JP2007102437A - 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 記憶媒体を用いて機器から他の機器へ情報を転送する際の操作性を向上させる。
【解決手段】 転送元装置2は、記憶媒体1に転送対象のデータを書込むとともに、転送元装置2自身の識別子、転送先装置3の識別子、転送対象となるデータの識別子、転送先装置3における転送対象データの格納場所等を示す転送情報ファイルを生成し、転送情報ファイルを記憶媒体1に書き込み、転送先装置3は、記憶媒体1に接続した際に、記憶媒体1内の転送情報ファイルの内容に従って、転送対象データを読出し、記憶することにより、転送先装置3のユーザが転送対象データのデータ名の指定や格納場所の指定等の操作を行う必要がなく、ユーザの利便性を高めることが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記憶媒体を用いて機器から他の機器へ情報を転送する際の操作性を高める技術に関する。
近年、コンパクトフラッシュ、SD(Secure Digital)カード、メモリスティック、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのポータブルな記憶媒体が普及しており、PC(Personal Computer)、デジタルカメラや携帯電話などの機器間でファイルを転送するために広く用いられている。
従来、記憶媒体を用いて機器から他の機器へ情報を転送するには、ユーザによって転送元機器から記憶媒体へファイルのコピー操作を行った後、記憶媒体を転送先機器へ差し替え、再びユーザによって記憶媒体から転送先機器へファイルをコピーする操作を行っていた。
特開2000−242539号公報には、転送先PC上の保存先ディレクトリの情報やコピー対象となるファイルを含む実行ファイルを転送元PC上で作成し、この実行ファイルをメモリカードへ保存し、ユーザ操作により転送先PC上で実行すると実行ファイルに記載された保存先ディレクトリへファイルがコピーされる方式が開示されている。
特開2004−348229号公報には、転送元機器と共有ディスク、転送先機器と共有ディスクがそれぞれ接続された構成において、転送元機器による共有ディスクへの書き込みを転送先機器が監視し、共有ディスクへ書き込まれたファイルを転送先機器が読み出すことによって転送元機器から転送先機器へファイルを転送する方式が開示されている。
特開2004−334609号公報、特開2003−242459号公報、及び特開2003−271434号公報には、機器に記憶媒体が接続されると記憶媒体内の特定のディレクトリやファイルを自動的に実行する方式が開示されている。
特開2004−348229号公報 第16頁、第1図 特開2000−242539号公報 第7頁、第5図、第6図 特開2004−334609号公報 第12頁、第4図 特開2003−242459号公報 第6頁、第2図 特開2003−271434号公報 第5頁、第3図
従来、記憶媒体を用いて機器から他の機器へ情報を転送するには、転送元機器と転送先機器の2つの機器上で操作を行う必要があり、操作がわずらわしいという問題があった。これは特に転送先機器の画面が小さいなどで操作しにくい場合に問題になる。
また、データを移動する場合には、転送先機器へデータをコピーした後、転送元機器でデータを削除するわずらわしい操作が必要であった。また、記憶媒体にも転送データが残ってしまうので、記憶媒体上のデータを削除するというわずらわしい操作が必要であった。また、機密性の高いデータの場合、データを複数の箇所に残しておくことは好ましくない。
また、転送元機器にはファイルを転送先機器へコピーしたのかという情報が残らないので、どのファイルが転送先機器へコピー済みなのかわかりにくいという問題があった。これは特に転送元機器と転送先機器が異なる場所にある場合に、ファイルを直接比較できないため問題になる。
この発明は、上記のような問題点を解決することを主な目的とし、転送先機器での操作を少なくすること、転送元機器でユーザがファイルをコピー済みであるか否か認識できるようにすること、転送後に不要なファイルを自動的に削除すること、を主な目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、
所定の外部記憶媒体と接続し、転送対象の転送対象データを前記外部記憶媒体に書込むとともに、前記転送対象データの転送に関する情報を転送関連情報として生成し、生成した前記転送関連情報を前記外部記憶媒体に書込む第一の情報処理装置と、
前記外部記憶媒体と接続し、前記外部記憶媒体に記憶されている転送関連情報を読み出し、前記転送関連情報に従って、前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出し記憶する第二の情報処理装置とを有することを特徴とする。
本発明によれば、転送元である第一の情報処理装置が、転送関連情報を外部記憶媒体へ書き込み、転送先である第二の情報処理装置が外部記憶媒体と接続した際に、転送関連情報に従って転送対象データの読出し及び記憶処理を行うので、転送先のユーザが転送対象データのデータ名の指定や格納場所の指定等の操作を行う必要がなく、ユーザの利便性を高めることが可能になる。
実施の形態1.
