JP2007096998A - 映像記録装置 - Google Patents

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雅俊 村上
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智 天木
Yutaka Irie
豊 入江
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【課題】ユーザの好む映像を自動録画可能で、しかも新たに指定された録画予約が既に録画予約されている時間帯と重複する場合に、既に録画予約されている時間帯の録画予約に最も影響を与えない番組を自動録画のために録画予約することのできる映像記録装置を提供する。
【解決手段】この発明の映像記録装置1は、自動予約登録による録画予約に際して既に任意数の番組が録画予約されている状態で新たに録画予約を予約登録する場合、電子番組案内情報もしくはサーバの指定されたサイト等の情報供給元全体から、再放送またはサイマル放送がある場合には、その日時を選択候補として検索して記憶し、既存予約と重なることのない再放送またはサイマル放送を自動予約登録する録画制御部60を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、映像供給元により提供される映像を、録画予約のために予約登録する機能を有する映像記録装置および予約登録制御方法に関する。
記録容量の大きな記録装置であるハードディスク(HDD)等が組み込まれた映像録画装置(以下、ハードディスク付レコーダと呼称する)が広く普及している。
ハードディスクレコーダは、従来のVTR(Video Tape Recorder)とデジタル信号を圧縮して記録する点で異なり、単一の装置において1000時間にも及ぶ録画も可能である。
また、今日の映像供給元の多様化により、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星アナログ放送、衛星デジタル放送、あるいはネットワーク網等に接続された配信先からの購入等のさまざまな形態により、番組(プログラム)を取得可能である。このような映像供給元の多様化に伴って、環境の中同一内容の番組が異なる放送方式で放映されることもある。もちろん、異なる時間帯に、同一内容の番組が再放送される(再放送プログラムが存在する)ことも、映像供給元によっては、従来から広く利用されている。
一方で、上述した記録容量の大きな映像記録装置においては、放送局または配信先から番組とは別に提供される電子番組情報(Electronic Program Guide)を取得し、自動的に任意の番組の録画を予約し、あるいは実際に録画することができる。
反面、多くの番組を録画予約により予約録画しようとする場合、同一の時間帯あるいは一部の時間帯で、予約録画しようとする番組が重複することは避けられないため、ユーザによる取捨選択もしくは優先順位の設定等が必要となる。
なお、番組表の中で、同一時間帯で重複している番組が存在するとき、重複番組の中で再放送のある番組を検索し、存在する場合は再放送の番組を選択し、重複番組のそれぞれを取得するもの、が既に提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−305692号公報
しかしながら、特許文献1には、ユーザにより入力されたユーザの好む番組を自動的に録画予約する自動録画予約機能や、自動録画予約機能により録画予約された番組と新たに録画予約される番組との重複の回避、あるいはそれを可能とする映像記録装置についてはなんら記載がない。
この発明の目的は、ユーザの好む映像を自動録画可能で、しかも新たに指定された録画予約が既に録画予約されている時間帯と重複する場合に、既に録画予約されている時間帯の録画予約に最も影響を与えない番組を自動録画のために録画予約することのできる映像記録装置を提供することである。
この発明は、番組(タイトルまたはプログラム)を、その番組を単位として記録する記録部と、前記記録部が記録すべき番組のリストを保持する記録リスト保持部と、前記記録リスト保持部が保持する前記記録すべき番組のリストに従って記録すべき番組を特定する録画管理部と、前記記録リスト保持部に保持されている前記記録すべき番組のリストに新たに自動予約登録により番組を追加する際に、新たに自動予約登録すべき番組が、既に前記記録リスト保持部に保持されている番組と重複する場合には、新たに自動予約登録すべき番組が他の日時あるいは異なる放送形態で放送されるか否かを検出し、他の日時あるいは異なる放送形態で放送されることが検出できた場合に、その日時あるいは放送形態を前記記録リスト保持部に記録させる自動録画情報制御部と、を有することを特徴とする映像記録装置を提供するものである。
