JP2007101455A - プローブカード - Google Patents

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哲也 岡山
Kazumichi Machida
一道 町田
Kazuhiro Matsuda
一宏 松田
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Abstract

【課題】 メイン基板及びコンタクト基板がフレキシブル基板を介して電気的に接続されたプローブカードにおいて、フレキシブル基板が検査対象物に干渉するのを防止することを目的とする。
【解決手段】 下面に複数のコンタクトプローブ21が形成されたコンタクト基板20の上方にメイン基板10を対向配置する。フレキシブル基板30をコンタクト基板20の上面に設けられた背面電極24に取り付け、コンタクト基板20を貫通する貫通電極22を介して、フレキシブル基板30をコンタクトプローブ21に接続する。これにより、コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21が形成されている面とは異なる面に、フレキシブル基板30を取り付けることができるので、コンタクト時にフレキシブル基板30が検査対象物に干渉するのを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プローブカードに関するもので、更に詳しくは、半導体ウエハ上に形成されたデバイスなどの検査対象物の電気的特性を検査する際に使用されるプローブカードの改良に関するものである。
プローブカードとは、半導体集積回路の電極パッドにコンタクトプローブ(接触探針)を接触させて、電極パッドの電気信号を取出すための電気的接続手段であって、一般的に、多層配線基板が使用され、この多層配線基板上に、半導体集積回路の電極パッドの数およびピッチに対応して複数のコンタクトプローブが配列され、コンタクトプローブから入った電気信号は多層配線基板を通じて所定間隔に配置された外部端子に導かれるように構成されている。
このプローブカードを使用して半導体ウエハ上のデバイスの電気的特性を検査する場合には、プローブカードをプローブ装置に取付け、プローブカードの外部端子の電気信号をテスター装置に入力することができるように電気的な接続を行った後、コンタクトプローブを半導体ウエハ上の電極パッドに押し付けている。
プローブカードの中には、複数のコンタクトプローブが形成されたコンタクト基板と、このコンタクト基板を保持するメイン基板とを備えているものがある。メイン基板には外部端子が形成されており、この外部端子がテスター装置に対して電気的に接続される。メイン基板及びコンタクト基板は、フレキシブル基板を介して電気的に接続することができる(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来のプローブカード101の概略構成の一例を示した断面図であり、上記特許文献1に開示されているプローブカードに対応している。このプローブカード101は、メイン基板110とコンタクト基板120とが、フレキシブル基板130を介して電気的に接続されている。例えば、メイン基板110は、ガラスエポキシ製の基板からなり、コンタクト基板120は、シリコン製の基板からなる。フレキシブル基板130は、その一端部がメイン基板110の上面の周縁部に取り付けられ、他端部がコンタクト基板120の上面の周縁部に取り付けられている。
コンタクト基板120は、メイン基板110の上方に所定間隔を隔てて支持板140により弾性的に支持されており、その上面に複数のコンタクトプローブ121が形成されている。検査時には、コンタクトプローブ121が下方から検査対象物に接触することにより、プローブカード101と検査対象物とが電気的に接続される。
米国特許第6838893号明細書
しかしながら、上記のような従来のプローブカードでは、コンタクト基板において、コンタクトプローブが形成されている面と同一の面にフレキシブル基板の端部が取り付けられているため、コンタクト時にフレキシブル基板の端部が検査対象物に干渉するおそれがある。
特に、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて製造されるコンタクトプローブの場合、プローブ高さがフレキシブル基板の厚さ以下となるので、上記のようにコンタクトプローブと同一面にフレキシブル基板の端部を取り付けるような構成では、コンタクト時にフレキシブル基板の端部が検査対象物に干渉してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、メイン基板及びコンタクト基板がフレキシブル基板を介して電気的に接続されたプローブカードにおいて、フレキシブル基板が検査対象物に干渉するのを防止することを目的とする。