図1〜図12を使用して実施の形態1を説明する。
本実施の形態1では、例えばPCなどの装置内に格納されたデータを、別のPCなどの装置へ、メモリカード等の外部記憶媒体を介して移動する場合を想定している。
図1は、この発明の実施の形態1における記憶媒体を介したデータ転送システムの構成図である。図1に示すように、記憶媒体を介したデータ転送システムは、記憶媒体1(外部記憶媒体)、転送元装置2(第1の情報処理装置)、転送先装置3(第2の情報処理装置)を備える。
記憶媒体1は、各種データを格納するものであり、記憶媒体1の具体的な例としてはFD(Flexible Disk)などの磁気ディスク、磁気テープ、光ディスク、SDカードやメモリスティックなどに代表されるメモリカード、USBメモリ、ICカード、ハードディスク装置などがある。
図2は、転送元装置2及び転送先装置3のハードウェア構成例を示す図である。
転送元装置2及び転送先装置3は、通常の情報処理装置と同様の構成である。図2において、41は、装置内部のシステムバスである。42はプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。43はRAM(メモリ)である。RAM43は、揮発性メモリの一例である。44はハードディスクドライブである。ハードディスクドライブ44は、不揮発性メモリの一例である。45は、FD、USBメモリ等の記憶媒体のインタフェースとなる記憶媒体I/Fである。46はディスプレイインタフェースを介して接続されるCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置である。47はキーボード等の入力I/Fである。
ハードディスクドライブ44には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群などが記憶されている。プログラム群は、CPU42、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記プログラム群として、以下の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPUにより読み出され実行される。
また、ファイル群として、後述するデータファイル、データ転送状態管理ファイルなどが記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、図示していないROM(Read Only Memory)に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記憶媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
次に、図3を参照して、転送元装置2の機能ブロックを説明する。
転送元装置2は、転送元記憶部21(データ記憶部)、転送元記憶媒体インタフェース部22(記憶媒体インタフェース部)、転送元コントロール部23(転送関連情報生成部、成否判別部)、転送元表示操作部24、転送元装置ID部25などを備える。
転送元記憶部21は、各種データを記憶するものであり、本実施の形態1ではファイルを格納するものとして説明する。
転送元記憶媒体インタフェース部22は、外部に接続された記憶媒体1の接続、切断を検出し、記憶媒体1の各種データの読み書きを行う。
転送元コントロール部23は、転送元装置2内の全体動作を制御する。また、転送元コントロール部23は、後述する転送情報ファイルを生成し、また、転送先装置3においてデータの転送が成功したか否かを判断する。
転送元表示操作部24は、ユーザへ情報を表示したり、ユーザからの操作を受けたりする。
転送元装置ID部25は、転送元装置2を識別するための装置IDを格納したものであり、本実施の形態では装置IDとして”AA12345”が格納されているとして説明する。
転送元装置2の具体的な例としては、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話端末、デジタルカメラなどである。
次に、図4を参照して、転送先装置3の機能ブロックを説明する。
転送先装置3は、転送先記憶部31(データ記憶部)、転送先記憶媒体インタフェース部32(記憶媒体インタフェース部)、転送先コントロール部33(解析指示部)、転送先表示操作部34、転送先装置ID部35などを備える。
転送先記憶部31は、各種データを記憶するものであり、本実施の形態1ではファイルを格納するものとして説明する。
転送先記憶媒体インタフェース部32は、外部に接続された記憶媒体1の接続、切断を検出し、記憶媒体1の各種データの読み書きを行う。
転送先コントロール部33は、転送先装置3内の全体動作を制御する。また、転送先コントロール部33は、記憶媒体に記憶されている転送情報ファイルの内容を解析し、転送対象のデータに対する処理を転送先記憶部31等に指示する。
転送先表示操作部34は、ユーザへ情報を表示したり、ユーザからの操作を受けたりする。
転送先装置ID部35は、転送先装置3を識別するための装置IDを格納したものであり、本実施の形態1では装置IDとして”BB98765”が格納されているとして説明する。
転送先装置3の具体的な例としては、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話端末、デジタルカメラなどである。
本実施の形態1では、転送元装置2から転送先装置3へデータを「移動」する場合を例に説明する。また、ここではデータの一種としてファイルを転送する場合を例として説明する。
図5は、実施の形態1の全体的な動作シーケンスを表したものである。
まず、転送元装置2が移動対象となるデータファイルを記憶媒体1に書き込む動作(S101〜S105)について、図6も参照しながら説明する。
記憶媒体1と転送元装置2とを接続し(S101、記憶媒体接続ステップ)、接続した状態で、ユーザが転送元表示操作部24により操作し、データファイルを転送先装置3へ転送するよう指示する(S102)。
図7に転送元表示操作部24により表示される操作画面の例を示す。
101は、転送対象となるデータファイルを指定するフィールドである。
102は、転送先装置3を示す装置IDを指定するフィールドであり、この例では転送先装置3の転送先装置ID部35に格納された装置ID(BB98765)が入力されている。
103は、転送先装置3でデータファイルを保存する際のファイル名を指定するフィールドである。
104は、転送元装置2から転送先装置3へデータファイルを「コピー」するのか、それとも「移動」するのかの動作を選択する動作種別フィールドである。「コピー」の場合には、本動作完了後に転送対象のデータファイルは転送元装置2から削除されない。「移動」の場合には、データファイルは転送元装置2から削除される。
105はデータファイルの記憶媒体1への書き込みの実行を指示する実行ボタンであり、
106は中止を指示する中止ボタンである。