本発明の映像記録装置においては、ユーザの好む映像を自動録画可能で、しかも新たに指定された録画予約が既に録画予約されている時間帯と重複する場合に、既に録画予約されている時間帯の録画予約に最も影響を与えない番組を自動録画のために録画予約可能である。すなわち、自動録画において、ユーザが好む番組をとり逃す(録画し損なう)ことが防止され、ユーザが希望する番組を確実に録画できる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の実施の形態が適用可能な映像記録装置の構成の一例を示す。
映像記録装置1は、後段に、それぞれを詳細に説明するが、記録/再生部10、データ処理部20、映像入力部30、映像出力部40、録画制御部60、表示制御部70および主制御部50等を含む。
記録/再生部10は、例えばハードディスク記録装置を有し、公衆向けに、テレビ放送として放送局から送信される映像(番組)を100時間程度記録可能な容量が与えられたハードディスクドライブ部(以下、HDDと示す)12、HDD12と同様の規格で圧縮されたデータ(番組)が記録可能で、外部へのデータ(番組)の持ち出しと、外部からの持ち込みを可能とする記録媒体、例えば光ディスクへのデータの記録と再生に利用される光ディスクドライブ部13、およびHDD12および/または光ディスクドライブ部13と、以下に詳述するデータ処理部20との間で、圧縮されたデータ(映像信号=番組)の転送に利用されるデータ転送制御部11を含む。
記録/再生部10においては、データ処理部20において圧縮されたデジタル信号が、例えばユーザによる指示に応じ、データ転送制御部11を経由して、HDD12内の所定の記録領域または光ディスクドライブ部13にセットされた光ディスクDに記録される。もちろん、再生要求があった場合、要求に応じて再生されたデータがデータ処理部20に出力される。
データ処理部20は、データ編集部21、エンコーダ22、デコーダ23、および音声映像処理部24等を含み、後段に説明する映像入力部30から供給されるデータ(番組)を所定形成に圧縮したのち記録/再生部10に転送するとともに、再生要求に従って記録/再生部10から出力されたデータを復号して、後段の映像出力部40に出力する。
データ編集部21においては、圧縮されたデータを記録/再生部10に転送する際に、記録するための区分、例えば任意数のフォルダ(ディレクトリ)のうちの特定されたフォルダに対して、記録対象の番組(データ)を記録が指示されるとともに、その番組に「番組名」や「映画」・「音楽」等の「ジャンル識別名」、「アーティスト(出演者)名」等の『データ特定項目』が付加可能である。もちろん、既に付加された『データ特定項目』は、編集もしくは消去可能である。なお、データ編集部21においては、本件出願の実施の形態との関連が少ないため詳細な説明を省略するが、例えば既に録画されている番組の一部の削除や全部の削除、任意に選択された番組(データ)の複数のチャプタ(小区分)への分割や、その分割されたチャプタ(小区分)の再生順の設定等も、可能である。
エンコーダ22は、周知の圧縮器であり、映像入力部30を経由して供給されるデータ(番組)は、予め指定された圧縮方法(規格)および圧縮率で(エンコーダ22により)圧縮される。なお、エンコーダ22には、周知の多重化部が組み込まれてもよい、ことはいうまでもない。
デコーダ23は、周知の復号器(伸長器)であり、エンコーダ22による圧縮方法(規格)に対応する復号方法(規格)で、記録/再生部10から供給されるデータ(番組)を復号(伸長)して、後段の映像出力部40に向けて出力する。また、デコーダ23には、周知の分離部が組み込まれてもよいことはいうまでもない。
音声映像処理部24においては、デコーダ23において復号された映像データと(通常は、映像信号と独立に復号される)音声データとが、合成される(出力タイミングが整合される)。なお、映像出力部40に向けて出力されるデータには、音声映像処理部24により、必要に応じて、OSD表示(OSD54により生成される操作用画面表示)が合成される。