第1の本発明によるプローブカードは、前面に複数のコンタクトプローブが形成されているコンタクト基板と、上記コンタクト基板の背面に設けられ、上記コンタクトプローブと電気的に接続されている背面電極と、上記コンタクト基板の背面に対向して配置され、配線を有しているメイン基板と、フレキシブル配線を有し、このフレキシブル配線によって上記コンタクト基板の上記背面電極と上記メイン基板の配線とを電気的に接続しているフレキシブル基板とを備えて構成される。
このような構成により、コンタクト基板におけるコンタクトプローブが形成されている面とは異なる面に、フレキシブル基板を取り付けることができるので、コンタクト時にフレキシブル基板が検査対象物に干渉するのを防止することができる。
第2の本発明によるプローブカードにおいて、上記コンタクト基板を貫通する貫通電極によって上記コンタクトプローブと上記背面電極とが電気的に接続されている。
このような構成により、コンタクト基板を貫通する貫通電極を介して、コンタクトプローブとフレキシブル基板とを電気的に接続することができる。
第3の本発明によるプローブカードにおいて、上記コンタクト基板の上記背面電極と上記メイン基板の配線とが複数のフレキシブル基板によって並列に電気的に接続されている。
このような構成により、コンタクト基板におけるコンタクトプローブとの距離が異なる位置に背面電極を互いにずらして配置し、それらの背面電極に対して複数のフレキシブル基板を並列に接続することができる。最近では、半導体集積回路の複雑化に伴い、コンタクトプローブの本数が増加する傾向にあるため、各コンタクトプローブに接続される配線のコンタクト基板上における引き回し、及びこれらの配線に対するフレキシブル基板の取付領域の確保が困難な状況であるが、複数のフレキシブル基板によって並列に接続することにより、フレキシブル基板の取付領域を確保することができる。
また、複数のフレキシブル基板によって並列に接続することにより、各フレキシブル基板におけるフレキシブル配線の数を少なくして、それらのフレキシブル配線間のピッチを大きくとることができる。これにより、フレキシブル基板における各フレキシブル配線を太くすることができるので、配線抵抗を低減することができる。また、フレキシブル配線間のピッチを変更しなければ、フレキシブル基板により多くのフレキシブル配線を配置することができる。
本発明によれば、コンタクト基板におけるコンタクトプローブが形成されている面とは異なる面に、フレキシブル基板を取り付けることができるので、コンタクト時にフレキシブル基板が検査対象物に干渉するのを防止することができる。
また、コンタクト基板におけるコンタクトプローブとの距離が異なる位置に背面電極を互いにずらして配置し、それらの背面電極に対して複数のフレキシブル基板を並列に接続することができるので、フレキシブル基板の取付領域を確保することができる。
また、各フレキシブル基板におけるフレキシブル配線の数を少なくして、それらのフレキシブル配線間のピッチを大きくとることができる。これにより、フレキシブル基板における各フレキシブル配線を太くすることができるので、配線抵抗を低減することができる。また、フレキシブル配線間のピッチを変更しなければ、フレキシブル基板により多くのフレキシブル配線を配置することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるプローブカード1の一例を示した断面図である。図2は、図1のコンタクト基板20の平面図である。このプローブカード1は、メイン基板10、コンタクト基板20及びフレキシブル基板30を備えている。メイン基板10及びコンタクト基板20は、フレキシブル基板30によって緩やかに係合され、メイン基板10がプローブ装置によって水平に保持されている状態において、コンタクト基板20は、メイン基板10から吊り下げられ、フレキシブル基板30によって制限される範囲内において、メイン基板10に対して変位自在かつ揺動自在となる。
メイン基板10は、プローブ装置に着脱可能に取り付けられ、コンタクト基板20及びフレキシブル基板30を支持する基板である。ここでは、ガラスエポキシ製の基板からなる円形形状の多層配線基板が、メイン基板10として用いられている。このメイン基板10の上面の周縁部には多数の外部端子11が形成されている。これらの外部端子11は、図示しないテスター装置の信号端子と導通させるための端子であり、メイン基板10の多層配線を介して、メイン基板10の下面に形成されているマイクロコネクタ12の端子にそれぞれ接続されている。
コンタクト基板20は、その下面に多数のコンタクトプローブ21が形成され、その上面をメイン基板10の下面に対向させて配置される基板である。すなわち、本実施の形態において、コンタクト基板20の下面は、コンタクトプローブ21が形成される前面であり、コンタクト基板20の上面は、メイン基板10に対向して配置される背面である。ここでは、シリコン製の基板からなる矩形形状のシリコン基板が、コンタクト基板20として用いられている。コンタクトプローブ21は、電気鋳造法により形成された金属針であり、本実施の形態では、多数のコンタクトプローブ21が2列に整列配置されている。
コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21が形成されている位置よりも外側となる位置には、多数の貫通電極22が貫通している。具体的には、貫通電極22は、矩形形状のコンタクト基板20の各辺に沿って、各辺につき1列ずつ整列配置されている。貫通電極22は、例えば、エッチング等によりコンタクト基板20に形成したスルーホール内に、アルミニウム等の導電性の金属材料を充填することにより形成することができる。
コンタクト基板20の下面には、エッチング等により配線パターン23が形成されており、この配線パターン23により、各コンタクトプローブ21が対応する貫通電極22と電気的に接続されている。配線パターン23は、その一端がコンタクトプローブ21に接続され、他端側に向かうにつれて配線間ピッチを拡大させながらコンタクト基板20の周縁部へ延びている。
各フレキシブル基板30は、その一端部がコンタクト基板20の上面に固定されるとともに、他端部がメイン基板10の対応するマイクロコネクタ12に着脱可能に取り付けられる。コンタクト基板20の上面には、各貫通電極22に接続された背面電極24が形成されることにより、矩形形状のコンタクト基板20の各辺に沿って、フレキシブル基板30の取付領域が各辺につき1列ずつ整列配置されている。これらの背面電極24の上面にフレキシブル基板30の端部における下面がバンプボンディングにより取り付けられることにより、配線パターン23、貫通電極22及び背面電極24を介して、コンタクトプローブ21とフレキシブル基板30とが電気的に接続されている。
フレキシブル基板30は、メイン基板10及びコンタクト基板20を電気的に接続する導電線の集合体であり、可撓性を有する薄い絶縁性基板上にフレキシブル配線が形成されている。絶縁性基板としては、ポリイミド、ガラスエポキシ、TLCP(Thermotropic Liquid Crystal Polymer)などを用いることができる。
検査時には、コンタクトプローブ21が上方から検査対象物に接触することにより、プローブカード1と検査対象物とが電気的に接続される。そして、コンタクト基板20は、検査対象物によって持ち上げられることにより、オーバードライブ時にフリー状態となり、各コンタクトプローブ21には実質的にコンタクト基板20の重量のみが付与される。つまり、コンタクト基板20の重量がオーバードライブの荷重に相当する。このため、コンタクト基板20の重量を調整すれば、所定のオーバードライブ荷重を確保することができる。
本実施の形態では、コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21が形成されている面とは異なる面に、フレキシブル基板30を取り付けることができるので、コンタクト時にフレキシブル基板30が検査対象物に干渉するのを防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、フレキシブル基板30の取付領域としての背面電極24が、コンタクト基板20の上面の周縁部にのみ形成されているような構成について説明したが、実施の形態2では、背面電極24が、コンタクト基板20における上面の周縁部に加えて、上面の更に内側にも形成されており、それらの背面電極24とメイン基板10の配線とがフレキシブル基板30によって並列に電気的に接続されている。
図3(a)は、本発明の実施の形態2によるプローブカード1の一例を示した断面図である。このプローブカード1は、実施の形態1と同様に、メイン基板10、コンタクト基板20及びフレキシブル基板30を備えており、メイン基板10及びコンタクト基板20は、フレキシブル基板30によって緩やかに係合されている。
本実施の形態のプローブカード1は、矩形形状のコンタクト基板20の各辺に沿って、各辺につき2列ずつ貫通電極22及び背面電極24が整列配置されるとともに、各列の背面電極24に対応付けてメイン基板10の下面にマイクロコネクタ12の端子が形成され、各列の背面電極24と対応するマイクロコネクタ12とが異なるフレキシブル基板30により接続されている点を除いては、実施の形態1のプローブカード1と同様の構成を有しているので、その同様の構成についての詳細な説明は省略することとする。
コンタクト基板20の各辺に沿って整列配置された2列の貫通電極22は、コンタクトプローブ21に対して同じ側において互いに平行に整列配置され、コンタクトプローブ21との距離が列ごとに異なっている。各コンタクトプローブ21には、コンタクト基板20の下面に形成されている配線パターン23により、各列の貫通電極22が並列に電気的に接続されている。コンタクト基板20の上面には、各貫通電極22に接続された背面電極24が形成されることにより、矩形形状のコンタクト基板20の各辺に沿って、フレキシブル基板30の取付領域が各辺につき2列ずつ整列配置されている。
