JP2007109609A - 燃料電池システムの充放電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】急に軽負荷の状態になっても、燃料電池の余剰電力を電気二重層コンデンサに蓄えて回生電力として有効利用を図るとともに、燃料電池出力の追従性の悪さをカバーして最適な電力を迅速に発生する燃料電池システムの充放電装置を提供する。
【解決手段】充放電装置3は、燃料電池2から供給される出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を軽負荷に対応した低い目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)に変換して出力し、燃料電池2の余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を放電しながら重負荷に対応した高い目標電力に変換して出力し、燃料電池4の出力電力が高い目標電力に達するまで継続する電力変換手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は家庭用燃料電池システムの出力電力を系統側から供給される系統電力よりも低く保ち、系統側への逆潮流を防止する家庭用燃料電池システムの充放電装置に係り、特に、軽負荷になった場合に、燃料電池の余剰電力を電気二重層コンデンサに充電し、電気二重層コンデンサに蓄えた余剰電力を回生し、電力の有効利用を図る家庭用燃料電池システムの充放電装置に関する。
従来の電力システム(例えば、コージェネレーションシステム)において、負荷が小さく定格電力出力を行うと、逆潮流が発生するような場合、電力出力を調整することなく、余剰電力をヒータで消費させて湯を作るように構成したものが「特許文献1」に開示されている。
また、従来の燃料電池システムは、DC/DCコンバータの出力に、充放電可能な蓄電池と電気二重層コンデンサを並列接続した出力を接続し、負荷が重くなって、負荷の消費電力に比べてDC/DCコンバータの出力電力が低い場合、蓄電池および電気二重層コンデンサに蓄積している電力を出力するように構成されたものが「特許文献2」(ハイブリッド燃料電池システム)に開示されている。
なお、負荷がモータのように突入電流を流す場合、電気二重層コンデンサから突入電流に対応した放電を先に開始し、続いて蓄電池から放電を開始することにより、突入電流の放電に伴う蓄電池の寿命低下を防止することができる。
特開2002−238166号公報(請求項2、図11参照) 特開2002−110210号公報(請求項1、図1参照)
従来の電力システムは、軽負荷時の余剰電力をヒータで消費する(湯を沸かす)ため、システムの電力効率の低下を招く課題がある。
また、従来の燃料電池システム(ハイブリッド燃料電池システム)は、蓄電池と電気二重層コンデンサを並列接続した蓄電装置を用いるため、部品点数が多く、規模が大きくなってコストアップを招く課題がある。
電気二重層コンデンサに、充放電が早く、容量の大きなものを採用することにより、蓄電池を削除することができる。
なお、燃料電池は、化学反応で電池出力を発生するため、発電量のコントロールに時間が掛り、目標値への追従性に劣る課題がある。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は急に軽負荷の状態になっても、燃料電池の余剰電力を電気二重層コンデンサに蓄えて回生電力として有効利用を図るとともに、燃料電池出力の追従性の悪さをカバーして最適な電力を迅速に発生する燃料電池システムの充放電装置を提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係る燃料電池システムの充放電装置は、負荷変動に伴い、燃料電池の出力電力を潮流側電力に追従して変更する燃料電池システムの充放電装置であって、燃料電池から供給される出力電力を、軽負荷に対応した目標電力にて変換して出力している際に発生する余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を、重負荷に対応した目標電力の必要時に、放電しながら重負荷に対応した目標電力に変換して出力するようにして、燃料電池の出力電力を重負荷時における目標電力に維持する電力変換手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係る充放電装置は、燃料電池から供給される出力電力を、軽負荷に対応した目標電力にて変換して出力している際に発生する余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を、重負荷に対応した目標電力の必要時に、放電しながら重負荷に対応した目標電力に変換して出力するようにして、燃料電池の出力電力を重負荷時における目標電力に維持する電力変換手段を備えたので、負荷が急激に変動して系統側電力の変化に、燃料電池の出力電力が追従できない場合でも、燃料電池の出力電力を目標電力に変換して出力することができる。特に、低い目標電力に変換された場合には、燃料電池の出力電力と低い目標電力の偏差である余剰電力を蓄えておき、燃料電池の出力電力が高い目標電力に達するまで、余剰電力を高い目標電力に再利用することができる。
また、この発明に係る電力変換手段は、燃料電池から供給される出力電力を降圧して低い目標電力にするとともに、余剰電力を電気二重層コンデンサに充電する降圧コンバータと、電気二重層コンデンサから余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力に昇圧する昇圧コンバータと、電荷を蓄積する電気二重層コンデンサとを備えたことを特徴とする。
この発明に係る電力変換手段は、燃料電池から供給される出力電力を降圧して低い目標電力にするとともに、余剰電力を電気二重層コンデンサに充電する降圧コンバータと、電気二重層コンデンサから余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力に昇圧する昇圧コンバータと、電荷を蓄積する電気二重層コンデンサとを備えたので、負荷変動に対応して目標電力を迅速に出力するとともに、余剰電力を蓄えて再利用することができる。