映像入力部30は、例えば外部からの映像信号/入力信号の入力を受け入れる外部入力部31、例えば放送衛星(BS)もしくは通信衛星(CS)を通じて提供される番組(データ)を受け入れるためのBS/CSチューナ部32、例えば放送局からの公衆向け放送を受け入れるための地上波チューナ部33、およびネットワーク網を経由して配信元から供給される(視聴可能な)データ(番組)受け入れるネットワークコントローラ34等を有する。なお、ネットワークコントローラ34は、例えば公衆通信網(電話回線)と接続可能であり、通信網を介して、外部との間で任意に、データの授受が可能である。
外部入力部31、BS/CSチューナ部32、地上波チューナ部33、ならびにネットワークコントローラ34等は、セレクタ部35と接続され、先に説明したエンコーダ22(データ処理部20)に供給されるデータ(番組)は、エンコーダ22が同時に処理可能なタイトル(番組)数または容量もしくは転送レート等に基づいて、(セレクタ部35により)規定される。
映像出力部40は、音声映像処理部24(データ処理部20)から出力された復号済み信号(再生映像および音声)を、セレクタ41を経由して、外部出力部42、I/F(インタフェース43、広く一般に普及しているテレビ(モニタ)Mに出力する映像/音声出力端44等を含む。なお、l/F43の出力は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)や、家庭内あるいは企業内等において普及している小規模ネットワークや、IEEE1394等に代表される特定のプロトコルに従うデータ転送システムとして利用可能である。
主制御部50は、上述した記録/再生部10、データ処理部20、映像入力部30および映像出力部40のそれぞれに加え、以下に説明する録画制御部60と表示制御部70とを含む映像記録装置1の動作を制御するもので、個々の要素間における制御信号の伝送に利用される制御バス51、主制御装置であるMPU(Main Processing Unit)52、ワーク(キャッシュ)メモリ(RAM)53、OSD(On Screen Display)ユニット54、ならびにMPU52のファームウエアとして(もしくは図示しないが、独立して)設けられ、映像記録装置1を動作させるためのイニシャルプログラムや、個々の制御コマンドに対応する動作や信号処理の方法、通信のための手続き等が記録されているROMを含む。
録画制御部60は、例えば録画情報制御部61、番組表生成部62および録画予約制御部63等を含む。
録画情報制御部61では、例えばネットワーク網を通じて接続された外部のサーバ(情報供給元)101(後述)や映像配信先(ネットワーク網によりアクセス可能な映像提供機関(情報供給元101とは独立している場合もある)等により提供される電子番組案内情報(Dynamic Electronic Program Guide,以下、DEPGと呼称する、また、単にEPGと呼称する場合もある)に基づいて、ユーザによる録画予約の設定(入力/解除(消去))および予約情報の変更等が可能である。
番組表生成部62においては、サーバ101からネットワークまたは通信回線により、あるいは放送波に重畳されているEPG表示のための信号から取得したEPGおよび録画情報制御部61により規定される[予約番組リスト]や、EPGに対応する表示すなわち番組表を、映像出力部40に接続されるモニタ装置(テレビ)の画面として表示可能に、画面表示がデザイン(生成)される。
録画予約制御部63においては、例えば、録画すべき番組(データ)名やその供給元、ならびに日時等の録画条件が保持されるとともに、実際の録画のために時刻(日時)情報が管理される。なお、録画予約制御部63は、以下に説明する表示制御部70と共用可能なタイマ(時計)コントローラ(タイママイコン)が含まれてもよい。
表示制御部70は、例えば映像記録装置1の詳述しない表示パネルに設けられる時計部への時刻および年月日の表示や、装置の動作状態、録画予約の有無、録画時の録画モード等が表示される表示部72と、表示パネル(もしくは装置1の所定の位置)に設けられる操作部73、および表示部72への表示ならびに操作部73を経由してユーザにより入力される制御コマンドあるいは入力情報を授受するための、パネル制御部71等を含む。
なお、例えばリモコン端末Rにより入力される制御コマンドおよび入力情報は、図1に示す本件の映像記録装置1においては、部73または表示部72の所定の位置に設けられる(図示しない)リモコン信号受信部において受け入れられ、パネル制御部71を通じて主制御部50に入力される。もちろん、リモコン(端末)Rからの信号(コマンド)は、図示しないが専用の受信部を経由してそのまま主制御部50に供給されてもよいことはいうまでもない。