転送元表示操作部24により実行ボタン105がユーザによって操作されると(S102)、転送元コントロール部23は、転送対象データファイル名フィールド101によって指定されたデータファイルを転送元記憶部21内から読み出し、転送元記憶媒体インタフェース部22を介してそのコピーを記憶媒体1へ書き込む(S103)。更に、転送情報ファイル(転送関連情報)を生成し、生成した転送情報ファイルを記憶媒体1へ書き込む(S104、転送関連情報生成ステップ、書き込みステップ)。
図8は、この書き込み処理が行われた後の記憶媒体1内のディレクトリ構造の例を表しており、この例では最上位に”FILETRANSFER”という名称のディレクトリがあり、
その中にデータファイルである”DAT00001.dat”と転送情報ファイルである”INF00001.inf”が保存されている。
本実施の形態1においては、”FILETRANSFER”ディレクトリはデータファイルと転送情報ファイルが保存されるディレクトリである。
データファイル”DAT00001.dat”は、転送対象データファイル名フィールド101によって指定されたファイルがコピーされたものであり、このファイル名は”FILETRANSFER”ディレクトリ内の他のファイルと重複しないように命名される。
転送情報ファイル”INF00001.inf”は、図7の画面で入力された転送条件に従って作成されたものであり、このファイル名は”FILETRANSFER”ディレクトリ内の他のファイルと重複しないよう、拡張子が”.inf”となるよう命名される。
図9に転送情報ファイルの例を示す。
COMMAND項目201は、転送形態を指示する処理指示である。本明細書では、転送形態として「コピー」と「移動」の2種類の転送を想定している。図7における動作種別フィールド104の入力によって、転送元装置2から転送先装置3へファイルを「コピー」する場合は”COPY”、「移動」する場合は”MOVE”の値をとる。この例では、移動(”MOVE”)することが示されている。
SOURCEDEVICE項目202は、転送元装置2の装置IDを示しており、転送元装置ID部25に格納された値である。
SOURCEFILE項目203は、転送対象のデータの識別子であり、転送元装置2におけるデータファイルのファイル名を示しており、図7における転送対象データファイル名フィールド101に入力された値である。
TRANSFERFILE項目203は、記憶媒体1にコピーされたデータファイルのファイル名を示しており、この例では”DAT00001.dat”である。
DESTINATIONDEVICE項目205は、転送先装置3の装置IDを示しており、図7における転送先装置IDフィールド102に入力された値である。
DESTINATIONFILE項目206は、転送先装置3でデータファイルを保存するファイル名を示しており、図7における転送先ファイル名フィールド103に入力された値である。また、DESTINATIONFILE項目206は、転送先装置3における転送対象データの保存先(記憶場所)を指示しており、記憶場所指示の例である。
転送元装置2から記憶媒体1へデータファイルと転送情報ファイルの書き込みが完了したら、転送元装置2と記憶媒体1を切断する(S105)。
次に、記憶媒体1からデータファイルを転送先装置3へ書き込む動作(S201〜S207)について、図10も参照しながら説明する。
記憶媒体1と転送先装置3とを接続し(S201、記憶媒体接続ステップ)、転送先記憶媒体インタフェース部32は接続を検出し、自動的に転送先装置3は記憶媒体1内の”FILETRANSFER”ディレクトリ内にある転送情報ファイルを読み出す(S202、読出しステップ)。尚、転送情報ファイルは、その拡張子(”.inf”)で識別する。
そして、転送先コントロール部33は、転送情報ファイルのDESTINATIONDEVICE項目の値(装置ID)が転送先装置3の転送先装置ID部35に格納されている装置IDと一致するか否かチェックする(S203、解析指示ステップ)。
一致しない場合(NG)には、この転送先装置3に対して転送を指示されたものではないので、以降のS204からS206の処理を行なわない。
この例においては、転送情報ファイルのDESTINATIONDEVICE項目の値”BB98765”と転送先装置3の転送先装置ID部35の値”BB98765”が一致するので、転送先コントロール部33は、転送対象のデータファイルのコピー処理を指示し、S204へ移る。
データファイルのコピー処理(S204)では、転送情報ファイルのTRANSFERFILE項目で指定された記憶媒体1内のデータファイル(この例では”DAT00001.dat”)を、DESTINATIONFILE項目の値(この例では”C:¥Home¥BBB¥data1.dat”)をファイル名として転送先記憶部31にコピーし記憶する(データ記憶ステップ)。
次に、記憶媒体1上の転送情報ファイルを更新する(S205)。この例における更新後の転送情報ファイルを図11に示す。
図11の例では、転送元装置2で書き込まれた転送情報ファイル(図9)に対して、転送結果を示すRESULT項目が追加されており、この例では転送先装置3へのデータファイルのコピー処理が成功したことを示す”SUCCESS”となっている。このRESULT項目は、転送先装置3における転送対象のデータファイルの記憶の成否を示しており、記憶成否情報に相当する。
次に、記憶媒体1から転送先装置3へコピーされ不要となったデータファイルを記憶媒体1から削除する(S206)。
そして、記憶媒体1と転送先装置3を切断する(S207)。
次に、転送元装置2が記憶媒体1の転送情報ファイルに追加された転送結果を読み込む動作(S301〜S308)について、図12も参照しながら説明する。
記憶媒体1を転送元装置2へ接続すると(S301)、転送元装置2の転送元記憶媒体インタフェース部22はそれを検出し、転送元装置2は自動的に記憶媒体1内の”FILETRANSFER”ディレクトリ内にある転送情報ファイルを読み出す(S302)。
そして、転送元コントロール部23が、転送情報ファイルのSOURCEDEVICE項目202をチェックする(S303)。
SOURCEDEVICE項目202の値(装置ID)が転送元装置2の転送元装置ID部25の値と一致しない場合には、以降のS304からS307の処理は行わない。一致する場合には、次のRESULT項目の確認処理(S304)へ移る。
この例においては、転送情報ファイルのSOURCEDEVICE項目202の値”AA12345”と転送元装置2の転送元装置ID部25の値”AA12345”が一致するのでRESULT項目の確認処理へ移る。
次に、転送元コントロール部23は、転送情報ファイルのRESULT項目207をチェックし(S304)、RESULT項目が”SUCCESS”でない場合には、以降のS305からS307の処理は行わない。