さらに、この発明に係る降圧コンバータおよび昇圧コンバータは、それぞれ定電流タイプのスイッチング素子、チョークコイル、平滑コンデンサを備えたことを特徴とする。
この発明に係る降圧コンバータおよび昇圧コンバータは、それぞれ定電流タイプのスイッチング素子、チョークコイル、平滑コンデンサを備えたので、余剰電力を速やかに充電し、充電した余剰電力を速やかに放電して燃料電池の出力電力を目標電力にして出力することができる。
また、この発明に係る電力変換手段は、直列接続した2個の定電流タイプのスイッチング素子、1個のチョークコイルを備えた双方向昇降圧コンバータと、電気二重層コンデンサとで構成したことを特徴とする。
この発明に係る電力変換手段は、直列接続した2個の定電流タイプのスイッチング素子、1個のチョークコイルを備えた双方向昇降圧コンバータと、電気二重層コンデンサとで構成したので、少ない部品点数で、燃料電池の出力電力を速やかに目標電力にして出力することができる。
さらに、この発明に係る充放電装置は、コントローラの指令に基づいて、降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係る充放電装置は、コントローラの指令に基づいて、降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御する制御手段を備えたので、降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータに流す電流を監視しながら降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの駆動を制御し、負荷変動に応じた出力電力を出力させることができる。
また、この発明に係る制御手段は、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、降圧コントロールIC、昇圧コントロールIC、スイッチング駆動回路を備え、アナログ信号で降圧コンバータおよび昇圧コンバータの動作、動作停止を制御することを特徴とする。
この発明に係る制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、降圧コントロールIC、昇圧コントロールIC、スイッチング駆動回路を備え、アナログ信号で降圧コンバータおよび昇圧コンバータの動作、動作停止を制御するので、負荷変動に伴う燃料電池の出力電力の変動を調節することができる。
さらに、この発明に係る制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、ディジタル信号で降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御することを特徴とする。
この発明に係る制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、ディジタル信号で降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御するので、温度やインバータのスイッチングノイズの制御量への影響を回避して正確な制御を実行することができる。
また、この発明に係る電気二重層コンデンサは、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサであることを特徴とする。
この発明に係る電気二重層コンデンサは、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサであるので、蓄電池などの二次電池を用いることなく、十分な電荷を蓄積することができる。
この発明に係る充放電装置は、燃料電池から供給される出力電力を、軽負荷に対応した目標電力にて変換して出力している際に発生する余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を、重負荷に対応した目標電力の必要時に、放電しながら重負荷に対応した目標電力に変換して出力するようにして、燃料電池の出力電力を前記重負荷時における目標電力に維持する電力変換手段を備えたので、負荷が急激に変動して系統側電力の変化に、燃料電池の出力電力が追従できない場合でも、燃料電池の出力電力を目標電力に変換して出力することができる。特に、低い目標電力に変換された場合には、燃料電池の出力電力と低い目標電力の偏差である余剰電力を蓄えておき、燃料電池の出力電力が高い目標電力に達するまで、余剰電力を高い目標電力に再利用することができ、燃料電池の出力電力を有効に利用してシステムの電力効率を高めることができる。
また、この発明に係る電力変換手段は、燃料電池から供給される出力電力を降圧して低い目標電力にするとともに、余剰電力を電気二重層コンデンサに充電する降圧コンバータと、電気二重層コンデンサから余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力に昇圧する昇圧コンバータと、電荷を蓄積する電気二重層コンデンサとを備えたので、負荷変動に対応して目標電力を迅速に出力するとともに、余剰電力を蓄えて再利用することができ、利便性の向上をアピールすることができる。
さらに、この発明に係る降圧コンバータおよび昇圧コンバータは、それぞれ定電流タイプのスイッチング素子、チョークコイル、平滑コンデンサを備えたので、余剰電力を速やかに充電し、充電した余剰電力を速やかに放電して燃料電池の出力電力を目標電力にして出力することができ、負荷の変動に対して出力電力の追従性の向上を実現することができる。
また、この発明に係る電力変換手段は、直列接続した2個の定電流タイプのスイッチング素子、1個のチョークコイルを備えた双方向昇降圧コンバータと、電気二重層コンデンサとで構成したので、少ない部品点数で、燃料電池の出力電力を速やかに目標電力にして出力することができ、装置の性能アップとコストダウンをアピールすることができる。
さらに、この発明に係る充放電装置は、コントローラの指令に基づいて、降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御する制御手段を備えたので、降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータに流す電流を監視しながら降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの駆動を制御し、負荷変動に応じた出力電力を出力させることができ、負荷変動に対して正確で、かつ追従性に優れた出力電力を出力することができる。