リモコン端末Rは、映像記録装置1による映像の録画に際して、録画先、例えばHDD12または光ディスクD(光ディスクドライブ部19)の特定、既に記録されている映像(番組)やそのタイトルまたは『データ特定項目』の編集、映像供給元の切り替えおよび予約録画の設定等に代表される各種、制御コマンドならびに入力すべき情報の入力に利用される。
ネットワークコントローラ34を経由して接続可能なネットワーク網、例えば広く利用されているインターネットを介して接続されるサーバ(情報供給元)101には、例えば番組情報登録部111、番組情報格納部112、および通信部(通信制御部)113等が用意されている。なお、サーバ101には、例えば直接(専用線)またはインターネットを通じて、映像供給元である放送局T等が情報を提供可能に接続されている。もちろん、EPG向けの情報としては、放送波そのものに重畳されている信号も利用可能である。
図2は、図1に示した映像記録装置において、既に任意数の番組が録画予約されている状態で新たに録画予約を登録する際の予約登録(録画予約)処理の一例を説明するフローチャートである。なお、以下に説明する処理は、例えば録画制御部60の録画予約制御部63と録画情報制御部61において実行される。
第1に、自動予約登録すべき番組タイトル(プログラム)名(以下、既存予約と呼称する)を、電子番組案内情報(DEPGまたはEPG)もしくはサーバ101の指定されたサイト(EPG情報の更新データ等が提供される)等の情報供給元全体から検索し、再放送またはサイマル放送がある場合には、その日時を選択候補として、記憶する。このとき、選択候補数「n」を用いる。また、少なくとも再放送やサイマル放送以外の本放送が存在するため、「n」は、「n≧1」である(S1−10)。なお、サイマル放送とは、例えば衛星デジタル放送と地上アナログ放送のそれぞれにおいて、同一日時に同じ番組が放送される場合や、デジタル放送においてレート(画質、映像信号の帯域)の異なる複数のチャンネルで同時に同じ番組が放送される場合の呼称である。また、再放送とは、同一の番組が、放送日時が変更されて再び放送される場合(繰り返し放送)の呼称である。
次に、放送「n」に対する、ユーザにより予約登録(録画予約)されている既存予約への影響度D「n」(放送「n」が既存予約と重複する程度)を算出する(S1−11)。なお、影響度Dは、例えば予約が重なりあう時間を「分」単位で示すものとする。もちろん、影響度Dは、例えば15分単位や、10分単位あるいは5分単位であってもかまわないこととはいうまでもない。また、影響度Dは、単に録画予約の時間が重なるか否かの識別であってもよい。
続いて、残りの放送「n」があるか否かが算出され(S1−12,S1−13)、存在する場合(S1−13−N)には、その放送「n」に対する既存予約への影響度D「n」が順に求められる。
総ての放送「n」について、既存予約への影響度D「n」が算出されると(S1−13−Y)、影響度D「n」が最小の放送が予約登録(録画予約)される(S1−14)。
図3は、図2に示した“既存予約への影響度D「n」”を求めるための手順を模式的に示す。
図3に示すように、例えば10:00から11:00の1時間に、既存予約が存在する場合において、新たに予約登録したい番組すなわち本放送(n=1)が放送される番組について、例えば再放送1(n=2)が11:00から12:00の1時間に、同再放送2(n=3)が13:00から14:00の1時間に、同再放送3(n=4)が14:00から15:00の1時間に、それぞれ放送されることがDEPGやサーバ111から取得できた場合、
本放送 (n=1)の影響度Dは、D=60、
再放送1(n=2)の影響度Dは、D= 0、
再放送2(n=3)の影響度Dは、D=30(13:30から14:00の1時間に既存予約がある)、
再放送3(n=4)の影響度Dは、D= 0、
である。
従って、例えば“再放送1”と“再放送3”が新たに予約登録可能であることが、認められる。この場合、例えば時間軸に沿って、“再放送1”を予約登録することができる。
ところで、既存予約Rが、例えばスポーツ中継のような進行状況により“延長”される場合を含む番組(識別のためR(x)と示す)である場合、すなわち影響度Dに加えて、延長マーク(カテゴリ(x))の有無を影響度の判定に用いることも可能である。この例では従って、再放送3(n=4)を予約登録すれば、仮に既存予約R(x)が延長された場合であっても、確実に対象となる番組を録画できることになる。