RESULT項目が”SUCCESS”の場合には、転送先装置3におけるデータ転送が成功したので、次に転送情報ファイルのCOMMAND項目をチェック(S305)する。
COMMAND項目が”MOVE”の場合は、データファイルを転送元装置2から転送先装置3へ移動することを意味しているので、転送元装置2内の転送元記憶部21からSOURCEFILE項目203で示されるファイル(この場合”SOURCEFILE=C:¥Home¥AAA¥data1.dat”)を削除する(S306)。
COMMAND項目が”COPY”の場合は、転送元装置2からファイルを削除する処理は行わない。
そして、記憶媒体1と転送元装置2を切断する(S308)。
このように、本実施の形態に係るデータ転送システムでは、転送元装置で転送データに関する情報を転送データとともに記憶媒体へ保存し、転送先装置ではその転送データに関する情報を読み込んで転送処理を行うことを特徴とする。
また、転送元装置が、転送先装置での保存先を転送データとともに記憶媒体へ保存し、転送先装置はその保存先へデータを保存することを特徴とする。
更には、転送元装置が、転送先装置の識別子を転送データとともに記憶媒体へ保存し、転送先装置はその識別子をチェックして転送処理を行うか否か判断することを特徴とする。
また、転送先装置で、転送データを記憶媒体から読み込んだ後、記憶媒体上の転送データを削除することを特徴とする。
また、転送先装置で、転送データに対する処理(転送先装置へのコピー)結果を、記憶媒体上に保存することを特徴とする。
また、転送元装置で、転送先装置での処理結果を記憶媒体から読み込み、転送先装置での処理結果が成功の場合に、転送元装置上の転送データを削除することを特徴とする。
また、転送元装置で、記憶媒体上に記録された動作モードをチェックし、「移動」の場合に転送データを削除することを特徴とする。
また、転送元装置が、転送元装置の識別子を転送データとともに記憶媒体へ保存し、転送先装置はその識別子をチェックして、転送結果に応じた処理を行うか否か判断することを特徴とする。
また、転送元装置で、転送元装置上での転送データの識別子(ファイル名)を記憶媒体上に記録しておき、転送元装置に記憶媒体が接続された際にその転送データの識別子に対応するデータを転送元装置上で削除することを特徴とする。
以上のように、本実施の形態1によれば、転送先装置3での転送先ファイル名などを含む転送情報ファイルを転送元装置2で記憶媒体へ保存しておき、転送先装置3に記憶媒体1が接続された際には転送情報ファイルに従って転送処理を行うので、転送先装置で記憶媒体1内のファイル名の指定や転送先装置3内のファイル名の指定などの煩雑なコピー操作をユーザは行う必要がない。
また、転送先装置では転送情報ファイルに記載された転送先装置の装置IDをチェックし、自装置に対するデータファイルであることを確認して転送するので、誤って他の端末へ転送してしまう恐れがない。
また、記憶媒体1から転送先装置3へデータファイルをコピーした後、記憶媒体1上のデータファイルは自動的に削除されるので、記憶媒体1にファイルが残ってしまうことで記憶媒体1の容量を圧迫されない。
また、ユーザにより記憶媒体1上のデータファイルを削除する操作を行う必要がない。
また、ファイルが機密情報であった場合には、不要なファイルが残らないことでセキュリティが高まる。
また、記憶媒体1から転送先装置3へデータファイルをコピーした後、記憶媒体1上のデータファイルは自動的に削除されるので、記憶媒体1にファイルが残ってしまうことで記憶媒体1の容量を圧迫されない。
また、ユーザにより記憶媒体1上のデータファイルを削除する操作を行う必要がない。
また、ファイルが機密情報であった場合には、不要なファイルが残らないことでセキュリティが高まる。
また、データファイルの移動の場合には、記憶媒体1から転送先装置3へデータファイルをコピーした結果を、記憶媒体1上の転送情報ファイルに記録しておき、転送情報ファイルに記録された結果が成功の場合にのみ転送元装置2からデータファイルが自動的に削除される。
そのため、ユーザは転送元装置2上で特別な操作を行わなくても、自動的に移動元のデータファイルは削除される。
また、転送先装置3へのコピーが成功した後にのみ、転送元装置2から移動元のデータファイルが削除されるので、転送先装置3へデータファイルをコピーする前にデータファイルを保存した記憶媒体1を紛失したような場合に転送元装置2内のデータファイルが失われる心配がない。
尚、ここでは転送元装置2から転送先装置3へ、データファイルを「移動」する場合について説明したが、「コピー」も同様の方法で可能である。処理の異なるのは次の点である。
1.図7の動作種別フィールド104で「コピー」を選択する。
2.転送元装置で記憶媒体1へ書き込む(S104)際、転送情報ファイルのCOMMAND項目201の値を”COPY”にする。
3.転送元装置で転送情報ファイルのCOMMAND項目201の値をチェック(S305)する際、”MOVE”ではないので、転送元装置2内のデータファイルを削除する処理(S306)を行わない。
尚、ここでは転送元装置2と転送先装置3を別のものとして説明したが、両方の機能を統合した装置であってもよい。
尚、ここでは転送するデータとしてファイルの場合について説明したが、ファイルでなくてもデータであれば同様である。
また、転送情報ファイルの内容についても、必ずしもファイルに記録する必要はなく、記憶媒体1内に何らかの形で記録されれば他の記録方法でも同様である。
尚、秘匿性の高いデータの場合には、データを暗号化するなどして秘匿性を確保するなどしてもよい。
また、ここでは転送元装置2や転送先装置3へ記憶媒体が接続された場合に自動的に処理を開始するとして説明したが、「処理をしますか?」などとユーザへ確認してから以降の処理を行ってもよい。
また、ここでは記憶媒体1内に記録された転送情報ファイル内の値を、転送元装置2又は転送先装置3へ読み出して比較などするよう説明したが、ICカードなどを用いて比較値を記憶媒体1へ送り、記憶媒体1内で比較処理などを行わせてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、転送元装置から転送先装置へ転送情報ファイルを用いてデータファイルを移動する方法について説明したものであるが、実施の形態2では転送元装置から転送先装置へデータファイルをコピーする場合にその記録が転送元装置へ残るようにする実施形態を示す。
実施の形態2におけるデータ転送システムの構成は、実施の形態1の図1と同様であり、記憶媒体1、転送元装置2、転送先装置3の構成も同様であるので説明を省略する(図2〜図4)。
本実施の形態2では、転送元装置2から転送先装置3へデータを「コピー」する。この際、転送元装置2でデータのコピー処理の状態が記録されるようにする方法について、以下説明する。
図13は、実施の形態2の全体的な動作シーケンスを表したものである。