また、この発明に係る制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、降圧コントロールIC、昇圧コントロールIC、スイッチング駆動回路を備え、アナログ信号で降圧コンバータおよび昇圧コンバータの動作、動作停止を制御するので、負荷変動に伴う燃料電池の出力電力の変動を調節することができ、システムの出力電力を最適にし、システムから系統側への逆潮流を確実に防止することができる。
さらに、この発明に係る制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、ディジタル信号で降圧コンバータおよび昇圧コンバータ、または双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御するので、温度やインバータのスイッチングノイズの制御量への影響を回避して正確な制御を実行することができ、充放電装置の動作を保障して、安定性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る電気二重層コンデンサは、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサであるので、蓄電池などの二次電池を用いることなく、十分な電荷を蓄積することができ、負荷減少時の余剰電力を蓄積し、負荷増大時に余剰電力を放電して、回生電力として再利用することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る充放電装置が適用される燃料電池システムの実施の形態システム構成図である。図1において、燃料電池システム1は、天然ガスやメタノールなどの燃料から水素を発生させ、水素と酸素を化学反応させて直流の燃料電池出力電力(直流)PBを発生する燃料電池2と、燃料電池出力電力(直流)PBを目標とするパワーコンディショナ供給電力(直流)POへの電力変換をする充放電装置3と、パワーコンディショナ供給電力(直流)POを交流に変換し、商用電源に同期させたシステム出力電力(交流)PSを出力するパワーコンディショナ4と、系統側(商用電源)6の系統側電力(交流)PAC(負荷消費電力)とシステム出力電力(交流)PSの偏差電力に基づいて、燃料電池2に燃料調整の指令をするとともに、システム出力電力(交流)PSが系統側電力(交流)PACを超えて、パワーコンディショナ4から系統側(商用電源)6への逆潮流が発生しないように、充放電装置3に電力変換の指令をするコントローラ5から構成する。
燃料電池2は、燃料の増減に対して燃料電池出力電力(直流)PBの増減する追従が遅く、特に、負荷の急激な減少に伴い、系統側(商用電源)6の系統側電力(交流)PACは、追従して減少するが、燃料電池出力電力(直流)PBは、時間経過とともに減少し、系統側電力(交流)PACに追従することができないため、パワーコンディショナ4のシステム出力電力(交流)PSの減少も遅くなり、系統側電力(交流)PACを上回ってしまう虞がある。
充放電装置3は、燃料電池出力電力(直流)PBの減少の遅れをカバーし、系統側電力(交流)PACの減少に追従して燃料電池出力電力(直流)PBの減少の遅れを補償するため、燃料電池出力電力(直流)PBを目標のパワーコンディショナ供給電力(直流)POに変換するためのもので、パワーコンディショナ4から出力されるシステム出力電力(交流)PSを系統側電力(交流)PACの減少に追従させて減少させ、負荷の増減に追従させてシステム出力電力(交流)PSを速やかに増減することによって、燃料電池システム1から系統側(商用電源)6への逆潮流を防止し、システム出力電力(交流)PSを有効に利用する。
充放電装置3は、燃料電池2から供給される出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を、軽負荷に対応した目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)にて変換して出力している際に発生する余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を、重負荷に対応した目標電力の必要時に、放電しながら重負荷に対応した目標電力に変換して出力するようにして、燃料電池2の出力電力を重負荷時における目標電力に維持する電力変換手段を備える。
これにより、負荷が急激に変動して系統側電力(系統側電力(交流)PAC)の変化に、燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)が追従できない場合でも、燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)に変換して出力することができる。特に、低い目標電力に変換された場合には、燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)と低い目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)の偏差である余剰電力(=PB−PO)を蓄えておき、燃料電池2の出力電力が高い目標電力に達するまで、余剰電力を高い目標電力に再利用することができる。
図2はこの発明に係る充放電装置の一実施の形態ブロック構成図である。図2において、充放電装置3は、制御手段8a,8bからの駆動制御により、燃料電池出力電力(直流)PBを降圧または昇圧してパワーコンディショナ供給電力(直流)POに変換する電力変換手段7と、コントローラ5からの制御指令情報JS(電流指令値)に基づいて電力変換手段7の動作を制御する制御手段8a,8bとから構成する。
電力変換手段7は、降圧コンバータ9、昇圧コンバータ10、電気二重層コンデンサ11を備える。
降圧コンバータ9は、定電流タイプのスイッチング素子(例えば、MOSFET)などで構成し、制御手段8a,8bから供給される降圧コンバータ制御信号CDで駆動制御され、燃料電池2から供給される燃料電池出力電力(直流)PBを降圧して低い目標電力であるパワーコンディショナ供給電力(直流)POにする。