また、本放送(n=1)に対してサイマル放送(n=5)がある場合、本実施例の映像録画装置は、衛星放送および地上放送のいずれにも対応し、HDD12を用いることで、同時録画が可能であるから、サイマル放送が検索できた場合は、サイマル放送を優先して予約登録することも可能である。この場合、(同一のチューナを用いて受信する)別の既存予約へ与える影響度が少ない利点がある。
また、上述した影響度Dは、ユーザが予め指定(入力)した優先度(ユーザによる自動録画してほしい番組への期待度を示すパラメータ)が規定されている番組において、その優先度が優先されるこというまでもない。特に、ユーザが直接(手動により)録画予約した番組については、その重要度は一般に高いと推測できる。従って、自動録画による録画予約のための予約登録に際しては、ユーザが直接録画予約(予約登録)した番組に対して影響を及ぼすことが予測される場合には、少なくとも再放送やサイマル放送から予約登録するものとする。なお、再放送がない番組や、再放送やサイマル放送を検索した結果、総ての再放送やサイマル放送においても影響度Dが「0」、すなわち既存予約と重複しない条件を見つけることができない場合には、その番組の自動録画は、録画予約(予約登録)しない。
図4は、図2に示した新たに録画予約を登録する際の録画予約(予約登録)処理の別の一例を説明する模式図である。
例えば、ユーザが指定するキーワードを含む番組を自動的に録画するような「おまかせ自動録画」実行時には、DEPGあるいはサーバから取得した番組案内に従って、複数の番組に対する録画予約が実行される。この場合、録画予約の対象となる総ての番組相互の影響度を考慮する必要がある。特に、ユーザが直接(手動により)録画予約した番組については、その重要度は一般に高いと推測できる。従って、自動録画による録画予約のための予約登録に際しては、ユーザが直接録画予約(予約登録)した番組との
図4に示すように、少なくとも1回、再放送が予定されている番組A(再放送2回)、番組B(再放送1回のみ)、番組C(再放送2回)を録画予約(予約登録)する場合は、図5に示すように、それぞれの番組について、例えば番組Aの本放送を基準として、
「番組A(本)」−「番組B(本)」−「番組C(本)」−「既存予約R」
「番組A(本)」−「番組B(再)」−「番組C(本)」−「既存予約R」
「番組A(本)」−「番組B(本)」−「番組C(再1)」−「既存予約R」
「番組A(本)」−「番組B(再)」−「番組C(再1)」−「既存予約R」
「番組A(本)」−「番組B(本)」−「番組C(再2)」−「既存予約R」
「番組A(本)」−「番組B(再)」−「番組C(再2)」−「既存予約R」
で示す組み合わせが存在する。
同様の組み合わせは、番組Aの再放送1と番組Aの再放送2においても存在することになる。
従って、例えば図4に示した「再放送が2回の番組A」と「再放送が1回の番組B」と「再放送が2回の番組C」のそれぞれと既存予約Rとの間の影響度Dは、18通りのうちの最も影響度Dが小さい(D=0)組み合わせが予約登録されることになる。
この場合も、ユーザが予め指定(入力)した優先度(ユーザによる自動録画してほしい番組への期待度を示すパラメータ)が規定されている番組において、その優先度が優先されるこというまでもない。特に、ユーザが直接(手動により)録画予約した番組については、その重要度は一般に高いと推測できる。従って、自動録画による録画予約のための予約登録に際しては、ユーザが直接録画予約(予約登録)した番組に対して影響を及ぼすことが予測される場合には、再放送やサイマル放送から予約登録するものとする。
このように、この発明の映像録画装置においては、「自動録画の対象」として、任意数の番組(プログラムあるいはタイトル)が自動予約登録される場合に、電子番組案内情報もしくはサーバの指定されたサイト等の情報供給元全体から、再放送またはサイマル放送がある番組を検索し、既に予約登録されている番組と「自動録画の対象」である番組とが重複する場合には、再放送あるいはサイマル放送を優先して自動予約登録する。
これにより、ユーザが直接(手動により)録画予約した(既存予約)番組については、その重要度は一般に高いと推測できるが、自動録画による録画予約のための予約登録に際しては、そのユーザが直接録画予約(予約登録)した番組に対して影響を及ぼさない。
従って、自動録画される番組により、ユーザの好む番組の録画が除外されたり、ユーザが好む番組をとり逃す(録画し損なう)ことが防止される。