まず、転送元装置2が移動対象となるデータファイルを記憶媒体1に書き込む動作(S101〜S105)について、図14も参照しながら説明する。
この動作は、実施の形態1で説明した転送元装置2のデータファイルを記憶媒体1に書き込む動作(図6)とほぼ同様であるが、ユーザによるファイル転送操作(S102)と転送情報ファイルの記憶媒体へ書き込み(S104)の内部動作が一部異なり、転送情報ファイルの記憶媒体への書き込み(S104)の後に転送状態記録処理(S401)が追加されている。
以下、これら異なる点について説明する。
図15に、ユーザによるファイル転送操作(S102)の転送元表示操作部24に表示される画面の例を示す。
図7とほぼ同様であるが、本実施の形態2ではデータファイルを転送元装置2から転送先装置3へ「コピー」するため、動作種別フィールド104に「コピー」が入力されている。
その後、ユーザにより「実行」ボタン105が操作された後(S102)、データファイルを記憶媒体1へ書き込む動作(S103)と、転送情報ファイルを記憶媒体1へ書き込む動作(S104)は実施の形態1と同様であるが、転送情報ファイルの記載内容が一部異なる。
図16に実施の形態2における転送情報ファイルの例を示す。
実施の形態1で説明した転送情報ファイルの例(図9)と同様であるが、本実施の形態2ではデータファイルを転送元装置2から転送先装置3へ「コピー」するため、COMMAND項目201の値が”COPY”としている。
次に、転送元装置2から転送先装置へのデータ転送の状態を記録したデータ転送状態管理ファイルを転送元装置2の転送元記憶部21内の転送対象データのあるディレクトリに記録する(S401)。このディレクトリ構造を図17に示す。
図17において”transfer.inf”ファイルがデータ転送状態管理ファイルであり、このデータ転送状態管理ファイルは転送対象となるデータファイル(この例では”data1.dat”)と同じディレクトリに配置され、ディレクトリ内の各ファイルについて転送状態を管理する。
このデータ転送の状態を記録したデータ転送状態管理ファイルの例を図18に示す。
図18において、FILENAME項目301、STATUS項目302、DESTINATIONDEVICE項目303が一組になっており、ディレクトリ内の他のファイルについて記述する場合は空行で区切って記録される。
FILENAME項目301は転送対象となるデータファイルの名前を示している。
本実施の形態2においては、データ転送状態管理ファイルは、置かれているディレクトリにあるファイルのみを対象としているのでディレクトリ名は省略されている。
STATUS項目302は、転送ステータスとして、現在のデータ転送の状態を示す。S401の段階では転送するためデータファイルを記憶媒体1へ書き込んだ状態であり、転送先装置3への「コピー」処理の途中であるので”COPYING”となっている。
DESTINATIONDEVICE項目303は、データファイルの転送先装置3の装置IDを示している。
このように、データ転送処理時にデータ転送状態管理ファイルにデータ転送の状態を記録することで、データ転送処理の状態を転送元装置2で把握すること可能となる。
図19に転送元記憶部21内のファイルをデータ転送状態とともに表示する画面の例を示す。
図19において、ディレクトリ名フィールド401はファイル名一覧402に表示されているファイルのディレクトリ名を表示するフィールドである。
ファイル名一覧402はディレクトリ名フィールド401で示されるディレクトリ内のファイルを表示するテーブルである。
ファイル名列403はディレクトリ内のファイル名を表示する。
状態列404はデータ転送の状態を表示する列であり、これはデータ転送状態管理ファイル(transfer.inf)ファイルからファイル名列403のファイル名に一致するFILENAME項目301を検索し、一致したFILENAME項目301に対応するSTATUS項目302の値を表示したものである。
転送先列405はデータ転送先装置を表示する列であり、これはデータ転送状態管理ファイル(transfer.inf)ファイルからファイル名列403のファイル名に一致するFILENAME項目301を検索し、一致したFILENAME項目301に対応するDESTINATIONDEVICE項目303の値を表示したものである。
この例では、”data1.dat”ファイルが転送先装置”BB98765”へ「コピー中」であることが表示されている。
このように、データ転送処理の状態をデータ転送状態管理ファイルに記録しておくことで、記憶媒体1を介したデータ転送を行う場合に、転送元装置2でデータ転送の状態を把握することができる。
次に、記憶媒体1を転送先装置3へ接続しデータファイルを転送先装置3へ書き込む動作は、実施の形態1(図10、S201〜S207)と同様であるので説明を省略するが、この結果記憶媒体1へ書き込まれる転送情報ファイルの例を図20に示す。
図20は、図16に対し転送先装置でRESULT項目の値を”SUCCESS”として追加されており、この動作は実施の形態1と同様である。
次に、記憶媒体1を再び転送元装置2へ接続し、転送元装置2が記憶媒体1の転送情報ファイルに追加された転送結果を読み込む動作(S301〜S308)について、図21も参照しながら説明する。
この動作は、実施の形態1で説明した記憶媒体1を再び転送元装置2へ接続し、転送元装置2が記憶媒体1から転送結果を読み込む動作(図12)とほぼ同様であるが、「コピー」動作であるためS305における判断が異なり、転送元装置内のデータファイルを削除する処理(S306)は行わないことと、転送状態記録処理(S402)が追加されているので、以下これら異なる点について説明する。
転送情報ファイルのCOMMAND項目をチェックする処理(S305)において、実施の形態2においては図21の例に示すようにCOMMAND項目201は”COPY”のため、転送状態記録処理(S402)に分岐する。
この転送状態記録処理(S402)では、転送元記憶部21内の転送状態管理ファイル(”transfer.inf”)を更新し、転送情報ファイルのSOURCEFILE項目202に対応するデータ転送状態管理ファイルのSTATUS項目を”COPYED”に変更する。
更新後の転送状態管理ファイルを図22に示す。
図18に対し、STATUS項目302の値が、転送ステータスとして、”COPYED”となっている。
この図22の転送状態管理ファイルの例の状態で、転送元記憶部21内のファイルをデータ転送状態とともに表示した場合の画面の例を図23に示す。
図19に対し、ファイル名”data1.dat”に対応する状態列の値404が”COPYED”になっている。
この例では、”data1.dat”ファイルが転送先装置”BB98765”へ「コピー済」であることが表示されている。
このように、本実施の形態に係るデータ転送システムは、転送元装置で、転送元装置上で転送のためデータを記憶媒体に書き込むとともに、転送元記憶部に「データ転送中」であることを記録することを特徴とする。