また、降圧コンバータ9は、燃料電池出力電力(直流)PBと降圧した低い目標電力のパワーコンディショナ供給電力(直流)POとの偏差(=PB−PO)である余剰電力を電気二重層コンデンサ11に充電して蓄える。なお、降圧コンバータ検出電流IDが制御手段8a,8bに提供される。
昇圧コンバータ10は、定電流タイプのスイッチング素子(例えば、MOSFET)などで構成し、制御手段8a,8bから供給される昇圧コンバータ制御信号CUで駆動制御され、電気二重層コンデンサ11に蓄えられた余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力のパワーコンディショナ供給電力(直流)POに昇圧する。なお、昇圧コンバータ検出電流IUが制御手段8a,8bに提供される。
電気二重層コンデンサ11は、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサで構成し、降圧コンバータ9の動作により余剰電力を蓄え、昇圧コンバータ10の動作により、蓄えた余剰電力を放電する。なお、電気二重層コンデンサ検出電圧VCが制御手段8a,8bに供給される。
これにより、蓄電池などの二次電池を用いることなく、十分な電荷を蓄積することができ、負荷減少時の余剰電力(電荷)を蓄積し、負荷増大時に余剰電力を放電して、回生電力として再利用することができる。
なお、電気二重層コンデンサ11に蓄える電荷量Qは、容量をCx、コンデンサ両端の電圧をVcとすると、Q=Cx×Vcで表される。また、電気二重層コンデンサ11に蓄えられるエネルギーPは、P=Cx×Vc/2で表される。
このように、この発明に係る電気二重層コンデンサ11は、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサであるので、蓄電池などの二次電池を用いることなく、十分な電荷を蓄積することができ、負荷減少時の余剰電力を蓄積し、負荷増大時に余剰電力を放電して、回生電力として再利用することができる。
制御手段8a,8bは、CPU(Central Processing Unit)を基本に構成し、コントローラ5の指令(電流指令情報JS)に基づいて、降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10の動作、動作停止を制御し、降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10に流す電流を監視しながら降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10の駆動を制御し、負荷変動に応じた出力電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)を出力させる。
制御手段8aは、中央演算処理装置(CPU)、降圧コントロールIC、昇圧コントロールIC、スイッチング駆動回路を備え、コントローラ5から供給されるディジタルの電流指令情報JSをアナログの降圧コンバータ制御信号CDまたは昇圧コンバータ制御信号CUに変換し、降圧コンバータ9または昇圧コンバータ10のスイッチング素子をPWM(Pulse Width Modulation)信号で、降圧コンバータ検出電流IDまたは昇圧コンバータ検出電流IUを監視しながら定電流となるように駆動制御する。
これにより、制御手段8aは、負荷変動に伴う燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)の変動を目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)に調節することができる。
また、制御手段8bは、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、コントローラ5から供給されるディジタルの電流指令情報JSをディジタルの降圧コンバータ制御信号CDまたは昇圧コンバータ制御信号CUに変換し、降圧コンバータ9または昇圧コンバータ10のスイッチング素子をPWM(Pulse Width Modulation)信号で、降圧コンバータ検出電流IDまたは昇圧コンバータ検出電流IUを監視しながら定電流となるように駆動制御する。
これにより、制御手段8bは、負荷変動に伴う燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)の変動を目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)に調節するとともに、温度やインバータのスイッチングノイズの制御量への影響を回避して正確な制御を実行することができる。
ここで、図1および図2を用いて動作を説明する。負荷が減少し、系統側(商用電源)6の消費電力が減少すると、コントローラ5は、消費電力に見合った発電量になるように燃料電池2に指令を与えると同時に、充放電装置3に、燃料電池2の目標とする発電量と実際の発電量との差の余剰電力を充電するように指令する。
燃料電池2は、コントローラ5からの指令に追従して直ちに発電量を低下することはできないが、充放電装置3は、コントローラ5からの指令に瞬時に応答してパワーコンディショナ供給電力(直流)POを低下し、出力することができるため、燃料電池2が瞬時に燃料電池出力電力(直流)PBを目標値に下げたのと同じになる。
電気二重層コンデンサ11は、常に電荷が蓄積されていない状態が望ましいため、燃料電池2の発電量が目標値に到達したら、更に目標値を下げ、充放電装置3から不足分を放電し、電気二重層コンデンサ11の電荷量を見ながら、燃料電池2の発電量をコントロールし、常に目標の発電量になるようにする。充放電装置3は、定電流の充放電コンバータで構成するため、燃料電池2の出力電圧によらず、一定電流の入出力が可能になる。
図3はこの発明に係る充放電装置の別実施の形態ブロック構成図である。図3において、充放電装置12は、制御手段8cからの駆動制御により、燃料電池出力電力(直流)PBを降圧または昇圧してパワーコンディショナ供給電力(直流)POに変換する電力変換手段13と、コントローラ5からの制御指令情報JS(電流指令値)に基づいて電力変換手段13の動作を制御する制御手段8cとから構成する。
電力変換手段13は、双方向昇降圧コンバータ14、電気二重層コンデンサ11を備える。