各フレキシブル基板30は、その一端部の下面がコンタクト基板20の背面電極24の上面にバンプボンディングにより取り付けられるとともに、他端部がメイン基板10の対応するマイクロコネクタ12に着脱可能に取り付けられる。これにより、コンタクト基板20の各辺につき2つのフレキシブル基板30が、上下に所定間隔を隔てて対向配置される。メイン基板10の上面の周縁部には多数の外部端子11が形成されており、各マイクロコネクタ12は、メイン基板10の多層配線を介して、対応する外部端子11にそれぞれ接続されている。
本実施の形態では、コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21が形成されている面とは異なる面に、フレキシブル基板30を取り付けることができるので、コンタクト時にフレキシブル基板30が検査対象物に干渉するのを防止することができる。
また、コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21との距離が異なる位置に背面電極24を互いにずらして配置し、それらの背面電極24に対して2つのフレキシブル基板30を並列に接続することができる。最近では、半導体集積回路の複雑化に伴い、コンタクトプローブ21の本数が増加する傾向にあるため、各コンタクトプローブ21に接続される配線のコンタクト基板20上における引き回し、及びこれらの配線に対するフレキシブル基板30の取付領域の確保が困難な状況であるが、2つのフレキシブル基板30によって並列に接続することにより、フレキシブル基板30の取付領域を確保することができる。
また、2つのフレキシブル基板30によって並列に接続することにより、各フレキシブル基板30におけるフレキシブル配線の数を少なくして、それらのフレキシブル配線間のピッチを大きくとることができる。これにより、フレキシブル基板30における各フレキシブル配線を太くすることができるので、配線抵抗を低減することができる。また、フレキシブル配線間のピッチを変更しなければ、フレキシブル基板30により多くのフレキシブル配線を配置することができる。
また、コンタクト基板20の各辺に接続された2つのフレキシブル基板30間に誘電率の低い空気を介在させることができるので、これらのフレキシブル基板30のフレキシブル配線間に生じる寄生容量を低減させることができる。これにより、高周波の信号をフレキシブル基板30で伝送する場合であっても、フレキシブル基板30におけるフレキシブル配線間で信号の干渉が生じにくく、信号を良好に伝送することができる。
上記実施の形態2では、コンタクト基板20の各辺に2つのフレキシブル基板30が接続されている構成について説明したが、各辺に3以上のフレキシブル基板30が接続されているような構成であってもよい。この場合、コンタクト基板20の各辺に沿って、各辺につき3列以上の貫通電極22が整列配置され、各列の貫通電極22に異なるフレキシブル基板30が接続されていてもよい。
実施の形態3.
実施の形態1では、フレキシブル基板30の取付領域としての背面電極24が、コンタクト基板20の上面の周縁部にのみ形成されているような構成について説明したが、実施の形態3では、実施の形態2と同様に、背面電極24が、コンタクト基板20における上面の周縁部に加えて、上面の更に内側にも形成されており、それらの背面電極24とメイン基板10の配線とがフレキシブル基板30によって並列に電気的に接続されている。
図3(b)は、本発明の実施の形態3によるプローブカード1の一例を示した断面図である。このプローブカード1は、実施の形態1と同様に、メイン基板10、コンタクト基板20及びフレキシブル基板30を備えており、メイン基板10及びコンタクト基板20は、フレキシブル基板30によって緩やかに係合されている。
本実施の形態のプローブカード1は、矩形形状のコンタクト基板20の各辺に沿って、各辺につき2列ずつ貫通電極22及び背面電極24が整列配置されるとともに、各フレキシブル基板30のコンタクト基板20側の端部が2つの分岐端31に分岐しており、各列の背面電極24に異なる分岐端31が接続されている点を除いては、実施の形態1のプローブカード1と同様の構成を有しているので、その同様の構成についての詳細な説明は省略することとする。
コンタクト基板20の各辺に沿って整列配置された2列の貫通電極22は、コンタクトプローブ21に対して同じ側において互いに平行に整列配置され、コンタクトプローブ21との距離が列ごとに異なっている。各コンタクトプローブ21には、コンタクト基板20の下面に形成されている配線パターン23により、各列の貫通電極22が並列に電気的に接続されている。コンタクト基板20の上面には、各貫通電極22に接続された背面電極24が形成されることにより、矩形形状のコンタクト基板20の各辺に沿って、フレキシブル基板30の取付領域が各辺につき2列ずつ整列配置されている。
各フレキシブル基板30は、その2つの分岐端31の下面がコンタクト基板20の一辺に沿って2列に配置された背面電極24の上面にそれぞれバンプボンディングにより取り付けられるとともに、分岐端31と反対側の端部がメイン基板10の対応するマイクロコネクタ12に着脱可能に取り付けられる。これにより、コンタクト基板20の各辺につき2つの分岐端31が、上下に所定間隔を隔てて対向配置される。メイン基板10の上面の周縁部には多数の外部端子11が形成されており、各マイクロコネクタ12は、メイン基板10の多層配線を介して、対応する外部端子11にそれぞれ接続されている。