また、転送元装置で、転送先装置での処理結果を記憶媒体から読み込みその処理結果に応じて、転送元記憶部に「データ転送済」であることを記録することを特徴とする。
以上のように、本実施の形態2によれば、転送元装置2が記憶媒体1へ転送するファイルを書き込むとともに、転送元装置2の転送元記憶部21に前記ファイルが「コピー中」であることを記録するので、転送元装置2上で「コピー中」のファイルが識別できる。また、記憶媒体1に記録された転送情報ファイルの結果によって、転送元装置2は転送したファイルが「コピー済」であることを記録するので、転送元装置2上で「コピー済」のファイルを識別することができる。「コピー済」のファイルが識別可能であることにより、例えば後のユーザ操作により「コピー済」のファイルのみを削除するなどの操作が容易になる。
尚、本実施の形態2では、ファイルを「コピー」動作の場合について説明したが、「移動」動作の場合には「移動中」や「移動済」などの状態を記録してもよい。
尚、本実施の形態2では、「コピー中」と「コピー済」の2段階の情報をデータ転送中状態管理ファイルに記録するよう説明したがどちらか一方でもよい。
実施の形態1における記憶媒体を介したファイル転送システムの構成図である。 実施の形態1における転送元装置2及び転送先装置3のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1における転送元装置2の機能ブロック図である。 実施の形態1における転送先装置3の機能ブロック図である。 実施の形態1の全体的な動作シーケンスである。 実施の形態1において記憶媒体1を転送元装置2へ接続し、転送元装置2でデータ転送操作を行う処理のフローチャートである。 実施の形態1における転送元装置2のデータ転送操作の画面例である。 実施の形態1における転送元装置2上で転送対象ファイルを書き込んだ後の記憶媒体1内のディレクトリ構造の例を表す図である。 実施の形態1における転送情報ファイルの例である。 実施の形態1において記憶媒体1を転送先装置3に接続した際のフローチャートである。 実施の形態1における転送先装置3での処理後の転送情報ファイルの例である。 実施の形態1において記憶媒体1を再び転送元装置2へ接続し、転送元装置2で転送結果読み込み処理を行うフローチャートである。 実施の形態2の全体的な動作シーケンスである。 実施の形態2において記憶媒体1を転送元装置2へ接続し、転送元装置2でデータ転送操作を行う処理のフローチャートである。 実施の形態2における転送元装置2のデータ転送操作の画面例である。 実施の形態2における転送情報ファイルの例である。 実施の形態2におけるデータ転送状態管理ファイルを記録したディレクトリ構造の例である。 実施の形態2におけるデータ転送状態管理ファイルの例である。 実施の形態2における転送元記憶部21内のファイルをデータ転送状態とともに表示する画面の例である。 実施の形態2における転送先装置3での処理後の転送情報ファイルの例である。 実施の形態2において記憶媒体1を再び転送元装置2へ接続し、転送元装置2で転送結果読み込み処理を行うフローチャートである。 実施の形態2における転送処理完了後のデータ転送状態管理ファイルの例である。 実施の形態2における転送処理完了後の転送元記憶部21内のファイルをデータ転送状態とともに表示する画面の例である。
符号の説明
1 記憶媒体、2 転送元装置、3 転送先装置、21 転送元記憶部、22 転送元記憶媒体インタフェース部、23 転送元コントロール部、24 転送元表示操作部、25 転送元装置ID部、31 転送先記憶部、32 転送先記憶媒体インタフェース部、33 転送先コントロール部、34 転送先表示操作部、35 転送先装置ID部、41 システムバス、42 CPU、43 RAM、44 ハードディスクドライブ、45 記憶媒体インタフェース、46 表示装置、47 入力インタフェース。

Claims (33)

  1. 所定の外部記憶媒体と接続し、転送対象の転送対象データを前記外部記憶媒体に書込むとともに、前記転送対象データの転送に関する情報を転送関連情報として生成し、生成した前記転送関連情報を前記外部記憶媒体に書込む第一の情報処理装置と、
    前記外部記憶媒体と接続し、前記外部記憶媒体に記憶されている転送関連情報を読み出し、前記転送関連情報に従って、前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出し記憶する第二の情報処理装置とを有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第一の情報処理装置は、
    第二の情報処理装置の識別子を含む転送関連情報を生成し、
    前記第二の情報処理装置は、
    前記転送関連情報に自身の識別子に一致する識別子が含まれているか否かを判断し、一致する識別子が含まれている場合に、前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出し記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第一の情報処理装置は、
    前記第二の情報処理装置内の前記転送対象データの記憶場所を指示する記憶場所指示を含む転送関連情報を生成し、
    前記第二の情報処理装置は、
    前記転送関連情報に含まれている記憶場所指示で指示された記憶場所に、前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第二の情報処理装置は、
    前記転送対象データの記憶の成否を示す記憶成否情報を前記外部記憶媒体に書込み、
    前記第一の情報処理装置は、
    前記第二の情報処理装置により記憶成否情報が書込まれた後の前記外部記憶媒体と接続し、前記外部記憶媒体に記憶されている記憶成否情報を読み出し、前記記憶成否情報により前記第二の情報処理装置における前記転送対象データの記憶の成否を判別することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記第二の情報処理装置は、
    前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出し記憶するとともに、前記外部記憶媒体内の転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記第一の情報処理装置は、
    前記転送対象データの転送形態として、前記第二の情報処理装置に対して前記転送対象データの移動及びコピーのいずれかを指示する処理指示を含む転送関連情報を生成し、
    前記第二の情報処理装置は、