双方向昇降圧コンバータ14は、直列接続した2個の定電流タイプのスイッチング素子、1個のチョークコイルで構成し、制御手段8cから供給される降圧コンバータ制御信号CDで駆動制御され、燃料電池2から供給される燃料電池出力電力(直流)PBを降圧して低い目標電力であるパワーコンディショナ供給電力(直流)POに変換する。
また、双方向昇降圧コンバータ14は、燃料電池出力電力(直流)PBと降圧した低い目標電力のパワーコンディショナ供給電力(直流)POとの偏差(=PB−PO)である余剰電力を電気二重層コンデンサ11に充電して蓄える。なお、降圧コンバータ検出電流IDが制御手段8cに提供される。
さらに、双方向昇降圧コンバータ14は、制御手段8cから供給される昇圧コンバータ制御信号CUで駆動制御され、電気二重層コンデンサ11に蓄えられた余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力のパワーコンディショナ供給電力(直流)POに変換する。なお、昇圧コンバータ検出電流IUが制御手段8cに提供される。
電気二重層コンデンサ11は、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサで構成し、双方向昇降圧コンバータ14の動作により余剰電力を蓄え、蓄えた余剰電力を放電する。なお、電気二重層コンデンサ検出電圧VCが制御手段8cに供給される。
制御手段8cは、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、コントローラ5から供給されるディジタルの電流指令情報JSをディジタルの降圧コンバータ制御信号CDまたは昇圧コンバータ制御信号CUに変換し、双方向昇降圧コンバータ14のスイッチング素子をPWM(Pulse Width Modulation)信号で、降圧コンバータ検出電流IDまたは昇圧コンバータ検出電流IUを監視しながら定電流となるように駆動制御する。
これにより、制御手段8cは、負荷変動に伴う燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)の変動を目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)に調節するとともに、温度やインバータのスイッチングノイズの制御量への影響を回避して正確な制御を実行することができる。
次に、この発明に係る充放電装置の具体的な構成について説明する。図4はこの発明に係る充放電装置の第一実施の形態回路図である。なお、本実施の形態は、図2に示す電力変換手段7と制御手段8aで構成するものである。図4の充放電装置15において、電力変換手段7は、降圧ならびに電気二重層コンデンサCxへの充電を受け持つスイッチング素子であるMOSFET−Q1と、チョークコイルL1と、平滑コンデンサC1と、降圧コンバータ検出電流IDを検出するための抵抗器R1で降圧コンバータ9を構成し、昇圧ならびに電気二重層コンデンサCxからの放電を受け持つスイッチング素子であるMOSFET−Q2と、チョークコイルL2と、平滑コンデンサC2と、昇圧コンバータ検出電流IUを検出するための抵抗器R2で昇圧コンバータ10を構成する。なお、電気二重層コンデンサCxは、電気二重層コンデンサ11を構成する。
制御手段8aは、CPU(Central Processing Unit)と、降圧コントロールICと、MOSFET−Q1駆動用のFETドライバと、昇圧コントロールICと、MOSFET−Q2駆動用のFETドライバで構成する。降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICはアナログICで構成する。
CPU(Central Processing Unit)は、通信ポートを介してコントローラ5からディジタル信号の電流指令情報JSを受信すると、D/A(ディジタル/アナログ)変換した充電電流指令値および放電電流指令値をそれぞれ降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICに供給する。
また、CPU(Central Processing Unit)は、抵抗器R1で検出されたアナログの降圧コンバータ検出電流ID、抵抗器R2で検出されたアナログの昇圧コンバータ検出電流IUにA/D(アナログ/ディジタル)変換を施し、変換したディジタル電流値と電流指令情報JSを比較し、ディジタル電流値と電流指令情報JSが一致するように充電電流指令値および放電電流指令値を変更して出力する帰還ループを形成する。
降圧コントロールICは、CPUから供給される充電電流指令値に対応したPWM(Pulse Width Modulation)信号をFETドライバを介してMOSFET−Q1のゲートに供給し、MOSFET−Q1の降圧、充電動作を制御する。
昇圧コントロールICは、CPUから供給される放電電流指令値に対応したPWM(Pulse Width Modulation)信号をFETドライバを介してMOSFET−Q2のゲートに供給し、MOSFET−Q2の昇圧、放電動作を制御する。なお、降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICは、それぞれCPUから供給されるシャットダウン信号により、動作を停止する。
降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICは、それぞれ抵抗器R1で検出されたアナログの降圧コンバータ検出電流ID、抵抗器R2で検出されたアナログの昇圧コンバータ検出電流IUを受信し、CPUから供給される充電電流指令値、放電電流指令値と比較し、降圧コンバータ検出電流IDと充電電流指令値、昇圧コンバータ検出電流IUと放電電流指令値が一致するように制御する帰還ループを形成する。
降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICは、アナログ部品であり、基本的に温度の影響を受け易い。また、降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICは、CPUから供給される充電電流指令値、放電電流指令値、およびFETドライバを介してMOSFET−Q1、MOSFET−Q2に供給するPWM(Pulse Width Modulation)信号がアナログ信号のため、スイッチングノイズなどの外乱の影響も受け易い。