本実施の形態では、コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21が形成されている面とは異なる面に、フレキシブル基板30を取り付けることができるので、コンタクト時にフレキシブル基板30が検査対象物に干渉するのを防止することができる。
また、コンタクト基板20におけるコンタクトプローブ21との距離が異なる位置に背面電極24を互いにずらして配置し、それらの背面電極24に対して2つの分岐端31を並列に接続することができるので、フレキシブル基板30の各分岐端31の取付領域を確保することができる。
また、2つの分岐端31によって並列に接続することにより、各分岐端31におけるフレキシブル配線の数を少なくして、それらのフレキシブル配線間のピッチを大きくとることができる。これにより、フレキシブル基板30における各フレキシブル配線を太くすることができるので、配線抵抗を低減することができる。また、フレキシブル配線間のピッチを変更しなければ、フレキシブル基板30により多くのフレキシブル配線を配置することができる。
また、各フレキシブル基板30の分岐端31間に誘電率の低い空気を介在させることができるので、これらの分岐端31のフレキシブル配線間に生じる寄生容量を低減させることができる。これにより、高周波の信号をフレキシブル基板30で伝送する場合であっても、フレキシブル基板30におけるフレキシブル配線間で信号の干渉が生じにくく、信号を良好に伝送することができる。
上記実施の形態3では、フレキシブル基板30のコンタクト基板20側の端部が2つの分岐端31に分岐している構成について説明したが、3以上の分岐端31に分岐しているような構成であってもよい。この場合、コンタクト基板20の各辺に沿って、各辺につき3列以上の貫通電極22が整列配置され、各列の貫通電極22に異なる分岐端31が接続されていてもよい。
実施の形態2におけるコンタクト基板20の各辺に対応する2以上のフレキシブル基板30間、又は、実施の形態3における各フレキシブル基板30の2以上の分岐端31間にスペーサを配置して、フレキシブル基板30間又は分岐端31間の距離が一定になるような構成とすれば、フレキシブル基板30間又は分岐端31間の誘電率が変化するのを防止できるので、寄生容量のばらつきを防止でき、信号を更に良好に伝送することができる。この場合、スペーサは、メッシュ状又はスポンジ状の絶縁材料により形成されていることが好ましい。
また、実施の形態1〜3においては、コンタクト基板20の下面にコンタクトプローブ21が形成され、コンタクト基板20の上面に対向してメイン基板10が配置されるような構成について説明したが、このような構成に限らず、コンタクト基板20の上面にコンタクトプローブ21が形成され、コンタクト基板20の下面に対向してメイン基板10が配置されるような構成であってもよい。この場合、コンタクト基板20は、メイン基板10の上方に所定間隔を隔てて弾性的に支持されたような構成であってもよい。
本発明の実施の形態1によるプローブカードの一例を示した断面図である。 図1のコンタクト基板の平面図である。 プローブカードの他の構成例を示した断面図であり、(a)は、本発明の実施の形態2によるプローブカードの一例を示した断面図、(b)は、本発明の実施の形態3によるプローブカードの一例を示した断面図を示している。 従来のプローブカードの概略構成の一例を示した断面図である。
符号の説明
1 プローブカード
10 メイン基板
11 外部端子
12 マイクロコネクタ
20 コンタクト基板
21 コンタクトプローブ
22 貫通電極
23 配線パターン
24 背面電極
30 フレキシブル基板
31 分岐端

Claims (3)

  1. 前面に複数のコンタクトプローブが形成されているコンタクト基板と、
    上記コンタクト基板の背面に設けられ、上記コンタクトプローブと電気的に接続されている背面電極と、
    上記コンタクト基板の背面に対向して配置され、配線を有しているメイン基板と、
    フレキシブル配線を有し、このフレキシブル配線によって上記コンタクト基板の上記背面電極と上記メイン基板の配線とを電気的に接続しているフレキシブル基板とを備えたことを特徴とするプローブカード。
  2. 上記コンタクト基板を貫通する貫通電極によって上記コンタクトプローブと上記背面電極とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
  3. 上記コンタクト基板の上記背面電極と上記メイン基板の配線とが複数のフレキシブル基板によって並列に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
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