    前記転送関連情報に含まれている前記処理指示を解析し、前記処理指示において前記転送対象データの移動が指示されていた場合に、前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出し記憶するとともに、前記外部記憶媒体内の転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第一の情報処理装置は、
    前記外部記憶媒体から記憶成否情報を読み出した結果、前記第二の情報処理装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、第一の情報処理装置内に存在する転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  8. 前記第一の情報処理装置は、
    転送対象データの識別子を含む転送関連情報を生成し、
    前記外部記憶媒体から記憶成否情報を読み出した結果、前記第二の情報処理装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、前記転送関連情報に含まれている前記転送対象データの識別子に従って、第一の情報処理装置内に存在する転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記第一の情報処理装置は、
    前記転送関連情報において、前記転送対象データの転送形態として、前記転送対象データの前記第二の情報処理装置への移動を指示する場合があり、
    前記転送対象データの前記第二の情報処理装置への移動を指示した場合に、前記外部記憶媒体から記憶成否情報を読み出した結果、前記第二の情報処理装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、第一の情報処理装置内に存在する転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  10. 前記第一の情報処理装置は、
    第一の情報処理装置の識別子を含む転送関連情報を生成し、
    前記第二の情報処理装置により記憶成否情報が書込まれた後の前記外部記憶媒体に接続した場合に、前記転送関連情報に自身の識別子に一致する識別子が含まれているか否かを判断し、一致する識別子が含まれている場合に、前記外部記憶媒体に記憶されている前記記憶成否情報を読み出すことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  11. 前記第一の情報処理装置は、
    前記転送対象データ及び前記転送関連情報を前記外部記憶媒体に書込むとともに、転送ステータスとして前記転送対象データが転送中である旨を記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 前記第一の情報処理装置は、
    前記外部記憶媒体から記憶成否情報を読み出した結果、前記第二の情報処理装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、転送ステータスとして前記転送対象データが転送済である旨を記憶することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  13. 前記第一の情報処理装置は、
    前記外部記憶媒体として、可搬記憶媒体と接続し、転送対象データと転送関連情報を前記可搬記憶媒体に書込み、
    前記第二の情報処理装置は、
    前記可搬記憶媒体に接続し、前記可搬記憶媒体に記憶されている転送関連情報を読み出し、前記転送関連情報に従って、前記可搬記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出し記憶するとことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  14. 転送対象の転送対象データを記憶するデータ記憶部と、
    前記転送対象データの転送に関する情報を転送関連情報として生成する転送関連情報生成部と、
    所定の外部記憶媒体と接続し、前記転送対象データと前記転送関連情報を前記外部記憶媒体に書込む記憶媒体インタフェース部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  15. 前記転送関連情報生成部は、
    前記転送対象データの転送先となる転送先装置の識別子を含む転送関連情報を生成することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記転送関連情報生成部は、
    前記転送対象データの転送先となる転送先装置内の前記転送対象データの記憶場所を指示する記憶場所指示を含む転送関連情報を生成することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記転送対象データの転送先となる転送先装置における前記転送対象データの記憶の成否を示す記憶成否情報が書込まれた後の前記外部記憶媒体に接続し、前記外部記憶媒体に記憶されている記憶成否情報を読み出し、
    前記情報処理装置は、更に、
    前記記憶媒体インタフェース部により読み出された前記記憶成否情報を解析して前記転送先装置における前記転送対象データの記憶の成否を判別する成否判別部とを有することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  18. 前記データ記憶部は、
    前記成否判別部が前記転送先装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、記憶している転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記転送関連情報生成部は、
    転送対象データの識別子を含む転送関連情報を生成し、
    前記データ記憶部は、
    前記成否判別部が前記転送先装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、前記転送関連情報に含まれている前記転送対象データの識別子に従って、記憶している転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 前記転送関連情報生成部は、
    前記転送関連情報において、前記転送対象データの転送形態として、前記転送対象データの前記転送先装置への移動を指示する場合があり、
    前記データ記憶部は、
    前記転送関連情報生成部が前記転送対象データの前記転送先装置への移動を指示し、前記成否判別部が前記転送先装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、記憶している転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置。
  21. 前記転送関連情報生成部は、
    情報処理装置の識別子を含む転送関連情報を生成し、
    前記成否判別部は、