温度の影響ならびに外乱の影響を極力抑制するため、降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICは、降圧コンバータ検出電流IDおよび昇圧コンバータ検出電流IUの帰還ループを設けるとともに、CPUにも降圧コンバータ検出電流IDおよび昇圧コンバータ検出電流IUの帰還ループを設け、それぞれ2重ループで正確に制御する。
このように、この発明に係る制御手段8aは、中央演算処理装置(CPU)、降圧コントロールIC、昇圧コントロールIC、スイッチング駆動回路を備え、アナログ信号で降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10の動作、動作停止を制御するので、負荷変動に伴う燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)の変動を調節することができ、システムの出力電力(システム出力電力(交流)PS)を最適にし、システムから系統側への逆潮流を確実に防止することができる。
制御手段8aは、アナログ制御のため、降圧コントロールICおよび昇圧コントロールICが必要になって部品点数が多く、2重ループ制御によって制御系が複雑になるため、ディジタル制御で、部品点数が少なく、ループ制御が単純な制御手段8bを用いた場合について説明する。
図5はこの発明に係る充放電装置の第二実施の形態回路図である。なお、本実施の形態は、図2に示す電力変換手段7と制御手段8bで構成するものである。図5の充放電装置16において、電力変換手段7は図4に示すものと同じなので、説明を省略する。
制御手段8bは、CPU(Central Processing Unit)と、MOSFET−Q1駆動用のFETドライバと、MOSFET−Q2駆動用のFETドライバで、ディジタル制御系を構成する。
CPU(Central Processing Unit)は、通信ポートを介してコントローラ5からディジタル信号の電流指令情報JSを受信すると、ディジタルのゲートパルスをそれぞれFETドライバを介してMOSFET−Q1およびMOSFET−Q2に供給する。
また、CPUは、抵抗器R1で検出されたアナログの降圧コンバータ検出電流ID、抵抗器R2で検出されたアナログの昇圧コンバータ検出電流IUにA/D(アナログ/ディジタル)変換を施し、変換したディジタル電流値と電流指令情報JSを比較し、ディジタル電流値と電流指令情報JSが一致するようにゲートパルスを演算し、演算したゲートパルス出力する帰還ループを形成する。
制御手段8bは、ディジタルの電流指令情報JSを受信し、ディジタルのゲートパルスでMOSFET−Q1およびMOSFET−Q2を駆動制御し、降圧コンバータ検出電流IDまたは昇圧コンバータ検出電流IUの帰還ループをそれぞれ1系統にするので、温度の影響や外乱の影響を受けない安定した制御を実現することができる。
このように、この発明に係る制御手段8bは、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、ディジタル信号で降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10の動作、動作停止を制御するので、温度やインバータのスイッチングノイズの制御量への影響を回避して正確な制御を実行することができ、充放電装置16の動作を保障して、安定性の向上を図ることができる。
次に、この発明に係る降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10の動作を図4、図5の各部波形図で説明する。図7はこの発明に係る降圧コンバータの一実施の形態動作波形図である。波形図は、MOSFET−Q1のゲート電圧VG1、チョークコイルL1の誘起電圧VL1、抵抗器R1に流れる降圧コンバータ電流IL1、電気二重層コンデンサ検出電圧VCを表す。なお、ゲート電圧VG1のデューティを50%、制御手段8aまたは制御手段8bで制御した場合について説明する。
ゲート電圧VG1がHレベルになると、チョークコイルL1の電圧VL1は、V1−VG1となり、降圧コンバータ電流(充電電流)IL1が直線的に増加する。この時のIL1の傾きは、V1−VG1に比例する。
ゲート電圧VG1がLレベルになると、チョークコイルL1の電圧VL1は、−VCと極性が反転してチョークコイルL1に蓄えられたエネルギーが直線的に減少する電流として放出される。この時の電流の傾きは、−VCに比例する。
この電流で、電気二重層コンデンサCxが充電され、時間経過とともに、電気二重層コンデンサ検出電圧VCは、増加するが、デューティが50%のため、降圧コンバータ電流IL1(充電電流)は、減少していく。
図8はこの発明に係る降圧コンバータの別実施の形態動作波形図である。図7に示す降圧コンバータ電流IL1を一定に保つために、ゲート電圧VG1のONデューティを徐々に増加し、抵抗器R1の電圧降下が一定になる(コンバータ検出電流ID=一定)ようにONデューティを制御する。
降圧コンバータ電流IL1を一定に保つことにより、定電流タイプの降圧コンバータ9を構成することができるため、急激に軽負荷になり、燃料電池2の燃料電池出力電力(直流)PBが緩やかに時間をかけて低下しても、降圧コンバータ9の動作が速くパワーコンディショナ供給電力(直流)POを目標電力に瞬時に低下させることができる。
また、燃料電池2の燃料電池出力電力(直流)PBの余剰電力を電気二重層コンデンサCxに充電することができる。電気二重層コンデンサCxの電圧VCは、充電とともに増加し、電気二重層コンデンサCxに蓄えられる電荷Qは、Q=Cx×VC(ファラッド)となり、エネルギーEは、E=Cx×VC/2となる。
図9はこの発明に係る昇圧コンバータの一実施の形態動作波形図である。波形図は、MOSFET−Q2のゲート電圧VG2、チョークコイルL2の誘起電圧VL2、抵抗器R2に流れる昇圧コンバータ電流(放電電流)IL2、昇圧コンバータ10の出力電圧V2を表す。なお、昇圧コンバータ電流(放電電流)IL2が一定の場合について説明する。
MOSFET−Q2のゲート電圧VG2がHレベルになると、チョークコイルL2の両端の誘起電圧VL2は、電気二重層コンデンサCxの電圧VCとなり、昇圧コンバータ電流(放電電流)IL2は、直線的に増加してチョークコイルL2に励磁エネルギーを蓄える。