なお、この発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々な変形もしくは変更が可能である。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて、もしくは一部を削除して実施されてもよく、その場合は、組み合わせもしくは削除に起因したさまざまな効果が得られる。
この発明の実施の形態が適用可能な映像記録装置の構成の一例を示す概略図。 図1に示した映像記録装置において、既に任意数の番組が録画予約されている状態で新たに録画予約を登録する際の予約登録処理の一例を説明するフローチャート。 図2に示した“既存予約への影響度D”を求めるための手順を説明する概略図。 図2に示した新たに録画予約を登録する際の予約登録処理の別の一例を説明する概略図。 図4に示した“既存予約への影響度D”を求めるための手順を説明する概略図。
符号の説明
1…映像記録装置、10…記録/再生部、20…データ処理部、24…音声映像処理部、30…映像入力部、40…映像出力部、44…映像/音声出力端、50…主制御部、52…MPU、54…OSD、60…録画制御部、61…録画情報制御部、62…番組表生成部、63…録画予約制御部、70…表示制御部、73…操作部、101…サーバ。

Claims (8)

  1. 番組(タイトルまたはプログラム)を、その番組を単位として記録する記録部と、
    前記記録部が記録すべき番組のリストを保持する記録リスト保持部と、
    前記記録リスト保持部が保持する前記記録すべき番組のリストに従って記録すべき番組を特定する録画管理部と、
    前記記録リスト保持部に保持されている前記記録すべき番組のリストに新たに自動予約登録により番組を追加する際に、新たに自動予約登録すべき番組が、既に前記記録リスト保持部に保持されている番組と重複する場合には、新たに自動予約登録すべき番組が他の日時あるいは異なる放送形態で放送されるか否かを検出し、他の日時あるいは異なる放送形態で放送されることが検出できた場合に、その日時あるいは放送形態を前記記録リスト保持部に記録させる自動録画情報制御部と、
    を有することを特徴とする映像記録装置。
  2. 前記自動録画情報制御部は、前記検出結果を既に前記記録リスト保持部に保持されている総ての番組の予約登録と比較した結果、重複する番組の数が最小となるよう、予約登録を設定することを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  3. 前記自動録画情報制御部は、前記検出結果を既に前記記録リスト保持部に保持されている総ての番組の予約登録と比較した結果、重複する番組がある場合、既に前記記録リスト保持部に保持されている番組を優先することを特徴とする請求項1記載の映像記録装置。
  4. 前記自動録画情報制御部は、前記検出の結果、重複する番組が、他の日時に放送されることを検出できた場合に、その異なる放送形態で放送される番組を、予約登録することを特徴とする請求項2または3記載の映像記録装置。
  5. 前記自動録画情報制御部は、前記検出の結果、重複する番組が、異なる放送形態で放送されることを検出できた場合に、その異なる放送形態で放送される番組を、予約登録することを特徴とする請求項2または3記載の映像記録装置。
  6. 自動録画予約登録機能に基づいて、任意の条件で映像を録画することのできる映像録画装置の予約登録方法において、
    既に登録されている予約リストに追加されるべき番組の放送予定を、番組情報供給元が提供する情報から検索し、
    検索した放送予定から既に予約リストに登録されている番組に与える影響が最も少ない放送予定を抽出して予約登録する
    ことを特徴とする映像録画装置の予約登録方法。
  7. 予約リストに追加されるべき番組の放送予定が既に予約リストに保持されている番組の放送予定と重複する場合、既に予約リストに登録されている番組を優先する
    ことを特徴とする請求項6記載の映像録画装置の予約登録方法。
  8. 予約リストに追加されるべき番組の放送予定が既に予約リストに保持されている番組の放送予定と重複する場合、検索結果に基づいて、他の日時あるいは異なる放送形態で放送される放送予定を予約登録する
    ことを特徴とする請求項6記載の映像録画装置の予約登録方法。
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