場合は、該選択された画像データを選択することを特徴とする請求項25乃至27の何れかに記載の撮像装置。
  29. 前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像と、該画像データに関連付けられて記憶されているブレ量データに基づくブレ量とを表示手段に表示させる第1の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項25乃至28の何れかに記載の撮像装置。
  30. ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得手段と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    ユーザが撮影を指示する指示手段と、
    前記指示手段により撮影の指示があった場合は、露出を行なってから前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段による露出中に前記外部装置により検出されて前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断し、取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合には、前記撮影制御手段による露出を強制的に終了させて、前記撮像手段により撮像された画像データを読み出すように制御する制御手段と、
    前記制御手段により読み出された画像データを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  31. 前記制御手段は、
    シャッタを閉じることにより露出を終了させることを特徴とする請求項30記載の撮像装置。
  32. 画像データの露出を補正する露出補正手段を備え、
    前記露出補正手段は、
    前記制御手段により読み出された画像データの露出不足量に基づいて該画像データの露出を補正し、
    前記出力手段は、
    前記露出補正手段により露出補正された画像データを出力することを特徴とする請求項30又は31記載の撮像装置。
  33. 前記出力手段は、
    前記制御手段により前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断されずに、前記撮影制御手段による露出が終了した場合には、前記撮影制御手段により読み出された画像データを出力することを特徴とする請求項30乃至32の何れかに記載の撮像装置。
  34. 前記出力手段により出力された画像データを記録手段に記録する記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項22乃至33の何れかに記載の撮像装置。
  35. 前記撮像手段により撮像された画像データに基づく画像と、前記取得手段により取得されたブレ量データに基づくブレ量とを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項22乃至34の何れかに記載の撮像装置。
  36. ブレ量を検出するブレ検出手段と、
    撮像装置から出力された静止画像データ及び撮影時刻を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された撮影時刻に前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正する補正手段と、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする外部記録媒体。
  37. 時刻を計時する計時手段と、
    前記ブレ検出手段により検出されたブレ量データと前記計時手段により計時された時刻とを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記取得手段により取得された撮影時刻に対応するブレ量データを前記記憶手段から読み出す読出し手段と、
    を備え、
    前記ブレ補正手段は、
    前記読出し手段により読み出された撮影時刻に対応するブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正することを特徴とする請求項36記載の外部記録媒体。
  38. 前記撮影時刻は、
    撮像装置から出力される静止画像データを得るための露出の開始時刻から露出の終了時刻までの時刻であることを特徴とする請求項36又は37記載の外部記録媒体。
  39. 前記取得手段により取得された撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する判断手段を備え、
    前記ブレ補正手段は、
    前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合は、該検出されたブレ量データに基づいて前記取得手段により取得した画像データの画像のブレを補正し、
    前記記録制御手段は、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正された画像データを前記記録手段に記録することを特徴とする請求項36乃至38の何れかに記載の外部記録媒体。
  40. 前記補正手段は、
    前記判断手段により撮影時刻に前記検出手段により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいと判断された場合には、前記取得手段により取得した画像データの画像のブレの補正を禁止し、
    前記記録制御手段は、
    前記取得手段により取得された画像データを前記記録手段に記録することを特徴とする請求項39記載の外部記録媒体。
  41. ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得処理と、
    被写体を撮像する撮像処理と、
    前記取得処理により取得されたブレ量データに基づいて前記撮像処理により撮像された画像データの画像のブレを補正するブレ補正処理と、
    前記ブレ補正処理により補正された画像データを出力する出力処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  42. ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得処理と、
    被写体を撮像する撮像処理と、
    前記撮像処理により撮像された画像データと、前記取得処理により取得されたブレ量データとを関連付けて順次記憶媒体に記憶する記憶処理と、
    前記記憶媒体に記憶されたブレ量データの中で一番ブレ量の少ないブレ量データに対応する画像データを出力する出力処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  43. ブレ量を検出する外部装置により検出されたブレ量データを取得する取得処理と、
    ユーザによって撮影の指示が行われたか否かを判断する第1の判断処理と、
    前記第1の判断処理により撮影の指示が行われたと判断された場合は、露出を行なってから撮像素子により得られた画像データを読み出すことにより被写体の静止画撮影を行なう撮影処理と、
    前記撮影処理による露出中に前記外部装置により検出されて前記取得処理により取得されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さいか否かを判断する第2の判断処理と、
    前記第2の判断処理により検出されたブレ量データに基づくブレ量が所定ブレ量より小さくないと判断された場合には、前記撮影処理による露出を強制的に終了させて、前記撮像素子により得られた画像データを読み出すように制御する処理と、
    この処理により読み出された画像データを出力する出力処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  44. ブレ量を検出するブレ検出処理と、
    撮像装置から出力された静止画像データ及び撮影時刻を取得する取得処理と、
    前記取得処理により取得された撮影時刻に前記ブレ検出処理により検出されたブレ量データに基づいて前記取得処理により取得した画像データの画像のブレを補正する補正処理と、
    前記ブレ補正処理によりブレ補正された画像データを記録媒体に記録する記録処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。


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