ゲート電圧VG2がLレベルになると、誘起電圧VL2は、OFFデューティの比率をDoffとすると、−VC/(1/Doff−1)となって、平滑コンデンサC2は、VC+VC/(1/Doff−1)=VC/Doffで充電され、出力電圧V2=VC/Doffとなる。放電電流I2は抵抗器R2で検出される。
放電電流I2を増加させるためには、ゲート電圧VG2のONデューティを増加するとDoffが減少するため、V2=VC/Doffが増加することにより、増加させることができる。
一方、放電電流I2を減少させるためには、ゲート電圧VG2のONデューティを減少するとDoffが増加するため、V2=VC/Doffが減少することにより、減少させることができる。
このように、この発明に係る電力変換手段7は、燃料電池2から供給される出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を降圧して低い目標電力にするとともに、余剰電力を電気二重層コンデンサ11に充電する降圧コンバータ9と、電気二重層コンデンサ11から余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力に昇圧する昇圧コンバータ10と、電荷を蓄積する電気二重層コンデンサ11とを備えたので、負荷変動に対応して目標電力を迅速に出力するとともに、余剰電力を蓄えて再利用することができ、利便性の向上をアピールすることができる。
また、この発明に係る降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10は、それぞれ定電流タイプのスイッチング素子(例えば、MOSFET−Q1,Q2)、チョークコイルL1,L2、平滑コンデンサC1,C2を備えたので、余剰電力を速やかに充電し、充電した余剰電力を速やかに放電して燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)にして出力することができ、負荷の変動に対して出力電力の追従性の向上を実現することができる。
続いて、この発明に係る双方向昇降圧コンバータを用いた充放電装置の具体的な構成について説明する。図6はこの発明に係る充放電装置の第三実施の形態回路図である。なお、本実施の形態は、図3に示す電力変換手段13と制御手段8cで構成するものである。
図6の充放電装置17において、電力変換手段13は、降圧ならびに電気二重層コンデンサCxへの充電を受け持つスイッチング素子であるMOSFET−Q1と、MOSFET−Q1に直列に接続された昇圧ならびに電気二重層コンデンサCxからの放電を受け持つスイッチング素子であるMOSFET−Q2と、降圧ならびに昇圧に兼用のチョークコイルLと、降圧コンバータ検出電流IDおよび昇圧コンバータ検出電流IUを検出する抵抗器Rで構成する。
制御手段8cは、中央演算処理装置(CPU)、MOSFET−Q1駆動用およびMOSFET−Q2駆動用の2個のFETドライバを備え、コントローラ5から供給されるディジタルの電流指令情報JSをディジタルの降圧コンバータ制御信号CDまたは昇圧コンバータ制御信号CUに変換し、双方向昇降圧コンバータ14のMOSFET−Q1、MOSFET−Q2をPWM(Pulse Width Modulation)信号で、降圧コンバータ検出電流IDまたは昇圧コンバータ検出電流IUを監視しながら定電流となるように駆動制御する。
電力変換手段13は、降圧ならびに充電時には、制御手段8cからFETドライバを介してOFF情報をMOSFET−Q2に供給するとともに、制御手段8cからFETドライバを介してPWM(Pulse Width Modulation)信号のゲートパルスをMOSFET−Q1に供給する。
MOSFET−Q2は、OFFであるが、ボディダイオード(フライバックダイオード)があるため、ソース側からドレイン側に充電電流(降圧コンバータ検出電流IDに相当)が流れ、図5に示す降圧コンバータ9と同等になり、図8に示す動作波形と同じになる。
一方、電力変換手段13は、昇圧ならび放電時には、制御手段8cからFETドライバを介してOFF情報をMOSFET−Q1に供給するとともに、制御手段8cからFETドライバを介してPWM(Pulse Width Modulation)信号のゲートパルスをMOSFET−Q2に供給する。
MOSFET−Q1は、OFFであるが、ボディダイオード(フライバックダイオード)があるため、ソース側からドレイン側に放電電流(昇圧コンバータ検出電流IUに相当)が流れ、図5に示す昇圧コンバータ10と同等になり、図9に示す動作波形と同じになる。
このように、この発明に係る電力変換手段13は、直列接続した2個の定電流タイプのスイッチング素子(MOSFET−Q1、MOSFET−Q2)、1個のチョークコイルLを備えた双方向昇降圧コンバータ14と、電気二重層コンデンサCxとで構成したので、少ない部品点数で、燃料電池2の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を速やかに目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)にして出力することができ、装置の性能アップとコストダウンをアピールすることができる。
また、この発明に係る充放電装置3、12は、コントローラ5の指令に基づいて、降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10、または双方向昇降圧コンバータ14の動作、動作停止を制御する制御手段8a,8b,8cを備えたので、降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10、または双方向昇降圧コンバータ14に流す電流を監視しながら降圧コンバータ9および昇圧コンバータ10、または双方向昇降圧コンバータ14の駆動を制御し、負荷変動に応じた出力電力を出力させることができ、負荷変動に対して正確で、かつ追従性に優れた出力電力を出力することができる。
図10はこの発明に係る燃料電池システムの実施の形態電力タイムチャート図である。図10において、負荷が軽減した場合における本考案の装置(燃料電池システム1)の電力、系統消費電力、燃料電池の出力電力の時間変化を表す。