    前記記憶媒体インタフェース部が前記記憶成否情報が書込まれた後の前記外部記憶媒体に接続した場合に、前記転送関連情報に自情報処理装置の識別子に一致する識別子が含まれているか否かを判断し、一致する識別子が含まれている場合に、前記外部記憶媒体に記憶されている前記記憶成否情報を解析することを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  22. 前記データ記憶部は、
    前記記憶媒体インタフェース部により前記転送対象データ及び前記転送関連情報が前記外部記憶媒体に書込まれた際に、転送ステータスとして前記転送対象データが転送中である旨を記憶することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  23. 前記データ記憶部は、
    前記成否判別部が前記転送先装置において前記転送対象データの記憶が成功したことを判別した場合に、転送ステータスとして前記転送対象データが転送済である旨を記憶することを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  24. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記外部記憶媒体として、可搬記憶媒体と接続し、転送対象データと転送関連情報を前記可搬記憶媒体に書込むことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  25. 転送対象の転送対象データと、前記転送対象データの転送に関する転送関連情報を記憶している外部記憶媒体と接続し、前記外部記憶媒体に記憶されている前記転送対象データと前記転送関連情報を読み出す記憶媒体インタフェース部と、
    前記記憶媒体インタフェース部から読み出された前記転送関連情報を解析し、解析結果に基づいて前記転送対象データに対する処置内容を指示する解析指示部と、
    前記解析指示部により前記転送対象データに対する処置内容として前記転送対象データの記憶が指示された場合に、前記転送対象データを記憶するデータ記憶部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  26. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記転送対象データの転送先として情報処理装置の識別子が含まれている転送関連情報を記憶している外部記憶媒体と接続する場合があり、
    前記解析指示部は、
    前記転送関連情報に自情報処理装置の識別子に一致する識別子が含まれているか否かを判断し、一致する識別子が含まれている場合に、前記転送対象データの記憶を指示することを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  27. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    情報処理装置内の前記転送対象データの記憶場所を指示する記憶場所指示が含まれる転送関連情報を記憶している外部記憶媒体と接続する場合があり、
    前記解析指示部は、
    前記転送関連情報に含まれている記憶場所指示で指示された記憶場所に、前記転送対象データを記憶するよう指示し、
    前記データ記憶部は、
    前記解析指示部により指示された記憶場所に前記転送対象データを記憶することを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  28. 前記解析指示部は、
    前記転送対象データの記憶の成否を示す記憶成否情報を生成し、
    前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記解析指示部により生成された記憶成否情報を前記外部記憶媒体に書込むことを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  29. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記外部記憶媒体に記憶されている転送対象データを読み出すとともに、前記外部記憶媒体内の転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  30. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記転送対象データの転送形態として、前記転送対象データの移動及びコピーのいずれかを指示する処理指示が含まれた転送関連情報を記憶している外部記憶媒体と接続する場合があり、
    前記解析指示部は、
    前記転送関連情報に含まれている前記処理指示を解析し、前記処理指示において前記転送対象データの移動が指示されていた場合に、前記記憶媒体インタフェース部に前記外部記憶媒体内の転送対象データの削除を指示し、
    前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記解析指示部の指示に従って、前記外部記憶媒体内の転送対象データの削除を行うことを特徴とする請求項29に記載の情報処理装置。
  31. 前記記憶媒体インタフェース部は、
    前記外部記憶媒体として、可搬記憶媒体と接続し、転送対象データと転送関連情報を前記可搬記憶媒体から読み出すことを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  32. 所定の外部記憶媒体と接続する記憶媒体接続ステップと、
    転送対象の転送対象データの転送に関する情報を転送関連情報として生成する転送関連情報生成ステップと、
    前記転送対象データと前記転送関連情報を前記外部記憶媒体に書込む書き込みステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  33. 転送対象の転送対象データと、前記転送対象データの転送に関する転送関連情報を記憶している外部記憶媒体と接続する記憶媒体接続ステップと、
    前記外部記憶媒体に記憶されている前記転送関連情報を読み出す読出しステップと、
    前記読出しステップにより読み出された前記転送関連情報を解析し、解析結果に基づいて前記転送対象データに対する処置内容を指示する解析指示ステップと、
    前記解析指示ステップにより前記転送対象データに対する処置内容として前記転送対象データの記憶が指示された場合に、前記転送対象データを前記外部記憶媒体から読み出すとともに前記転送対象データを記憶するデータ記憶ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
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