燃料電池の出力電力は、系統消費電力より少し低くされているが、急激に系統消費電力が低下した場合、燃料電池の反応が遅いため、出力電力を低下させるのに時間がかかるため、燃料電池の出力電力の一部を本発明の充放電装置に蓄えることで、系統消費電力に追従させて燃料電池の出力電力を調整することができる。
燃料電池の出力電力が低下し、燃料電池システムに対応した電力より低くなった場合には、充放電装置に蓄えられた電力を放出し、系統消費電力に合わせて出力電力を維持することができる。
本発明の充放電装置は、余剰電力を蓄えることが目的になるので、蓄えた電力は、速やかに放電し、放電後には燃料電池の出力電力のみとなる。
以上説明したように、この発明に係る充放電装置3,12は、燃料電池2から供給される出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を、軽負荷に対応した目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)にて変換して出力している際に発生する余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を、重負荷に対応した目標電力の必要時に、放電しながら重負荷に対応した目標電力に変換して出力するようにして、燃料電池の出力電力を前記重負荷時における目標電力に維持する電力変換手段7,13を備えたので、負荷が急激に変動して系統側電力の変化に、燃料電池の出力電力が追従できない場合でも、燃料電池の出力電力(燃料電池出力電力(直流)PB)を目標電力(パワーコンディショナ供給電力(直流)PO)に変換して出力することができる。特に、低い目標電力に変換された場合には、燃料電池2の出力電力と低い目標電力の偏差である余剰電力を蓄えておき、燃料電池2の出力電力が高い目標電力に達するまで、余剰電力を高い目標電力に再利用することができ、燃料電池の出力電力を有効に利用してシステムの電力効率を高めることができる。
本発明に係る充放電装置は、急に軽負荷の状態になっても、燃料電池の余剰電力を電気二重層コンデンサに蓄えて回生電力として有効利用を図るとともに、燃料電池出力の追従性の悪さをカバーして最適な電力を迅速に発生するもので、反応の遅い燃料電池を使用するあらゆる燃料電池システムに適用することができる。
この発明に係る充放電装置が適用される燃料電池システムの実施の形態システム構成図 この発明に係る充放電装置の一実施の形態ブロック構成図 この発明に係る充放電装置の別実施の形態ブロック構成図 この発明に係る充放電装置の第一実施の形態回路図 この発明に係る充放電装置の第二実施の形態回路図 この発明に係る充放電装置の第三実施の形態回路図 この発明に係る降圧コンバータの一実施の形態動作波形図 この発明に係る降圧コンバータの別実施の形態動作波形図 この発明に係る昇圧コンバータの一実施の形態動作波形図 この発明に係る燃料電池システムの実施の形態電力タイムチャート図
符号の説明
1 燃料電池システム
2 燃料電池
3,12,15,16,17 充放電装置
4 パワーコンディショナ
5 コントローラ
6 系統側(商用電源)
7,13 電力変換手段
8a,8b,8c 制御手段
9 降圧コンバータ
10 昇圧コンバータ
11,Cx 電気二重層コンデンサ
14 双方向昇降圧コンバータ
PB 燃料電池出力電力(直流)
PO パワーコンディショナ供給電力(直流)
PS システム出力電力(交流)
PAC 系統側電力(交流)
VC 電気二重層コンデンサ検出電圧
ID 降圧コンバータ検出電流
IU 昇圧コンバータ検出電流
CD 降圧コンバータ制御信号
CU 昇圧コンバータ制御信号
JS 電流指令情報
Q1,Q2 MOSFET
L1,L2,L チョークコイル
C1,C2 平滑コンデンサ
R1,R2,R 抵抗器

Claims (8)

  1. 負荷変動に伴い、燃料電池の出力電力を潮流側電力に追従して変更する燃料電池システムの充放電装置であって、
    前記燃料電池から供給される出力電力を、軽負荷に対応した目標電力にて変換して出力している際に発生する余剰電力を充電して蓄えるとともに、蓄えられた余剰電力を、重負荷に対応した目標電力の必要時に、放電しながら前記重負荷に対応した目標電力に変換して出力するようにして、前記燃料電池の出力電力を前記重負荷時における目標電力に維持する電力変換手段を備えたことを特徴とする充放電装置。
  2. 前記電力変換手段は、前記燃料電池から供給される出力電力を降圧して低い目標電力にするとともに、余剰電力を電気二重層コンデンサに充電する降圧コンバータと、前記電気二重層コンデンサから余剰電力を放電させ、低い目標電力から高い目標電力に昇圧する昇圧コンバータと、電荷を蓄積する前記電気二重層コンデンサと、を備えたことを特徴とする請求項1記載の充放電装置。
  3. 前記降圧コンバータおよび前記昇圧コンバータは、それぞれ定電流タイプのスイッチング素子、チョークコイル、平滑コンデンサを備えたことを特徴とする請求項2記載の充放電装置。
  4. 前記電力変換手段は、直列接続した2個の定電流タイプのスイッチング素子、1個のチョークコイルを備えた双方向昇降圧コンバータと、電気二重層コンデンサと、で構成したことを特徴とする請求項1記載の充放電装置。
  5. コントローラの指令に基づいて、前記降圧コンバータおよび前記昇圧コンバータ、または前記双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の充放電装置。
  6. 前記制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、降圧コントロールIC、昇圧コントロールIC、スイッチング駆動回路を備え、アナログ信号で前記降圧コンバータおよび前記昇圧コンバータの動作、動作停止を制御することを特徴とする請求項5記載の充放電装置。
  7. 前記制御手段は、中央演算処理装置(CPU)、スイッチング駆動回路を備え、ディジタル信号で前記降圧コンバータおよび前記昇圧コンバータ、または前記双方向昇降圧コンバータの動作、動作停止を制御することを特徴とする請求項5記載の充放電装置。
  8. 前記電気二重層コンデンサは、充電時間および放電時間が短く、容量の大きなコンデンサであることを特徴とする請求項2または請求項4記載の充放電装置。
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